JPH1063586A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH1063586A
JPH1063586A JP8217288A JP21728896A JPH1063586A JP H1063586 A JPH1063586 A JP H1063586A JP 8217288 A JP8217288 A JP 8217288A JP 21728896 A JP21728896 A JP 21728896A JP H1063586 A JPH1063586 A JP H1063586A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory
evacuation
save
saving
disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8217288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3550256B2 (ja
Inventor
Ikuo Maeda
育男 前田
Kimitoshi Hamada
王才 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP21728896A priority Critical patent/JP3550256B2/ja
Publication of JPH1063586A publication Critical patent/JPH1063586A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3550256B2 publication Critical patent/JP3550256B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】情報処理装置の停電時にメモリの内容を記憶媒
体に短時間に退避させること。 【解決手段】メモリの退避領域を複数の区分に分割し、
この区分毎に変更認識フラグを用意して、ある区分が書
き替えられたときそれに対応する変更認識フラグが更新
される変更認識フラグテーブルと、情報処理装置が初期
化されたときにメモリの退避領域のデータを不揮発性の
退避用記憶媒体2−8に退避させ、通常運転のときは一
定時間毎に前記変更認識フラグテーブルにおいて変更認
識フラグが更新された区分のみを前記退避用記憶媒体2
−8に退避させるとともに更新された変更認識フラグを
初期状態に戻し、電源障害発生時には前記変更認識フラ
グが更新されている区分のみを前記退避用記憶媒体2−
8に退避させるメモリ退避制御部2−7を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置の停
電時に、メモリの内容を任意の記憶媒体に退避させるよ
うにしたメモリ退避処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置は、図6(A)に示す如
く、プロセッサ・モジュール21、共有メモリ・モジュ
ール22、電源制御モジュール23、これらを接続する
バス24等により構成されている。
【0003】プロセッサ・モジュール21は、CPU、
キャッシュ記憶機構、共有メモリ・モジュール制御機
構、ローカル・ストレイジ・ユニット等により構成され
る。そしてプロセッサ・モジュール21はバス24を介
して他のプロセッサ・モジュール、共有メモリ・モジュ
ール22、電源制御モジュール23等に接続される。
【0004】共有メモリ・モジュール22は複数のプロ
セッサ・モジュールにより共有可能なメモリであり、後
述するように、電源断のときその退避領域に記憶されて
いるデータを他の記憶媒体、例えば退避用ディスクに退
避するメモリ退避機構を備えている。
【0005】このような情報処理装置において、停電や
電源系の障害が発生すると、まず電源関係を制御してい
る電源制御モジュール23がこれを検知して、プロセッ
サ・モジュール21や共有メモリ・モジュール22等の
情報処理装置を構成している他のモジュールへ停電通知
を送信する。
【0006】共有メモリ・モジュール22には、図6
(B)に示す如く、メモリ退避機構を有し、この電源制
御モジュール23からの停電通知を検出すると、メモリ
退避の準備を行う。またプロセッサ・モジュール21は
この停電通知を検出すると、共有メモリ・モジュール2
2に対して、メモリ退避の指示を行う。これによりメモ
リ退避指示を受信した共有メモリ・モジュール22は、
後述するように、メモリ退避処理を開始する。
【0007】電源制御モジュール23は、前記停電通知
を送信した後、ある一定期間後に情報処理装置を構成し
ているプロセッサ・モジュール21に対する電源供給を
停止するが、メモリ退避処理を行っている共有メモリ・
モジュール22については、そのメモリ退避処理が終了
するまで予備電源を供給する。
【0008】共有メモリ・モジュール22は、メモリ退
避を終了すると、電源制御モジュール23に対して退避
処理の終了を通知する。この電源制御モジュール23
は、この退避処理の終了通知を受信したとき、予備電源
を含み情報処理装置内の全電源の供給を停止する。
【0009】共有メモリ・モジュール22は、図6
(B)に示す如く、メモリ22−1、CPU22−2、
CPU22−2を制御するファームウェアが格納される
ROM22−3、メモリ制御部22−4、割込み制御部
22−5、バス制御部22−6、メモリ退避制御部22
−7、メモリ22−1の退避領域のデータを退避するた
めの退避用ディスク22−8、内部バスB−1〜B−7
等により構成されている。
【0010】停電が発生すると、電源制御モジュール2
3からの停電通知は、バス24に出力され、プロセッサ
モジュール21と共有メモリ・モジュール22に送出さ
れる。共有メモリ・モジュール22では、図6(B)に
示す、バス制御部22−6で受信され、内部バスB−4
を経由して割込み制御部22−5に伝達されて、割込み
制御部22−5において割込み命令に変換される。そし
てこの変換された割込み命令は、内部バスB−6により
メモリ退避部22−7を通り、内部バスB−1を経由し
てCPU22−2に伝達される。
【0011】CPU22−2は、ROM22−3の内部
に格納されているファームウェアにより制御されるもの
であるが、CPU22−2がこの割込み命令を検出する
と、内部バスB−1→メモリ退避部22−7→内部バス
B−5→メモリ制御部22−4→内部バスB−7という
経路を通り、割込み制御部22−5に表示されるこの割
込みレベルに対応する割込み要因を確認する。
【0012】ファームウェアにより制御されるCPU2
2−2は、これにより割込み要因が停電通知を示してい
ることを確認すると、メモリ退避制御部22−7に対し
て、プロセッサ・モジュール21からのメモリ退避指示
に備えるように指示をする。この指示によりメモリ退避
制御部22−7は退避用ディスク22−8が回転停止状
態であればこれを回転状態に制御する。
【0013】プロセッサ・モジュール21は、電源制御
モジュール23からの前記停電通知を検出すると、共有
メモリ・モジュール22に対してメモリ退避命令を発行
する。共有メモリ・モジュール22は、このプロセッサ
・モジュール21からのメモリ退避命令を、バス制御部
22−6→内部バスB−4→割込み制御部22−5→内
部バスB−6→メモリ退避制御部22−7→CPU22
−2(ファームウェア)→メモリ退避制御部22−7→
内部バスB−5→メモリ制御部22−4→割込み制御部
22−5という経路で確認する。このメモリ退避命令の
確認後、CPU22−2はROM22−3に格納されて
いるファームウェアにより、メモリ制御部22−4を介
して、メモリ22−1に対するメモリ退避処理を行う。
【0014】このメモリ退避処理を図7に示すフローチ
ャートに基づき説明する。 (1) CPU22−2は、このプロセッサ・モジュール2
1から送出されたメモリ退避命令を検出すると、メモリ
退避制御部22−7に対して退避用ディスク22−8が
動作状態つまりレディ状態にあるか否かチェックさせ
る。退避用ディスク22−8は、前記電源制御モジュー
ル23からの停電通知を受信したとき、前記の如く、停
止状態であれば回転状態に制御されており、レディ状態
になる。
【0015】(2) 退避用ディスク22−8がレディ状態
つまりアクセス可能状態であれば、ROM22−3に格
納されたファームウェアにより制御されたCPU22−
2はメモリ退避制御部22−7に対して退避用ディスク
22−8のセクタ番号、シリンダ番号、ヘッド番号、転
送モード等の各種の設定を行う。
【0016】(3) メモリ退避制御部22−7は、これら
の設定後、この設定処理の終了報告をCPU22−2に
対して行う。CPU22−2は、この報告により前記設
定処理が終了して退避ディスクがレディ状態であること
を確認すると、メモリ退避開始指示等を行う。メモリ退
避制御部22−7は、CPU22−2からの前記設定指
示を受信すると、退避用ディスクに対して、セクタ番
号、シリンダ番号、ヘッド番号、転送モード等を設定
し、メモリ退避開始指示を受信するとメモリ制御部22
−4に対し、CPU22−2から指示された退避される
データであるメモリブロックアドレスのデータのリード
を指示する。
【0017】(4) メモリ制御部22−4は、このメモリ
退避制御部22−7からの指示により、メモリ22−1
から該当アドレスのデータをリードし、メモリ退避制御
部22−7に対し、この退避すべきデータを転送する。
メモリ退避制御部22−7は、受信したメモリ制御部2
2−4からのリードデータを退避用ディスク22−8に
転送する。
【0018】(5) 退避用ディスク22−8への転送を終
了し、正常に退避用ディスク22−8にデータが書き込
まれた場合、退避用ディスク22−8はメモリ退避制御
部22−7に対して転送完了通知を返送し、転送の完了
確認を行う。
【0019】(6) メモリ退避制御部22−7はこの転送
完了通知を検出すると、CPU22−2に対して完了通
知を送信する。CPU22−2は退避すべきメモリ22
−1の領域が残っている場合には、この残っているメモ
リ22−1のデータに対して、同様にメモリ退避処理を
続行する。このようにしてメモリ22−1における退避
領域の全データにメモリ退避処理が行われる。
【0020】(7) メモリ22−1における退避領域の全
データに対して退避処理が完了すると、共有メモリ・モ
ジュールのCPU22−2は電源モジュール23に対し
てメモリ退避完了通知を報告し、退避用ディスク22−
8に対する退避用データの転送処理が終了する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の技術
では、前記の如きメモリ退避処理が行われる契機は、停
電による情報処理装置の停止によるものである。従って
このメモリ退避処理を行っている期間は停電状態であ
り、従ってこのメモリ退避処理は情報処理装置に予め用
意されている予備電源により行われる。
【0022】しかし従来の技術では、予備電源の電源容
量は一定の限界があり、この予備電源によるメモリ退避
処理における電源供給時間は予め決められている。その
ため今後情報処理装置における使用メモリの大容量化に
ともなうメモリ退避処理時間の増大化に対応できなくな
るという問題の発生することが予想される。
【0023】従って本発明の目的は、メモリが大容量さ
れてもメモリ退避処理時間が増大しないようにしたメモ
リ退避処理装置を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、図1(A)に示す如く、共有メモリ・
モジュール2のメモリ退避制御部2−7に定期的退避処
理部2−9を設ける。なお図1(A)において、1はプ
ロセッサ・モジュール、3は電源制御モジュール、4は
バス、2−1はメモリ、2−2はCPU、2−3はRO
M、2−4はメモリ制御部、2−5は割込み制御部、2
−6はバス制御部、2−8は退避用ディスクである。
【0025】本発明では、停電時にメモリの退避領域の
全データを退避させるのではなく、情報処理装置の運転
時において一定期間毎にその書き替えられた部分だけ退
避処理を行うようにし、停電時でも前回の退避処理時か
ら書き替えられたところだけ退避する。
【0026】このため、本発明では、図1(B)に示す
如く、情報処理装置の立上がりである電源投入時T0
初期化が行われ時刻T1 に初期化が終了すると、定期的
退避処理部2−9がメモリ2−1の退避領域の全データ
を退避用ディスク2−8に退避処理し、その退避処理し
た時刻T2 より情報処理装置の通常運転を行う。
【0027】以下一定時間毎の時刻T3 、T4 ・・・毎
にメモリ2−1の退避領域の書き替えられた部分だけを
退避用ディスク2−8に順次退避処理する。そして時刻
6 において、電源制御モジュール3からの停電通知を
受け、またプロセッサ・モジュール1からメモリ退避命
令を受けたとき、定期的退避処理部2−9はその前回の
メモリ退避処理を行った時刻T5 以降に書き替えられた
メモリの退避領域の内容に対して退避用ディスク2−8
に退避処理を行う。
【0028】これにより、従来の場合は、図1(B)に
示す如く、時刻T6 において電源制御モジュール3から
の停電通知を受け、またプロセッサ・モジュール1から
メモリ退避命令を受けたとき、メモリ退避領域全体を退
避するため退避処理が終了して情報処理装置の停止が時
刻T8 になるのに比べて、本発明では退避すべきデータ
量を少なくすることができるため、時刻T8 よりも早い
時刻T7 で退避処理を終了し、情報処理装置を停止する
ことができる。
【0029】なお、退避処理中に退避用ディスク2−8
の異常を検出した場合、比較的に時間の要する該退避用
ディスク2−8に用意される代替機能は使用せず、異常
部分をとばして退避処理を続行させる。これにより停電
時のメモリ退避処理時間の短縮化が可能となる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図2〜図
5に基づき他図を参照して説明する。図2は本発明の一
実施の形態構成図、図3は本発明の動作説明図(その
1)でありメモリ退避処理指示が検出されたときの動作
を説明するもの、図4は本発明の動作説明図(その2)
であり図3におけるメモリの退避処理の動作を説明する
もの、図5は本発明の動作説明図(その3)であり図3
におけるメモリの退避処理動作において退避先に異常が
発生した場合の動作を説明するものである。
【0031】図2において他図と同符号部は同一部を示
し、1−1はタイマ、2−12は変更認識フラグテーブ
ル、2−13はディスク異常管理テーブルである。タイ
マ1−1は、図1(B)に示す如く、情報処理装置が通
常運転に入ってからメモリ退避処理を行うための一定間
隔毎に出力を生じるものであり、例えば時刻T3 、T4
・・・等の一定間隔に出力を生ずるものである。
【0032】読出部2−11は変更認識フラグテーブル
2−12を読み出し、認識フラグFを認識してその認識
フラグFがオンのメモリブロックを検知するものであ
り、この検出動作はプロセッサ・モジュール1よりタイ
マ1−1にもとづく一定時間毎に出力されるメモリ退避
処理指示、或いは停電時のメモリ退避処理指示に応じて
行われる。
【0033】変更認識フラグテーブル2−12は、前回
のメモリ退避処理後に書き替えられたメモリ退避領域を
示すものであり、メモリの退避領域を複数のブロックに
区切り、各ブロックが書き替えられたことを示すフラグ
Fが設けられるものである。例えば図2(B)に示す如
く、複数に区切られたブロックの先頭アドレス対応にフ
ラグFを設けておき、書き替えの行われた領域の存在す
るブロックのフラグFをオン(例えば「1」)にして、
書き替えられたブロックを示す。同じアドレスのブロッ
クに複数回書き替えが行われても、フラグFは最初の書
き替えのときオンにされ、あとの書き替えのときはフラ
グFの制御は行わず、オンの状態が保持される。
【0034】ディスク異常管理テーブル2−13は、異
常領域とリザーブ領域の対応を示すものである。本発明
では例えば電源投入の初期化直後のメモリ退避処理にお
いて、あるいは通常運転時の一定時間毎に行うメモリ退
避処理において、または停電時におけるメモリ退避処理
において、退避すべきメモリ領域のデータを退避用ディ
スク2−8に退避中に、この退避用ディスクの記憶媒体
の一部に何らかの異常を検出したとき、代替処理による
置き換えを行わず、異常処理用にリザーブされている領
域にこれを転送する。この場合、ディスク異常管理テー
ブル2−12は異常が検出された領域である異常領域
と、そのデータの格納先であるリザーブ領域を示す。な
おこれらの領域は、セクタ番号、シリンダ番号、ヘッド
番号等により表示される。
【0035】そしてこれら読出部2−11、変更認識フ
ラグテーブル2−12、ディスク異常管理テーブル2−
13等が、図1に示す定期的退避処理部2−9を構成し
ている。
【0036】本発明の動作について説明する。先ず変更
認識フラグテーブル2−12について説明する。通常、
情報処理において共有メモリ・モジュール2のメモリ2
−1のデータがプロセッサ・モジュール1によりフェッ
チ・アクセスされる場合、先ず、プロセッサ・モジュー
ル1に搭載されているキャッシュに対しアクセスされ
る。
【0037】共有メモリ・モジュール2に対するライト
・アクセスが発生した場合、そのプロセッサ・モジュー
ルは、キャッシュの等価性を保証するために、そのライ
ト・アクセスが行われているメモリのブロックを保持し
ているキャッシュを持つ他のプロセッサ・モジュールに
対してパージ・コマンドを発行してそのブロックを無効
化する。
【0038】本発明では、従来各プロセッサ・モジュー
ルに対してのみ発行されていたパージ・コマンドを共有
メモリ・モジュール2のメモリ退避制御部2−7に対し
ても発行させる。このパージ・コマンドをメモリ退避制
御部2−7で検出すると、変更認識フラグテーブル2−
12の、このパージ・コマンドに記入されたメモリブロ
ックに対応するブロックの認識フラグFをオン(例えば
「1」)にして、このメモリブロックに書き替えが行わ
れたことを表示する。
【0039】メモリ退避制御部2−7は、パージ・コマ
ンドの検出により認識フラグFが一度オンになると、同
じメモリブロックに再び対応するパージ・コマンドが発
行されてきてもこのコマンドを無視する。
【0040】認識フラグは電源投入後の情報処理装置の
初期化後に行われるメモリ退避処理後に、及び通常動作
中においてある一定のサイクルで行われるメモリ退避処
理後に初期化される。
【0041】次に本発明の特徴とするメモリ退避処理に
ついて説明する。本発明において、退避処理は、電源投
入後の初期化直後の退避処理と、通常運転に移行したあ
との一定時間毎に行われる退避処理と、停電時における
退避処理がある。
【0042】図1(B)に示す時刻T0 において、情報
処理装置の電源投入が行われると、初期化が開始され、
時刻T1 において初期化が終了する。この初期化終了
後、プロセッサ・モジュール1からコマンドが出力さ
れ、メモリ退避制御部2−7では、このときメモリ2−
1のメモリ退避領域の初期状態の全データを退避用ディ
スク2−8に格納処理を行い、その退避処理が終了する
と、時刻T2 より情報処理装置の通常運転に入る。
【0043】通常運転に入ると、プロセッサ・モジュー
ル1ではタイマ1−1からの一定時間毎の信号によりメ
モリ退避処理指示コマンドを共有メモリ・モジュール2
に出力する。共有メモリ・モジュール2では、ROM2
−3に格納されているファームウエアにより制御される
CPU2−2がこれを検知し、メモリ退避制御部2−7
に対してメモリ退避を指示する。これによりメモリ退避
制御部2−7では図3に示す処理が行われる。
【0044】S1、例えば図1(B)の時刻T3 におい
て、プロセッサ・モジュール1からメモリ退避処理指示
コマンドが出力されると、共有メモリ・モジュール2で
はCPU2−2がこれを検出し、メモリ退避制御部2−
7に対してこれを通知する。これによりメモリ退避制御
部2−7では読出部2−11が変更認識フラグテーブル
2−12を順次アクセスし、認識フラグFのオンすなわ
ちフラグが反転されているブロックを検索する。
【0045】S2、そしてフラグが反転すなわち認識フ
ラグFがオンになったものを検知するとそれに対応する
メモリのブロックに対する退避処理を実行する。この退
避処理は、後述する図4または図5に示す動作により行
われる。
【0046】S3、このように認識フラグFがオンのも
のを順次検知してそれに対応するメモリの退避処理を行
い、変更認識フラグテーブル2−12の全フラグを確認
してそれに対応する処理が行われた後、共有メモリ・モ
ジュール2は電源制御モジュール3に対してメモリ退避
終了を通知する。このようにしてメモリの退避処理が終
了する。
【0047】なお図3の動作は、図1(B)の時刻
3 、T4 等の一定時間毎のメモリ退避処理及び時間T
6 における停電時のメモリ退避処理について行われるも
のである。
【0048】次に図4の動作について説明する。S1
0、共有メモリ・モジュール2のCPU2−2では、電
源制御モジュール3からの停電通知または、プロセッサ
・モジュール1からのメモリ退避処理指示にもとづき、
メモリ退避制御部2−7は、退避用ディスク2−8が回
転停止状態であれば、これを回転状態つまりレディ状態
に制御する。
【0049】S11、CPU2−2は退避用ディスク2
−8がレディ状態であることを確認すると、メモリ退避
制御部2−7に対して、退避用のための退避用ディスク
2−8のセクタ番号、シリンダ番号、ヘッド番号、リー
ド/ライト信号等を設定する。またメモリ制御部2−4
に対し、前記認識フラグFがオンになったブロックのア
ドレスを送出し、退避すべきデータのリードを指示す
る。
【0050】S12、メモリ退避制御部2−7は、これ
らの設定後、この設定処理の終了報告をCPU2−2に
行う。CPU2−2はこの報告により設定処理が終了し
退避用ディスク2−8がレディ状態であることを確認す
ると、メモリ退避開始指示等を行う。
【0051】S13、メモリ制御部2−4は、このメモ
リ退避開始指示により、メモリ2−1から該当アドレス
のデータを読み出し、メモリ退避制御部2−7にこの退
避すべきデータを転送する。メモリ退避制御部2−7
は、受信したメモリ制御部2−4からのデータを退避用
ディスク2−8の前記設定先の領域に格納する。このよ
うにして退避フラグFがオンの1つのブロックの退避が
終了すると、メモリ退避制御部2−7ではその認識フラ
グFをオフにして初期化し、次にオンになっている認識
フラグFの検出処理を行う。
【0052】S14、このようにして認識フラグFがオ
ンになっているメモリのブロックを全部退避用ディスク
2−8に格納するまで退避データに対する転送処理が行
われる。そして全認識フラグについてオンになっている
か否か確認し、オンに対する退避が行われてオフとなっ
ていることが確認終了するまで行われる。このようにし
て転送処理が終了する。
【0053】ところで、このようなメモリ退避処理にお
いて、メモリ退避制御部2−7から退避用ディスク2−
8に対して退避データを転送しているときに、退避用デ
ィスク内部に書き込み不能な異常が発生することがあ
る。通常のディスク格納の場合、ディスクは一般的な異
常処理として該当するセクタを代替処理により置き換え
て処理を続行する。しかしこの代替処理は異常検出後に
行われるリトライ処理後に行われるため、リトライ処理
に長時間を必要とするので、この場合代替処理として数
十秒の時間を必要とする。
【0054】このような異常処理時間を短縮するため
に、本発明では、ディスクにおける代替処理機能を不可
としてこれを使用しない。この代替処理機能を不可とし
た代わりに、本発明ではメモリ退避制御部2−7におい
て、ディスクの異常処理用の管理テーブルとしてディス
ク異常管理テーブル2−13を設ける。このディスク異
常管理テーブル2−13は、図2(C)に示す如く、異
常領域のセクタ番号S、シリンダ番号S、ヘッド番号H
と、それに対応するリザーブ領域のセクタ番号S、シリ
ンダ番号S、ヘッド番号Hが記入されている。
【0055】退避用ディスク2−8に書込み不能な異常
領域の存在する場合について、本発明の動作を図5にも
とづき説明する。図5においてS20〜S24までは図
4におけるS10〜S14と同じ処理が行われる。
【0056】S20、共有メモリ・モジュール2のCP
U2−2では、電源制御モジュール3からの停電通知ま
たは、プロセッサ・モジュール1からのメモリ退避処理
指示にもとづき、メモリ退避制御部2−7は、退避用デ
ィスク2−8が回転停止状態であれば、これを回転状態
つまりレディ状態に制御する。
【0057】S21、CPU2−2は退避用ディスク2
−8がレディ状態であることを確認すると、メモリ退避
制御部2−7に対して、退避用のための、退避用ディス
ク2−8のセクタ番号、シリンダ番号、ヘッド番号、リ
ード/ライト信号等を設定する。またメモリ制御部2−
4に対し、前記認識フラグFがオンになったブロックの
アドレスを送出し、退避すべきデータのリードを指示す
る。
【0058】S22、メモリ退避制御部2−7は、これ
らの設定後、この設定処理の終了報告をCPU2−2に
行う。CPU2−2はこの報告により設定処理が終了
し、退避用ディスク2−8がレディ状態であることを確
認すると、メモリ退避開始指示等を行う。
【0059】S23、メモリ制御部2−4は、このメモ
リ退避開始指示により、メモリ2−1から該当アドレス
のデータを読み出し、メモリ退避制御部2−7にこの退
避すべきデータを転送する。メモリ退避制御部2−7
は、受信したメモリ制御部2−4からのデータを退避用
ディスク2−8の電気設定先の領域に格納する。このよ
うにして退避フラグFがオンの、1つのブロックの退避
が終了すると、メモリ退避制御部2−7ではその認識フ
ラグFをオフにして初期化し、次にオンになっている認
識フラグFの検出処理を行う。
【0060】S24、このようにして認識フラグFがオ
ンになっているメモリのブロックを全部退避用ディスク
2−8に格納するまで退避データに対する転送処理が行
われる。そして全領域フラグについてオンになっている
か否か確認し、オンに対する退避が行われてオフとなっ
ていることが確認終了するまで行われる。このようにし
て転送が終了する。
【0061】S25、そしてこの転送が終了したあと格
納先が正常終了すればそのまま転送処理終了となる。S
26、しかし格納先が異常であれば、メモリ退避制御部
2−7は、その異常領域に対して退避用ディスク2−8
のリザーブ領域のセクタ番号、シリンダ番号、ヘッド番
号、リード/ライト信号等を新しく設定し、これに退避
データを転送する。すなわち、完了通知が異常ステータ
スであることにより、退避用ディスク2−8の異常を検
出した場合、異常処理用にリザーブされている領域に退
避データを転送する。このとき、異常発生時の退避用デ
ィスク2−8のセクタ番号、シリンダ番号、セクタ番
号、認識フラグアドレス等と、異常処理時のセクタ番
号、シリンダ番号、ヘッド番号等をディスク異常管理テ
ーブル2−13に書き込んでおき、全退避データを退避
後、メモリの退避データと同様に退避用ディスク2−8
に退避する。このようにして転送処理を終了する。
【0062】また、ディスク異常管理テーブル2−13
で保持しているリザーブ領域がオーバーフローした場
合、ディスク障害とみなしてメモリ退避を終了し、電源
制御モジュール3に対し異常終了としてメモリ退避完了
を通知する。
【0063】このようにして通常一定時間毎にメモリ退
避領域に新しく書き込まれた領域のみ退避しているの
で、停電発生時においても、前回退避処理後に新しく書
き込まれた領域のみ退避すればよく、全退避領域を退避
することが必要でないため退避すべきデータ量を削減す
ることが可能となり、従ってメモリ退避時間を大きく短
縮することができ、また今後予想されるメモリ容量の増
大化に対応できるものとなる。
【0064】なお、上記説明では、停電時のメモリ退避
のことに関して説明したが、本発明は勿論これのみに限
定されるものではなく、他の緊急な電源事故、救済不可
の電源系の障害により情報処理装置が停止する場合にお
いても同様に処理されるものである。
【0065】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
通常運転のときにメモリの退避領域のうち、書き替えら
れた領域を退避用記憶媒体に予め退避しているので、電
源障害時に退避すべきデータ量を少なくすることがで
き、短時間で退避処理を行うことができる。しかも変更
認識フラグテーブルを設けたので転送すべき部分が容易
に、短時間で判断することが出来、しかも認識フラグの
初期化は電源投入後の初期化終了時と、通常運転時の一
定期間毎に行われるメモリ退避処理後に行うので、この
一定期間内に同じ区分に複数回書き替えが行われても1
回のみ退避すればよい。
【0066】請求項2に記載された本発明によれば、退
避先に異常領域が存在しても、これを抜かしてリザーブ
領域に簡単に、短時間に退避することができる。しかも
ディスク異常管理テーブルまで退避するので、電源障害
復旧後にその内容をロードすることにより、メモリの退
避領域の内容を正しく復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施の形態構成図である。
【図3】本発明の動作説明図(その1)である。
【図4】本発明の動作説明図(その2)である。
【図5】本発明の動作説明図(その3)である。
【図6】情報処理装置及び共有メモリ・モジュール構成
図である。
【図7】従来のメモリ退避処理フロー図である。
【符号の説明】
1 プロセッサ・モジュール 2 共有メモリ・モジュール 3 電源制御モジュール 4 バス 2−1 メモリ 2−2 CPU 2−3 ROM 2−4 メモリ制御部 2−5 割込み制御部 2−6 バス制御部 2−7 メモリ退避制御部 2−8 退避用ディスク 2−9 定期的退避処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源障害発生時にメモリ内の情報を退避制
    御するメモリ退避制御手段と、このメモリ内の情報が退
    避される不揮発性の退避用記憶媒体を具備する情報処理
    装置において、 メモリの退避領域を複数の区分に分割し、この区分毎に
    変更認識フラグを用意して、ある区分が書き替えられた
    ときそれに対応する変更認識フラグが更新される変更認
    識フラグテーブルと、 情報処理装置が初期化されたときにメモリの退避領域の
    データを前記不揮発性の退避用記憶媒体に退避させ、通
    常運転のときは一定時間毎に前記変更認識フラグテーブ
    ルにおいて変更認識フラグが更新された区分のみを前記
    退避用記憶媒体に退避させるとともに更新された変更認
    識フラグを初期状態に戻し、電源障害発生時には前記変
    更認識フラグが更新されている区分のみを前記退避用記
    憶媒体に退避させるメモリ退避制御部を具備したことを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】前記退避用記憶媒体の異常領域と、この異
    常領域に退避すべきデータの記入されたリザーブ領域と
    が記入されたディスク異常管理テーブルを設け、 メモリ退避処理中に前記退避用記憶媒体の一部に異常を
    検出したとき、この異常が発生した箇所を抜かして処理
    を実行し、この抜かした箇所を前記ディスク異常管理テ
    ーブルに記入してあるリザーブ領域に退避し、またこの
    ディスク異常管理テーブルもこの退避用記憶媒体に退避
    させたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
JP21728896A 1996-08-19 1996-08-19 情報処理装置 Expired - Fee Related JP3550256B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21728896A JP3550256B2 (ja) 1996-08-19 1996-08-19 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21728896A JP3550256B2 (ja) 1996-08-19 1996-08-19 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1063586A true JPH1063586A (ja) 1998-03-06
JP3550256B2 JP3550256B2 (ja) 2004-08-04

Family

ID=16701794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21728896A Expired - Fee Related JP3550256B2 (ja) 1996-08-19 1996-08-19 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3550256B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006003781A1 (ja) * 2004-06-30 2006-01-12 Pioneer Corporation バックアップ装置および車載機器
JP2010039578A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Fujitsu Ltd ストレージ管理方法、ストレージ制御装置及びストレージシステム
JP4837152B1 (ja) * 2011-02-14 2011-12-14 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
WO2012127636A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 富士通株式会社 情報処理システム、共有メモリ装置及びメモリデータ保存方法
CN114026544A (zh) * 2019-07-01 2022-02-08 三菱电机株式会社 数据处理装置、数据处理系统、数据转存方法及程序

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006003781A1 (ja) * 2004-06-30 2006-01-12 Pioneer Corporation バックアップ装置および車載機器
JP2010039578A (ja) * 2008-07-31 2010-02-18 Fujitsu Ltd ストレージ管理方法、ストレージ制御装置及びストレージシステム
JP4837152B1 (ja) * 2011-02-14 2011-12-14 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
WO2012111069A1 (ja) * 2011-02-14 2012-08-23 三菱電機株式会社 プログラマブルコントローラ
KR101382988B1 (ko) * 2011-02-14 2014-04-08 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 프로그래머블 컨트롤러
WO2012127636A1 (ja) * 2011-03-22 2012-09-27 富士通株式会社 情報処理システム、共有メモリ装置及びメモリデータ保存方法
JP5534101B2 (ja) * 2011-03-22 2014-06-25 富士通株式会社 情報処理システム、共有メモリ装置及びメモリデータ保存方法
CN114026544A (zh) * 2019-07-01 2022-02-08 三菱电机株式会社 数据处理装置、数据处理系统、数据转存方法及程序

Also Published As

Publication number Publication date
JP3550256B2 (ja) 2004-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4603406A (en) Power backed-up dual memory system
US20110083026A1 (en) Information processing apparatus, and power supply control method for information processing apparatus
JPH06309234A (ja) ディスク制御装置
JP2002529853A (ja) 大容量メモリを備えたサブシステムのハードディスクのために書き込みを保護したディスクキャッシュ装置と方法
EP0173967B1 (en) Microprogram load unit
JP3192664B2 (ja) キャッシュメモリシステムおよびキャッシュメモリコントローラ
JPH08320835A (ja) 外部バスの障害検出方法
JP3550256B2 (ja) 情報処理装置
JP4098400B2 (ja) 半導体ディスク装置
JP2003242044A (ja) マイクロコンピュータ回路
JPS63305445A (ja) 電源切断時のデ−タ書込み方式
JPH064228A (ja) 半導体ディスク装置
JPH0644144A (ja) 半導体ディスク装置
JPH11328045A (ja) バッテリバックアップ機能付きdram装置の初期化制御方式
JP2000148544A (ja) ダンプ出力方式
JP2001282402A (ja) 記録媒体制御装置
JP3661286B2 (ja) 印刷データ格納方法及び印刷装置
JPH11353127A (ja) ディスクアレイ装置
JP2002278705A (ja) コンピュータシステム
JPH04369735A (ja) 計算機システムのバックアップ方式
JPH0546328A (ja) 半導体記憶装置のステージング方法
JPH08220198A (ja) 電池バックアップメモリユニットおよびバックアップ機能試験方法
JP2000347758A (ja) 情報処理装置
JP2002032239A (ja) 多重化システム
JP2005025371A (ja) ディスクアレイ装置及びデータ書き込み制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080430

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090430

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100430

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110430

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120430

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130430

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140430

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees