JP2000148544A - ダンプ出力方式 - Google Patents

ダンプ出力方式

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JP2000148544A
JP2000148544A JP10330147A JP33014798A JP2000148544A JP 2000148544 A JP2000148544 A JP 2000148544A JP 10330147 A JP10330147 A JP 10330147A JP 33014798 A JP33014798 A JP 33014798A JP 2000148544 A JP2000148544 A JP 2000148544A
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Moriyuki Minewaki
盛行 峰脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ダンプ出力が正常終了しなかった場合に、マニ
ュアル操作によらずローカルメモリのデータを保護した
上で、プリンタインタフェイスからの再ダンプ出力を自
動実行するダンプ出力方式を提供すること。 【解決手段】プリンタ制御ボード100からのEthernet
400経由によるダンプ出力時に障害が発生した場合
に、ダンプモニター部109でダンプ動作モニター信号
を監視してダンプ出力異常を検出する。更に、ローカル
メモリ102のデータを保護した上で、リセット信号を
出力しプリンタ制御ボードの初期化を行う。初期化終了
後に、アドレス切換え信号を出力し、ROM106への
アドレス切換えを行いプリンタ出力によるダンププログ
ラムを実行して自動的にダンプ出力を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダンプ出力方式、特
に情報処理装置へEthernet経由で接続されるプリンタ制
御ボード等のダンプ出力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ等の情報処理装置におい
て、何らかの異常が生じた場合等に、その状態を示す為
に、主記憶装置の内容を表示したり、プログラムのデバ
ッグの為にプログラムの内容を表示することを一般にダ
ンプという。
【0003】例えば、特開平4―360245号公報に
は、ROM(読出し専用メモリ)によるメモリダンプ制
御方式が開示されている。また、特開平1―30243
6号公報には、計算機の異常発生時に、この計算機の主
メモリの内容を外部記憶装置に保存するシスエンドダン
プ処理を行う計算機異常処理方式が開示されている。更
に、特開平2―93833号公報には、本発明のダンプ
出力方式に類似するダンプ出力方式が開示されている。
以下、この従来のダンプ出力方式を図4及び図5を参照
して簡単に説明する。
【0004】図4は、一般的なコンピュータシステムの
構成を示すブロック図である。このコンピュータシステ
ムは、CPU(中央処理装置)11及びメインメモリ
(主記憶装置)12を有する。CPU11は、I/Oバ
ス13に接続され、このI/Oバス13を介してHDD
(ハードディスクドライブ)インタフェイス15、FD
D(フロッピーディスクドライブ)インタフェイス1
6、PRT(プリンタ)インタフェイス17及びCRT
(陰極線管又ブラウン管)インタフェイス18が接続さ
れる。
【0005】これら各インタフェイス15〜18には、
夫々ハードディスクドライブ19、フロッピーディスク
ドライブ20、プリンタ21及びCRT22が接続され
ている。また、CPU11、メインメモリ12及びHD
Dインタフェイス15に接続されたDMA(ダイレクト
メモリアクセス)バス14を有する。各I/Oインタフ
ェイス15〜18は、各I/O装置19〜22の為のイ
ンタフェイスであり、その機能毎に専用のファームウェ
アによる構成となっている。
【0006】CPU11は、システム全体の制御を行
い、メインメモリ12にアクセスして入力指示に従うプ
ログラムの起動で所定の処理動作を行う。
【0007】次に、図5は、上述した図4におけるI/
Oインタフェイス15〜18の内の1つの詳細構成を示
すブロック図である。マイクロプロセッサ31、ROM
32、ローカルメモリ(RAM)33、I/Oバス制御
回路35、DMAバス制御回路37、DMAコントロー
ラ38、39、I/O制御回路40、I/Oドライバ・
レシーバ41、割込みコントローラ42、割込み要求発
生回路43、スイッチ44及びI/O装置45(図4の
19〜22に相当)を有する。
【0008】マイクロプロセッサ31は、I/Oインタ
フェイス全体を制御する。ROM32は、制御プログラ
ムであるファームウェアを記憶する。RAMであるロー
カルメモリ33も同様に制御プログラムであるファーム
ウェアを記憶する。I/Oバス制御回路35は、I/O
バス13を介してCPU11と制御情報及びステータス
情報の送受を行う。
【0009】DMAバス制御回路37は、DMAバス1
4を介してメインメモリ12とデータの書込み/読出し
を行う。DMAコントローラ38は、DMAバス制御回
路37とローカルメモリ33との間に配置され、メイン
メモリ12との間でデータの書込み/読出しを行う際の
割込み要求を発生する。DMAコントローラ39は、I
/O制御回路40と、ローカルメモリ33との間に配置
され、DMAコントローラ38と同様の動作をする。
【0010】I/O制御回路40は、実際にI/O装置
45でのデータの入出力を制御する。I/Oドライバ・
レシーバ41は、I/O装置45にデータが出力される
場合に、これを駆動し、I/O装置45からデータが入
力される場合に、これを受信する。
【0011】割込みコントローラ42は、I/Oバス制
御回路35、DMAコントローラ38、39等の割込み
要求を受付け、マイクロプロセッサ31に割込みを発生
する。割込み要求発生回路43は、規定のパルスを発生
し、割込みコントローラ42を経由してマイクロプロセ
ッサ31に割込みを入力する。スイッチ44は、メモリ
ダンプを指示する為に割込み要求発生回路43を起動す
るモーメンタリスイッチである。I/O装置45は、上
述した図4のハードディスクドライブ19、フロッピー
ディスクドライブ20、プリンタ21及びCRT22に
相当するI/O装置である。
【0012】上述の如く成されたコンピュータシステム
において、I/O装置45が、例えばプリンタ21であ
った場合、即ち図5に示す回路がPRTインタフェイス
17であった場合の動作を以下に説明する。
【0013】通常のシステム稼動時には、CPU11か
ら指示されたメインメモリ12のデータが、マイクロプ
ロセッサ31、ROM32及びローカルメモリ33で構
成されるファームウェア制御と、DMAコントローラ3
8、39等により、I/O装置45であるプリンタ21
により印字出力される。メインメモリ12のダンプを行
う場合であっても、通常のシステム稼動と同様の処理手
順で動作する。
【0014】PRTインタフェイス17のファームウェ
アをダンプしたい場合には、スイッチ44をオンにし、
割込み要求発生回路43から規定のパルスを発生させ、
割込みコントローラ42に送る。そこで、割込みコント
ローラ42は、予め設定された優先順位に従って割込み
を受付け、マイクロプロセッサ31に割込みを入れる。
ここで、ファームウェアは、プリンタ21が印字出力中
には割込みコントローラ42に対して割込み要求発生回
路43からの割込みを禁止して待機させておくことがで
きる。
【0015】マイクロプロセッサ31は、割込み受付け
時に、どこからの割込みかを判別できるベクタ情報を割
込みコントローラ42から読取り、ローカルメモリ33
のダンプ要求であることを認識する。ファームウェアに
は、ダンプ専用のサブルーチンが設けられており、割込
みに対して、ダンプサブルーチンをコールする。
【0016】このダンプサブルーチンでは、DMAコン
トローラ39及びI/O制御回路40に対してローカル
メモリ33の内容をI/O装置45であるプリンタ21
に出力するよう指示を発する。
【0017】DMAコントローラ39は、I/O制御回
路40の要求に基づいて、ローカルメモリ33から順次
データを読出し、I/O制御回路40及びI/Oドライ
バ・レシーバ41を介してプリンタ21に送出する。フ
ァームウェアが指示した量のデータが全て出力され、プ
リンタ21で印字出力された時点でDMAコントローラ
39は割込みコントローラ42に対して割込み要求を出
す。そこで、ダンプサブルーチンは、動作が終了したこ
とを認識し、ダンプ出力動作を完了して、以後再度通常
のファームウェアルーチンに復帰する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のダンプ
出力方式には以下に述べる如き種々の問題点ないし課題
があった。
【0019】先ず、第1に、ダンプ出力先をスイッチに
より指示選択した上でダンプ出力を行っている為に、正
常に出力が完了しなかった場合には、マニュアル操作に
よりスイッチを切替え、他のI/Oへ再度ダンプ出力起
動を行う必要があった。即ち、ダンプ出力が正常終了し
ない場合のマニュアル操作を必要とした。
【0020】第2に、ダンプ出力異常終了時に、プリン
タ制御ボードの初期化処理を行わずに、ダンプの再出力
起動を行う為に、前の異常状態が残っており多重障害を
起す可能性/危険性があった。
【0021】第3に、従来方式ではEthernet接続による
ダンプ出力を想定した機器構成となっていない為に、Et
hernet経由にダンプ出力障害が検出できなかった。
【0022】そこで、本発明の目的は、ダンプ出力が正
常終了しなかった場合に、マニュアル操作によらずロー
カルメモリのデータを保護した上で、プリンタインタフ
ェイスからの再ダンプ出力を自動実行するダンプ出力方
式を提供することにある。
【0023】本発明は、Ethernet経由のダンプ出力に障
害が発生した場合に、自動的にダンプ出力異常を検出
し、ローカルメモリにデータを保護した上で、プリンタ
制御ボードの初期化を行い、ダンプ出力をプリンタイン
タフェイス経由で再出力可能にするダンプ出力方式であ
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるダンプ出力方式は、次のような特徴的
な構成を採用している。
【0025】(1)制御プログラムとダンプ出力プログ
ラムが格納されているROMと、ダンプ出力の起動をか
けるための割込み信号を発生させるダンプスイッチと、
ダンプ起動中の動作をモニターし、エラー検出または一
定時間内にダンプ出力が終了しないときにアドレス切替
え信号を出力するダンプモニター部と、前記ダンプモニ
ター部からの前記アドレス切替え信号により前記ROM
のアドレスを切替えるアドレス切替部とを備えるダンプ
出力方式。
【0026】(2)更にEthernetを介してホストコンピ
ュータに接続されるLANコントローラ部を含む上記
(1)のダンプ出力方式。
【0027】(3)Ethernet経由でプリンタに接続され
るプリンタ制御ボードを対象とする上記(1)又は
(2)のダンプ出力方式。
【0028】(4)前記アドレス切替部は、前記ダンプ
出力が正常終了しない場合には前記ROMから初期化信
号を発生するよう構成する上記(1)、(2)又は
(3)のダンプ出力方式。
【0029】(5)前記ダンプモニター部は、タイマー
を含み、一定時間内にダンプ出力が終了しない場合には
異常ダンプとする上記(1)、(2)、(3)又は
(4)のダンプ出力方式。
【0030】(6)更にEthernet経由で受取ったデータ
及び制御命令を格納するローカルメモリを備える上記
(2)又は(3)のダンプ出力方式。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明のダンプ出力方式の
好適実施形態例を添付図、特に図1〜図3を参照して詳
細に説明する。
【0032】図1は、本発明のダンプ出力方式の好適実
施形態例のブロック図を示し、図2と図3は、図1の主
要動作のフローチャートを示す。図1のダンプ出力方式
は、ホストコンピュータ200と、Ethernet400を介
して接続されたプリンタ制御ボード100が、プリンタ
300とプリンタインタフェイス500により接続され
ている例である。
【0033】図1から明らかな如く、プリンタ制御ボー
ド100は、CPU101,ローカルメモリ102、I
/Oメモリコントローラ部103、LANコントローラ
部104、プリンタコントローラ部105、ROM(読
出し専用メモリ)106、割込みコントローラ107、
ダンプスイッチ108、ダンプモニター部109、AD
R(アドレス)切替部110を含んでいる。ここで、C
PU101、ローカルメモリ102、I/Oメモリコン
トローラ部103、LANコントローラ部104及びプ
リンタコントローラ部105は、I/Oメモリ制御バス
S1により相互接続されている。
【0034】割込みコントローラ107は、CPU10
1に対して割込み信号S2を送出する。ダンプスイッチ
108は、割込みコントローラ107とダンプモニター
部109に対して、ダンプ起動割込み信号S3を送出す
る。プリンタコントローラ部105は、割込みコントロ
ーラ107に対して、割込み信号S4を送出する。LA
Nコントローラ部104は、割込みコントローラ107
に対して、割込み信号S5を送出する。
【0035】ADR切替部110は、ROM106に対
して、アドレス信号S6を送出する。また、ダンプモニ
ター部109は、ADR切替部110に対して、ADR
切替信号S7を送出する。ダンプモニター部109は、
CPU101、I/Oメモリコントローラ部103、L
ANコントローラ部104及びプリンタコントローラ部
105に対して、RST(リセット)信号S8を送出す
る。CPU101、I/Oメモリコントローラ部10
3、LANコントローラ部104、プリンタコントロー
ラ部105及びダンプモニター部109には、ダンプ動
作モニター信号S9が送出する。
【0036】次に、図1のダンプ出力方式の各部分の動
作を説明する。CPU101は、ローカルメモリ102
に格納される制御プログラム(ファームウェア)を駆使
してプリンタ制御ボード100全体の動作を制御する。
ローカルメモリ102は、CPU101の制御プログラ
ムと共にホストコンピュータ200からEthernet400
を経由して受けるデータ及び制御命令を格納する。
【0037】I/Oメモリコントローラ部103は、C
PU101からの制御に従ってローカルメモリ102、
LANコントローラ部104、プリンタコントローラ部
105の動作及びデータ入力を制御する。LANコント
ローラ部104は、ホストコンピュータ200からEthe
rnet400を経由して受けたデータ(印字データ/制御
命令)をローカルメモリ102に格納すると共に、CP
U101の制御によりプリンタ制御ボード100内の状
態送出及びローカルメモリ102のダンプを行う。
【0038】プリンタコントローラ部105は、ローカ
ルメモリ102へ格納されたデータを,CPU101の
制御に従ってプリンタインタフェイス500を経由して
プリンタ300へ送出する。ROM106は、プリンタ
制御ボード100の電源投入直後に、ローカルメモリ1
02へ展開する制御プログラムとダンプ出力プログラム
が格納している。
【0039】割込みコントローラ部107は、LANコ
ントローラ部104、プリンタコントローラ部105、
ダンプスイッチ108から出力される割込み信号S4、
S5,S3を入力し、優先順位に従ってCPU101へ
割込みベクタ情報と割込み信号S2を出力するものとす
る。ダンプスイッチ108は、押されると、ダンプ起動
割込み信号S3を割込みコントローラ部107へ出力す
る。
【0040】一方、ダンプモニター部109は、ダンプ
スイッチ108からのダンプ起動割込み信号S3が有効
になったことを検出すると、ダンプモニター部109内
にあるタイマー(図示せず)を起動すると共に、ダンプ
動作モニター信号S9をモニターし、CPU101、I
/Oメモリコントローラ部103、LANコントローラ
部104及びプリンタコントローラ部105のダンプ出
力動作をモニターする。更に、タイマーのタイムアウト
又はダンプ動作モニター信号S9よりエラーを検出する
と、RST信号S8を有効出力し、ローカルメモリ10
2の内容を保護した上で、プリンタ制御ボード100を
初期化する。この初期化終了後に、ADR切替え信号S
7を有効出力して、ADR切替部110のADR切替を
行う。
【0041】ADR切替部110は、ADR切替え信号
S7が有効になると、ROM106への出力ADRを切
替えて、ADR信号S6を出力する。このとき、CPU
101は、ダンプモニター部109からのRST信号S
9が有効から無効に切替った後、最初のアクセスとし
て、ROM106への読出しを行う。CPU101の読
出しアドレスは、ADR切替部110により切替えら
れ、ROM106内にあるプリンタインタフェイス50
0を経由するダンプ出力プログラムが起動され、プリン
タ300へローカルメモリ102のダンプを出力する。
【0042】次に、図1〜図3を参照して、プリンタ制
御ボード100の主要動作手順を説明する。プリンタ制
御ボード100は、ROM106及びホストコンピュー
タ200からローカルメモリ102へダウンロードされ
た制御プログラムに従って制御することにより動作す
る。ダンプ起動がかけられた場合の動作は、以下のとお
りである。
【0043】先ず、ダンプスイッチ108が押され(ス
テップS1)、ダンプ起動割込み信号S3が有効になる
(ステップS2)。この割込み信号S3が、割込みコン
トローラ107へ入力され(ステップS3)、CPU1
01へ割込み信号S2が有効出力される(ステップS
4)。次に、割込みコントローラ107から割込みベク
タ情報が出力され(ステップS5)、CPU101は割
込み要因の判断を行う(ステップS6)。
【0044】割込み要因がダンプ出力でない場合には、
他の割込み処理として、LANコントローラ部104や
プリンタコントローラ部105のデータ入出力割込み処
理が行われる(ステップS7)。他方、割込み要因がダ
ンプ出力の場合には、LANコントローラ部104から
Ethernet400経由によるホストコンピュータへのダン
プ出力が起動される(ステップS8)。そこで、CPU
101は、ダンプ出力プログラムに従って、ローカルメ
モリ102の内容をLANコントローラ部104により
読出し、ホストコンピュータ200へのダンプ出力を実
行する(ステップS9)。
【0045】ダンプ出力の終了は、LANコントローラ
部104からの割込み信号S5により、CPU101へ
通知される。また、ダンプ出力起動後に、ダンプモニタ
ー部109内部のタイマーが起動され、ダンプ終了時間
のモニターを開始する(ステップS10)。更に、ダン
プモニター部109は、ダンプ動作モニター信号S9を
モニターし、LANコントローラ部104、I/Oメモ
リコントローラ部103、CPU101のエラーをポー
リング監視(モニター)すると共にダンプ出力終了をチ
ェックする(ステップS11、S12、S13)。これ
らステップS11〜S13は、いずれかの検出を行うま
でループし、ダンプ出力終了(ステップS13)を検出
すると、ダンプ処理サブルーチンを抜ける(ステップ1
4)。
【0046】但し、ステップS11でLANダンプエラ
ー又はステップS12でタイマーのタイムアウトを検出
すると、ダンプモニター部109はRST信号S9を送
出し、ローカルメモリ102の内容を保護した上で、プ
リンタ制御ボード100の初期化(CPU101、I/
Oメモリコントローラ部103、LANコントローラ部
104、プリンタコントローラ部105の初期化)を行
う(ステップS15)。この初期化終了後にADR切替
え信号S7を有効出力してADR切替部110のADR
切替えを行う。
【0047】ADR切替部110は、ADR切替え信号
S7が有効になると、ROM106への出力ADRを切
替えてアドレス信号S6を出力する(ステップS1
6)。そこで、CPU101は、ダンプモニター部10
9からのRST信号S9が有効から無効に切替った後の
最初のアクセスとして、ROM106の読出しを行う
(ステップS17)。CPU101の読出しアドレス
は、プリンタ制御ボード100に電源が投入された直後
にアクセスされるアドレスと同じであるが、ADR切替
部110によりアドレスが切替えられ、ROM106内
にあるプリンタインタフェイス500を経由するダンプ
出力プログラムが起動される(ステップS18)。そこ
で、CPU101は、ダンプ出力プログラムに従ってロ
ーカルメモリ102の内容をプリンタコントローラ部1
05により読出し、プリンタインタフェイス500経由
でプリンタ300へのダンプ出力を実行する(ステップ
S19)。
【0048】ダンプ出力の終了は、プリンタコントロー
ラ部105からの割込み信号S4により、CPU101
へ通知される。このとき、プリンタ出力によるエラー発
生の有無をCPU101にてモニターする(ステップS
20)。エラー発生時には、ダンプ出力不可に対するア
ラーム報告を、Ethernet400経由でホストコンピュー
タ200へ、又は表示ランプ等で知らせる(ステップS
21)。ダンプ出力が正常終了したことを検出すると、
ダンプ処理サブルーチンを抜け、ADR切替え信号S7
を無効にすると共に、通常の電源投入直後のCPU動作
に復帰する(ステップS22、S23)。
【0049】以上、本発明のダンプ出力方式の好適実施
形態例の構成及び動作を詳述した。しかし、本発明は斯
る特定例のみに限定されるべきではなく、必要に応じて
種々の変形変更が可能であること勿論である。
【0050】
【発明の効果】上述の説明から理解される如く、本発明
のダンプ出力方式によると、特にダンプモニター部とA
DR切替部とを設け、Ethernet経由のダンプ出力動作を
モニターすると共に、異常発生時にプリンタ制御ボード
の初期化機能とADR切替え機能とにより、CPUから
別手段(プリンタ出力)での再ダンプ出力機能を自動的
に実行する。従って、プリンタ制御ボードからEthernet
経由によるダンプ出力に障害が発生し、失敗した場合で
も、ダンプ出力異常を自動的に検出して更にローカルメ
モリのデータ内容を保護し、プリンタ制御ボードの初期
化及び自動再ダンプ出力が実行可能となるという実用上
の顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダンプ出力方式の好適実施形態例
のブロック図である。
【図2】図1のプリンタ制御ボードの主要動作説明用フ
ローチャートである。
【図3】従来のコンピュータシステムの構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図3のI/Oインタフェイスの構成例を示すブ
ロック図である。
【図5】図4におけるI/Oインタフェイス15〜18
の内の1つの詳細構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 プリンタ制御ボード 101 CPU 102 ローカルメモリ 103 I/Oメモリコントローラ部 104 LANコントローラ部 105 プリンタコントローラ部 106 ROM 107 割込みコントローラ 108 ダンプスイッチ 109 ダンプモニター部 110 アドレス切替部 200 ホストコンピュータ 300 プリンタ 400 Ethernet 500 プリンタインタフェイス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御プログラムとダンプ出力プログラムが
    格納されているROMと、 ダンプ出力の起動をかけるための割込み信号を発生させ
    るダンプスイッチと、 ダンプ起動中の動作をモニターし、エラー検出または一
    定時間内にダンプ出力が終了しないときにアドレス切替
    え信号を出力するダンプモニター部と、 前記ダンプモニター部からの前記アドレス切替え信号に
    より前記ROMのアドレスを切替えるアドレス切替部と
    を備えることを特徴とするダンプ出力方式。
  2. 【請求項2】更にEthernetを介してホストコンピュータ
    に接続されるLANコントローラ部を含むことを特徴と
    する請求項1に記載のダンプ出力方式。
  3. 【請求項3】Ethernet経由でプリンタに接続されるプリ
    ンタ制御ボードを対象とすることを特徴とする請求項1
    又は2に記載のダンプ出力方式。
  4. 【請求項4】前記アドレス切替部は、前記ダンプ出力が
    正常終了しない場合には前記ROMから初期化信号を発
    生するよう構成することを特徴とする請求項1、2又は
    3に記載のダンプ出力方式。
  5. 【請求項5】前記ダンプモニター部は、タイマーを含
    み、一定時間内にダンプ出力が終了しない場合には異常
    ダンプとすることを特徴とする請求項1、2、3又は4
    に記載のダンプ出力方式。
  6. 【請求項6】更にEthernet経由で受取ったデータ及び制
    御命令を格納するローカルメモリを備えることを特徴と
    する請求項2又は3に記載のダンプ出力方式。
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