JPH106263A - ロボットの教示装置及び教示方法 - Google Patents

ロボットの教示装置及び教示方法

Info

Publication number
JPH106263A
JPH106263A JP16883696A JP16883696A JPH106263A JP H106263 A JPH106263 A JP H106263A JP 16883696 A JP16883696 A JP 16883696A JP 16883696 A JP16883696 A JP 16883696A JP H106263 A JPH106263 A JP H106263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
teaching
speed
time
positions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP16883696A
Other languages
English (en)
Inventor
Ichiro Ochiai
一郎 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP16883696A priority Critical patent/JPH106263A/ja
Publication of JPH106263A publication Critical patent/JPH106263A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットの移動経路プログラムを短時間で正
確に作成する。 【解決手段】 教示時にはアスターアーム11を操作す
ることによりロボット3を移動経路に沿い移動させる。
このとき制御装置12は、予め設定した設定時間毎にロ
ボット3の位置データを順次取り込んで記憶し、取り込
んだ位置相互間の距離を演算すると共に、各位置相互間
での速度を、前記設定時間と前記距離とを基に演算す
る。そして、取り込んだ位置と演算した速度とを対応さ
せて移動経路プログラムを自動作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットの教示装
置及び教示方法に関し、短時間で正確な移動経路プログ
ラムを作成することができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ティーチング・プレイバックロボットで
は、ロボットにより実際の作業をする前に、ロボットを
移動経路に沿い移動させ、移動経路の主要位置の位置デ
ータを記憶させる。その後、これら各位置データに夫々
対応させて速度データを入力・指定して記憶させること
により、移動経路プログラムを作成している。実作業時
には、制御装置は、前記移動経路プログラムを読み出
し、ロボットが、前記移動経路プログラムにより指定さ
れた位置(移動経路)を、指定された移動速度で移動す
るように駆動制御をする。
【0003】ここで、産業用ロボットに対してティーチ
ングペンダントにより、移動経路を教示するティーチン
グ方法を、図3を参照して説明する。
【0004】同図において、1はティーチングペンダン
ト、2は制御装置、3はロボットである。教示時には、
ティーチングペンダント1の押釦やジョイスティック等
により、ロボット3を移動経路に沿い移動させる移動指
令を出力する。この場合、出力される移動指令は、直交
系(X,Y,Z軸系)の指令となっている。このように
移動指令を出力することにより、ロボット3は移動経路
に沿い移動していく。このようにしてロボット3を移動
経路に沿い移動させていく途中において、ロボット3が
主要位置(例えば位置A〜E)に位置する毎に、一旦ロ
ボット3を停止させ、停止させた状態でティーチングペ
ンダント1の記憶ボタンを押して、ロボット3の位置
(主要位置A〜E)を、直交系(X,Y,Z軸系)の位
置データおよび関節角データにより特定して、制御装置
2のメモリに記憶する。
【0005】各位置データは、次表1に示すように、各
ステップ毎に直交系位置(X,Y,Z)と各関節角
(α,β,γ)として記憶される。なお、下添え符号
A,B,C,D,E,は、各位置A〜Eにおけるデータを示してい
る。
【0006】
【表1】
【0007】上述したようにして各位置データを求めた
ら、次に、入力装置(キーボード等)により、移動経路
プログラムの各ステップにおける移動速度を、パーセン
トで示した数値として入力する。なお、実作業時におけ
る各位置での移動速度は、ロボット3の最高移動速度
に、移動経路プログラムから読み出したパーセント数値
を乗算することにより求められる。
【0008】さらに、移動経路プログラムの各ステップ
毎にコマンド、ここでは、移動命令であるMOVEと停
止命令であるENDを入力する。このようにして、表1
に示す移動経路プログラムが完成する。なお、表1に示
すプログラムは、説明を簡略にするため6ステップの簡
易なプログラムとして示しているが、実際のプログラム
ではステップ数はかなり多いものとなっている。
【0009】実作業をするときには、表1に示す移動経
路プログラムを読み出し、このプログラムに示す移動経
路(主要位置を結んだ経路)に沿い指定した移動速度で
移動するよう、制御装置2がロボット3の駆動制御(プ
レイバック動作)をする。
【0010】量産品に対して作業をするロボットの場合
には、上述した手法によりティーチングをする手法は有
効であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1回の教示に
より、数ロットの作業しか行わない場合には、上述した
手法により教示をすることは、効率的でなく実用的には
適用不可能であった。
【0012】例えば、アスファルト・スプレーロボット
では、1回の教示によりスプレーできる製品数は最大で
7個、1回の動作時間は15分、1回の教示時間は18
0分となっている。このため、動作時間は105分(1
5分×7個)であるのに対して、教示時間は180分と
なり、動作時間よりも教示時間の方が長くなるため、上
述した手法により教示をしていたのでは効率が極めて悪
く、このような作業分野ではロボット化をしていなかっ
た。
【0013】上述したように、従来ではティーチングペ
ンダント1を用いて位置データを取り込んだ後に、移動
速度データを入力していたため、プログラム作成にかな
りの時間を要していた。また、移動速度データを入力す
るために手数が必要であり面倒であった。更に、移動速
度データを間違った値にして入力してしまう恐れもあっ
た。
【0014】なお、ティーチングペンダント1を用いる
ことなく、入力装置(キーボード等)により、位置デー
タを入力してプログラムを作成することもある。この場
合には、位置データの入力ミスも発生する恐れもあっ
た。
【0015】このようなことから、教示時間に対して作
業時間の短い作業分野にティーチング・プレイバックロ
ボットを適用することができなかった。
【0016】本発明は、上記従来技術に鑑み、教示時間
を大幅に短縮でき、且つ、誤ったデータ入力がされるこ
とのないロボットの教示装置及び教示方法を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、マスターアームと、このマスターアームの
動作に追従して移動動作するロボットと、教示時におい
てマスターアームを動作させてロボットを移動経路に沿
い移動させたときに、予め決めた設定時間ごとにロボッ
トの位置を示す位置データを順次取り込み、取り込んだ
位置の相互間の距離を前記位置データから演算し、さら
に、取り込んだ各位置間での速度を前記設定時間と演算
により得た前記距離とを基に演算し、取り込んだ位置と
演算して得た速度とを対応させて移動経路プログラムを
作成する制御装置と、で構成したことを特徴とする。
【0018】また本発明の構成は、教示時においてマス
ターアームを動作させてロボットを移動経路に沿い移動
させたときに、予め決めた設定時間ごとにロボットの位
置を示す位置データを順次取り込み、取り込んだ位置の
相互間の距離を前記位置データから演算し、さらに、取
り込んだ各位置間での速度を前記設定時間と演算により
得た前記距離とを基に演算し、取り込んだ位置と演算し
て得た速度とを対応させて移動経路プログラムを作成す
ることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態にかかるロボッ
トの教示装置を示す。同図において、1はティーチング
ペンダント、3はロボット、11はマスターアーム、1
2は制御装置である。
【0021】マスターアーム11は、ロボット3を縮小
した相似形の機構となっており、作業者により、このマ
スターアーム11を動かすと、制御装置12の駆動制御
により、ロボット3はマスターアーム11の動きに追従
して動く。また制御装置12は後述する演算処理をし
て、移動経路プログラムを自動作成する。
【0022】本教示装置で教示をするときには、マスタ
ーアーム11を操作して、ロボット3を移動経路に沿い
移動させる。このとき、制御装置12は、予め設定した
時間(例えば1秒)ごとに、ロボット3の位置を示す位
置データを取り込む。例えば、図2に示すように、ロボ
ット3の位置が、スタートしてから1秒後には位置A
に、2秒後には位置Bに、3秒後には位置Cに、4秒後
には位置Dに、5秒後には位置Eにあったとすると、制
御装置12は、各位置A〜Eの位置データを取り込んで
メモリに記憶する。このように記憶した位置データは、
次表2のようにして各ステップ毎に記憶される。なお、
表2に示すプログラムは、説明を簡略にするため6ステ
ップの簡易なプログラムとして示しているが、実際のプ
ログラムではステップ数はかなり多いものとなってい
る。また、位置データを取り込む時間間隔は、作業者に
より自由に設定することができるようになっている。
【0023】
【表2】
【0024】制御装置12は、位置A〜Eの位置データ
を取り込んだら、今度は、各位置相互の距離を演算によ
り求める。つまり、AB間の距離、BC間の距離、CD
間の距離、DE間の距離を演算により求める。図2の例
では、各距離は次の通りであった。 AB間の距離・・・100mm BC間の距離・・・50mm CD間の距離・・・10mm DE間の距離・・・50mm
【0025】制御装置12は、上述した位置相互の距離
演算をしたら、今度は、各位置間での速度(ロボット3
の最高移動速度に対するパーセント値)を、次のように
して演算する。なお、ここでは、ロボット3の最高移動
速度は1000mm/sec であるとしている。 AB間の速度・・・100/1000×100%=10 BC間の速度・・・ 50/1000×100%=5 CD間の速度・・・ 10/1000×100%=1 DE間の速度・・・ 50/1000×100%=5
【0026】このようにして演算した速度(パーセン
ト)は、表2に示すように、各位置に対応して記憶され
る。つまり、AB間の速度(10%)はステップ2の速
度、BC間の速度(5%)はステップ3の速度、CD間
の速度(1%)はステップ4の速度、DE間の速度(5
%)はステップ5の速度として、対応して記憶される。
なお、ステップ1の速度は、ロボットの最大移動速度で
ある100(%)が設定される。かくして、移動経路プ
ログラムが簡単に作成できる。
【0027】このように、本教示装置では、マスターア
ーム11を作動するだけで、ロボット3を移動経路に沿
い移動させることができ、かつ、各位置間の距離及び各
位置間の速度が自動的に演算して設定されるため、ティ
ーチング時間が極めて短くなる。ちなみに、従来ではテ
ィーチングペンダントにより直交座標系の移動指令を出
力してロボットの移動をさせているため、また、速度デ
ータを手動により入力しているため、ティーチング時間
が長かった。また本教示装置では、速度データが自動的
に演算されるため、従来技術と異なり、速度データを誤
入力する恐れもない。ちなみに、従来では、速度データ
を手動により入力していたため、データを誤入力する恐
れがあった。。
【0028】なお、図1の例では、従来と同様に、ティ
ーチングペンダント1を用いて教示をすることもでき
る。また、実作業時には、従来と同様に、移動経路プロ
グラムを読み出して、このプログラムに沿い、制御装置
12がロボット3を駆動制御してプレイバック動作を実
行する。
【0029】また、表2に示すような移動経路プログラ
ムが自動作成された後に、移動速度データの数値を、キ
ーボード入力等により変更することもできる。
【0030】本発明は上述した実施の形態のみならず各
種のロボットシステムに適用することができる。たとえ
ば、「マスターアームと産業用ロボット」「マスターア
ームと産業用マニプレータ」「マスターアームと鍛造用
ロボット」「マスターアームとティーチングプレイバッ
クロボット」などの組み合わせシステムに適用すること
ができる。つまり、本発明でいう「ロボット」とは、各
種のロボットの他、マニプレータをも含む概念として用
いている。
【0031】
【発明の効果】以上実施の形態とともに具体的に説明し
たように、本発明によれば、マスターアームを操作す
ることによりロボットを移動経路に沿い移動させるよう
にしたこと、また、移動経路の位置を設定時間ごとに
自動的に取り込んで各位置データを記憶するとともに各
位置間の移動速度を自動的に演算して記憶することによ
り移動経路プログラムを自動作成するようにしたこと、
により教示時間が極めて短くなる。このため、本発明に
よれば、作業時間の短い作業分野においても、ティーチ
ング・プレイバックロボットを適用することができる。
【0032】また、移動経路の位置及び各位置間の移動
速度を自動的に演算して記憶するため、誤った値のデー
タがプログラムに入力されることがなくなり、正確な移
動経路プログラムを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る教示装置を示す構成
図。
【図2】ロボットの移動経路の一例を示す説明図。
【図3】従来技術を示す構成図。
【符号の説明】 1 ティーチングペンダント 2 制御装置 3 ロボット 11 マスターアーム 12 制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスターアームと、 このマスターアームの動作に追従して移動動作するロボ
    ットと、 教示時においてマスターアームを動作させてロボットを
    移動経路に沿い移動させたときに、予め決めた設定時間
    ごとにロボットの位置を示す位置データを順次取り込
    み、取り込んだ位置の相互間の距離を前記位置データか
    ら演算し、さらに、取り込んだ各位置間での速度を前記
    設定時間と演算により得た前記距離とを基に演算し、取
    り込んだ位置と演算して得た速度とを対応させて移動経
    路プログラムを作成する制御装置と、で構成したことを
    特徴とするロボットの教示装置。
  2. 【請求項2】 教示時においてマスターアームを動作さ
    せてロボットを移動経路に沿い移動させたときに、予め
    決めた設定時間ごとにロボットの位置を示す位置データ
    を順次取り込み、取り込んだ位置の相互間の距離を前記
    位置データから演算し、さらに、取り込んだ各位置間で
    の速度を前記設定時間と演算により得た前記距離とを基
    に演算し、取り込んだ位置と演算して得た速度とを対応
    させて移動経路プログラムを作成することを特徴とする
    ロボットの教示方法。
JP16883696A 1996-06-28 1996-06-28 ロボットの教示装置及び教示方法 Withdrawn JPH106263A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16883696A JPH106263A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ロボットの教示装置及び教示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16883696A JPH106263A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ロボットの教示装置及び教示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH106263A true JPH106263A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15875432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16883696A Withdrawn JPH106263A (ja) 1996-06-28 1996-06-28 ロボットの教示装置及び教示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH106263A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030090491A1 (en) Simulation device
JPH02160487A (ja) ロボット手動送り補正方式
JPH07299777A (ja) 搬送ロボットの制御方法
JPS63257807A (ja) ロボツト制御装置
US4912383A (en) Method of controlling a robot
JPH106263A (ja) ロボットの教示装置及び教示方法
JPH0193805A (ja) ロボットの教示データ作成方法
JP2003165079A (ja) 産業用ロボット
JP2577003B2 (ja) ロボットの制御方法
JP2000061870A (ja) ロボットの原点復帰方法
JP2610996B2 (ja) 多関節ロボット制御装置
JP3191341B2 (ja) ロボット制御装置
JPS61256407A (ja) 数値制御装置
JP2621560B2 (ja) ロボットの制御システム
JP2005050136A (ja) ロボット制御装置
JPH06270082A (ja) 補軸を有するロボットの制御方法
JPH05138349A (ja) 多層盛自動溶接装置
JPH0750410B2 (ja) ロボツト座標補正装置
JPS60220408A (ja) 関節形ロボツト用制御装置
JPH03276208A (ja) ロボット制御装置
JPS61123906A (ja) ロボツトの干渉防止処理システム
JPH0962325A (ja) ロボット到達可否判断装置
JPH02178810A (ja) ロボット制御装置
JPH06250729A (ja) 複数のロボットコントローラ教示システム
JPH04152082A (ja) ロボット倣い制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902