JPH1062328A - 触覚センサ - Google Patents

触覚センサ

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JPH1062328A
JPH1062328A JP8221371A JP22137196A JPH1062328A JP H1062328 A JPH1062328 A JP H1062328A JP 8221371 A JP8221371 A JP 8221371A JP 22137196 A JP22137196 A JP 22137196A JP H1062328 A JPH1062328 A JP H1062328A
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Yuichi Ikeda
裕一 池田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、測定対象の物体の硬さを高い精度で
測定でき、比較的構成が簡単で製作が容易であり、比較
的安価な触覚センサを提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、振動子11及び接触子13を帰
還ループによる自励発振回路によって共振状態で振動さ
せ、その接触子13が物体と接触したときの共振状態の
変化情報を得て、これを前記物体の硬さ情報とする触覚
センサにおいて、前記接触子13が振動の伝播方向の断
面積が変化する形状であるものとした。接触子13が、
振動の伝播方向の断面積が変化する形状とすることによ
り、振動の振幅を振動伝播方向に変化させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機械的振動部を帰還
ループによる自励発振回路によって共振状態で振動さ
せ、前記機械的振動部が物体と接触したときの共振状態
の変化情報を得て、これを前記物体の硬さ情報とする触
覚センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、超音波振動するプローブを対象物
に接触させ、そのときのプローブの共振状態の変化を計
測することによって、対象物の硬さを測定する触覚セン
サが知られている(特公昭40−27236号公報、特
開平1−189583号公報、特開平2−290529
号公報を参照)。この従来技術による触覚センサでは、
対象物に接触させる対物接触振動子を含む振動系を、帰
還ループによる自励発振回路によって共振させ、対物接
触振動子、あるいはその対物接触振動子と機械的に結合
された接触子が対象物と接触したときの対象物のインピ
ーダンスを、自励発振回路の発振周波数の変化、あるい
は電圧の変化として捉え、それによって対象物の硬さ情
報を得るものであった。また、特に特公昭40−272
36号公報のものでは接触子における振幅拡大効果を得
るために振動子と接触子との間にホーン部材を設けてい
る。
【0003】このような触覚センサによれば、(1) 硬さ
を定量的に測定できる。(2) 電気的な測定であるために
測定時間が短い。(3) 非破壊的な測定ができる。そし
て、これらの利点を生かして、例えば皮膚の弾性度の測
定、工業用ロボットの触覚センサ等として用いることが
考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(従来技術の欠点)しかしながら、従来の触覚センサに
おいては、振動子、あるいはその振動子と機械的に結合
された接触子が対象物と接触したときの対象物のインピ
ーダンスを自励発振回路の発振周波数の変化、あるいは
電圧の変化として捉え、それの変化によって対象物の硬
さ情報を得るものであるが、その対象物のインピーダン
スは振動子の振動エネルギに比べてかなり小さいため
に、対象物への接触に伴う発振周波数の変化量、または
電圧の変化量は、対象物への接触前の発振周波数や電圧
に比べてはるかに小さい。このために、対象物への接触
に伴う発振周波数の変化量あるいは電圧の変化量を電気
的に取り出すことは技術的に非常に困難なものであっ
た。また、その変化量を取り出せたにしても、ノイズを
多く含み、信頼度に欠けるデータでしかなかった。この
ような理由から、従来の触覚センサにおいては一般に精
度の高い測定を行うことは困難なものであった。
【0005】(発明の目的)本発明は前記の問題点につ
いて鑑みなされたものであり、対象物の硬さを高い精度
で測定でき、比較的構成が簡単で製作が容易であり、比
較的安価な触覚センサを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(手段)本発明は、機械的振動部を帰還ループによる自
励発振回路によって共振状態で振動させ、前記機械的振
動部が物体と接触したときの共振状態の変化情報を得
て、これを前記物体の硬さ情報とする触覚センサにおい
て、前記機械的振動部が振動の伝播方向の断面積が変化
する形状であるものとした。 (作用)機械的振動部が、振動の伝播方向の断面積が変
化する形状とすることにより、機械的振動部で発生した
振動の振幅を振動伝播方向に変化させることができる。
【0007】特に振動の振幅を接触子の先端方向に行く
に従って大きくなるように機械的振動部の振動子あるい
は接触子の振動伝播方向の断面積変化を定めれば、その
対象物により大きな振幅の振動を与えることができると
共に、一方、対象物の硬さ、すなわち対象物の音響イン
ピーダンスの変化の影響が振動子に大きく与えられるこ
とにより機械的振動部の振動子の共振状態は大きく変化
し、その共振状態の変化量から対象物の硬さを推定する
触覚センサでは結果として高精度で対象物の硬さを測定
できる。さらに、従来の触覚センサと比較し、振動子や
接触子の機械的振動部の形状の工夫のみの構成であるた
め、高精度の触覚センサでありながら従来の触覚センサ
と同等のコストで製作が可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>図1(a)(b)を参照して、本発明
の第1の実施形態を説明する。 (構成)図1(a)は触覚センサシステムの概略的な構
成を示す。同図中、1は触覚センサプローブの本体を形
成する長尺のカテーテルであり、このカテーテル1は例
えば図示しない測定者が操作して内視鏡の挿通用チャン
ネルを通じて患者の体腔内に導入されるものである。図
1(b)で示すように、カテーテル1の先端には同径の
筒状のケーシング2がそのカテーテル1と同軸に取着さ
れている。このケーシング2は基端側ケーシング部材3
と先端側ケーシング部材4からなり、両部材3,4は基
端側ケーシング部材3の先端部内面に固着された接続リ
ング5の外周に、先端側ケーシング部材4の基端部をね
じ込んで連結される。両者の端面は互いに突き当てた状
態で配置させられる。
【0009】基端側ケーシング部材3の最後端部にはカ
テーテル1のコイル芯材6の先端と、カテーテル1の先
端部分が被嵌しており、カテーテル1の先端部分は糸巻
き部7で締結された上で封止材8によって固定されてい
る。また、コイル芯材6の先端部分は基端側ケーシング
部材3の最後端部にろう付け取着されている。
【0010】先端側ケーシング部材4の先端部は先細り
テーパ状の筒状に形成されている。このようなケーシン
グ2内には円筒状で内部に空間を設けた振動子11が同
軸的に配置されている。ここでの振動子11としては例
えば圧電セラミックを用いているが、水晶発振子、磁歪
素子、高分子圧電体(PVDF)等であっても良い。振
動子11は径方向に分極されており、その内周面と外周
面にはそれぞれ電極が取り付けられている。そして、内
外各周面に設けた両電極に、給電コード12を通じて、
時間変動する電圧を印加すると、振動子11が励磁さ
れ、機械的振動を行うようになっている。
【0011】この中空の振動子11の先端にはその軸方
向の前方に延設された接触子13が同軸的に配置された
状態で接着固定されている。接触子13の後端には振動
子11の内孔11aに密に嵌り込む突部13aが形成さ
れ、その突部13aを振動子11の内孔11aに密に嵌
め込んだ状態で固着するため、両者は緊密に密着されて
いる。そして、この少なくとも振動子11と接触子13
から機械的振動部を構成している。
【0012】この接触子13の外周は軸方向の弾性振動
の1/4 波長の長さにわたって軸方向先端側を細くしたテ
ーパ形状に形成されている。このように接触子13は軸
方向の弾性振動の1/4 波長の長さにわたってテーパ形状
に形成されているために振動の振幅拡大効果を持つ。ま
た、一般的には接触子13の先端部から、軸方向の弾性
振動の、少なくとも1/4 波長ないし1/2 波長の長さにわ
たって、接触子13または振動子11を含む機械的振動
部の断面積が振動の伝播方向に減少する形状にすること
が望ましい。また、接触子13の全長を、機械的振動部
の軸方向の弾性振動の1/4 波長ないし1/2 波長の長さに
設けるとよい。
【0013】接触子13のテーパ外周面の傾斜は先端側
ケーシング部材4の内面のテーパに適合するように形成
されている。接触子13は先端を測定対象の物体、つま
り生体の対象物14に当てるために裁頭円錘形状に形成
されており、その接触子13の先端部分のみが僅かな広
さの平坦な突当て面を形成し、これを突当て部15とし
てある。
【0014】前記振動子11の基端部にはそれと同軸に
検出素子18が密着して同軸的に設置されており、この
検出素子18は振動子11に協調して振動することによ
って振動子11の振動の振幅、周波数をモニターするた
めのセンサとして作用する。検出素子18の材料として
は、前記振動子11と同様に、圧電セラミック、水晶発
振子などを用いる。また、一体化された振動子11と接
触子13及び検出素子18のユニットは固定部材として
の2つのリング状の弾性部材16a,16bを介して、
ケーシング2の内面に保持されている。一方の弾性部材
16aはケーシング2に固定した接続リング5の内周溝
17に嵌り込んで保持されており、他方の弾性部材16
bは接触子13の後端部外周部分と先端側ケーシング部
材4の内面部分との間に介在する。そして、ケーシング
2と、振動子11及び接触子13との間に弾性部材16
a,16bが介在するために振動子11側の機械的な振
動がケーシング2に伝達されることはない。また、弾性
部材16a,16bは、接触子13、振動子11及び検
出素子18の一体的なユニット部材からなる機械的振動
系19の機械的振動の節部にそれぞれ設けるようにすれ
ば、その機械的な振動を阻害させない。弾性部材16
a,16bを設ける位置は接触子13以外の場所でもよ
い。また、前記接触子13の突当て部15はケーシング
2の先端より突出するように取り付けられている。
【0015】一方、検出素子18の出力信号は図1
(a)で示すように出力コード20を通じ、カテーテル
1の外部に設置された装置のアンプ回路21を経て、フ
ィルタ回路22に入力される。フィルタ回路22の出力
は、再びケーシング2内の振動子11に入力され、振動
子11の駆動信号になる。すなわち、振動子11、検出
素子18、アンプ回路21、及びフィルタ回路22に
て、自励発振の閉回路を形成している。この自励発振回
路によって、振動子11、接触子13、検出素子18か
らなる機械的振動系19は一体的な機械的振動部として
機械的な共振振動を行う。フィルタ回路22としてはゲ
インが周波数に対して変化する周波数帯域を持つ、例え
ばバンドパスフィルタや積分回路、微分回路、ピーキン
グ回路等が考えられる。
【0016】フィルタ回路22の出力ラインには、電圧
測定手段25、周波数測定手段26に接続されていて、
動作中の自励発振回路の電圧、周波数をモニタすること
ができるようになっている。電圧測定手段25と周波数
測定手段26は自励発振回路の中であれば、どの位置に
設けても良い。
【0017】(作用)測定者はカテーテル1を例えば内
視鏡等の補助具を通じて体腔内に導入する。そして、カ
テーテル1を操作し、対象物14の表面に対して共振振
動している接触子13の先端を接触させる。このときに
対象物14が例えばゴムのように弾性に富んだ物体であ
れば、機械的振動系19の音響インピーダンスが増加す
るのに伴って、その共振周波数が音響インピーダンス、
すなわち対象物14の硬さに応じてわずかに低下する。
このとき、接触子13がテーパ形状をなし、軸方向先端
にいくに従って断面積が小さくなるように形成されてい
るために、対象物14の音響インピーダンスは振動子1
1に対して拡大されて伝達される。すなわち、振動子1
1に対する共振振動の変化を大きく促すために、共振周
波数低下の効果が大きいことになる。
【0018】(効果)したがって、対象物14のわずか
な硬さ、すなわち音響インピーダンスの変化に対しても
共振状態が大きく変化し、周波数変化、電圧の変化が大
きい。このために構成が容易で安価であるにも拘らず、
対象物14のわずかな硬さの変化にも敏感に反応し、精
度の高い硬さの測定を行うことができる。また、構成が
比較的簡単であり、触覚センサを容易に作ることができ
て安価な触覚センサを提供することができる。
【0019】<第2実施形態>図2を参照して、本発明
の第2の実施形態を説明する。 (構成)図2は第2の実施形態に係る触覚センサの先端
部のみを示す縦断面図である。この触覚センサは前記第
1の実施形態においての接触子13を振動子11と一体
的に圧電セラミックで製作したものである。振動子11
と一体となった接触子13の先端部外周はテーパ状をな
している。その他または図示しない共振回路については
前述した第1の実施形態と同じであるので、その説明を
省略する。
【0020】(作用)この実施形態における振動子11
と接触子13が一部品で構成されているために、その組
立時に振動子11と接触子13の接着等の組立作業が不
要となる。
【0021】(効果)第1実施形態の効果の他に、さら
に組立が容易で安価な触覚センサとすることができる。
【0022】<第3実施形態>図3を参照して、本発明
の第3の実施形態を説明する。 (構成)図3は第3の実施形態に係る触覚センサの先端
部のみを示す縦断面図である。この第3の実施形態に係
る触覚センサは前述した第1の実施形態においての、円
筒型の振動子11の内径と同じ径の棒状の接触子13を
設け、この接触子13の基端部分を振動子11の先端部
分に嵌め込んで固着し、さらに接触子13の先端側部分
を振動子11の前方に僅かに突き出させたものである。
振動子11と接触子13にはそれぞれに振動伝播方向に
断面積の変化はないが、振動子11の断面積よりも、接
触子13の断面積が小さくなるよう製作されている。ま
た、その機械的振動系19の振動の節部である、振動が
振動子11から接触子13へと伝播する箇所で、ステッ
プ的に断面積が小さくなるように変化している。つま
り、機械的振動部がステップ型ホーンを構成している。
また、前記弾性部材16bはそれに応じた適合形状が選
ばれている。
【0023】(作用)断面積変化による精度向上の第1
の実施形態の作用のほかに、振動子11、接触子13が
共にストレートな形状であるため、それらの部品の製作
時に複雑な手間を必要としない。
【0024】(効果)第1の実施形態の効果の他に、接
触子13の部品工作が容易で安価な触覚センサを提供す
ることができる。
【0025】<第4実施形態>図4(a)(b)及び図
5を参照して、本発明の第4の実施形態を説明する。 (構成)図4(a)は触覚センサシステムの概略的な構
成を示す。同図中、1は触覚センサプローブの本体を形
成する長尺のカテーテルであり、このカテーテル1は、
例えば図示しない測定者が操作して内視鏡の挿通用チャ
ンネルを通じて患者の体腔内に導入されるものである。
カテーテル1の先端には図4(b)で示すように、同径
の筒状のケーシング2がそのカテーテル1と同軸に取着
されている。このケーシング2の先端には弾性材料でキ
ャップ状に形成された接触子13が接続されている。こ
のキャップ状の接触子13の基端部分がケーシング2の
先端部外周に嵌着して同軸的に配置させられるととも
に、両者の外周面が面一になるように連結されている。
ケーシング2と接触子13の嵌着周面部分にはそれぞれ
複数の溝31とこれに係合する突条32が設けられてい
る。そして、その溝31と突条32を係合することによ
りケーシング2と接触子13が水密を保って接続され
る。この両者を接着により固定するようにしてもよい。
【0026】前記ケーシング2の最後端部には前記第1
の実施形態と同様、カテーテル1のコイル芯材6の先端
と、カテーテル1の先端部分が被嵌しており、カテーテ
ル1の先端部分は糸巻き部7で締結された上で封止材8
によって固定されている。また、コイル芯材6の先端部
分はケーシング2の最後端部にろう付けにより固着され
ている。
【0027】また、ケーシング2内には円筒状の振動子
11が同軸的に配置されている。ここでの振動子11と
しては例えば圧電セラミックを用いているが、水晶発振
子、磁歪素子、高分子圧電体(PVDF)等であっても
良い。また、振動子11は径方向に分極されており、そ
の内周面と外周面にそれぞれ電極が取り付けられてい
る。そして、内外各周面に設けた両電極に、給電コード
12を通じて、時間変動する電圧を印加すると、その振
動子11は機械的振動を行う。
【0028】前記接触子13は先端部が裁頭円錘形状に
形成され、その中心部には金属製の芯部材33が設けら
れている。この芯部材33は接触子13を成形する際に
インサートして取り付けられるものである。このインサ
ート成形によって、その接触子13の弾性材料と芯部材
33は水密を保って一体化される。この接触子13を形
成する弾性材料としては例えばシリコンゴムなどの合成
ゴム、ポリウレタンやフッ素樹脂などの樹脂材料を用い
るとよい。
【0029】裁頭円錘形状に形成された接触子13の先
端部は先細りテーパ状に形成されているが、接触子13
の先端の平坦部が対象物14に突き当てる突当て部15
として形成されている。また、芯部材33の先端部は、
先が尖った円錘形状に形成されており、その円錘底辺部
33aは僅かに大きくフランジ状に突き出している。こ
の芯部材33の先が尖った円錘形状の先端34のみが、
前記突当て部15から僅かに露出して突き出している。
【0030】前記振動子11の先端部には芯部材33の
後端部分が密に挿入して嵌着されている。つまり、芯部
材33の後端部分は振動子11の内孔11aに密に嵌り
込んだ状態で固着するため、両者は緊密に密着されてい
る。前記振動子11の先端はその接触子13の内面に突
き当たって密着している。そして、少なくとも振動子1
1と接触子13から機械的振動部を構成している。
【0031】前記振動子11の基端にはそれと同軸に検
出素子18が密着して同軸的に設置されている。この検
出素子18は振動子11に協調して振動することによっ
て振動子11の振動の振幅、周波数をモニターするため
のセンサとして作用する。この検出素子18の材料とし
ては前記振動子11と同様に、圧電セラミック、水晶発
振子などを用いる。また、接触子13と振動子11と検
出素子18はリング状の弾性部材16を介してケーシン
グ2の内面に支持されている。そして、ケーシング2と
振動子11の間にはリング状の保持用弾性部材16が介
在するために機械的な振動がケーシング2側に伝達され
ることはない。また、接触子13、振動子11及び検出
素子18は一体的なユニット組立て体となった機械的振
動系19の機械的振動部を構成する。そして、図4
(a)で示すように前記保持用弾性部材17はその機械
的振動系19の機械的振動部の振動の節部に設けるよう
にする。このようにすれば、その機械的な振動を阻害さ
せない。この保持用弾性部材16を設ける位置は接触子
13以外の場所でもよい。また、前記接触子13の突当
て部15と検出素子18の後端は機械的振動系19の機
械的振動の腹部に位置するように構成する。
【0032】一方、検出素子18の出力信号は図1
(a)で示すように、出力コード20を通じてカテーテ
ル1の外部に設置された装置のアンプ回路21を経て、
フィルタ回路22に入力される。フィルタ回路22の出
力は、再びケーシング2内の振動子11に入力され、振
動子11の駆動信号になる。すなわち、振動子11、検
出素子18、アンプ回路21、及びフィルタ回路22に
て、自励発振の閉回路を形成している。この自励発振回
路によって、振動子11、接触子13、検出素子18か
らなる機械的振動系19は一体的に機械的な共振振動を
行う。
【0033】フィルタ回路22の出力ラインには、電圧
測定手段25、周波数測定手段26に接続されていて、
動作中の自励発振回路の電圧、周波数をモニタすること
ができるようになっている。電圧測定手段25と周波数
測定手段26は自励発振回路の中であれば、どの位置に
設けても良い。
【0034】図5は触覚センサを内視鏡35のチャンネ
ルを通して患者36の体腔内に挿入して消化管の硬さ測
定診断を行う状態を示す。患者36の体腔内に内視鏡3
5の挿入部を挿入した後、触覚センサのカテーテル1を
内視鏡35のチャンネルに挿入して患者36の消化管内
に導入する。一方、前記アンプ回路21とフィルタ回路
22は内視鏡35の外に置かれたコントローラ37内に
配置されている。また、電圧測定手段25と周波数測定
手段26は同じく内視鏡35の外に置かれた計測部38
内に配置されている。内視鏡35によって得られた撮像
信号はカメラコントロールユニット39で合成された後
に、スキャンコンバータ41を経てモニター42に映像
として写し出される。
【0035】一方、計測部38で抽出された硬さ情報は
グラフに映像化され、スキャンコンバータ41へ入力さ
れる。硬さ情報のグラフ43はスキャンコンバータ41
において内視鏡35の観察画像中にスーパーインポーズ
され、モニター42の画面において内視鏡25による画
像44と重ねて表示されるようになっている。
【0036】(作用)接触子13が、対象物14に接触
する部材であるという本来の目的のほかに、水密構造、
振動吸収構造を兼ね備えた成形部品として一体に製作で
きる。 (効果)接触子13を製作の容易な成形部品でありなが
ら、複数の機能を兼ね備えたことにより安価で、部品製
作組立の容易な触覚センサとすることができる。なお、
前記接触子13はその中心部分にセラミック部品、その
周辺部に中心部分よりも弾性の低い部品で構成したもの
としてもよい。
【0037】<第5の実施形態>図6を参照して、本発
明の第5の実施形態を説明する。この実施形態は前述し
た第4の実施形態における接触子13における芯部材3
3を省略し、接触子13の全体を弾性材料で一体に製作
したものである。
【0038】<第6の実施形態>図7を参照して、本発
明の第6の実施形態を説明する。 (構成)図7は第4の実施形態の触覚センサにおける先
端部のみを示す。これは、第4実施形態の構成の触覚セ
ンサにおいて、機械的振動系19の部材を保持する固定
部材16をポリスチレンなどのような空気を多く含んだ
発泡性材料で製作したものである。
【0039】(作用)第1実施形態の作用のほかに、固
定部材16には空気を多く含有しているために振動吸収
効率が高く、振動子11からケーシング2へのわずかな
振動も吸収する。
【0040】(効果)第4の実施形態の効果のほかに、
振動子11からケーシング2への振動の伝達をほぼ完全
に遮断することができ、精度の高い測定ができる触覚セ
ンサとすることができる。
【0041】<第7の実施形態>図8を参照して、本発
明の第7の実施形態を説明する。 (構成)図8は第7の実施形態の触覚センサの先端部の
みを示す。これは、第4の実施形態の構成の触覚センサ
において、固定部材16を検出素子18の後端に配置
し、この弾性部材からなる固定部材16を介してケーシ
ング2に接続した。
【0042】(作用)第4の実施形態の作用のほかに、
振動子11、検出素子18、接触子13からなる機械的
振動系19を先端の接触子13の部分と、後端の検出素
子18の最も長い2点間距離でケーシング2に対して固
定するために、振動系19の部材をケーシング2に対し
て正確に位置決めすることができる。
【0043】(効果)第4の実施形態の効果のほかに、
工作組立精度が向上するために、測定誤差の少ない触覚
センサとすることができる。
【0044】なお、前述した実施形態では体腔内に導入
して体腔内対象物の硬さを測定するようにしたが、患者
の皮膚などの体外部位の硬さを測定するようにしてもよ
いものである。
【0045】なお、本発明での振動子はその径方向に分
極させたものに限らず、その軸方向に分極し、さらには
その圧電セラミックを積層させたものでもよい。 [付記] (第1群) (1) 機械的振動部を帰還ループによる自励発振回路によ
って共振状態で振動させ、機械的振動部が測定対象の物
体と接触したときの共振状態の変化情報を得て、物体の
硬さ情報とする触覚センサにおいて、機械的振動部が振
動の伝播方向の断面積が変化する形状であることを特徴
とした触覚センサ。 (2) 振動子を、帰還ループによる自励発振回路によって
共振させ、振動子あるいは振動子と機械的に結合された
接触子が物体と接触したときの自励発振回路の発振周波
数の変化情報を得て、物体の硬さ情報とする触覚センサ
において、接触子の先端部から、軸方向の弾性振動の1/
4 波長ないし1/2 波長の長さにわたって、接触子の断面
積が、振動の伝播方向に減少する形状であることを特徴
とした触覚センサ。
【0046】(3) 前記機械的振動部に振動子と接触子の
少なくとも一方を有することを特徴とする付記(1) の触
覚センサ。 (4) 前記機械的振動部は振動子と接触子からなり、接触
子の全長は軸方向弾性振動の1/4 波長から1/2 波長の長
さであることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (5) 前記接触子は振動の伝播方向に断面積が減少する形
状であることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (6) 振動子と接触子とからなる機械的振動部、及び検出
素子とが一体的に圧電セラミックで構成されていること
を特徴とする触覚センサ。
【0047】(7) 前記機械的振動部がテーパ形状をして
いることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (8) 前記機械的振動部がステップ型ホーンであることを
特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (9) 前記振動子が円筒形状であり、振動子の内径と同じ
径の外径を持つ棒状の接触子が振動子の内腔にはめ込ま
れ、機械的振動部がステップ型ホーンを形成しているこ
とを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (10)前記機械的振動部の内部に空間を設けたことを特徴
とした付記(1) の触覚センサ。
【0048】(第1群の従来例の問題点) 付記(1) について 振動子と接触子との間にホーン部材を設けて接触子での
振動振幅を拡大して、高精度の測定を行おうとする触覚
センサでは、振動子とホーン部材、接触子が直線的に構
成されるために、全長が長くなり操作性が悪い、構成部
品が増えるために高価になるという問題があった。
【0049】付記(2) 〜(9) について 接触子の断面積を軸方向に変化させることによって接触
子での振動振幅を拡大して、高精度の測定を行おうとす
る触覚センサでは、接触子の断面積変化をもたせている
部分の長さが、1/4 波長以下の短いものであったため、
十分な振幅拡大が得られず、必ずしも精度の向上につな
がるものではなかった。しかし、付記2〜9のものによ
れば、全長を短くすることで操作性が良い触覚センサを
提供することができる。
【0050】付記(2) 作用 効果的に振動の振幅を増大させるためには、振動の節部
において断面積の変化する部分を設けることは望まし
い。接触子の先端部から軸方向の弾性振動の1/4波長か
ら1/2 波長の長さの間には必ず1箇所の節部を有する。
節部を含む範囲の長さの中で断面積変化を行うことで、
より効果的に振幅拡大を行い、結果として高精度で測定
できる触覚センサとすることができる。
【0051】付記(10)の作用 振動の振幅を増大させるためには機械的振動部を軽量に
することが効果的である。そこで、振動の発生に関与し
ない機械的振動部の内部に空間を設けることによって機
械的振動部を軽量化し、結果として高精度で測定できる
触覚センサとすることができる。
【0052】(第2群) (1) 機械的振動系を帰還ループによる自励発振回路によ
って共振状態で振動させ、振動子あるいは振動子と機械
的に結合された接触子が物体と接触したときの共振状態
の変化情報を得て、物体の硬さ情報とする触覚センサに
おいて、接触子の一部または全部が弾性材料で形成され
ていることを特徴とする触覚センサ。 (2) 前記接触子の一部または全部が、樹脂材料からなる
ことを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (3) 接触子の一部または全部が、ポリウレタン樹脂から
なることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (4) 前記接触子の一部または全部が、フッ素樹脂からな
ることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。
【0053】(5) 前記接触子の一部または全部が、合成
ゴム材料からなることを特徴とした付記(1) の触覚セン
サ。 (6) 前記接触子の一部または全部が、シリコンゴムから
なることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (7) 前記接触子の一部または全部が、フッ素ゴムからな
ることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (8) 前記接触子が中心部と周辺部とで弾性の異なる部品
からなることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。
【0054】(9) 前記接触子が、中心部に金属部品、周
辺部に中心部よりも弾性の低い部品からなることを特徴
とした付記(1) の触覚センサ。 (10) 前記接触子が、中心部にセラミック部品、周辺部
に中心部よりも弾性の低い部品からなることを特徴とし
た付記(1) の触覚センサ。 (11) 前記接触子が周辺部において、振動子を覆うケー
シング部材と水密結合していることを特徴とした付記
(1) の触覚センサ。これによると、接触子と、振動系を
ケーシング部材に対して水密構造支持する水密手段とを
兼ねることができる。 (12) 前記振動子の振動の節部近傍において固定部材に
よってケーシング部材と結合していることを特徴とした
付記(1) の触覚センサ。これによると、振動の節部で固
定することによって、振動を減衰させること無く振動子
を固定することができる。
【0055】(13) 前記振動子の振動の節部近傍におい
てリング状の固定部材によってケーシング部材と結合し
ていることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (14) 機械的振動系を保持する固定部材が発泡材料であ
ることを特徴とした付記(1) の触覚センサ。 (15) 機械的振動部を保持する固定部材が発泡性のスチ
レン材料であることを特徴とした付記(1) の触覚セン
サ。 (16) 振動子、接触子を含む先端部が、内視鏡のチャン
ネルを挿通可能な付記(1) の触覚センサ。これによる
と、切開などの侵襲を与えること無く内視鏡を通して患
者の体腔内の硬さ診断ができるために、患者に苦痛を与
えることのない触覚センサとすることができる。 (17) 機械的振動系を振動させ、振動子、あるいは振動
子と機械的に結合された接触子が物体と接触したときの
状態の変化情報を得て、物体の硬さ情報とする触覚セン
サにおいて、接触子の一部または全部が弾性材料で形成
されていることを特徴とする触覚センサ。
【0056】(第2群の従来技術)超音波振動するプロ
ーブを対象物に接触させ、プローブの共振周波数の変
化、あるいは電圧の変化を検知することによって対象物
の硬さを測定する触覚センサが従来より知られている
(特公昭40−27236号公報、特開平1−1895
83号公報、特開平2−290529号公報を参照)。
このような触覚センサは(1) 硬さを定量的に測定でき
る。(2) 電気的な測定であるために測定時間が短い。
(3) 非破壊的な測定ができる。などの利点を生かし、皮
膚の弾性度の測定、工業用ロボットの触覚センサとして
用いることが提案されている。従来技術による触覚セン
サでは、対象物に接触させる対物接触振動子を含む振動
系を、振動の伝達効果を高くするために、音速の高い金
属材料等で製作していた。さらに、振動系をカバーする
ケーシング部材から弾性部材によって支持し、振動がケ
ーシング部材に伝達されることを防いでいた。
【0057】(2群の従来技術の欠点)しかしながら、
従来の触覚センサにおいては、振動系をカバーするケー
シング部材から弾性部材によって支持するという構成で
あるため、構造が複雑になり、組立性が悪い、外径が大
きくなり操作性が悪いという問題があった。特に、内視
鏡を通して生体内に挿入し、診断のため生体組織の硬さ
測定を行おうとする場合には大きな触覚センサでは外径
の大きな内視鏡を使わざるを得ず、患者に苦痛を与える
ものであった。
【0058】(2群の総括的な目的と効果)組立が容易
で、外形が小さいために操作性が良く、さらに径内視鏡
的な使用でも患者の苦痛を低減した触覚センサを提供す
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、測
定の対象物の硬さを高い精度で測定でき、比較的構成が
簡単で製作が容易であり、比較的安価な触覚センサを提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1の実施形態に係る触覚センサシス
テムの概略的な構成の説明図、(b)はその触覚センサ
の先端部の縦断面図。
【図2】第2の実施形態に係る触覚センサの先端部の縦
断面図。
【図3】第3の実施形態に係る触覚センサの先端部の縦
断面図。
【図4】(a)は第4の実施形態に係る触覚センサシス
テムの概略的な構成の説明図、(b)はその触覚センサ
の先端部の縦断面図。
【図5】(a)は第4の実施形態に係る触覚センサシス
テムの使用状態を概略的に示す説明図、(b)は触覚セ
ンサの先端を対象物に当てた状態の斜視図。
【図6】第5の実施形態に係る触覚センサの先端部の縦
断面図。
【図7】第6の実施形態に係る触覚センサの先端部の縦
断面図。
【図8】第7の実施形態に係る触覚センサの先端部の縦
断面図。
【符号の説明】
1…カテーテル、2…ケーシング、11…振動子、13
…接触子、15…突当て部、16…弾性部材、18…検
出素子、19…機械的振動系、21…アンプ回路、22
…フィルタ回路、25…電圧測定手段、26…周波数測
定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A61B 1/00 300 H01L 41/08 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機械的振動部を帰還ループによる自励発振
    回路によって共振状態で振動させ、前記機械的振動部が
    物体と接触したときの共振状態の変化情報を得て、これ
    を前記物体の硬さ情報とする触覚センサにおいて、前記
    機械的振動部が振動の伝播方向の断面積が変化する形状
    であることを特徴とした触覚センサ。
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