JPH106219A - 木工用ベルトサンダー機のベルト清掃装置 - Google Patents

木工用ベルトサンダー機のベルト清掃装置

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JPH106219A
JPH106219A JP18659996A JP18659996A JPH106219A JP H106219 A JPH106219 A JP H106219A JP 18659996 A JP18659996 A JP 18659996A JP 18659996 A JP18659996 A JP 18659996A JP H106219 A JPH106219 A JP H106219A
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JP
Japan
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grinding head
belt
work material
counter
air injection
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JP18659996A
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Yasuhiro Tominaga
泰弘 富永
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Amitec Corp
Original Assignee
Amitec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無端サンディングベルトの研削面に高圧空気
を噴射させて、該研削面に付着した研磨塵を除去するベ
ルト清掃装置を具備した木工用ベルトサンダー機にあっ
て、空気消費量の無駄のないベルト清掃装置を提供す
る。 【解決手段】 加工材検知子(リミットスイッチLS)
による加工材の到来検知及び通過検知に基づいて、少な
くとも当該研削ヘッド13a,13b,13cを加工材
wが通過中には、当該空気噴射装置を駆動するように
し、加工材wの通過がない場合には、可及的に空気噴射
装置を駆動休止するように、空気噴射装置の駆動タイミ
ングを設定する駆動タイミング制御装置を備えたもので
あるから、加工材wの研削を行なっていない間は、可及
的に、空気噴射が休止され、空気消費量が低減し、かつ
空気噴射にともなう騒音も低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端サンディング
ベルトによって、加工材の研削研磨を施す研削ヘッドを
配設してなる木工用ベルトサンダー機において、無端サ
ンディングベルトの研削面に付着した研磨塵を除去する
ベルト清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】研削ヘッドに備えた空気噴射装置により
無端サンディングベルトの研削面に、噴射ノズルから高
圧空気を噴射させて、該研削面に付着した研磨塵を除去
するベルト清掃装置を具備し、このベルト清掃装置によ
り研削面の目詰まりを阻止し、無端サンディングベルト
により加工材の研削肌を良好に維持するようにした木工
用ベルトサンダー機は、特公昭40−20116号、実
公昭47−31026号、または実公昭51−3929
7号等種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来構成に
あっては、加工材を供給しない間にも、無端サンディン
グベルトの走行中には、常時噴射ノズルから高圧空気が
噴射され、エアーの消費量が多く、研磨していないとき
には、無駄があり、しかも、常時騒音が発生することと
なって、作業環境を低下させる原因ともなっている。特
に、複数段の研削ヘッドを備えた構成にあっては、各研
削ヘッドごとに噴射ノズルが設けられるから、全体とし
てのエアー消費量が多く、また、各研削ヘッドの加工材
が到来するまでの時間が相対的に長くなり、空気消費量
の無駄が多くなる。本発明は、かかる従来構成の問題点
を除去することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、送材装置の上
方に、駆動ロールを含む複数のロールによって構成され
るベルト案内機構に無端サンディングベルトを掛け渡し
て、該ベルトを走行させてなる研削ヘッドを一段以上配
設すると共に、夫々の研削ヘッドに備えた空気噴射装置
により無端サンディングベルトの研削面に高圧空気を噴
射させて、該研削面に付着した研磨塵を除去するベルト
清掃装置を具備した木工用ベルトサンダー機において、
加工材検知子による加工材の到来及びその通過検知に基
づいて、少なくとも当該研削ヘッドを加工材が通過中に
は、当該空気噴射装置を駆動するようにし、加工材の通
過がない場合には、可及的に空気噴射装置を駆動停止す
るように、空気噴射装置の駆動タイミングを設定する駆
動タイミング制御装置を備えたことを特徴とする木工用
ベルトサンダー機のベルト清掃装置である。
【0005】この構成にあっては、研削ヘッドは、前記
加工材検知子に基づくタイミング制御により、加工材が
供給されない間は、可及的に空気噴射装置を駆動休止し
ている。尚、この空気噴射装置の駆動及び駆動停止は、
加工材が研削中にのみ高圧空気が噴射されるように制御
することが望ましいが、その噴射タイミングが、遅延又
は早まったとしても、装置に重大な影響を与えるでもな
いから、後述する加工材検出子,タイマー又はカウンタ
ーの配置,個数等の条件により、適宜に選定され得る。
【0006】ここで、加工材が供給されない間、可及的
に空気噴射装置を駆動休止させる構成としては、研削ヘ
ッドを複数段配設した木工用ベルトサンダー機におい
て、送材通路の加工材供給口に設けた加工材検知子によ
り、加工材の到来及び通過を検知すると共に、加工材検
知子から、各研削ヘッドまでの到達時間にほぼ対応する
複数のタイマー又は各研削ヘッドまでの走行距離にほぼ
対応する送材モータの駆動系の回動量を計数するカウン
ターを設け、該タイマーの時限消化又はカウンターの計
数消化により、当該研削ヘッドに加工材が到来すると空
気噴射装置を駆動し、加工材が通過すると駆動を停止す
るようにしてなる駆動タイミング制御装置を備えた構成
が提案される。この構成は、送材通路の加工材供給口
に、単一の加工材検知子を設け、各研削ヘッドまでの位
置が異なるから、夫々の研削ヘッドごとに、タイマー又
はカウンターにより各個に制御するものである。
【0007】研削ヘッドを複数段配設した木工用ベルト
サンダー機に適用するその他の構成として、送材通路の
加工材供給口に設けた加工材検知子により、加工材の到
来及び通過を検知すると共に、加工材検知子から初段の
研削ヘッドまでの到達時間にほぼ対応する始動タイマー
又は初段の研削ヘッドまでの走行距離にほぼ対応する送
材モータの駆動系の回動量を計数する始動カウンターを
設け、加工材検知子による加工材の前端検知によって、
始動タイマー又は始動カウンターを駆動し、該始動タイ
マーの時限消化又は該始動カウンターの計数消化によ
り、各空気噴射装置の駆動を行ない、加工材検知子から
最終段の研削ヘッドの位置までの到達時間にほぼ対応す
る停止タイマー又は最終段の研削ヘッドまでの走行距離
にほぼ対応する送材モータの駆動系の回動量を計数する
停止カウンターを設け、加工材検知子による加工材の後
端検知によって、停止タイマー又は停止カウンターを駆
動し、該停止タイマーの時限消化又は該停止カウンター
の計数消化により、各空気噴射装置の駆動を停止するよ
うにしてなる駆動タイミング制御装置を備えたものも提
案され得る。
【0008】この構成は、上述の構成に比して、各研削
ヘッドごとに、空気制御を行なうものではないが、単一
の始動タイマー又は始動カウンターと、停止タイマー又
は停止カウンターとを設ければ良いから、駆動タイミン
グ制御装置の部品点数が少なくて済むという利点があ
る。
【0009】また、同じく研削ヘッドを複数段配設した
木工用ベルトサンダー機において、各研削ヘッドの供給
側に夫々加工材検知子を設け、該加工材検知子により加
工材の到来及び通過を検知すると共に、加工材検知子か
ら、当該研削ヘッドまでの到達時間にほぼ対応するタイ
マー又は研削ヘッドまでの走行距離にほぼ対応する送材
モータの駆動系の回動量を計数する始動カウンターを設
け、該タイマーの時限消化又はカウンターの計数消化に
より、当該空気噴射装置の駆動及び駆動停止するように
してなる駆動タイミング制御装置を備えるようにしても
良い。
【0010】この構成にあっては、加工材検出子が、各
研削ヘッドごとに必要となるが、さらに決めの細かな、
空気噴射装置の駆動制御を行なうことができる利点があ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1について本発明の木工用ベル
トサンダー機の一例を説明する。1は機枠であって、そ
の下部には、送材装置2が前後方向に配設されている。
送材装置2の構成について説明すると、送材フレーム3
には、その機枠1からはみ出した前後端で、送材モータ
6によって駆動する駆動送材ロール4及び従動送材ロー
ル5が設けられ、該送材ロール4,5に、送材ベルト7
が掛け渡されて走行する。この送材フレーム3は、螺子
軸(図示せず)により支持され、ハンドル10の回動操
作によって螺子軸を螺進作動させることにより昇降調整
が可能となる。
【0012】機枠1の上部に連成した縦フレーム11に
は前後三位置で研削ヘッド13a,13b,13cが配
設される。この研削ヘッド13a,13b,13cにあ
って、ベルト案内機構を付装したサンディングフレーム
14には、夫々パッド装置15が嵌着され、かつサンデ
ィングフレーム14に設けた駆動案内ローラ17、案内
ローラ18及び舵取ローラ19からなるベルト案内機構
に無端サンディングベルト20を掛渡して構成される。
【0013】前記パッド装置15は、スポンジ、ゴム、
フェルト等の弾性材からなる踏圧パッド16の下面を布
等の滑りのよい耐摩性被覆帯で覆われており、パッド装
置15内に配設した空気室(図示せず)の圧力制御によ
り、加工材xが踏圧パッド16(研削部)の直下に来る
と、該踏圧パッド16を下方へ押し出し、無端サンディ
ングベルト20を加工材w上面に圧接するようにしてい
る。
【0014】前記駆動案内ローラ17はサンディングフ
レーム14の供給側に、案内ローラ18は排出側に夫々
枢支される。そして前記サンディングフレーム14の上
部位置に、テンション機構を付与された舵取ローラ19
が首振可能に支持される。送材装置2の上部には押えロ
ーラ24が複数個枢支されている。
【0015】一方、各研削ヘッド13a,13b,13
cの無端サンディングベルト20の表面に対向させて、
夫々電磁弁V1 〜V3 により高圧空気源Pとの連通及び
遮断が制御される空気噴射ノズル22a,22b,22
cが配設される。ここで、空気噴射ノズル22a,電磁
弁V1 ,高圧空気源Pは研削ヘッド13aの空気噴射装
置を、空気噴射ノズル22b,電磁弁V2 ,高圧空気源
Pは研削ヘッド13bの空気噴射装置を、さらに空気噴
射ノズル22c,電磁弁V3 ,高圧空気源Pは研削ヘッ
ド13cの空気噴射装置を夫々構成するものである。
【0016】この各空気噴射装置は、駆動タイミング制
御装置により駆動制御される。かかる駆動タイミング制
御装置の構成を図2に従って説明する。研削ヘッド13
aの直前にある押えローラを探知ローラ25とし、該探
知ローラ25に当接部31を突成して、該当接部31の
直下に探知ローラ25の上昇によりオン作動するリミッ
トスイッチLS(加工材検出子)を配設する。
【0017】このリミットスイッチLSは中央制御装置
CPUに接続され、そのオン作動に伴う加工材到来検出
と、これに続くオフ作動にともなうい加工材後端通過の
検出が、夫々信号として中央制御装置CPUに入力され
る。また中央制御装置CPUの出力側には、研削ヘッド
13aに対応するタイマーT1 ,T4 と、研削ヘッド1
3bに対応するタイマーT2 ,T5 と、研削ヘッド13
cに対応するタイマーT3 ,T6 が接続される。
【0018】ここで、タイマーT1 ,T2 ,T3 は、リ
ミットスイッチLSのオン作動により駆動する始動タイ
マーであり、このタイムアップにより、電磁弁V1 〜V
3 が開放作動し、各空気噴射ノズル22a,22b,2
2cから高圧空気が噴射し、無端サンディングベルト2
0の研削面に付着した研磨塵を吹き飛ばす。また、タイ
マーT4 ,T5 ,T6 はリミットスイッチLSのオフ作
動により駆動する停止タイマーであり、このタイムアッ
プにより、電磁弁V1 〜V3 が閉鎖作動し、空気噴射ノ
ズル22a,22b,22cからの空気噴射が停止す
る。
【0019】前記タイマーT1 は、探知ローラ25の直
下から研削ヘッド13aの踏圧パッド16に至るまでの
移送時間t1 にほぼ対応しており、タイマーT2 は、探
知ローラ25の直下から研削ヘッド13bの踏圧パッド
16に至るまでの移送時間t2 にほぼ対応しており、タ
イマーT3 は、探知ローラ25の直下から研削ヘッド1
3cの踏圧パッド16に至るまでの移送時間t3 にほぼ
対応している。この「ほぼ対応」とは、ここではこの時
間t1 〜t3 よりも少し前にタイムアップするようにし
ても良いことを意味する。
【0020】またタイマーT4 は、探知ローラ25の直
下から研削ヘッド13aの踏圧パッド16に至るまでの
移送時間t1 にほぼ対応しており、タイマーT5 は、探
知ローラ25の直下から研削ヘッド13bの踏圧パッド
16に至るまでの移送時間t2 にほぼ対応しており、タ
イマーT6 は、探知ローラ25の直下から研削ヘッド1
3cの踏圧パッド16に至るまでの移送時間t3 にほぼ
対応している。この「ほぼ対応」とは、ここではこの時
間t1 〜t3 よりも少し遅れてタイムアップするように
しても良いことを意味する。
【0021】次に上記実施例の作動につき説明する。駆
動送材ローラ4を駆動させ、送材ベルト7を走行させて
から、該送材ベルト7上に加工材wを供給する。この加
工材wの前縁が探知ローラ25直下に来ると、該探知ロ
ーラ25が上昇し、リミットスイッチLSがオン作動す
る。そして中央制御装置CPUを経由して、この検出信
号によりタイマーT1 ,T2 ,T3 が駆動する。これに
より、加工材wの前縁が研削ヘッド13aの踏圧パッド
16に到来すると、その到来するまでの時間t1 に対応
してタイマーT1 があらかじめ設定されているから、該
タイマーT1 のタイムアップ信号により、電磁弁V1
切換わり、空気噴射ノズル22aから高圧空気が噴射さ
れて、無端サンディングベルト20表面の清掃が開始さ
れ、加工材wの研削に伴って、該表面へ付着した研磨塵
が吹き飛ばされる。
【0022】同様に、各研削ヘッド13b,13cの踏
圧パッド16直下に加工材wの前縁が到来する毎に、電
磁弁V2 ,V3 が夫々切換わり、空気噴射ノズル22
b,22cから高圧空気源Pからの高圧空気が順次噴射
される。ここで、図2では、理解を容易とするために、
各タイマーT1 〜T6 により、直接電磁弁V1 〜V3
制御するかのように示しているが、言うまでもなく、中
央制御装置CPUを介して、各電磁弁V1 〜V3 の制御
が行われる。
【0023】図3は、上記作動のフローチャートを示す
ものである。このフローチャートで理解されるように、
かかる構成にあっては、停止タイマーT4 ,T5 ,T6
が作動中に、加工材が投入され、リミットスイッチLS
がその前端を検知すると、該停止タイマーT4 ,T5
6 がリセットされ、次の加工材後端検知に伴って駆動
する。このため、停止タイマーT4 ,T5 ,T6 のタイ
ムアップに伴う、電磁弁V1 ,V2 ,V3 の閉鎖作動が
解消され、空気噴射ノズル22a,22b,22cから
の空気噴射の停止がなくなり、次の加工材が供給されて
いるにもかかわらず、空気噴射が中止されることはな
い。従って、前に供給された加工材前端のリミットスイ
ッチLSによる検知に伴う、空気噴射ノズル22a,2
2b,22cは、後に供給された加工材後端のリミット
スイッチLSによる検知に基づいて、駆動停止すること
となる。
【0024】かかる構成にあって、各研削ヘッド13
a,13b,13cの空気噴射ノズル22は加工材が到
来して研削している間だけ、高圧空気が噴射される。こ
のため、空気の消費量に無駄がなく、かつ不要な時間で
の騒音等がない。
【0025】上述の各構成にあっては、タイマーを用い
たが、送材ベルト7の送材モータ6の駆動軸等、駆動系
の回動量を計数するカウンターを設け、該カウンターの
計数消化により、当該研削ヘッドに加工材が到来すると
空気噴射装置を駆動し、加工材が通過すると駆動を停止
するようにして駆動タイミング制御装置を構成しても良
い。すなわち、この構成は、図4で示すように、駆動軸
に設けたスリット板fに、当該スリットの通過を検出す
る検知スイッチSWを設け、検知スイッチSWからの信
号を、カウンターで計数して、所定計数値を消化するこ
とにより、該カウンターから消化信号を発生させて、こ
の信号により、電磁弁V1 〜V3 を制御するものであ
る。
【0026】この場合にあっては、リミットスイッチL
Sから研削ヘッド13aまでの走行距離に対応するカウ
ンターC1 ,C4 と、研削ヘッド13bまでの走行距離
に対応するカウンターC2 ,C5 と、研削ヘッド13c
までの走行距離に対応するカウンターC3 ,C6 が中央
制御装置CPUに接続される。ここで、カウンターC
1 ,C2 ,C3 は、リミットスイッチLSのオン作動に
より駆動する始動カウンターあり、このカウントアップ
により、電磁弁V1 〜V3 が開放作動し、各空気噴射ノ
ズル22a,22b,22cから、高圧空気が噴射し、
無端サンディングベルト20の研削面に付着した研磨塵
を吹き飛ばす。また、カウンターC4 ,C5 ,C6 はリ
ミットスイッチLSのオフ作動により駆動する停止カウ
ンターであり、このタイムアップにより、電磁弁V1
3 が閉鎖作動し、空気噴射ノズル22a,22b,2
2cからの空気噴射が停止する。
【0027】次に、他の構成として、図5で示すよう
に、リミットスイッチLSによる前端検知によって作動
する単一の始動タイマーT1 (カウンターC1 )と、単
一の停止タイマーT6 (カウンターC6 )とを設けるよ
うにし、各電磁弁V1 〜V3 を一斉に開放又は閉鎖作動
させるようにしても良い。
【0028】この構成にあっては、加工材の前端が研削
ヘッド13aの踏圧パッド16位置に到達すると、全て
の空気噴射ノズル22が空気噴射を開始し、加工材の後
端が研削ヘッド13cの踏圧パッド16位置を通過する
と、全ての空気噴射ノズル22が空気噴射を停止する構
成である。従って、きめ細かな、空気噴射制御を行なう
ことはできないが、タイマー(カウンター)の適用数が
少なくなる利点がある。
【0029】次に、図6で示すように、各研削ヘッド1
3a,13b,13cの加工材供給側入口に夫々リミッ
トスイッチLS1 ,LS2 ,LS3 を夫々設けて、各研
削ヘッド13a,13b,13cの空気噴射ノズル22
a,22b,22cを別個に夫々制御するようにしても
良い。
【0030】この構成にあっては、各リミットスイッチ
LS1 ,LS2 ,LS3 から当該空気噴射ノズル22
a,22b,22cの夫々の踏圧パッド16位置までの
到達時間又は到達距離に対応して、夫々の始動タイマー
x 又は始動カウンター、及び停止タイマーTy 又は停
止カウンターの値が設定される。
【0031】かかる構成にあっては、各研削ヘッド13
a,13b,13cに夫々対応して、きめの細かな空気
圧制御を行なうことができる利点がある。
【0032】尚、上述した構成にあっては、送材装置2
上に三段の研削ヘッド13a,13b,13cを配設し
たものであるが、研削ヘッドは一段であっても良く、ま
たは、二段等随意の段数を備えた構成に適用され得る。
【0033】
【発明の効果】本発明は、上述したように、各研削ヘッ
ドに備えた空気噴射装置により無端サンディングベルト
の研削面に高圧空気を噴射させて、該研削面に付着した
研磨塵を除去するベルト清掃装置を具備した木工用ベル
トサンダー機において、加工材検知子による加工材の到
来検知及び通過検知に基づいて、少なくとも当該研削ヘ
ッドを加工材が通過中には、当該空気噴射装置を駆動す
るようにし、加工材の通過がない場合には、可及的に空
気噴射装置を駆動休止するように、空気噴射装置の駆動
タイミングを設定する駆動タイミング制御装置を備えた
ものであるから、加工材の研削を行なっていない間は、
可及的に、空気噴射が休止され、空気消費量が低減し、
かつ空気噴射にともなう騒音も低減する。特に、複数段
の研削ヘッドを備えた構成にあっては、空気消費量の無
駄を著減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る木工用ベルトサンダー機の側面図
である。
【図2】駆動タイミング制御装置の概念図である。
【図3】フローチャート図である。
【図4】カウンターを用いた構成の駆動タイミング制御
装置の概念図である。
【図5】他の構成の駆動タイミング制御装置の概念図で
ある。
【図6】さらに他の構成の駆動タイミング制御装置の概
念図である。
【符号の説明】
13a,13b,13c 研削ヘッド 16 踏圧パッド 20 無端サンディングベルト 22a,22b,22c 空気噴射ノズル w 加工材 LS,LS1 ,LS2 ,LS3 リミットスイチ T1 〜T6 タイマー C1 〜C6 カウンター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送材装置の上方に、駆動ロールを含む複数
    のロールによって構成されるベルト案内機構に無端サン
    ディングベルトを掛け渡して、該ベルトを走行させてな
    る研削ヘッドを一段以上配設すると共に、夫々の研削ヘ
    ッドに備えた空気噴射装置により無端サンディングベル
    トの研削面に高圧空気を噴射させて、該研削面に付着し
    た研磨塵を除去するベルト清掃装置を具備した木工用ベ
    ルトサンダー機において、 加工材検知子による加工材の到来及びその通過検知に基
    づいて、少なくとも当該研削ヘッドを加工材が通過中に
    は、当該空気噴射装置を駆動するようにし、加工材の通
    過がない場合には、可及的に空気噴射装置を駆動停止す
    るように、空気噴射装置の駆動タイミングを設定する駆
    動タイミング制御装置を備えたことを特徴とする木工用
    ベルトサンダー機のベルト清掃装置。
  2. 【請求項2】研削ヘッドを複数段配設した木工用ベルト
    サンダー機において、 送材通路の加工材供給口に設けた加工材検知子により、
    加工材の到来及び通過を検知すると共に、加工材検知子
    から、各研削ヘッドまでの到達時間にほぼ対応する複数
    のタイマー又は各研削ヘッドまでの走行距離にほぼ対応
    する送材モータの駆動系の回動量を計数するカウンター
    を設け、該タイマーの時限消化又はカウンターの計数消
    化により、当該研削ヘッドに加工材が到来すると空気噴
    射装置を駆動し、加工材が通過すると駆動を停止するよ
    うにしてなる駆動タイミング制御装置を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の木工用ベルトサンダー機のベル
    ト清掃装置。
  3. 【請求項3】研削ヘッドを複数段配設した木工用ベルト
    サンダー機において、 送材通路の加工材供給口に設けた加工材検知子により、
    加工材の到来及び通過を検知すると共に、加工材検知子
    から初段の研削ヘッドまでの到達時間にほぼ対応する始
    動タイマー又は初段の研削ヘッドまでの走行距離にほぼ
    対応する送材モータの駆動系の回動量を計数する始動カ
    ウンターを設け、加工材検知子による加工材の前端検知
    によって、始動タイマー又は始動カウンターを駆動し、
    該始動タイマーの時限消化又は該始動カウンターの計数
    消化により、各空気噴射装置の駆動を行ない、加工材検
    知子から最終段の研削ヘッドの位置までの到達時間にほ
    ぼ対応する停止タイマー又は最終段の研削ヘッドまでの
    走行距離にほぼ対応する送材モータの駆動系の回動量を
    計数する停止カウンターを設け、加工材検知子による加
    工材の後端検知によって、停止タイマー又は停止カウン
    ターを駆動し、該停止タイマーの時限消化又は該停止カ
    ウンターの計数消化により、各空気噴射装置の駆動を停
    止するようにしてなる駆動タイミング制御装置を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の木工用ベルトサンダー
    機のベルト清掃装置。
  4. 【請求項4】研削ヘッドを複数段配設した木工用ベルト
    サンダー機において、 各研削ヘッドの供給側に夫々加工材検知子を設け、該加
    工材検知子により加工材の到来及び通過を検知すると共
    に、加工材検知子から、当該研削ヘッドまでの到達時間
    にほぼ対応するタイマー又は研削ヘッドまでの走行距離
    にほぼ対応する送材モータの駆動系の回動量を計数する
    始動カウンターを設け、該タイマーの時限消化又はカウ
    ンターの計数消化により、当該空気噴射装置の駆動及び
    駆動停止するようにしてなる駆動タイミング制御装置を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の木工用ベルトサ
    ンダー機のベルト清掃装置。
JP18659996A 1996-06-26 1996-06-26 木工用ベルトサンダー機のベルト清掃装置 Pending JPH106219A (ja)

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