JPH1061642A - ネジ連結機構及び該機構を用いた歯科用超音波ハンドピース - Google Patents

ネジ連結機構及び該機構を用いた歯科用超音波ハンドピース

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Publication number
JPH1061642A
JPH1061642A JP21705496A JP21705496A JPH1061642A JP H1061642 A JPH1061642 A JP H1061642A JP 21705496 A JP21705496 A JP 21705496A JP 21705496 A JP21705496 A JP 21705496A JP H1061642 A JPH1061642 A JP H1061642A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screw portion
female screw
handpiece
male screw
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP21705496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Fujita
昌志 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osada Research Institute Ltd
Original Assignee
Osada Research Institute Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Osada Research Institute Ltd filed Critical Osada Research Institute Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チップの着脱を簡単にかつ短時間で行えるよ
うにして、術者の作業を楽にするとともに、作業時間の
短縮を図り、歯科治療をよりスムーズに行えるようにす
る。 【解決手段】 雌ネジ部13aを有する第1の部材13
と、該雌ネジ部13aに螺合される雄ネジ部14aを有
する第2の部材14とを有し、雌ネジ部13aと雄ネジ
部14aを螺合させて前記第1の部材13と第2の部材
14を着脱自在に連結させる。雌ネジ部には軸方向に延
長する凹溝13bを有し、雄ネジ部には前記溝に係合す
る凸起を有し、雄ネジ部14aと凹溝13bを係合させ
て、第2の部材14を第1の部材13の奥まで挿入さ
せ、その状態で第2の部材14を回転させると、該凸起
部に形成された雄ネジ14aが雌ネジ13aと螺合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネジ連結機構、よ
り具体的には、歯科治療におけるイリゲーション(洗
浄),スケーリング(歯垢除去),ファイリング(根管
拡大)等に用いるチップをハンドピースに着脱自在に簡
単に装着するためのネジ連結機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、本発明が適用される超音波歯科
治療装置の一例を示す全体外観図で、図中、10はコン
トローラ本体、11はフットコントローラ、12は薬用
ボトル、13は超音波ハンドピース、14は該ハンドピ
ース13の先端部に着脱自在に装着されるチップで、該
チップとしては、例えば、図3に示すように、歯肉縁下
イリゲーション用チップ(図3A)、スケーリング用チ
ップ(図3B)、根管治療用チップ(図3C)等があ
る。これら図3に示したチップは、図2に示した超音波
ハンドピース13に着脱自在に装着されて使用される
が、従来、これらチップ14は、ネジ結合にてハンドピ
ース13に装着されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、歯科治
療においては、単一の超音波ハンドピースに対して多種
の、例えば、図3に示したようにイリゲーション用,ス
ケーリング用,ファイリング用等の各種チップを付け換
えて使用しているが、これらチップをハンドピースに取
り付けるのに、従来、ネジ結合によっているため、チッ
プを交換するのに、チップを何回転もさせなければ取り
外せないため、面倒である、また、チップが曲がってい
るため、回転させにくく、スムーズに着脱が行えない等
の問題があった。特に、ファイルによる根管拡大では、
ファイルを小さいものから大きいものへと着け換えなが
ら、少しずつ拡大していくため、1つの根管拡大作業で
2〜3回程度ファイル交換をしなければならず、ファイ
ルの交換作業に時間を要し、作業がスムーズに行えない
といった問題があった。
【0004】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、チップの着脱を簡単に、かつ短時間で行え
るようにして、術者の作業を楽にするとともに、作業時
間の短縮を図り、歯科治療をよりスムーズに行えるよう
にすることを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、雌ネ
ジ部を有する第1の部材と、該雌ネジ部に螺合される雄
ネジ部を有する第2の部材とを有し、前記雌ネジ部と雄
ネジ部を螺合させて前記第1の部材と第2の部材を着脱
自在に連結させるネジ連結機構において、前記雌ネジ部
には軸方向に延長する凹溝を有し、前記雄ネジ部には軸
方向に延長して前記凹溝に係合する凸起を有し、該凸起
部に形成された雄ネジが前記雌ネジと螺合することを特
徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、歯科用超音波ハンドピ
ースの先端部に歯科治療用チップを着脱自在に装着し、
該チップを前記ハンドピースにて超音波駆動して歯科治
療を行う歯科用ハンドピースであって、前記ハンドピー
スの先端部には、前記チップを螺合して装着するための
雌ネジ部を有し、前記チップには前記雌ネジ部に螺合す
る雄ネジ部を有し、該雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺合し
て該チップを前記ハンドピースの先端部に着脱自在に装
着するようにした超音波歯科用ハンドピースにおいて、
前記雌ネジ部には軸方向に延長する凹溝を有し、前記雄
ネジ部には軸方向に延長して前記凹溝に係合する凸起を
有し、該凸起部に形成された雄ネジが前記雌ネジと螺合
することを特徴としたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるネジ連結機
構を歯科用治療器具に適用した場合の一実施例を説明す
るための要部断面図で、図1(A)は断面図、図1
(B)は図1(A)を矢印B方向から見た図、図1
(C)は斜視図で、図中、13はハンドピース、14は
該ハンドピース13に着脱自在に装着されるチップ(図
1には先端部のみ示してある)で、チップ13の先端部
には、雌ネジ13aが設けられるとともに、軸方向に延
長する凹溝13bが1乃至複数本設けられている。一
方、チップには、ハンドピース13の雌ネジ13aに螺
合する雄ネジが設けられているが、この雄ネジには軸方
向に延長してハンドピース13の雌ネジ部13aと係合
する凹溝14bが設けられており、雄ネジ部14aは、
ハンドピース13の凹溝13bに係合する凸形状となっ
ている。
【0008】従って、チップ14をハンドピース13に
装着するには、チップ14の凸状雄ネジ部14aをハン
ドピース13の凹溝部13bに合せ、該チップ14の雄
ネジ部をハンドピース14の雌ネジ部の奥まで挿入し、
次いで、該チップ14を所定方向に所定角度回転する
と、チップ14の雄ネジ部14aとハンドピース13の
雌ネジ部13aが螺合し、1回の回動操作で該チップ1
4をハンドピース13にネジ結合することができる。な
お、以上には、本発明を超音波振動を利用した歯科用治
療装置に適用した場合を例にして説明したが、本発明
は、上記実施例に限定されるものではなく、必要に応じ
て種々任意所望の箇所に使用可能であることは容易に理
解できよう。
【0009】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、簡単な操作で、短時間にネジ連結を行うこと
ができ、特に、単一のハンドピースに種々のチップを、
例えば、スケーラやファイルを着脱自在に交換して取り
付けて使用する超音波利用の歯科治療装置に用いること
により、術者のチップ交換作業を容易にするとともに、
交換に要する時間を短くして、治療作業をスムーズに行
えるようにし、歯科治療の作業能率を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるネジ連結機構の一例を説明する
ための要部構成図で、図1(A)は断面図、図1(B)
は図1(A)をB方向から見た正面図、図1(C)は斜
視図である。
【図2】 本発明が適用される超音波歯科治療装置の一
例を示す全体外観図である。
【図3】 図2に示した歯科治療装置に装着されて使用
されるチップの例を示す図である。
【符号の説明】
10…超音波振動歯科治療装置のコントローラ本体、1
1…フットコントローラ、12…薬液ボトル、13…超
音波振動ハンドピース、14…チップ、13a,14a
…ネジ部、13b,14b…溝部。
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される超音波歯科治療装置の一
例を示す全体外観図である。
【図2】 本発明によるネジ連結機構の一例を説明する
ための要部構成図で、図2(A)は断面図、図2(B)
は図2(A)をB方向から見た正面図、図2(C)は斜
視図である。
【図3】 図2に示した歯科治療装置に装着されて使用
されるチップの例を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌ネジ部を有する第1の部材と、該雌ネ
    ジ部に螺合される雄ネジ部を有する第2の部材とを有
    し、前記雌ネジ部と雄ネジ部を螺合させて前記第1の部
    材と第2の部材を着脱自在に連結させるネジ連結機構に
    おいて、前記雌ネジ部には軸方向に延長する凹溝を有
    し、前記雄ネジ部には軸方向に延長して前記凹溝に係合
    する凸起を有し、該凸起部に形成された雄ネジが前記雌
    ネジと螺合することを特徴とするネジ連結機構。
  2. 【請求項2】 歯科用超音波ハンドピースの先端部に歯
    科治療用チップを着脱自在に装着し、該チップを前記ハ
    ンドピースにて超音波駆動して歯科治療を行う歯科用ハ
    ンドピースであって、前記ハンドピースの先端部には、
    前記チップを螺合して装着するための雌ネジ部を有し、
    前記チップには前記雌ネジ部に螺合する雄ネジ部を有
    し、該雄ネジ部を前記雌ネジ部に螺合して該チップを前
    記ハンドピースの先端部に着脱自在に装着するようにし
    た超音波歯科用ハンドピースにおいて、前記雌ネジ部に
    は軸方向に延長する凹溝を有し、前記雄ネジ部には軸方
    向に延長して前記凹溝に係合する凸起を有し、該凸起部
    に形成された雄ネジが前記雌ネジと螺合することを特徴
    とする歯科用超音波ハンドピース。
JP21705496A 1996-08-19 1996-08-19 ネジ連結機構及び該機構を用いた歯科用超音波ハンドピース Pending JPH1061642A (ja)

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JP21705496A JPH1061642A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 ネジ連結機構及び該機構を用いた歯科用超音波ハンドピース

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JP21705496A JPH1061642A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 ネジ連結機構及び該機構を用いた歯科用超音波ハンドピース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1061642A true JPH1061642A (ja) 1998-03-06

Family

ID=16698114

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21705496A Pending JPH1061642A (ja) 1996-08-19 1996-08-19 ネジ連結機構及び該機構を用いた歯科用超音波ハンドピース

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JP (1) JPH1061642A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7131837B2 (en) 2003-10-31 2006-11-07 Dentsply International Inc. Vertically and horizontally standing dental scaler system and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7131837B2 (en) 2003-10-31 2006-11-07 Dentsply International Inc. Vertically and horizontally standing dental scaler system and method

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