JPH1061273A - 引戸用見張番システム - Google Patents

引戸用見張番システム

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JPH1061273A
JPH1061273A JP23355796A JP23355796A JPH1061273A JP H1061273 A JPH1061273 A JP H1061273A JP 23355796 A JP23355796 A JP 23355796A JP 23355796 A JP23355796 A JP 23355796A JP H1061273 A JPH1061273 A JP H1061273A
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JP
Japan
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sliding door
reed switch
detection unit
sliding
control unit
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JP23355796A
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Shuji Kasuya
周史 粕谷
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ART KK
Art Inc Japan
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 引戸を改造したり、引戸ごと取替えたりする
ことなく、あとから簡単に設置することのできる引戸用
見張番装置を提供することである。 【解決手段】 引き違いに走行する一対の引戸と、内側
の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けたクレセント錠
と、外側の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けたクレ
セント受金部とを備え、外側に引戸であってそのサッシ
ュの召し合わせ部に近い位置には第1被検知体を設け、
また、クレセント錠の把手には第2被検知体を設け、さ
らに、内側の引戸のサッシュの召し合わせ部には、これ
ら被検知体の近接を検知するリードスイッチを組み込ん
でなる検知ユニットを設けている。そして、引戸を閉じ
たとき、第1被検知体が検知ユニットのリードスイッチ
に近接し、施錠したとき、第2被検知体が検知ユニット
のリードスイッチに近接する構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、引戸が閉じられ
ているかどうかはもちろん、施錠されているかどうかも
検知することのできる引戸用見張番装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の引戸用見張番装置としては、例え
ば、実公平7−051,590号公報に記載されたもの
がある。図示しないが、枠に、引き違いに走行する一対
の引戸を取り付けている。そして、内側の引戸のサッシ
ュの召し合わせ部にはクレセント錠を設け、また、外側
の引戸のサッシュの召し合わせ部にはクレセント受金具
を設けている。外側の引戸の上端部の所定の位置には、
第1被検知体を設けている。また、内側の引戸のサッシ
ュの召し合わせ部内に、先端に第2被検知体を設けた連
結杆を組み込んでいる。この連結杆は、施錠したとき
に、召し合わせ部内を上動する構成にしている。そし
て、引戸を閉じ、かつ、施錠したとき、これら第1、2
被検知体が、枠に設けたリードスイッチにそれぞれ近接
するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、サッシュの召し合わせ部内に連結杆を組み込む構成
となっているので、引戸用見張番装置をあとから設置し
ようとしても、引戸を改造したり、あるいは、引戸ごと
取り替えたりしなければならず、コストがかかってしま
う。特に、引戸の数が多くなればなるほど、引戸用見張
番装置をあとから設置するのには、たいへんなコストが
かかってしまう。この発明の目的は、引戸を改造した
り、引戸ごと取替えたりすることなく、あとから簡単に
設置することのできる引戸用見張番装置を提供すること
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、引戸用見
張番装置に係り、引き違いに走行する一対の引戸と、内
側の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けたクレセント
錠と、外側の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けたク
レセント受金具とを備え、外側の引戸であってそのサッ
シュの召し合わせ部に近い位置には第1被検知体を設
け、また、クレセント錠の把手部には第2被検知体を設
け、さらに、内側の引戸のサッシュの召し合わせ部に
は、これら被検知体の近接を検知するリードスイッチを
組み込んでなる検知ユニットを設け、引戸を閉じたと
き、第1被検知体が検知ユニットのリードスイッチに近
接し、施錠したとき、第2被検知体が検知ユニットのリ
ードスイッチに近接する構成にした点に特徴を有する。
第2の発明は、第1の発明において、検知ユニットは、
引戸の開閉・施錠状態に応じた信号を集中監視ユニット
に出力する構成にした点に特徴を有する。第3の発明
は、第2の発明において、検知ユニットに振動センサを
組み込むとともに、引戸が振動したとき、それを検知
し、集中監視ユニットに信号を出力する構成にした点に
特徴を有する。
【0005】第4の発明は、引き違いに走行する一対の
引戸と、内側の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けた
クレセント錠と、外側の引戸のサッシュの召し合わせ部
に設けたクレセント受金具と、引戸の開閉・施錠・振動
状態を検知する検知ユニットと、この検知ユニットから
信号が入力される集中管理ユニットとを備えた引戸用見
張番装置を前提とする。そして、検知ユニットは、制御
部と、引戸が閉じた状態でオフを保ち、引戸を開けた状
態でオンになるリードスイッチと、施錠された状態でオ
フを保ち、解錠された状態でオンになるリードスイッチ
と、振動のない状態でオフを保ち、振動のある状態でオ
ンになるリードスイッチとを備え、これらリードスイッ
チを並列にして制御部に接続するとともに、いずれかの
リードスイッチが閉じると、制御部が、どのリードスイ
ッチがオンになったかを集中管理ユニットに伝える構成
にした点に特徴を有する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜7に、この発明の実施例の
引戸用見張番装置を示す。枠1に、引き違いに走行する
一対の引戸2、3を取り付けている。そして、内側の引
戸2のサッシュの召し合わせ部2aにクレセント錠4を
設け、また、外側の引戸3のサッシュの召し合わせ部3
aにクレセント受金具5を設けている。クレセント錠4
は、クレセント鎌6と、このクレセント鎌6を回動自在
に支持する回転軸7と、クレセント鎌6に連続する把手
部8とからなる。そして、図2の解錠状態では、引戸
2、3を自由に開けることができる。それに対して、引
戸2、3を完全に閉め、把手部8をもってクレセント鎌
6を回動させると、図3に示すように、クレセント鎌8
がクレセント受金具5に掛け止められ、施錠されること
になる(図3参照)。
【0007】このようにした引戸2、3のうち、外側の
引戸3であってそのサッシュの召し合わせ部3aに近い
位置には、第1被検知体として第1マグネット9を貼り
つけている。また、内側の引戸2に設けた上記クレセン
ト錠4の把手部8には、第2被検知体として第2マグネ
ット10を貼りつけている。この第2マグネット10
は、蛍光塗料が塗布され、しかも、把手部8の図2の解
錠状態で屋内に臨む側の面に貼りつけられている。した
がって、夜間など部屋が暗いときでも、もし解錠状態に
あれば、部屋に入った人はすぐにそれに気付くことがで
きる。なお、外側の引戸3に貼りつけた第1マグネット
9にも、同じように蛍光塗料を塗布しておいてもよい。
【0008】内側の引戸2のサッシュの召し合わせ部2
aには、クレセント錠4よりも上方に検知ユニット11
を設けている。この検知ユニット11は、図4に示すよ
うに、基板12と、この基板12を収容するケース13
と、サッシュの召し合わせ部2aにネジによって固定さ
れる支持プレート14とを備えている。ケース13に
は、ネジによって基板12を固定している。そして、こ
のケース13を支持プレート14にはめ込んで固定する
が、ケース13は、その下端側、すなわち、クレセント
錠4側をへこませた二段形状をしている。そして、この
へこませた低段部13aには、クレセント錠4の把手部
8に設けた第2マグネット10が近接したとき、それを
検知する第2リードスイッチ15を組み込んでいる。
【0009】また、上記基板12には、電源であるリチ
ウム電池16と、無線信号を発信・受信する無線アンテ
ナ17と、無線信号を制御する制御部18と、外側の引
戸3に設けた第1マグネット9が近接したとき、それを
検知する第1リードスイッチ19とを設けている。図2
に示す解錠状態では、クレセント錠4の把手部8が下方
にあるので、そこに設けた第2マグネット10は、検知
ユニット11の第2リードスイッチ15から離れている
ことになる。そして、引戸2、3を開けると、外側の引
戸3に設けた第1マグネット9も、検知ユニット11の
リードスイッチ19から離れることになる。
【0010】それに対して、引戸2、3を完全に閉めた
とき、第1マグネット9が第1リードスイッチ19の検
知範囲に位置し、この第1リードスイッチ19は、第1
マグネット9の近接、すなわち引戸2、3が閉じられた
ことを検知する。そして、施錠すると、クレセント鎌6
が回動し、把手部8が検知ユニット11の低段部13a
に重なって位置する。このとき、第2マグネット10が
第2リードスイッチ15の検知範囲に位置し、この第2
リードスイッチ15は、第2マグネット10の近接、す
なわち施錠されたことを検知する(図3参照)。さら
に、上記検知ユニット11には、振動センサを組み付け
ている。振動センサは、加速度センサを構成する第3リ
ードスイッチ20からなり、所定の振動数範囲の振動が
引戸2、3に伝えられると、それを検知することができ
る。なお、所定の振動数範囲としては、例えば、人が引
戸2、3を揺すったり、引戸2、3が破壊されたりした
ときに発生する振動数を含み、風などによって発生する
高い振動数は含まれない範囲を設定している。
【0011】このようにした第1〜3リードスイッチ1
9、15、20は、図5に示す回路を構成している。第
1リードスイッチ19は、引戸2、3を閉じ、第1マグ
ネット9が近接した状態でオフを保ち、引戸2、3を開
けた状態でオンになる構成となっている。また、第2リ
ードスイッチ15は、施錠され、第2マグネット10が
近接した状態でオフを保ち、解錠された状態でオンにな
る構成となっている。さらに、第3リードスイッチ20
は、振動のない状態でオフを保ち、振動のある状態でオ
ンになる構成となっている。これら第1〜3リードスイ
ッチ19、15、20を並列にして制御部18に接続し
ている。そして、いずれかのリードスイッチが閉じる
と、この制御部18は、どのリードスイッチがオンにな
ったか検知し、それに対応した無線信号を無線アンテナ
17から発信することになる。
【0012】なお、その他にも、この実施例のように、
温度センサ21、騒音センサ22、照度センサ23など
を組み付けておけば、引戸2、3を見張るといった目的
をさらに効果的なものとすることができる。例えば、温
度センサ21は、サーミスタなどから構成し、室温を検
知するようにすれば、火災防止などにも役立てることが
できる。また、騒音センサ22は、マイクなどから構成
し、人の気配を検知するようにすればよい。さらに、照
度センサ23は、室内の電気が、点灯あるいは消灯され
ているかを検知するようにすればよい。
【0013】以上述べた第1、2マグネット9、10と
検知ユニット11とを複数組の引戸に設置したら、家で
あれば台所などに、また、ビルであれば管理室などに、
図6に示す集中管理ユニット24を設置する。集中管理
ユニット24には、複数組の引戸それぞれに対応した番
号Nと、その番号Nの引戸2、3の状態を表示するLE
D表示灯25とを設けている。例えば、図2に示す検知
ユニット11が1番なので、この1番の引戸2、3の状
態が、集中管理ユニット24の1番のLED表示灯25
で表示されることになる。また、文字や図で情報を表示
することのできる液晶画面26を設け、例えば各部屋の
室温などを表示している。
【0014】さらに、後述する異報信号作動システムを
セットしたり、そのセットを解除したりするスイッチボ
タン27と、この集中管理ユニット23の電源スイッチ
ボタン28とを設けている。そして、異報信号作動シス
テムがセットされているときは、各検知ユニット11で
もシステム用LED表示灯29が点灯し、また、電源ス
イッチ28がオンのときには、各検知ユニット11でも
電源用LED表示灯30が点灯するようにしている。さ
らにまた、プッシュボタン31を設けているが、これ
は、IDナンバーを入力したりするためのものである。
このようにした集中管理ユニット24内には、図示しな
いが、無線信号を発信・受信する無線アンテナと、無線
信号に応じて、LED表示灯25を点灯させたり、液晶
画面26に文字や図を表示したりするCPUとを組み込
んでいる。そして、この集中管理ユニット24を、コン
セント32によって電源に接続している。
【0015】次に、この実施例の引戸用見張番装置の作
用を説明する。なお、集中管理ユニット24の電源スイ
ッチ28がオンになっているものとする。いま、引戸
2、3が閉められ、かつ、施錠されていれば、第1、2
リードスイッチ19、15はオフ状態を保っている。さ
らに、振動がなければ、第3リードスイッチ20もオフ
になっている。以下では、この状態を定位状態とする。
この定位状態では、制御部18に電流が流れないので、
検知ユニット11側の無線アンテナ17からは無線信号
が発信されない。このとき、集中管理ユニット24のC
PUでは、引戸が定位状態にあると判断し、そのこと表
示するため、その番号にあったLED表示灯25を緑色
に点灯させることになる。
【0016】上記定位状態から解錠されると、第2マグ
ネット10が第2リードスイッチ15離れ、この第2リ
ードスイッチ15はオンになる。そして、この第2リー
ドスイッチ15を介して制御部18に電流が流れるの
で、制御部18は解錠されたことを知り、それに応じた
無線信号を発信する。このとき、集中管理ユニット24
のCPUでは、解錠されたと判断し、そのことを表示す
るため、その番号にあったLED表示灯25を赤色に点
灯させることになる。さらに、引戸2、3が開けられる
と、第1マグネット9が第1リードスイッチ19から離
れ、この第1リードスイッチ19はオンになる。そし
て、この第リードスイッチ19を介して制御部18に電
流が流れるので、制御部18は引戸2、3が開けられた
ことを知り、それに応じた無線信号を発信する。このと
き、集中管理ユニット24のCPUでは、解錠された、
かつ、引戸2、3が開けられたと判断し、その番号にあ
ったLED表示灯25を赤色に点滅させることになる。
【0017】引戸2、3に振動が発生すると、第3リー
ドスイッチ20がオンになる。そして、この第3リード
スイッチ20を介して制御部18に電流が流れるので、
制御部18は振動が発生したことを知り、それに応じた
無線信号を発信する。このとき、集中管理ユニット24
のCPUでは、緊急事態であるとして、施錠状態にかか
わらず、あるいは、引戸2、3の開閉状態にかかわら
ず、その番号にあったLED表示灯25を赤色にはやく
点滅させる。このように、これら第1〜3リードスイッ
チ19、15、20は、時間的に最も多い定位状態から
変化したときだけオンになる構成にしたので、エネルギ
ー消費を抑えることができ、コストダウンが可能とな
る。なお、これらLED表示灯25の表示の仕方はほん
の一例であり、その他のセンサ21〜23を組み合わせ
て、さらにいろいろな情報を表示してやってもよい。ま
た、LED表示灯25によって一目で引戸2、3の状態
を知ることができるが、より詳細な情報を液晶画面26
で表示してやれば、集中管理するといった目的をさらに
効果的なものとすることができる。
【0018】次に、図7のフローチャートにしたがっ
て、この実施例の引戸用見張番装置における異報信号作
動システムについて説明する。外出時や夜間など、異報
信号作動システムをセットするときは、集中管理ユニッ
ト24のスイッチボタン27をオンにすればよい。ただ
し、この実施例では、引戸2、3が定位状態になけれ
ば、異報信号作動システムをセットすることができない
構成となっている。そのため、まず引戸2、3の現状態
を確認、例えば、集中管理ユニット24のLED表示灯
25がすべて緑色になっているかどうかを確認する。そ
して、まだ定位状態にない引戸があれば、つまり、施錠
されていなかったり、引戸2、3が開けられたままであ
ったりしたときは、引戸2、3を閉じて施錠することに
なる。
【0019】引戸2、3が定位状態にあれば、異報信号
作動システムをセットすることができる。そして、異報
信号作動システムがセットされると、検知ユニット11
側ではシステム用LED表示灯29が点灯し、セットさ
れていることを表示することになる。この定位状態で
は、前述したように第1〜3リードスイッチ19、1
5、20がオフになっているので、検知ユニット11か
ら集中管理ユニット24に無線信号が発信されない。そ
して、定位状態から、いずれかのリードスイッチがオン
になると、前述したように、制御部18はそれに応じた
無線信号を発信する。集中管理ユニット24のCPU
は、この無線信号を受信すると、引戸2、3に異常があ
ったものと判断して、異報信号を出力する。そして、異
報信号が出力されると、警報を発したり、警備会社に通
報したりすることになる。なお、いったん出力された異
報信号は、集中管理ユニット24のプッシュボタン31
でIDナンバーを入力すれば、ストップさせることがで
きる。
【0020】このようにした実施例の引戸用見張番装置
によれば、第1、2マグネット9、10も、検知ユニッ
ト11も、すべて外部から引戸2、3に取り付けること
ができる。したがって、引戸を改造したり、引戸ごと取
替えたりすることなくこの引戸用見張番装置を設置する
ことができ、コストダウンが可能となる。また、集中管
理ユニット24によって、複数の引戸の状態を集中して
管理することができるので、防犯性を高めることができ
る。特に、引戸の数が多くなるビルセキュリティ分野で
は、その効果は絶大なものになる。しかも、検知ユニッ
ト11と集中管理ユニット24との信号のやりとりを無
線でおこなうので、配線が不要であり、引戸の数が多く
なっても、引戸用見張番装置を設置しやすいものにする
ことができる。
【0021】
【発明の効果】第1の発明によれば、第1、2被検知体
も、検知ユニットも、すべて外部から引戸に取り付ける
ことができる。したがって、引戸を改造したり、引戸ご
と取替えたりすることなくこの引戸用見張番装置を設置
することができ、コストダウンが可能となる。第2の発
明によれば、第1の発明において、集中監視ユニットに
よって、複数の引戸の開閉・施錠状態を集中して管理す
ることができるので、防犯性を高めることができる。第
3の発明によれば、第2の発明において、振動センサを
設けたので、さらに防犯性を高めることができる。
【0022】第4の発明によれば、引戸の開閉を検知す
るリードスイッチと、施錠・解錠を検知するリードスイ
ッチと、振動の有無を検知するリードスイッチとを並列
にして制御部に接続したので、制御部は、どのリードス
イッチがオンになったかを知り、それに応じた信号を出
力することができる。また、これらリードスイッチは、
時間的に最も多い定位状態から変化したときだけオンに
なる構成にしている。したがって、エネルギー消費を抑
えることができ、コストダウンが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】引戸2、3に、第1、2マグネット9、10を
設けた状態を示す図である。
【図2】検知ユニット11を示す図で、解錠状態を示し
ている。
【図3】検知ユニット11を示す図で、施錠状態を示し
ている。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】第1〜3リードスイッチが構成する回路図であ
る。
【図6】集中管理ユニット24を示す図である。
【図7】異報信号作動システムがセットされているとき
フローチャート図である。
【符号の説明】
2、3 引戸 2a、3a サッシュの召し合わせ部 4 クレセント錠 5 クレセント受金具 8 把手部 9 第1マグネット 10 第2マグネット 11 検知ユニット 15 第2リードスイッチ 18 制御部 19 第1リードスイッチ 20 第3リードスイッチ 24 集中管理ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 25/04 G08B 25/04 H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き違いに走行する一対の引戸と、内側
    の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けたクレセント錠
    と、外側の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けたクレ
    セント受金具とを備え、外側の引戸であってそのサッシ
    ュの召し合わせ部に近い位置には第1被検知体を設け、
    また、クレセント錠の把手部には第2被検知体を設け、
    さらに、内側の引戸のサッシュの召し合わせ部には、こ
    れら被検知体の近接を検知するリードスイッチを組み込
    んでなる検知ユニットを設け、引戸を閉じたとき、第1
    被検知体が検知ユニットのリードスイッチに近接し、施
    錠したとき、第2被検知体が検知ユニットのリードスイ
    ッチに近接する構成にしたことを特徴とする引戸用見張
    番装置。
  2. 【請求項2】 検知ユニットは、引戸の開閉・施錠状態
    に応じた信号を集中監視ユニットに出力する構成にした
    ことを特徴とする請求項1記載の引戸用見張番装置。
  3. 【請求項3】 検知ユニットに振動センサを組み込むと
    ともに、引戸が振動したとき、それを検知し、集中監視
    ユニットに信号を出力する構成にしたことを特徴とする
    請求項2記載の引戸用見張番装置。
  4. 【請求項4】 引き違いに走行する一対の引戸と、内側
    の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けたクレセント錠
    と、外側の引戸のサッシュの召し合わせ部に設けたクレ
    セント受金具と、引戸の開閉・施錠・振動状態を検知す
    る検知ユニットと、この検知ユニットから信号が入力さ
    れる集中管理ユニットとを備えた引戸用見張番装置にお
    いて、検知ユニットは、制御部と、引戸が閉じた状態で
    オフを保ち、引戸を開けた状態でオンになるリードスイ
    ッチと、施錠された状態でオフを保ち、解錠された状態
    でオンになるリードスイッチと、振動のない状態でオフ
    を保ち、振動のある状態でオンになるリードスイッチと
    を備え、これらリードスイッチを並列にして制御部に接
    続するとともに、いずれかのリードスイッチが閉じる
    と、制御部が、どのリードスイッチがオンになったかを
    集中管理ユニットに伝える構成にしたこと特徴とする引
    戸用見張番装置。
JP23355796A 1996-08-15 1996-08-15 引戸用見張番システム Pending JPH1061273A (ja)

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