JPH08270278A - 施錠確認装置および住宅セキュリティシステム - Google Patents

施錠確認装置および住宅セキュリティシステム

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JPH08270278A
JPH08270278A JP8408595A JP8408595A JPH08270278A JP H08270278 A JPH08270278 A JP H08270278A JP 8408595 A JP8408595 A JP 8408595A JP 8408595 A JP8408595 A JP 8408595A JP H08270278 A JPH08270278 A JP H08270278A
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JP
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lock
door
alarm
unit
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JP8408595A
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Masahiro Honma
正宏 本間
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性および耐久性に優れ、しかも安価で取
付作業性の良い施錠確認装置、およびこれを適用した住
宅セキュリティシステムを提供する。 【構成】 戸14が閉位置にある場合であって、リミッ
トスイッチ32がクレセントレバー24の回動により作
動されたときに初めて光センサ33や送信部34等に電
流が流れることにより、光センサ33が光を発して検出
部35を検出し、この検出信号に基づきそれぞれの戸1
4に対応してIDコード化された施錠信号を送信部34
から送信するように構成した。この施錠信号は中継機に
設けられた受信部により受信され、さらに判断部に入力
されてそれぞれの戸14の施錠状態が確実に判断され
る。また、このような施錠確認装置の要部と、ガス漏れ
センサなどの環境センサとを統合して住宅セキュリティ
システムを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、施錠確認装置および住
宅セキュリティシステムに関し、より詳しくは、建物の
壁面に開設された開口部を開閉するための例えば窓や出
入り口ドアなどの戸が確実に閉じられかつロックされて
いるかを確認する施錠確認装置と、これを適用した住宅
セキュリティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、オフィスビルのみならず、住
宅・マンションなどにおける窓や出入り口ドアなどの戸
の開閉状態をリードスイッチと磁石とを利用して確認
し、集中的に監視できるようにしたものが知られている
が、近年、住宅セキュリティシステムに対する一般の関
心が高まりつつあるなかで、戸の開閉状態のみならず、
さらに確実に施錠されているかの確認が必要となってい
る。
【0003】このような要請に対し、従来、戸の閉鎖時
に戸と開口部枠との間に挟圧されて弾発的に変形し、こ
の変形動作にてオン/オフするスイッチング素子を備え
た弾性体を設けるようにした施錠確認装置が知られてい
る(例えば、特開昭64−83778号公報参照)。こ
の施錠確認装置によれば、戸が閉鎖され、かつ例えばア
ルミサッシ枠の戸などに使用されるクレセント錠を係合
ロックさせることによって戸の端部が開口部枠に押し付
けられる作用により前記弾性体が挟圧され、これにより
スイッチング素子がオンして施錠の確認をすることがで
きる。
【0004】また、図11に示すように、クレセントレ
バー1に磁気近接スイッチ3を設け、一方、相手側の受
け部材2に磁石4を設けた施錠確認装置が知られている
(例えば、特開昭63−274036号公報参照)。な
お、図中符号「5」は戸枠、符号「6」はガラスを示
す。この施錠確認装置では、戸が閉位置にあって、しか
も施錠のためクレセントレバー1が回動された場合に、
磁気近接スイッチ3が磁石4を検知する。これにより、
クレセントレバー1と受け部材2とが正規の係合状態に
あるが判り、したがって施錠の確認が可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の施錠確認装置の前者のものは、スイッチング素子は
戸の動きのみにてオン/オフされ、例えばクレセント錠
のクレセントレバーの回動による係合動作自体を検知す
るものではない。このため、戸を強く閉めた場合のみな
らず、戸を閉めた場合であって戸の滑りが悪いときなど
はスイッチング素子を備えた弾性体を挟圧したまま復帰
せず、施錠していないにもかかわらず施錠信号を出力し
てしまう虞れがある。また、戸や開口部枠などの寸法精
度等から戸と開口部枠との間の挟圧が必ずしも均一でな
く、施錠しているにもかかわらず施錠信号を出力しない
虞れもあり、施錠確認の信頼性が低い。
【0006】また、上記従来の施錠確認装置の後者のも
のは、施錠を確実に確認するためにクレセントレバー1
の受け部材2への係合を直接検知する構成を採用したも
のと考えられる。しかし、回動されるしかも小さなクレ
セントレバー1にスイッチ3を設けることは、設置スペ
ースが確保しづらくレイアウト上の問題があると共に回
路部との電気的接続が困難となり、また、スイッチ3が
クレセントレバー1と受け部材2との摺動部に位置する
ために耐久性にも難があり、施錠確認の信頼性が確保さ
れ難いという問題がある。
【0007】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであり、本発明の目的は、信頼性および耐
久性に優れ、しかも安価で取付作業性の良い施錠確認装
置、およびこれを適用した住宅セキュリティシステムを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、それぞれの請求項毎に次のように構成され
ている。請求項1に記載の発明の構成は、建物の壁面に
開設された開口部を開閉するための戸を、受け部材の係
合部に錠本体部材に移動可能に設けられた係合部を係合
させることにより施錠する錠の施錠確認装置において、
錠本体部材の係合部が受け部材の係合部に係合する所定
位置に移動されることにより作動する錠本体部材側に設
けられたスイッチと、受け部材側に設けられた検出部
と、戸が閉位置にある場合であってスイッチが作動され
たときに検出部を検出する錠本体部材側に設けられた検
出手段と、検出手段の検出信号に基づいて所定の信号を
無線送信する送信部と、送信部から送信された信号を受
信する受信部と、受信部により受信された信号に基づい
て施錠状態の判断を行う判断部とを有することを特徴と
する。
【0009】請求項2に記載の発明の構成は、上記請求
項1記載の施錠確認装置の構成において、前記スイッチ
はリミットスイッチであり、前記検出手段は光センサで
あることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明の構成は、上記請求
項1記載の施錠確認装置の構成において、前記錠本体部
材に近接して取り付けられる樹脂製のケースに前記スイ
ッチ、検出手段および送信部を収納したことを特徴とす
る。
【0011】請求項4に記載の発明の構成は、上記請求
項1記載の施錠確認装置の構成において、前記錠本体部
材の基部に前記スイッチ、検出手段および送信部を内蔵
したことを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明の構成は、上記請求
項1記載の施錠確認装置の構成において、前記戸の枠体
に前記スイッチ、検出手段および送信部を内蔵したこと
を特徴とする。
【0013】請求項6に記載の発明の構成は、建物の壁
面に開設された開口部を開閉するための戸を、受け部材
の係合部に錠本体部材に移動可能に設けられた係合部を
係合させることにより施錠する錠の施錠確認のための施
錠センサであって、錠本体部材の係合部が受け部材の係
合部に係合する所定位置に移動されることにより作動す
る錠本体部材側に設けられたスイッチ、受け部材側に設
けられた検出部、戸が閉位置にある場合であってスイッ
チが作動されたときに検出部を検出する錠本体部材側に
設けられた検出手段、および検出手段の検出信号に基づ
いて所定の信号を無線送信する送信部を備えた施錠セン
サと、建物の室内環境を検出する検出部、および当該検
出部の検出信号に基づいて所定の信号を無線送信する送
信部を備えた環境センサと、施錠センサおよび環境セン
サの送信部から送信された信号を受信する受信部、施錠
および室内環境の状態についての警報を行う警報部、外
出用または夜間用の動作に切り替える切替スイッチ、お
よび前記受信部により受信された信号に基づいて前記警
報部を作動させる制御手段を備えた受信器とを有し、前
記制御手段は、切替スイッチにより外出用の動作が選択
された場合には、環境センサからの信号に基づいて、室
内環境が劣化していると判断したときに前記警報部によ
り警報を行うと共に、施錠センサからの信号に基づい
て、切替スイッチによる外出用の動作の選択時に、戸が
施錠されていると判断したときには所定の施錠表示を行
う一方、戸が施錠されていないと判断したときには前記
警報部により警報を行い、切替スイッチにより夜間用の
動作が選択された場合には、環境センサからの信号に基
づいて、室内環境が劣化していると判断したときに前記
警報部により警報を行うと共に、施錠センサからの信号
に基づいて、戸が施錠されていないと判断したときに前
記警報部により警報を行うことを特徴とする住宅セキュ
リティシステムである。
【0014】請求項7に記載の発明の構成は、上記請求
項6記載の住宅セキュリティシステムの構成において、
前記警報部は、警報音を発するアラームと、施錠および
室内環境の状態を示す表示部とを有することを特徴とす
る。
【0015】
【作用】このように構成した本発明は、請求項1に記載
の発明にあっては、まず、戸を所定の閉位置に移動さ
せ、建物の壁面に開設された開口部を閉鎖する。この状
態で、検出手段が検出部に対向した位置に移動せられる
が、スイッチが作動されていないため検出手段による検
出信号は出力されない。次いで、錠本体部材の係合部が
所定位置に移動され、これにより、錠本体部材の係合部
が受け部材の係合部に係合される。こうして戸の施錠が
完了すると同時に、錠本体部材側に設けられたスイッチ
が作動することにより、電力が供給されて検出手段が検
出部を検出する。次に、送信部は、検出手段からの検出
信号に基づいて、所定の信号を無線送信する。この信号
は、受信部により受信され、受信部に接続される判断部
は、受信部からの信号に基づいて戸の施錠状態を確実に
判断する。
【0016】請求項2に記載の発明にあっては、戸が閉
位置にある場合であって、錠本体部材の係合部が受け部
材の係合部に係合する所定位置に移動されることにより
リミットスイッチが作動されたときに、光センサから光
が発せられて検出部を検出する。
【0017】請求項3に記載の発明にあっては、樹脂製
のケースの中に、スイッチ、検出手段および送信部が収
納され、一般的な錠を使用して、錠本体部材に近接して
戸の枠体に容易に外付けされる。また、ケースが樹脂製
なので、送信部は電磁遮蔽されることはない。
【0018】請求項4に記載の発明にあっては、錠本体
部材の基部の内部にスイッチ、検出手段および送信部が
設けられ、極めてコンパクトな構成となり、作業性良く
錠と一体的に取り付けられる。
【0019】請求項5に記載の発明にあっては、戸の枠
体の内部にスイッチ、検出手段および送信部が設けら
れ、外観上極めて見栄えが良く、また、外部からの攻撃
を受けないので信頼性および耐久性が高まる。
【0020】請求項6に記載の発明にあっては、受信器
に設けられた切替スイッチにより外出用の動作が選択さ
れた場合には、環境センサからの信号に基づいて、室内
環境が劣化していると判断したときに警報部により警報
を行うと共に、施錠センサからの信号に基づいて、切替
スイッチによる外出用の動作の選択時に、戸が施錠され
ていると判断したときには所定の施錠表示を行う一方、
戸が施錠されていないと判断したときには警報部により
警報を行う。
【0021】また、切替スイッチにより夜間用の動作が
選択された場合には、環境センサからの信号に基づい
て、室内環境が劣化していると判断したときに警報部に
より警報を行うと共に、施錠センサからの信号に基づい
て、戸が施錠されていないと判断したときに警報部によ
り警報を行う。
【0022】請求項7に記載の発明にあっては、施錠お
よび室内環境の状態に異常が生じた場合には、その内容
に対応する施錠および室内環境の状態についての表示を
行うと同時にアラームが作動して警報音が発せられる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る施錠確認装置を
用いた施錠監視システムの概略構成を示す図、図2は、
図1に示される施錠確認装置の要部を示す拡大斜視図、
図3は、図2のAから見た図である。
【0024】本実施例の施錠確認装置は、図1に示した
ような施錠監視システムにおいて、建物11の壁面12
に開設された開口部13を開閉するための戸14を施錠
するクレセント錠20に使用される。本実施例の戸14
は左右の引違い戸15,16からなり、施錠確認装置
は、図示のように複数の戸に設置されたそれぞれのクレ
セント錠20に適用される。そして、確実に施錠された
ことを検出した場合には、施錠信号を無線にて中継機1
7に送信する。また、中継機17は有線で監視センター
18の監視盤19に接続されている。
【0025】図2に示すように、クレセント錠20は、
錠本体部材21と受け部材22とから構成される。錠本
体部材21は、基部23と、軸25の回りに回動可能に
設けられるクレセントレバー24とを有し、右引違い戸
16のガラス16bが嵌め込まれる枠体としての戸枠1
6aにねじ締めにて取り付けられている。一方、受け部
材22は、左引違い戸15のガラス15bが嵌め込まれ
る戸枠15aに図示しないねじにより締結され取り付け
られる。このクレセント錠20により、引違い戸15,
16を施錠する場合には、左引違い戸15を図中B方向
に相対的に移動させて引違い戸15,16を閉位置にし
た後に、クレセントレバー24を図中C方向に回動させ
ることにより、クレセントレバー24に形成された円弧
状の係合部26を受け部材22に形成された鈎状の係合
部27に係合させる。
【0026】本実施例では、図2に示したように、錠本
体部材側である戸枠16aに、錠本体部材21に近接し
てセンサユニット30(図1では図示省略してある)が
図示しないねじにより取り付けられる。このセンサユニ
ット30は樹脂製のケース31を有しており、このケー
ス31内には、リミットスイッチ32、光センサ33
(それぞれスイッチ、検出手段に相当する)、および送
信部34等が収納されている。なお、ケース31に形成
される凹部31aは、クレセントレバー24を図中C方
向と反対側に最大限回動させた場合の逃げを考慮したも
のである(図3(A)参照)。
【0027】リミットスイッチ32は、センサユニット
30の上端付近に設けられており、図3(B)に示した
ように、クレセントレバー24の係合部26が受け部材
22の係合部27に係合すべく軸25の回りに回動され
ることにより、クレセントレバー24の先端部近傍がリ
ミットスイッチ32の作動子に当接してリミットスイッ
チ32を作動させるように構成されている。したがっ
て、このリミットスイッチ32は、クレセント錠20の
クレセントレバー24が施錠に必要十分な角度だけ図2
に示すC方向に回動されたことを検知できる。
【0028】また、ケース31内には、光センサ33や
送信部34等に電力を供給する図示しない電源が設けら
れており、リミットスイッチ32がクレセントレバー2
4の回動により作動された場合に初めて光センサ33や
送信部34等に電流が流れるようになっている。したが
って、クレセント錠20による施錠がなされていない場
合には電力が消費されない省電力タイプとなっており、
前記電源として例えば小型電池が用いられ長寿命化が可
能である。
【0029】なお、リミットスイッチ32は、これに限
定されるものではなく、上記のようにスイッチがクレセ
ントレバー24の回動により作動され、作動したときに
初めて電源から電力の供給がなされる構成のものであれ
ば、例えば、リードスイッチや、他のメカ的なスイッチ
などをリミットスイッチ32の代わりに使用することも
可能である。
【0030】光センサ33は、センサユニット30の図
中左側面に設けられる。一方、受け部材22の下方に
は、検出部35が形成されており、引違い戸15,16
を閉位置にした場合に、光センサ33が検出部35に丁
度対向した位置に移動せられるるように構成される。し
たがって、この光センサ33は、戸が確実に閉位置にあ
ることを検出できる。なお、検出部35は、受け部材2
2とは別体として取り付けることも可能である。
【0031】ここで、前述のように、この光センサ33
による検出はリミットスイッチ32が作動された場合に
初めて電力供給がなされて行われるため、光センサ33
が検出部35を検出するときは、引違い戸15,16が
閉位置にあり、かつクレセントレバー24が回動された
ときである。即ち、このような場合にはクレセントレバ
ー24が空回動することなく、クレセントレバー24の
係合部26が受け部材22の係合部27に係合されるこ
とになり、確実な施錠確認を行うことが可能となってい
る。
【0032】なお、光センサ33は、上記のような反射
型のものが設置上コンパクトでしかも検出部35との位
置合わせが容易となるので好ましいが、透過型の光セン
サを適用することも可能である。また、リードスイッチ
や磁気近接スイッチ、さらには、リミットスイッチや圧
力スイッチを光センサ33の代わりに使用することもで
きる。本発明にあっては、リミットスイッチ32と光セ
ンサ33の協働により施錠確認する構成を採用している
ことから配置レイアウト上の自由度が増すばかりか、上
記のように、種々のスイッチやセンサなどを適用できる
汎用性の高いものである。
【0033】送信部34は、リミットスイッチ32が作
動され、光センサ33により検出部35が検出された場
合に、当該送信部34が設置されているそれぞれの戸1
4に対応してIDコード化された施錠信号を送信するよ
うに構成される。この施錠信号は、図1に示したよう
に、中継機17に設けられた受信部41により受信され
る。本実施例では、施錠信号の送信に小電力無線が使用
されており、コードレス化することで配線工事の簡略低
減化と、室内の配線による見苦しさのないすっきりした
システムとなっている。
【0034】中継機17には、施錠信号を受信した受信
部41に接続される図示しない判断部が内蔵されてい
る。この判断部は、受信部41からの信号に基づいて、
それぞれの戸14の施錠状態の判断を行う。また、中継
機17は例えばオフィスビルなどにおいては各フロアに
設置されると共に、この中継機17には前記判断部に接
続され各戸の施錠状態を目視で確認できるパイロットラ
ンプ42が設けられており、保守管理が容易となってい
る。さらに、図1に示したように、中継機17は有線で
監視センター18の監視盤19に接続されており、各戸
の施錠状態が監視盤19に表示され、確実に集中監視す
ることができるシステムとなっている。
【0035】次に、本実施例の作用を説明する。戸14
の施錠を行う場合にあっては、まず、左右の引違い戸1
5,16を所定の閉位置に移動させ、建物11の壁面1
2に開設された開口部13を閉鎖する。この状態で、光
センサ33が検出部35に丁度対向した位置に移動せら
れるが、電源が入っていないため光センサ33による検
出信号は出力されない。次いで、図3(A)に示したよ
うな施錠していない状態にあるクレセント錠20の錠本
体部材21のクレセントレバー24を図2に示すC方向
に回動させる。これにより、図3(B)に示したよう
に、クレセントレバー24に形成された円弧状の係合部
26が受け部材22に形成された鈎状の係合部27に係
合される。こうしてクレセント錠20による戸14の施
錠が完了すると同時に、クレセントレバー24の先端部
近傍がリミットスイッチ32の作動子に当接してリミッ
トスイッチ32が作動することにより、電源から電力が
供給され光センサ33から光を発して検出部35を検出
する。
【0036】次に、送信部34は、光センサ33からの
検出信号に基づいて、当該送信部34が設置されている
それぞれの戸14に対応してIDコード化された施錠信
号を送信する。施錠信号は、中継機17に設けられた受
信部41により受信され、受信部41に接続される図示
しない判断部は、受信部41からの信号に基づいて、そ
れぞれの戸14の施錠状態の判断を行う。また、前記判
断部は、各戸の施錠状態に応じて、目視で確認できるパ
イロットランプ42を点灯させる信号を出力すると共
に、有線にて監視センター18の監視盤19に信号を出
力する。
【0037】このように、本実施例によれば、戸14が
閉位置にある場合であって、リミットスイッチ32がク
レセントレバー24の回動により作動されたときに初め
て光センサ33や送信部34等に電流が流れることによ
り、光センサ33から光が発せられ検出部35を検出し
て送信部34から施錠信号を送信するように構成したの
で、戸14が確実に閉鎖されていること、およびクレセ
ントレバー24と受け部材22とが確実に係合状態にあ
ることの二つの要件が満足されているか否かを明確に判
断して確実な施錠確認を行うことができ信頼性が大幅に
向上すると共に、上記の如く施錠がなされていない場合
には電力が消費されず省電力が可能である。
【0038】また、リミットスイッチ32と光センサ3
3との協働により施錠確認する構成を採用しているの
で、安価でかつ極めてコンパクトに構成できるばかり
か、配置レイアウト上の自由度が増し、従来のように回
動および摺動を伴うしかも小さなクレセントレバーにス
イッチ等を設けることもないので、信頼性と共に耐久性
が向上する。さらに、施錠信号を無線送信して確認でき
るようにしたので、配線が不要で、しかも取付作業が容
易である。
【0039】また、樹脂製のケース31内に、リミット
スイッチ32、光センサ33および送信部34等を収納
してセンサユニット30を構成したので、一般的なクレ
セント錠20を使用でき、戸枠16aに一層容易に外付
けが可能であると共に、送信部34が電磁遮蔽されずア
ンテナをケース31内に設置することができる。
【0040】図4は、本発明の別の実施例に係る施錠確
認装置の要部を示す斜視図、図5は、(A)は図4のD
から見た施錠前の状態を示す図であり、(B)は同じく
図4のDから見た施錠後の状態を示す図である。なお、
上記実施例と共通する部材には同一の符号を付し、その
説明は一部省略する。図示のように、この実施例の施錠
確認装置にあっては、クレセント錠の錠本体部材51の
基部52に前記リミットスイッチ32、光センサ33お
よび送信部34等が内蔵されている。ここで、図中符号
「53」は送信アンテナである。また、図示省略する
が、光センサ33の検出部としての反射板は、上記実施
例と同様に、受け部材側の戸枠に取り付けられている。
この実施例によれば、極めてコンパクトな構成となり、
外観上デザインに与える影響を最小限に抑えることがで
きる。また、クレセント錠と一体的に取り付けることが
できるので、取付作業性が一層向上すると共に、取り付
け時におけるリミットスイッチ32の作動ポイントの調
整が不要となっている。なお、図6に示すように、リミ
ットスイッチ32の作動子を前記基部52の中に収容
し、クレセントレバー24の軸25に立設された操作レ
バー25aの回動によりリミットスイッチ32を動作さ
せるように構成してもよい。このようにすれば、外観上
の見栄えが良く、しかもリミットスイッチ32が保護さ
れる。
【0041】図7は、本発明のさらに別の実施例に係る
施錠確認装置の要部を示す斜視図である。なお、本図に
おいても上記実施例と共通する部材には同一の符号を付
し、その説明を一部省略してある。図示のように、この
実施例の施錠確認装置にあっては、戸枠16aにリミッ
トスイッチ32、光センサ33、および送信部を備えた
送信ユニット61等が内蔵されている。なお、図中符号
「63」は送信アンテナである。リミットスイッチ32
は、本実施例の場合、クレセントレバー24の軸25の
所定角度の回動により作動されるようになっている。こ
の実施例によれば、施錠確認装置の主要な構成部材を戸
枠16a内に収容したので、外観上極めて見栄えが良
く、また、外部からの物理的な攻撃を受けることがない
と共に結露からも守られるため、信頼性および耐久性が
一層向上する。
【0042】図8は、本発明の一実施例に係る住宅セキ
ュリティシステムの概略構成を示す図であり、上述した
施錠確認装置の要部を適用したものである。また、図9
は、図8に示される受信器51の拡大正面図、図10
は、図8に示される住宅セキュリティシステムの動作フ
ローチャートである。
【0043】図8に示したように、この住宅セキュリテ
ィシステムは、複数の戸14に設置されたそれぞれのク
レセント錠20に適用される施錠センサ(図示省略)
と、環境センサとしてのガス漏れセンサ61、煙センサ
62、CO(一酸化炭素)センサ63と、受信器51と
を有しており、各種センサにより施錠や室内環境の状態
を検知して、ワイヤレス(無線)により受信器に送信し
て状態表示をすると共に、異常状態の場合にはアラーム
を作動させるシステムである。
【0044】施錠センサは、例えば図4に示した実施例
のものが使用され、錠本体部材51のクレセントレバー
24の係合部26が受け部材の係合部に係合する所定位
置に移動されることにより作動する錠本体部材51側に
設けられたリミットスイッチ32と、受け部材側に設け
られた検出部と、戸が閉位置にある場合であってリミッ
トスイッチ32が作動されたときに検出部を検出する錠
本体部材51側に設けられた光センサ33と、光センサ
33の検出信号に基づいて所定の信号を無線送信する送
信部34とを備えている。また、ガス漏れセンサ61、
煙センサ62、COセンサ63は、いずれもガス漏れや
煙やCOが一定量以上発生したか否かを検出できる検出
部と、当該検出部の検出信号に基づいて所定の信号を無
線送信する送信部とを有する。なお、環境センサはこれ
らのものに限られず、温度センサ等を加えることも可能
である。
【0045】受信器51は、各センサの送信部から送信
された信号を受信する受信部と、施錠および室内環境の
状態についての警報を行う警報部と、前記受信部により
受信された信号に基づいて前記警報部を作動させる制御
手段とを有している(いずれも図示せず)。前記警報部
は、警報音を発する図示しないアラームと、施錠および
室内環境の状態を示す表示部とを有する。この実施例で
は、図9に示したように、表示部は、7つの戸14に設
置されたそれぞれのクレセント錠20に適用される施錠
センサに対応してその施錠状態を示す表示部53a〜5
3gと、ガス漏れセンサ61、煙センサ62、およびC
Oセンサ63に対応してそれぞれの室内環境の状態を示
す表示部54〜56とからなる。また、図示省略する
が、戸14が確実に施錠されている場合の“OK”表示
などの表示を行う表示部も設けられている。なお、これ
らの表示部は、適宜仕様に応じて増減可能であり、施錠
センサのための表示部の一部をガス栓の閉確認センサの
ために使用することもできる。また、アラームの警報音
の大きさは調節可能となっている。
【0046】本実施例では、外出用または夜間用の動作
に切り替える切替スイッチ52が設けられている。切替
スイッチ52のつまみを外出側にスライドさせると、丁
度そのときにすべてのクレセント錠20が確実に施錠さ
れている場合には、表示部に“OK”の表示をし、一つ
でも施錠されていない戸14があれば、表示部53a〜
53gのうちの施錠されていない戸14に対応する表示
部を点灯させると同時にアラームが作動するように構成
され、一方、切替スイッチ52のつまみを夜間側にスラ
イドさせると、クレセント錠20の施錠が解かれた場合
には、瞬時に施錠が解かれた戸14に対応する表示部を
点灯させると共に、アラームを作動させるように構成さ
れている。また、ガス漏れセンサ61、煙センサ62、
およびCOセンサ63からの信号に基づいて、室内環境
が劣化して異常をきたした場合には、切替スイッチ52
のつまみが外出側であると夜間側であるとにかかわら
ず、瞬時に対応する表示部を点灯させると共に、アラー
ムを作動させるように構成される。なお、表示部は、図
9に示したものに限定されず、例えば一つの所定の大き
さの液晶の表示部を設け、適宜所定の図形や記号、文字
などで表示させてもよい。
【0047】これらの表示やアラームにより発せられる
警報音は、切替スイッチ52のつまみを、図9に示した
ように中央の“警報STOP”の位置にすることによっ
て、あるいは所定の時間が経過することによって停止す
るようになっている。
【0048】また、受信器51は、端末65に接続する
ことにより、いわゆるホームオートメーションに連結可
能なシステムとして構成されている。なお、図中符号
「57」は受信アンテナ、符号「58」は電源スイッチ
を示す。
【0049】次に、この住宅セキュリティシステムの動
作を図10のフローチャートに基づいて説明する。ま
ず、電源スイッチ58がオンされ、切替スイッチ52の
つまみが外出側あるいは夜間側にスライドされると、ガ
ス漏れ、煙、COが発生しているか否かが判断される
(ステップS1)。ガス漏れセンサ61、煙センサ6
2、およびCOセンサ63からの信号に基づいて、ガス
漏れ、煙、COのいずれかが発生していると判断された
場合には、対応する表示部54〜56が点灯し(ステッ
プS2)、アラームにより警報音が発せられる(ステッ
プS3)。ステップS4で、切替スイッチ52のつまみ
をスライドさせて中央の“警報STOP”の位置にする
か、所定の時間が経過することによって、表示部54〜
56の点灯とアラームによる警報音とが停止する(ステ
ップS5)。一方、ステップS1で、ガス漏れ、煙、C
Oは発生していないと判断された場合には、ステップS
6に進む。
【0050】次いで、ステップS6では、クレセント錠
20がアンロック状態か否かが判断される。ステップS
6で、一つでも施錠されていない戸14があると判断さ
れると、表示部53a〜53gのうちの施錠されていな
い戸14に対応する表示部を点灯させる(ステップS
7)と同時に、アラームが作動して警報音が発せられる
(ステップS8)。この場合にも、ステップS9で、切
替スイッチ52のつまみをスライドさせて中央の“警報
STOP”の位置にするか、所定の時間が経過すること
によって、表示部53a〜53gの点灯とアラームによ
る警報音とが停止する(ステップS10)。
【0051】一方、ステップS6で、クレセント錠20
がアンロック状態ではなく、戸14が確実に施錠されて
いると判断された場合にはステップS11に進み、切替
スイッチ52のつまみが外出側にあるか夜間側にあるか
が判断される。
【0052】そして、切替スイッチ52のつまみが外出
側にあるときは、ステップS12に進み、この外出側の
設定がなされた直後(切替スイッチ52のつまみが外出
側にスライドされてから1回目のループ)か否かが判断
され、外出側設定直後の場合には表示部に“OK”と所
定時間だけ表示した後に(ステップS13)、ステップ
S1に戻り、外出側設定直後ではない場合には、そのま
まステップS1に戻る。つまり、切替スイッチ52のつ
まみを外出側にスライドさせた瞬間における戸14の施
錠の確認を“OK”と表示されることで簡単にチェック
することができるようになっている。なお、施錠の確認
は、“OK”と表示する代わりに、他の記号や文字でも
よく、図形や色などで表示することも可能である。ま
た、ステップS11で、切替スイッチ52のつまみが夜
間側にあると判断されたときは、そのままステップS1
に戻る。
【0053】このように、この住宅セキュリティシステ
ムによれば、住人が外出するときには、すべての戸の施
錠チェックを迅速かつ簡単に行うことができ、夜間にお
いては、侵入者などにより一つでも戸の施錠が解かれる
と、瞬時にその戸に対応する表示部を点灯させると同時
にアラームが作動して警報音を発することができる。ま
た、システム作動中は、常にガス漏れ、煙、COの監視
を行うことができ、これらの異常が発生した場合には、
瞬時に異常内容に対応する表示部を点灯させると同時に
アラームが作動して警報音を発することができる。
【0054】なお、以上説明した実施例は、本発明の理
解を容易にするために記載されたものであって、本発明
を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記実施例に開示された各要素は、本発明の技術的
範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨であ
る。
【0055】たとえば、上述した実施例ではクレセント
錠を例に挙げて本発明の施錠確認装置を説明したが、本
発明は上記のようなクレセント錠への適用のみに限定さ
れることなく、例えば、受け部材の凹状係合部に、錠本
体部材に回動可能又は進退動可能に設けられた棒状係合
部を係合させることにより施錠する出入り口ドアに設置
されるドア錠などのような他の錠にも適用することが可
能である。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、請求
項1に記載の発明では、戸が閉位置にある場合であって
スイッチが作動されたときに検出部を検出するようにし
たので、戸が確実に閉鎖されていること、および錠本体
部材と受け部材とが確実に係合状態にあることの二つの
要件が満足されているか否かを明確に判断して確実な施
錠確認を行うことができ信頼性が大幅に向上すると共
に、上記の如く施錠がなされていない場合にはスイッチ
が作動されず、したがって電力が消費されないので省電
力が可能である。
【0057】また、スイッチと検出手段との協働により
施錠確認する構成を採用しているので、配置レイアウト
上の自由度が増し、例えば従来のように回動および摺動
を伴うしかも小さなクレセントレバーにスイッチ等を設
けることもないので、信頼性と共に耐久性が向上する。
さらに、施錠信号を無線送信して確認できるようにした
ので、配線が不要で、しかも取付作業が容易である。
【0058】請求項2に記載の発明では、施錠の検知に
リミットスイッチと光センサとを併用する方式としたの
で、安価でかつ極めてコンパクトに構成できる。
【0059】請求項3に記載の発明では、樹脂製のケー
ス内に、スイッチ、検出手段および送信部を収納したの
で、一般的な錠を使用でき、戸の枠体に一層容易に外付
けが可能であると共に、送信部が電磁遮蔽されずアンテ
ナをケース内に設置することができる。
【0060】請求項4に記載の発明では、極めてコンパ
クトな構成となり、外観上デザインに与える影響を最小
限に抑えることができる。また、クレセント錠と一体的
に取り付けることができるので、取付作業性が一層向上
すると共に、取り付け時におけるスイッチの作動ポイン
トの調整を不要とすることができる。
【0061】請求項5に記載の発明では、施錠確認装置
の主要な構成部材を戸の枠体内に収容したので、外観上
極めて見栄えが良く、また、外部からの物理的な攻撃を
受けることがないと共に結露からも守られるため、信頼
性および耐久性が一層向上する。
【0062】請求項6に記載の発明では、住人が外出す
るときには、すべての戸の施錠チェックを迅速かつ簡単
に行うことができ、夜間においては、侵入者などにより
一つでも戸の施錠が解かれると、瞬時に警報部により警
報を発することができる。また、システム作動中は、常
に室内環境の監視を行うことができ、室内環境の劣化が
発生した場合には、瞬時に警報部により警報を発するこ
とができる。
【0063】請求項7に記載の発明では、施錠および室
内環境の状態に異常が生じた場合には、その内容に対応
する表示を行うと同時にアラームが作動して警報音を発
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る施錠確認装置を用い
た施錠監視システムの概略構成を示す図である。
【図2】 図1に示される施錠確認装置の要部を示す斜
視図である。
【図3】 (A)は図2のAから見た施錠前の状態を示
す図であり、(B)は図2のAから見た施錠後の状態を
示す図である。
【図4】 本発明の別の実施例に係る施錠確認装置の要
部を示す斜視図である。
【図5】 (A)は図4のDから見た施錠前の状態を示
す図であり、(B)は図4のDから見た施錠後の状態を
示す図である。
【図6】 図4に示されるリミットスイッチ周辺の他の
実施例を示す図である。
【図7】 本発明のさらに別の実施例に係る施錠確認装
置の要部を示す斜視図である。
【図8】 本発明の一実施例に係る住宅セキュリティシ
ステムの概略構成を示す図である。
【図9】 図8に示される受信器の拡大正面図である。
【図10】 図8に示される住宅セキュリティシステム
の動作フローチャートである。
【図11】 従来の施錠確認装置の要部を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
11…建物、 12…壁面、 13…開口部、 14…戸、 15,16…引違い戸、 15a,16a…枠体(戸枠)、 17…中継機、 21,51…錠本体部材、 22…受け部材、 23,52…基部、 24…クレセントレバー、 26,27…係合部、 31…ケース、 32…リミットスイッチ(スイッチ)、 33…光センサ(検出手段)、 34…送信部、 35…検出部、 41…受信部、 51…受信器、 52…切替スイッチ、 53a〜53g,54〜56…表示部、 61…ガス漏れセンサ(環境センサ)、 62…煙センサ(環境センサ)、 63…COセンサ(環境センサ)、 65…端末。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物(11)の壁面(12)に開設された開口部
    (13)を開閉するための戸(14)を、受け部材(22)の係合部
    (27)に錠本体部材(21,51) に移動可能に設けられた係合
    部(26)を係合させることにより施錠する錠(20)の施錠確
    認装置において、 錠本体部材(21,51) の係合部(26)が受け部材(22)の係合
    部(27)に係合する所定位置に移動されることにより作動
    する錠本体部材(21,51) 側に設けられたスイッチ(32)
    と、 受け部材(22)側に設けられた検出部(35)と、 戸(14)が閉位置にある場合であってスイッチ(32)が作動
    されたときに検出部(35)を検出する錠本体部材(21,51)
    側に設けられた検出手段(33)と、 検出手段(33)の検出信号に基づいて所定の信号を無線送
    信する送信部(34)と、 送信部(34)から送信された信号を受信する受信部(41)
    と、 受信部(41)により受信された信号に基づいて施錠状態の
    判断を行う判断部とを有することを特徴とする施錠確認
    装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチはリミットスイッチ(32)で
    あり、前記検出手段は光センサ(33)であることを特徴と
    する請求項1記載の施錠確認装置。
  3. 【請求項3】 前記錠本体部材(21)に近接して取り付け
    られる樹脂製のケース(31)に前記スイッチ(32)、検出手
    段(33)および送信部(34)を収納したことを特徴とする請
    求項1記載の施錠確認装置。
  4. 【請求項4】 前記錠本体部材(51)の基部(52)に前記ス
    イッチ(32)、検出手段(33)および送信部(34)を内蔵した
    ことを特徴とする請求項1記載の施錠確認装置。
  5. 【請求項5】 前記戸(14)の枠体(16a) に前記スイッチ
    (32)、検出手段(33)および送信部(34)を内蔵したことを
    特徴とする請求項1記載の施錠確認装置。
  6. 【請求項6】 建物(11)の壁面(12)に開設された開口部
    (13)を開閉するための戸(14)を、受け部材(22)の係合部
    (27)に錠本体部材(21,51) に移動可能に設けられた係合
    部(26)を係合させることにより施錠する錠(20)の施錠確
    認のための施錠センサであって、錠本体部材(21,51) の
    係合部(26)が受け部材(22)の係合部(27)に係合する所定
    位置に移動されることにより作動する錠本体部材(21,5
    1) 側に設けられたスイッチ(32)、受け部材(22)側に設
    けられた検出部(35)、戸(14)が閉位置にある場合であっ
    てスイッチ(32)が作動されたときに検出部(35)を検出す
    る錠本体部材(21,51) 側に設けられた検出手段(33)、お
    よび検出手段(33)の検出信号に基づいて所定の信号を無
    線送信する送信部(34)を備えた施錠センサと、 建物(11)の室内環境を検出する検出部、および当該検出
    部の検出信号に基づいて所定の信号を無線送信する送信
    部を備えた環境センサ(61,62,63)と、 施錠センサおよび環境センサ(61,62,63)の送信部から送
    信された信号を受信する受信部、施錠および室内環境の
    状態についての警報を行う警報部、外出用または夜間用
    の動作に切り替える切替スイッチ(52)、および前記受信
    部により受信された信号に基づいて前記警報部を作動さ
    せる制御手段を備えた受信器(51)とを有し、 前記制御手段は、切替スイッチ(52)により外出用の動作
    が選択された場合には、環境センサ(61,62,63)からの信
    号に基づいて、室内環境が劣化していると判断したとき
    に前記警報部により警報を行うと共に、施錠センサから
    の信号に基づいて、切替スイッチ(52)による外出用の動
    作の選択時に、戸(14)が施錠されていると判断したとき
    には所定の施錠表示を行う一方、戸(14)が施錠されてい
    ないと判断したときには前記警報部により警報を行い、 切替スイッチ(52)により夜間用の動作が選択された場合
    には、環境センサ(61,62,63)からの信号に基づいて、室
    内環境が劣化していると判断したときに前記警報部によ
    り警報を行うと共に、施錠センサからの信号に基づい
    て、戸(14)が施錠されていないと判断したときに前記警
    報部により警報を行うことを特徴とする住宅セキュリテ
    ィシステム。
  7. 【請求項7】 前記警報部は、警報音を発するアラーム
    と、施錠および室内環境の状態を示す表示部とを有する
    ことを特徴とする請求項6記載の住宅セキュリティシス
    テム。
JP8408595A 1995-01-30 1995-04-10 施錠確認装置および住宅セキュリティシステム Pending JPH08270278A (ja)

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JP7-12270 1995-01-30
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000024994A1 (en) * 1998-10-23 2000-05-04 Aristocrat Technologies Autralia Pty Ltd Security lock with electronic sensing
JP2003054877A (ja) * 2001-08-10 2003-02-26 Ishikawajima Constr Mach Co タワークレーンのジブ固定装置

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