JP2501926B2 - 無線式警報システム - Google Patents

無線式警報システム

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JP2501926B2 JP34259189A JP34259189A JP2501926B2 JP 2501926 B2 JP2501926 B2 JP 2501926B2 JP 34259189 A JP34259189 A JP 34259189A JP 34259189 A JP34259189 A JP 34259189A JP 2501926 B2 JP2501926 B2 JP 2501926B2
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裕史 島
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、火災等の異常を監視する無線式警報システ
ムに関する。
[従来の技術] 従来、ビル等の建築現場における火災監視のため、火
災感知器を直接外付けした子器を警戒区域の天井側に設
置し、火災感知器から火災信号が得られた際には無線に
より異常検出信号を親器に送信して異常を報知させる無
線式警報システムが提案されている。尚、子器は電池電
源を内蔵しており、必要な場所に自由に設置することが
できる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の無線式警報システム
にあっては、子器筺体に1台の火災感知器を直接外付け
した構造であり、監視区域が広い場合には、感知器を備
えた多数の子器を設置しなければならず、設備コストが
高くなり、また電池電源の管理等も煩雑になるという問
題があった。本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、単一の子器であっても広範な区域を
有効に監視できるコスト的に安価な無線式警報システム
を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあっては次のように
構成する。尚、実施例図面の符号を併せて示す。
まず、本発明は、火災等の異常を検出する感知器12
と、該感知器12を筺体に直接嵌合して該感知器12からの
異常信号を受信した際に異常検出信号を送信する子器10
と、該子器10から送信された異常検出信号を受信した際
に異常を報知する親器14とからなり、前記子器10に設け
た電池電源16により該子器10及び前記感知器12を動作さ
せるようにした無線式警報システムを対象とする。
このような無線式警報システムにつき本発明にあって
は、前記子器10に、前記感知器12とは別に1又は複数の
外付け感知器18を接続する信号線20を引き出すための信
号線接続部22と、該信号線接続部22より引き出された信
号線20に接続される外付け感知器18に電源を供給する外
部電源24を接続する電源接続部26と、前記信号線接続部
22に接続される信号線20から入力する異常信号を受信す
る受信部28とを設け、該受信部28で異常信号を受信した
際にも異常検出信号を送信するようにしたものである。
[作用] このような構成を備えた本発明の無線式警報システム
によれば、広い区域を監視する場合には、子器に1又は
複数の外付け感知器を信号線接続し、且つ外部電源を接
続することで、複数の外付け感知器による集中監視が簡
単にでき、子器の設置台数が少なくて済むことでシステ
ムコストを大幅に低減でき、また複数の外付け感知器を
子器に接続することで木目の細かい監視ができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例を示したシステム構成図で
ある。
第1図において、10−1,10−2,・・・10−nは子器で
あり、子器10−1は単独で設置した場合を示し、子器10
−2〜10−nについては外付け火災感知器18を接続した
場合を示している。即ち、子器10−1〜10−nは子器筺
体下部に火災を検出する火災感知器12を直接嵌合してい
る。また、本発明による子器にあっては、後の説明で明
らかにするように、子器10−2〜10−nに示すように信
号線20を引き出して1または複数の外付け火災感知器18
を接続することができ、また直接嵌合した火災感知器12
及び子器の動作自体は内蔵電池で行なっているが、外付
け火災感知器を接続したことによる電源不足を補うた
め、商用AC100Vを規定の直流電圧に変換して供給する外
部電源としてのAC電源アダプタ24を接続できるようにし
ている。尚、信号線20の終端には断線監視用の終端抵抗
Rが接続される。
ここで、子器10−1〜10−nの基本的な機能は、火災
感知器12から火災信号を受信した際に異常検出信号を無
線により送信する機能を有する。
子器10−1〜10−nに対しては親器14が設置される。
親器14は子器10−1〜10−nからの電波を受信する。子
器10−1〜10−nのいずれかからの電波を受信すると、
信号処理を行なって固有アドレス信号の照合を行なう。
固有アドレス信号が予め設定してある子器側の固有アド
レスと一致すると受信データの処理を行ない、異常検出
信号、例えば火災検出信号が判別されれば火災警報を出
して異常を報知する。
第2図は第1図に示した本発明の子器10の一実施例を
示した実施例構成図である。
第2図において、子器10には火災感知器12が直接嵌合
されており、火災感知器12に対しては内蔵した電池電源
16より電源電圧Vcc、例えばDC12Vが供給されている。火
災感知器12の出力は第1火災受信回路30に与えられ、OR
ゲート32を介して受信出力を制御回路34に与えている。
制御回路34は親器14との間で無線による通信機能が設け
られ、子器アドレスを設定するアドレス設定部36と、異
常検出時に外部の発報表示灯を点灯する表示回路35を備
えている。ORゲート32より火災検出信号を受けると制御
回路34はアドレス、データ、チェックコードを少なくと
も含む伝送フォーマットを作成し、シンセサイザー回路
38でMSK方式による変調を施し、送信回路40を介してア
ンテナ42より送信する。
このような子器10の構成は火災感知器12を直接嵌合し
た場合のみの基本構成であるが、これに加えて本発明に
あっては、信号線20を引き出して1または複数の外付け
火災感知器18を接続することのできる信号線接続部22
と、信号線接続部22から引き出された信号線20に接続さ
れた外付け火災感知器18に対し電源を供給する外部電源
としての例えばAC電源アダプタ24を接続する電源接続部
26と、信号線接続部22に接続される信号線20から入力す
る異常信号を受信する第2火災受信回路28とを設けてい
る。第2火災受信回路28の受信出力はORゲート32を介し
て制御回路34に与えられており、従って制御回路34は第
2火災受信回路28の受信出力、即ち信号線20を介して接
続した外付け火災感知器18からの火災信号についても直
接嵌合した火災感知器12の場合と同様、異常検出信号を
送信するようになる。
ここで、信号線20を介して接続される外付け火災感知
器18は、通常の火災警報設備に使用されている火災感知
器をそのまま使用しているため、DC24Vの動作電源を必
要とし、従って電源接続部26に接続される外部電源とし
てのAC電源アダプタ24は商用AC100Vに基づいてDC24Vを
供給する。このAC電源アダプタ24による電源供給を受け
た状態で内蔵電池16を使用することは不必要に電池寿命
を消耗させるため、レギュレータ回路44を設けてAC電源
アダプタ24からのDC24VをDC12Vに変換してVccとして出
力し、直接嵌合した火災感知器12及び子器10内の各回路
部に電源供給を行なっている。
尚、外部電源として第2図の実施例にあっては、商用
AC100VからDC24Vを作り出すAC電源アダプタ24を例に示
しているが、24Vバッテリーを接続するようにしてもよ
い。また、子器10に直接嵌合される火災感知器12は、火
災に伴う物理的現象の変化、倒えば煙濃度や温度が非火
災レベルになったときには火災検出信号の出力を停止す
る自己復旧型を使用しているが、外付け火災感知器18に
ついては一度火災を検出すると、火災検出状態を保持す
る自己保持型となるため、第2火災受信回路28側には制
御回路34からの指令により外付け火災感知器18に対する
電源供給を一時的に遮断して復旧させる復旧回路を設け
ることが望ましい。
第3図は本発明における子器10の外観説明図であり、
子器10は箱型の筺体46の下部に火災感知器12を直接嵌合
しており、必要に応じて火災感知器12は12′に示すよう
に外すことができる。また、子器10は取付アングル48を
介して監視区域の天井側に設置することができる。更
に、子器10の筺体46の下側にはアンテナ42と異常検出時
に点灯する発報表示灯50が設けられている。
第4図は第3図に示した子器10の筐体46の裏側を示し
たもので、裏蓋52の中に電池電源16が収納され、また外
付け火災感知器18を接続する一対の信号線20を接続する
ための信号線接続部22を構成する端子と、外部電源とし
てのAC電源アダプタ24を接続する一対の端子で成る電源
接続部26を設けている。これら信号線接続部22及び電源
接続部26の各端子には裏蓋52の開口部54を介して信号線
及び電源線が引き込まれる。
尚、56,58は第2図のアドレス設定部36を構成するア
ドレス設定用のロータリディップスイッチである。
以上の構成から明らかなように、本発明の無線式警報
システムにあっては、第1図の子器10−2,10−nに示す
ように、子器に対して信号線20を介して1または複数の
外付け火災感知器18を接続し、且つAC電源アダプタ24の
接続により外部より電源を供給することで、子器に直接
嵌合された火災感知器12以外に信号線20により外付けさ
れる火災感知器18による火災監視を行なうことができ、
広い警戒区域であっても1台の子器の設置で充分にカバ
ーすることができ、使用する子器台数を少なくでき、ま
た、よりきめの細かい監視ができる。
尚、上記の実施例は火災監視を例にとるものであった
が、これ以外にガス漏れ、盗難等の監視を行なうように
してもよいことは勿論である。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、感知器を直
接嵌合した子器に対し信号線を介して1または複数の外
付け感知器を接続可能とすると共に、外部電源を接続可
能としたため、複数の外付け感知器による集中監視を簡
単に行なうことができ、広い警戒区域であっても子器の
設置台数が少なくて済むことから、システムコストを大
幅に低減でき、また外付け感知器の接続により、よりき
めの細かい監視ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成図; 第2図は本発明の子器の実施例構成図; 第3図は本発明の子器の外観図; 第4図は本発明の子器裏側の説明図である。 図中、 10,10−1〜10−n:子器 12:火災感知器 14:親器 16:電池電源 18:外付け火災感知器 20:信号線 22:信号線接続部 24:AC電源アダプタ(外部電源) 26:電源接続部 28:第2火災受信回路 30:第1火災受信回路 32:ORゲート 34:制御回路 35:表示回路 36:アドレス設定部 38:シンセサイザー回路 40:送信回路 42:アンテナ 44:レギュレータ回路 46:筺体 48:取付アングル 50:発報表示灯 52:裏蓋 54:開口部 56,58:ロータリディップスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】火災等の異常を検出する感知器と、該感知
    器を筺体に直接嵌合して該感知器からの異常信号を受信
    した際に異常検出信号を送信する子器と、該子器から送
    信された異常検出信号を受信した際に異常を報知する親
    器からなり、前記子器に設けた電池電源により該子器及
    び前記感知器を動作させるようにした無線式警報システ
    ムに於いて、 前記子器に、前記感知器とは別に1又は複数の外付け感
    知器を接続する信号線を引き出すための信号線接続部
    と、該信号線接続部より引き出された信号線に接続され
    る前記外付け感知器に電源を供給する外部電源を接続す
    る電源接続部と、前記信号線接続部に接続される信号線
    から入力する異常信号を受信する受信部とを設け、 該受信部で異常信号を受信した際にも異常検出信号を送
    信することを特徴とする無線式警報システム。
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