JPH106092A - レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装置 - Google Patents

レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装置

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JPH106092A
JPH106092A JP9048080A JP4808097A JPH106092A JP H106092 A JPH106092 A JP H106092A JP 9048080 A JP9048080 A JP 9048080A JP 4808097 A JP4808097 A JP 4808097A JP H106092 A JPH106092 A JP H106092A
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    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造がシンプルで故障要素が少なくメンテナ
ンスが容易なレーザ・パンチ複合加工機の光学系の防振
装置を提供する。 【解決手段】 レーザ・パンチ複合加工機1において、
光学系を内臓する光学装置17とパンチプレス3のフレ
ーム9との間の振動を遮断するエアースプリングと、前
記光学装置とパンチプレスのフレームとの間の相対的位
置を位置決めする位置決め手段と、前記光学装置とパン
チプレスのフレームとの間の距離を変更して該位置決め
手段の係脱を行わせる位置決め手段駆動装置とからなる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はレーザ・パンチ複合
加工機の光学系の防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】板状の被加工材に打抜き加工を行うパン
チプレス機と、レーザ加工を行うレーザ加工機とを一体
化したレーザ・パンチ複合加工機においては、レーザ発
振器およびレーザ加工ヘッドにおける光学系をパンチン
グ加工時の振動から保護する手段が講じられている。
【0003】例えば、特開昭63−273599号公報
に開示されているベンドミラー組立体の防振手段の概要
は、ベンドミラー組立体の位置決め手段と防振手段とか
らなり、ベンドミラー組立体の位置決め手段は、パンチ
プレス機のフレーム上に中空円筒状の第1筒部材を設
け、この第1筒部材の下部フランジの外周に位置決め用
のテーパ面を設けると共に、ベンドミラー組立体の下面
に前記第1筒部材のテーパ面に係合自在のテーパ面を備
えた中空円筒状の第2筒部材を設け、この両者のテーパ
面を係合させることで位置決めが成される様な構成とな
っている。
【0004】また、ベンドミラー組立体の防振手段は、
前記第1筒部材の内部空間のパンチプレス機のフレーム
と、ベンドミラー組立体の下面との間に空気ばねを介在
させ、この空気ばねに適宜な空圧の空気を供給または排
出自在に設け、空気ばねに適宜な空圧の空気を供給する
ことにより、ベンドミラー組立体を空気ばねで支持して
パンチング加工時の振動から保護する構成となってい
る。
【0005】さらに、前記第1筒部材と第2筒部材との
間に流体圧室を設け、この流体圧室に作動流体を供給し
て第1筒部材と第2筒部材との間の位置決め係合部を確
実に固定する構造となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のパンチング加工
時のベンドミラー組立体の防振手段においては、防振手
段である空気ばねの外周に位置決め手段を設け、この位
置決め手段における位置決め部を固定するための固定手
段としての流体圧室を、前記第1筒部材と第2筒部材と
の間に設けるなど構造が複雑である。また、空気ばねが
第2筒部材の内側の第1筒部材のなかの空間に設けられ
ており、空気ばねの修理交換などのメンテナンスには不
便である。
【0007】本発明は上述の如き問題を解決するために
なされたものであり、本発明の課題は、構造がシンプル
で故障要素が少なく、かつメンテナンスが容易なレーザ
・パンチ複合加工機の光学系の防振装置を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
として、請求項1に記載の発明は、レーザ・パンチ複合
加工機の光学装置の防振装置において、光学系を内臓す
る光学装置と振動発生源との間の振動を遮断する振動遮
断手段と、前記光学装置と振動発生源との間の相対的位
置を位置決めする位置決め手段と、前記光学装置と振動
発生源との間の距離を変更して前記位置決め手段の係脱
を行わせる位置決め手段駆動装置とからなることを要旨
とするものである。従って、構造がシンプルで故障要素
の少なく、かつメンテナンスが容易となる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記振動発生源がパンチプレスのフレ
ームであると共に前記振動遮断手段がエアースプリング
であり、位置決め手段駆動装置がエアーシリンダーであ
ることをことを要旨とするものである。従って、エアー
スプリングの高周波振動に対する優れた絶縁特性とエア
ーシリンダーの高周波振動に対する絶縁性を生かすこと
ができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、レーザ・パンチ
複合加工機の光学装置の防振装置において、光学系を内
臓する光学装置とパンチプレスのフレームとの間の相対
的位置を位置決めする位置決め手段と、この位置決め手
段の外周又は内周に取付けた前記光学装置とパンチプレ
スのフレームとの間の振動を遮断するコイルスプリング
と、前記光学装置とパンチプレスのフレームとの間の距
離を変更して前記位置決め手段の係脱を行わせる位置決
め手段駆動装置とからなることを要旨とするものであ
る。従って、コイルスプリングの長所である耐油性、耐
熱性、低コストなどの利点を生かすことができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、レーザ・パンチ
複合加工機の光学装置の防振装置において、前記光学装
置とパンチプレスのフレームとの間の相対的位置を位置
決めする係脱可能な位置決め手段と、前記光学装置とパ
ンチプレスのフレームとの間の距離を変更して前記位置
決め手段の係脱を行わせる位置決め駆動用エアーシリン
ダーを設け、この位置決め駆動用エアーシリンダーのピ
ストンに振動を遮断するコイルスプリングを設けると共
に、該コイルスプリング内部に振動を減衰させるオイル
ダンパーを設けたことを要旨とするものである。従っ
て、コイルスプリングの短所である振動減衰効果の不足
をオイルダンパーで補完すると同時に、コイルスプリン
グの耐油性、耐熱性、低コストなどの利点を生かすこと
ができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、レーザ・パンチ
複合加工機の光学装置の防振装置において、前記光学装
置とパンチプレスのフレームとの間の相対的位置を位置
決めする係脱可能な位置決め手段と、前記光学装置とパ
ンチプレスのフレームとの間の距離を変更して該位置決
め手段の係脱を行わせる位置決め駆動用エアーシリンダ
ーを設け、前記光学装置とパンチプレスのフレームとの
間の振動を遮断する防振ゴムを前記位置決め駆動用エア
ーシリンダーのピストンに設けたことを要旨とするもの
である。従って、コイルスプリングの短所である振動減
衰効果の不足を防振ゴムの特性である大きな内部減衰効
果を利用することによりオイルダンパーを使用する必要
がなくコスト低減になる。また、防振ゴムは高周波域に
おける固体音の絶縁性にも優れているので騒音の減少に
も効果がある等の利点がある。
【0013】請求項6に記載の発明は、レーザ・パンチ
複合加工機の光学装置の防振装置において、前記パンチ
プレス機の上部フレームに設けた開口部と、該開口部の
上壁面に設けた空圧シリンダーと、この空圧シリンダー
から下方に進出させて設けたピストンロッドと、このピ
ストンロッドの下端に設けたベンドミラーと、流量制御
弁とサージタンクを介して空圧源に接続されたピストン
ロッド側のシリンダーポートと、前記ピストンロッドの
ピストンとシリンダーエンドとの間に弾装され振動を遮
断するコイルスプリングと、前記上部フレームに設けら
れ前記ベンドミラーとパンチプレスのフレームとの相対
的位置を位置決めするための係合部を備えた位置決めブ
ロックと、前記ピストンロッドに設けられ、前記位置決
めブロックの係合部に係合する係合部を備えた位置決め
ブロックとからなることを要旨とするものである。従っ
て、空圧シリンダーのピストンロッド側に適宜な圧力の
圧縮空気を供給すれば、前記ピストンは前記コイルスプ
リングの弾発力とバランスする位置まで後退して停止
し、パンチング加工時の振動は、コイルスプリングと空
圧シリンダー内の空気の圧縮性によって吸収されて、ベ
ンドミラーには伝達されない。更に、空圧シリンダーと
サージタンクとの間に設けた流量制御弁のダンピング効
果によって振動を急速に減速させて共振を防止すること
ができる。
【0014】請求項7に記載の発明は、加工機の光学装
置の防振装置において、レーザ・パンチ複合加工機の光
学装置の防振装置において、パンチプレスのフレームに
設けた移動自在なレーザ加工ヘッドを備えたキャレッジ
と光学系を内蔵する光学装置との間の相対的な位置決め
を行う適数の位置決め手段と、この位置決め手段の外周
に取付けた前記光学装置と前記キャレッジとの間の振動
を遮断するコイルスプリングと、前記光学装置と前記キ
ャレッジとの間の距離を変更して前記位置決め手段の係
脱を行わせる位置決め用エアーシリンダーとからなるこ
とを要旨とするものである。従って、コイルスプリング
の長所である耐油性,耐熱性,低コストなどの利点を生
かすことができる。
【0015】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、前記位置決め手段が、上下方向へ延伸
したリニアベアリングと、このリニアベアリングの下部
に設けた固定用位置決めブロックと、前記リニアベアリ
ングの上部に上下方向へ移動可能な移動用位置決めブロ
ックとで構成されていることを要旨とするものである。
従って、位置決め用エアーシリンダーの作動で、固定用
位置決めブロックに対して移動用位置決めブロックがリ
ニアベアリングで案内されて上下方向へスムーズに移動
される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係わるレーザ・
パンチ複合加工機1の一例が示してある。このレーザ・
パンチ複合加工機1はパンチプレス機3に隣接した位置
にレーザ発振器5を設置し、前記パンチプレス機3に、
レーザ発振器5からのレーザビームLBを被加工材に集
光するレーザ加工ヘッド7を装着してなるものである。
更に詳細には、パンチプレス機3は門型のフレーム9を
備えており、前記フレーム9には、パンチとダイを備え
た上下のタレット11が回転位置決め自在に支承されて
いると共に、板状の被加工材をX軸および、またはY軸
方向(X軸に直交)へ水平に位置決めするための被加工
材位置決め装置13が備えられている。なお、上記構成
の如きパンチプレス機3は公知であるので更なる詳細な
説明は省略する。
【0017】パンチプレス3のフレーム9の上部には、
前記レーザ発振器5からのレーザビームLBを、前記レ
ーザ加工ヘッド7に設けられている例えば、凸レンズま
たは凹面鏡などの集光用光学系に反射させるベンドミラ
ー15などを内蔵した光学装置17が防振装置19(A
〜G)に支持された光学系ベース21上に設けてある。
【0018】さて、図2〜図8を参照しながら、防振装
置19(A〜G)の詳細について説明することにする。
なお、図2〜図7に示した防振装置は19(A〜G)振
動遮断手段と位置決め手段とのユニットからなり、ベン
ドミラー15などの光学系からなる光学装置17はこれ
らの防振装置19(A〜G)の複数のユニットで支持さ
れるようになっている。
【0019】さて、図2は前記防振装置19の第1の実
施の形態の防振装置19Aを示したものであり、前記光
学装置17を載置した光学系ベース21とパンチプレス
3のフレーム9との間に防振装置19Aを設けたもので
ある。なお、図2には防振装置19Aの一つのユニット
のみを示してあるが、少なくとも3〜4ユニットの防振
装置19Aで支持するのが普通である。
【0020】上記防振装置19Aの1ユニットは次のよ
うに構成してある。振動発生源であるパンチプレス3の
フレーム9と前記光学系ベース21との間にエアースプ
リング23を設けると共に、前記フレーム9と光学系ベ
ース21との間にエアーシリンダー25が設けてある。
このエアーシリンダー25のシリンダー側を前記フレー
ム9に連結し、ピストンロッド27を前記光学系ベース
21に連結してある。また、このエアーシリンダー25
と前記エアースプリング23とのほぼ中間の位置には、
前記フレーム9と光学系ベース21との間の相対的な位
置関係を規制する位置決め手段29が設けてある。この
位置決め手段29は、前記光学系ベース21にV字形の
係合凸部を備えた位置決めブロック31Aを設けると共
に、前記フレーム9に前記位置決めブロック31Aの係
合凸部に係合可能なV字形の係合凹部を備えた位置決め
ブロック31Bを設けてなるものである。
【0021】上記防振装置19Aを複数ユニット使用し
て、光学装置17を支持したレーザ・パンチ複合加工機
1において、パンチング加工を行うときには、エアーシ
リンダー25のシリンダーポートAを図示省略の方向切
替え弁により大気に開放すれば、エアースプリング23
の弾発力によって光学系ベース21が上昇させられると
共に、位置決め手段29の位置決めブロック31AのV
字形の係合凸部と位置決めブロック31Bの凹部との係
合が開放されて、光学系ベース21はエアースプリング
23を介してパンチプレス3のフレーム9上に支持され
ることになる。従って、パンチング加工を行うときに発
生する激しい振動はエアースプリング23によって吸収
されて光学系ベース21には伝達されない。すなわち、
防振装置19Aによって光学装置17のベンドミラーな
どの光学系にパンチング加工時の激しい振動が伝達する
ことを防止することができる。
【0022】次に、パンチプレス機を停止させてレーザ
加工を行うときには、前記シリンダーポートAを大気に
開放し、シリンダーポートBに図示省略の空圧源からの
適宜な圧力の圧縮空気を前記方向切替え弁(図示省略)
を介して供給すれば、前記エアースプリング23が圧縮
されて光学系ベース21が下降させられ、前記位置決め
手段29の位置決めブロック31AのV字形の係合凸部
と位置決めブロック31Bの凹部とが係合し、パンチプ
レス3のフレーム9と光学系ベース21との間の相対的
な位置関係が所定の位置に規制されることになる。従っ
て、被加工材位置決め装置13を前記X,Y軸方向に適
宜移動させることにより、板状の被加工材にレーザ加工
を実施することができる。
【0023】次に、前記防振装置19の第2の実施の形
態の防振装置19Bを図3に示してある。なお図3にお
いて、前記図2と同一の部品には同一の符号を付してあ
り、同一の部品についての説明は省略する。さて、図3
を参照するに、防振装置19Bは、前記第1の実施の形
態におけるエアースプリング23に代えてコイルスプリ
ング33を設け、このコイルスプリング33の内部空間
に前記位置決め手段29を設け、更にオイルダンパー3
5を光学系ベース21とパンチプレス3のフレーム9と
の間に設けてなるものである。
【0024】上記防振装置19Bを複数ユニット使用し
て、ベンドミラー15などからなる光学装置17を支持
したレーザ・パンチ複合加工機1において、パンチング
加工を行うときには、エアーシリンダー25のシリンダ
ーポートAを図示省略の方向切替え弁により大気に開放
すれば、コイルスプリング33の弾発力によってベース
21が上昇させられると共に、位置決め手段29の位置
決めブロック31AのV字形の係合凸部と位置決めブロ
ック31Bの凹部との係合が開放されて、光学系ベース
21はコイルスプリング33を介してパンチプレスのフ
レーム9上に支持されることになる。従って、パンチン
グ加工を行うときに発生する激しい振動はコイルスプリ
ング33によって吸収されて光学系ベース21には伝達
されない。更にオイルダンパー35により振動が急速に
減衰される。すなわち、防振装置19Bによってベンド
ミラーなどからなる光学装置17の光学系にパンチング
加工時の激しい振動が伝達することを防止することがで
きる。
【0025】次に、パンチプレス機を停止させてレーザ
加工を行うときには、前記シリンダーポートAを大気に
開放し、シリンダーポートBに図示省略の空圧源からの
適宜な圧力の圧縮空気を前記方向切替え弁(図示省略)
を介して供給すれば、前記コイルスプリング33が圧縮
されて光学系ベース21が下降させられ、前記位置決め
手段29のV字形の係合凸部と凹部とが係合し、パンチ
プレスのフレーム9と光学系ベース21との間の相対的
な位置関係が所定の位置に規制されることになる。従っ
て、被加工材位置決め装置13を前記X,Y軸方向に適
宜移動させることにより、板状の被加工材にレーザ加工
を実施することができる。
【0026】図4を参照するに、前記防振装置19の第
3の実施の形態の防振装置19Cを示してある。なおま
た、この図4において前記図2と同一の部品とは同一の
符号を付し、同一の部品についての説明は省略する。
【0027】この防振装置19Cは、前記防振装置19
Bの位置決め手段29とコイルスプリング33との部分
を変更し、その他の構成は19Bと同一であるので、以
下にその変更した部分についてのみ説明する。
【0028】この防振装置19Cの位置決め手段29
は、中空円筒状の二つのブロックからなり、前記光学系
ベース21に設けた一方の位置決めブロック31Aは、
中空円筒の先端部に凸状のテーパーを設け、前記フレー
ム9に設けたもう一方の位置決めブロック31Bには、
前記位置決めブロックの凸状のテーパー部に係合自在な
凹状のテーパーを設けてなるものである。
【0029】そして、この中空の位置決めブロック31
(A,B)の内部空間に振動を吸収させるコイルスプリ
ング33を内装してある。
【0030】上記構成の防振装置19Cの防振作用は、
前記防振装置19Bと同一であるので説明を省略する。
なお、防振装置19Bおよび19Cにおいて使用してい
るオイルダンパー35は、必須的なものではなく、これ
を除外してもほぼ同等の防振効果が得られるものであ
る。
【0031】図5を参照するに、前記防振装置19の第
4の実施の形態の防振装置19Dを示してある。なおま
た、この図5において前記図2と同一の部品には同一の
符号を付してあり同一の部品についての説明は省略す
る。この防振装置19Dにおいては、前記エアーシリン
ダー25のピストンロッド27の先端部に台座37を設
け、この台座37と前記光学系ベース21との間に防振
ゴム39を設けると共に、前記エアーシリンダー25に
隣接させて前記位置決め手段29を設けてなるものであ
る。
【0032】上記防振装置19Dを複数ユニット使用し
て、ベンドミラーなどからなる光学装置17を支持した
レーザ・パンチ複合加工機1において、パンチング加工
を行うときには、エアーシリンダー25のシリンダーポ
ートBを図示省略の方向切替え弁により大気に開放し、
シリンダーポートAから図示省略の空圧源からの適宜な
圧力の圧縮空気を前記方向切替え弁(図示省略)を介し
て供給すれば、前記光学系ベース21は防振ゴム39を
介して上昇させられると共に、前記位置決め手段29の
位置決めブロック31AのV字形の係合凸部と位置決め
ブロック31Bの凹部との係合が開放されることにな
る。すなわち、光学系ベース21は、エアーシリンダー
25のピストンロッド27の先端部に設けた防振ゴム3
9を介してパンチプレスのフレーム9上に支持されるこ
とになる。従って、パンチング加工を行うときに発生す
る激しい振動は、この防振ゴム39によって吸収されて
光学系ベース21には伝達されない。すなわち、防振装
置19Dによって光学装置17の光学系にパンチング加
工時の激しい振動が伝達することを防止することができ
る。
【0033】次に、パンチプレス機を停止させてレーザ
加工を行うときには、前記シリンダーポートAを大気に
開放し、シリンダーポートBに図示省略の空圧源からの
適宜な圧力の圧縮空気を前記方向切替え弁(図示省略)
を介して供給すれば、防振ゴム39に支持された光学系
ベース21が下降して、前記位置決め手段29の位置決
めブロック31AのV字形の係合凸部と位置決めブロッ
ク31Bの凹部とが係合し、パンチプレスのフレーム9
と光学系ベース21との間の相対的な位置関係が所定の
位置に規制されることになる。従って、被加工材位置決
め装置13を前記X,Y軸方向に適宜移動させることに
より、板状の被加工材にレーザ加工を実施することがで
きる。
【0034】図6には、前記防振装置19の第5の実施
の形態の防振装置19Eを示してある。この図6におい
ても、前記図2と同一の部品には同一の符号を付し、同
一の部品についての説明は省略する。この第5の実施の
形態の防振装置19Eは、前記第4の実施の形態の防振
装置19Dにおいて防振ゴム39に代えてコイルスプリ
ング33を設け、さらに振動に対する減衰効果の少ない
コイルスプリング33に減衰効果を与えるために、コイ
ルスプリング33の内部空間にオイルダンパー35を設
けてなるものである。
【0035】上記防振装置19Eを複数ユニット使用し
て、ベンドミラーなどからなる光学装置17を支持した
レーザ・パンチ複合加工機1において、パンチング加工
を行うときには、エアーシリンダー25のシリンダーポ
ートBを図示省略の方向切替え弁により大気に開放し、
シリンダーポートAから図示省略の空圧源からの適宜な
圧力の圧縮空気を前記方向切替え弁(図示省略)を介し
て供給すれば、前記光学系ベース21はコイルスプリン
グ33を介して上昇させられると共に、前記位置決め手
段29の位置決めブロック31AのV字形の係合凸部と
位置決めブロック31Bの凹部との係合が開放されるこ
とになる。すなわち、光学系ベース21は、エアーシリ
ンダー25のピストンロッド27の先端部に設けたコイ
ルスプリング33を介してパンチプレスのフレーム9上
に支持されることになる。従って、パンチング加工を行
うときに発生する激しい振動は、コイルスプリング33
によって吸収さて光学系ベース21には伝達されない。
更にオイルダンパー35により振動が急速に減衰され
る。すなわち、防振装置19Eによって光学装置17の
光学系にパンチング加工時の激しい振動が伝達すること
を防止することができる。
【0036】次に、パンチプレス機を停止させてレーザ
加工を行うときには、前記シリンダーポートAを大気に
開放し、シリンダーポートBに図示省略の空圧源からの
適宜な圧力の圧縮空気を前記方向切替え弁(図示省略)
を介して供給すれば、コイルスプリング33に支持され
た光学系ベース21が下降して、前記位置決め手段29
の位置決めブロック31AのV字形の係合凸部と位置決
めブロック31Bの凹部とが係合し、パンチプレスのフ
レーム9と光学系ベース21との間の相対的な位置関係
が所定の位置に規制されることになる。従って、被加工
材位置決め装置13を前記X,Y軸方向に適宜移動させ
ることにより、板状の被加工材にレーザ加工を実施する
ことができる。
【0037】図7は、前記光学装置17の防振装置19
の第6の実施の形態を示したものである。この光学装置
の防振装置19Fは、前記パンチプレス機3のフレーム
9に光学装置17を取付けるための開口部41を上部フ
レーム9Uに設け、この開口部41の上壁面43に空圧
シリンダー45を設けてある。
【0038】上記空圧シリンダー45のピストンロッド
49の下端部には、ベンドミラー保持部材51が設けて
あり、このベンドミラー保持部材51に前記レーザ発振
器5からのレーザビームLBを前記レーザ加工ヘッド7
の集光用光学系へ反射するベンドミラー15が取付けて
ある。また、空圧シリンダー45のロッド側のシリンダ
ーポートAは、流量制御弁53とサージタンク55を介
して図示省略の空圧源に接続してある。また、ピストン
47側には、大気中に開放したシリンダーポートBを設
けると共に、空圧シリンダー45のシリンダーエンドと
ピストン47との間にスプリング57が弾装してある。
【0039】従って、ピストンロッド49は常に空圧シ
リンダー45から下方に進出する様に付勢されており、
空圧シリンダー45のピストンロッド側に適宜な圧力の
圧縮空気を供給すれば、前記ピストン47は前記コイル
スプリング57の弾発力とバランスする位置まで後退し
て停止する。
【0040】また、前記ピストンロッド49には位置決
めブロック取付け部材59が設けてある。この位置決め
ブロック取付け部材59には、ベンドミラー15とフレ
ーム9との相対的位置を位置決めするための係合部、例
えばV字形の凸部を備えた一対の前記位置決めブロック
31Aを取付けてあり、またこの位置決めブロック31
Aの係合部に係合する係合部、例えばV字形の係合凹部
を備えた一対の前記位置決めブロック31Bを前記フレ
ーム9の開口部41の下壁面61に設けてある。
【0041】上記第6の実施の形態の防振装置19Fを
備えたレーザ・パンチ複合加工機1において、パンチン
グ加工を行うときには、空圧シリンダー45のピストン
ロッド側のシリンダーポートAに適宜な圧力の圧縮空気
を供給すれば、前記ピストン47は前記コイルスプリン
グ57の弾発力とバランスする位置まで上昇移動して停
止する。従って、パンチング加工を行うときに発生する
激しい振動は、スプリング57と空圧シリンダー45内
の空気の圧縮性によって吸収されてベンドミラー15に
は伝達されない。更に、空圧シリンダー45とサージタ
ンク55との間に設けた流量制御弁53のダンピング効
果によって振動を急速に減速させて共振を防止すること
ができる。
【0042】また、パンチプレス機を停止させてレーザ
加工を行うときには、前記空圧シリンダー45のピスト
ンロッド側を大気に開放すれば、スプリング57の下方
への付勢力によりピストンロッド49が下降すると同時
に、ピストンロッド49の位置決めブロック取付け部材
59に設けた一対の位置決めブロック31Aも同時に下
降して、前記フレーム9の開口部41の下壁面59に設
けた一対の位置決めブロック31Bとが係合し、ベンド
ミラー15とフレーム9との間の相対的な位置関係が所
定の位置に規制されることになる。従って、被加工材位
置決め装置13を前記X,Y軸方向に適宜移動させるこ
とにより、板状の被加工材にレーザ加工を実施すること
ができる。
【0043】図8(A),(B),(C)は前記光学装
置17の防振装置19Gの第7の実施の形態を示したも
のである。図8(A),(B),(C)において、前記
図2と同一の部品には同一の符号を付し、同じ部品につ
いての説明は省略する。
【0044】図8(A),(B),(C)においてパン
チプレス機3におけるフレーム9の上部フレーム9Uに
は、図8(A)において紙面に対して直交した方向へ延
伸したガイドレール63が敷設されており、このガイド
レール63に案内されて図8(A)において紙面に対し
て直交する方向へ移動自在なキャレッジ65が設けられ
ている。このキャレッジ65に設けたナット部材67に
は図8(A)において紙面に対して直交する方向へ延伸
したボールねじ69が螺合されており、このボールねじ
69の一端には図示省略の駆動モータが連結されてい
る。しかも、前記キャレッジ65には前記レーザ加工ヘ
ッド7が上下方向へ移動自在に備えられている。
【0045】上記構成により、駆動モータを駆動せしめ
ると、ボールねじ69が回転されるから、ナット部材6
7を介してキャレッジ65が図8(A)において紙面に
対して直交する方向へ移動されることになる。
【0046】前記キャレッジ65上には位置決め手段2
9のうちの複数の固定用位置決めブロック71A〜71
Dが設けられており、この固定用位置決めブロック71
A〜71Dには上下方向へ延伸したリニアベアリング7
3が装着されている。しかも、この各リニアベアリング
73の上部には移動用位置決めブロック75A〜75D
が装着され、この移動用位置決めブロック75A〜75
Dが前記光学系ベース21の下面に一体化されている。
【0047】前記キャレッジ65上のほぼ中央部におけ
る前後には位置決め用エアーシリンダー77が設けられ
ており、この位置決め用エアーシリンダー77に装着さ
れたピストンロッド79の上端が前記光学系ベース21
に取付けられている。また前記固定用位置決めブロック
71A〜71D,移動用位置決めブロック75A〜75
Dの外周にはコイルスプリング81が巻装され、しか
も、このコイルスプリング81はキャレッジ65と光学
系ベース21との間に設けられている。
【0048】上記防振装置19Gを複数ユニット使用し
て、光学装置17を支持したレーザ・パンチ複合加工機
1において、パンチング加工を行うときには、エアーシ
リンダー77の下部シリンダ室よりエアーを大気に開放
すれば、コイルスプリング81の弾発力によって光学系
ベース21が上昇させられると共に、位置決め手段29
の移動位置決めブロック75A〜75Dがリニアベアリ
ング73に案内されて上昇し、固定用位置決めブロック
71A〜71Dより外れて光学系ベース21はコイルス
プリング81を介してパンチプレス3の上部フレーム9
U上に支持されることになる。従って、パンチング加工
を行うときに発生する激しい振動はコイルスプリング8
1によって吸収されて光学系ベース21には伝達されな
い。すなわち、防振装置19Gによって光学装置17の
ベンドミラー15などの光学系にパンチング加工時の激
しい振動が伝達することを防止することができる。
【0049】次に、パンチプレス機3を停止させてレー
ザ加工を行うときには、前記エアーシリンダー77の上
部シリンダ室にエアーを供給すると、前記コイルスプリ
ング81が圧縮されて光学系ベース21が下降させら
れ、前記位置決め手段29の移動用位置決めブロック7
5A〜75Dがリニアベアリング73に案内されて固定
用位置決めブロック71A〜71Dに係合し、パンチプ
レス3の上部フレーム9Uと光学系ベース21との間の
相対的な位置関係が所定の位置に規制されることにな
る。従って、被加工材位置決め装置13を前記X軸方向
に、レーザ加工ヘッド7をY軸方向に適宜移動させるこ
とにより、板状の被加工材にレーザ加工を実施すること
ができる。レーザ加工ヘッド7がY軸方向へ移動する
際、横方向の力による位置決めの変化がなくなるもので
ある。
【0050】前記図8(A),(B),(C)の例で
は、リニアベアリング73を4個用いた例で説明した
が、リニアベアリング73の数は2〜3個であっても構
わない。また、図8(A),(B),(C)における4
個のリニアベアリング73のうち、2個のリニアベアリ
ング73を用いずに、図9に示すように上下のみの位置
決めブロック71C,71D;75C,75Dとしても
対応可能である。さらに、図10に示すようにリニアベ
アリング73を用いずにガイド83の付いたエアーシリ
ンダー77としても対応可能である。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、構造がシンプ
ルで故障要素の少なく、かつメンテナンスが容易とな
る。
【0052】請求項2の発明によれば、エアースプリン
グの高周波振動に対する優れた絶縁特性とエアーシリン
ダーの高周波振動に対する絶縁性を生かすことができ
る。
【0053】請求項3の発明によれば、耐油性、耐熱
性、低コストなどのコイルスプリングの長所を生かすこ
とができる。
【0054】請求項4の発明によれば、防振用のコイル
スプリングの短所である振動減衰効果の不足をオイルダ
ンパーで補完すると同時に、コイルスプリングの耐油
性、耐熱性、低コスト化などの利点を生かすことができ
る。
【0055】請求項5の発明によれば、防振ゴムは高周
波域における固体音の絶縁性にも優れているので騒音の
減少にも効果があるなどの利点がある。
【0056】請求項6の発明によれば、ベンドミラーに
対する振動をベンドミラーを支持している空圧シリンダ
ーのコイルスプリングと空圧シリンダー内の空気の圧縮
性によって吸収すると共に、空圧シリンダーとサージタ
ンクとの間に設けた流量制御弁のダンピング効果によっ
て振動を急速に減速させて共振を防止することができ
る。
【0057】請求項7の発明によれば、耐油性,耐熱
性,低コストなどのコイルスプリングの長所を生かすこ
とができる。しかも、レーザ加工ヘッドが移動する場合
に、横方向の力による位置決めの変化をなくすることが
できる。
【0058】請求項8の発明によれば、移動用位置決め
ブロックが固定用位置決めブロックに対して上下方向へ
移動する際に、左右,上下の位置決めを行ってスムーズ
に移動位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる光学装置の防振装置を備えたレ
ーザ・パンチ複合加工機の例を示した側面図である。
【図2】レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装
置の第1の実施の形態を示した図である。
【図3】レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装
置の第2の実施の形態を示した図である。
【図4】レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装
置の第3の実施の形態を示した図である。
【図5】レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装
置の第4の実施の形態を示した図である。
【図6】レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装
置の第5の実施の形態を示した図である。
【図7】レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装
置の第5の実施の形態を示した図である。
【図8】(A)はレーザ・パンチ複合加工機の光学装置
の防振装置の第6の実施の形態を示した図、(B)は
(A)の側面図、(C)は(A)の平面図である。
【図9】図8の変形例を示した図である。
【図10】図8の変形例を示した図である。
【符号の説明】
1 レーザ・パンチ複合加工機 3 パンチプレス機 5 レーザ発振器 7 レーザ加工ヘッド 9 フレーム 9U 上部フレーム 11 タレット 13 被加工材位置決め装置 15 ベンドミラー 17 光学装置 19(A〜F) 防振装置 21 光学系ベース 23 エアースプリング 25 エアーシリンダー 27 ピストンロッド 29 位置決め手段 31(A、B) 位置決めブロック 33 コイルスプリング 35 オイルダンパー 37 台座 39 防振ゴム 41 開口部 43 上壁面 45 空圧シリンダー 47 ピストン 49 ピストンロッド 51 ベンドミラー保持部材 53 流量制御弁 55 サージタンク 57 スプリング 59 位置決めブロック取付け部材 61 下壁面

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の
    防振装置において、光学系を内臓する光学装置と振動発
    生源との間の振動を遮断する振動遮断手段と、前記光学
    装置と振動発生源との間の相対的位置を位置決めする位
    置決め手段と、前記光学装置と振動発生源との間の距離
    を変更して前記位置決め手段の係脱を行わせる位置決め
    手段駆動装置とからなることを特徴とするレーザ・パン
    チ複合加工機の光学装置の防振装置。
  2. 【請求項2】 前記振動発生源がパンチプレスのフレー
    ムであると共に、前記振動遮断手段がエアースプリング
    であり、位置決め手段駆動装置がエアーシリンダーであ
    ることを特徴とする請求項1記載のレーザ・パンチ複合
    加工機の光学装置の防振装置。
  3. 【請求項3】 レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の
    防振装置において、光学系を内臓する光学装置とパンチ
    プレスのフレームとの間の相対的位置を位置決めする位
    置決め手段と、この位置決め手段の外周又は内周に取付
    けた前記光学装置と振動発生源との間の振動を遮断する
    コイルスプリングと、前記光学装置とパンチプレスのフ
    レームとの間の距離を変更して前記位置決め手段の係脱
    を行わせる位置決め手段駆動装置とからなることを特徴
    とするレーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装
    置。
  4. 【請求項4】 レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の
    防振装置において、前記光学装置とパンチプレスのフレ
    ームとの間の相対的位置を位置決めする係脱可能な位置
    決め手段と、前記光学装置とパンチプレスのフレームと
    の間の距離を変更して該位置決め手段の係脱を行わせる
    位置決め駆動用エアーシリンダーを設け、この位置決め
    駆動用エアーシリンダーのピストンに振動を遮断するコ
    イルスプリングを設けると共に、このコイルスプリング
    内部に前記光学装置とパンチプレスのフレームとの間の
    振動を減衰させるオイルダンパーを設けたことを特徴と
    するレーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装置。
  5. 【請求項5】 レーザパンチ複合加工機の光学装置の防
    振装置において、前記光学装置とパンチプレスのフレー
    ムとの間の相対的位置を位置決めする係脱可能な位置決
    め手段と、前記光学装置とパンチプレスのフレームとの
    間の距離を変更して前記位置決め手段の係脱を行わせる
    位置決め駆動用エアーシリンダーを設け、前記光学装置
    とパンチプレスのフレームとの間の振動を遮断する防振
    ゴムを前記位置決め駆動用エアーシリンダーのピストン
    に設けてなることを特徴とするレーザ・パンチ複合加工
    機の光学装置の防振装置。
  6. 【請求項6】 レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の
    防振装置において、前記パンチプレスの上部フレームに
    設けた開口部と、この開口部の上壁面に設けた空圧シリ
    ンダーと、この空圧シリンダーから下方に進出させて設
    けたピストンロッドと、このピストンロッドの下端に設
    けたベンドミラーと、流量制御弁とサージタンクを介し
    て空圧源に接続されたピストンロッド側のシリンダーポ
    ートと、前記ピストンロッドのピストンとシリンダーエ
    ンドとの間に弾装され振動を遮断するコイルスプリング
    と、前記上部フレームに設けられ前記ベンドミラーとパ
    ンチプレスのフレームとの相対的位置を位置決めするた
    めの係合部を備えた位置決めブロックと、前記ピストン
    ロッドに設けられ、前記位置決めブロックの係合部に係
    合する係合部を備えた位置決めブロックとからなること
    を特徴とするレーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防
    振装置。
  7. 【請求項7】 レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の
    防振装置において、パンチプレスのフレームに設けた移
    動自在なレーザ加工ヘッドを備えたキャレッジと光学系
    を内蔵する光学装置との間の相対的な位置決めを行う適
    数の位置決め手段と、この位置決め手段の外周に取付け
    た前記光学装置と前記キャレッジとの間の振動を遮断す
    るコイルスプリングと、前記光学装置と前記キャレッジ
    との間の距離を変更して前記位置決め手段の係脱を行わ
    せる位置決め用エアーシリンダーとからなることを特徴
    とするレーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装
    置。
  8. 【請求項8】 前記位置決め手段が、上下方向へ延伸し
    たリニアベアリングと、このリニアベアリングの下部に
    設けた固定用位置決めブロックと、前記リニアベアリン
    グの上部に上下方向へ移動可能な移動用位置決めブロッ
    クとで構成されていることを特徴とする請求項7記載の
    レーザ・パンチ複合加工機の光学装置の防振装置。
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