JP3233631U - 機械設備の防振装置 - Google Patents

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思雨 盧
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Abstract

【課題】防振効果がよく、全面的に外部からの衝撃を吸収できる機械設備の防振装置を提供する。【解決手段】機械設備の防振装置は、ベース1と、ブラケットを介してベース1の上方に設けられる支持台2と、支持台2の内部中心に嵌設される第1減振アセンブリと、支持台2の頂端の両側にそれぞれ嵌設される二つの第2減振アセンブリと、第1減振アセンブリ及び第2減振アセンブリの頂端に設けられる取り付け台3と、を含む。ピストンの運動、ガス循環の減速、減振スプリングの吸収により、外部からの衝撃が十分に吸収され、機械設備の安定性が確保され、機械設備の使用寿命が延長する。【選択図】図1

Description

本考案は、機械設備技術領域に関し、特に機械設備の防振装置に関する。
機械設備には様々な種類があり、機械設備が稼働する際に、一部の部品又はそれ自体が異なる形態で機械的動作を実行できる。機械設備は、駆動装置、変速装置、伝動装置、作業装置、制動装置、保護装置、潤滑システム、冷却システム等で構成される。また、機械設備を使用する際に、防振装置で機械設備が受けた衝撃を吸収するする必要がある。これにより、機械設備が良好な使用状態にあることが確保される。しかしながら、従来の防振装置は、使用効果および防振性能が全体として劣っている。具体的には、エネルギーの吸収範囲が狭く、外部からの衝撃を十分に吸収できず、多方向からの衝撃を高精度に吸収できないため、機械設備を効果的に保護できない。
従来技術は以下の欠点がある。従来の防震装置は、使用効果が全体として良くなく、防振性能が全体として劣っている。具体的には、エネルギーの吸収範囲が狭く、外部からの衝撃を十分に吸収できず、多方向からの衝撃を高精度に吸収できないため、機械設備を効果的に保護できず、使用寿命が短い。
本考案は、従来の防震装置は使用効果が全体として良くなく、防振性能が全体として劣っており、エネルギーの吸収範囲が狭く、外部からの衝撃を十分に吸収できず、多方向からの衝撃を高精度に吸収できないなどの問題を解決するために、機械設備の防振装置を提供することを目的とする。
上述した目的を実現するために、本考案のある様態によれば、機械設備の防振装置は、ベースと、ブラケットを介して前記ベースの上方に設けられる支持台と、前記支持台の内部中心に嵌設される第1減振アセンブリと、前記支持台の頂端の両側にそれぞれ嵌設される二つの第2減振アセンブリと、前記第1減振アセンブリ及び前記第2減振アセンブリの頂端に設けられる取り付け台と、を含む。
好ましくは、二つの前記第2減振アセンブリは、いずれも前記支持台の内部における頂端の両側に形成される減振キャビティと、前記減振キャビティの内部に摺動可能に設けられるガイド板と、前記減振キャビティの頂端を貫通してガイド板に接続されるガイド柱と、ガイド柱と減振キャビティとの間に設けられる緩衝スプリングと、を含み、前記ガイド柱の頂端は、取り付け台の底端にロックされる。これにより、外部からの衝撃を安定的に吸収でき、機械設備の使用安定性が向上し、機械設備が外部からの衝撃により損傷することが回避される。
好ましくは、前記ガイド板は、減振キャビティの内壁に沿って設けられ、前記減振キャビティの内壁にガイド板が摺動可能なレールが形成される。
好ましくは、前記第1減振アセンブリは、前記支持台の内部における頂端の中心に形成されるエネルギー吸収キャビティと、前記エネルギー吸収キャビティの内部に摺動可能に設けられるピストンと、前記エネルギー吸収キャビティの頂端を貫通してピストンに接続される連動柱と、前記エネルギー吸収キャビティの底端に設けられる排気管と、前記エネルギー吸収キャビティの一方側に設けられる吸気管と、前記取り付け台と前記支持台との間に設けられ、前記連動柱の外部に設けられる減振スプリングと、を含む。ピストンの運動、ガス循環の減速、減振スプリングの吸収により、外部からの衝撃が十分に吸収され、機械設備の安定性が確保される。
好ましくは、前記吸気管、前記排気管は、いずれも外部と連通し、前記排気管の端部に第1逆止弁が設けられ、前記第1逆止弁の出力側は、エネルギー吸収キャビティの外部に向かい、前記吸気管の端部に第2逆止弁が設けられ、前記第2逆止弁の出力側は、エネルギー吸収キャビティの内部に向かう。ガスをガイドして循環させ、ピストンを減速させることにより防振効果が向上する。
好ましくは、前記取り付け台は、底端が連動柱及びガイド柱にロックして固定されるとともに、上面にゴムマットが設けられる。
本考案の態様は、下記の有益な効果を奏する。
本考案では、第2減振アセンブリを設けることにより、以下の効果が得られる。機械設備が振動する際に、摺動可能に減振キャビティの内部に設けられるガイド柱およびガイド板を駆動することにより、外部からの衝撃を吸収できる。また、緩衝スプリングにより、外部からの衝撃を安定的に吸収でき、機械設備の使用安定性が向上し、機械設備が外部からの衝撃により損傷することが回避される。
本考案では、第1減振アセンブリを設けることにより、以下の効果が得られる。ピストンがエネルギー吸収キャビティと配合して摺動し、外部からの衝撃を吸収できる。具体的には、ピストンがエネルギー吸収キャビティの下部に移動する場合、エネルギー吸収キャビティの内部のガスが排気管に沿って吐出され、ピストンがもとの位置に戻る場合、吸気管により外部からガスを吸入する。これにより、エネルギー吸収キャビティの内部におけるガスのバランスが確保される。また、減振スプリングにより、外部からの衝撃を安定的に吸収できる。ピストンの運動、ガス循環の減速、減振スプリングの吸収により、外部からの衝撃が十分に吸収され、機械設備の安定性が確保される。
本考案の実施例に係る構造模式図である。 本考案の実施例に係る第2減振アセンブリの構造模式図である。 本考案の実施例に係る第1減振アセンブリの構造模式図である。 図2におけるA部分の拡大模式図である。
図1−4に示すように、本考案では、機械設備の防振装置は、ベース1と、ブラケットを介して前記ベース1の上方に設けられる支持台2と、前記支持台2の内部中心に嵌設される第1減振アセンブリと、前記支持台2の頂端の両側にそれぞれ嵌設される二つの第2減振アセンブリと、前記第1減振アセンブリ及び前記第2減振アセンブリの頂端に設けられる取り付け台3と、を含む。
また、二つの前記第2減振アセンブリは、いずれも前記支持台2の内部における頂端の両側に形成される減振キャビティ4と、前記減振キャビティ4の内部に摺動可能に設けられるガイド板5と、前記減振キャビティ4の頂端を貫通してガイド板5に接続されるガイド柱6と、ガイド柱6と減振キャビティ4との間に設けられる緩衝スプリング7と、を含み、前記ガイド柱6の頂端は、取り付け台3の底端にロックされる。機械設備が振動する際に、摺動可能に減振キャビティ4の内部に設けられるガイド柱6およびガイド板5を駆動することにより、外部からの衝撃を吸収できる。また、緩衝スプリング7により、外部からの衝撃を安定的に吸収でき、機械設備の使用安定性が向上し、機械設備が外部からの衝撃により損傷することが回避される。
また、前記ガイド板5は、減振キャビティ4の内壁に沿って設けられ、前記減振キャビティ4の内壁にガイド板5が摺動可能なレールが形成される。
また、前記第1減振アセンブリは、前記支持台2の内部における頂端の中心に形成されるエネルギー吸収キャビティ8と、前記エネルギー吸収キャビティ8の内部に摺動可能に設けられるピストン9と、前記エネルギー吸収キャビティ8の頂端を貫通してピストン9に接続される連動柱10と、前記エネルギー吸収キャビティ8の底端に設けられる排気管11と、前記エネルギー吸収キャビティ8の一方側に設けられる吸気管12と、前記取り付け台3と前記支持台2との間に設けられ、前記連動柱10の外部に設けられる減振スプリング13と、を含む。ピストンがエネルギー吸収キャビティと配合して摺動し、外部からの衝撃を吸収できる。具体的には、ピストン9がエネルギー吸収キャビティ8の下部に移動する場合、エネルギー吸収キャビティ8の内部のガスが排気管11に沿って吐出され、ピストン9がもとの位置に戻る場合、吸気管12により外部からガスを吸入する。これにより、エネルギー吸収キャビティ8の内部におけるガスのバランスが確保される。また、減振スプリング13により、外部からの衝撃を安定的に吸収できる。ピストン9の運動、ガス循環の減速、減振スプリング13の吸収により、外部からの衝撃が十分に吸収され、機械設備の安定性が確保される。
また、前記吸気管12、前記排気管11は、いずれも外部と連通する。前記排気管11の端部に第1逆止弁(14)が設けられ、前記第1逆止弁14の出力側は、エネルギー吸収キャビティ8の外部に向かう。前記吸気管12の端部に第2逆止弁15が設けられ、前記第2逆止弁15の出力側は、エネルギー吸収キャビティ8の内部に向かう。ガスをガイドして循環させ、ピストン9を減速させることにより防振効果が向上する。
また、前記取り付け台3は、底端が連動柱10及びガイド柱6にロックして固定されるとともに、上面にゴムマットが設けられる。
動作の原理
使用する際に、まずベース1を位置決めして配置する。そして機械設備を取り付け台3に設けることにより、機械設備の正常の使用が確保される。第2減振アセンブリを設けることにより、以下の効果が得られる。機械設備が振動する際に、摺動可能に減振キャビティ4の内部に設けられるガイド柱6およびガイド板5を駆動することにより、外部からの衝撃を吸収できる。また、緩衝スプリング7により、外部からの衝撃を安定的に吸収でき、機械設備の使用安定性が向上し、機械設備が外部からの衝撃により損傷することが回避される。また、第1減振アセンブリを設けることにより、以下の効果が得られる。機械設備が外部の振動により影響を受ける際に、連動柱10が下方向へ移動し、ピストン9がエネルギー吸収キャビティ8と配合して摺動し、外部からの衝撃を吸収できる。具体的には、ピストン9がエネルギー吸収キャビティ8の下部に移動する場合、エネルギー吸収キャビティ8の内部のガスが排気管11に沿って吐出され、ピストン9がもとの位置に戻る場合、吸気管12により外部からガスを吸入する。これにより、エネルギー吸収キャビティ8の内部におけるガスのバランスが確保される。また、減振スプリング13により、外部からの衝撃を安定的に吸収できる。ピストン9の運動、ガス循環の減速、減振スプリング13の吸収により、外部からの衝撃が十分に吸収され、機械設備の安定性が確保され、機械設備の使用寿命が延長する。
1:ベース
2:支持台
3:取り付け台
4:減振キャビティ
5:ガイド板
6:ガイド柱
7:緩衝スプリング
8:エネルギー吸収キャビティ
9:ピストン
10:連動柱
11:排気管
12:吸気管
13:減振スプリング
14:第1逆止弁
15:第2逆止弁

Claims (6)

  1. ベース(1)と、
    ブラケットを介して前記ベース(1)の上方に設けられる支持台(2)と、
    前記支持台(2)の内部中心に嵌設される第1減振アセンブリと、
    前記支持台(2)の頂端の両側にそれぞれ嵌設される二つの第2減振アセンブリと、
    前記第1減振アセンブリ及び前記第2減振アセンブリの頂端に設けられる取り付け台(3)と、を含む
    ことを特徴とする機械設備の防振装置。
  2. 請求項1に記載の機械設備の防振装置であって、
    二つの前記第2減振アセンブリは、いずれも前記支持台(2)の内部における頂端の両側に形成される減振キャビティ(4)と、前記減振キャビティ(4)の内部に摺動可能に設けられるガイド板(5)と、前記減振キャビティ(4)の頂端を貫通してガイド板(5)に接続されるガイド柱(6)と、ガイド柱(6)と減振キャビティ(4)との間に設けられる緩衝スプリング(7)と、を含み、
    前記ガイド柱(6)の頂端は、取り付け台(3)の底端にロックされる
    ことを特徴とする機械設備の防振装置。
  3. 請求項2に記載の機械設備の防振装置であって、
    前記ガイド板(5)は、減振キャビティ(4)の内壁に沿って設けられ、前記減振キャビティ(4)の内壁にガイド板(5)が摺動可能なレールが形成される
    ことを特徴とする機械設備の防振装置。
  4. 請求項1に記載の機械設備の防振装置であって、
    前記第1減振アセンブリは、前記支持台(2)の内部における頂端の中心に形成されるエネルギー吸収キャビティ(8)と、前記エネルギー吸収キャビティ(8)の内部に摺動可能に設けられるピストン(9)と、前記エネルギー吸収キャビティ(8)の頂端を貫通してピストン(9)に接続される連動柱(10)と、前記エネルギー吸収キャビティ(8)の底端に設けられる排気管(11)と、前記エネルギー吸収キャビティ(8)の一方側に設けられる吸気管(12)と、前記取り付け台(3)と前記支持台(2)との間に設けられ、前記連動柱(10)の外部に設けられる減振スプリング(13)と、を含む
    ことを特徴とする機械設備の防振装置。
  5. 請求項4に記載の機械設備の防振装置であって、
    前記吸気管(12)、前記排気管(11)は、いずれも外部と連通し、前記排気管(11)の端部に第1逆止弁(14)が設けられ、
    前記第1逆止弁(14)の出力側は、エネルギー吸収キャビティ(8)の外部に向かい、
    前記吸気管(12)の端部に第2逆止弁(15)が設けられ、
    前記第2逆止弁(15)の出力側は、エネルギー吸収キャビティ(8)の内部に向かう
    ことを特徴とする機械設備の防振装置。
  6. 請求項1に記載の機械設備の防振装置であって、
    前記取り付け台(3)は、底端が連動柱(10)及びガイド柱(6)にロックして固定されるとともに、上面にゴムマットが設けられる
    ことを特徴とする機械設備の防振装置。
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