JPH1059613A - 画像形成装置の排紙機構 - Google Patents

画像形成装置の排紙機構

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JPH1059613A
JPH1059613A JP23598496A JP23598496A JPH1059613A JP H1059613 A JPH1059613 A JP H1059613A JP 23598496 A JP23598496 A JP 23598496A JP 23598496 A JP23598496 A JP 23598496A JP H1059613 A JPH1059613 A JP H1059613A
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JP23598496A
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Hisaatsu Kai
久淳 甲斐
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユーザの画像形成ジョブに対応して画
像形成された用紙を、ユーザが短時間で誤りなく取り出
すことが可能な画像形成装置の排紙機構を提供する。 【解決手段】 プリンタ本体1のCPUの判定手段によ
って、最上段の排紙トレイ5aにすでに用紙が収容さ
れ、他の排紙トレイ5b〜5eにも用紙が収容されてい
ると判定されると、CPUの制御手段によって、用紙移
動ユニット9が駆動され、用紙退避トレイ7が移動し
て、排紙トレイ5a〜5dに収容されている用紙が、順
次下段の排紙トレイ5b〜5eに移動され、最下段の排
紙トレイ5e上では、異なるプリントジョブの用紙が、
互いに水平位置をずらして配列収容され、各排紙トレイ
5a〜5eの表示部には、収容された用紙の情報が表示
されるので、複数の排紙トレイ5a〜5eから自己のジ
ョブの用紙を、短時間で誤りなく取り出すことが可能に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に組
み込み使用され、画像形成された用紙を、画像形成ジョ
ブごとに複数の排紙トレイに区分排紙して収容する画像
形成装置の排紙機構に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のユーザが、構内回線を使用して1
台の複写機、ファクシミリなどの画像形成装置を共有し
て使用する場合には、各ユーザからのジョブに対応して
画像形成され、排紙トレイに排出された用紙は、画像形
成装置の設置場所に出向いたユーザによって持ち帰られ
る。この種の画像形成装置の利用に際しては、ユーザと
画像形成装置の設置場所との距離が比較的離れているこ
とが多く、排紙トレイに画像形成された用紙が放置され
る時間が長くなり、複数のユーザによって使用されるた
めに、画像形成装置の使用頻度が高くなって、同一の排
紙トレイに複数のユーザのジョブに対応する用紙が排紙
されることもある。
【0003】このように、同一の排紙用紙に複数のユー
ザのジョブに対応する用紙が保管されていると、自己の
用紙と他のユーザの用紙とを境界位置で区別して持ち帰
ることが必要になり、誤って他のユーザの用紙を持ち帰
ることを防止することが必要になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この問題を解決するた
めに、実開昭61−086360号公報に、排紙経路中
に用紙を搬送方向とは異なる方向に斜向させる斜向手段
を設け、用紙を区別して排紙スタッカに収容する排出用
紙区分け装置が開示されている。
【0005】また、実開昭61−122257号公報
に、排紙口に用紙の排出方向を変更する排紙手段を設
け、搬出される用紙を2つの異なった姿勢で排紙スタッ
カに収容する排出用紙区分け装置が開示されている。
【0006】さらに、実開昭63−090656号公報
に、用紙の排紙位置が変化するように、トレイを水平面
内で2位置間で変位させる手段と、トレイを昇降させる
手段とを備え、多種多量の用紙の仕分ができる排紙受け
装置が開示されている。
【0007】しかし、前述の開示に係る何れの装置によ
っても、排紙トレイに排出された用紙から、自己のジョ
ブに対応する用紙を区別して取り出す作業は煩雑で、短
時間で必要な用紙を誤りなく取り出すことは難しい。
【0008】本発明は、前述したようなこの種の画像形
成装置での排紙の現状に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、複数のユーザの画像形成ジョブに対応して画
像形成された用紙を、ユーザが短時間で誤りなく取り出
すことが可能な画像形成装置の排紙機構に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、画像形成装置に組み込み使
用され、画像形成された用紙を排紙収容する画像形成装
置の排紙機構であり、画像形成ジョブの発生によって、
最上段の排紙トレイに前記用紙の排紙が行われる複数段
の排紙トレイと、該複数段の排紙トレイ間で、収容され
ている前記用紙の移動を行う用紙移動手段と、前記複数
段の排紙トレイの前記用紙の収容の有無を判定する判定
手段と、前記判定手段により、最上段の排紙トレイに前
記用紙が収容されていると判定されると、前記複数段の
排紙トレイに収容されている前記用紙を、画像形成ジョ
ブの発生順序を維持して、より下段の排紙トレイに移動
するように、前記用紙移動手段の動作を制御する制御手
段とを有することを特徴とするものである。
【0010】同様に前記目的を達成するために、請求項
2記載の発明は、画像形成装置に組み込み使用され、画
像形成された用紙を排紙収容する画像形成装置の排紙機
構であり、画像形成ジョブの発生によって、最上段の排
紙トレイに前記用紙の排紙が行われる複数段の排紙トレ
イと、該複数段の排紙トレイ間で、収容されている前記
用紙の移動を行う用紙移動手段と、前記複数段の排紙ト
レイの前記用紙の収容の有無を判定する判定手段と、前
記判定手段により、最上段の排紙トレイに前記用紙が収
容されていると判定されると、前記最上段の排紙トレイ
から、前記判定手段によって前記用紙が収容されていな
いと判定される最上位の排紙トレイ間において、前記複
数段の排紙トレイに収容されている前記用紙を、画像形
成ジョブの発生順序を維持して、より下段の排紙トレイ
に移動するように、前記用紙移動手段の動作を制御する
限定制御手段とを有することを特徴とするものである。
【0011】同様に前記目的を達成するために、請求項
3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の発明に
対して、画像形成ジョブの発生時に、前記判定手段によ
って全ての排紙トレイに前記用紙が収容されていると判
定されると、前記複数段の排紙トレイに収容されている
前記用紙を、1段下段の排紙トレイに移動するように、
前記用紙移動手段の動作を制御し、最下段の排紙トレイ
上では、異なる画像形成ジョブの前記用紙の水平配置位
置を、互いにずらして配列する位置変更制御手段が設け
られていることを特徴とするものである。
【0012】同様に前記目的を達成するために、請求項
4記載の発明は、請求項1ないし請求項3の何れかに記
載の発明に対して、各排紙トレイに収容用紙の情報を表
示する表示手段が設けられていることを特徴とするもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]本発明の第1の実施の形態を、図
1ないし図7を参照して説明する。図1は本実施の形態
の構成を示す説明図、図2は本実施の形態の制御系の構
成を示すブロック図、図3は本実施の形態の用紙移動ユ
ニットの動作を示す説明図、図4は本実施の形態の動作
を示す説明図、図5は本実施の形態の動作を示すフロー
チャート、図6は本実施の形態の排紙トレイの表示パネ
ルの説明図、図7は本実施の形態の動作を示すフローチ
ャートである。
【0014】本実施の形態は、画像形成装置をプリンタ
とするものであり、図1に示すように、プリンタ本体1
がホスト装置2に接続され、このプリンタ本体1には、
排紙装置3が接続され、排紙装置3には、複数の排紙ト
レイ5a〜5nが取り付けられ、排紙トレイ5a〜5n
には、図6に示すように、収容される用紙に関する情報
を表示する表示部4が設けられている。
【0015】また、排紙装置3には、プリンタ本体1で
プリントされた用紙が搬送される通紙路6が設けられ、
通紙路6を搬送された用紙は、最上段の排紙トレイ5a
に排紙されるように構成され、また、排紙装置3には、
排紙トレイ5a〜5nに沿って上下動自在で、搬送ロー
ラ8a、8bと用紙退避トレイ7からなり、用紙が収容
された排紙トレイから用紙を取込み、用紙が収容されて
いない排紙トレイに用紙を供給する用紙移動ユニット9
が設けられている。
【0016】本実施の形態では、プリンタ本体1には、
図2に示す構成の制御部10が設けられ、この制御部1
0では、全体の動作を制御するCPU11に、バスBを
介して、外部から制御部10に、フォントデータやプロ
グラムを供給するICカード12、モード指示データな
どを記憶する不揮発性のNVRAM13、制御部10の
制御プログラムが格納されるブログラムROM14、フ
ォントデータが格納されるフォントROM15、CPU
11のワークメモリ、入力データのバッファ、プリント
データのバッファ、ダウンロードフォントのメモリなど
に使用されるRAM16が接続されている。
【0017】同様に、CPU11には、バスBを介し
て、各種のデータが格納されるディスク18に接続さ
れ、ディスク18との間のインタフェース動作を行うデ
ィスクインタフェース17、ホスト装置2に接続され、
ホスト装置2との間のインタフェース動作を行うホスト
インタフェース19、パネル部21に接続され、パネル
部21との間のインタフェース動作を行うパネルスンタ
フェース20、印字動作をするエンジン部23に接続さ
れ、エンジン部23との間のインタフェース動作を行う
エンジンインタフェース22、及び多段排紙トレイ5a
〜5nに接続され、多段排紙トレイ5a〜5nとの間の
インタフェース動作を行うアウトトレイインタフェース
24が接続されている。
【0018】そして、本実施の形態では、CPU11に
は、複数段の排紙トレイ5a〜5nの用紙の収容の有無
を判定する判定手段、判定手段により、最上段の排紙ト
レイに用紙が収容されていると判定されると、複数段の
排紙トレイ5a〜5nに収容されている用紙を、画像形
成ジョブの発生順序を維持して、より下段の排紙トレイ
に移動するように、用紙移動ユニット9の動作を制御す
る制御手段、及び画像形成ジョブの発生時に、判定手段
によって全ての排紙トレイに用紙が収容されていると判
定されると、複数段の排紙トレイ5a〜5nに収容され
ている用紙を、1段下段の排紙トレイに移動するよう
に、用紙移動ユニット9の動作を制御し、最下段の排紙
トレイ5n上では、異なる画像形成ジョブの用紙の水平
配置位置を、互いにずらして配列する位置変更制御手段
が設けられている。
【0019】このような構成の本実施の形態の排紙動作
を、図7のフローチャートに基づいて説明する。図7の
フローチャートのステップS1で、プリント動作が開始
され印刷データが発生すると、ステップS2に進んで、
CPU11によって、最上段の排紙トレイ5aに用紙が
あるか否かが判定され、最上段の排紙トレイ5aに用紙
がないと判定されると、ステップS4に進んで、エンジ
ン部23によつて印刷動作が行われ、プリントされた用
紙が最上段の排紙トレイ5aに排出される。
【0020】ステップS2で、最上段の排紙トレイ5a
に用紙があると判定されると、ステップS3に進んで、
CPU11の指令によつて、用紙移動ユニット9が作動
して排紙トレイ間での用紙の移動が行われる。
【0021】この場合、図4(a)に示すように、排紙
装置3が、5個の排紙トレイ5a〜5eを備え、全ての
排紙トレイ5a〜5eに用紙P1〜P5が収容されてい
るとして、CPU11によって、全ての排紙トレイ5a
〜5eへの用紙の収容が判定されると、図3(a)に示
すように、CPU11の指令によって、用紙退避トレイ
7が排紙トレイ5d位置に移動し、同図(b)に示すよ
うに、搬送ローラ8a、8bが駆動され、用紙排紙トレ
イ5dに収容されている用紙が用紙退避トレイ7に収容
される。
【0022】次いで、CPU11の指令によって、図3
(c)に示すように、用紙退避トレイ7が排紙トレイ5
e位置まで移動され、同図(d)に示すように、用紙退
避トレイ7に収容されている用紙が、搬送ローラ8a、
8bの駆動によって排紙トレイ5eに収容される。この
場合、排紙トレイ5eにはすでに用紙が収容されている
ので、CPU11の指令によって、排紙トレイ5e上で
は、図5に示すように、一般に、すでに収容されている
用紙P5aに対して、新たに収容される各ジョブに対応
する用紙P5b〜P5dは、水平方向に位置をずらして
配列される。
【0023】この場合には、図4(b)に示すように、
排紙トレイ5e上では、すでに収容されている用紙P5
に対して、排紙トレイ5dから移動された用紙P4が、
水平方向に位置をずらして配列される。
【0024】次いで、CPU11の指令によって、用紙
退避トレイ7が、排紙トレイ5c位置に移動され、搬送
ローラ8a、8bの駆動によつて、排紙トレイ5cに収
容されている用紙が用紙退避トレイ7に収容され、用紙
退避トレイ7が、空になった排紙トレイ5d位置に移動
され、用紙退避トレイ7に収容された用紙が、排紙トレ
イ5dに収容される。
【0025】以下、同様にして、排紙トレイ5bに収容
されている用紙が、用紙移動ユニット9によって、空に
なった排紙トレイ5cに収容され、ステップS4に進ん
で、CPU11の指令によって、図4(b)に示すよう
に、プリントされた用紙Pnが、最上段の排紙トレイ5
aに排出される。
【0026】そして、排紙トレイ5a〜5eに移動収容
された用紙に関して、対応する排紙トレイ5a〜5eの
表示部4に、ホスト装置2から得られた出力時刻、ファ
イル名、ユーザ名、ホスト名などの収容されている用紙
の情報が表示される。
【0027】このように、本実施の形態によると、CP
U11の判定手段によって、最上段の排紙トレイ5aに
すでに用紙が収容されていると判定されると、CPU1
1の制御手段によって、用紙移動ユニット9が駆動さ
れ、排紙トレイ5a〜5dに収容されている用紙が、順
次下段の排紙トレイ5b〜5eに移動され、最下段の排
紙トレイ5e上では、異なるプリントジョブの用紙P
4、P5が、互いに水平位置をずらして配列収容され、
各排紙トレイ5a〜5eの表示部4には、収容された用
紙の情報が表示されるので、複数の排紙トレイ5a〜5
eの数を越えるジョブに対応する用紙を分類収容するこ
とができると共に、複数の排紙トレイ5a〜5eから自
己のジョブの用紙を、短時間で誤りなく取り出すことが
可能になる。
【0028】[第2の実施の形態]本発明の第2の実施
の形態を、図8及び図9を参照して説明する。図8は本
発明の第2の実施の形態の動作を示す説明図、図9は本
実施の形態の動作を示すフローチャートである。
【0029】本実施の形態では、CPU11には、すで
に説明した第1の実施の形態の制御手段に代えて、判定
手段により、最上段の排紙トレイに用紙が収容されてい
ると判定されると、最上段の排紙トレイから、判定手段
によって用紙が収容されていないと判定される最上位の
排紙トレイの間において、複数段の排紙トレイに収容さ
れている用紙を、画像形成ジョブの発生順序を維持し
て、より下段の排紙トレイに移動するように、用紙移動
手段の動作を制御する限定制御手段が設けられている。
【0030】本実施の形態のその他の部分の構成は、す
でに説明した第1の実施の形態と同一なので、重複する
説明は行わない。
【0031】本実施の形態の排紙動作を、図9のフロー
チャートに基づいて説明する。図9のフローチャートの
ステップS11で、プリント動作が開始され印刷データ
が発生すると、ステップS12に進んで、CPU11に
よって、最上段の排紙トレイ5aに用紙があるか否かが
判定され、最上段の排紙トレイ5aに用紙がないと判定
されると、ステップS18に進んで、エンジン部23に
よつて印刷動作が行われ、プリントされた用紙が最上段
の排紙トレイ5aに排出される。
【0032】ステップS12で、最上段の排紙トレイ5
aに用紙があると判定されると、ステップS13に進ん
で、CPU11の判定手段によって、最上段の排紙トレ
イ5aから下段の排紙トレイに向かって用紙の有無が判
定され、ステップS14に進んで、現在の判定の対象と
なる排紙トレイが最下段の排紙トレイであるか否かが判
定され、現在の判定対象の排紙トレイが最下段の排紙ト
レイでないと判定されると、ステップS15に進んで、
該排紙トレイの用紙の有無が判定され、該排紙トレイに
用紙が存在すると判定されると、ステップS16に進ん
で、次段の排紙トレイの用紙の有無が判定され、ステッ
プS14に戻って同一の動作が繰り返される。
【0033】そして、ステップS14で、判定の対象と
なる排紙トレイが最下段の排紙トレイであると判定さ
れ、或いは、ステップS15で、判定の対象となる排紙
トレイに用紙が存在しないと判定されると、ステップS
17に進んで、CPU11の指令によって、複数段の排
紙トレイ間での用紙の移動が行われる。
【0034】この用紙の移動を、排紙装置3が5個の排
紙トレイ5a〜5eを備え、図8(a)に示すように、
排紙トレイ5cからはユーザによって用紙がすでに持ち
帰られ、排紙トレイ5cに用紙が収容されておらず、そ
の他の排紙トレイ5a、5b、5d、5eには用紙が収
容されている場合について説明する。この場合には、C
PU11の指令によって、用紙退避トレイ7が排紙トレ
イ5b位置に移動され、搬送ローラ8a、8bが駆動さ
れて、排紙トレイ5bの用紙が用紙退避トレイ7に取込
まれ、退避トレイ7が排紙トレイ5c位置に移動され、
用紙退避トレイ7から用紙が排紙トレイ5cに移動され
る。
【0035】次いで、CPU11の指令によって、用紙
退避トレイ7が排紙トレイ5a位置に移動され、排紙ト
レイ5aの用紙が用紙退避トレイ7に取込まれ、用紙退
避トレイ7が排紙トレイ5b位置に移動され、用紙退避
トレイ7の用紙が排紙トレイ5bに移動され、プリント
された用紙Pnが、最上段の排紙トレイ5aに排出さ
れ、図8(b)に示すように用紙の移動が終了する。
【0036】本実施の形態のその他の動作は、すでに説
明した第1の実施の形態と同一なので重複する説明は行
わない。
【0037】このように、本実施の形態によると、CP
U11の判定手段によって、最上段の排紙トレイ5aに
すでに用紙が収容されていると判定されると、CPU1
1の制御手段によって、用紙移動ユニット9が駆動さ
れ、最上段の排紙トレイ5aと用紙が収容されていない
と判定される最上位の排紙トレイ5cとの間において、
排紙トレイ5a、5bに収容されている用紙が、順次下
段の排紙トレイ5b、5cに移動され、最下段の排紙ト
レイ5e上では、異なるプリントジョブの用紙が、互い
に水平位置をずらして配列収容されており、各排紙トレ
イ5a〜5eの表示部4には、収容された用紙の情報が
表示されるので、複数の排紙トレイ5a〜5eの数を越
えるジョブに対応する用紙を分類収容することができる
と共に、排紙トレイ間の用紙の移動を最小限に効率的に
行った状態で、複数の排紙トレイ5a〜5eから自己の
ジョブの用紙を、短時間で誤りなく取り出すことが可能
になる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によると、画像形成
装置に組み込み使用され、画像形成された用紙を排紙収
容する画像形成装置の排紙機構において、判定手段によ
って、複数段の排紙トレイの画像形成された用紙の収容
の有無が判定され、判定手段により、最上段の排紙トレ
イに用紙が収容されていると判定されると、制御手段に
よって、複数段の排紙トレイに収容されている用紙が、
画像形成ジョブの発生順序を維持して、より下段の排紙
トレイに移動するように、排紙トレイ間の用紙の移動を
行う用紙移動手段の動作が制御され、最上段の排紙トレ
イに、発生した画像形成ジョブで画像形成された用紙の
排紙が行われるので、画像形成ジョブごとに排出される
用紙が、複数の排紙トレイに、画像形成ジョブの発生順
序を維持した状態で対応付けて収容され、複数の排紙ト
レイから自己のジョブの用紙を、短時間で誤りなく取り
出すことが可能になる。
【0039】請求項2記載の発明によると、画像形成装
置に組み込み使用され、画像形成された用紙を排紙収容
する画像形成装置の排紙機構において、判定手段によっ
て、複数段の排紙トレイの画像形成された用紙の収容の
有無が判定され、判定手段により、最上段の排紙トレイ
に用紙が収容されていると判定されると、制御手段によ
って、最上段の排紙トレイから、用紙が収容されていな
いと判定される最上位の排紙トレイ間において、複数段
の排紙トレイに収容されている用紙が、画像形成ジョブ
の発生順序を維持して、より下段の排紙トレイに移動す
るように、排紙トレイ間の用紙の移動を行う用紙移動手
段の動作が制御され、最上段の排紙トレイに、発生した
画像形成ジョブで画像形成された用紙の排紙が行われる
ので、画像形成ジョブごとに排出される用紙が、複数の
排紙トレイに、画像形成ジョブの発生順序を維持した状
態で、最小の用紙の移動で対応付けて収容され、複数の
排紙トレイから自己のジョブの用紙を、短時間で誤りな
く取り出すことが可能になる。
【0040】請求項3記載の発明によると、請求項1ま
たは請求項2記載の発明で得られる効果に加えて、画像
形成ジョブの発生時に、判定手段によって全ての排紙ト
レイに用紙が収容されていると判定されると、位置変更
制御手段によって、複数段の排紙トレイに収容されてい
る用紙が、1段下段の排紙トレイに移動するように、用
紙移動手段の動作が制御され、最下段の排紙トレイ上で
は、異なる画像形成ジョブの用紙の水平配置位置が、互
いに位置をずらして配列されるので、排紙トレイの数以
上の画像形成ジョブに対応する用紙の区分排紙が可能に
なる。
【0041】請求項4記載の発明によると、請求項1な
いし請求項3の何れかに記載の発明で得られる効果に加
えて、各排紙トレイに収容用紙の情報を表示する表示手
段が設けられているので、複数の排紙トレイから自己の
ジョブの用紙を、より短時間で誤りなく取り出すことが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示す説明図
である。
【図2】■同実施の形態の制御系の構成を示すブロック
図である。
【図3】同実施の形態の用紙移動ユニットの動作を示す
説明図である。
【図4】同実施の形態の動作を示す説明図である。
【図5】同実施の形態の全排紙トレイの用紙収容時にお
ける最下段の排紙トレイへの排紙動作の説明図である。
【図6】同実施の形態の排紙トレイの表示パネルの説明
図である。
【図7】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の第2の実施の形態の動作を示す説明図
である。
【図9】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 プリンタ本体 2 ホスト装置 3 排紙装置 4 表示部 5a〜5n 排紙トレイ 6 通紙路 7 用紙退避トレイ 8a、8b 搬送ローラ 9 用紙移動ユニット 10 制御部 11 CPU 12 ICカード 13 不揮発性のNVRAM 14 ブログラムROM 15 フォントROM 16 RAM 17 ディスクインタフェース 18 ディスク 19 ホストインタフェース 20 パネルスンタフェース 21 パネル部 22 エンジンインタフェース 23 エンジン部 24 アウトトレイインタフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置に組み込み使用され、画像
    形成された用紙を排紙収容する画像形成装置の排紙機構
    であり、 画像形成ジョブの発生によって、最上段の排紙トレイに
    前記用紙の排紙が行われる複数段の排紙トレイと、 該複数段の排紙トレイ間で、収容されている前記用紙の
    移動を行う用紙移動手段と、 前記複数段の排紙トレイの前記用紙の収容の有無を判定
    する判定手段と、 前記判定手段により、最上段の排紙トレイに前記用紙が
    収容されていると判定されると、前記複数段の排紙トレ
    イに収容されている前記用紙を、画像形成ジョブの発生
    順序を維持して、より下段の排紙トレイに移動するよう
    に、前記用紙移動手段の動作を制御する制御手段とを有
    することを特徴とする画像形成装置の排紙機構。
  2. 【請求項2】 画像形成装置に組み込み使用され、画像
    形成された用紙を排紙収容する画像形成装置の排紙機構
    であり、 画像形成ジョブの発生によって、最上段の排紙トレイに
    前記用紙の排紙が行われる複数段の排紙トレイと、 該複数段の排紙トレイ間で、収容されている前記用紙の
    移動を行う用紙移動手段と、 前記複数段の排紙トレイの前記用紙の収容の有無を判定
    する判定手段と、 前記判定手段により、最上段の排紙トレイに前記用紙が
    収容されていると判定されると、前記最上段の排紙トレ
    イから、前記判定手段によって前記用紙が収容されてい
    ないと判定される最上位の排紙トレイ間において、前記
    複数段の排紙トレイに収容されている前記用紙を、画像
    形成ジョブの発生順序を維持して、より下段の排紙トレ
    イに移動するように、前記用紙移動手段の動作を制御す
    る限定制御手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置の排紙機構。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像形成
    装置の排紙機構に対して、 画像形成ジョブの発生時に、前記判定手段によって全て
    の排紙トレイに前記用紙が収容されていると判定される
    と、前記複数段の排紙トレイに収容されている前記用紙
    を、1段下段の排紙トレイに移動するように、前記用紙
    移動手段の動作を制御し、最下段の排紙トレイ上では、
    異なる画像形成ジョブの前記用紙の水平配置位置を、互
    いにずらして配列する位置変更制御手段が設けられてい
    ることを特徴とする画像形成装置の排紙機構。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3の何れかに記載
    の画像形成装置の排紙機構に対して、各排紙トレイに収
    容用紙の情報を表示する表示手段が設けられていること
    を特徴とする画像形成装置の排紙機構。
JP23598496A 1996-08-19 1996-08-19 画像形成装置の排紙機構 Pending JPH1059613A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4705230B2 (ja) * 1999-08-27 2011-06-22 オセ−テクノロジーズ ビーブイ 重なり合った支持体にシートを選択的に堆積させるシート堆積装置
JP2017033535A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 旭精工株式会社 カード送出装置

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