JPH1059499A - 給油装置 - Google Patents

給油装置

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JPH1059499A
JPH1059499A JP22017796A JP22017796A JPH1059499A JP H1059499 A JPH1059499 A JP H1059499A JP 22017796 A JP22017796 A JP 22017796A JP 22017796 A JP22017796 A JP 22017796A JP H1059499 A JPH1059499 A JP H1059499A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は満タン給油終了後の追加給油を行う
際のオーバーフローを防止することを課題とする。 【解決手段】 給油装置21では、満タン給油する場
合、給油ノズル23の操作レバーを開弁状態に掛止さ
せ、燃料タンク26の給油口26aに給油ノズル23を
挿入させる。燃料タンク26の液面が上昇して給油ノズ
ル23の吐出パイプに達すると給油ノズル23の空気導
入孔が液面上に発生した泡により閉塞されて弁機構が自
動閉弁動作する。そして、満タン給油終了後、追加給油
する場合、制御回路35は給油ノズル23が開弁操作さ
れると、一定時間経過後、あるいは一定流量給油後にポ
ンプ32を自動的に停止させて追加給油によるオーバー
フローを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は給油所等において使
用され、例えば自動車の燃料タンク等へガソリンや軽油
等の油液を満タン給油する給油装置に関する。
【0002】
【従来の技術】給油所等においては、ガソリンあるいは
軽油等の油液を自動車の燃料タンクに給油するための給
油装置が設置されている。従来の給油装置としては、例
えば図17に示すような構成のものがある。
【0003】図17において、1は給油ノズル、2は給
油ホース、3は給液管路、5は流量計、6はポンプ、7
はポンプモータ、8はノズル掛けである。給油ノズル1
がノズル掛け8から外されると、ノズル掛け8に設けら
れたノズルスイッチ9がオンになり、これにより制御装
置10はポンプモータ7を起動させて地下タンク(図示
せず)に貯蔵された油液を給液管路3を介して汲み上げ
る。
【0004】そして、給油ノズル1が自動車の燃料タン
ク11の給油口11aに挿入されて、給油ノズル1の操
作レバーが操作され、内蔵された弁が開弁されると、給
液管路3に接続された給油ホース2、給油ノズル1を介
してポンプ6により汲み上げられた油液が燃料タンク1
1に供給される。このように給油が開始された後、給油
ノズル1の操作レバーはレバーフックに係止されて開弁
操作状態に保持される。
【0005】給油ノズル1は、ベンチュリ効果、即ち油
液の流速によって負圧を生じさせる負圧発生部を有し、
この負圧発生部で生じた負圧によりダイヤフラムを変位
させて弁機構を閉弁動作させるようになっている。その
ため、満タン給油を行う場合は、給油ノズル1のノズル
レバーを開弁位置に掛止させたまま給油を継続させるこ
とができる。
【0006】また、給油ノズル1は、燃料タンク11の
給油口11aに挿入される吐出パイプ1aの先端に給油
口11aの液面を検出するための空気導入口12が設け
られており、負圧発生部で生じた負圧により空気導入口
12から空気が吸引される。そして、空気導入口12が
液面により閉塞されると、空気導入口12からの空気吸
引が停止し、代わりにダイヤフラム室の空気が吸引され
てダイヤフラムが開弁していた弁機構の係止を解除して
閉弁動作させる。
【0007】ここで、満タン給油を行う際に制御装置1
0による開閉弁4の開閉制御動作について説明する。図
18は従来の満タン給油時の給油量の変化を示すタイミ
ングチャートである。
【0008】制御装置10は時間T1でノズルスイッチ
9がオンになると、ポンプモータ7を起動させる。そし
て、時間T2で給油ノズル1の弁が開弁操作されると、
給油が開始されて油液の給液量が最大流量FH まで上昇
する。このように、ポンプ6により圧送された油液が給
油ノズル1から燃料タンク11内に給油されるにつれて
燃料タンク11内の液面が上昇する。時間T3で空気導
入口12が液面により閉塞されると、空気導入口12か
らの空気吸引が停止するため、ダイヤフラム室の空気が
負圧発生部に吸引されてダイヤフラムが係止解除位置に
変位して給油ノズル1の弁機構を閉弁させる。
【0009】給油ノズル1の自動閉弁動作により満タン
給油が終了すると、給油口11aの液面に発生していた
泡が消えるため、液面が下がる。そして、時間T4で給
油所の作業者が再度給油ノズル1のノズルレバーを開弁
操作して追加給油を行う。この追加給油を行う場合、瞬
時給油量を小流量FL に抑える。そして、燃料タンク1
1内の液面が上昇して給油口11aに達したとき、作業
者は給油ノズル1のノズルレバーを閉弁位置に戻して給
油を完了する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の給油装
置では、上記のように給油開始後、時間T3で満タン検
知により給油ノズル1が自動閉弁した後に手動操作で追
加給油を行う場合、給油ノズル1から吐出された油液の
瞬時流量FL が負圧発生させるのに必要な最低限界値F
a 以下であることが多い。そのため、給油ノズル1の弁
機構が開弁しているにも拘わらず、負圧発生部でダイヤ
フラムを変位させる程の負圧が発生せず、図18の時間
T5で燃料タンク11内の液面が上昇して給油ノズル1
の空気導入口12に達しても自動閉弁機構が動作しない
ことになる。
【0011】その場合、給油量の表示器を見ながら給油
ノズル1のノズルレバーを開弁位置に操作していると、
液面が給油口11aに達しても自動閉弁機構が動作しな
いため、給油口11aから油液が溢れオーバーフローと
なってしまうといった問題がある。特に顧客自身がセル
フ給油で給油ノズル1のノズルレバーを操作する場合に
は、当該顧客が追加給油の際にも給油ノズル1が自動閉
弁するものと思っていると、給油ノズル1のノズルレバ
ーの閉弁操作が遅れて給油口11aから油液が溢れオー
バーフローしてしまう。
【0012】そこで、本発明は上記問題を解決した給油
装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
の発明は、油液を供給する供給手段と、該供給手段から
の流量を計測する流量計とを備え、前記油液の流れによ
って負圧を発生させる負圧発生部を有し当該負圧により
ダイヤフラムを変位させて弁機構を閉弁状態とする給油
ノズルを有する給油装置において、前記発生する負圧が
前記ダイヤフラムを変位させるのに充分か否かを流量計
からの出力に基づき判定する微小流量判定手段と、該微
小流量判定手段により判定される微小流量が一定時間継
続しているか否かを計測する計測手段と、該計測手段に
より微小流量が一定時間継続したときに前記送液手段に
よる給油ノズルへの油液の供給を停止する制御手段と、
を備えてなることを特徴とするものである。
【0014】従って、請求項1によれば、計測手段によ
り微小流量が一定時間継続したときに送液手段による給
油ノズルへの油液の供給を停止するため、微小流量のた
め給油ノズルの自動閉弁機構が閉弁動作しない場合で
も、追加給油により油液が給油口から溢れることを防止
できる。
【0015】また、請求項2の発明は、前記制御手段
が、前記微小流量が一定時間継続しているか否かの計測
中に、前記流量計により出力される瞬時流量が前記微小
流量よりも大となったときには前記計測手段をリセット
させることを特徴とするものである。
【0016】従って、請求項2によれば、微小流量が一
定時間継続しているか否かの計測中に、流量計により出
力される瞬時流量が微小流量よりも大となったときには
計測手段をリセットさせるため、追加給油の途中で給油
ノズルの操作レバーを開弁方向に操作した場合に給油ノ
ズルへの油液供給が停止して給油が中断することを防止
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明になる給
油装置の一実施例を説明する。図1は本発明になる給油
装置の一実施例の構成図、図2は給油ノズルの斜視図で
ある。
【0018】給油装置21は給油所の給油現場に設置さ
れ、装置本体22の側面には給油ノズル23に接続され
た給油ホース25が引き出されている。給油ノズル23
は通常、装置本体22の側面に設けられたノズル掛け2
4に掛止されており、例えば顧客の自動車が給油所に到
着すると、作業者は給油ノズル23をノズル掛け24か
ら外し自動車の燃料タンク26の給油口26aに挿入し
て給油を行う。
【0019】給油ノズル23は、操作レバー23aの操
作により開弁する弁機構と、ベンチュリ効果により油液
の流速により負圧を発生させて弁機構を開弁状態に保持
する負圧発生部が内蔵されたノズル本体23bの側面に
設けられた継手23cに給油ホース25が接続されてい
る。
【0020】また、装置本体22の側面には、満タン給
油時のポンプ停止を解除させるリセットスイッチ28が
設けられている。このリセットスイッチ28は、後述す
るように満タン給油終了後に微小流量で追加給油を複数
回行う場合に操作されるスイッチである。
【0021】装置本体22内において、給油ホース25
は送液管路30に接続されている。この送液管路30は
地下タンク31まで延在して挿入されており、その途中
にはポンプ32,流量計34が配設されている。また、
装置本体22の前面には、給油量表示器36が配設され
ている。
【0022】そして、上記ノズル掛け24のノズルスイ
ッチ24a,ポンプ32のポンプモータ32a,流量計
34の流量パルス発信器34a,給油量表示器36は、
制御回路35に接続されている。制御回路35は、給油
ノズル23がノズル掛け24より外されてノズルスイッ
チ24aからの信号が入力されると、ポンプ32のポン
プモータ32aが起動して地下タンク31内の油液を汲
み上げる。また、給油ノズル23の操作レバー23aが
操作されると、燃料タンク26への給油が開始され、流
量計34の流量パルス発信器34aから流量パルスが制
御回路35に出力される。そして、制御回路35は、流
量パルス発信器34aから出力された流量パルスを積算
して給油量表示器36に給油量を表示させる。
【0023】また、後述するように満タン給油を行った
場合、給油ノズル23は給油口26aの液面が上昇して
吐出パイプ27の先端に設けられた空気導入口59(図
3参照)が閉塞されると、負圧発生部の負圧により弁機
構を自動閉弁動作させるように構成されている。
【0024】そして、制御回路35のメモリには、満タ
ン給油により給油ノズル23が自動閉弁した後、給油量
が整数値となるように手動操作による追加給油を行う場
合に給油継続によるオーバフローを防止するため、一定
時間経過後あるいは一定流量給油後にポンプ32のポン
プモータ32aの駆動を停止させて給油を終了させる制
御プログラムが格納(記憶)されている。
【0025】ここで、給油ノズル23の構成について説
明する。尚、図3は給油ノズル23の縦断面図、図4は
給油ノズル23の横断面図、図5は弁機構を拡大して示
す縦断面図、図6はダイヤフラム機構を拡大して示す横
断面図、図7は弁機構が開弁した状態を示す縦断面図、
図8はダイヤフラム機構の動作を説明するための拡大
図、図9はダイヤフラムに結合された機構を示す斜視図
である。
【0026】給油ノズル23のノズル本体23bの内部
には、先端側開口44c内に主弁の弁座部材45と、吐
出パイプ27が接続されるパイプ接続部材47とが挿入
されナット48の締め付けにより両部材が保持されると
ともに、弁座部材45及びパイプ接続部材47内に形成
された油通路40と油流路40内に負圧発生部49及び
主弁体50と副弁体51とからなる弁機構52を有して
いる。
【0027】負圧発生部49は弁座部材45の内部に設
けられており、油流路40のテーパ状の内壁に開口する
通路53と、給油時テーパ状内壁より離間し通路53を
開き、給油停止時コイルバネ54の押圧力によりテーパ
状内壁に当接するとともに通路53の開口部分を閉塞す
る弁体55とよりなる。
【0028】弁体55は上記テーパ状内壁に当接して油
流路40を閉じるテーパ状の当接部56と、当接部56
より下流側に延在しパイプ接続部材47内に穿設された
中央孔58に挿入された弁軸57とよりなる。また、パ
イプ接続部材47内に穿設された下流側の中央孔48a
には吐出パイプ27の先端に設けられた空気導入孔59
に連通する吸引管60が接続されている。
【0029】空気導入孔59は、満タン給油時に液面検
知部として機能するものであり、負圧発生部49で発生
した負圧により空気を吸引する。そして、空気導入孔5
9から吸引した空気は、吸引管60を通過して中央孔4
8aに至り、通路68に供給される。
【0030】給油ノズル23の操作レバー23aがC方
向に操作されて弁機構52が弁開すると、図5に示すよ
うに弁体55は流体圧力によりA方向に押圧されて開弁
して給油が開始される。これにより、油液は油流路40
を通過して吐出パイプ27へ吐出される。
【0031】その際、負圧発生部49においては、ベン
チュリ効果、即ち油液の流速により負圧が発生し、油流
路40の内壁に開口する通路53内の空気が油流路40
内に吸引される。また、給油停止時には、弁機構52が
閉弁し、且弁体55が通路53を閉塞するため、負圧が
消滅し、通路53からの空気吸引も停止する。操作レバ
ー23aは、基端部がノズル本体23bの下面側に突出
した支持部70の軸71により回動自在に支承されるこ
とにより、自由端状に延びる他端側の操作端がC,D方
向に回動可能、かつE方向の横方向に揺動可能になって
いる。ノズル本体23bの軸71に軸着された連動レバ
ー73は、一端73aが操作レバー23aに当接し,他
端73bが弁機構52を開閉駆動する弁軸74の係合孔
74aに係合している。
【0032】また、弁軸74は後述するように前側シャ
フト90と前側シャフト90に摺動自在に嵌合する後側
シャフト91とよりなり、ノズル本体23b内に挿入さ
れた軸受部材78によりA,B方向に摺動自在に軸支さ
れ、且つコイルバネ79,80のバネ力により主弁体5
0を弁座部材45に押圧している。そして、操作レバー
23aは操作端が把持されると、連動レバー73が時計
方向に回動し(図5参照)、副弁体51と一体な弁軸7
4を開弁方向(B方向)に変位させるようになってい
る。
【0033】75はレバーガードで、操作レバー23a
を囲むようにノズル本体23bの下面側に取付けられて
いる。レバーガード75は略L字状に形成され、両端側
がノズル本体23bに固着された帯枠部75aと、断面
略U字状に形成され、帯枠部75aの前側を囲むように
してノズル本体23bの下面側に固着された板枠部75
bの2部材からなる。帯枠部75aの後側には操作レバ
ー23aを所定の回動位置に係止することによって弁機
構52を開弁状態に保持する係止部76が設けられてい
る。
【0034】給油を行う場合には、吐出パイプ27を燃
料タンク26の給油口26aに挿入して操作レバー23
aをC方向に開弁操作する。そして、操作レバー23a
の操作端が係止部76に係止されることにより、連動レ
バー73が時計方向に回動し、図7に示すように副弁体
51、主弁体50が段階的にB方向に摺動して弁機構5
2が開弁し、油液が給油ホース25を介して供給され吐
出パイプ27より給油口26aに吐出される。
【0035】吐出パイプ27先端の下側外周には、燃料
タンク26内のベーパ及び空気を導入するための空気導
入孔59が設けられており、吐出パイプ27内には空気
導入孔59に連通する吸引管60が挿通されている。給
油時は吸引管60の他端がノズル本体23b内の上記弁
座部材45及びパイプ接続部材47内に形成された中央
孔47a及び通路68,77,53を介して弁機構52
の下流側に設けられた負圧発生部49と連通されてい
る。
【0036】弁機構52が開弁動作して油液が油流路4
0から吐出パイプ27内の油流路79内に流れると、油
液の流出に伴って負圧発生部49のベンチュリ効果によ
り負圧が発生し、通路53内の空気が吸引される。図6
において、81は自動閉弁機構として機能するダイヤフ
ラムで、弁軸74の側方に配設され、弁軸74の端部が
摺動するノズル本体23b内の空間83と連通する開口
部84内に設けられている。85はノズル本体23bの
側方に設けられた開口部84を閉蓋するキャップで、ダ
イヤフラム81との間は負圧室86になっている。
【0037】図8,図9において、87はコ字状に形成
された受板で、互いに対向する一対の対向壁87a,8
7bを有し、該一対の対向壁87a,87bには長孔8
7cが形成されている。受板87はばね受け88の他側
に位置してダイヤフラム81に固着されている。
【0038】89は一対の棒状ローラで、軸方向の両端
が上記一対の対向壁87a,87bに設けられた長孔8
7cに摺動自在に嵌合され、弁軸74の前側シャフト9
0の切欠部90aを介して前側シャフト90の摺動孔9
0b内に摺動自在に嵌合する後側シャフト91の係合溝
91aに係合している。
【0039】92は負圧室86内に位置してキャップ8
5とバネ受94との間に設けられたバネで、ダイヤフラ
ム81、受板87を介して棒状ローラ89を後側シャフ
ト91の係合溝91a内に嵌入するように附勢する。上
記負圧室86はノズル本体23bに穿設された通路9
3,94を介して前記通路68,77,53と連通され
ている。従って、満タン給油時空気導入孔59が液面で
閉塞していない状態では、弁体55がA方向に変位して
いるので上記負圧発生部49での負圧発生により吐出パ
イプ27先端の空気導入孔59からの空気が吐出パイプ
27の吸引管60、通路68,77,53を介して負圧
発生部49に導入される。
【0040】そのため、負圧発生部49で発生した負圧
は空気導入孔59から供給される空気によって補償され
る結果、ダイヤフラム81がバネ92のバネ力に抗して
変位することなく、ダイヤフラム81に固着された受板
87の長孔87cに摺動自在に設けられた棒状ローラ8
9は、このバネ92のバネ力により、弁軸74の前側シ
ャフト90の切欠部90aから後側シャフト91の係合
溝91aに係合している。この結果、弁軸74の前側シ
ャフト90と後側シャフト91とは棒状ローラ89によ
って連結され、主弁50を操作レバー23aの操作に連
動させて、開弁位置に保持している。
【0041】そして、給油口26aの液面の上昇ととも
に吐出パイプ27先端の空気導入孔59が閉塞される
と、負圧室86内に通路53,77,93,94を介し
て負圧が導入される。その結果、図8に示すようにダイ
ヤフラム81がバネ92に抗して弁軸74より離間し、
棒状ローラ89を後側シャフト91の係合溝91aより
離脱させる。よって、前側シャフト90は操作レバー2
3aと連動した後側シャフト91との連結を解かれ、前
側シャフト90はバネ79の押圧力により主弁体50が
弁座部材45に当接し弁機構52は閉弁する。
【0042】従って、満タン給油を行う場合、給油口2
6aの液面の上昇により吐出パイプ27先端の空気導入
孔59が液面に発生した泡により閉塞されると、弁機構
52が自動閉弁動作するが、液面が給油口26aに達す
るまで給油が可能であるので、給油量表示器36に表示
された給油量が整数値となるように操作レバー23aを
一旦閉弁方向(D方向)に操作してから再び開弁方向
(C方向)に操作して追加給油を行うことが多い。
【0043】例えば、弁機構52が自動閉弁したときの
給油量表示器36に表示された給油量が「39.2リッ
トル」である場合、操作レバー23aを手動操作して微
小流量による追加給油を行い総給油量が「40リット
ル」となるようにしていた。ここで、制御装置35が満
タン給油時に実行する処理につき図10のフローチャー
ト及び図11のタイミングチャートを併せ参照して説明
する。
【0044】制御装置35はステップS1(以下「ステ
ップ」を省略する)において、給油所の作業者が給油ノ
ズル23をノズル掛け4から外してノズルスイッチ4a
がオフになると(図11(A)のT1 )、S2に進み、
図11(D)に示すようにポンプ32のポンプモータ3
2aを起動させる。
【0045】次のS3では、流量計34の出力(パル
ス)を読み込む。そして、給油作業者は、給油ノズル3
2の吐出パイプ27を燃料タンク26の給油口26aに
挿入し、給油ノズル32の操作レバー23aをC方向に
開弁操作した後、操作レバー23aの操作端を係止部7
6に係止する。これにより、給油ノズル32の連動レバ
ー73が図3又は図5中の時計方向に回動して副弁体5
1、主弁体50が段階的にB方向に摺動して弁機構52
が開弁し、給油ホース25を介して供給された油液が吐
出パイプ27より給油口26aに吐出される。
【0046】S4において、流量計34から流量パルス
が出力されると、給油が開始されたものと判断する。次
のS5では、流量計34からの流量パルスが出力されな
くなったか否かを判定する。給油により液面が上昇する
と、やがて吐出パイプ27先端の空気導入孔59が液面
に発生した泡に閉塞される。このように空気導入孔59
が閉塞されると、負圧室86内に通路53,77,9
3,94を介して負圧が導入されるため、自動閉弁機構
としてのダイヤフラム81がバネ92に抗して弁軸74
より離間し、棒状ローラ89を後側シャフト91の係合
溝91aより離脱させる。その結果、弁軸74が閉弁方
向に動作して弁機構52は閉弁動作する(図11(A)
のT3 )。
【0047】従って、S5において、流量パルスが出力
されなくなったときは、S6に進み、弁機構52が閉弁
したものと判断する。給油ノズル23の弁機構52が閉
弁動作した後、作業者は給油ノズル23の操作レバー2
3aを開弁方向に手動操作して微小流量による追加給油
を行う(図11(A)のT4 )。このとき弁機構52の
弁開度は、1/4〜1/3程度であり、吐出パイプ27
からの吐出量が小さく抑えられている。
【0048】次のS6では、流量計34から流量パルス
が再度出力されたか否かを判定する。すなわち、上記追
加給油の操作により給油ノズル23の弁機構52が開弁
することにより、給油が再開されると、流量計34から
流量パルスが出力されるため、流量パルスの有無を監視
することにより追加給油の開始を判定する。ここで、流
量パルスが無ければS16に進み、ノズルスイッチ24
aがオンになったかどうかをチェックする。
【0049】すなわち、追加給油が行われずに給油ノズ
ル23の操作レバー23aが閉弁位置に戻された後、給
油ノズル23がノズル掛け24に掛け戻されたときは、
ノズルスイッチ24aがオンに切り替わるため(図11
(B)参照)、S17に進んでポンプ32を停止させた
後、一連の給油処理を終了させる。
【0050】しかし、S6において、追加給油の開始が
確認されると、S7に進み、給油ノズル23から吐出さ
れた油液の瞬時流量FL が負圧発生させるのに必要な最
低限界値Fa 以下か否かを判定する。S7において、瞬
時流量FL が最低限界値Fa (例えばFa =10リット
ル/分)以下、すなわちダイヤフラム81が変位しない
程度の負圧が発生する微小流量である場合(FL
a )、S8に進み、タイマスタートさせた後、S9で
微小流量になってからの経過時間(タイマのカウント
値)が予め設定された一定時間(例えば3秒)になった
か否かを判定する。ここで、追加給油が開始されてから
一定時間(例えば3秒)の経過が確認されると(図11
(A)のT5 )、S10に進み、ポンプモータ32aの
駆動を停止させて給油ノズル23への送液を停止させ
る。
【0051】瞬時流量FL が最低限界値Fa 以下である
場合、負圧発生部49でダイヤフラム81が変位する程
の負圧が発生しないため、弁機構52が自動閉弁動作し
ないが、一定時間(例えば3秒)が経過した時点でポン
プ32が送液を停止することにより給油口26aから油
液がオーバーフローすることを防止できる。従って、自
動閉弁動作終了後でも安全に追加給油することができ
る。
【0052】特に、顧客自身がセルフ給油で給油ノズル
23を操作して追加給油する場合でも、一定時間(例え
ば3秒)が経過した時点でポンプ32が送液を停止する
ため、給油ノズル23の閉弁操作が遅れても給油口11
aから油液が溢れオーバーフローしてしまうことを防止
できる。
【0053】次のS11では、リセットスイッチ28が
オンに操作された否かをチェックしており、リセットス
イッチ28がオフである場合には、S12に進み、ノズ
ルスイッチ24aがオンになったかどうかをチェックす
る。すなわち、給油ノズル23の操作レバー23aが閉
弁位置に戻された後、給油ノズル23がノズル掛け24
に掛け戻されたときは、ノズルスイッチ24aがオンに
切り替わるため(図11(B)参照)、一連の給油処理
を終了させる。しかし、追加給油を複数回行いたい場合
には、S11でリセットスイッチ28をオンに操作する
(図12(C)参照)。
【0054】そして、リセットスイッチ28がオンにな
ると、S13に移行して、追加給油のタイマがリセット
されると共に、ポンプモータ32aを再起動させてS6
に戻り、追加給油が可能となる。ここで、作業者が給油
ノズル23の操作レバー23aを開弁方向に手動操作し
て弁機構52を開弁させると(図12(A)のT6 )、
前述したS6以降の処理が実行される。すなわち、2回
目の追加給油が開始されて一定時間(例えば3秒)の給
油が行われると、ポンプモータ32aの駆動を停止させ
て給油ノズル23への送液を停止させる(図12(A)
のT7 )。
【0055】その後、再びS11,S12で追加給油
(3回目)の有無を確認する。また、上記S7におい
て、瞬時流量FL が最低限界値Fa 以上である場合(F
L >Fa )、給油ノズル23の負圧発生部49で負圧が
発生するため、弁機構52を自動閉弁動作させることが
できるので、通常の満タン給油と同様に追加給油を行
う。この場合、S15において、流量パルスの有無をチ
ェックしており、流量パルスが出力されている間はS7
に戻り、微小流量となっていないかどうかを確認する。
【0056】また、S15において、流量パルスが出力
されなくなったとき、給油ノズル23の弁機構52が自
動閉弁動作したものと判断し、S6に戻り、上記S6又
はS16で追加給油の有無を確認する。また、上記S9
において、一定時間(例えば3秒)が経過したか否かを
みる代わりに、一定流量が追加給油されたか否かを判定
するようにしても良い。
【0057】図13は制御回路35が実行する処理手順
の変形例を説明するためのフローチャートである。図1
3のS21〜S27,S37,S38は前述したS1〜
S7,S16,S17と同様な処理であるため、ここで
はその説明を省略する。
【0058】S28では、満タン給油により給油ノズル
23の弁機構52が自動閉弁動作したときの総給油量を
読み込み、この総給油量の端数が整数になるまでの給油
時間を演算する。尚、この追加給油の給油時間を演算す
るにあたり、一定の追加給油時間に整数になるまでの給
油時間を加算するようにしても良いし、あるいは総給油
量の端数が整数になるまでの最小給油量を演算するよう
にしても良い。
【0059】次のS29でタイマをスタートさせた後、
S30で演算された追加給油時間が経過したか否かをチ
ェックしており、所定の追加給油時間が経過するとS3
1に移行してポンプモータ32aの駆動を停止させて給
油ノズル23への送液を停止させる。これにより、総給
油量を整数値とすることができる。
【0060】例えば、弁機構52が自動閉弁したときの
給油量表示器36に表示された給油量が「39.2リッ
トル」である場合、操作レバー23aを手動操作して微
小流量による追加給油量が0.1リットルとなる時間を
追加給油時間Ta(図14(A)参照)とする。これに
より、総給油量が「40リットル」となり、給油金額の
計算が容易となる。
【0061】瞬時流量FL が最低限界値Fa 以下である
場合、負圧発生部49で負圧が発生しないため、弁機構
52が自動閉弁動作しないが、S28で演算された追加
給油時間が経過した時点でポンプ32が送液を停止する
ことにより給油口26aから油液がオーバーフローする
ことを防止できる。従って、自動閉弁動作終了後でも安
全に追加給油することができる。
【0062】尚、S32〜S36の処理は、前述したよ
うにS11〜S15の処理と同様であるので、ここでは
その説明を省略する。図15は制御回路35が実行する
処理手順の別の変形例を説明するためのフローチャート
である。
【0063】図15のS41〜S47,S55,S56
は前述したS1〜S7,S16,S17と同様な処理で
あるため、ここではその説明を省略する。S48では、
満タン給油により給油ノズル23の弁機構52が自動閉
弁動作したときの総給油量を読み込み、この総給油量の
端数が整数になるまでの給油量を演算し、この給油量を
演算する。
【0064】尚、この追加給油量を演算するにあたり、
一定の追加給油量に整数になるまでの給油量を加算する
ようにしても良いし、あるいは総給油量の端数が整数に
なるまでの最小給油量を演算するようにしても良い。次
のS49では、S48で演算された追加給油量が給油さ
れたか否かをチェックしており、所定の追加給油量が給
油されるとS50に移行してポンプモータ32aの駆動
を停止させて給油ノズル23への送液を停止させる。こ
れにより、総給油量を整数値とすることができる。
【0065】瞬時流量FL が最低限界値Fa 以下である
場合、負圧発生部49で負圧が発生しないため、弁機構
52が自動閉弁動作しないが、S48で演算された追加
給油量が給油された時点でポンプ32が送液を停止する
ことにより給油口26aから油液がオーバーフローする
ことを防止できる。従って、満タン給油終了後でも安全
に追加給油することができる。
【0066】上記S51〜S54の処理は、前述したよ
うにS11〜S12,S14〜S15の処理と同様であ
るので、ここではその説明を省略する。図16は制御回
路35が実行する処理手順の別の変形例を説明するため
のフローチャートである。
【0067】図16のS61〜S67,S79,S80
は前述したS1〜S7,S16,S17と同様な処理で
あるため、ここではその説明を省略する。S68では、
タイマをスタートさせる。次のS69では、追加給油中
の流量変動が有るか否かを判定する。このS69におい
て、追加給油の流量変動が有る場合には、S81に進
み、流量変動により瞬時流量FL が最低限界値Fa 以下
のままとなっているかどうかを判断する。そして、瞬時
流量FL が最低限界値Fa 以下のままであれば、微小流
量による追加給油が行われるものと判断してS71に進
み、S71以降の処理を実行する。
【0068】しかし、S81において、給油ノズル23
の操作レバー23aが開弁方向に操作されて弁機構52
の開弁動作により流量が増大した場合、瞬時流量FL
最低限界値Fa より大となって給油ノズル23の弁機構
52が自動閉弁動作可能、すなわちダイヤフラム81が
負圧により変位可能であるので、S70に移行してタイ
マをリセットさせてS67に戻る。
【0069】これは、給油所の作業者が給油ノズル23
の操作レバー23aを手動操作で追加給油しているた
め、操作レバー23aの位置が変化することがあり、そ
れに伴って弁機構52の弁開度が変動するからである。
つまり、作業者が手動操作で追加給油を行う場合、給油
ノズル23から吐出される給油量が常に変動している。
このように作業者が手動操作で追加給油を行っていると
きには、タイマをリセットさせることによりポンプ32
が一定時間で停止すること、すなわち追加給油の途中で
ポンプ32が停止してしまうことを防止する。そのた
め、追加給油の操作を何回もやり直す必要がなくなる。
【0070】そして、S71では、流量計34により計
測された瞬時流量がゼロであるか否かを判定する。すな
わち、作業者が手動操作による追加給油を終了して給油
ノズル23の操作レバー23aを閉弁位置に戻したか否
かを監視しており、瞬時流量がゼロでないときは、S7
2に進みタイマのカウント値が一定時間に達したか否か
をチェックする。
【0071】S72において、一定時間が経過していな
いときは、S69に戻り、再び追加給油の流量変動が有
るか否かを判定する。従って、追加給油の流量が一定で
あるときは、S72で一定時間が経過したかどうかをチ
ェックしている。そして、S72において、一定時間が
経過したときは、S73に進み、ポンプモータ32aの
駆動を停止させて給油ノズル23への送液を停止させ
る。また、S71において、流量計34により計測され
た瞬時流量がゼロである場合、すなわち給油ノズル23
の操作レバー23aが閉弁位置に戻されたものと判断し
てS73に移行し、ポンプ32の駆動を停止させる。
【0072】瞬時流量FL が最低限界値Fa 以下である
場合、負圧発生部49で負圧が発生しないため、弁機構
52が自動閉弁動作しないが、S48で演算された追加
給油量が給油された時点でポンプ32が送液を停止する
ことにより給油口26aから油液がオーバーフローする
ことを防止できる。従って、満タン給油終了後でも安全
に追加給油することができる。
【0073】上記S74〜S78の処理は、前述したS
11〜S15,S32〜S36の処理と同様であるの
で、ここではその説明を省略する。尚、上記実施例で
は、自動車の燃料タンクに給油する給油装置を一例とし
て挙げたが、これに限らず、他のタンクに油液を給油す
る構成の給油装置にも適用できるのは勿論である。
【0074】また、上記実施例では、一定流量あるいは
一定時間だけ追加給油が行われると、ポンプ32を停止
させるようにしたが、これに限らず、給油系統に電磁弁
を設け、一定流量あるいは一定時間だけ追加給油が行わ
れると電磁弁を閉弁させる構成としても良いのは勿論で
ある。
【0075】
【発明の効果】上述の如く、請求項1によれば、計測手
段により微小流量が一定時間継続したときに送液手段に
よる給油ノズルへの油液の供給を停止するため、満タン
給油終了後でも安全に追加給油することができ、微小流
量のため給油ノズルの自動閉弁機構が閉弁動作しない場
合でも、追加給油により油液が給油口から溢れることを
確実に防止できる。また、顧客自身がセルフ給油で給油
ノズルを操作して追加給油する場合でも、一定時間が経
過した時点でポンプ32が送液を停止するため、給油ノ
ズルの閉弁操作が遅れても給油口から油液が溢れオーバ
ーフローしてしまうことを防止できる。
【0076】また、請求項2によれば、微小流量が一定
時間継続しているか否かの計測中に、流量計により出力
される瞬時流量が微小流量よりも大となったときには計
測手段をリセットさせるため、追加給油の途中で給油ノ
ズルの操作レバーを開弁方向に操作した場合に給油ノズ
ルへの油液供給が停止して給油が中断することを防止で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる給油装置の一実施例の概略構成を
示す構成図である。
【図2】給油ノズルの斜視図である。
【図3】給油ノズルの縦断面図である。
【図4】給油ノズルの横断面図である。
【図5】弁機構を拡大して示す縦断面図である。
【図6】ダイヤフラム機構を拡大して示す横断面図であ
る。
【図7】弁機構の開弁動作を示す縦断面図である。
【図8】ダイヤフラム機構の動作を示す横断面図であ
る。
【図9】ダイヤフラムに結合された機構を示す斜視図で
ある。
【図10】本発明の制御装置が実行する給油処理を説明
するためのフローチャートである。
【図11】図10に示すフローチャートの処理に対応す
るタイミングチャートである。
【図12】追加給油を複数回行う場合のタイミングチャ
ートである。
【図13】制御回路が実行する処理手順の変形例を説明
するためのフローチャートである。
【図14】図13に示すフローチャートの処理に対応す
るタイミングチャートである。
【図15】制御回路が実行する処理手順の別の変形例を
説明するためのフローチャートである。
【図16】制御回路が実行する処理手順の別の変形例を
説明するためのフローチャートである。
【図17】従来の給油装置の概略構成を示す構成図であ
る。
【図18】従来の給油装置の制御装置が実行する処理の
タイミングチャートである。
【符号の説明】
21 給油装置 23 給油ノズル 23a 操作レバー 24 ノズル掛け 24a ノズルスイッチ 25 給油ホース 26 燃料タンク 27 リセットスイッチ 30 送液管路 32 ポンプ 32a ポンプモータ 34 流量計 35 制御回路 45 弁座部材 49 負圧発生部 50 主弁体 51 副弁体 52 弁機構 55 弁体 59 空気導入孔 60 吸引管 81 ダイヤフラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油液を供給する供給手段と、該供給手段
    からの流量を計測する流量計とを備え、前記油液の流れ
    によって負圧を発生させる負圧発生部を有し当該負圧に
    よりダイヤフラムを変位させて弁機構を閉弁状態とする
    給油ノズルを有する給油装置において、 前記発生する負圧が前記ダイヤフラムを変位させるのに
    充分か否かを流量計からの出力に基づき判定する微小流
    量判定手段と、 該微小流量判定手段により判定される微小流量が一定時
    間継続しているか否かを計測する計測手段と、 該計測手段により微小流量が一定時間継続したときに前
    記送液手段による給油ノズルへの油液の供給を停止する
    制御手段と、 を備えてなることを特徴とする給油装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記微小流量が一定時
    間継続しているか否かの計測中に、前記流量計により出
    力される瞬時流量が前記微小流量よりも大となったとき
    には前記計測手段をリセットさせることを特徴とする請
    求項1記載の給油装置。
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