JPH1059032A - 自動車用フロントシートの回転装置 - Google Patents
自動車用フロントシートの回転装置Info
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- JPH1059032A JPH1059032A JP19294897A JP19294897A JPH1059032A JP H1059032 A JPH1059032 A JP H1059032A JP 19294897 A JP19294897 A JP 19294897A JP 19294897 A JP19294897 A JP 19294897A JP H1059032 A JPH1059032 A JP H1059032A
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- Japan
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- passenger seat
- seat
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- range position
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速レバーが停車レンジにあるときでなけれ
ば助手席シートを対座状態にできないように構成し、走
行可能な状態での助手席シートの対座状態への回転を禁
止する。 【構成】 助手席シート１を前向き状態から対座状態に
回転させると、シート位置検出スイッチ２１がオンする
と共に、変速操作阻止部材３３で変速レバー３１がパー
キングレンジにロックされる。このとき、ブレーキペダ
ルを踏込むと、アクチュエータ３７により変速操作阻止
部材３４によるロックが解除されるが、もう一つの変速
操作阻止部材３３によるロックが解除されないため、変
速レバー３１の操作はできず、走行することはできな
い。また走行中は、助手席シート１がシートロック装置
２３で前向き状態にロックされる。
ば助手席シートを対座状態にできないように構成し、走
行可能な状態での助手席シートの対座状態への回転を禁
止する。 【構成】 助手席シート１を前向き状態から対座状態に
回転させると、シート位置検出スイッチ２１がオンする
と共に、変速操作阻止部材３３で変速レバー３１がパー
キングレンジにロックされる。このとき、ブレーキペダ
ルを踏込むと、アクチュエータ３７により変速操作阻止
部材３４によるロックが解除されるが、もう一つの変速
操作阻止部材３３によるロックが解除されないため、変
速レバー３１の操作はできず、走行することはできな
い。また走行中は、助手席シート１がシートロック装置
２３で前向き状態にロックされる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、助手席シートが車
体前方を向く前向き状態と車体後方を向く対座状態とを
取り得る自動車用フロントシートの回転装置に関するも
のである。
体前方を向く前向き状態と車体後方を向く対座状態とを
取り得る自動車用フロントシートの回転装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】多目的の自動車において、助手席シート
が車体前方を向く前向き状態と車体後方を向く対座状態
とを取り得るものが知られている。そのような自動車用
フロントシートの回転装置としては、例えば特開昭５９
−２２７５２８号公報に記載されるように、助手席シー
トの対座状態は運転席シートの対座状態を、また、運転
席シートの前向き状態は助手席シートの前向き状態をそ
れぞれ前提とし、上記シートの位置を検出する作動レバ
ーと、回転レリーズレバーと係合する係合ピンとを遠隔
操作ワイヤにて連結してなるものが知られている。
が車体前方を向く前向き状態と車体後方を向く対座状態
とを取り得るものが知られている。そのような自動車用
フロントシートの回転装置としては、例えば特開昭５９
−２２７５２８号公報に記載されるように、助手席シー
トの対座状態は運転席シートの対座状態を、また、運転
席シートの前向き状態は助手席シートの前向き状態をそ
れぞれ前提とし、上記シートの位置を検出する作動レバ
ーと、回転レリーズレバーと係合する係合ピンとを遠隔
操作ワイヤにて連結してなるものが知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
回転装置は、運転席シートを対座状態にしないと助手席
シートを対座状態にできず、また、助手席シートを前向
き状態にしないと運転席シートを前向き状態にできず、
操作性が悪い。本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、操作性よく、安全性を確保することができる自動車
用フロントシートの回転装置を提供することを目的とす
る。
回転装置は、運転席シートを対座状態にしないと助手席
シートを対座状態にできず、また、助手席シートを前向
き状態にしないと運転席シートを前向き状態にできず、
操作性が悪い。本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、操作性よく、安全性を確保することができる自動車
用フロントシートの回転装置を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、上記
目的を達成するために、助手席シートが車体前方を向く
前向き状態と車体後方を向く対座状態とを取り得るフロ
ントシートの回転装置であって、上記助手席シートに設
けられ上記助手席シートの回転を許容したり前向き状態
でロックさせる回転コントロール手段と、上記助手席シ
ートの対座状態を検出するシート位置検出手段と、変速
レバーを停車レンジにてロックさせたり走行レンジへの
変更を許容するレバーコントロール手段と、変速レバー
の変速位置を検出するレバー位置検出手段と、上記シー
ト位置検出手段及びレバー位置検出手段の出力を受け変
速レバーが停車レンジにあるとき上記回転コントロール
手段を制御して助手席シートを対座状態へ回転可能と
し、かつ助手席シートが対座状態にあるとき上記レバー
コントロール手段を制御して変速レバーの停車レンジか
ら走行レンジへの操作を禁止する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
目的を達成するために、助手席シートが車体前方を向く
前向き状態と車体後方を向く対座状態とを取り得るフロ
ントシートの回転装置であって、上記助手席シートに設
けられ上記助手席シートの回転を許容したり前向き状態
でロックさせる回転コントロール手段と、上記助手席シ
ートの対座状態を検出するシート位置検出手段と、変速
レバーを停車レンジにてロックさせたり走行レンジへの
変更を許容するレバーコントロール手段と、変速レバー
の変速位置を検出するレバー位置検出手段と、上記シー
ト位置検出手段及びレバー位置検出手段の出力を受け変
速レバーが停車レンジにあるとき上記回転コントロール
手段を制御して助手席シートを対座状態へ回転可能と
し、かつ助手席シートが対座状態にあるとき上記レバー
コントロール手段を制御して変速レバーの停車レンジか
ら走行レンジへの操作を禁止する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【０００５】請求項２の発明は、上記目的を達成するた
めに、助手席シートが車体前方を向く前向き状態と車体
後方を向く対座状態とを取り得るフロントシートの回転
装置であって、停車レンジ位置と走行レンジ位置とを取
り得る変速レバーと、上記変速レバーが走行レンジ位置
にあるときには、上記助手席シートが対座状態に回転で
きないよう助手席シートの回転を禁止し、上記助手席シ
ートが前向き状態から回転し対座状態にあるときには、
上記変速レバーの停車レンジ位置から走行レンジ位置へ
の操作を禁止する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
めに、助手席シートが車体前方を向く前向き状態と車体
後方を向く対座状態とを取り得るフロントシートの回転
装置であって、停車レンジ位置と走行レンジ位置とを取
り得る変速レバーと、上記変速レバーが走行レンジ位置
にあるときには、上記助手席シートが対座状態に回転で
きないよう助手席シートの回転を禁止し、上記助手席シ
ートが前向き状態から回転し対座状態にあるときには、
上記変速レバーの停車レンジ位置から走行レンジ位置へ
の操作を禁止する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【０００６】請求項３の発明は、上記目的を達成するた
めに、助手席シートが車体前方を向く前向き状態と車体
後方を向く対座状態とを取り得るフロントシートの回転
装置であって、上記助手席シートに設けられ上記助手席
シートの回転を許容したり前向き状態でロックさせる回
転コントロール手段と、停車レンジ位置と走行レンジ位
置とを取り得る変速レバーと、該変速レバーの停車レン
ジ位置から走行レンジ位置への変速操作を禁止する変速
操作阻止手段と、上記変速レバーが走行レンジ位置にあ
るときには、上記助手席シートが対座状態に回転できな
いよう助手席シートの回転操作を禁止するよう上記回転
コントロール手段を制御する一方、上記助手席シートが
前向き状態から回転し対座状態にあるときには、上記変
速レバーの停車レンジ位置から走行レンジ位置への変速
操作を禁止するよう変速操作阻止手段を制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
めに、助手席シートが車体前方を向く前向き状態と車体
後方を向く対座状態とを取り得るフロントシートの回転
装置であって、上記助手席シートに設けられ上記助手席
シートの回転を許容したり前向き状態でロックさせる回
転コントロール手段と、停車レンジ位置と走行レンジ位
置とを取り得る変速レバーと、該変速レバーの停車レン
ジ位置から走行レンジ位置への変速操作を禁止する変速
操作阻止手段と、上記変速レバーが走行レンジ位置にあ
るときには、上記助手席シートが対座状態に回転できな
いよう助手席シートの回転操作を禁止するよう上記回転
コントロール手段を制御する一方、上記助手席シートが
前向き状態から回転し対座状態にあるときには、上記変
速レバーの停車レンジ位置から走行レンジ位置への変速
操作を禁止するよう変速操作阻止手段を制御する制御手
段とを備えることを特徴とする。
【０００７】請求項４の発明は、上記目的を達成するた
めに、助手席シートが車体前方を向く前向き状態と車体
後方を向く対座状態とを取り得るフロントシートの回転
装置であって、停車レンジ位置と走行レンジ位置とを取
り得る変速レバーと、上記変速レバーが停車レンジ位置
にあるときには、上記助手席シートが対座状態を取り得
るよう上記助手席シートの回転を許容し、上記助手席シ
ートが前向き状態から回転し対座状態にあるときには、
上記変速レバーの停車レンジ位置から走行レンジ位置へ
の変速操作を禁止する制御手段とを備えることを特徴と
する。
めに、助手席シートが車体前方を向く前向き状態と車体
後方を向く対座状態とを取り得るフロントシートの回転
装置であって、停車レンジ位置と走行レンジ位置とを取
り得る変速レバーと、上記変速レバーが停車レンジ位置
にあるときには、上記助手席シートが対座状態を取り得
るよう上記助手席シートの回転を許容し、上記助手席シ
ートが前向き状態から回転し対座状態にあるときには、
上記変速レバーの停車レンジ位置から走行レンジ位置へ
の変速操作を禁止する制御手段とを備えることを特徴と
する。
【０００８】請求項５の発明は、上記目的を達成するた
めに、助手席シートが車体前方を向く前向き状態と車体
後方を向く対座状態とを取り得るフロントシートの回転
装置であって、上記助手席シートに設けられ上記助手席
シートの回転を許容したり前向き状態でロックさせる回
転コントロール手段と、停車レンジ位置と走行レンジ位
置とを取り得る変速レバーと、該変速レバーの停車レン
ジ位置から走行レンジ位置への変速操作を禁止する変速
操作阻止手段と、上記変速レバーが停車レンジ位置にあ
るときには、助手席シートの対座状態への回転を許容す
るよう上記回転コントロール手段を制御する一方、上記
助手席シートが前向き状態から回転し対座状態にあると
きには、上記変速レバーの停車レンジ位置から走行レン
ジ位置への変速操作を禁止するよう変速操作阻止手段を
制御する制御手段とを備えることを特徴とする。なお、
停車レンジとは、パーキングレンジやニュートラルレン
ジ等のことをいう。
めに、助手席シートが車体前方を向く前向き状態と車体
後方を向く対座状態とを取り得るフロントシートの回転
装置であって、上記助手席シートに設けられ上記助手席
シートの回転を許容したり前向き状態でロックさせる回
転コントロール手段と、停車レンジ位置と走行レンジ位
置とを取り得る変速レバーと、該変速レバーの停車レン
ジ位置から走行レンジ位置への変速操作を禁止する変速
操作阻止手段と、上記変速レバーが停車レンジ位置にあ
るときには、助手席シートの対座状態への回転を許容す
るよう上記回転コントロール手段を制御する一方、上記
助手席シートが前向き状態から回転し対座状態にあると
きには、上記変速レバーの停車レンジ位置から走行レン
ジ位置への変速操作を禁止するよう変速操作阻止手段を
制御する制御手段とを備えることを特徴とする。なお、
停車レンジとは、パーキングレンジやニュートラルレン
ジ等のことをいう。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に沿
って詳細に説明する。本例はオートマチック車に適用し
た例である。１は助手席シートで、シートクッション２
及びシートバック３からなり、シートクッション２の下
側に回転テーブル４が取付固定されている。上記回転テ
ーブル４は下面に断面ハット形状でかつ環状の係合部材
５が固設され、該係合部材５が、回転ベース６に固設さ
れた環状のレール部材７に回転摺動可能に係合すること
で、上記回転テーブル４は、回転ベース６に対して回転
可能となっている。
って詳細に説明する。本例はオートマチック車に適用し
た例である。１は助手席シートで、シートクッション２
及びシートバック３からなり、シートクッション２の下
側に回転テーブル４が取付固定されている。上記回転テ
ーブル４は下面に断面ハット形状でかつ環状の係合部材
５が固設され、該係合部材５が、回転ベース６に固設さ
れた環状のレール部材７に回転摺動可能に係合すること
で、上記回転テーブル４は、回転ベース６に対して回転
可能となっている。
【００１０】また、回転ベース６の下側には、車体前後
方向に延びる係合部材１１Ａ、１１Ｂが固設され、該係
合部材１１Ａ、１１Ｂが、車体フロア１２に支持台１
３、１３を介して取付けられたレール部材１４、１４に
摺動可能に係合することで、助手席シート１が車体前後
方向にスライド可能となっている。
方向に延びる係合部材１１Ａ、１１Ｂが固設され、該係
合部材１１Ａ、１１Ｂが、車体フロア１２に支持台１
３、１３を介して取付けられたレール部材１４、１４に
摺動可能に係合することで、助手席シート１が車体前後
方向にスライド可能となっている。
【００１１】上記回転ベース６にはシート位置検出スイ
ッチ２１が設けられ、該シート位置検出スイッチ２１
が、上記係合部材５に固設され下方に突出する突出部材
２２に当接するか否かでＯＮ、ＯＦＦし、助手席シート
１の対座状態を検出するようになっている。
ッチ２１が設けられ、該シート位置検出スイッチ２１
が、上記係合部材５に固設され下方に突出する突出部材
２２に当接するか否かでＯＮ、ＯＦＦし、助手席シート
１の対座状態を検出するようになっている。
【００１２】また、上記係合部材５は、車体内方側へ延
びる延長部１１ａを有し、該延長部１１ａには係合孔１
１ｂが開設され、該係合孔１１ｂに回転ベース６に固定
されたシートロック装置２３の作動ロッド２３ａの先端
が係合することで、助手席シート１の回転を禁止し、前
向き状態でロックするようになっている（回転コントロ
ール手段）。
びる延長部１１ａを有し、該延長部１１ａには係合孔１
１ｂが開設され、該係合孔１１ｂに回転ベース６に固定
されたシートロック装置２３の作動ロッド２３ａの先端
が係合することで、助手席シート１の回転を禁止し、前
向き状態でロックするようになっている（回転コントロ
ール手段）。
【００１３】図３及び図４において、３１は変速レバー
で、その途中において側方に突出部３１ａが突出し、該
突出部３１ａがガイドプレート３２に係合し変速操作を
補助するようになっている。
で、その途中において側方に突出部３１ａが突出し、該
突出部３１ａがガイドプレート３２に係合し変速操作を
補助するようになっている。
【００１４】この変速レバー３１の突出部３１ａの先端
部分には、レバーコントロール手段４４が連係されてい
る。このレバーコントロール手段４４は、２つの変速操
作阻止部材３３、３４を有し、一方の変速操作阻止部材
３３は、アクチュエータ３５の動作により回転するよう
に構成されており、シート位置検出スイッチ２１にて、
助手席シート１が対座状態であることが検出されると、
図４に示すように、変速レバー３１の突出部３１ａがガ
イドプレート３２のパーキングレンジから外れないよう
に、アクチュエータ３５が変速操作阻止部材３３を回動
させ、走行レンジへの変更を禁止するようになってい
る。
部分には、レバーコントロール手段４４が連係されてい
る。このレバーコントロール手段４４は、２つの変速操
作阻止部材３３、３４を有し、一方の変速操作阻止部材
３３は、アクチュエータ３５の動作により回転するよう
に構成されており、シート位置検出スイッチ２１にて、
助手席シート１が対座状態であることが検出されると、
図４に示すように、変速レバー３１の突出部３１ａがガ
イドプレート３２のパーキングレンジから外れないよう
に、アクチュエータ３５が変速操作阻止部材３３を回動
させ、走行レンジへの変更を禁止するようになってい
る。
【００１５】他方の変速操作阻止部材３４は、パーキン
グスイッチ４１（図５参照）にて変速レバー３１がパー
キングレンジにあることが検出されると、変速レバー３
１をパーキングレンジにロックし、ブレーキペダル（図
示せず）を踏込まない限りその状態を維持し、ブレーキ
ペダルを踏込むと、アクチュエータ３７が動作して回動
せしめられ、パーキングレンジへのロックを解除し、パ
ーキングレンジから走行レンジへの変更が可能となるよ
うにしている。
グスイッチ４１（図５参照）にて変速レバー３１がパー
キングレンジにあることが検出されると、変速レバー３
１をパーキングレンジにロックし、ブレーキペダル（図
示せず）を踏込まない限りその状態を維持し、ブレーキ
ペダルを踏込むと、アクチュエータ３７が動作して回動
せしめられ、パーキングレンジへのロックを解除し、パ
ーキングレンジから走行レンジへの変更が可能となるよ
うにしている。
【００１６】その制御系は、図５に示すように構成され
ており、パーキングスイッチ４１にて変速レバー３１が
パーキングレンジにあることが検出されると、レバーコ
ントロール手段４４の変速操作阻止部材３４により変速
レバー３１がパーキングレンジから他のレンジへ操作で
きないようにロックされ、また、この状態では走行する
ことはできないので、シートロック装置２３により助手
席シート１において係合孔１１ｂと作動ロッド２３ａと
の係合が解除され、アンロック状態となり、助手席シー
ト１が回転できるようになっている。
ており、パーキングスイッチ４１にて変速レバー３１が
パーキングレンジにあることが検出されると、レバーコ
ントロール手段４４の変速操作阻止部材３４により変速
レバー３１がパーキングレンジから他のレンジへ操作で
きないようにロックされ、また、この状態では走行する
ことはできないので、シートロック装置２３により助手
席シート１において係合孔１１ｂと作動ロッド２３ａと
の係合が解除され、アンロック状態となり、助手席シー
ト１が回転できるようになっている。
【００１７】しかして、助手席シート１を前向き状態か
ら対座状態に回転させると、シート位置検出スイッチ２
１によって対座状態を検出して、変速操作阻止部材３３
によっても変速レバー３１がパーキングレンジにロック
され、二重ロックされることになる。
ら対座状態に回転させると、シート位置検出スイッチ２
１によって対座状態を検出して、変速操作阻止部材３３
によっても変速レバー３１がパーキングレンジにロック
され、二重ロックされることになる。
【００１８】従って、この状態では、ブレーキペダルを
踏込んでブレーキスイッチ４２がＯＮし、ブレーキラン
プ４３が点灯すると、アクチュエータ３７の動作により
変速操作阻止部材３４によるロックが解除されるが、も
う１つの変速操作阻止部材３３によるロックが解除され
ないので、変速レバー３１の操作（例えばパーキングレ
ンジから走行レンジへの操作）はできず、走行すること
はできない。
踏込んでブレーキスイッチ４２がＯＮし、ブレーキラン
プ４３が点灯すると、アクチュエータ３７の動作により
変速操作阻止部材３４によるロックが解除されるが、も
う１つの変速操作阻止部材３３によるロックが解除され
ないので、変速レバー３１の操作（例えばパーキングレ
ンジから走行レンジへの操作）はできず、走行すること
はできない。
【００１９】また、走行中は、変速レバー３１がパーキ
ングレンジ以外の位置にあることがパーキングスイッチ
４１にて検出されるので、助手席シート１がシートロッ
ク装置２３によって前向き状態にロックされ、助手席シ
ート１の回転操作が禁止され、対座状態に回転できない
ようになっている。なお、図５において、４３はブレー
キランプである。
ングレンジ以外の位置にあることがパーキングスイッチ
４１にて検出されるので、助手席シート１がシートロッ
ク装置２３によって前向き状態にロックされ、助手席シ
ート１の回転操作が禁止され、対座状態に回転できない
ようになっている。なお、図５において、４３はブレー
キランプである。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、上記のように、変速レバーが
停車レンジにあるときでなければ助手席シートを対座状
態にできないし、助手席シートが対座状態のときには、
変速レバーの停車レンジから走行レンジへの操作ができ
ないようにしたので、走行可能な状態での助手席シート
の対座状態への回転が禁止され、助手席シートの対座状
態での走行も禁止され、安全性が向上する。
停車レンジにあるときでなければ助手席シートを対座状
態にできないし、助手席シートが対座状態のときには、
変速レバーの停車レンジから走行レンジへの操作ができ
ないようにしたので、走行可能な状態での助手席シート
の対座状態への回転が禁止され、助手席シートの対座状
態での走行も禁止され、安全性が向上する。
【図１】 本発明の一実施例に係るフロントシートの回
転装置を示し、助手席シートの要部の正面図である。
転装置を示し、助手席シートの要部の正面図である。
【図２】 上記実施例に係る変速レバー付近の平面図で
ある。
ある。
【図３】 上記実施例に係る変速レバー付近の側面図で
ある。
ある。
【図４】 上記実施例に係る変速レバー付近の要部拡大
側面図である。
側面図である。
【図５】 上記実施例に係る全体制御系の説明図であ
る。
る。
１・・・・助手席シート ４・・・・回転テーブル ６・・・・回転ベース ２１・・・シート位置検出スイッチ ２３・・・シートロック装置 ３１・・・変速レバー ３３、３４・・・変速操作阻止部材 ４１・・・パーキングスイッチ
フロントページの続き (72)発明者 村松 健二 広島県安芸郡府中町新地３番１号 マツダ 株式会社内
Claims (5)
- 【請求項１】助手席シートが車体前方を向く前向き状態
と車体後方を向く対座状態とを取り得るフロントシート
の回転装置であって、 上記助手席シートに設けられ上記助手席シートの回転を
許容したり前向き状態でロックさせる回転コントロール
手段と、上記助手席シートの対座状態を検出するシート
位置検出手段と、変速レバーを停車レンジにてロックさ
せたり走行レンジへの変更を許容するレバーコントロー
ル手段と、変速レバーの変速位置を検出するレバー位置
検出手段と、上記シート位置検出手段及びレバー位置検
出手段の出力を受け変速レバーが停車レンジにあるとき
上記回転コントロール手段を制御して助手席シートを対
座状態へ回転可能とし、かつ助手席シートが対座状態に
あるとき上記レバーコントロール手段を制御して変速レ
バーの停車レンジから走行レンジへの操作を禁止する制
御手段とを備えることを特徴とする自動車用フロントシ
ートの回転装置。 - 【請求項２】助手席シートが車体前方を向く前向き状態
と車体後方を向く対座状態とを取り得るフロントシート
の回転装置であって、 停車レンジ位置と走行レンジ位置とを取り得る変速レバ
ーと、上記変速レバーが走行レンジ位置にあるときに
は、上記助手席シートが対座状態に回転できないよう助
手席シートの回転を禁止し、上記助手席シートが前向き
状態から回転し対座状態にあるときには、上記変速レバ
ーの停車レンジ位置から走行レンジ位置への操作を禁止
する制御手段とを備えることを特徴とする自動車用フロ
ントシートの回転装置。 - 【請求項３】助手席シートが車体前方を向く前向き状態
と車体後方を向く対座状態とを取り得るフロントシート
の回転装置であって、 上記助手席シートに設けられ上記助手席シートの回転を
許容したり前向き状態でロックさせる回転コントロール
手段と、停車レンジ位置と走行レンジ位置とを取り得る
変速レバーと、該変速レバーの停車レンジ位置から走行
レンジ位置への変速操作を禁止する変速操作阻止手段
と、上記変速レバーが走行レンジ位置にあるときには、
上記助手席シートが対座状態に回転できないよう助手席
シートの回転操作を禁止するよう上記回転コントロール
手段を制御する一方、上記助手席シートが前向き状態か
ら回転し対座状態にあるときには、上記変速レバーの停
車レンジ位置から走行レンジ位置への変速操作を禁止す
るよう変速操作阻止手段を制御する制御手段とを備える
ことを特徴とする自動車用フロントシートの回転装置。 - 【請求項４】助手席シートが車体前方を向く前向き状態
と車体後方を向く対座状態とを取り得るフロントシート
の回転装置であって、 停車レンジ位置と走行レンジ位置とを取り得る変速レバ
ーと、上記変速レバーが停車レンジ位置にあるときに
は、上記助手席シートが対座状態を取り得るよう上記助
手席シートの回転を許容し、上記助手席シートが前向き
状態から回転し対座状態にあるときには、上記変速レバ
ーの停車レンジ位置から走行レンジ位置への変速操作を
禁止する制御手段とを備えることを特徴とする自動車用
フロントシートの回転装置。 - 【請求項５】助手席シートが車体前方を向く前向き状態
と車体後方を向く対座状態とを取り得るフロントシート
の回転装置であって、 上記助手席シートに設けられ上記助手席シートの回転を
許容したり前向き状態でロックさせる回転コントロール
手段と、停車レンジ位置と走行レンジ位置とを取り得る
変速レバーと、該変速レバーの停車レンジ位置から走行
レンジ位置への変速操作を禁止する変速操作阻止手段
と、上記変速レバーが停車レンジ位置にあるときには、
助手席シートの対座状態への回転を許容するよう上記回
転コントロール手段を制御する一方、上記助手席シート
が前向き状態から回転し対座状態にあるときには、上記
変速レバーの停車レンジ位置から走行レンジ位置への変
速操作を禁止するよう変速操作阻止手段を制御する制御
手段とを備えることを特徴とする自動車用フロントシー
トの回転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9192948A JP3004608B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 自動車用フロントシートの回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9192948A JP3004608B2 (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 自動車用フロントシートの回転装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63227291A Division JP2971070B2 (ja) | 1988-09-09 | 1988-09-09 | 自動車用フロントシートの回転装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-07-18 JP JP9192948A patent/JP3004608B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
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| CN114701407A (zh) * | 2021-05-31 | 2022-07-05 | 长城汽车股份有限公司 | 调整车辆座椅的方法、装置及车辆 |
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