JPH1058979A - 自動車用ミラーブラケット - Google Patents
自動車用ミラーブラケットInfo
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- JPH1058979A JPH1058979A JP22559496A JP22559496A JPH1058979A JP H1058979 A JPH1058979 A JP H1058979A JP 22559496 A JP22559496 A JP 22559496A JP 22559496 A JP22559496 A JP 22559496A JP H1058979 A JPH1058979 A JP H1058979A
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- bracket
- locking
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- bracket body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トリム上端ラインが固着具操作用開口部に重
なる位置までくるデザインの車種においても、係止片部
を長くする必要がないとともに、カバー体の底辺側の係
止力も担保でき、相まって取り付け安定性を増大させる
ことができる自動車用ミラーブラケットを提供するこ
と。 【解決手段】 ブラケット本体とカバー体との間におい
て、カバー体の頂部側でスナップ結合手段、が配され、
カバー体の底辺部側で複数の係止手段が配されている自
動車用ミラーブラケット。係止手段は、カバー体11
9から下方へ突出する第一係止片部20と、ブラケット
本体7に形成された袋状係止受け部25とからなる第一
係止手段、及び、カバー体119から下方へ突出する
第二係止片部126と、ブラケット本体7のインサート
9をハーネス導入用孔115側へ突出させて形成した鉤
状係止受け部129とからなる第二係止手段からなる。
なる位置までくるデザインの車種においても、係止片部
を長くする必要がないとともに、カバー体の底辺側の係
止力も担保でき、相まって取り付け安定性を増大させる
ことができる自動車用ミラーブラケットを提供するこ
と。 【解決手段】 ブラケット本体とカバー体との間におい
て、カバー体の頂部側でスナップ結合手段、が配され、
カバー体の底辺部側で複数の係止手段が配されている自
動車用ミラーブラケット。係止手段は、カバー体11
9から下方へ突出する第一係止片部20と、ブラケット
本体7に形成された袋状係止受け部25とからなる第一
係止手段、及び、カバー体119から下方へ突出する
第二係止片部126と、ブラケット本体7のインサート
9をハーネス導入用孔115側へ突出させて形成した鉤
状係止受け部129とからなる第二係止手段からなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のフロントドア
に装備され、ドアミラー取付け体として使用される自動
車用ミラーブラケットに関する。ここでは、サッシュレ
スタイプのフロントドアを例に採り説明するが、サッシ
ュタイプのフロントドアに装着する場合も同様である。
に装備され、ドアミラー取付け体として使用される自動
車用ミラーブラケットに関する。ここでは、サッシュレ
スタイプのフロントドアを例に採り説明するが、サッシ
ュタイプのフロントドアに装着する場合も同様である。
【0002】
【従来の技術】自動車用ミラーブラケットとして、本願
発明者は、先に、下記構成のものを提案している(実開
平3−27975号参照)。当該発明は、ミラーブラケ
ットの成形時に型抜きの関係上必要であった貫通孔(風
切り音の車内側への侵入の一因となる)を形成する必要
をなくすための技術的思想である。
発明者は、先に、下記構成のものを提案している(実開
平3−27975号参照)。当該発明は、ミラーブラケ
ットの成形時に型抜きの関係上必要であった貫通孔(風
切り音の車内側への侵入の一因となる)を形成する必要
をなくすための技術的思想である。
【0003】ミラーブラケットは、図1〜4に示す如
く、フロントドア1におけるドア閉時のドアベルトライ
ン3とフロントピラー5との間のコーナー部を閉じる形
状のブラケット本体7と、該ブラケット本体7に埋設さ
れたインサート9が下方へ延設されて形成された取付け
脚部11とからなり、前記ブラケット本体7は、車内側
中央部に固着具操作用開口部13を有するようにインサ
ート9がエラストマー17で被覆されてなり、固着具操
作用開口部13を隠蔽するカバー体19がブラケット本
体7に取付けられている。なお、図1における図符号M
は、ドアミラー、図2におけるGは、ドアガラス、図3
における14は、ミラー取付け用ボルト孔である。
く、フロントドア1におけるドア閉時のドアベルトライ
ン3とフロントピラー5との間のコーナー部を閉じる形
状のブラケット本体7と、該ブラケット本体7に埋設さ
れたインサート9が下方へ延設されて形成された取付け
脚部11とからなり、前記ブラケット本体7は、車内側
中央部に固着具操作用開口部13を有するようにインサ
ート9がエラストマー17で被覆されてなり、固着具操
作用開口部13を隠蔽するカバー体19がブラケット本
体7に取付けられている。なお、図1における図符号M
は、ドアミラー、図2におけるGは、ドアガラス、図3
における14は、ミラー取付け用ボルト孔である。
【0004】カバー体19のブラケット本体7への取付
けは、図4に示す如く、カバー体19の頂部を、ブラケ
ット本体7のとの間に形成されたスナップ結合手段(ク
リップ21とクリップ係合穴23)で結合するととも
に、カバー体19の底辺側に形成された複数の係止片部
20、20を、係止片部20に対応してブラケット本体
17に形成された上方開口の袋状係止受け部25に挿入
することにより行う。そして、上記袋状係止受け部25
の前面部に上端側からの切欠き部25aを具備している
とともに、その後面部全体が壁部とされている。
けは、図4に示す如く、カバー体19の頂部を、ブラケ
ット本体7のとの間に形成されたスナップ結合手段(ク
リップ21とクリップ係合穴23)で結合するととも
に、カバー体19の底辺側に形成された複数の係止片部
20、20を、係止片部20に対応してブラケット本体
17に形成された上方開口の袋状係止受け部25に挿入
することにより行う。そして、上記袋状係止受け部25
の前面部に上端側からの切欠き部25aを具備している
とともに、その後面部全体が壁部とされている。
【0005】上記コーナピースは、通常、NBR/PV
Cポリブレンドを成形材料とし、一対の割り型を使用
し、インサート9を製品キャビティ10にセットして、
射出成形等により成形する(図5参照)。
Cポリブレンドを成形材料とし、一対の割り型を使用
し、インサート9を製品キャビティ10にセットして、
射出成形等により成形する(図5参照)。
【0006】この際、車外側附形型33には、車外側か
ら車内側に形成される袋状係止受け部25の穴部27を
附形するための凸柱部(二点鎖線)35を形成する必要
がない。袋状係止受け部25の前面部に上端側から切り
欠き部25aを有するため、ブラケット本体の車内側面
附形型31に、袋状係止受け部25の穴部を附形する凸
部31a(離型時無理抜きとなる。)を形成しても、離
型時、袋状係止受け部25が無理抜きにより破れること
がほとんどないためである。
ら車内側に形成される袋状係止受け部25の穴部27を
附形するための凸柱部(二点鎖線)35を形成する必要
がない。袋状係止受け部25の前面部に上端側から切り
欠き部25aを有するため、ブラケット本体の車内側面
附形型31に、袋状係止受け部25の穴部を附形する凸
部31a(離型時無理抜きとなる。)を形成しても、離
型時、袋状係止受け部25が無理抜きにより破れること
がほとんどないためである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そして、ドアベルトラ
イン3上に取り付けられるトリム上端ラインLが固着具
操作用開口部13に重なる位置までくるデザインの要請
がある(図3参照)。
イン3上に取り付けられるトリム上端ラインLが固着具
操作用開口部13に重なる位置までくるデザインの要請
がある(図3参照)。
【0008】このデザインの車種の場合、当然、カバー
体はトリム上端ラインから下方が存在しない形状となる
ため、上記従来のカバー体の取り付け構造を適用しよう
とすると、袋状係止受け部に挿入係止させる係止片部を
長くする必要がある。また、袋状係止受け部がエラスト
マー材料のみで形成されているとともに上端側から切欠
き部を具備するため、係止力が不十分となり易い。係止
片部が長くなることと、係止力の不十分さと相まって、
カバー体の取り付け安定性に欠けるおそれがあった。
体はトリム上端ラインから下方が存在しない形状となる
ため、上記従来のカバー体の取り付け構造を適用しよう
とすると、袋状係止受け部に挿入係止させる係止片部を
長くする必要がある。また、袋状係止受け部がエラスト
マー材料のみで形成されているとともに上端側から切欠
き部を具備するため、係止力が不十分となり易い。係止
片部が長くなることと、係止力の不十分さと相まって、
カバー体の取り付け安定性に欠けるおそれがあった。
【0009】本発明は、上記にかんがみて、トリム上端
ラインLが固着具操作用開口部に重なる位置までくるデ
ザインの車種においても、係止片部を長くする必要がな
いとともに、カバー体の底辺側の係止力も担保でき、相
まって取り付け安定性を増大させることができる自動車
用ミラーブラケットを提供することを目的とする。
ラインLが固着具操作用開口部に重なる位置までくるデ
ザインの車種においても、係止片部を長くする必要がな
いとともに、カバー体の底辺側の係止力も担保でき、相
まって取り付け安定性を増大させることができる自動車
用ミラーブラケットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために、鋭意開発する過程で、固着具操作用開
口部には、ハーネス導通用孔が形成されていることに着
眼して(昨今のミラーブラケットは、通常、電動ミラー
を取付けるためである。)、下記構成の自動車用ミラー
ブラケットに想到した。
解決するために、鋭意開発する過程で、固着具操作用開
口部には、ハーネス導通用孔が形成されていることに着
眼して(昨今のミラーブラケットは、通常、電動ミラー
を取付けるためである。)、下記構成の自動車用ミラー
ブラケットに想到した。
【0011】フロントドアにおけるドア閉時のドアベル
トラインとフロントピラーまたはフロントサッシュとの
間のコーナー部を閉じる略三角形状のブラケット本体
と、該ブラケット本体に埋設されたインサートが下方へ
延設されて形成された取付け脚部とからなり、ブラケッ
ト本体は、車内側中央部に固着具操作用開口部を有する
ようにインサートがエラストマーで被覆されてなり、固
着具操作用開口部はハーネス導入用孔を備え、更に、固
着具操作用開口部を隠蔽するカバー体がブラケット本体
に取付けられた構成の自動車用ミラーブラケットであっ
て、ブラケット本体とカバー体との間において、カバー
体の頂部側でスナップ結合手段が配され、カバー体の底
辺部側で複数の係止手段が配され、該係止手段は、少な
くとも一つづつの第一係止手段と第二係止手段を含み、
第一係止手段は、カバー体の底辺部から下方へ突出する
第一係止片部と、該第一係止片部に対応してブラケット
本体に形成された上方開口の袋状係止受け部とからなる
ものであり、袋状係止受け部は、その前面部に上端側か
らの切欠き部を具備するとともに、その後面部全体が壁
部とされており、第二係止手段は、カバー体の底辺部か
ら下方へ突出する第二係止片部と、該第二係止片部に対
応してブラケット本体のインサートをハーネス導入用孔
側へ突出させ車内側に引き起こし形成した鉤状係止受け
部とからなるものである、ことを特徴とする。
トラインとフロントピラーまたはフロントサッシュとの
間のコーナー部を閉じる略三角形状のブラケット本体
と、該ブラケット本体に埋設されたインサートが下方へ
延設されて形成された取付け脚部とからなり、ブラケッ
ト本体は、車内側中央部に固着具操作用開口部を有する
ようにインサートがエラストマーで被覆されてなり、固
着具操作用開口部はハーネス導入用孔を備え、更に、固
着具操作用開口部を隠蔽するカバー体がブラケット本体
に取付けられた構成の自動車用ミラーブラケットであっ
て、ブラケット本体とカバー体との間において、カバー
体の頂部側でスナップ結合手段が配され、カバー体の底
辺部側で複数の係止手段が配され、該係止手段は、少な
くとも一つづつの第一係止手段と第二係止手段を含み、
第一係止手段は、カバー体の底辺部から下方へ突出する
第一係止片部と、該第一係止片部に対応してブラケット
本体に形成された上方開口の袋状係止受け部とからなる
ものであり、袋状係止受け部は、その前面部に上端側か
らの切欠き部を具備するとともに、その後面部全体が壁
部とされており、第二係止手段は、カバー体の底辺部か
ら下方へ突出する第二係止片部と、該第二係止片部に対
応してブラケット本体のインサートをハーネス導入用孔
側へ突出させ車内側に引き起こし形成した鉤状係止受け
部とからなるものである、ことを特徴とする。
【0012】
【発明の作用・効果】本発明の自動車用ミラーブラケッ
トは、カバー体の取付け態様が、「ブラケット本体とカ
バー体との間において、カバー体の頂部側でスナップ結
合手段を配し、カバー体の底辺部側で複数の係止手段を
配し;係止手段は、少なくとも一つづつの第一係止手段
と第二係止手段を含み;第一係止手段は、カバー体の底
辺部から下方へ突出する第一係止片部と、該第一係止片
部に対応してブラケット本体に形成された上方開口の袋
状係止受け部とからなるものであり、袋状係止受け部
は、その前面部に上端側からの切り欠き部を具備すると
ともに、その後面部全体が壁部とされており;第二係止
手段は、カバー体の底辺部から下方へ突出する第二係止
片部と、該第二係止片部に対応してブラケット本体のイ
ンサートをハーネス導入用孔側へ突出させ車内側に引き
起こし形成した鉤状係止受け部とからなるものである」
構成により担うため、下記のような作用・効果を奏す
る。
トは、カバー体の取付け態様が、「ブラケット本体とカ
バー体との間において、カバー体の頂部側でスナップ結
合手段を配し、カバー体の底辺部側で複数の係止手段を
配し;係止手段は、少なくとも一つづつの第一係止手段
と第二係止手段を含み;第一係止手段は、カバー体の底
辺部から下方へ突出する第一係止片部と、該第一係止片
部に対応してブラケット本体に形成された上方開口の袋
状係止受け部とからなるものであり、袋状係止受け部
は、その前面部に上端側からの切り欠き部を具備すると
ともに、その後面部全体が壁部とされており;第二係止
手段は、カバー体の底辺部から下方へ突出する第二係止
片部と、該第二係止片部に対応してブラケット本体のイ
ンサートをハーネス導入用孔側へ突出させ車内側に引き
起こし形成した鉤状係止受け部とからなるものである」
構成により担うため、下記のような作用・効果を奏す
る。
【0013】本発明の自動車用ミラーブラケットは、ト
リム上端ラインが固着具操作用開口部に重なる位置まで
くるデザインの車種においても、係止片部を長くする必
要がないとともに、カバー体の底辺側の係止力も担保で
き、相まって取り付け安定性を増大させることができ
る。
リム上端ラインが固着具操作用開口部に重なる位置まで
くるデザインの車種においても、係止片部を長くする必
要がないとともに、カバー体の底辺側の係止力も担保で
き、相まって取り付け安定性を増大させることができ
る。
【0014】即ち、鉤状係止受け部は、固着具操作用開
口部内に形成されたハーネス導入孔内に突出して形成さ
せるため、係止片部も相対的に短くできる。
口部内に形成されたハーネス導入孔内に突出して形成さ
せるため、係止片部も相対的に短くできる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、主
として、図6〜8に基づいて説明する。従来例と実体的
に同一な部分については、同一図符号を付して、それら
の説明の全部または一部を省略する。また、新規部分の
図符号については、三桁数字とした(従来例との対応部
分は下二桁を合致させてある。)図符号を付した。ここ
では、ミラーブラケットとして、スピーカ取り付けタイ
プを例に採り説明するが、これに限られるものではな
い。
として、図6〜8に基づいて説明する。従来例と実体的
に同一な部分については、同一図符号を付して、それら
の説明の全部または一部を省略する。また、新規部分の
図符号については、三桁数字とした(従来例との対応部
分は下二桁を合致させてある。)図符号を付した。ここ
では、ミラーブラケットとして、スピーカ取り付けタイ
プを例に採り説明するが、これに限られるものではな
い。
【0016】(1) 本実施形態のミラーブラケットは、下
記基本的構成を有する。
記基本的構成を有する。
【0017】フロントドア1におけるドア閉時のドアベ
ルトライン3とフロントピラー5またはフロントサッシ
ュとの間のコーナー部を閉じる略三角形状のブラケット
本体7と、該ブラケット本体7に埋設されたインサート
9が下方へ延設されて形成された取付け脚部11とから
なる。
ルトライン3とフロントピラー5またはフロントサッシ
ュとの間のコーナー部を閉じる略三角形状のブラケット
本体7と、該ブラケット本体7に埋設されたインサート
9が下方へ延設されて形成された取付け脚部11とから
なる。
【0018】ブラケット本体7は、車内側中央部に固着
具操作用開口部13を有するように板金製のインサート
9がエラストマー17で被覆されてなり、固着具操作用
開口部13はハーネス導入用孔115を備えている。な
お、略三角形の固着具操作用開口部13には、ミラー取
り付け用ボルト孔14が各頂部付近に形成されている。
なお、116は、スピーカ取付け用ボルト、118はス
ピーカ回転防止ガイド孔である。
具操作用開口部13を有するように板金製のインサート
9がエラストマー17で被覆されてなり、固着具操作用
開口部13はハーネス導入用孔115を備えている。な
お、略三角形の固着具操作用開口部13には、ミラー取
り付け用ボルト孔14が各頂部付近に形成されている。
なお、116は、スピーカ取付け用ボルト、118はス
ピーカ回転防止ガイド孔である。
【0019】更に、固着具操作用開口部13の上方側を
隠蔽するカバー体119がブラケット本体7に取付けら
れる。このカバー体119は、スピーカ突出孔122を
備えている。
隠蔽するカバー体119がブラケット本体7に取付けら
れる。このカバー体119は、スピーカ突出孔122を
備えている。
【0020】(2) ブラケット本体7とカバー体119と
の間において、カバー体119の頂部側でスナップ結合
手段21、23が配され、カバー体119の底辺部側で
複数(図例では2個)の係止手段20、25及び12
6、129が配されている。
の間において、カバー体119の頂部側でスナップ結合
手段21、23が配され、カバー体119の底辺部側で
複数(図例では2個)の係止手段20、25及び12
6、129が配されている。
【0021】ここで、スナップ結合手段は、カバー体1
19側に形成されたクリップ21と、クリップ係合穴2
3とからなる。このスナップ結合手段は、前述の従来に
おけるものと同じである。
19側に形成されたクリップ21と、クリップ係合穴2
3とからなる。このスナップ結合手段は、前述の従来に
おけるものと同じである。
【0022】該係止手段は、第一係止手段と第二係止手
段とからなる。
段とからなる。
【0023】第一係止手段は、カバー体119の底辺部
から下方へ突出する第一係止片部20と、該第一係止片
部20に対応してブラケット本体7に形成された上方開
口の袋状係止受け部25とからなる。袋状係止受け部2
5は、その前面部に上端側からの切欠き部25aを具備
するとともに、その後面部全体が壁部とされている。こ
の第一係止手段の構成は、従来におけるものと同じであ
るが、形成位置が、固着具操作用開口部13の底辺側左
方に形成されている。また、第一係止片部20は、袋状
係止受け部25の側方をガイドするガイド片部124が
形成され、ガイド片部124と第一係止片部20との間
にガイド溝部124aを具備するようになっている。
から下方へ突出する第一係止片部20と、該第一係止片
部20に対応してブラケット本体7に形成された上方開
口の袋状係止受け部25とからなる。袋状係止受け部2
5は、その前面部に上端側からの切欠き部25aを具備
するとともに、その後面部全体が壁部とされている。こ
の第一係止手段の構成は、従来におけるものと同じであ
るが、形成位置が、固着具操作用開口部13の底辺側左
方に形成されている。また、第一係止片部20は、袋状
係止受け部25の側方をガイドするガイド片部124が
形成され、ガイド片部124と第一係止片部20との間
にガイド溝部124aを具備するようになっている。
【0024】第二係止手段は、カバー体119の底辺部
から下方へ突出する第二係止片部126と、該第二係止
片部126に対応してブラケット本体7のインサート9
をハーネス導入用孔115側へ突出させ車内側に引き起
こし形成された鉤状係止受け部129とからなるもので
ある。
から下方へ突出する第二係止片部126と、該第二係止
片部126に対応してブラケット本体7のインサート9
をハーネス導入用孔115側へ突出させ車内側に引き起
こし形成された鉤状係止受け部129とからなるもので
ある。
【0025】具体的には、第二係止片部126は、必然
的ではないが、取付け安定性の見地から両側にガイドリ
ブ130を備えている。また、鉤状係止受け部129
は、必然的ではないが、がたつき防止(取付け安定性の
見地)及び剛体同志接触による異音発生防止のために、
エラストマー材料で被覆されている。これにより、第二
係止片部126が、カバー体119及びエラストマー1
7を介して、ブラケット本体7(インサート9)と鉤状
係止受け部129との間で挟持的に保持される結果とな
る(図8参照)。この結果、ブラケット本体7のエラス
トマー17にカバー体119の周縁が密着する。
的ではないが、取付け安定性の見地から両側にガイドリ
ブ130を備えている。また、鉤状係止受け部129
は、必然的ではないが、がたつき防止(取付け安定性の
見地)及び剛体同志接触による異音発生防止のために、
エラストマー材料で被覆されている。これにより、第二
係止片部126が、カバー体119及びエラストマー1
7を介して、ブラケット本体7(インサート9)と鉤状
係止受け部129との間で挟持的に保持される結果とな
る(図8参照)。この結果、ブラケット本体7のエラス
トマー17にカバー体119の周縁が密着する。
【0026】なお、必然的ではないが、取付け安定性及
びガタツキ防止の見地から、固着具操作用開口部の斜辺
側及び底辺側には、第一・第二ガイドリブ141、14
3が形成されている。
びガタツキ防止の見地から、固着具操作用開口部の斜辺
側及び底辺側には、第一・第二ガイドリブ141、14
3が形成されている。
【0027】次に、上記ミラーブラケットの使用態様を
説明する。
説明する。
【0028】(1) 通常、ブラケットをフロントドア1に
取付け脚部11を介してねじ止め等の手段により取付け
る。その後、スピーカ(図示せず)を取付けボルト11
6を介して取付けると共に、ミラーMを取付けボルト孔
14を介して取付ける。
取付け脚部11を介してねじ止め等の手段により取付け
る。その後、スピーカ(図示せず)を取付けボルト11
6を介して取付けると共に、ミラーMを取付けボルト孔
14を介して取付ける。
【0029】そして、カバー体119のブラケット本体
7への取付けは、第一係止片部20及び第二係止片部1
26を、夫々上方から袋状係止受け部25及び鉤状係止
受け部129に下死点位置まで差し込んだ後、カバー体
119の頂部側をブラケット本体7側に押し付けて行
う。すると、クリップ21がクリップ係合穴23にスナ
ップ結合して、カバー体119は安定してブラケット本
体7に取付けられる。
7への取付けは、第一係止片部20及び第二係止片部1
26を、夫々上方から袋状係止受け部25及び鉤状係止
受け部129に下死点位置まで差し込んだ後、カバー体
119の頂部側をブラケット本体7側に押し付けて行
う。すると、クリップ21がクリップ係合穴23にスナ
ップ結合して、カバー体119は安定してブラケット本
体7に取付けられる。
【0030】逆に、ミラーやスピーカが損傷した場合に
おいて、カバー体119を取り外す必要が生じた場合
は、上記とは逆に、カバー体119の頂部側を手前へ強
制的に引っ張ってスナップ結合を解除した後、カバー体
119を上方へ引き上げれば、第一・第二係合手段の係
合が解除され、簡単にカバー体119を取り外すことが
できる。
おいて、カバー体119を取り外す必要が生じた場合
は、上記とは逆に、カバー体119の頂部側を手前へ強
制的に引っ張ってスナップ結合を解除した後、カバー体
119を上方へ引き上げれば、第一・第二係合手段の係
合が解除され、簡単にカバー体119を取り外すことが
できる。
【図1】本発明を適用するミラーブラケットの装着態様
斜視図である。
斜視図である。
【図2】同じくミラーブラケットの装着時の位置関係説
明図である。
明図である。
【図3】従来例の自動車用ミラーブラケットを車内側か
ら見た立面図である。
ら見た立面図である。
【図4】ミラーブラケットの従来例を示す部分断面図で
ある。
ある。
【図5】ミラーブラケットを成形するための金型におけ
る袋状係止部成形部位を示す部分断面図である。
る袋状係止部成形部位を示す部分断面図である。
【図6】本発明の自動車用ミラーブラケットの車内側か
ら見た立面図である。
ら見た立面図である。
【図7】本発明のカバー体をブラケット本体に取付ける
ための拡大説明図である。
ための拡大説明図である。
【図8】本発明の第二係止手段に係止態様を示す部分拡
大断面図である(図6のVIII−VIII線部位)。
大断面図である(図6のVIII−VIII線部位)。
1…フロントドア 3…ドアベルトライン 5…フロントピラー 7…ブラケット本体 9…インサート 11…取付け脚部、 13…固着具操作用開口部、 19、119…カバー体、 20…第一係止片部(第一係止手段) 21…クリップ(スナップ結合手段) 23…クリップ係合孔(スナップ結合手段) 25…袋状係止受け部(第一係止手段) 25a…袋状係止受け部の上端切り欠部 126…第二係止片部(第二係止手段) 129…鉤状係止受け部(第二係止手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 フロントドアにおけるドア閉時のドアベ
ルトラインとフロントピラーまたはフロントサッシュと
の間のコーナー部を閉じる略三角形状のブラケット本体
と、該ブラケット本体に埋設されたインサートが下方へ
延設されて形成された取付け脚部とからなり、前記ブラ
ケット本体は、車内側中央部に固着具操作用開口部を有
するようにインサートがエラストマーで被覆されてな
り、前記固着具操作用開口部はハーネス導入用孔を備
え、更に、前記固着具操作用開口部を隠蔽するカバー体
が前記ブラケット本体に取付けられた構成の自動車用ミ
ラーブラケットであって、 前記ブラケット本体と前記カバー体との間において、前
記カバー体の頂部側でスナップ結合手段が配され、前記
カバー体の底辺部側で複数の係止手段が配され、 該係止手段は、少なくとも一つづつの第一係止手段と第
二係止手段を含み、 前記第一係止手段は、前記カバー体の底辺部から下方へ
突出する第一係止片部と、該第一係止片部に対応して前
記ブラケット本体に形成された上方開口の袋状係止受け
部とからなるものであり、 前記袋状係止受け部は、その前面部に上端側からの切り
欠き部を具備するとともに、その後面部全体が壁部とさ
れており、 前記第二係止手段は、前記カバー体の底辺部から下方へ
突出する第二係止片部と、該第二係止片部に対応して前
記ブラケット本体のインサートを前記ハーネス導入用孔
側へ突出させ車内側に引き起こし形成された鉤状係止受
け部とからなるものである、 ことを特徴とする自動車用ミラーブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22559496A JP3211675B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 自動車用ミラーブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22559496A JP3211675B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 自動車用ミラーブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1058979A true JPH1058979A (ja) | 1998-03-03 |
JP3211675B2 JP3211675B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=16831775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22559496A Expired - Fee Related JP3211675B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 自動車用ミラーブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211675B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2975352A1 (fr) * | 2011-05-16 | 2012-11-23 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de positionnement relatif d'un module de retroviseur et d'un support. |
DE102021132896A1 (de) | 2021-12-14 | 2023-06-15 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeugtür und Verfahren zur Montage einer derartigen Kraftfahrzeugtür |
-
1996
- 1996-08-27 JP JP22559496A patent/JP3211675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2975352A1 (fr) * | 2011-05-16 | 2012-11-23 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Dispositif de positionnement relatif d'un module de retroviseur et d'un support. |
DE102021132896A1 (de) | 2021-12-14 | 2023-06-15 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Kraftfahrzeugtür und Verfahren zur Montage einer derartigen Kraftfahrzeugtür |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3211675B2 (ja) | 2001-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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