JPH1058882A - 書類綴具 - Google Patents

書類綴具

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JPH1058882A
JPH1058882A JP22492196A JP22492196A JPH1058882A JP H1058882 A JPH1058882 A JP H1058882A JP 22492196 A JP22492196 A JP 22492196A JP 22492196 A JP22492196 A JP 22492196A JP H1058882 A JPH1058882 A JP H1058882A
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JP22492196A
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Inventor
Chuzo Mori
忠三 森
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KARL JIMUKI KK
CARL Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
KARL JIMUKI KK
CARL Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書類を綴じた時の紙綴帯の両端の固定が外れ
ないようにして、綴じられた書類の取扱性を向上すると
共に、部品点数を少なくして、安価な書類綴具を得るこ
と。 【解決手段】 紙押え板9に紙綴帯を挿通するための紙
綴帯挿通孔11を設けると共に、紙押え板9の表面に突起
12、12′を設け、紙綴帯に突起12、12′が嵌入する係合
孔を設け、書類にあけた綴孔および紙綴帯挿通孔11を通
した紙綴帯の両端部を曲げて係合孔に突起12、12′を嵌
入し、紙綴帯の両端を紙押え板9に固定する。これによ
り、書類を綴じた時の紙綴帯の両端の固定が外れないよ
うにして、綴じられた書類の取扱を向上すると共に、部
品点数を少なくして大量生産を可能にし、安価な書類綴
具を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、書類綴具の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の書類綴具を図23に示して説明す
る。この書類綴具は紙押え板1と紙綴帯2とで主に構成
されている。紙押え板1の両縁には、その両縁を折り曲
げて形成したガイド溝3が設けられており、このガイド
溝3にガイドされて移動可能に紙綴帯固定部材4が設け
られている。そして、紙押え板1には紙綴帯挿通孔5が
あけられている。図24は多数枚重ねられた書類Pを綴じ
ている状態を示しており、紙綴帯2を書類Pにあけた綴
孔8および紙綴帯挿通孔5に通し、この紙綴帯2を押え
込むようにして、紙綴帯固定部材4をストッパ7で止ま
るまでスライドし、切り起こし6と紙綴帯固定部材4と
の間で紙綴帯2の両端を固定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の書類綴具に
おいて、書類を綴じた状態の紙綴帯の両端は紙綴帯固定
部材によって押し込むようにして固定されているだけで
あるので、綴じられた書類を見開きして作業をしている
間に、紙綴帯の両端の固定が緩み、書類の厚さが厚く紙
綴帯の両端の固定代が短い場合には、紙綴帯の両端の固
定が外れて取扱の点で問題があり、また綴力が緩んだ状
態で書類の見開き作業をすると、書類が綴孔から切れる
ことがあり、取扱の点で問題がある。
【0004】また、書類の見開きをしやすくするため
に、紙の綴力を緩くした場合も同様に、紙綴帯の両端の
固定代を短くするので、紙綴帯の両端の固定が外れ易く
なり、実質的には見開きを容易にすることができず、取
扱の点で改良すべき問題がある。また、この書類綴具は
紙押え板と紙綴帯固定部材の二つの部品が必要であるの
で、これら部品の加工および組付に多くの工数がかかる
という問題がある。
【0005】本発明は書類を綴じた時の紙綴帯の両端の
固定が外れないようにして、綴じられた書類の取扱性を
向上すると共に、部品点数を少なくして大量生産可能な
書類綴具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、請求項1の記載から把握される本発明に係る手段
は、書類に綴孔をあけて、この綴孔に紙綴帯を通し、該
紙綴帯の両端を紙押え板で固定して、書類を綴じるよう
にした書類綴具において、前記紙押え板に前記紙綴帯を
挿通するための紙綴帯挿通孔を設けると共に、紙押え板
の表面に突起を設け、前記紙綴帯に該突起が嵌入する係
合孔を設けたことを特徴とする。
【0007】次に請求項2の記載から把握される手段
は、紙押え板の表面に設けた突起の平面形状を長方形に
したことを特徴とする。
【0008】次に、各請求項の記載から把握される発明
によって、課題がどのように解決されるかについて説明
する。先ず、請求項1の記載から把握される本発明にお
いて、紙押え板に紙綴帯を挿通するための紙綴帯挿通孔
を設けると共に、紙押え板の表面に突起を設け、前記紙
綴帯に該突起が嵌入する係合孔を設けたので、書類にあ
けた綴孔および紙綴帯挿通孔を通した紙綴帯の両端部を
曲げて係合孔に突起を嵌入し、紙綴帯の両端を紙押え板
に固定することができる。
【0009】次に、請求項2の記載から把握される本発
明において、紙押え板の表面に設けた突起の平面形状を
長方形にしたので、書類を閉じた時に発生する紙綴帯の
引っ張り力に対する突起の強度を高くし、紙綴帯端部の
固定をより確実にすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、請求項1の記載から把握さ
れる本発明の実施の形態は次の通りである。図21に示す
ように書類Pに綴孔をあけて、この綴孔に紙綴帯10を通
し、紙綴帯10の両端を紙押え板9で固定して、書類Pを
綴じるようにした書類綴具であって、図1に示すよう
に、紙押え板9に紙綴帯10を挿通するための紙綴帯挿通
孔11を設けると共に、図2にも示すように紙押え板9の
表面に紙押え板9の長手方向に複数の突起12を設け、一
方において紙綴帯9には図9に示すように、突起12が嵌
入する係合孔13を設ける。
【0011】次に請求項2の記載から把握される本発明
の実施の形態は、図1に示すように、紙押え板9の表面
に設けた突起12の平面形状を長方形にする。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例について説明する。図
1において、紙押え板9には図21に示す書類Pにあけら
れた綴孔の間隔にほぼ等しい間隔L1 で、紙綴帯挿通孔
11があけられており、この紙綴帯挿通孔11の両側であっ
て、紙押え板9の長手方向に複数の突起12および12′が
設けられている。この突起12および12′の平面形状は図
1に示すように、紙押え板9の長手方向に細長い長方形
になっている。また、本実施例では紙綴帯挿通孔11を挟
んで突起12と12′を設けているが、この突起は12または
12′のどちらか一方であってもよい。
【0013】また、突起12および12′を設けている範囲
であって、紙押え板9の両縁には壁面14が形成されてい
る。この壁面14は図3に示すように、紙綴帯10の厚さt
(図10参照)よりも幾分高い高さH1 になっており、壁
面14間の幅W1 は紙綴帯10の幅W2 (図9参照)に等し
いか幾分広い幅になっている。また、突起12および12′
が設けられていない範囲の壁面14′の高さは壁面14より
も低くなっている。突起12および12′は図4に示すよう
に角部15が丸くなっていて、紙綴帯にあけた係合孔13に
嵌入し易くしている。また、図5に示すように、突起12
および12′の一方の角部15(紙綴帯挿通孔11から離れた
側)にアンダカット部16を形成するようにしてもよい。
【0014】図6は紙押え板の他の実施例であり、図1
に示した実施例と違う点は、この紙押え板17の両縁には
図1に示した紙押え板9のように壁面14および14′が設
けられておらず、また、突起18には図7および図8に示
すように、アンダカット部19が設けられている。このよ
うに、図1に示した紙押え板9のように壁面14および1
4′を設けないようにすることにより、突起18および1
8′の側面にアンダカット部19を容易に成形加工するこ
とができる。その他の部分については図1に示した紙押
え板9と同じであるので、同一部分には同一符号を付し
てその説明は省略する。
【0015】図9において、紙綴帯10は基部20の両側に
幅W2 の帯部21が設けられており、この帯部21には図1
に示した突起12および12′、図6に示した突起18および
18′が嵌入される係合孔13があけられている。基部20の
長さL1 は図1および図6における紙綴帯挿通孔11の間
隔L1 にほぼ等しい長さになっている。また、図10に示
すように、帯部21の一方に係合孔13をあけ、他方の帯部
21には突起22を設けて、紙押え板9または17を省略し、
図10に示す紙綴帯10′を使用して、図17に示すように、
一方の帯部21に設けた係合孔13に他方の帯部21に設けた
突起22を嵌入して、帯部21の端部を固定するようにして
もよい。
【0016】図11は図9に示した紙綴帯10の基部20がな
い幅W2 の紙綴帯体23であり、図1および図6に示した
突起12、12′および18、18′が嵌入される係合孔13があ
けられている。また、図12に示すフランジ付き紙綴帯体
24は端部にフランジ25を有しており、図1および図6に
示した突起12、12′および18、18′が嵌入される係合孔
13があけられている。そして、幅はW2 である。図13に
示す紙押え板体26の両側には、挿通孔27が設けられてお
り、その間隔L1 は図1および図6に示した紙押え板
9、17にあけた紙綴帯挿通孔11の間隔L1 と同じであ
る。なお、紙押え板9および17、紙綴帯10、紙綴帯体2
3、24、紙押え板体26は、合成樹脂などの柔軟性のある
材料を使用する。
【0017】このように構成した本実施例の作用につい
て、次に説明する。図14に示す使用態様は図11に示した
紙綴帯体23を使用したものである。この紙綴帯体23を使
用する場合には、書類Pの両面に紙押え板9または17を
使用し、紙綴帯体23を書類Pにあけた綴孔8に通し、紙
押え板9または17にあけた紙綴帯挿通孔11に通して、係
合孔13に突起12または18を嵌入して、紙綴帯体23の両端
を固定する。したがってこの紙綴帯体23を使用した場合
には、書類Pの両面に使用した紙押え板をどちらからで
も外すことができるので、図14において、書類P1 を差
し替えるときにはP1 側の紙押え板を外して差し替えれ
ば良く、また書類P2 を差し替える場合には書類P2 側
の紙押え板を外して、書類P2 を差し替えることがで
き、その取扱を容易にすることができる。
【0018】また、紙綴帯体23の他の使用態様として、
図19に示すように二本の紙綴帯体23を、紙押え板9また
は17の紙綴帯挿通孔11に通して、一方の紙綴帯体23の係
合孔13を突起12または18に嵌合し、他方の紙綴帯体23の
係合孔13を突起12′または18′に嵌合する。そして、書
類P1 側の突起12′または18′から紙綴帯体23の端部を
外し、書類P2 側の突起12または18から紙綴帯体23の端
部を外して、図20に示すように書類P1 とP2 を分ける
ことにより、分離された書類P1 、P2 の綴孔8に紙綴
帯体23を挿通した状態で分離することができる。これに
より、分離された書類P1 およびP2 がばらばらの状態
にならないで、書類を差し替えることができ、その取扱
を容易にすることができ。
【0019】次に、図15に示す使用態様は図9に示した
紙綴帯10を使用したものである。この紙綴帯10を使用す
る場合には書類Pの片側面に紙押え板9または17を使用
し、紙綴帯10の基部20との間で書類を挟むようにする。
そして、紙綴帯10の帯部21を書類Pにあけた綴孔8に通
し、紙押え板9または17にあけた紙綴帯挿通孔11に通し
て、係合孔13に突起12または18を嵌入して、紙綴帯体23
の両端を固定する。
【0020】次に、図16に示す使用態様は図12に示した
紙綴帯体24を使用したものである。この紙綴帯体24を使
用する場合には、書類Pの片側面に紙押え板9または17
を使用し、書類Pの他の面に図13に示す紙押え板体26を
使用する。そして、紙綴帯体24を紙押え板体26にあけた
挿通孔27、書類Pにあけた綴孔8および紙押え板9また
は17にあけた紙綴帯挿通孔11に通して、係合孔13に突起
12または18を嵌入して、紙綴帯体24の端部を固定し、紙
押え板9または17と紙押え板体26との間で書類Pを挟持
する。
【0021】また、この紙綴帯体24の他の使用態様とし
て図18に示すようにファイル28の紙綴帯取付部29にあけ
た通し孔30に、紙綴帯体24を図のようにくぐらせるよう
にして取り付け、図16に示すように書類Pの綴孔8に紙
綴帯体24を挿通し、紙押え板9または17にあけた紙綴帯
挿通孔11に通して、係合孔13に突起12または18を嵌入
し、紙綴帯体24の端部を固定し、紙押え板9または17と
紙綴帯取付部29との間で書類Pを挟持する。
【0022】このように、紙押え板9または17を共通に
して、紙綴帯10、紙綴帯体23、24を選択することによ
り、各種の目的に合わせた使用をすることができる。上
記各使用態様において、紙押え板9、17に紙綴帯10、2
3、24を挿通するための紙綴帯挿通孔11を設けると共
に、紙押え板9、17の表面に紙押え板9、17の長手方向
に複数の突起12、12′または18、18′を設け、紙綴帯1
0、紙綴帯体23、24に係合孔13を設けたので、書類Pに
あけた綴孔8および紙綴帯挿通孔11を通した紙綴帯10、
紙綴帯体23、24の両端部を曲げて係合孔13に突起12、1
2′または18、18′を嵌入し、紙綴帯10、紙綴帯体23、2
4の両端を紙押え板9、または17に固定することができ
る。
【0023】また、紙押え板9、17の表面に設けた突起
12、12′または18、18′の平面形状を長方形にしたの
で、書類Pを綴じた時に発生する紙綴帯10、紙綴帯体2
3、24の引っ張り力に対する突起12、12′または18、1
8′の強度を高くし、紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部
の固定をより確実にすることができる。また、紙綴帯1
0、紙綴帯体23、24にあけた係合孔13も長方形になるの
で、まる孔に比べて紙綴帯10、紙綴帯体23、24にかかる
引っ張り力よる局部的な応力を少なくし、紙綴帯10、紙
綴帯体23、24によって書類Pを強い力で綴じることがで
きる。
【0024】また、上記各種の使用態様において、紙押
え板9を使用した場合には次の通りの作用がある。図1
および図3において、突起12および12′が設けられてい
る範囲に壁面14を形成し、壁面の高さH1 を紙綴帯10、
紙綴帯体23、24の肉厚tに等しいかそれよりも幾分高く
し、壁面14間の間隔W1 を紙綴帯10、紙綴帯体23、24の
幅W2 に等しいかそれよりも幾分狭くしたので、係合孔
13に突起12、12′を嵌入し、紙綴帯10、紙綴帯体23、24
の端部を固定した時に、紙綴帯10、紙綴帯体23、24の側
縁が壁面14の間に挟まれた状態で保持されて、係合孔13
と突起12または12′との間の係合を保持して、紙綴帯1
0、紙綴帯体23、24の端部の固定をより確実にすると共
に、紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部を紙押え板9に密
着した状態で保持することができるので、紙綴帯10、紙
綴帯体23、24の端部が浮き上がることがなく、書類P表
面からの突出を少なくして、書棚などへの保管スペース
を少なくすることができる。
【0025】そして、紙綴帯挿通孔11の両側に突起12と
12′を設けることにより、図21に示すように紙綴帯10、
紙綴帯体23、24の端部を突起12側に曲げて係合孔13に突
起12を嵌入して固定した場合には、紙綴帯10、紙綴帯体
23、24の端部が紙押え板9から外れた状態になって、書
類Pの表面から浮き上がっているので、紙綴帯10、紙綴
帯体23、24の端部をつまんで、係合孔13と突起12との係
合を容易に外すことができ、その取扱を容易にすること
ができる。
【0026】また、逆に紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端
部を突起12′側に曲げて係合孔13に突起12′を嵌入して
紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部を固定した場合には、
紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部が紙押え板9に密着し
ていて、紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部をつまんで係
合孔13から突起12′を外しにくくなっており、例えば書
類を長期間保存するような場合に適している。また、そ
の端部をつまんで係合孔13から突起12′を外す場合に
は、この部分の壁面14′の高さが低くなっているので、
比較的容易に外すことができる。
【0027】また、図5に示すように、突起12および1
2′の紙綴帯挿通孔11から離れた側にアンダカット部16
を設けた場合に、書類Pを綴じた状態の紙綴帯10、紙綴
帯体23、24にかかる引っ張り力によって、係合孔13がア
ンダカット部16に引っかかることになり、紙綴帯10、紙
綴帯体23、24の端部をより確実に固定することができ
る。また、図3に示した壁面14によって紙綴帯10、紙綴
帯体23、24の側縁を保持し、あるいは図5に示すように
突起12および12′にアンダカット部16を設けて紙綴帯1
0、紙綴帯体23、24の固定を確実しているので、図4に
示すように突起12および12′の角部15に丸みを付けて、
係合孔13への嵌入を容易にし、一旦係合孔13に突起12お
よび12′が嵌入した後においては、係合孔13から突起12
および12′が抜けることはない。
【0028】次に、図6に示した紙押え板17を使用した
場合の作用について説明する。紙押え板17に設けた突起
18および18′の側面には、図8に示すようにアンダカッ
ト部19が設けられているので、紙綴帯10、紙綴帯体23、
24にあけた係合孔13に突起18および18′が嵌入された状
態では、紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部が抜けにくく
なり、紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部をより確実に固
定することができる。また、この実施例の場合も同様
に、紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部を突起18側に曲げ
て固定した時の作用および突起18′側に曲げて紙綴帯1
0、紙綴帯体23、24の端部を固定した場合の作用は、図
1に示した紙押え板9と同じであるので、その説明は省
略する。
【0029】このように、紙綴帯10、紙綴帯体23、24の
端部の固定を確実にすることができるので、書類Pを見
開きして作業していても綴力が緩むことはなく、綴孔8
から書類Pが切れるのを防止すると共に、図22に示すよ
うに紙綴帯10、紙綴帯体23、24による書類Pの綴力を緩
くして紙綴帯10、紙綴帯体23、24の端部を固定し、書類
Pの見開きを十分にして綴じられた書類Pの事務作業を
容易にすることができる。
【0030】上記説明は突起12、12′および18、18′の
平面形状が長方形のものについて行ったが、紙綴帯10、
紙綴帯体23、24の端部を固定する点において、これら突
起の平面形状が円形の円柱状の突起にしてもその作用は
同じである。
【0031】
【発明の効果】以上詳述した通り、請求項1の記載に基
づいて、発明の詳細な説明から把握される本発明によれ
ば、紙押え板に紙綴帯を挿通するための紙綴帯挿通孔を
設けると共に、紙押え板の表面に突起を設け、前記紙綴
帯に突起が嵌入する係合孔を設け、書類にあけた綴孔お
よび紙綴帯挿通孔を通した紙綴帯の両端部を曲げて係合
孔に突起を嵌入し、紙綴帯の両端を紙押え板に固定する
ので、書類を綴じた時の紙綴帯の両端の固定が外れない
ようにして、綴じられた書類の取扱を向上すると共に、
部品点数を少なくして大量生産を可能にし、安価な書類
綴具を得ることができる。
【0032】次に、請求項2の記載に基づいて、発明の
詳細な説明から把握される本発明によれば、紙押え板の
表面に設けた突起の平面形状を長方形にし、書類を綴じ
た時に発生する紙綴帯の引っ張り力に対する突起の強度
を高くし、紙綴帯端部の固定をより確実にしたので、書
類を綴じた時の紙綴帯の両端の固定が外れないようにし
て、その取扱を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である紙押え板の平面図であ
る。
【図2】図1のA−A線における縦断面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図2の突起を拡大して示した図である。
【図5】図2の突起の他の実施例を拡大して示した図で
ある。
【図6】本発明の紙押え板の他の実施例の平面図であ
る。
【図7】図6の正面図である。
【図8】図6の側面を拡大して示した図である。
【図9】本発明の紙綴帯の平面図である。
【図10】本発明の紙綴帯の他の実施例の正面図である。
【図11】本発明の紙綴帯の他の実施例の平面図である。
【図12】本発明の紙綴帯の他の実施例の平面図である。
【図13】本発明にかかる紙押え板体の平面図である。
【図14】図11に示した紙綴帯体の使用態様を示す図であ
る。
【図15】図9に示す紙綴帯の使用態様を示す図である。
【図16】図12に示す紙綴帯体の使用態様を示す図であ
る。
【図17】図10に示す紙綴帯の使用態様を示す図である。
【図18】図12に示す紙綴帯体の使用態様を示す図であ
る。
【図19】図11に示した紙綴帯体の使用態様を示す図であ
る。
【図20】図19の使用態様において、書類を分離した状態
を示す斜視図である。
【図21】本発明にかかる書類綴具の使用態様を示す斜視
図である。
【図22】本発明にかかる書類綴具を使用して書類を見開
きしている状態を示す図である。
【図23】従来の書類綴具の斜視図である。
【図24】図23の書類綴具によって書類を閉じている状態
の要部を拡大して示した図である。
【符合の説明】
9 紙押え板 10 紙綴帯 11 紙綴帯挿通孔 12 突起 13 係合孔 14 壁面 16 アンダカット部 17 紙押え板 18 突起 19 アンダカット部 20 基部 21 帯部 22 突起 23 紙綴帯体 24 フランジ付き紙綴帯体 25 フランジ 26 紙押え板体 27 挿通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書類に綴孔をあけて、この綴孔に紙綴帯
    を通し、該紙綴帯の両端を紙押え板で固定して、書類を
    綴じるようにした書類綴具において、前記紙押え板に前
    記紙綴帯を挿通するための紙綴帯挿通孔を設けると共
    に、紙押え板の表面に突起を設け、前記紙綴帯に該突起
    が嵌入する係合孔を設けたことを特徴とする書類綴具。
  2. 【請求項2】 紙押え板の表面に設けた突起の平面形状
    を長方形にした請求項1に記載の書類綴具。
JP22492196A 1996-08-27 1996-08-27 書類綴具 Pending JPH1058882A (ja)

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