JPH1058691A - インクジェットプリンタの噴射装置及び噴射方法 - Google Patents

インクジェットプリンタの噴射装置及び噴射方法

Info

Publication number
JPH1058691A
JPH1058691A JP9187879A JP18787997A JPH1058691A JP H1058691 A JPH1058691 A JP H1058691A JP 9187879 A JP9187879 A JP 9187879A JP 18787997 A JP18787997 A JP 18787997A JP H1058691 A JPH1058691 A JP H1058691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
chamber
thin film
heating chamber
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9187879A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3063971B2 (ja
Inventor
Byung-Sun Ahn
秉善 安
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH1058691A publication Critical patent/JPH1058691A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3063971B2 publication Critical patent/JP3063971B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14016Structure of bubble jet print heads
    • B41J2/14032Structure of the pressure chamber
    • B41J2/14064Heater chamber separated from ink chamber by a membrane
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/07Ink jet characterised by jet control

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れ,噴射速度も向上させることが
可能なインクジェットプリンタの噴射装置及び噴射方法 【解決手段】 ヒータ部15からの伝熱によりインクチ
ャンバ17内のインクに体積変化を生じさせ,その開口
部20からインクDを押し出し,バックリング作用によ
り,インク滴Eを噴射させる噴射装置のインクチャンバ
17のヒータ側に,可撓性を有しヒータ部15からの伝
熱により熱膨張可能な薄膜24を介して,ヒータ部15
からの伝熱により熱膨張可能な流体が格納される加熱チ
ャンバ23を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェットプリ
ンタの噴射装置及び噴射方法に係り,特に個別電極に伝
達された電気的エネルギーによりヒータ部を加熱し,そ
の熱により熱膨張する液体を用いて薄膜を流動させ,前
記薄膜の流動によりインクをメディアに噴射させるイン
クジェットプリンタの噴射装置及び噴射方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず,図4を参照しながら,一般のイン
クジェットプリンタの構成及び動作原理について説明す
る。
【0003】図示のように,CPU10は,プリンタイ
ンタフェースを介してコンピュータ(図示せず)から所
定の印刷信号が入力され,印刷動作に必要な初期設定値
及びシステム動作に必要なデータ値を格納するEPRO
M11内のシステムプログラムを読み出して,解釈,実
行し,そのプログラム内容に応じて,印刷動作に必要な
制御信号を出力する。ROM12には,制御に必要なプ
ログラム及び多数のフォントが格納されており,RAM
13には,システム動作時のデ−タが一時的に格納され
る。ASIC回路部20には,CPU10の制御に必要
な殆どのロジック回路が具体化され,CPU10と周辺
機能部との間のデ−タ伝送を実行している。ヘッドドラ
イバ30は,ASIC回路20から伝送されるCPU1
0の制御信号に応じて,インクカートリッジ31の駆動
を制御し,メインモータドライバ40は,メインモータ
41を駆動して,インクカートリッジ31のノズル部分
が空気に露出することを防止するように機能し,キャリ
ッジモータ駆動回路50は,キャリジリターン駆動モー
タ51の動作を制御し,さらにラインフィード駆動回路
60は,ステッピングモータを主として用いて,給紙及
び排紙を行うようにラインフィードモータ61の駆動を
制御している。
【0004】コンピュータからプリンタインタフェース
を通してプリンタに入力された印刷信号は,CPU10
の制御信号に応じて各モータドライバ40,50,60
などを駆動して印字を行う。この際,インクカートリッ
ジ31は多数個の開口部を有するノズルから微細なイン
ク滴を噴射させドットを形成させる方式が用いられてい
る。
【0005】次に,インク滴を形成するインクカートリ
ッジ31の構成についてさらに詳しく説明する。
【0006】図5は,インクカートリッジの構造を示し
た断面図であって,容器の外面をなすケ−ス1内には,
スポンジに吸入されているインク2が貯蔵され,そのそ
の下方部にインク噴射部3が形成されている。
【0007】図6は,図5に示したインク噴射部の拡大
断面図である。図示のように,インク噴射部には,イン
ク内に混入した不純物を除去するためのフィルタ32
と,フィルタ32により濾過されたインクを貯蔵するイ
ンクスタンバイチャンバ33と,そのインクスタンバイ
チャンバ33内のインクをインク加熱ヒータ部及びイン
クチャンバが形成されたチップ35に供給するインクバ
イア34と,インクバイア34から伝達された加熱ヒー
タ部(図示せず)のインクをメディアに噴射させるため
の多数個の開口部が設けられたノズルプレート36より
構成されている。
【0008】図7はには,図6に示したインク噴射部の
E−E軸を断面としてA側から見た平断面図が示されて
いる。図中,インクバイア34から複数のインクチャネ
ル37を介して,多数個の開口部を有するノズルプレー
ト36とチップ35との間に形成されるインクチャンバ
37にインクが供給される。インクチャンバ37には,
電気的接続手段38を介して電気的エネルギーが供給さ
れており,制御信号に応じて適宜インク滴を噴射する。
【0009】図8は,図7に示すインク噴射部のF−F
軸を断面としてB側から見た拡大断面図である。図示の
ように,シリコン(Si)基板101上には,酸化膜処
理により酸化膜(SiO2)102が形成され,その酸
化膜の上部に電気的エネルギーが供給されて発熱するレ
ジスタ層103が形成され,レジスタ層103の上部に
は第1及び第2電極104a,104bが形成されてい
る。さらに,第1及び第2電極104a,104bとレ
ジスタ層103を覆うように,多層構造の保護層106
が形成されて,第1及び第2電極104a,104bと
レジスタ層103がインクと直接接触して,化学変化に
より腐食や変形が生じないように保護している。そし
て,保護層106の上部にインクチャンバ107が形成
され,その内部のインクは,ヒータ部105からの伝熱
によりバブルを生じる。また,このインクチャンバ10
7にはインクバイア34(図7)からインクを供給する
インクチャネル108が連通しており,このインクチャ
ネル108の流路は,保護層106の上に形成されるイ
ンクバリヤ109により規定される。そして,インクチ
ャンバ107の上部には多数の開口部110を有するノ
ズルプレート111が形成されており,この開口部11
0から,インクチャンバ107で発生するバブルによる
体積変化に応じて押し出されたインクが噴射される。
【0010】なお,ノズルプレート111と加熱ヒータ
105は相互に干渉しないように一定距離を開けて配置
されている。また,一対の電極104a,104bは,
外部から電気的エネルギーを供給可能なように端子バン
パ(図示せず)と接続されている。この端子バンパに
は,ヘッド制御部から適宜信号が送られ,所望の位置の
ノズル開口部からインクを噴射させることができる。
【0011】次に,上記のような構成を有する従来のイ
ンク噴射装置の噴射方法を,図9を参照しながら説明す
る。まず,不図示のコンピュータからプリンタインタフ
ェースを介して印刷指令を受けると,CPU10は対応
する制御指令をヘッドドライバ30に送り,印字を形成
したい位置にある一対の電極104a,104bに電気
的エネルギーを供給する。その結果,ヒータ部105が
電気的な抵抗熱,すなわちP=I2Rにより一定時間の
ジュール熱相当分発熱する。このようにして,例えば,
このヒータ部105の表面は,略500℃〜550℃ま
で加熱され,その熱が上部にある複数の保護層106に
伝達される。
【0012】すると,熱はさらに保護層106と相互湿
着しているインクに伝達されるが,その際に,ヒータ部
105における蒸気圧及び蒸気圧バブルの分布Cは,図
9に示すように,ヒータ部105の中心を対称軸として
中心部が最高に現れる。このように,かかる伝熱により
インクが加熱されて,蒸気圧バブルが形成され,この蒸
気圧バブルによりヒータ部105の上部のインクに体積
変化が生ずる。そして,この体積変化によりノズルプレ
ート111の開口部110からインクが外部に押し出さ
れる。
【0013】この時点で,二つの電極104a,104
bへの電気的エネルギーの供給を遮断すると,瞬間的に
ヒータ部105が冷却され,膨張した蒸気圧バブルが収
縮し,それに応じてインクが再び正常形態に復元しよう
とする。ところが,膨張してノズルプレートの開口部か
ら外部に押し出されたインクは,表面張力などの作用に
よりインク滴を形成し,紙などの印刷媒体に向けって噴
射され,所望の像を形成する。その結果,噴射されたイ
ンクに相当する体積分だけ内部圧力が降下し,新しいイ
ンクがインク貯蔵筒からインクバイアを介して再充填さ
れる。
【0014】ここで,上記のような従来のインク噴射装
置を用いた噴射方法には,以下のような問題点があっ
た。
【0015】第1に,インクを噴射させるために高熱を
用いてバブルを形成するので,インク成分に熱的変化が
生じ,また,バブルによる衝撃波で素子の内部寿命が短
縮し,印刷の質が劣化することがあった。これは高品質
の印刷を求めるユーザの不満の原因ともなっていた。
【0016】第2に,インクとレジスタ層103及び一
対の電極104a,104bが保護層106を中間媒体
として接合されているので,電気的に相互反応し,ヒー
タ部105と二つの電極104,104’の境界層でイ
オンの相互移動による腐食が発生し,ヘッドの寿命が縮
まることがあった。
【0017】第3に,インクを含有しているインクバリ
ヤ内でバブルを発生させるので,そのバブルの衝撃によ
りインク再充填のためのサイクルタイムが長くなるとい
う問題もあった。
【0018】第4に,インク滴の形状,直進性,円形
性,滴量の均一性などが,不確定に形成されるバブルの
形状に依存しているので,バブルの出来次第に応じて,
プリント品質に影響を与えることがあった。
【0019】かかる問題点を解決するために改善された
噴射装置による噴射方式が,米国特許第4,480,2
59号に記載されているが,以下,かかる噴射装置につ
いて,図10を参照しながら,簡単に説明する。図10
に示すように,ノズルプレート206には,インク噴射
のためのオリフィスとして機能する開口部206aが設
けられている。またノズルプレート206の反対側には
ゴムシリコン材質の可橈性の薄膜204が形成されてお
り,インクバリヤ205と共にインクを一時的に貯蔵す
る空間であるインクチャンバ207を形成している。薄
膜204の下には,二つの電極202a,202bと抵
抗203が配置される。なお,抵抗203は,二つの電
極202a,202bに挟持されるように配置される。
【0020】一方,薄膜204と抵抗203の表面間の
表面粗さにより形成される第2空間208には,毛細管
現象を用いて所定の液体が供給されている。電極202
a,202bにより抵抗203に伝達される電圧パルス
は,第2空間208内の液体を加熱し蒸発させる。その
結果,この蒸気圧により可撓性の弾性体である薄膜20
4が変形する。かかる薄膜204の変形により,その上
部のインクチャンバ207内に体積変化が生じる。そし
て,この体積変化により,インクチャンバ207内のイ
ンクが,ノズルをなす開口部206aから外部に噴射さ
れる。
【0021】上記噴射装置では,インクの噴射は,薄膜
204の熱変形によるのではなく,抵抗203と薄膜2
04の二つの表面が相互直接に接している状態で,表面
粗さにより形成される第2空間208内に流入された液
体の蒸気圧バブルに起因する薄膜204の弾性変形によ
り行われる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところが,上記改良さ
れた噴射装置では,薄膜204が可撓性のゴムシリコン
から構成されているため,熱伝導性が低い。したがっ
て,熱の発散が効果的に行われず,膨張後に元に復帰す
るための所要時間が長くかかり,またそれに応じてイン
ク供給速度も遅くなるので,全体的にプリント速度が遅
くなるという問題があった。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来のイ
ンクジェットプリンタの噴射装置及び噴射方法が有する
問題点に鑑みてなされたものであり,その目的は,イン
クチャンバを,熱伝導性の高い金属物質である薄膜フィ
ルムを用いるとともに,その薄膜フィルムにより加熱抵
抗と絶縁性バリヤとを分離するように構成することによ
り,インクの噴射速度を向上させることが可能な,新規
かつ改良されたインクジェットプリンタの噴射装置及び
噴射方法を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の第1の観点によれば,電気的エネルギーの
供給により発熱するヒータ部からの伝熱によりインクチ
ャンバ内のインクに体積変化を生じさせて,インクチャ
ンバの開口部からインク滴を押し出し,電気的エネルギ
ーの遮断によるインクチャンバ内の体積変化によりイン
ク滴を噴射させるように構成された,インクジェットプ
リンタの噴射装置が提供される。そして,このインクジ
ェットプリンタの噴射装置は,請求項1に記載のよう
に,インクチャンバのヒータ側には,可撓性を有する薄
膜を介して,前記ヒータ部からの伝熱により熱膨張可能
な流体が格納される加熱チャンバが形成されていること
を特徴としている。かかる構成によれば,ヒータ部の発
熱により加熱チャンバ内の流体が熱膨張し,薄膜を変形
させ,インクチャンバのインクに体積変化を生じさせ,
バックリングによりインク滴を噴射させることができ
る。
【0025】さらに,加熱チャンバ内の流体は,請求項
2に記載のように,熱伝導性の高いフッ素化合物である
ことが好ましい。
【0026】さらに,薄膜は,請求項3に記載のよう
に,一面が加熱チャンバをシールするとともに,他面は
インクチャンバ内のインクと接しているように構成する
ことが好ましい。
【0027】さらにまた,請求項4に記載のように,ヒ
ータ部への電気的エネルギーを遮断することにより,加
熱チャンバからの伝熱が中断されるとともにインクチャ
ンバ内のインクにより冷却される薄膜を加熱チャンバ側
へ移動させることにより,インクチャンバ内に圧力降下
を生じさせ,その圧力降下によりインクチャンバ内に新
たなインクが供給されるように構成されることが好まし
い。
【0028】さらにまた,請求項5に記載のように,加
熱チャンバ内に流体を注入するための注入口は,薄膜に
よりシールされるように構成することが好ましい。
【0029】さらにまた,請求項6に記載のように,イ
ンクチャンバ内のインクに接触する部分と加熱チャンバ
に接する部分とが熱変化に対する収縮率の差を有してお
り,伝熱の中断による冷却時に,慣性力によりある一定
範囲で急激に加熱チャンバ方向に弾性力を持って変形す
るような薄膜を使用することが好ましい。
【0030】さらにまた,請求項7に記載のように,A
g,Al,Cd,Cs,K,Li,Mg,Mn,Na,
Znから成る群から選択された一または二以上の材料を
含む複合材料から成る薄膜を用いても良い。
【0031】さらにまた,請求項8に記載のように,金
属と有機物との合成物質から構成される薄膜を用いても
良い。
【0032】さらにまた,加熱チャンバ内の流体は,請
求項9に記載のように,液体,または気体,または液体
と気体との混合物とすることができる。
【0033】上記課題を解決するために,本発明の第2
の観点によれば,電気的エネルギーの供給により発熱す
るヒータ部からの伝熱によりインクチャンバ内のインク
に体積変化を生じさせて,インクチャンバの開口部から
インクを押し出し,電気的エネルギーの遮断によるイン
クチャンバ内の体積変化によりインク滴を噴射させるイ
ンクジェットプリンタの噴射方法が提供される。そし
て,このインクジェットプリンタの噴射方法は,請求項
10に記載のように,インクチャンバを可撓性を有する
薄膜により開口部側の第1チャンバとヒータ部側の第2
チャンバに分割し,第2チャンバ内にヒータ部からの伝
熱により熱膨張する流体を格納し,その流体をヒータ部
により加熱または冷却することにより,薄膜を介してイ
ンクチャンバ内に体積変化を生じさせ,その体積変化に
より前記開口部からインク滴を噴射することを特徴とし
ている。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に,添付図面を参照しなが
ら,本発明に基づいて構成されるインクジェットプリン
タの噴射装置及び噴射方法の好適な実施形態について詳
細に説明する。
【0035】図1は,本発明にかかる噴射装置の好適な
一実施例にかかる拡大断面図である。なお,本明細書に
おいて,同一の機能構成を有する構成要素については同
一の番号を付することにより重複説明を省略することに
する。
【0036】図1に示すように,シリコン(Si)基板
層11の上に酸化膜処理により酸化膜(SiO2)12
が形成され,さらにその上部にレジスタ層13が形成さ
れる。このレジスタ層13の上には,対をなし各電極に
相異なる極性の電気的エネルギーを供給可能な電極14
a,14bが配される。そして,レジスタ層13は,こ
れらの電極14a,14bを介して電気的エネルギーが
供給されることにより発熱し,上部に形成される保護層
16とともにヒータ部15を形成している。なお,保護
層16は,レジスタ層13及び保護層16を覆って,そ
れらの表面が空気との酸化接触により腐食したり,変形
するのを防止するための多層構造の保護層である。さら
に,保護層16の上部には,保護層16の一部を覆っ
て,ヒータ部15の上部に加熱チャンバ23を成す一定
空間を形成する絶縁層22が配される。この加熱チャン
バ23は可撓性の薄膜24により閉鎖空間を形成してい
る。また,薄膜24の上部にはインクバリヤ19が配さ
れ,このインクバリヤ19により加熱チャンバ23の上
方にインクチャンバ17が形成されている。さらに,イ
ンクバリヤ19の上部には,インクチャンバ17に対応
する位置に開口部20を有するインクプレート21が配
されている。
【0037】かかる構成により,加熱チャンバ23内に
充填された流体(液体及び気体を含む)が,ヒータ部1
5から発生する熱により熱膨張して,蒸気圧バルブを発
生させることにより,インクチャンバ17に相当する部
分の可撓性薄膜24に撓みを生じさせ,さらに,後述す
るようにインクチャンバ17内に体積変化を生じさせ
て,ノズルプレート21の開口部20から所定のインク
を噴射させることができる。なお,インクバリヤ19
は,不図示のインクバイアから供給されるインクの供給
路を成す不図示のインクチャネルの流路も規定してい
る。また,一対の電極14a,14bには電気的コネク
タ手段25を介して相異なる極性の電気的エネルギーを
供給することが可能なように構成されている。
【0038】薄膜24は,例えば,Ag,Al,Cd,
Cs,K,Li,Mg,Mn,Na,Znなどの材料が
含有される薄膜フィルムから構成することができる。ま
た,場合によって,上記金属材料と他の有機物材料との
合成物質から構成することにより,耐久性をの延長する
ことも可能である。
【0039】加熱チャンバ23内に,充填される液体と
しては,蒸気圧が高く熱伝導性に優れたフッ素化合物の
ような溶液を使用することができる。また加熱チャンバ
23には,その内部に液体を注入するための注入口(図
示せず)が形成されているが,薄膜はかかる注入口をシ
ールするように貼設されている。
【0040】以上説明したように,本実施の形態にかか
る噴射装置によれば,図5〜図10に関連して説明した
従来の噴射装置のインクチャンバ107,207に相当
する領域(以下,インクチャンバ領域という。)が,薄
膜24を介してインクチャンバ17と加熱チャンバ13
に分離されて構成されている。このように,薄膜24を
用いてインクチャンバ領域を分離することにより,ヒー
タ部105によりインクを加熱する従来の方式による問
題点を解決するためである。すなわち,上記のように所
定の流体が充填される加熱チャンバ23を介することに
より,インクチャンバ17内のインクとヒータ部15と
の直接接触に起因する腐食を防止するとともに,蒸気圧
生成後のインク噴射による衝撃からヒータ部15を効果
的に保護することができる。
【0041】次に,上記構成を有する本実施の形態にか
かるインクジェットプリンタの噴射装置による動作につ
いて,図2及び図3を参照しながら説明する。
【0042】まず,図2には,二つの電極14a,14
bに電源を印加した時の状態が示されている。所望の位
置,すなわち印刷を行うために設定された位置に印字を
形成するために,ヘッドドライバ(図示せず)で該当電
極に電気的信号として電気的エネルギーを供給する。す
なわち,該当する二つの電極14a,14bに対応する
電気的コネクタ25を導通させて,両電極14a,14
bに相異なる極性の電気的エネルギーを供給する。
【0043】供給された電気的エネルギーにより,ヒー
タ部15が発熱し,その熱が加熱チャンバ23内の流体
を通して熱膨張性の高い金属複合材料から成る薄膜24
に伝達される。これにより,薄膜は長手方向に膨張され
るとともに,加熱チャンバ23内の密閉空間内で熱膨張
した蒸気圧が薄膜114をインクチャンバ19方向に押
し出すように撓ませる。その結果,薄膜24の押圧力に
より,インクチャンバ17内のインクは,ノズルプレー
ト11に形成された開口部20側に押し出される。すな
わち,加熱チャンバ113内の液体及び気体が熱により
膨張し,その圧力(P1)が最初の圧力(P0),すな
わち電源が印加されてない時の圧力より大きくなるため
に,薄膜24がインクチャンバ17方向に押し出され
る。
【0044】このように開口部20から押し出されたイ
ンク滴は,図3に示したように,二つの電極14a,1
4bに供給されていた電気的エネルギーを遮断すると,
紙などの印刷媒体に向かって分離される。
【0045】その際,熱伝導性の良好な薄膜24は,上
部のインクを介して冷却されるとともに,加熱チャンバ
23内に充填された熱伝導性の良好な流体を介して基板
上の金属層により冷却される。また,薄膜24は,加熱
チャンバ側の急速な冷却により,ある時点で,インクチ
ャンバ側から加熱チャンバ側に体積変形を起こす。この
結果,インクチャンバ17内に吸入力が発生し,新たな
インクがインクチャネル(図示せず)を介して供給され
る。これをバックリング現象と呼ぶ。
【0046】すなわち,加熱チャンバ23内の流体の熱
膨張に応じて変形した薄膜24により開口部20から押
し出されたインク滴は,二つの電極14a,14bへの
電気エネルギーの遮断と,それに伴う加熱チャンバ13
の温度低下及び薄膜14の冷却変形により,インクチャ
ンバ17内に発生する吸入力に反発するように開口部1
10から分離されて,印刷媒体方向に噴射される。
【0047】ここで,薄膜24の上方部,すなわちイン
クチャンバ17に面している部分は,インクチャンバ1
7内のインクに接触しているので,熱を失いやすく,元
の状態に復帰しようとする慣性力が大きい。これに対し
て,薄膜114の下方部,すなわち加熱チャンバ113
側に面している部分は,相対的に元の状態に復帰しよう
とする弾性力が小さい。かかる差異は,インクと接する
部分と加熱チャンバと接する部分が熱変化に対する収縮
率に差異を有しているためである。
【0048】従って,加熱チャンバ23内の圧力(P
2)は,二つの電極14a,14bに印加される電源が
遮断されると,当初の加熱チャンバ23の圧力(P0)
より小さくなり,一定範囲で急激に逆方向(加熱チャン
バ23方向)に変形する。また,仮に,電源遮断時の加
熱チャンバ23の圧力(P2)が当初の加熱チャンバ2
3の圧力(P0)よりも大きくても,薄膜24の弾性力
が作用して,一定範囲で急激に逆方向(加熱チャンバ2
3方向)に変形する。かかる動作により,インクチャン
バ17内に吸入力が生じ,開口部20から押し出された
インク滴Eは表面張力などの作用により,インクチャン
バ17内のインクから分離し,紙などの印刷媒体方向に
噴射される。
【0049】以上,添付図面を参照しながら,本発明の
好適な実施形態にかかるインクジェットプリンタの噴射
装置及び噴射方法について説明したが,本発明はかかる
例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に
記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例ま
たは修正例に想到し得ることは明らかであり,それらに
ついても当然に本発明の技術的範囲に含まれるものと了
解される。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように,本発明によれば,加
熱チャンバ内の液体の熱膨張による蒸気圧を調節して薄
膜の変形によりインクを噴射することにより,インクと
ヒータ部とを相互に分離させて,インクと保護膜の接触
による腐食を防止することが可能であり,さらに,従来
のように,バブルジェットの際に生じる衝撃により保護
膜が損傷されることを効果的に防止することが可能であ
り,高品質の印刷を確保することができる。
【0051】また,インクチャンバと接する薄膜の長手
方向への圧縮力により加熱チャンバ側に急激な変形が生
じるので,インクの噴射速度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるインクジェット
プリンタの噴射装置の拡大断面図である。
【図2】本発明にかかるインクジェットプリンタの噴射
装置の動作状態を示す説明図である。
【図3】本発明にかかるインクジェットプリンタの噴射
装置の動作状態を示す説明図である。
【図4】従来のインクジェットプリンタの概略構成を示
すブロック図である。
【図5】図4に示すインクジェットプリンタのインクカ
ートリッジの概略的な断面図である。
【図6】従来のインクジェットプリンタのインクカート
リッジのヘッド部の拡大断面図である。
【図7】図6のヘッド部のE−E軸を断面としてA側か
ら見た噴射装置の平断面図である。
【図8】図7のヘッド部のF−F軸を基準としてB側か
ら見た噴射装置の拡大断面図である。
【図9】従来の技術によるインク噴射方式を示す例示図
である。
【図10】改善された従来の技術による噴射装置のノズ
ルプレート部である。
【符号の説明】 11 シリコン基板 12 酸化膜 13 レジスタ層 14a,14b 電極 15 ヒータ部 16 保護層 17 インクチャンバ 19 インクバリヤ 20 開口部 21 ノズルプレート 22 絶縁層 23 加熱チャンバ 24 薄膜 25 電気的接続装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的エネルギーの供給により発熱する
    ヒータ部からの伝熱によりインクチャンバ内のインクに
    体積変化を生じさせて,インクチャンバの開口部からイ
    ンク滴を押し出し,電気的エネルギーの遮断によるイン
    クチャンバ内の体積変化によりインク滴を噴射させるよ
    うに構成された,インクジェットプリンタの噴射装置に
    おいて:前記インクチャンバのヒータ側には,可撓性を
    有する薄膜を介して,前記ヒータ部からの伝熱により熱
    膨張可能な流体が格納される加熱チャンバが形成されて
    いることを特徴とする,インクジェットプリンタの噴射
    装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱チャンバ内の流体は熱伝導性の
    高いフッ素化合物であることを特徴とする,請求項1に
    記載のインクジェットプリンタの噴射装置。
  3. 【請求項3】 前記薄膜は,一面が加熱チャンバをシー
    ルするとともに,他面はインクチャンバ内のインクと接
    していることを特徴とする,請求項1または2に記載の
    インクジェットプリンタの噴射装置。
  4. 【請求項4】 前記ヒータ部への電気的エネルギーを遮
    断することにより,前記加熱チャンバからの伝熱が中断
    されるとともに前記インクチャンバ内のインクにより冷
    却される前記薄膜を前記加熱チャンバ側へ移動させるこ
    とにより,前記インクチャンバ内に圧力降下を生じさ
    せ,その圧力降下により前記インクチャンバ内に新たな
    インクが供給されることを特徴とする,請求項1,2ま
    たは3のいずれかに記載のインクジェットプリンタの噴
    射装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱チャンバ内に流体を注入するた
    めの注入口は薄膜によりシールされることを特徴とす
    る,請求項1,2,3または4のいずれかに記載のイン
    クジェットプリンタの噴射装置。
  6. 【請求項6】 前記薄膜は,前記インクチャンバ内のイ
    ンクに接触する部分と前記加熱チャンバに接する部分と
    が熱変化に対する収縮率の差を有しており,伝熱の中断
    による冷却時に,慣性力によりある一定範囲で急激に前
    記加熱チャンバ方向に弾性力を持って変形するものであ
    ることを特徴とする,請求項1に記載のインクジェット
    プリンタの噴射装置。
  7. 【請求項7】 前記薄膜は,Ag,Al,Cd,Cs,
    K,Li,Mg,Mn,Na,Znから成る群から選択
    された一または二以上の材料を含む複合材料から成るこ
    とを特徴とする,請求項1,2,3,4,5または6の
    いずれかに記載のインクジェットプリンタの噴射装置。
  8. 【請求項8】 前記薄膜は,金属と有機物との合成物質
    から構成されることを特徴とする,請求項1,2,3,
    4,5,6または7のいずれかに記載のインクジェット
    プリンタの噴射装置。
  9. 【請求項9】 前記加熱チャンバ内の流体は,液体,ま
    たは気体,または液体と気体との混合物であることを特
    徴とする,請求項1,2,3,4,5,6,7または8
    のいずれかに記載のインクジェットプリンタの噴射装
    置。
  10. 【請求項10】 電気的エネルギーの供給により発熱す
    るヒータ部からの伝熱によりインクチャンバ内のインク
    に体積変化を生じさせて,インクチャンバの開口部から
    インクを押し出し,電気的エネルギーの遮断によるイン
    クチャンバ内の体積変化によりインク滴を噴射させるイ
    ンクジェットプリンタの噴射方法において:前記インク
    チャンバを可撓性を有する薄膜により前記開口部側の第
    1チャンバと前記ヒータ部側の第2チャンバに分割し,
    前記第2チャンバ内に前記ヒータ部からの伝熱により熱
    膨張する流体を格納し,前記流体を前記ヒータ部により
    加熱または冷却することにより,前記薄膜を介して前記
    インクチャンバ内に体積変化を生じさせ,その体積変化
    により前記開口部からインク滴を噴射することを特徴と
    する,インクジェットプリンタの噴射方法。
JP9187879A 1996-06-27 1997-06-27 インクジェットプリンタの噴射装置及び噴射方法 Expired - Lifetime JP3063971B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019960024617A KR100189155B1 (ko) 1996-06-27 1996-06-27 잉크젯 프린터의 분사 장치 및 분사 방법
KR1996P24617 1996-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1058691A true JPH1058691A (ja) 1998-03-03
JP3063971B2 JP3063971B2 (ja) 2000-07-12

Family

ID=19463952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9187879A Expired - Lifetime JP3063971B2 (ja) 1996-06-27 1997-06-27 インクジェットプリンタの噴射装置及び噴射方法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0816083A3 (ja)
JP (1) JP3063971B2 (ja)
KR (1) KR100189155B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002205402A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Sony Corp プリンタ、プリンタヘッド及びプリンタヘッドの製造方法
US6895659B2 (en) 1998-10-26 2005-05-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Process of manufacturing fluid jetting apparatuses
US7661792B2 (en) 2002-04-12 2010-02-16 Silverbrook Research Pty Ltd Thermoelastic inkjet actuator with heat conductive pathways
KR20200053072A (ko) * 2018-11-07 2020-05-18 삼성디스플레이 주식회사 유기 기상젯 프린터 및 그것을 이용한 유기막 형성 방법

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11227210A (ja) * 1997-12-05 1999-08-24 Canon Inc 液体吐出ヘッド、該ヘッドの製造方法、ヘッドカートリッジおよび液体吐出装置
JP3728137B2 (ja) 1998-04-16 2005-12-21 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッドの製造方法
RU2147522C1 (ru) * 1998-11-03 2000-04-20 Самсунг Электроникс Ко., Лтд. Микроинжекционное устройство
RU2146621C1 (ru) * 1998-11-03 2000-03-20 Самсунг Электроникс Ко., Лтд Микроинжектор
RU2144471C1 (ru) * 1998-11-03 2000-01-20 Самсунг Электроникс Ко., Лтд. Способ сборки микроинжектора и устройство для осуществления способа
JP3986039B2 (ja) 1998-12-03 2007-10-03 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、ヘッドカートリッジおよび液体吐出記録装置
IL127484A (en) 1998-12-09 2001-06-14 Aprion Digital Ltd Laser container printing method and method
KR100561355B1 (ko) * 1999-11-04 2006-03-16 삼성전자주식회사 잉크분사장치의 노즐부 제작방법 및 잉크분사장치
US6312109B1 (en) * 2000-01-12 2001-11-06 Pamelan Company Limited Ink-jet head with bubble-driven flexible membrane
US9004651B2 (en) 2013-09-06 2015-04-14 Xerox Corporation Thermo-pneumatic actuator working fluid layer
US9004652B2 (en) 2013-09-06 2015-04-14 Xerox Corporation Thermo-pneumatic actuator fabricated using silicon-on-insulator (SOI)
US9096057B2 (en) 2013-11-05 2015-08-04 Xerox Corporation Working fluids for high frequency elevated temperature thermo-pneumatic actuation
EP3251855B1 (en) * 2015-01-30 2021-02-24 Konica Minolta, Inc. Liquid discharge head and ink-jet printer

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4480259A (en) * 1982-07-30 1984-10-30 Hewlett-Packard Company Ink jet printer with bubble driven flexible membrane
JPS6169467A (ja) * 1985-06-11 1986-04-10 Seiko Epson Corp 記録液滴吐出型記録装置
JPH02137930A (ja) * 1988-11-18 1990-05-28 Nec Home Electron Ltd インクジェット・ヘッド
JPH02266945A (ja) * 1989-04-10 1990-10-31 Ricoh Co Ltd インクジェットヘッド
JPH04329148A (ja) * 1991-04-30 1992-11-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd インクジェットプリンタ
JPH05229122A (ja) * 1992-02-25 1993-09-07 Seiko Instr Inc インクジェットプリントヘッドおよびインクジェットプリントヘッドの駆動方法
JPH06996A (ja) * 1992-06-19 1994-01-11 Hitachi Koki Co Ltd 液滴吐出器
JPH08142323A (ja) * 1994-11-24 1996-06-04 Sharp Corp インクジェットヘッドおよびその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6895659B2 (en) 1998-10-26 2005-05-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Process of manufacturing fluid jetting apparatuses
JP2002205402A (ja) * 2001-01-11 2002-07-23 Sony Corp プリンタ、プリンタヘッド及びプリンタヘッドの製造方法
US7661792B2 (en) 2002-04-12 2010-02-16 Silverbrook Research Pty Ltd Thermoelastic inkjet actuator with heat conductive pathways
US7775635B2 (en) 2002-04-12 2010-08-17 Silverbrook Research Pty Ltd Method of producing thermoelastic inkjet actuator
KR20200053072A (ko) * 2018-11-07 2020-05-18 삼성디스플레이 주식회사 유기 기상젯 프린터 및 그것을 이용한 유기막 형성 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3063971B2 (ja) 2000-07-12
KR980000922A (ko) 1998-03-30
EP0816083A3 (en) 1998-09-16
EP0816083A2 (en) 1998-01-07
KR100189155B1 (ko) 1999-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3063971B2 (ja) インクジェットプリンタの噴射装置及び噴射方法
JP3063973B2 (ja) インクジェットプリンタの噴射装置
EP1439064B1 (en) Ink ejecting method and ink-jet printhead adopting the method
US6439690B2 (en) Element substrate having connecting wiring between heat generating resistor elements and ink jet recording apparatus
US4947193A (en) Thermal ink jet printhead with improved heating elements
JP2004148829A (ja) 流体噴射デバイスおよび流体を分配する方法
KR20000035178A (ko) 잉크 제트 헤드용 기판, 잉크 제트 헤드, 잉크 제트카트리지 및 잉크 제트 기록 장치
US20090147057A1 (en) Liquid ejection head and printing apparatus
JP2880147B2 (ja) インクジェットプリンタの噴射装置および噴射方法
JP2880146B2 (ja) インクジェットプリンターの噴射装置及び噴射方法
KR100205745B1 (ko) 잉크젯 프린터의 분사 장치 및 분사 방법
JP2001341309A (ja) サーマルインクジェットヘッド
JP3063970B2 (ja) インクジェットプリンタの噴射装置
JP2005131829A (ja) 液体吐出性能維持方法及び液体吐出装置
JP3918913B2 (ja) インクジェットプリントヘッド
KR100327255B1 (ko) 잉크젯 프린트헤드
JPH1016221A (ja) 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JP2002205398A (ja) インクジェット記録用ヘッド
JPH09216356A (ja) インクジェットプリンタのインク噴射装置及び方法
JPH08216411A (ja) サーマルインクジェット用サーマルヘッド基板および その駆動方法
JPH10166586A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドカートリッジおよび液体吐出装置
JP2001162798A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出ヘッドカートリッジ、液体吐出装置、および液体吐出方法
JPH07323548A (ja) インクジェット記録ヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000328