JPH1058360A - 工業用ロボット - Google Patents

工業用ロボット

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JPH1058360A
JPH1058360A JP21121596A JP21121596A JPH1058360A JP H1058360 A JPH1058360 A JP H1058360A JP 21121596 A JP21121596 A JP 21121596A JP 21121596 A JP21121596 A JP 21121596A JP H1058360 A JPH1058360 A JP H1058360A
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JP
Japan
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robot
drive motor
robot arm
joint
cover
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Application number
JP21121596A
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English (en)
Inventor
Teiji Miwa
悌二 三輪
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 旋回自在なロボット本体3の上端の関節部4
に前方にのびるロボットアーム5を上下方向に揺動自在
に取付け、ロボット本体3内にその旋回用駆動モータM
zを設けて成る工業用ロボットにおいて、駆動モータM
zのメンテナンス性を向上させる。 【解決手段】 ロボット本体3を、駆動モータMzを立
設する基台部3aと、モータ配置部を上方から覆うカバ
ー部3bとで構成し、基台部3aとカバー部3bとの間
にカバー部3bを前方に傾倒可能とする支点部22を設
ける。更に、ロボットアーム5を関節部4の後方に延長
し、この延長部5aに引掛部23を設ける。引掛部23
に手巻きウインチ24を引掛け、この状態で基台部3a
に対するカバー部3bの固定を解き、手巻きウインチ2
4を索条24aの繰出し方向に操作する。これによれ
ば、ロボットアーム5の重量によりカバー部3bが前方
に傾倒し、駆動モータMzが露出してそのメンテナンス
を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋回自在なロボッ
ト本体と、ロボット本体の上端に関節部を介して上下方
向に揺動自在に取付けた前方にのびるロボットアームと
を備える工業用ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の工業用ロボットとして、
実公平6−5101号公報に記載のものが知られてい
る。このものでは、ロボット本体を、ロボット本体の旋
回用駆動モータを立設する基台部と、基台部の両側部か
ら前上方にのびる1対の支持ブラケットとを備えるもの
に構成し、両支持ブラケットの上端を関節部としてこれ
にロボットアームを支持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のもので
は、ロボットアームを支持する関節部に邪魔されること
なくロボット本体の駆動モータのメンテナンス作業を行
うことができるが、駆動モータの配置部に対し、即ち、
ロボット本体の旋回軸線に対し関節部が前方にオフセッ
トして設けられるため、ロボット本体の前後方向寸法が
大きくなってロボットの小型化が困難になる不具合があ
る。
【0004】本発明は、以上の点に鑑み、メンテナンス
性を損うことなくロボットの小型化を図れるようにした
工業用ロボットを提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、旋回自在なロボット本体と、ロボット本体の
上端に関節部を介して上下方向に揺動自在に取付けた前
方にのびるロボットアームとを備える工業用ロボットで
あって、ロボット本体にロボット本体を旋回する駆動モ
ータを内蔵させるものにおいて、ロボット本体を、駆動
モータを立設する基台部と、駆動モータの配置部を上方
から覆う、上端に前記関節部を設けたカバー部とで構成
して、基台部とカバー部との間にカバー部を前方に傾倒
可能とする支点部を設けると共に、ロボットアームを関
節部の後方に延長して、この延長部に穴や突起等の引掛
部を設けることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、カバー部の上端に関節部
をロボット本体の旋回軸線に対してオフセットせずに設
けることができるため、ロボットの小型化を図れる。
【0007】ところで、メンテナンスに際し、カバー部
を持ち上げて駆動モータを露出させることも考えられる
が、ロボットアームを取付けたままカバー部を持ち上げ
るにはクレーンが必要になり、クレーンを使用できない
込入った場所に配置したロボットの場合には、メンテナ
ンスに支障を来す。これに対し、本発明によれば、手巻
きウインチを用いて駆動モータを簡単に露出させること
ができる。即ち、ロボットアームの延長部に設けた引掛
部に手巻きウインチを引掛け、該ウインチから導出され
るチェーンやロープ等の索条をロボット本体の下方に配
置するテーブルやベッドに係止し、この状態で基台部に
対するカバー部の固定を解いて、手巻きウインチを索条
の繰出し方向に操作すると、ロボットアームの重量によ
りカバー部が支点部で支えられて前方に傾倒し、カバー
部で覆われていた駆動モータが露出する。従って、込入
った場所に配置したロボットでも、人手だけで駆動モー
タを露出させてメンテナンスを行うことができ、メンテ
ナンス性が向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を参照して、1は前
後方向に長手のベッドであり、ベッド1上のガイドレー
ル1aに沿って駆動モータMxにより図外のボールねじ
機構を介して前後方向たるX軸方向に移動される可動テ
ーブル2を設け、該可動テーブル2上に、垂直のZ軸回
りに旋回自在なロボット本体3を搭載している。そし
て、ロボット本体3の上端に第1関節部4を設けて、該
関節部4に前方にのびる第1ロボットアーム5を水平な
Y軸を中心にして上下方向に揺動自在に取付け、更に、
第1ロボットアーム5の先端に第2関節部6を設けて、
該関節部6に第2ロボットアーム7をY軸に平行なW軸
を中心にして上下方向に揺動自在に取付け、第2ロボッ
トアーム7の先端に手首8をW軸に直交する面上のV軸
回りに回動自在に取付けている。手首8には、これに内
蔵する図示しない駆動モータと減速機とを介してV軸に
直交するU軸回りに回動自在な工具取付板8aが設けら
れており、かくて、X,Z,Y,W,V,Uの6軸の自
由度を持つ工業用ロボットが構成されている。
【0009】可動テーブル2には棚板2aが取付けられ
ており、棚板2aの後端部一側にケーブル受台9を立設
して、ベッド1とケーブル受台9との間に配線部材を担
持するケーブルガイド10を配設し、更に、ロボット本
体3の背側面に分配器11を取付けて、棚板2aと分配
器11との間に可撓性ケーブルチューブ12を配設し、
ケーブル受台9からケーブルチューブ12を通して分配
器11に配線部材を接続し、分配器11からロボット本
体3用の駆動モータMzと第1ロボットアーム5用の駆
動モータMyに給電すると共に、分配器11からロボッ
ト本体3内を通して第1ロボットアーム5内に導入され
る配線部材を介して第2ロボットアーム7用の駆動モー
タMwと、手首8用の駆動モータMvと、手首8に内蔵
する駆動モータとに給電するようにしている。尚、図中
1bはベッド1に取付けたレールカバーである。
【0010】ロボット本体3は、図4に示す如く、駆動
モータMzを立設した基台部3aと、駆動モータMzの
配置部を上方から覆うようにして基台部3aにボルト止
めされるカバー部3bとで構成されており、基台部3a
の下面に、駆動モータMzに連結されるロボット本体3
の駆動用減速機Rzを取付けて、ロボット本体3を該減
速機Rzを介して可動テーブル2上に載置している。減
速機Rzは、図5(A)(B)に示すように、ケースR
1と、ケースR1内に1対の軸受R2を介して軸支した
シャフトR3と、ケースR1の内周面に等間隔で取付け
たピンR4に係合する1対の遊星ギアR5,R5と、シ
ャフトR3の周方向3箇所に軸支した、1対の遊星ギア
R5,R5を180°の位相差を存して公転運動させる
3本のクランク軸R6と、各クランク軸R6の端部のス
パーギアR7に噛合するインプットギアR8とを有する
サイクロ減速機で構成されている。そして、減速機Rz
のケースR1とシャフトR3とを夫々基台部3aと可動
テーブル2とにボルト止めすると共に、インプットギア
R8に駆動モータMzの出力軸を結合し、該モータMz
により減速機Rzを介してロボット本体3がZ軸回りに
旋回されるようにしている。
【0011】前記第1関節部4は、第1ロボットアーム
5をロボット本体3に対し第1ロボットアーム5の駆動
用減速機Ryを介して第1関節部4の軸方向(Y軸方
向)に片持ち支持する片持ち構造のものに構成されてい
る。この場合、第1ロボットアーム5をロボット本体3
に対しY軸方向側方にオフセットさせて取付けたので
は、ロボットの小型化が困難になると共に、ロボット本
体1に第1ロボットアーム5を介して偏荷重が作用し
て、ロボットの位置決め精度に悪影響が及ぶ。
【0012】そこで、本実施形態では、ロボット本体3
のカバー部3bの上端にY軸方向一側に偏倚させて第1
関節部4用の固定ブラケット4aを突設すると共に、第
1ロボットアーム5の尾端部のY軸方向他側部に固定ブ
ラケット4aに対向する第1関節部4用の可動ブラケッ
ト4bを形成し、両ブラケット4a,4b間に第1ロボ
ットアーム5の駆動用減速機Ryを配置して、第1関節
部4を構成している。かくて、第1関節部4の軸方向
(Y軸方向)寸法をロボット本体3のY軸方向幅内に収
めて、ロボットの小型化を図れると共に、第1ロボット
アーム5もロボット本体3のY軸方向幅内に収められる
ため、ロボット本体3に作用する偏荷重を減少させて、
ロボットの位置決め精度を向上させることができる。更
に、本実施形態では、第1関節部4をロボット本体3の
駆動モータMzの配置部の真上に設けて、Z軸に対する
Y軸の前後方向へのオフセットを無くし、第1関節部4
を含むロボット本体3の前後方向寸法を短縮して、ロボ
ットの一層の小型化を図れるようにしている。
【0013】第1ロボットアーム5の駆動用減速機Ry
は、図5(A)(B)に示したものと同様のサイクロ減
速機で構成されており、該減速機RyのケースR1とシ
ャフトR3とを夫々固定ブラケット4aと可動ブラケッ
ト4bとにボルト止めし、固定ブラケット4aの外側面
に取付けた第1ロボットアーム5用の駆動モータMyの
出力軸を減速機RyのインプットギアR8に結合して、
該駆動モータMyにより減速機Ryを介して第1ロボッ
トアーム5が上下方向に揺動されるようにしている。
【0014】第1関節部4の可動ブラケット4bの外側
面には、図6に示す如く、減速機Ryに対する連結部を
囲うようにしてリブ4cが突設されており、該リブ4c
によって可動ブラケット4bを補強して、第1ロボット
アーム5の第1関節部4に対する取付強度を確保してい
る。リブ4cの外端面には、リブ4cで囲われる空間を
覆う蓋板4dが取付けられている。そして、該空間に可
撓性ケーブルチューブ13を配設して、該チューブ13
の下端をロボット本体3のカバー部3bの側面に開設し
た透窓3cに臨ませると共に、該チューブ13の上端を
可動ブラケット4bの上部に開設した透窓4eに臨ま
せ、第2ロボットアーム7用の駆動モータMwや手首8
用の駆動モータMvや手首8に内蔵する駆動モータに給
電する配線部材を分配器11からロボット本体3内とケ
ーブルチューブ13とを通して第1ロボットアーム5内
に導入している。かくて、リブ4cで囲われる空間を配
線部材の取回し空間に利用して、配線の取回しをすっき
りさせることができる。図中14は、第1ロボットアー
ム5内に設けた、配線部材を抱持するケーブル保持片で
ある。
【0015】第1ロボットアーム5の先端の第2関節部
6は、図7乃至図9に示すように、第2ロボットアーム
7を第1ロボットアーム5に対し第2ロボットアーム7
の駆動用減速機Rwを介して第2関節部6の軸方向(W
軸方向)に片持ち支持する片持ち構造のものに構成され
ている。この場合、第2ロボットアーム7を第1ロボッ
トアーム5に対しW軸方向側方にオフセットさせて取付
けたのでは、ロボットの小型化が困難になると共に、第
1ロボットアーム5に第2ロボットアーム7を介して捩
り荷重が作用して、ロボットの位置決め精度に悪影響が
及ぶ。
【0016】そこで、本実施形態では、第2ロボットア
ーム7を、手首8の回動軸線(V軸)に直交する面に沿
った偏平の盤状部7aと、該盤状部7aの背面のW軸方
向一側部に突設した、後上方にのびる第2関節部6用の
可動ブラケット6bとを有するものに構成し、第1ロボ
ットアーム5の先端にW軸方向他側に偏倚させて突設し
た第2関節部6用の固定ブラケット6aに可動ブラケッ
ト6bを対向させて、両ブラケット6a,6b間に第2
ロボットアーム7の駆動用減速機Rwを配置している。
かくて、第2関節部6の軸方向(W軸方向)寸法を第1
ロボットアーム5のW軸方向幅内に収めて、ロボットの
小型化を図れると共に、第2ロボットアーム7の盤状部
8aも第1ロボットアーム5のW軸方向幅内に収められ
るため、第1ロボットアーム5に第2ロボットアーム7
を介して作用する捩り荷重を減少させて、ロボットの位
置決め精度を向上できる。更に、本実施形態では、図1
に示すように、第1ロボットアーム5の駆動用減速機R
yと第2ロボットアーム7の駆動用減速機Rvとをロボ
ット本体3の旋回軸線たるZ軸を含む同一の中心面aに
交差するように配置しており、第1と第2の各関節部
4,6の軸方向中央部が前記中心面a上に位置する。そ
のため、第1ロボットアーム5と第2ロボットアーム7
とから成るアーム全体が該中心面aに沿って延在するこ
とになり、ロボット本体3に作用する偏荷重を可及的に
減少させてロボットの位置決め精度を一層向上できると
共に、オフセットが無いためティーチングも容易にな
る。
【0017】第2ロボットアーム7の駆動用減速機Rw
は、図5(A)(B)に示したものと同様のサイクロ減
速機で構成されており、該減速機RwのケースR1とシ
ャフトR3とを夫々固定ブラケット6aと可動ブラケッ
ト6bとにボルト止めしている。そして、第1ロボット
アーム5の中間部に第2ロボットアーム7用の駆動モー
タMwを横設し、該モータMwの出力軸上のドライブプ
ーリ15aにベルト15を介して連結されるドリブンプ
ーリ15bの軸を減速機RwのインプットギアR8に結
合して、駆動モータMwにより減速機Rwを介して第2
ロボットアーム7が上下方向に揺動されるようにしてい
る。図中16は第1ロボットアーム5に取付けたベルト
カバーである。
【0018】第2ロボットアーム7の盤状部7aの背面
のW軸方向一側部には、可動ブラケット6bの下側に位
置させて、手首8用の駆動モータMvが取付けられてお
り、盤状部7aの前面に、駆動モータMvに連結される
手首8の駆動用減速機Rvを介して手首8が取付けられ
ている。これによれば、手首8用の駆動モータMvを第
2関節部6にオーバーラップさせるようにしてスペース
効率良く配置できるため、第2ロボットアーム7の長さ
を短くでき、ロボットの小型化を図る上で有利である。
【0019】また、可動ブラケット6bの外側面には、
減速機Rwに対する連結部を囲うようにしてリブ6cが
突設されており、該リブ6cにより可動ブラケット6b
を補強して、第2ロボットアーム7の第1ロボットアー
ム5に対する取付強度を確保している。更に、第1ロボ
ットアーム5の一側面に、駆動モータMwの配置部から
可動ブラケット6bに向って先方にのびるケーブルカバ
ー17を取付け、また、リブ6cで囲われる空間に可撓
性のケーブルチューブ18を配設して、該チューブ18
の一端をケーブルカバー17の先端部内面に臨ませると
共に、該チューブ18の他端をリブ6cの後向きの周面
部分に開設した透窓6dを通して前記空間の外部に臨ま
せ、手首8用の駆動モータMvと手首8に内蔵する駆動
モータとに給電する配線部材を第1ロボットアーム5内
からケーブルカバー17を通してケーブルチューブ18
に挿通するようにしている。かくて、リブ6cで囲われ
る空間を配線部材の取回し空間に利用して、配線の取回
しをすっきりさせることができる。
【0020】手首8の駆動用減速機Rvは、図5(A)
(B)に示すサイクロ減速機のインプットギアR8を省
略したものに構成されており、該減速機RvのケースR
1とシャフトR3とを夫々第2ロボットアーム7の盤状
部7aと手首8とにボルト止めしている。ここで、減速
機Rvの軸線、即ち、手首8の回動軸線たるV軸はロボ
ット本体3の旋回軸線たるZ軸を含む前記中心面a上に
位置するが、手首8用の駆動モータMvはV軸に対しオ
フセットしている。そこで、V軸上に、駆動モータMv
の出力軸上のギアに噛合するギア19aと、減速機Rv
のスパーギアR7に噛合するギア19bとを固定した中
空軸19を設け、駆動モータMvにより中空軸19と減
速機Rvとを介して手首8がV軸回りに回動されるよう
にしている。この構成によれば、第2ロボットアーム7
の盤状部7aと減速機RvとにV軸に沿って貫通する中
空部が形成されることになる。そして、この中空部にパ
イプ20を装着して、該パイプ20に、前記チューブ1
8から導出される、手首8に内蔵する駆動モータ用の配
線部材を挿通する可撓性ケーブルチューブ21を挿入
し、手首8に対する配線の取回しをすっきりさせるよう
にした。
【0021】また、ロボット本体3を構成する基台部3
aとカバー部3bとの間には、カバー部3bを前方に傾
倒可能とする支点部22が設けられている。支持部22
は、カバー部3bを基台部3aに対し前傾可能に枢着す
るヒンジで構成しても良いが、本実施形態では、カバー
部3bの前面下端に突設した突起22aと、基台部3a
の前面に突起22aの下側に対向するように突設した受
け22bとで構成し、カバー部3bをクレーン等でその
まま持ち上げられるようにもしている。
【0022】また、第1ロボットアーム5を第1関節部
4の後方に延長して、この延長部5aの一側面に突起か
ら成る引掛部23を設けている。そして、メンテナンス
に際し、図10(A)に示す如く、第1ロボットアーム
5を上動端位置に揺動させた状態で手巻きウインチ24
を引掛部23に引掛けると共に、該ウインチ24から導
出されるチェーンやワイヤロープ等の索条24aをベッ
ド1の端部一側面に設けた引掛部25に引掛け、この状
態でカバー部3bを基台部3aに固定しているボルトを
取外し、手巻きウインチ24を索条24aの繰出し方向
に操作する。これによれば、ロボットアーム5,7や手
首8の重量によりカバー部3bが支点部22で支えられ
て図10(B)に示す如く前方に傾倒し、カバー部3b
で覆われていた駆動モータMzが露出する。かくて、ク
レーン等を上方に配置できない込入った場所に配置した
ロボットでも、人手だけで駆動モータMzを露出させて
そのメンテナンスを行うことができ、メンテナンス性が
向上する。
【0023】尚、引掛部23,25は穴で構成しても良
く、また、索条24a用の引掛部25は、可動テーブル
2やロボット本体3の基台部3aに設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明ロボットの一例の平面図
【図2】 図1の矢印II方向から見たロボットの側面図
【図3】 図1の矢印III方向から見たロボットの側面
【図4】 図2のIV−IV線截断面図
【図5】 (A)減速機の縦断面図、(B)減速機の横
断面図
【図6】 図4の一部を截除した右側面図
【図7】 図2のVII−VII線截断面図
【図8】 図7のVIII−VIII線截断面図
【図9】 図8のIX−IX線截断面図
【図10】 (A)(B)メンテナンス時のロボット本
体の傾倒作業を示す図
【符号の説明】
3 ロボット本体 3a 基台部 3b カバー部 4 関節部 5 ロボットアーム 5a 延長部 23 引掛部 Mz 駆動モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回自在なロボット本体と、ロボット本
    体の上端に関節部を介して上下方向に揺動自在に取付け
    た前方にのびるロボットアームとを備える工業用ロボッ
    トであって、ロボット本体にロボット本体を旋回する駆
    動モータを内蔵させるものにおいて、ロボット本体を、
    駆動モータを立設する基台部と、駆動モータの配置部を
    上方から覆う、上端に前記関節部を設けたカバー部とで
    構成して、基台部とカバー部との間にカバー部を前方に
    傾倒可能とする支点部を設けると共に、ロボットアーム
    を関節部の後方に延長して、この延長部に穴や突起等の
    引掛部を設けることを特徴とする工業用ロボット。
JP21121596A 1996-08-09 1996-08-09 工業用ロボット Pending JPH1058360A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100910349B1 (ko) 2009-02-20 2009-08-04 주식회사 나온테크 다관절 로봇 및 그 운송방법

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