JPH06114786A - 多関節型ロボットの旋回装置 - Google Patents
多関節型ロボットの旋回装置Info
- Publication number
- JPH06114786A JPH06114786A JP26040092A JP26040092A JPH06114786A JP H06114786 A JPH06114786 A JP H06114786A JP 26040092 A JP26040092 A JP 26040092A JP 26040092 A JP26040092 A JP 26040092A JP H06114786 A JPH06114786 A JP H06114786A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base
- fixed
- swivel
- shaft
- spur gear
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 旋回装置をコンパクトに高い剛性をもたせ
る。 【構成】 固定ベース9,10に、ベアリング12を介
して水平回転可能な旋回ベース13を設け、その旋回ベ
ース13には駆動装置14を設け、下部には中空の旋回
軸16を固着し、その旋回軸16にスパーギヤ6を設
け、スパーギヤ6と噛合うスパーギヤ5と嵌合した出力
軸4を、固定ベース9,10に設けたフランジ8を介し
て減速機3に連結し、減速機3の入力側にサーボモータ
1を設ける。
る。 【構成】 固定ベース9,10に、ベアリング12を介
して水平回転可能な旋回ベース13を設け、その旋回ベ
ース13には駆動装置14を設け、下部には中空の旋回
軸16を固着し、その旋回軸16にスパーギヤ6を設
け、スパーギヤ6と噛合うスパーギヤ5と嵌合した出力
軸4を、固定ベース9,10に設けたフランジ8を介し
て減速機3に連結し、減速機3の入力側にサーボモータ
1を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多関節型ロボットの旋回
装置の改良に関する。
装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、こうした旋回装置では実開昭60
−186193号公報、実公平03−51114号公報
のように、ケーブルベヤ(商品名)を用い、旋回可能と
している。
−186193号公報、実公平03−51114号公報
のように、ケーブルベヤ(商品名)を用い、旋回可能と
している。
【0003】図3は実開昭60−186193号公報に
開示された装置の断面図で、26は駆動装置、27は旋
回台、28はベアリング、29は固定台、30はケーブ
ルベア、31は配線を示す。
開示された装置の断面図で、26は駆動装置、27は旋
回台、28はベアリング、29は固定台、30はケーブ
ルベア、31は配線を示す。
【0004】旋回台27に設けた駆動装置26の配線3
1を、固定台29と旋回台27に設けたケーブルベア3
0に入線し、旋回時に配線の捻れや曲げを防止してい
る。
1を、固定台29と旋回台27に設けたケーブルベア3
0に入線し、旋回時に配線の捻れや曲げを防止してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ロボットのよ
うに配線数の多い装置については、必然的にケーブルベ
アが大きくなり、ケーブルベアを固定するベースまで大
きくなり、装置自体の剛性を弱めてしまう。本発明は、
旋回ベース設けた駆動装置の配線類を中空旋回軸の内を
貫通させることにより、旋回装置をコンパクトに高い剛
性をもたせることを目的とする。
うに配線数の多い装置については、必然的にケーブルベ
アが大きくなり、ケーブルベアを固定するベースまで大
きくなり、装置自体の剛性を弱めてしまう。本発明は、
旋回ベース設けた駆動装置の配線類を中空旋回軸の内を
貫通させることにより、旋回装置をコンパクトに高い剛
性をもたせることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】固定ベースa9に、ベア
リング12を介して水平回転可能な旋回ベース13を設
け、その旋回ベース13には駆動装置14を設け、下部
には中空の旋回軸16を固着し、その旋回軸16にスパ
ーギヤb6を設け、スパーギヤb6と噛合うスパーギヤ
a5と嵌合した出力軸4を、固定ベースb10に設けた
フランジ8を介して減速機3に連結し、減速機3の入力
側にサーボモータ1を設けるのである。
リング12を介して水平回転可能な旋回ベース13を設
け、その旋回ベース13には駆動装置14を設け、下部
には中空の旋回軸16を固着し、その旋回軸16にスパ
ーギヤb6を設け、スパーギヤb6と噛合うスパーギヤ
a5と嵌合した出力軸4を、固定ベースb10に設けた
フランジ8を介して減速機3に連結し、減速機3の入力
側にサーボモータ1を設けるのである。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面に従い説明する。図1
は本発明の旋回装置の断面図、図2は多関節型ロボット
の全体図、図3は従来装置の断面図である。
は本発明の旋回装置の断面図、図2は多関節型ロボット
の全体図、図3は従来装置の断面図である。
【0008】図1において、角型筒状の固定ベースb1
0と同型状の固定ベースa9はボルトにより締結し、そ
の中間に位置するフランジ8も固定ベースb10にボル
トで締結する。固定ベースa9上にはベアリング12を
介して、旋回ベース13を設置し、ベアリング12の外
側にはベアリング押さえ11を固定ベースa9に接続
し、旋回ベース13上には駆動装置14を設ける。
0と同型状の固定ベースa9はボルトにより締結し、そ
の中間に位置するフランジ8も固定ベースb10にボル
トで締結する。固定ベースa9上にはベアリング12を
介して、旋回ベース13を設置し、ベアリング12の外
側にはベアリング押さえ11を固定ベースa9に接続
し、旋回ベース13上には駆動装置14を設ける。
【0009】中空パイプと両端にフランジ状の取付座を
持つ旋回軸16は旋回ベース13に下方へ垂直に設け、
旋回軸16のフランジ部は旋回ベース13上面の取付穴
にはめ、ボルトで固定し、旋回軸16の他端のフランジ
部は固定ベースb10にベアリング7を介して設け、そ
の上部にはスパーギヤb6を嵌合する。
持つ旋回軸16は旋回ベース13に下方へ垂直に設け、
旋回軸16のフランジ部は旋回ベース13上面の取付穴
にはめ、ボルトで固定し、旋回軸16の他端のフランジ
部は固定ベースb10にベアリング7を介して設け、そ
の上部にはスパーギヤb6を嵌合する。
【0010】フランジ8を台として、モータベース2と
減速機3が設ける。モータベース2上にはサーボモータ
1を設け、減速機3の入力軸に直結する。減速機3の出
力側には出力軸4を設け、スパーギヤb6と噛み合うス
パーギヤa5を設ける。
減速機3が設ける。モータベース2上にはサーボモータ
1を設け、減速機3の入力軸に直結する。減速機3の出
力側には出力軸4を設け、スパーギヤb6と噛み合うス
パーギヤa5を設ける。
【0011】図2において、多関節型ロボット18は旋
回軸16をもつ旋回ベース13に設け、平行リンク機構
を介し、駆動用サーボモータ20により前後アーム19
及び上下アーム24の前後、上下動作をする。前後アー
ム19上に手首10の3軸各々を駆動するサーボモータ
8と、減速機(図示無し)などからなる伝達機構をもつ
ケーシング22を設ける。手首10の回転軸、曲げ軸の
伝達軸は、上下アーム24の内部を貫通し、手首10内
の伝達機構により、手首10の回転、曲げ動作をする。
上下アーム19は、手首10の捻り軸伝達軸で捻り動作
をする。
回軸16をもつ旋回ベース13に設け、平行リンク機構
を介し、駆動用サーボモータ20により前後アーム19
及び上下アーム24の前後、上下動作をする。前後アー
ム19上に手首10の3軸各々を駆動するサーボモータ
8と、減速機(図示無し)などからなる伝達機構をもつ
ケーシング22を設ける。手首10の回転軸、曲げ軸の
伝達軸は、上下アーム24の内部を貫通し、手首10内
の伝達機構により、手首10の回転、曲げ動作をする。
上下アーム19は、手首10の捻り軸伝達軸で捻り動作
をする。
【0012】次に作用について述べる。減速機3に直結
したサーボモータ1の動力は、1対のスパーギヤを介し
て旋回軸16と旋回ベース13へ伝達する。駆動装置1
4を設けた旋回ベース13の配線15は、旋回中心と軸
心が一致するように設けた中空の旋回軸16内を貫通さ
せる。このことにより、固定ベースb10の下部から、
配線15を取り出し、固定ベースb10に設けたコネク
タ台17へ接続するように配線を通せるのである。
したサーボモータ1の動力は、1対のスパーギヤを介し
て旋回軸16と旋回ベース13へ伝達する。駆動装置1
4を設けた旋回ベース13の配線15は、旋回中心と軸
心が一致するように設けた中空の旋回軸16内を貫通さ
せる。このことにより、固定ベースb10の下部から、
配線15を取り出し、固定ベースb10に設けたコネク
タ台17へ接続するように配線を通せるのである。
【発明の効果】多軸の駆動装置を備えたロボットでは、
旋回ベースに多数の配線類がある。これらを中空旋回軸
内を貫通することにより、旋回時の配線類の捻りや曲げ
による損傷を防ぐことが出来る。また更には、配線類の
経路のために、別のケーブルベアを設ける必要がなくな
り、旋回部分を必要最小限の大きさにすることが出来、
ベース自体と装置全体の剛性が高まる。
旋回ベースに多数の配線類がある。これらを中空旋回軸
内を貫通することにより、旋回時の配線類の捻りや曲げ
による損傷を防ぐことが出来る。また更には、配線類の
経路のために、別のケーブルベアを設ける必要がなくな
り、旋回部分を必要最小限の大きさにすることが出来、
ベース自体と装置全体の剛性が高まる。
【図1】実施例の旋回装置断面図
【図2】実施例の多関節型ロボット全体図
【図3】従来の旋回装置
1 サーボモータ 2 モータベース 3 減速機 4 出力軸 5 スパーギヤa 6 スパーギヤb 7 ベアリング 8 フランジ 9 固定ベースa 10 固定ベースb 11 ベアリング押さえ 12 ベアリング 13 旋回ベース 14 駆動装置 15 配線 16 旋回軸 17 コネクタ台 18 多関節型ロボット 19 前後アーム 20 サーボモータ 21 軸受け台 22 ケーシング 23 サーボモータ 24 上下アーム 25 手首 26 駆動装置 27 旋回ベース 28 ベアリング 29 固定ベース 30 ケーブルベア 31 配線
Claims (2)
- 【請求項1】 固定ベースa9に、ベアリング12を介
して水平回転可能な旋回ベース13を設け、その旋回ベ
ース13には駆動装置14を設け、下部には中空の旋回
軸16を固着し、その旋回軸16にスパーギヤb6を設
け、スパーギヤb6と噛合うスパーギヤa5と嵌合した
出力軸4を、固定ベースb10に設けたフランジ8を介
して減速機3に連結し、減速機3の入力側にサーボモー
タ1を設ける多関節型ロボットの旋回装置。 - 【請求項2】 旋回ベース13に設けた駆動装置の配線
類が、中空の旋回軸16内を貫通する請求項1記載の多
関節型ロボットの旋回装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26040092A JPH06114786A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 多関節型ロボットの旋回装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26040092A JPH06114786A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 多関節型ロボットの旋回装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114786A true JPH06114786A (ja) | 1994-04-26 |
Family
ID=17347391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26040092A Pending JPH06114786A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 多関節型ロボットの旋回装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06114786A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997019789A1 (fr) * | 1995-11-29 | 1997-06-05 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Robot industriel |
JP2006095614A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ロボット |
US10840758B2 (en) | 2018-03-30 | 2020-11-17 | Fanuc Corporation | Robot drive unit and robot |
US11312006B2 (en) | 2018-03-30 | 2022-04-26 | Fanuc Corporation | Robot drive unit and robot |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26040092A patent/JPH06114786A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997019789A1 (fr) * | 1995-11-29 | 1997-06-05 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Robot industriel |
US5823061A (en) * | 1995-11-29 | 1998-10-20 | Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki | Industrial robot |
JP2006095614A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ロボット |
US7622001B2 (en) | 2004-09-28 | 2009-11-24 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Robot |
US10840758B2 (en) | 2018-03-30 | 2020-11-17 | Fanuc Corporation | Robot drive unit and robot |
US11312006B2 (en) | 2018-03-30 | 2022-04-26 | Fanuc Corporation | Robot drive unit and robot |
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