JPH1057962A - ビルトインアルカリイオン整水器 - Google Patents

ビルトインアルカリイオン整水器

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JPH1057962A
JPH1057962A JP8223418A JP22341896A JPH1057962A JP H1057962 A JPH1057962 A JP H1057962A JP 8223418 A JP8223418 A JP 8223418A JP 22341896 A JP22341896 A JP 22341896A JP H1057962 A JPH1057962 A JP H1057962A
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JP
Japan
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built
alkali ion
ion water
water
operation display
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Application number
JP8223418A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kinoshita
浩二 木下
Masahiro Ono
昌浩 大野
Naoki Matsuo
直樹 松尾
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作表示部の使い勝手を良くするとともに、
簡単に施工できるビルトインアルカリイオン整水器を提
供することを目的とする。 【解決手段】 ビルトインアルカリイオン整水器本体5
と操作表示部24とを備えたビルトインアルカリイオン
整水器5において、ビルトインアルカリイオン整水器本
体5と操作表示部24のそれぞれに、無線で送受信可能
な送信部29及び受信部30を備えたもので、これによ
って、操作表示部24の使い勝手が良くなるとともに、
信号伝達方法を電波式にすることで、信号ケーブルおよ
び配線穴を設ける必要がなくなり、施工を簡単にするこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流し台等に組み込ん
で使用されるビルトインアルカリイオン整水器、より詳
しくは、水道水等の原水を電気分解してアルカリイオン
水を生成するビルトインアルカリイオン整水器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、流し台組み込み型のビルトインア
ルカリイオン整水器としてビルトインアルカリイオン整
水器が普及している。このビルトインアルカリイオン整
水器は、本体でアルカリイオン水の生成又は浄水を製造
し、専用水栓より取り出す基本構造を有する。
【0003】以下、図5〜図8を参照して、従来のビル
トインアルカリイオン整水器について説明する。図5,
図6は従来のビルトインアルカリイオン整水器の概略構
造図、図7は図5,図6に示すビルトインアルカリイオ
ン整水器の操作表示部概略図、図8は同じく図5,図6
に示すビルトインアルカリイオン整水器のブロック図で
ある。なお、図5は後述する操作表示部を流し台の下に
収納した状態、図6は操作表示部を流し台の天板上に取
り出した状態をそれぞれ示す。
【0004】図5,図6を参照して、1は水道水等の原
水管、2は原水管1に接続されたビルトインアルカリイ
オン整水器の専用水栓、3は専用水栓2に流す原水の流
量を調節するための専用水栓側流量調節レバー、4は専
用水栓2に流れた原水を吐出する原水側吐水口、5は専
用水栓2を介して原水管1と接続されたビルトインアル
カリイオン整水器本体である。また、6はビルトインア
ルカリイオン整水器本体5に流す原水の流量を調節する
ためのビルトインアルカリイオン整水器本体側流量調節
レバー、7は内部に原水中の残留塩素を吸収する活性炭
及び一般細菌や不純物を取り除く中空糸膜を備えた浄水
部、8はグリセロリン酸カルシウムや乳酸カルシウム等
のカルシウムイオンを原水中に付与し導電率を高めるカ
ルシウム供給部である。
【0005】9はカルシウム供給部8の下方位置に設け
られ、通水を確認して後述する制御手段23に制御指示
する流量センサである。10は流量センサ9を経由して
きた水を電気分解する電解槽、11は電解槽10を二分
し電極室を形成する隔膜、12,13は隔膜11で二分
されて形成された各電極室に配設された電極板、14は
電極板12側の水(電極板12が陰極の場合はアルカリ
イオン水、無電極の場合は浄水、滞留水や電極板洗浄時
のCa,Mg等からなるスケールが溶出した洗浄水)を
吐出する吐水管である。15は吐水管14を介して電極
板12側の水(電極板12が陰極の場合はアルカリイオ
ン水、無電極の場合は浄水、滞留水や洗浄水)を吐出す
るビルトインアルカリイオン整水器本体側吐水口、16
は電極板13側の水(電極板13が陽極の場合は酸性イ
オン水)や電解槽10内の滞留水や洗浄水を排出すると
き開閉する電磁弁である。
【0006】続けて、17は電解槽10と電磁弁16の
接続部付近に配設されアルカリイオン水を効率よく生成
するために設けられた吐水流量調整用の流量調節部、1
8は電極板13側の水(電極板13が陽極の場合は酸性
イオン水)や電解槽10内の滞留水、また電極板洗浄時
のCa,Mg等からなるスケールが溶出した洗浄水を排
出する排水管、19は排水管18を介して電極板13側
の水(電極板13が陽極の場合は酸性イオン水)や電解
槽10内の滞留水や洗浄水を排水する排水口、20は浄
水部7内のカートリッジ(図示せず)の有無を検出する
浄水器センサである。
【0007】また、21は電源投入用プラグ、22は電
源投入用プラグ21からの交流電源を直流電源に変える
電源部、23はビルトインアルカリイオン整水器本体5
の動作を制御する制御手段、24はビルトインアルカリ
イオン整水器本体5の操作状態を表示する操作表示部、
25は操作表示部24を流し台上まで引き出し操作でき
る長さで、制御手段23と操作表示部24との信号を伝
達するための信号ケーブル、26は専用水栓2の専用水
栓取付穴、27は排水口19の排水口取付穴、28は操
作表示部24を流し台天板上に配置する場合、信号ケー
ブル25を通すために流し台天板上に設置時に設けられ
た配線穴をそれぞれ示す。
【0008】操作表示部24を示す図7を参照して、操
作表示部24には、モード選択ボタン2401、pH調
節ボタン2402、アルカリイオンモード表示ランプ2
403、浄水モード表示ランプ2404、生成報知ラン
プ2405、濃度レベル表示ランプ2406、洗浄報知
ランプ2407がそれぞれ設けられている。
【0009】モード選択ボタン2401は、アルカリイ
オン水生成モードと浄水モードのどれかを切換、選択す
ることができる。モード選択ボタン2401で二つのモ
ードのうちどちらかを選択すると、選択されたアルカリ
イオンモード表示ランプ2403または浄水モード表示
ランプ2404が点灯する。また、モード選択の後、通
水すると、制御手段23によって極性と通水状態が判断
され、電気分解後、所定の水を吐出することができる。
【0010】生成報知ランプ2405は、電気分解の状
態が落ち着いてきたら、ビルトインアルカリイオン整水
器本体5で生成されたアルカリイオン水の水質が安定し
たことを点灯して利用者に報知する。また、pH調節ボ
タン2402によって強モードと、中上モードと、中下
モードと、弱モードのどれか一つのモードが切換、選択
でき、いずれかを選択すると、制御手段23が濃度の異
なるイオン水を供給する。また、電極板12,13にC
a,Mgなどのスケールが付着した場合、再生のため電
圧の極性を反転させて印加して洗浄するが、この際に洗
浄報知ランプ2407が点灯または点滅する。
【0011】次に図8を参照して、上記従来の制御手段
23の各ブロックについて説明する。2301はMPU
(Micro Processing Unit)で、
流量センサ9、浄水器センサ20、モード選択ボタン2
401、pH調節ボタン2402から制御指示を得て演
算処理し、必要に応じて電磁弁16、極性切換部230
2、電解電圧スイッチング部2303、表示ランプ24
03〜2407に動作指示する。2302は、MPU2
301からの動作指示に応じて極性を切り換える極性切
換部、2303は、MPU2301からの動作指示に応
じて電源部22から出力された直流電圧電流をパルス変
調することで、電解槽10に印加する平均電圧を変化さ
せる電解電圧スイッチング部を示し、この電解電圧スイ
ッチング部2303でパルス変調された平均電圧に応じ
て、アルカリイオン水のpH濃度を変化させることがで
きる。
【0012】次いで、以上のように構成されたビルトイ
ンアルカリイオン整水器において、アルカリイオン水を
生成する場合の、専用水栓2、ビルトインアルカリイオ
ン整水器本体5、操作表示部24の操作および動作を説
明する。
【0013】利用者は、流し台の下(図5に示す)もし
くは流し台天板上(図6に示す)に配置された操作表示
部24のモード選択ボタン2401を押して、アルカリ
イオン水生成モードを選択設定する。また、pH調節ボ
タン2402で、例えば弱モードを選択し、専用水栓2
のビルトインアルカリイオン整水器本体側流量調節レバ
ー6を開く。これによって、専用水栓2から通水された
原水は、浄水部7で原水中の残留塩素の臭いや一般細菌
等の不純物が取り除かれ、さらに、カルシウム供給部8
でグリセロリン酸カルシウム等が溶解され電解容易な水
に処理された後、流量センサ9を経て電解槽10に通水
される。
【0014】一方、電源投入用プラグ21よりAC10
0Vが供給され、電源部22で電気分解に必要な直流電
圧電流を発生させる。この直流電圧電流は、電解電圧ス
イッチング部2303を経て極性切換部2302が切り
換えられることにより、電解槽10に供給される。相対
的にプラス電圧を印加する電極板を陽極、マイナス電圧
を印加する電極を陰極とすると、電解槽10に隔膜11
で仕切られた陽極室と陰極室が形成される。
【0015】通水後、制御手段23は流量センサ9の信
号を読み取り、流量レベルが一定レベルを越えるとこの
状態を通水中と判断する。このとき、モード選択ボタン
2401とpH調節ボタン2402の押圧によりすでに
電解条件が設定されているから、制御手段23は電解槽
10による電気分解を行うために、極性切換部2302
を電極板12が陰極、電極板13が陽極になるように指
示する。これにより、陰極室にアルカリイオン水、陽極
室に酸性水が生成されることになる。そしてこのとき、
操作表示部24の生成報知ランプ2405が信号ケーブ
ル25を介して点灯される。
【0016】さらに、制御手段23は、電極板表面にC
a,Mg等からなるスケール等の付着物が付着してきた
ら、ビルトインアルカリイオン整水器本体5が止水状態
になったとき、電圧の極性を反転させて印加し、前記ス
ケール等を電解水中に溶出させて電極板を洗浄する。そ
の後、通水時にスケールを含有した洗浄水を約10秒
間、ビルトインアルカリイオン整水器本体側吐水口15
と排水口19から放水する。このとき、操作表示部24
の洗浄報知ランプ2407が信号ケーブル25を介して
点灯または点滅させて、放出される水を飲用しないよう
に報知する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のビル
トインアルカリイオン整水器は、利用者がモード選択お
よびpH調節をする毎に、流し台の下に配置した操作表
示部を取り出す必要があり、使い勝手が悪い。また、操
作の手間をなくすために流し台天板上に配置する場合に
は、施工者が流し台天板に配線穴を設け、この配線穴に
ビルトインアルカリイオン整水器と操作表示部間の信号
を伝達する信号ケーブルを通す必要があり、施工が難し
い。
【0018】そこで本発明は、操作表示部の使い勝手を
良くするとともに、簡単に施工できるビルトインアルカ
リイオン整水器を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のビルトインアルカリイオン整水器は、ビル
トインアルカリイオン整水器本体の動作状態を表示する
ための表示信号や、利用者が動作モード等の選択変更時
に発生するモード信号を電波信号に変換し送受信できる
送受信部をビルトインアルカリイオン整水器本体及び操
作表示部の各々に備えたことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、操作表示部の使い勝手
を良くし、施工を簡単にすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、原水を電気分解してアルカリイオン水及び酸性イオ
ン水を生成する電解槽とこの電解槽への通電をコントロ
ールする制御部とを有するビルトインアルカリイオン整
水器本体と、前記制御部へ操作指令を行う操作部と前記
ビルトインアルカリイオン整水器本体の動作状態を表示
する表示部とを有する操作表示部とを備えたビルトイン
アルカリイオン整水器において、前記操作表示部及びビ
ルトインアルカリイオン整水器本体のそれぞれに、無線
で送受信可能な送信部及び受信部を備えたもので、これ
によって、操作表示部のモード選択ボタンまたはpH調
節ボタンを押圧して動作状態を設定すると、操作表示部
で動作状態を表示するとともに、電波信号が無線で送信
され、ビルトインアルカリイオン整水器本体で電波信号
を受信し、動作状態を切り換えることができる。
【0022】請求項2に記載の発明は、操作表示部及び
ビルトインアルカリイオン整水器本体から発信される電
波信号の誤作動防止用ID機構を備えたもので、これに
よって、誤作動を確実に防止することができる。
【0023】請求項3に記載の発明は、ビルトインアル
カリイオン整水器本体が流し台の下面に組み込まれたも
ので、このような構造でも、簡単な施工で使い勝手を向
上させることができる。
【0024】請求項4に記載の発明は、ビルトインアル
カリイオン整水器本体に、電波信号の送受信用アンテナ
を備えたもので、これによって、キャビネットに収納さ
れたビルトインアルカリイオン整水器本体と、ワイヤレ
スで接続された操作表示部とのデータのやり取りを確実
に行うことができる。
【0025】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態にお
けるビルトインアルカリイオン整水器の概略構造図、図
2は図1に示すビルトインアルカリイオン整水器の操作
表示部概略図、図3は図1に示すビルトインアルカリイ
オン整水器のブロック図、図4は図1に示すビルトイン
アルカリイオン整水器の操作表示部ブロック図である。
なお、図1〜図4において、図5〜図8の従来例で説明
したビルトインアルカリイオン整水器の各装置に対応す
るものは、同じ符号を付している。。
【0026】図1を参照して、1は水道水等の原水管、
2は専用水栓、3は専用水栓側流量調節レバー、4は原
水側吐水口、5はビルトインアルカリイオン整水器本
体、6はビルトインアルカリイオン整水器本体側流量調
節レバー、7は浄水部、8はカルシウム供給部、9は流
量センサ、10は電解槽、11は隔膜、12,13は電
極板、14は吐水管、15はビルトインアルカリイオン
整水器本体側吐水口である。また、16は電磁弁、17
は流量調節部、18は排水管、19は排水口、20は浄
水器センサ、21は電源投入用プラグ、22は電源部、
23は制御手段、24は操作表示部、26は専用水栓取
付穴、27は排水口取付穴をそれぞれ示す。
【0027】29は送信部で、制御手段23に接続さ
れ、ビルトインアルカリイオン整水器本体5の動作状態
を操作表示部24で表示するための表示信号を電波信号
32に変換する。さらに、送信部29から発信された電
波信号32は、操作表示部24に送信される。
【0028】30は利用者が動作モードの選択変更を行
ったときに、操作表示部24から送信されてくる電波信
号32をモード信号に逆変換する受信部である。またこ
のモード信号は、図3に示す制御手段23のMPU23
01に送信され、ここで処理される。図1に戻って、3
1は誤動作を防止するために信号の変換もしくは電波信
号32の逆変換をする際に、制御手段23で照合するた
めのIDコードである。また、このIDコード31は、
ビルトインアルカリイオン整水器本体5と操作表示部2
4に同一IDコードを設定している。
【0029】33は、ビルトインアルカリイオン整水器
本体5に設けられた送受信用アンテナで、この送受信用
アンテナ33によって、流し台下のキャビネットに収納
されたビルトインアルカリイオン整水器本体5と、ワイ
ヤレスで接続された操作表示部24とのデータのやり取
りを確実に行うことができる。
【0030】操作表示部24のブロック図を示す図4を
参照して、2408は操作表示部側のMPUで、操作部
を成すモード選択ボタン2401,PH選択ボタン24
02、受信部2410からの信号処理、および表示部を
成すアルカリモード表示ランプ2403,浄水モード表
示ランプ2404,生成報知ランプ2405,濃度レベ
ル表示ランプ2406,洗浄報知ランプ2407、操作
表示部側の送信部2409に動作指示をする。2409
は利用者が動作モードの選択設定等を行ったときに発生
した動作モード信号を電波信号32に変換できる操作表
示部側の送信部である。また、この電波信号32は、前
述したように、ビルトインアルカリイオン整水器本体5
に送信される。
【0031】2410は操作表示部側の受信部であり、
ビルトインアルカリイオン整水器本体5の動作状態を表
示するためにビルトインアルカリイオン整水器本体5か
ら送信されてくる電波信号32を表示信号に変換する。
また、この表示信号は、操作表示部側のMPU2408
に送信され処理される。操作表示側のIDコード241
1は前述したIDコード31と同じコードにしている。
【0032】2412は、操作表示部側のMPU240
8、表示部2403〜2407、操作表示部側の送信部
2409、操作表示部側の受信部2410に直流電圧電
流を供給する電源部である。この電源部2412として
は、乾電池、ニッカド電池、リチウム電池等を好適に用
いることができる。
【0033】次に、図1〜図4を参照して、この操作表
示部24を使用してビルトインアルカリイオン整水器本
体5を動作させるときの説明をする。
【0034】利用者が、手元に配置された操作表示部2
4のモード選択ボタン2401を押してアルカリイオン
水生成モードを選択設定し、また、pH調節ボタン24
02で例えば弱モードを選択すると、これによって、設
定されたモード信号は、操作表示部側のMPU2408
に送信される。ここで、操作表示部側のMPU2408
は、利用者が選択設定した動作モードに応じてアルカリ
モード表示ランプ2403と濃度レベル表示ランプ24
06のいずれかのランプを点灯させる。また、モード信
号とIDコード2411を同時に操作表示部側の送信部
2409に送信するとともに、ビルトインアルカリイオ
ン整水器本体5からチェック信号が返信してくるのを待
つ。これを受けた操作表示部側の送信部2409は、モ
ード信号とIDコード2411を電波信号32に変換送
信し、ビルトインアルカリイオン整水器本体5にモード
が変更設定されたことを伝える。
【0035】一方、ビルトインアルカリイオン整水器本
体5は、モードが変更設定されたことを伝える電波信号
32を受信部30で受信し、モード信号と操作表示側の
IDコード2411に逆変換をするとともに、MPU2
301に送信する。これを受けたMPU2301は、I
Dコード31と操作表示側のIDコード2411とを照
合して、電波信号32が操作表示部24から送信された
ものか否かを確認する。また、電波信号32が操作表示
部24から送信されたものであることに間違いがなけれ
ば、原水の通水時に各部に動作指示できるように準備す
るとともに、IDコード31を送信部29に返信する。
このIDコード31は、送信部29で電波信号32に変
換送信される。
【0036】次に、ビルトインアルカリイオン整水器本
体5から返信された電波信号32は、操作表示部側の受
信部2410で受信し、IDコード31に逆変換し、操
作表示部側のMPU2408に返信される。操作表示部
側のMPU2408は、操作表示側のIDコード241
1とIDコード31とを照合して間違いなければ表示状
態をそのままにしておき、間違いであれば表示状態を利
用者が選択設定する前の状態に戻す。
【0037】専用水栓2から通水された原水は、前述し
たように処理された後、流量センサ9を経て電解槽10
に通水される。このとき制御手段23は、流量センサ9
の信号を読み取り、流量レベルが一定レベルを越えると
この状態を通水状態と判断する。また、操作表示部24
から送信されていたモード信号に従って、制御手段23
は、電解槽10による電気分解を行うために、極性切換
部2302を電極板12が陰極、電極板13が陽極にな
るように指示する。これにより、陰極室にアルカリイオ
ン水、陽極室に酸性水が生成されることになる。そして
このとき、操作表示部24の生成報知ランプ2405を
点灯させるため生成ランプ点灯信号を前述したように送
信して、操作表示部24の生成報知ランプ2405を点
灯させる。
【0038】さらに、制御手段23は、電極板表面にC
a,Mg等からなるスケール等の付着物が付着してきた
場合、ビルトインアルカリイオン整水器本体5が止水状
態になったとき、電圧の極性を反転させて印加して、前
記スケール等を電解水中に溶出させて電極板を洗浄す
る。その後、通水時にスケールを含有した洗浄水を約1
0秒間、ビルトインアルカリイオン整水器本体側吐水口
15と排水口19から放水する。このとき、操作表示部
24の洗浄報知ランプ2407を点灯または点滅させる
ため洗浄ランプ点灯点滅信号を前述したように送信し
て、操作表示部24の洗浄報知ランプ2407を点灯ま
たは点滅させて、放出される水を飲用しないように報知
する。
【0039】このように本実施の形態のビルトインアル
カリイオン整水器によれば、操作表示部の使い勝手が良
くなるとともに、信号伝達方法を電波式にすることで、
信号ケーブルおよび配線穴を設ける必要がなくなり、施
工を簡単にすることができる。
【0040】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0041】(1)請求項1記載の発明によって、操作
表示部の使い勝手が良くなるとともに、信号伝達方法を
電波式にすることで、信号ケーブルおよび配線穴を設け
る必要がなくなり、施工を簡単にできるビルトインアル
カリイオン整水器を提供することができる。
【0042】(2)ID機構を備えた請求項2記載の発
明によって、誤作動を確実に防止することができる。
【0043】(3)ビルトインアルカリイオン整水器本
体が流し台の下面に組み込まれた請求項3記載の発明に
よって、簡単な施工で使い勝手を向上させることができ
る。
【0044】(4)ビルトインアルカリイオン整水器本
体に電波信号の送受信用アンテナを備えた請求項4記載
の発明によって、キャビネットに収納されたビルトイン
アルカリイオン整水器本体と、ワイヤレスで接続された
操作表示部とのデータのやり取りを確実に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるビルトインアルカ
リイオン整水器の概略構造図
【図2】本発明の実施の形態におけるビルトインアルカ
リイオン整水器の操作表示部概略構造図
【図3】本発明の実施の形態におけるビルトインアルカ
リイオン整水器のブロック図
【図4】本発明の実施の形態におけるビルトインアルカ
リイオン整水器の操作表示部ブロック図
【図5】従来のビルトインアルカリイオン整水器の概略
構造図
【図6】従来のビルトインアルカリイオン整水器の概略
構造図
【図7】従来のビルトインアルカリイオン整水器の操作
表示部概略図
【図8】従来のビルトインアルカリイオン整水器のブロ
ック図
【符号の説明】
1 原水管 2 専用水栓 3 専用水栓側流量調節レバー 4 原水側吐水口 5 ビルトインアルカリイオン整水器本体 6 ビルトインアルカリイオン整水器本体側流量調節レ
バー 7 浄水部 8 カルシウム供給部 9 流量センサ 10 電解槽 11 隔膜 12,13 電極板 14 吐水管 15 ビルトインアルカリイオン整水器本体側吐水口 16 電磁弁 17 流量調節部 18 排水管 19 排水口 20 浄水器センサ 21 電源投入用プラグ 22 電源部 23 制御手段 24 操作表示部 25 信号ケーブル 26 専用水栓取付穴 27 排水口取付穴 28 配線穴 29 送信部 30 受信部 31 IDコード 32 電波信号 2301 MPU 2302 極性切換部 2303 電解電圧スイッチング部 2401 モード選択ボタン 2402 pH調節ボタン 2403 アルカリイオンモード表示ランプ 2404 浄水モード表示ランプ 2405 生成報知ランプ 2406 濃度レベル表示ランプ 2407 洗浄報知ランプ 2408 MPU 2409 送信部 2410 受信部 2411 IDコード 2412 電源部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原水を電気分解してアルカリイオン水及び
    酸性イオン水を生成する電解槽とこの電解槽への通電を
    コントロールする制御部とを有するビルトインアルカリ
    イオン整水器本体と、前記制御部へ操作指令を行う操作
    部と前記ビルトインアルカリイオン整水器本体の動作状
    態を表示する表示部とを有する操作表示部とを備えたビ
    ルトインアルカリイオン整水器において、前記操作表示
    部及びビルトインアルカリイオン整水器本体のそれぞれ
    に、無線で送受信可能な送信部及び受信部を備えたこと
    特徴とするビルトインアルカリイオン整水器。
  2. 【請求項2】前記操作表示部及びビルトインアルカリイ
    オン整水器本体から発信される電波信号の誤作動防止用
    ID機構を備えたことを特徴とする請求項1記載のビル
    トインアルカリイオン整水器。
  3. 【請求項3】前記ビルトインアルカリイオン整水器本体
    が流し台の下面に組み込まれたものであることを特徴と
    する請求項1,2記載のビルトインアルカリイオン整水
    器。
  4. 【請求項4】前記ビルトインアルカリイオン整水器本体
    に、前記電波信号の送受信用アンテナを備えたことを特
    徴とする請求項1,2,3記載のビルトインアルカリイ
    オン整水器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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