JPH1057633A - 玩具用部材間の可動連結装置 - Google Patents
玩具用部材間の可動連結装置Info
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- JPH1057633A JPH1057633A JP23363196A JP23363196A JPH1057633A JP H1057633 A JPH1057633 A JP H1057633A JP 23363196 A JP23363196 A JP 23363196A JP 23363196 A JP23363196 A JP 23363196A JP H1057633 A JPH1057633 A JP H1057633A
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- Japan
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- joint member
- joint
- hole
- members
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 人間の動きになぞらせて人形玩具を作動させ
る 【解決手段】 第1部材(11)と第2部材(15)を
回動自在に連結する第1関節部材(16)。第1関節部
材(16)に並べて設置され一端は第1部材(11)に
回動自在に取り付けられ、他端は第2部材(15)に設
けられた貫通孔に摺動可能に貫通される棒状の第2関節
部材(21)。とからなる玩具用部材間の可動連結装
置。
る 【解決手段】 第1部材(11)と第2部材(15)を
回動自在に連結する第1関節部材(16)。第1関節部
材(16)に並べて設置され一端は第1部材(11)に
回動自在に取り付けられ、他端は第2部材(15)に設
けられた貫通孔に摺動可能に貫通される棒状の第2関節
部材(21)。とからなる玩具用部材間の可動連結装
置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は、玩具用部材間
の可動連結装置に係る。詳細には、人形等の玩具に於け
る腕等の関節に使用される2部材間を可動に連結する玩
具用部材間の可動連結装置に係る。
の可動連結装置に係る。詳細には、人形等の玩具に於け
る腕等の関節に使用される2部材間を可動に連結する玩
具用部材間の可動連結装置に係る。
【0002】
【従来の技術】 従来、玩具用部材間の可動連結装置と
しては、特公平3ー3506「人形用肩関節装置」が知
られている。同装置は、「イ、人形の腕の付根に内外を
連通する円孔を有するほぼ球状の中空殻部を設け、その
中空殻部内に球体を回動自在に設け、ロ、前記腕の付根
の一部を人形本体の中空肩部の先端に設けた円孔に回転
自在に嵌合するとともに、ハ、前記球体に一端が固着さ
れ、前記腕の円孔より外部に突出された連結棒を、前記
肩部の円孔内側に設けた固定板の縦長孔に貫通し、ニ、
その連結棒の他端に前記固定板の内側凸曲面に摺動自在
に当接する止め板を固着してなる、ホ、人形用肩関節装
置。」に係る。
しては、特公平3ー3506「人形用肩関節装置」が知
られている。同装置は、「イ、人形の腕の付根に内外を
連通する円孔を有するほぼ球状の中空殻部を設け、その
中空殻部内に球体を回動自在に設け、ロ、前記腕の付根
の一部を人形本体の中空肩部の先端に設けた円孔に回転
自在に嵌合するとともに、ハ、前記球体に一端が固着さ
れ、前記腕の円孔より外部に突出された連結棒を、前記
肩部の円孔内側に設けた固定板の縦長孔に貫通し、ニ、
その連結棒の他端に前記固定板の内側凸曲面に摺動自在
に当接する止め板を固着してなる、ホ、人形用肩関節装
置。」に係る。
【0003】更に、特公平6ー81634「玩具におけ
る2部材の可動連結構造」も知られている。同構造は、
「胴体部、腰部等を成す第1部材と、腕部、脚部等を成
す第2部材とを下記の構成を有する連結部材を介して可
動連結したことを特徴とする玩具における2部材の可動
連結構造。 イ、連結部材は第1部材に保持された軸部材と、この軸
部材の一端または両端に設けられた連結部とによって構
成されていること。 ロ、上記連結部は椀状に形成されていること。 ハ、上記第2部材には連結部の受部が形成され、この受
部には上記軸部材の長溝状の案内溝が形成されているこ
と。 ニ、上記受部には連結部が弾性嵌合されるとともに、」
に係る。
る2部材の可動連結構造」も知られている。同構造は、
「胴体部、腰部等を成す第1部材と、腕部、脚部等を成
す第2部材とを下記の構成を有する連結部材を介して可
動連結したことを特徴とする玩具における2部材の可動
連結構造。 イ、連結部材は第1部材に保持された軸部材と、この軸
部材の一端または両端に設けられた連結部とによって構
成されていること。 ロ、上記連結部は椀状に形成されていること。 ハ、上記第2部材には連結部の受部が形成され、この受
部には上記軸部材の長溝状の案内溝が形成されているこ
と。 ニ、上記受部には連結部が弾性嵌合されるとともに、」
に係る。
【0004】更に、特公平7ー45273「人形の関節
構造」も知られている。同構造は、「下記要件を備えた
人形の関節構造。 イ、人形の胴体から突出し、先端に係止凸部を有する突
出片と、前記突出片が一方側から押入されたときに、前
記係止凸部を係止する係止部を反対側に有する穴を備
え、かつ弾性を付与するスリットを表面に有する球体
と、前記球体に回動自在に結合される人形の脚、腕ある
いは首等の可動部とからなること。 ロ、前記可動部は、突合わせて結合される一対の部材か
らなり、一対の部材は、突合わせ結合された場合に、前
記球体を回動自在に収納する球形空間状の収納室を形成
し、かつ、前記部材は、前記収納室に収納された球体の
穴を外部に臨ませる1つの切欠部を有すること。」に係
る。
構造」も知られている。同構造は、「下記要件を備えた
人形の関節構造。 イ、人形の胴体から突出し、先端に係止凸部を有する突
出片と、前記突出片が一方側から押入されたときに、前
記係止凸部を係止する係止部を反対側に有する穴を備
え、かつ弾性を付与するスリットを表面に有する球体
と、前記球体に回動自在に結合される人形の脚、腕ある
いは首等の可動部とからなること。 ロ、前記可動部は、突合わせて結合される一対の部材か
らなり、一対の部材は、突合わせ結合された場合に、前
記球体を回動自在に収納する球形空間状の収納室を形成
し、かつ、前記部材は、前記収納室に収納された球体の
穴を外部に臨ませる1つの切欠部を有すること。」に係
る。
【0005】その他、実公平6ー47505「人形用関
節部材」も知られている。
節部材」も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 これら従来の装置で
は、2部材の間は、一本の連結棒、軸部材、突出片等で
連結される。しかしながら、1本の軸だけでは、人間の
動きになぞらせて人形玩具を作動させるには困難があっ
た。
は、2部材の間は、一本の連結棒、軸部材、突出片等で
連結される。しかしながら、1本の軸だけでは、人間の
動きになぞらせて人形玩具を作動させるには困難があっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】 この発明は、第1部材
と第2部材を回動自在に連結する第1関節部材と、第1
関節部材に並べて設置され一端は第1部材に取り付けら
れ、他端は第2部材に設けられた係止手段に摺動可能に
係止される第2関節部材とからなることを特徴とする玩
具用部材間の可動連結装置、および、第1部材と第2部
材を回動自在に連結する第1関節部材と、第1関節部材
に並べて設置され一端は第1部材に取り付けられ、他端
は第2部材に設けられた貫通孔に摺動可能に貫通される
棒状の第2関節部材とからなることを特徴とする玩具用
部材間の可動連結装置、および、第1部材と第2部材を
回動自在に連結する第1関節部材と、第1関節部材に並
べて設置され一端は第1部材に回動自在に取り付けら
れ、他端は第2部材に設けられた係止手段に摺動可能に
係止される第2関節部材とからなることを特徴とする玩
具用部材間の可動連結装置、および、第1部材と第2部
材を回動自在に連結する第1関節部材と、第1関節部材
に並べて設置され一端は第1部材に回動自在に取り付け
られ、他端は第2部材に設けられた貫通孔に摺動可能に
貫通される棒状の第2関節部材とからなることを特徴と
する玩具用部材間の可動連結装置、を提供する。
と第2部材を回動自在に連結する第1関節部材と、第1
関節部材に並べて設置され一端は第1部材に取り付けら
れ、他端は第2部材に設けられた係止手段に摺動可能に
係止される第2関節部材とからなることを特徴とする玩
具用部材間の可動連結装置、および、第1部材と第2部
材を回動自在に連結する第1関節部材と、第1関節部材
に並べて設置され一端は第1部材に取り付けられ、他端
は第2部材に設けられた貫通孔に摺動可能に貫通される
棒状の第2関節部材とからなることを特徴とする玩具用
部材間の可動連結装置、および、第1部材と第2部材を
回動自在に連結する第1関節部材と、第1関節部材に並
べて設置され一端は第1部材に回動自在に取り付けら
れ、他端は第2部材に設けられた係止手段に摺動可能に
係止される第2関節部材とからなることを特徴とする玩
具用部材間の可動連結装置、および、第1部材と第2部
材を回動自在に連結する第1関節部材と、第1関節部材
に並べて設置され一端は第1部材に回動自在に取り付け
られ、他端は第2部材に設けられた貫通孔に摺動可能に
貫通される棒状の第2関節部材とからなることを特徴と
する玩具用部材間の可動連結装置、を提供する。
【0008】第1関節部材により第1部材と第2部材と
を回動させる。すると、第1関節部材に並べて設置され
た第2関節部材に沿って、第2部材に設置された係止手
段あるいは貫通孔は摺動作動し、第1関節部材の回動を
規制する。第2関節部材の一端が第1部材に回動自在に
取り付けられたときは、第2関節部材の第1部材への取
り付け端でも回動しながら、第1関節部材に並べて設置
された第2関節部材に沿って、第2部材に設置された係
止手段あるいは貫通孔は摺動する。
を回動させる。すると、第1関節部材に並べて設置され
た第2関節部材に沿って、第2部材に設置された係止手
段あるいは貫通孔は摺動作動し、第1関節部材の回動を
規制する。第2関節部材の一端が第1部材に回動自在に
取り付けられたときは、第2関節部材の第1部材への取
り付け端でも回動しながら、第1関節部材に並べて設置
された第2関節部材に沿って、第2部材に設置された係
止手段あるいは貫通孔は摺動する。
【0009】
【発明の実施の形態】 この発明の玩具用部材間の可動
連結装置を人形玩具の肩部に設けた実施の形態の斜視図
をあらわす図1、同組み立て図をあらわす図2、同玩具
用部材間の可動連結装置を人形玩具のひじ部に設けた実
施の形態の斜視図をあらわす図3、同組み立て図をあら
わす図4、同玩具用部材間の可動連結装置を人形玩具の
脚部(股部)に設けた実施の形態の斜視図をあらわす図
5、同組み立て図をあらわす図6、同玩具用部材間の可
動連結装置を人形玩具のひざ部に設けた実施の形態の斜
視図をあらわす図7、同玩具用部材間の可動連結装置を
人形玩具の足首部に設けた実施の形態の斜視図をあらわ
す図8、同玩具用部材間の可動連結装置を人形玩具のひ
ざ部に設けた実施の形態の組み立て図をあらわす図9、
同玩具用部材間の可動連結装置を人形玩具の足首部に設
けた実施の形態の組み立て図をあらわす図10にしたが
って説明する。
連結装置を人形玩具の肩部に設けた実施の形態の斜視図
をあらわす図1、同組み立て図をあらわす図2、同玩具
用部材間の可動連結装置を人形玩具のひじ部に設けた実
施の形態の斜視図をあらわす図3、同組み立て図をあら
わす図4、同玩具用部材間の可動連結装置を人形玩具の
脚部(股部)に設けた実施の形態の斜視図をあらわす図
5、同組み立て図をあらわす図6、同玩具用部材間の可
動連結装置を人形玩具のひざ部に設けた実施の形態の斜
視図をあらわす図7、同玩具用部材間の可動連結装置を
人形玩具の足首部に設けた実施の形態の斜視図をあらわ
す図8、同玩具用部材間の可動連結装置を人形玩具のひ
ざ部に設けた実施の形態の組み立て図をあらわす図9、
同玩具用部材間の可動連結装置を人形玩具の足首部に設
けた実施の形態の組み立て図をあらわす図10にしたが
って説明する。
【0010】11は、第1部材である。図1、図2にお
ける実施の形態においては第1部材は人形玩具の肩の本
体側部分を構成する。12はピンであり、第1部材の下
端に設けられ人形玩具本体に差し込まれる。第1部材1
1は、ピン12に連続する棒状の本体と、本体から平行
に突出する第1凸部13、第2凸部14が設けられる。
第2凸部14は、第1凸部13より短く第1凸部材13
の下部に設けられる。第1凸部13、第2凸部14とも
に先端には貫通孔が設けられる。第1凸部13に設けら
れた貫通孔の方が、第2凸部14に設けられた貫通孔よ
りも本体から突設された位置とされる。15は、第2部
材である。第2部材は、図1、図2に図示される実施の
形態では人形玩具における肩関節より先端部分を構成す
る。第2部材15は2枚のT字状部材からなる。第2部
材15の端部にはそれぞれ貫通孔が設けられる。2枚の
第2部材15は一端は第1部材11の第1凸部13を両
側から挟み3者の貫通孔にピン16を貫通させること
で、第1部材11と第2部材15をピン16を回動中心
として回動自在に連結する第1関節部材16を構成す
る。
ける実施の形態においては第1部材は人形玩具の肩の本
体側部分を構成する。12はピンであり、第1部材の下
端に設けられ人形玩具本体に差し込まれる。第1部材1
1は、ピン12に連続する棒状の本体と、本体から平行
に突出する第1凸部13、第2凸部14が設けられる。
第2凸部14は、第1凸部13より短く第1凸部材13
の下部に設けられる。第1凸部13、第2凸部14とも
に先端には貫通孔が設けられる。第1凸部13に設けら
れた貫通孔の方が、第2凸部14に設けられた貫通孔よ
りも本体から突設された位置とされる。15は、第2部
材である。第2部材は、図1、図2に図示される実施の
形態では人形玩具における肩関節より先端部分を構成す
る。第2部材15は2枚のT字状部材からなる。第2部
材15の端部にはそれぞれ貫通孔が設けられる。2枚の
第2部材15は一端は第1部材11の第1凸部13を両
側から挟み3者の貫通孔にピン16を貫通させること
で、第1部材11と第2部材15をピン16を回動中心
として回動自在に連結する第1関節部材16を構成す
る。
【0011】17は、ボルトである。ボルト17を、第
2部材15の先端側端部に設けられた貫通孔に貫通させ
ナットでとめることで、第2部材15相互を固定させ
る。18は、係止手段である。係止手段18は円柱状か
らなり、その中央部に軸に沿って貫通孔19が設けら
れ、係止手段18の外周からは支持部材20が突設され
る。支持部材20は、それぞれ第2部材15に設けられ
た貫通孔に差し込まれることにより、支持部材20を回
転中心として回転可能に、第2部材15間に取り付けら
れる。21は、第2関節部材である。第2関節部材21
は、基部である一端に貫通孔を設けられた棒状体からな
る。第2関節部材21は、棒状体でなくとも、それに従
って係止手段18あるいは貫通孔19が摺動可能であれ
ばよい。この実施の形態においては他の第2関節部材も
同様である。第2関節部材21の貫通孔は第1部材11
の第2凸部14に設けられた貫通孔と一致され、ピン2
2によりピン22を回動中心として回動可能に差し込ま
れて結合される。ピン22は第2凸部14に固定されて
いてもよい。又ピン22は第2関節部材21の貫通孔に
固定させてもよい。この実施の形態においては、全ての
ピンを同様に固定してもよい。第2関節部材21の先端
は係止手段18である貫通孔19に摺動自在に貫通させ
る。
2部材15の先端側端部に設けられた貫通孔に貫通させ
ナットでとめることで、第2部材15相互を固定させ
る。18は、係止手段である。係止手段18は円柱状か
らなり、その中央部に軸に沿って貫通孔19が設けら
れ、係止手段18の外周からは支持部材20が突設され
る。支持部材20は、それぞれ第2部材15に設けられ
た貫通孔に差し込まれることにより、支持部材20を回
転中心として回転可能に、第2部材15間に取り付けら
れる。21は、第2関節部材である。第2関節部材21
は、基部である一端に貫通孔を設けられた棒状体からな
る。第2関節部材21は、棒状体でなくとも、それに従
って係止手段18あるいは貫通孔19が摺動可能であれ
ばよい。この実施の形態においては他の第2関節部材も
同様である。第2関節部材21の貫通孔は第1部材11
の第2凸部14に設けられた貫通孔と一致され、ピン2
2によりピン22を回動中心として回動可能に差し込ま
れて結合される。ピン22は第2凸部14に固定されて
いてもよい。又ピン22は第2関節部材21の貫通孔に
固定させてもよい。この実施の形態においては、全ての
ピンを同様に固定してもよい。第2関節部材21の先端
は係止手段18である貫通孔19に摺動自在に貫通させ
る。
【0012】そこで、第1関節部材であるピン16を回
動中心として図1矢印方向に第2部材15を回動させ
る。すると、第1関節部材16を回動中心として回動し
ようとするが、同時に、第1関節部材16に並べて設置
された棒状の第2関節部材21に沿って、第2部材15
に設置された係止手段18あるいは貫通孔19は摺動作
動することで第1関節部材の回動を規制する。そのた
め、2本の骨からなる人間の腕部分と同様の作動が可能
となる。更に、第1凸部13は、第2凸部14よりも突
設されているため、第2関節部材21はの作動は第1関
節部材と干渉することはない。第1部材11と第2部材
15とは回動しながら係止手段18あるいは貫通孔19
は第2関節部材21に沿ってスライドすることになり、
単にピン16のみを回動中心として回動するのではない
ので、人間の作動に近い作動を人形玩具に与えることが
可能となる。23は、取り付け突起であり、第2部材1
5の先端側にそれぞれ設けられ、人形玩具の先端部品と
の結合に使用する。
動中心として図1矢印方向に第2部材15を回動させ
る。すると、第1関節部材16を回動中心として回動し
ようとするが、同時に、第1関節部材16に並べて設置
された棒状の第2関節部材21に沿って、第2部材15
に設置された係止手段18あるいは貫通孔19は摺動作
動することで第1関節部材の回動を規制する。そのた
め、2本の骨からなる人間の腕部分と同様の作動が可能
となる。更に、第1凸部13は、第2凸部14よりも突
設されているため、第2関節部材21はの作動は第1関
節部材と干渉することはない。第1部材11と第2部材
15とは回動しながら係止手段18あるいは貫通孔19
は第2関節部材21に沿ってスライドすることになり、
単にピン16のみを回動中心として回動するのではない
ので、人間の作動に近い作動を人形玩具に与えることが
可能となる。23は、取り付け突起であり、第2部材1
5の先端側にそれぞれ設けられ、人形玩具の先端部品と
の結合に使用する。
【0013】31は、第2部材15の先端に取り付けら
れる他の第1部材であり、人形玩具の肩よりも先の腕部
分を構成する。第1部材31は端面L字状の下部部材と
板状の上部部材とからなり端部に貫通孔を設ける。32
は、回転軸である。回転軸32は円柱状からなり軸を直
角に貫通する貫通孔33を設けられられとともに両端に
は支持部材34が突設される。支持部材34は、それぞ
れ第1部材31の上部部材と下部部材の貫通孔にそれぞ
れ嵌合され回転軸32は軸を回動中心として回動可能で
ある。貫通孔33には、取り付け突起23が嵌合され
る。35は、ボルトであり、ナットにより2個の第1部
材31を固定する。36は、第1凸部、37は第2凸部
である。第1凸部36、第2凸部37は端面L字状から
なる第1部材31の下部部材から平行に突設され、先端
にはそれぞれ貫通孔を設ける。第1凸部36の方が、第
2凸部37より突設させ、第1凸部36に設けられる貫
通孔の方が、第2凸部37に設けられる貫通孔の方が突
設された位置とする。
れる他の第1部材であり、人形玩具の肩よりも先の腕部
分を構成する。第1部材31は端面L字状の下部部材と
板状の上部部材とからなり端部に貫通孔を設ける。32
は、回転軸である。回転軸32は円柱状からなり軸を直
角に貫通する貫通孔33を設けられられとともに両端に
は支持部材34が突設される。支持部材34は、それぞ
れ第1部材31の上部部材と下部部材の貫通孔にそれぞ
れ嵌合され回転軸32は軸を回動中心として回動可能で
ある。貫通孔33には、取り付け突起23が嵌合され
る。35は、ボルトであり、ナットにより2個の第1部
材31を固定する。36は、第1凸部、37は第2凸部
である。第1凸部36、第2凸部37は端面L字状から
なる第1部材31の下部部材から平行に突設され、先端
にはそれぞれ貫通孔を設ける。第1凸部36の方が、第
2凸部37より突設させ、第1凸部36に設けられる貫
通孔の方が、第2凸部37に設けられる貫通孔の方が突
設された位置とする。
【0014】38は第2部材である。第2部材38は、
第1部材31の人形玩具の先端腕部分を構成する。2枚
の第2部材38には、第1部材31よりにそれぞれ貫通
孔が設けられる。他端側にも同様に貫通孔が設けられ
る。第2部材38の最も第1部材よりの貫通孔相互はピ
ン39により、第1凸部36に設けられた貫通孔ととも
に結合され第1関節部材39を構成する。
第1部材31の人形玩具の先端腕部分を構成する。2枚
の第2部材38には、第1部材31よりにそれぞれ貫通
孔が設けられる。他端側にも同様に貫通孔が設けられ
る。第2部材38の最も第1部材よりの貫通孔相互はピ
ン39により、第1凸部36に設けられた貫通孔ととも
に結合され第1関節部材39を構成する。
【0015】40は、第2関節部材である。第2関節部
材40は、基部である一端に貫通孔を設けられた棒状体
からなる。第2関節部材40の貫通孔は、第1部材31
に設けられた第2凸部37に貫通された貫通孔と一致さ
れ、ピン41によりピン41を回動中心として回動可能
に差し込まれて結合される。42は、係止手段である。
係止手段42は円柱状からなり、その中央部に貫通孔4
3が設けられ、係止手段42の外周からは支持部材44
が2個突設される。支持部材44は、それぞれ第2部材
38に設けられた貫通孔に差し込まれることにより、支
持部材44を回転中心として回転可能に、第2部材38
間に取り付けられる。45はボルトであり、第2部材3
8相互を、係止手段42を挟んで取り付ける。
材40は、基部である一端に貫通孔を設けられた棒状体
からなる。第2関節部材40の貫通孔は、第1部材31
に設けられた第2凸部37に貫通された貫通孔と一致さ
れ、ピン41によりピン41を回動中心として回動可能
に差し込まれて結合される。42は、係止手段である。
係止手段42は円柱状からなり、その中央部に貫通孔4
3が設けられ、係止手段42の外周からは支持部材44
が2個突設される。支持部材44は、それぞれ第2部材
38に設けられた貫通孔に差し込まれることにより、支
持部材44を回転中心として回転可能に、第2部材38
間に取り付けられる。45はボルトであり、第2部材3
8相互を、係止手段42を挟んで取り付ける。
【0016】そこで、第1関節部材であるピン39を回
動中心として図1矢印方向に第2部材38を回動させ
る。すると、第1関節部材39を回動中心として回動し
ようとするが、第1関節部材39に並べて設置された棒
状の第2関節部材40に沿った、第2部材38に設置さ
れた係止手段42あるいは貫通孔43の摺動作動に規制
されながら第1関節部材39は回動する。そのため、2
本の骨からなる人間の腕部分と同様の作動が可能とな
る。更に、第1凸部36は、第2凸部37よりも突設さ
れているため、第2関節部材40の作動は第1関節部材
39と干渉することはない。第1部材31と第2部材3
8とは回動しながら係止手段42あるいは貫通孔43は
第2関節部材40に沿ってスライドすることになり、単
にピン39のみを回動中心として回動するのではないの
で、人間の作動に近い作動を人形玩具に与えることが可
能となる。46は、取り付け突起であり、第2部材38
の先端側にそれぞれ設けられ、人形玩具の先端部品との
結合に使用する。
動中心として図1矢印方向に第2部材38を回動させ
る。すると、第1関節部材39を回動中心として回動し
ようとするが、第1関節部材39に並べて設置された棒
状の第2関節部材40に沿った、第2部材38に設置さ
れた係止手段42あるいは貫通孔43の摺動作動に規制
されながら第1関節部材39は回動する。そのため、2
本の骨からなる人間の腕部分と同様の作動が可能とな
る。更に、第1凸部36は、第2凸部37よりも突設さ
れているため、第2関節部材40の作動は第1関節部材
39と干渉することはない。第1部材31と第2部材3
8とは回動しながら係止手段42あるいは貫通孔43は
第2関節部材40に沿ってスライドすることになり、単
にピン39のみを回動中心として回動するのではないの
で、人間の作動に近い作動を人形玩具に与えることが可
能となる。46は、取り付け突起であり、第2部材38
の先端側にそれぞれ設けられ、人形玩具の先端部品との
結合に使用する。
【0017】図3、図4において、51は、第2部材で
ある。図3、図4に図示される実施の形態においては、
2個の第2部材51は人形玩具のひじより本体側部分を
構成する。52は、ボルトであり2個の第2部材51を
ナットとともに取り付ける。第2部材51の内部には溝
が設けられる。53は、第1部材でありこの実施の形態
ではひじの関節部分を構成する。第1部材53は、2枚
からなり、中央部に設けられた貫通孔にボルト54を貫
通させることによってナットで両者を固定させる。55
は第1関節部材、56は第2関節部材である。第1関節
部材55、第2関節部材56ともに棒状体からなり一端
には貫通孔が設けられる。第1関節部材55よりも、第
2関節部材56の方が長い。そのため、第2関節部材5
6の作動は、第1関節部材55と干渉することはない。
第1関節部材55は取り付けられることで第1関節部材
55の一部を構成するピン57を貫通孔に貫通させるこ
とにより、第2関節部材56はピン58を貫通孔に貫通
させることにより第2部材53に設けられた貫通孔に嵌
合させてピン57およびピン58を回動中心として回動
可能に取り付ける。第1関節部材55の他端は、第1部
材51に設けられた溝に長さを調整させながら嵌入し端
部はボルト52により第2部材51間に挟み込んで固定
する。
ある。図3、図4に図示される実施の形態においては、
2個の第2部材51は人形玩具のひじより本体側部分を
構成する。52は、ボルトであり2個の第2部材51を
ナットとともに取り付ける。第2部材51の内部には溝
が設けられる。53は、第1部材でありこの実施の形態
ではひじの関節部分を構成する。第1部材53は、2枚
からなり、中央部に設けられた貫通孔にボルト54を貫
通させることによってナットで両者を固定させる。55
は第1関節部材、56は第2関節部材である。第1関節
部材55、第2関節部材56ともに棒状体からなり一端
には貫通孔が設けられる。第1関節部材55よりも、第
2関節部材56の方が長い。そのため、第2関節部材5
6の作動は、第1関節部材55と干渉することはない。
第1関節部材55は取り付けられることで第1関節部材
55の一部を構成するピン57を貫通孔に貫通させるこ
とにより、第2関節部材56はピン58を貫通孔に貫通
させることにより第2部材53に設けられた貫通孔に嵌
合させてピン57およびピン58を回動中心として回動
可能に取り付ける。第1関節部材55の他端は、第1部
材51に設けられた溝に長さを調整させながら嵌入し端
部はボルト52により第2部材51間に挟み込んで固定
する。
【0018】59は、係止手段である。係止手段59は
円柱状からなり、その中央部に貫通孔60が設けられ、
係止手段59の外周からは支持部材61が突設される。
支持部材61は、それぞれ第2部材51に設けられた貫
通孔に差し込まれることにより、支持部材61を回転中
心として回転可能に、第2部材51間に取り付けられ
る。第2関節部材56の先端は係止手段59である貫通
孔60に摺動自在に貫通させる。
円柱状からなり、その中央部に貫通孔60が設けられ、
係止手段59の外周からは支持部材61が突設される。
支持部材61は、それぞれ第2部材51に設けられた貫
通孔に差し込まれることにより、支持部材61を回転中
心として回転可能に、第2部材51間に取り付けられ
る。第2関節部材56の先端は係止手段59である貫通
孔60に摺動自在に貫通させる。
【0019】そこで、第1関節部材55の取り付けピン
57を回動中心として図3矢印方向に第2部材55を回
動させる。すると、第1関節部材55の取り付けピン5
7を回動中心として回動しようとするが、第1関節部材
55に並べて設置された棒状の第2関節部材56に沿っ
た、第2部材51に設置された係止手段59あるいは貫
通孔60の摺動作動に規制されながら第1関節部材55
回動する。そのため、2本の骨からなる人間の腕部分と
同様の作動が可能となる。62は、取り付け突起であ
り、第2部材51の先端側にそれぞれ設けられ、人形玩
具の先端部品との結合、この実施の形態では人形玩具の
上腕部63に取り付けられる支持軸64に設けられた貫
通孔に嵌合される。
57を回動中心として図3矢印方向に第2部材55を回
動させる。すると、第1関節部材55の取り付けピン5
7を回動中心として回動しようとするが、第1関節部材
55に並べて設置された棒状の第2関節部材56に沿っ
た、第2部材51に設置された係止手段59あるいは貫
通孔60の摺動作動に規制されながら第1関節部材55
回動する。そのため、2本の骨からなる人間の腕部分と
同様の作動が可能となる。62は、取り付け突起であ
り、第2部材51の先端側にそれぞれ設けられ、人形玩
具の先端部品との結合、この実施の形態では人形玩具の
上腕部63に取り付けられる支持軸64に設けられた貫
通孔に嵌合される。
【0020】71は、53を第1部材とする他の第2部
材である。図3、図4に図示される実施の形態において
は、2個の第2部材71は人形玩具のひじより先端側部
分を構成する。2個の第1部材71は内部に設けられた
凹凸部72を嵌合させることで取り付けられる。73は
第1関節部材、74は第2関節部材である。第1関節部
材73、第2関節部材74ともに棒状体からなり一端に
は貫通孔が設けられる。第1関節部材73よりも、第2
関節部材74の方が長い。第1関節部材73は取り付け
られることで第1関節部材73の一部を構成するピン7
5を貫通孔に貫通させることにより、他方、第2関節部
材74はピン76を貫通孔に貫通させることにより第2
部材71に設けられた貫通孔に嵌合させてピン75およ
びピン76を回動中心として回動可能に取り付ける。第
1関節部材73の他端は、ピン77で第2部材71間に
固定する。
材である。図3、図4に図示される実施の形態において
は、2個の第2部材71は人形玩具のひじより先端側部
分を構成する。2個の第1部材71は内部に設けられた
凹凸部72を嵌合させることで取り付けられる。73は
第1関節部材、74は第2関節部材である。第1関節部
材73、第2関節部材74ともに棒状体からなり一端に
は貫通孔が設けられる。第1関節部材73よりも、第2
関節部材74の方が長い。第1関節部材73は取り付け
られることで第1関節部材73の一部を構成するピン7
5を貫通孔に貫通させることにより、他方、第2関節部
材74はピン76を貫通孔に貫通させることにより第2
部材71に設けられた貫通孔に嵌合させてピン75およ
びピン76を回動中心として回動可能に取り付ける。第
1関節部材73の他端は、ピン77で第2部材71間に
固定する。
【0021】78は、係止手段である。係止手段78は
円柱状からなり、その中心部に軸中心に沿って、貫通孔
79が設けられ、係止手段78の外周からは支持部材8
0が突設される。支持部材80は、それぞれ第2部材7
1に設けられた貫通孔に差し込まれることにより、支持
部材80を回転中心として回転可能に、第2部材71間
に取り付けられる。第2関節部材79の先端は係止手段
78である貫通孔79に摺動自在に貫通させる。
円柱状からなり、その中心部に軸中心に沿って、貫通孔
79が設けられ、係止手段78の外周からは支持部材8
0が突設される。支持部材80は、それぞれ第2部材7
1に設けられた貫通孔に差し込まれることにより、支持
部材80を回転中心として回転可能に、第2部材71間
に取り付けられる。第2関節部材79の先端は係止手段
78である貫通孔79に摺動自在に貫通させる。
【0022】そこで、第1関節部材73の取り付けピン
75を回動中心として図3矢印方向に第2部材71を回
動させる。すると、第1関節部材73の取り付けピン7
5を回動中心として回動しようとするが、第1関節部材
73に並べて設置された棒状の第2関節部材79に沿っ
た、第2部材71に設置された係止手段78あるいは貫
通孔79の摺動作動に規制されながら第1関節部材73
は回動する。そのため、2本の骨からなる人間の腕部分
と同様の作動が可能となる。81は、取り付け突起であ
る。取り付け突起81は、基部には球形物82を設け、
取り付けられる第2部材71の先端側には、円形開口部
83をそれぞれ設けられる。そして、球形物82を円形
開口部83間に挟んで固定させる。取り付け突起81の
先端には、人形玩具の手84を固定させる。
75を回動中心として図3矢印方向に第2部材71を回
動させる。すると、第1関節部材73の取り付けピン7
5を回動中心として回動しようとするが、第1関節部材
73に並べて設置された棒状の第2関節部材79に沿っ
た、第2部材71に設置された係止手段78あるいは貫
通孔79の摺動作動に規制されながら第1関節部材73
は回動する。そのため、2本の骨からなる人間の腕部分
と同様の作動が可能となる。81は、取り付け突起であ
る。取り付け突起81は、基部には球形物82を設け、
取り付けられる第2部材71の先端側には、円形開口部
83をそれぞれ設けられる。そして、球形物82を円形
開口部83間に挟んで固定させる。取り付け突起81の
先端には、人形玩具の手84を固定させる。
【0023】図5、図6において、91は、第1部材で
ある。図5、図6における実施の形態においては第1部
材は人形玩具の脚(股)の本体側部分を構成する。92
はピンであり、第1部材の先端に設けられ人形玩具本体
に差し込まれる。第1部材91は、ピン92に連続する
円盤状の本体と、本体から平行に突出する第1凸部9
3、第2凸部94が設けられる。第2凸部94は、第1
凸部93より短く構成される。第1凸部93、第2凸部
94ともに先端には貫通孔が設けられる。第1凸部93
に設けられた貫通孔の方が、第2凸部94に設けられた
貫通孔よりも突設された位置とされる。95は、第2部
材である。第2部材は、図5、図6に図示される実施の
形態では人形玩具における脚(股)より先端部分を構成
する。第2部材95は2枚の板状体からなる。第2部材
95の端部にはそれぞれ貫通孔が設けられる。2枚の第
2部材95は一端は第1部材91の第1凸部93を両側
から挟み3者の貫通孔にボルト96を貫通させナットで
固定することで、第1部材91と第2部材95をボルト
96を回動中心として回動自在に連結する第1関節部材
96を構成する。
ある。図5、図6における実施の形態においては第1部
材は人形玩具の脚(股)の本体側部分を構成する。92
はピンであり、第1部材の先端に設けられ人形玩具本体
に差し込まれる。第1部材91は、ピン92に連続する
円盤状の本体と、本体から平行に突出する第1凸部9
3、第2凸部94が設けられる。第2凸部94は、第1
凸部93より短く構成される。第1凸部93、第2凸部
94ともに先端には貫通孔が設けられる。第1凸部93
に設けられた貫通孔の方が、第2凸部94に設けられた
貫通孔よりも突設された位置とされる。95は、第2部
材である。第2部材は、図5、図6に図示される実施の
形態では人形玩具における脚(股)より先端部分を構成
する。第2部材95は2枚の板状体からなる。第2部材
95の端部にはそれぞれ貫通孔が設けられる。2枚の第
2部材95は一端は第1部材91の第1凸部93を両側
から挟み3者の貫通孔にボルト96を貫通させナットで
固定することで、第1部材91と第2部材95をボルト
96を回動中心として回動自在に連結する第1関節部材
96を構成する。
【0024】97は、係止手段である。係止手段97は
円柱状からなり、その中央部に貫通孔98が設けられ、
係止手段97の外周からは支持部材99が突設される。
支持部材99は、それぞれ第2部材95に設けられた貫
通孔に差し込まれることにより、支持部材99を回転中
心として回転可能に、第2部材95間に取り付けられ
る。100は、第2関節部材である。第2関節部材10
0は、基部である一端に貫通孔を設けられた棒状体から
なる。第2関節部材100の貫通孔は第1部材91の第
2凸部94に設けられた貫通孔と一致され、ピン101
によりピン101を回動中心として回動可能に結合され
る。第2関節部材100の先端は係止手段97である貫
通孔98に摺動自在に貫通させる。
円柱状からなり、その中央部に貫通孔98が設けられ、
係止手段97の外周からは支持部材99が突設される。
支持部材99は、それぞれ第2部材95に設けられた貫
通孔に差し込まれることにより、支持部材99を回転中
心として回転可能に、第2部材95間に取り付けられ
る。100は、第2関節部材である。第2関節部材10
0は、基部である一端に貫通孔を設けられた棒状体から
なる。第2関節部材100の貫通孔は第1部材91の第
2凸部94に設けられた貫通孔と一致され、ピン101
によりピン101を回動中心として回動可能に結合され
る。第2関節部材100の先端は係止手段97である貫
通孔98に摺動自在に貫通させる。
【0025】そこで、第1関節部材であるボルト96を
回動中心として図5矢印方向に第2部材95を回動させ
る。すると、第1関節部材96を回動中心として回動し
ようとするが、第1関節部材96に並べて設置された棒
状の第2関節部材100に沿った、第2部材95に設置
された係止手段97あるいは貫通孔98は摺動作用によ
り規制されながら第1関節部材96は回動する。そのた
め、2本の骨からなる人間の腕部分と同様の作動が可能
となる。更に、第1凸部93は、第2凸部94よりも突
設されているため、第2関節部材100の作動は第1関
節部材96に干渉されることはない。第1部材91と第
2部材95とは回動しながら係止手段97あるいは貫通
孔98は第2関節部材100に沿ってスライドすること
になり、単にボルト96のみを回動中心として回動する
のではないので、人間の作動に近い作動を人形玩具に与
えることが可能となる。102は、取り付け突起であ
り、第2部材95の先端側にそれぞれ設けられ、人形玩
具の先端部品との結合に使用する。
回動中心として図5矢印方向に第2部材95を回動させ
る。すると、第1関節部材96を回動中心として回動し
ようとするが、第1関節部材96に並べて設置された棒
状の第2関節部材100に沿った、第2部材95に設置
された係止手段97あるいは貫通孔98は摺動作用によ
り規制されながら第1関節部材96は回動する。そのた
め、2本の骨からなる人間の腕部分と同様の作動が可能
となる。更に、第1凸部93は、第2凸部94よりも突
設されているため、第2関節部材100の作動は第1関
節部材96に干渉されることはない。第1部材91と第
2部材95とは回動しながら係止手段97あるいは貫通
孔98は第2関節部材100に沿ってスライドすること
になり、単にボルト96のみを回動中心として回動する
のではないので、人間の作動に近い作動を人形玩具に与
えることが可能となる。102は、取り付け突起であ
り、第2部材95の先端側にそれぞれ設けられ、人形玩
具の先端部品との結合に使用する。
【0026】図7及び図9において、111は、第2部
材である。図7、図9に図示される実施の形態において
は、2個の第2部材111は人形玩具のひざより本体側
部分を構成する。112は、ボルトであり2個の第1部
材111をナットとともに取り付ける。第2部材111
の長手方向内部には溝が設けられる。113は、第1部
材でありこの実施の形態ではひざの関節部分を構成す
る。第1部材113は、2枚からなり、中央部に設けら
れた貫通孔にボルト114を貫通させることによってナ
ットで両者を固定させる。115は第1関節部材、11
6は第2関節部材である。第1関節部材115、第2関
節部材116ともにT字棒状体からなる。第1関節部材
115よりも、第2関節部材116の方が長い。第1関
節部材115は短辺を貫通孔に貫通させることにより、
第2関節部材116も同様に短辺を貫通孔に貫通させる
ことにより第2部材53に設けられた貫通孔に嵌合させ
て短辺を回動中心として回動可能に第1部材113に取
り付ける。第1関節部材115の他端は、第1部材11
1に設けられた溝に長さを調整させながら嵌入し端部は
ボルト112により第2部111間に挟み込んで固定す
る。
材である。図7、図9に図示される実施の形態において
は、2個の第2部材111は人形玩具のひざより本体側
部分を構成する。112は、ボルトであり2個の第1部
材111をナットとともに取り付ける。第2部材111
の長手方向内部には溝が設けられる。113は、第1部
材でありこの実施の形態ではひざの関節部分を構成す
る。第1部材113は、2枚からなり、中央部に設けら
れた貫通孔にボルト114を貫通させることによってナ
ットで両者を固定させる。115は第1関節部材、11
6は第2関節部材である。第1関節部材115、第2関
節部材116ともにT字棒状体からなる。第1関節部材
115よりも、第2関節部材116の方が長い。第1関
節部材115は短辺を貫通孔に貫通させることにより、
第2関節部材116も同様に短辺を貫通孔に貫通させる
ことにより第2部材53に設けられた貫通孔に嵌合させ
て短辺を回動中心として回動可能に第1部材113に取
り付ける。第1関節部材115の他端は、第1部材11
1に設けられた溝に長さを調整させながら嵌入し端部は
ボルト112により第2部111間に挟み込んで固定す
る。
【0027】117は、係止手段である。係止手段11
7は円柱状からなり、その中央部に貫通孔118が設け
られ、係止手段117の外周からは支持部材119が突
設される。支持部材119は、それぞれ第2部材111
に設けられた貫通孔に差し込まれることにより、支持部
材119を回転中心として回転可能に、第2部材111
間に取り付けられる。第2関節部材116の先端は係止
手段117である貫通孔118に摺動自在に貫通させ
る。
7は円柱状からなり、その中央部に貫通孔118が設け
られ、係止手段117の外周からは支持部材119が突
設される。支持部材119は、それぞれ第2部材111
に設けられた貫通孔に差し込まれることにより、支持部
材119を回転中心として回転可能に、第2部材111
間に取り付けられる。第2関節部材116の先端は係止
手段117である貫通孔118に摺動自在に貫通させ
る。
【0028】そこで、第1関節部材115の短辺を回動
中心として図7矢印方向に第2部材111を回動させ
る。すると、第1関節部材115の短辺を回動中心とし
て回動しようとするが、第1関節部材115に並べて設
置された棒状の第2関節部材116に沿った、第2部材
111に設置された係止手段117あるいは貫通孔11
8は摺動作動に規制されながら第1関節部材115は回
動する。そのため、2本の骨からなる人間のひざ部分と
同様の作動が可能となる。120は、取り付け突起であ
り、第2部材111の先端側にそれぞれ設けられ、人形
玩具の先端部品との結合、この実施の形態では人形玩具
のふと股外皮部121に取り付けられる支持軸122に
設けられた貫通孔に嵌合される。
中心として図7矢印方向に第2部材111を回動させ
る。すると、第1関節部材115の短辺を回動中心とし
て回動しようとするが、第1関節部材115に並べて設
置された棒状の第2関節部材116に沿った、第2部材
111に設置された係止手段117あるいは貫通孔11
8は摺動作動に規制されながら第1関節部材115は回
動する。そのため、2本の骨からなる人間のひざ部分と
同様の作動が可能となる。120は、取り付け突起であ
り、第2部材111の先端側にそれぞれ設けられ、人形
玩具の先端部品との結合、この実施の形態では人形玩具
のふと股外皮部121に取り付けられる支持軸122に
設けられた貫通孔に嵌合される。
【0029】131は、113を第1部材とする他の第
2部材である。図7、図9に図示される実施の形態にお
いては、2個の第2部材131は人形玩具のひざより先
端側部分を構成する。2個の第1部材113は、第2部
材111とほぼ対象に構成され、第2部材111と同様
の構成作用を有する。132は、取り付け突起である。
取り付け突起132は、第2部材131の先端に取付け
られる。取り付け突起132の先端には、人形玩具の足
首部を固定させる。更に、取り付け突起132外周から
は支持部材133が突設される。支持部材133は、そ
れぞれ他の第2部材131に設けられた貫通孔に差し込
まれることにより、支持部材133を回転中心として回
転可能に、第2部材131間に取り付けられる
2部材である。図7、図9に図示される実施の形態にお
いては、2個の第2部材131は人形玩具のひざより先
端側部分を構成する。2個の第1部材113は、第2部
材111とほぼ対象に構成され、第2部材111と同様
の構成作用を有する。132は、取り付け突起である。
取り付け突起132は、第2部材131の先端に取付け
られる。取り付け突起132の先端には、人形玩具の足
首部を固定させる。更に、取り付け突起132外周から
は支持部材133が突設される。支持部材133は、そ
れぞれ他の第2部材131に設けられた貫通孔に差し込
まれることにより、支持部材133を回転中心として回
転可能に、第2部材131間に取り付けられる
【0030】図8、図10において、141は、第2部
材である。図8、図10に図示される実施の形態におい
ては、第2部材141は人形玩具のひざより本体側部分
を構成する。第2部材141は、2個の部材からなり重
ね合わせることでY字状に先端は分岐するとともに2個
に分岐された先端には3個の貫通孔が設けられる。14
2はボルトであり、2個の第2部材141の3個の貫通
孔のうち中央に設けられた貫通孔に貫通してナットを取
り付けることで第2部材先端間を締め付ける。
材である。図8、図10に図示される実施の形態におい
ては、第2部材141は人形玩具のひざより本体側部分
を構成する。第2部材141は、2個の部材からなり重
ね合わせることでY字状に先端は分岐するとともに2個
に分岐された先端には3個の貫通孔が設けられる。14
2はボルトであり、2個の第2部材141の3個の貫通
孔のうち中央に設けられた貫通孔に貫通してナットを取
り付けることで第2部材先端間を締め付ける。
【0031】143は、第1係止手段である。第1係止
手段143は円柱状からなり、その中央部に長手方向で
ある軸方向と直角に貫通孔144が設けられる。第1係
止手段の軸両端からは軸中央部よりも小径の支持部材1
45がそれぞれ突設される。支持部材145は、それぞ
れ第2部材141に設けられた3個の貫通孔の打ち最も
先端寄りの貫通孔に差し込まれることにより、支持部材
145を回動中心として回動可能に、第2部材141先
端間に取り付けられる。
手段143は円柱状からなり、その中央部に長手方向で
ある軸方向と直角に貫通孔144が設けられる。第1係
止手段の軸両端からは軸中央部よりも小径の支持部材1
45がそれぞれ突設される。支持部材145は、それぞ
れ第2部材141に設けられた3個の貫通孔の打ち最も
先端寄りの貫通孔に差し込まれることにより、支持部材
145を回動中心として回動可能に、第2部材141先
端間に取り付けられる。
【0032】146は、第2係止手段である。第2係止
手段146は円柱状からなり、その中央部に長手方向で
ある軸方向と直角に貫通孔147が設けられる。第2係
止手段の軸両端からは軸中央部よりも小径の支持部材1
48がそれぞれ突設される。支持部材148は、それぞ
れ第2部材141に設けられた3個の貫通孔の打ち最も
基部寄りすなわち人形玩具本体側の貫通孔に差し込まれ
ることにより、支持部材148を回動中心として回動可
能に、第2部材141先端間に取り付けられる。
手段146は円柱状からなり、その中央部に長手方向で
ある軸方向と直角に貫通孔147が設けられる。第2係
止手段の軸両端からは軸中央部よりも小径の支持部材1
48がそれぞれ突設される。支持部材148は、それぞ
れ第2部材141に設けられた3個の貫通孔の打ち最も
基部寄りすなわち人形玩具本体側の貫通孔に差し込まれ
ることにより、支持部材148を回動中心として回動可
能に、第2部材141先端間に取り付けられる。
【0033】151は、第1部材でありこの実施の形態
ではあし首の関節部分を構成する。第1部材151は、
中央部にV字型の溝を設けられその後端には第1立設片
152が立設される。第1立設片152の後部には第2
立設片153がボルト154およびナットにより第1部
材151に取り付けられる。第1立設片152には上下
に2個の、第2立設片153には上下に3個の貫通孔が
穿たれる。ボルト158は、第1立設片152の上から
2番目の貫通孔と第2立設片153の中央の貫通孔との
間に取り付けられる。
ではあし首の関節部分を構成する。第1部材151は、
中央部にV字型の溝を設けられその後端には第1立設片
152が立設される。第1立設片152の後部には第2
立設片153がボルト154およびナットにより第1部
材151に取り付けられる。第1立設片152には上下
に2個の、第2立設片153には上下に3個の貫通孔が
穿たれる。ボルト158は、第1立設片152の上から
2番目の貫通孔と第2立設片153の中央の貫通孔との
間に取り付けられる。
【0034】154は第1関節部材である。第1関節部
材154は、円柱状からなり、その中央部に長手方向で
ある軸方向と直角に貫通孔155が設けられる。第1関
節部材154の軸両端からは軸中央部よりも小径の支持
部材156がそれぞれ突設される。支持部材156は、
それぞれ第1部材151に設けられた第1立設片15
2、第2立設片153の最上部の貫通孔に差し込まれる
ことにより、支持部材156を回動中心として回動可能
に、第1立設片152、第2立設片153の先端間に取
り付けられる。第1関節部材154に設けられた貫通孔
155と第1係止手段143に設けられた貫通孔144
との間にはピン157が差し込まれピン157を回動中
心として回動可能に両者を連結する。
材154は、円柱状からなり、その中央部に長手方向で
ある軸方向と直角に貫通孔155が設けられる。第1関
節部材154の軸両端からは軸中央部よりも小径の支持
部材156がそれぞれ突設される。支持部材156は、
それぞれ第1部材151に設けられた第1立設片15
2、第2立設片153の最上部の貫通孔に差し込まれる
ことにより、支持部材156を回動中心として回動可能
に、第1立設片152、第2立設片153の先端間に取
り付けられる。第1関節部材154に設けられた貫通孔
155と第1係止手段143に設けられた貫通孔144
との間にはピン157が差し込まれピン157を回動中
心として回動可能に両者を連結する。
【0035】160は第2関節部材である。第2関節部
材160は先端がほぼ直角に折れ曲がったL字状の棒状
体からなる。L字状の短片の先端には球形体161が設
けられる。163は、第3係止手段である。第3係止手
段163は円柱状からなり、その中央部に長手方向に貫
通孔164が設けられる。第3係止手段の外周面からは
支持部材165が軸の長手方向とはほぼ直角に突設され
る。支持部材164は、第2係止手段146に設けられ
た貫通孔147に支持部材164を回動中心として回動
可能に差し込まれて取り付けられる。第2関節部材16
0は球形体161を、第2立設片153に設けられた3
個の貫通孔のうち最も下部の貫通孔に球形体161が回
動自在に嵌合させる。第2関節部材160の先端は係止
手段163である第3係止手段163に設けられた貫通
孔164に摺動自在に貫通させる。
材160は先端がほぼ直角に折れ曲がったL字状の棒状
体からなる。L字状の短片の先端には球形体161が設
けられる。163は、第3係止手段である。第3係止手
段163は円柱状からなり、その中央部に長手方向に貫
通孔164が設けられる。第3係止手段の外周面からは
支持部材165が軸の長手方向とはほぼ直角に突設され
る。支持部材164は、第2係止手段146に設けられ
た貫通孔147に支持部材164を回動中心として回動
可能に差し込まれて取り付けられる。第2関節部材16
0は球形体161を、第2立設片153に設けられた3
個の貫通孔のうち最も下部の貫通孔に球形体161が回
動自在に嵌合させる。第2関節部材160の先端は係止
手段163である第3係止手段163に設けられた貫通
孔164に摺動自在に貫通させる。
【0036】そこで、第1関節部材154の支持部材1
56を回動中心として図8矢印で図示されるように脚の
横方向に第2部材141を回動させる。あるいは、図8
矢印で図示されるようにピン157を回動中心として捩
る。あるいは、支持部材145を回動中心として図8矢
印で図示されるようにすねをつま先方向に倒す。する
と、これら回動中心を中心として回動しようとするが、
これら回動は、第1関節部材154に並べて設置された
棒状の第2関節部材160に沿って、第2部材141に
設置された第3係止手段163あるいは貫通孔164の
棒状体からなる第2関節部材160に沿った摺動作動に
規制されながら回動する。そのため、2本の骨からなる
人間の足首部分と同様の作動が可能となる。
56を回動中心として図8矢印で図示されるように脚の
横方向に第2部材141を回動させる。あるいは、図8
矢印で図示されるようにピン157を回動中心として捩
る。あるいは、支持部材145を回動中心として図8矢
印で図示されるようにすねをつま先方向に倒す。する
と、これら回動中心を中心として回動しようとするが、
これら回動は、第1関節部材154に並べて設置された
棒状の第2関節部材160に沿って、第2部材141に
設置された第3係止手段163あるいは貫通孔164の
棒状体からなる第2関節部材160に沿った摺動作動に
規制されながら回動する。そのため、2本の骨からなる
人間の足首部分と同様の作動が可能となる。
【0037】165は、人形玩具の足首部の外皮であ
る。足首部の外皮165は、2個の中空体からなり、内
部に円柱状の接合部材166を長手方向を回動軸として
回動可能に両者の内部間に架け渡す。接合部材166に
は軸長手方向に直角に貫通孔167を設け、取り付け突
起132を、軸を回動軸として回動可能に貫通孔167
に差し込む。
る。足首部の外皮165は、2個の中空体からなり、内
部に円柱状の接合部材166を長手方向を回動軸として
回動可能に両者の内部間に架け渡す。接合部材166に
は軸長手方向に直角に貫通孔167を設け、取り付け突
起132を、軸を回動軸として回動可能に貫通孔167
に差し込む。
【0038】168は、踵部材である。踵部材168
は、人形玩具の踵部分の外皮を取り付けられ第1部材底
面に固定される。
は、人形玩具の踵部分の外皮を取り付けられ第1部材底
面に固定される。
【0039】171は、151を第1部材とする他の第
2部材である。図8、図10に図示される実施の形態に
おいては、2個の第2部材171は人形玩具のつま先部
分を構成する。第2部材171は、それぞれつま先より
と踵よりの2個の貫通孔を設けられる。2個の第2部材
171はつま先外皮172上に載置され、つま先外皮1
72に設けられた突起に沿って位置決め固定される。1
73は第1関節部材、174は第2関節部材である。第
1関節部材173は棒状体からなり、第1部材151に
設けられたV字型の溝に固定され先端をつま先方向に突
設させる。第2関節部材174は変形T字状の棒状体か
らなり、T字短片の一方の一端には貫通孔が設けられ
る。第1関節部材173の突設部分よりも、第2関節部
材174のT字状長片の方が長い。第2関節部材174
はピン175を第1部材151のつま先側に設けられた
貫通孔および第2関節部材174の短片に設けられた貫
通孔に貫通させることにより第1部材151にピン17
5を回動中心として回動可能に取り付ける。
2部材である。図8、図10に図示される実施の形態に
おいては、2個の第2部材171は人形玩具のつま先部
分を構成する。第2部材171は、それぞれつま先より
と踵よりの2個の貫通孔を設けられる。2個の第2部材
171はつま先外皮172上に載置され、つま先外皮1
72に設けられた突起に沿って位置決め固定される。1
73は第1関節部材、174は第2関節部材である。第
1関節部材173は棒状体からなり、第1部材151に
設けられたV字型の溝に固定され先端をつま先方向に突
設させる。第2関節部材174は変形T字状の棒状体か
らなり、T字短片の一方の一端には貫通孔が設けられ
る。第1関節部材173の突設部分よりも、第2関節部
材174のT字状長片の方が長い。第2関節部材174
はピン175を第1部材151のつま先側に設けられた
貫通孔および第2関節部材174の短片に設けられた貫
通孔に貫通させることにより第1部材151にピン17
5を回動中心として回動可能に取り付ける。
【0040】176は第1係止手段、179は第2係止
手段である。第1係止手段176、第2係止手段179
は円柱状からなり、その中央部に軸の長手方向と直角に
貫通孔177が設けられ、第1係止手段176、第2係
止手段179の長手方向には外周よりもやや小径の支持
部材178が突設される。第1係止手段176の支持部
材178は、それぞれ第2部材171に設けられた踵よ
りの貫通孔に差し込まれることにより、支持部材178
を回転中心として回転可能に、第2部材171間に取り
付けられる。第2係止手段179の支持部材178は、
それぞれ第2部材171に設けられたつま先よりの貫通
孔に差し込まれることにより、支持部材178を回転中
心として回転可能に、第2部材171間に取り付けられ
る。第1係止手段176、第2係止手段179は、支持
部材119と同構造からなってもよい。
手段である。第1係止手段176、第2係止手段179
は円柱状からなり、その中央部に軸の長手方向と直角に
貫通孔177が設けられ、第1係止手段176、第2係
止手段179の長手方向には外周よりもやや小径の支持
部材178が突設される。第1係止手段176の支持部
材178は、それぞれ第2部材171に設けられた踵よ
りの貫通孔に差し込まれることにより、支持部材178
を回転中心として回転可能に、第2部材171間に取り
付けられる。第2係止手段179の支持部材178は、
それぞれ第2部材171に設けられたつま先よりの貫通
孔に差し込まれることにより、支持部材178を回転中
心として回転可能に、第2部材171間に取り付けられ
る。第1係止手段176、第2係止手段179は、支持
部材119と同構造からなってもよい。
【0041】第1関節部材173の先端は、2本の係止
手段のうち踵よりの第1係止手段176の貫通孔に差し
込まれる。T字状となっているため、第2関節部材17
4の先端は第1係止手段176をまたいで第2係止手段
179である貫通孔179に、摺動自在に貫通させる。
手段のうち踵よりの第1係止手段176の貫通孔に差し
込まれる。T字状となっているため、第2関節部材17
4の先端は第1係止手段176をまたいで第2係止手段
179である貫通孔179に、摺動自在に貫通させる。
【0042】そこで、第1関節部材173の第1係止手
段176の支持部材178を回動中心として図8矢印方
向に第2部材171を回動させる。すると、第1関節部
材173を支持する支持部材178を回動中心として回
動しようとするが、第1関節部材173に並べて設置さ
れたT字状の第2関節部材174に沿った、第2部材1
71に設置された第2係止手段179あるいは貫通孔1
77の摺動作動に規制されながら第1関節部材173は
回動する。そのため、2本の骨からなる人間の腕部分と
同様の作動が可能となる。
段176の支持部材178を回動中心として図8矢印方
向に第2部材171を回動させる。すると、第1関節部
材173を支持する支持部材178を回動中心として回
動しようとするが、第1関節部材173に並べて設置さ
れたT字状の第2関節部材174に沿った、第2部材1
71に設置された第2係止手段179あるいは貫通孔1
77の摺動作動に規制されながら第1関節部材173は
回動する。そのため、2本の骨からなる人間の腕部分と
同様の作動が可能となる。
【0043】180、181、182はつま先外皮であ
り人形玩具のつま先部部の外皮をなし、第1部材15
1、第2部材171を覆う。
り人形玩具のつま先部部の外皮をなし、第1部材15
1、第2部材171を覆う。
【0044】
【発明の効果】 したがってこの発明では、人間の動き
になぞらせて人形玩具を作動させることが可能となっ
た。
になぞらせて人形玩具を作動させることが可能となっ
た。
【図1】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具の肩部に設けた実施の形態の斜視図
形玩具の肩部に設けた実施の形態の斜視図
【図2】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具の肩部に設けた実施の形態の組み立て図
形玩具の肩部に設けた実施の形態の組み立て図
【図3】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具のひじ部に設けた実施の形態の斜視図
形玩具のひじ部に設けた実施の形態の斜視図
【図4】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具のひじ部に設けた実施の形態の組み立て図
形玩具のひじ部に設けた実施の形態の組み立て図
【図5】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具の脚部(股部)に設けた実施の形態の斜視図
形玩具の脚部(股部)に設けた実施の形態の斜視図
【図6】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具の脚部(股部)に設けた実施の形態の組み立て図
形玩具の脚部(股部)に設けた実施の形態の組み立て図
【図7】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具のひざ部に設けた実施の形態の斜視図
形玩具のひざ部に設けた実施の形態の斜視図
【図8】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具の足首部に設けた実施の形態の斜視図
形玩具の足首部に設けた実施の形態の斜視図
【図9】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を人
形玩具のひざ部に設けた実施の形態の組み立て図
形玩具のひざ部に設けた実施の形態の組み立て図
【図10】 この発明の玩具用部材間の可動連結装置を
人形玩具の足首部に設けた実施の形態の組み立て図
人形玩具の足首部に設けた実施の形態の組み立て図
【符号の説明】 11 第1部材 31 第1部材 53 第1部材 91 第1部材 113 第1部材 151 第1部材 15 第2部材 38 第2部材 51 第2部材 71 第2部材 95 第2部材 111 第2部材 141 第2部材 171 第2部材 16 第1関節部材 39 第1関節部材 55 第1関節部材 73 第1関節部材 96 第1関節部材 115 第1関節部材 154 第1関節部材 173 第1関節部材 21 第2関節部材 40 第2関節部材 56 第2関節部材 74 第2関節部材 100 第2関節部材 116 第2関節部材 160 第2関節部材 174 第2関節部材
Claims (4)
- 【請求項1】 第1部材と第2部材を回動自在に連結す
る第1関節部材と、第1関節部材に並べて設置され一端
は第1部材に取り付けられ、他端は第2部材に設けられ
た係止手段に摺動可能に係止される第2関節部材とから
なることを特徴とする玩具用部材間の可動連結装置。 - 【請求項2】 第1部材と第2部材を回動自在に連結す
る第1関節部材と、第1関節部材に並べて設置され一端
は第1部材に取り付けられ、他端は第2部材に設けられ
た貫通孔に摺動可能に貫通される棒状の第2関節部材と
からなることを特徴とする玩具用部材間の可動連結装
置。 - 【請求項3】 第1部材と第2部材を回動自在に連結す
る第1関節部材と、第1関節部材に並べて設置され一端
は第1部材に回動自在に取り付けられ、他端は第2部材
に設けられた係止手段に摺動可能に係止される第2関節
部材とからなることを特徴とする玩具用部材間の可動連
結装置。 - 【請求項4】 第1部材と第2部材を回動自在に連結す
る第1関節部材と、第1関節部材に並べて設置され一端
は第1部材に回動自在に取り付けられ、他端は第2部材
に設けられた貫通孔に摺動可能に貫通される棒状の第2
関節部材とからなることを特徴とする玩具用部材間の可
動連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23363196A JPH1057633A (ja) | 1996-08-15 | 1996-08-15 | 玩具用部材間の可動連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23363196A JPH1057633A (ja) | 1996-08-15 | 1996-08-15 | 玩具用部材間の可動連結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1057633A true JPH1057633A (ja) | 1998-03-03 |
Family
ID=16958077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23363196A Pending JPH1057633A (ja) | 1996-08-15 | 1996-08-15 | 玩具用部材間の可動連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1057633A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100418136B1 (ko) * | 2000-08-22 | 2004-02-11 | 권성진 | 마네킹 바디의 관절용 링크 |
US7568965B2 (en) | 2004-01-14 | 2009-08-04 | Konami Digital Entertainment Co., Ltd. | Transformable toy and leg structure for toys |
CN104689565A (zh) * | 2010-05-12 | 2015-06-10 | 万代股份有限公司 | 人偶体的关节构造 |
USD745927S1 (en) | 2011-07-22 | 2015-12-22 | Design Ideas, Ltd. | Human model |
USD747772S1 (en) | 2012-01-09 | 2016-01-19 | Design Ideas Ltd. | Human model |
-
1996
- 1996-08-15 JP JP23363196A patent/JPH1057633A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100418136B1 (ko) * | 2000-08-22 | 2004-02-11 | 권성진 | 마네킹 바디의 관절용 링크 |
US7568965B2 (en) | 2004-01-14 | 2009-08-04 | Konami Digital Entertainment Co., Ltd. | Transformable toy and leg structure for toys |
CN104689565A (zh) * | 2010-05-12 | 2015-06-10 | 万代股份有限公司 | 人偶体的关节构造 |
USD745927S1 (en) | 2011-07-22 | 2015-12-22 | Design Ideas, Ltd. | Human model |
USD747772S1 (en) | 2012-01-09 | 2016-01-19 | Design Ideas Ltd. | Human model |
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