JPH1057287A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH1057287A
JPH1057287A JP16727796A JP16727796A JPH1057287A JP H1057287 A JPH1057287 A JP H1057287A JP 16727796 A JP16727796 A JP 16727796A JP 16727796 A JP16727796 A JP 16727796A JP H1057287 A JPH1057287 A JP H1057287A
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利男 小池
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダニの繁殖が活発化する室内の環境状態によ
るダニ情報と、吸引空気通路内を通過する空気流中の塵
埃情報の両者又は何れか一方を検出して表示することに
より、塵埃やダニ等の微生物を効率よく掃除機本体に吸
引捕集することのできる電気掃除機を得ること。 【解決手段】 電気掃除機の掃除機本体、吸引用ホー
ス、延長管及び床用吸込具10のすべて又は少なくとも
1つに、ダニの繁殖が活発化する環境状態を検知するダ
ニ検知器と、吸引空気通路内の塵埃の状況を表示する塵
埃表示器53とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気掃除機に係
り、さらに詳しくは、ダニの繁殖が活発化する環境状態
と、吸引される塵埃の状況とを表示するようにした電気
掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ダニによる健康疾患が叫ばれ、特
に、アトピー患者の増加に伴い社会問題に発展してい
る。そのような中で、電気掃除機により吸引したダニを
熱風で退治したり、例えば、特公平2−264622号
公報に記載されているように、ダニの繁殖が活発化する
室内の環境状態、すなわち、温度が20〜30℃、湿度
が60〜80%になると、このダニ情報を表示して使用
者に注意を喚起して、念入りに掃除を行うようにしてい
る。
【0003】また、使用者に床面の清掃状態を知らせて
効率のよい掃除を行えるようにするために、例えば、特
公平5−48688号公報においては、電気掃除機の床
用吸込具の吸引空気通路内に塵埃センサを設け、吸引空
気の中に塵埃が含まれていると、塵埃センサがこれを検
知して表示ランプなどで表示することにより、使用者に
表示ランプなどが消灯するまで掃除の継続を告知してい
る。これにより、床面の清掃効率の向上を図っている。
【0004】さらに、掃除機本体から離れて使用する付
属部品である床用吸込具などにおいても、掃除機本体か
らの電力を不要とし、独自に電気部品を駆動させるため
に、例えば、特開平6−98846号公報に開示されて
いるように、床用吸込具などに発電機を搭載することに
より電気部品である塵埃センサを駆動し、通過する塵埃
の有無を検知するようにしたものがある。これにより、
掃除機本体からの電力供給用配線を不要とし、電気的接
続に伴う接触不良や組立作業の改善を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の電気掃除
機において、特開平2−264622号公報に記載され
た発明は、室内の環境状態を表示するだけなので、使用
者にとっては床面をどの程度念入りに掃除をすればよい
のか不明確であった。また、特公平5−48688号公
報に記載された発明は、床面から吸引される塵埃の有無
を表示するだけで、室内の環境状態に伴う表示や吸引力
の調整が加味されていないために、例えば、乾燥してい
るときの塵埃は比較的軽いため吸引し易く、逆に、湿度
が高いときの塵埃は比較的重く吸引し難いことに対する
対策、さらに、特殊な環境状態下で繁殖し易いダニやカ
ビ等の微生物の吸引対策などがいずれもわかりにくく、
対応が不明確であった。
【0006】さらに、特開平6−98846号公報に記
載された発明は、塵埃センサを床用吸込具に搭載した発
電機により電力を供給して駆動するようにしているが、
室内の環境状態等の表示は加味されておらず、発電機を
積極的に有効利用していない。
【0007】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたもので、ダニの繁殖が活発化する室内の環境状態
によるダニ情報と、吸引空気通路内を通過する空気流中
の塵埃情報の両者又は何れか一方を検出して表示するこ
とにより、塵埃やダニ等の微生物を効率よく掃除機本体
に吸引捕集することのできる電気掃除機を得ることを目
的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明に係る電気掃除機は、電動送風機、集塵袋
等を内蔵する掃除機本体と、この掃除機本体に吸引用ホ
ース又は延長管を介して連結された床用吸込具とを具備
し、掃除機本体、吸引用ホース、延長管及び床用吸込具
の少なくとも1つに、ダニの繁殖が活発化する環境状態
を検知するダニ検知器と、吸引空気通路内の塵埃の状況
を表示する塵埃表示器とを設けたものである。
【0009】(2)上記(1)の電気掃除機において、
掃除機本体、吸引用ホース、延長管及び床用吸引具の少
なくとも1つに、ダニ検知器からの信号によりダニ情報
を表示するダニ表示器を設けた。 (3)上記(1)の電気掃除機において、掃除機本体、
吸引用ホース、延長管及び床用吸込具の少なくとも1つ
に1個の塵埃表示器を設け、この塵埃表示器をダニ検知
器の出力信号により制御するようにした。
【0010】(4)上記(1)の電気掃除機において、
掃除機本体、吸引用ホース、延長管及び床用吸込具の少
なくとも1つに、複数の表示器からなる表示部を設け、
これら表示器の1つをダニ検知器の出力信号により制御
するようにした。
【0011】(5)上記(1)の電気掃除機において、
ダニ検知器の出力に対応して、塵埃表示器の表示時間を
長くするようにした。 (6)上記(1)電気掃除機において、吸引空気通路内
に塵埃センサを設け、ダニ検知器の出力に対応して塵埃
センサの塵埃検出精度を向上させるようにした。 (7)上記(1),(2),(3),(4),(5)又
は(6)の電気掃除機において、ダニ検知器の出力に対
応して、電動送風機の吸引力を強化するようにした。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1は本発明の実施の形態1に係る電気
掃除機の全体構成を示す説明図、図2は図1の床用吸込
具の斜視図、図3は図2の底面図である。図1におい
て、Fは板床や絨毯床などからなる床面、1は床面F上
に置かれた掃除機本体で、吸気口及び排気口を有し、電
動送風機2、集塵袋3などを内蔵している。4は可撓性
を有する吸引用ホースで、一端に掃除機本体1の吸気口
に接続する接続部5を有し、他端には手許スイッチ7を
備えた把持部6が設けられている。8は一端が把持部6
に接続され、他端が後述の床用吸込具10に接続される
長さ調節可能の延長管である。
【0013】10は延長管8又は把持部6に接続されて
掃除機本体1に連結された床用吸込具で、その詳細を図
2、図3に示す。両図において、11はケース、12は
ケース11の外周に設けたバンパである。ケース11は
図面では省略してあるが、上下が分離可能に形成されて
おり、さらに、上側の前面が取外し可能になっている。
そして、ケース11の前面側には、下方に開口するブラ
シ収容部13が設けられており、このブラシ収容部13
内には、両端部がケース11に設けた軸受14a,14
bに回転自在に支持されたロータリブラシ15が収容さ
れている。16はロータリブラシ15の外周に植毛され
たブラシ毛である。17はブラシ収容部13の後部側に
設けられた吸込口、18a,18b,18cはケース1
1の上面に設けた複数の空気穴である。なお、この空気
穴18a〜18cはケース11の側壁に設けてもよく、
あるいは、上面から側壁にかけて設けてもよい。
【0014】20はケース11の後部に取付けられたエ
ルボで、図4に示すように、長手方向に開口部23を有
し、両端部に中空軸24a,24bが突設された円筒部
22と、この円筒部22と一体に形成された二重壁から
なる連結部25と、連結部25の内壁が延出された接続
部26とからなり、連結部25の外壁の接続部26側は
大径に形成されて内壁との間に室27が設けられてい
る。なお、この室27は、連結部25の外壁に対向して
突設した中空の突出部により形成してもよい。
【0015】室27内には、先端部が内壁から露出した
発光部31と受光部32が対向して取付けられており、
これらにより塵埃センサ30を構成している。そして、
これら発光部31及び受光部32のリード線は、連結部
25の内壁と外壁との間を通り、連結部25の外壁に設
けた取出口28からケース11内に導かれている。な
お、塵埃センサ30は他の方式のものを用いてもよい。
このエルボ20は円筒部22がケース11内に収容さ
れ、中空軸24a,24bがケース11に設けた軸受1
4c,14dによって回動可能に支持されており、連結
部25及び接続部26はケース11に設けた大きな開口
部11aから外部に突出している。そして、前述の吸込
口17と、上記の円筒部22、連結部25及び接続部2
6とにより吸引空気通路21が形成されている。
【0016】35はタービン(羽根車)で、吸引空気通
路21を形成するエルボ20の円筒部22内に、吸込口
17と対向して配設され、その出力軸36はエルボ20
の中空軸24b、ケース11に設けた軸受14d,14
eに回転自在に支持されている。37は出力軸36に固
定された小径のプーリ、38はロータリブラシ15の軸
に固定された大径のプーリで、両プーリ37,38の間
にはベルト39が掛けられている。
【0017】上記のような床用吸込具10において、掃
除機本体1の電動送風機2が駆動されると、塵埃等を含
む外気がケース11のブラシ収容部13の開口部から吸
引され、吸引空気通路21を経て集塵袋3に捕集される
が、このとき、吸引された空気流によってタービン35
が回転駆動される。タービン35の回転は、出力軸3
6、プーリ37、ベルト39を介してプーリ38に伝達
され、減速されてロータリブラシ15に伝えられ、ロー
タリブラシ15を回転駆動する。
【0018】一方、塵埃センサ30の発光部31から
は、受光部32に向って連続的又は間欠的に光が投射さ
れており、受光部32が受光した光量によって、吸引空
気通路21を通過する空気流に含まれる塵埃等の量又は
有無、あるいは単位時間当りの塵埃の量が検知される。
【0019】41は発電装置で、図5に示すように、発
電機42及びそのロータ軸に取付けられたタービン(羽
根車)43からなり、ケース11に設けられて発電機4
2を保持する保持リブ19と、軸受14cとの間に装着
された円筒状のカバー44内に収容されている。45は
カバー44の端部に設けられ、エルボ20の中空軸受2
4aに連通する開口部、46a,46bはカバー44に
設けた通気穴である。
【0020】47はケース11のブラシ収容部13と、
上述のカバー44との間に配設されたダニ情報を検知す
るダニ検知器で、本実施の形態では温湿度センサを用い
た。なお、ダニ検知器47は、温度センサ又は湿度セン
サの何れか一方のみにより、単一のダニ情報を得るよう
にしてもよい。48a,48b(以下単に48と記すこ
とがある)は電子部品などが搭載されて直流電源回路、
制御回路などが形成されたプリント基板で、ケース11
に設けた空気穴18a〜18cの近傍に設置されてい
る。なお、このプリント基板48a,48bは1枚に纏
めてもよく、あるいは、3枚以上に分割してもよい。
【0021】51(図2)は発電装置41の上方におい
てケース11に設けられた表示部で、例えば、図6に示
すように、ダニ情報を表示するダニ表示器52と、吸引
空気通路21内を通過する塵埃の状態を表示する塵埃表
示器53とからなっている。なお、これらダニ表示器5
2及び塵埃表示器53は、図6の例に代えて、異なる色
のランプを用いたり指針により指示するなど、他の手段
を用いてもよい。
【0022】上述のような発電装置41は、電動送風機
2が駆動されて吸引空気通路21内が負圧になると、空
気穴18a〜18cから外気が吸引され、ケース11内
に流入する。この外気はダニ検知器47の周囲を通過し
て室内の温湿度が検知され、通気穴46a,46bから
カバー44内に流入してタービン43を回転させ、中空
軸受24aから吸引空気通路21に吸引される。タービ
ン43の回転により発電機42が回転して発電し、その
交流出力は直流に変換されてプリント基板48a,48
b、塵埃センサ30、ダニ検知器47及び表示部51に
駆動電源として供給される。
【0023】次に、上記のように構成した本実施の形態
の作用を説明する。図7において、掃除機本体1の電動
送風機2を駆動すると、床用吸込具10から塵埃等を含
む空気を吸引してタービン35によりパワーブラシ15
を回転駆動すると共に、空気穴18a〜18cから吸引
された空気流により発電装置41のタービン43が駆動
され、ロータの回転により発電機42は交流電力を出力
する。この交流出力は直流電源回路64により直流に変
換され、プリント基板48、ダニ検知器47、塵埃セン
サ30及び表示部51などに給電される。
【0024】一方、空気穴18a〜18cから流入して
ダニ検知器47で検知された室内温度及び室内湿度は、
温度比較回路66で設定温度(例えば20℃)と比較さ
れ、また、湿度比較回路67で設定湿度(例えば60
%)と比較される。また、塵埃センサ30は吸引空気通
路21内を通過する空気流中に含まれる塵埃等の量、あ
るいは単位時間当りの塵埃等の量を検出し、その検出信
号を塵埃検出回路69に加える。
【0025】先ず、ダニ検知器47で検知した室内の温
度及び湿度が設定温度及び設定湿度より何れも低い場合
は、ダニ情報はなく、温湿度比較回路65からは信号が
出力されない。一方、塵埃センサ30からの検出信号を
受信した塵埃検出回路69は、その出力信号を破線61
で示すように表示器駆動手段71に送り、表示器駆動手
段71はこの信号に基いて塵埃表示器53を駆動(点
灯)する。このとき、ダニ表示器52は点灯しておら
ず、ダニの繁殖環境でないことを示している。塵埃セン
サ30の検出信号が零になるとその結果が表示器駆動手
段71に送られ、塵埃表示器53は消灯するので、これ
により掃除を終了する。
【0026】次に、室内温度及び室内湿度の両者又は何
れか一方が設定値より高い場合は、温湿度比較回路65
から塵埃センサ感度設定手段68に信号を送り、塵埃セ
ンサ30の感度をこれに対応した感度に変更する(例え
ば、それまで1μmまでの塵埃等を検出していたのを、
0.5μmまでの塵埃等を検出するようにする)。そし
て、塵埃検出回路69は感度を変更した旨の信号を表示
時間設定手段70に送り、上記感度変更に対応した時間
の間塵埃表示器53が点灯しうるように点灯時間を変更
する。換言すれば、時間をかけて丁寧に掃除しうるよう
に点灯時間を延長する。この表示時間設定手段70の出
力信号は表示器駆動手段71に送られてダニ表示器52
を点灯すると共に、変更した時間だけ塵埃表示器53を
点灯する。所定の時間が経過すると、ダニ表示器52及
び塵埃表示器53は消灯する。
【0027】このように、本実施の形態においては、ダ
ニが繁殖しない季節(環境条件)では、掃除機本体1の
電動送風機2が駆動されて吸引を開始すると塵埃表示器
53が点灯し、吸引した空気流中に塵埃等がなくなると
消灯するので、塵埃表示器53が点灯している間掃除を
行えば、床面等をきれいに掃除することができる。この
場合、ダニ検知器47は、床面Fに最も近い位置に設け
られているので、ダニ情報を的確に検出することができ
る。
【0028】また、ダニが繁殖する環境になると、送風
電動機2の作動によりダニ検知器47が室内の温度と湿
度又は何れか一方を検出し、これが設定値を超えると塵
埃センサ30の感度が変更されると共に、塵埃表示器5
3の点灯時間が延長されて、ダニ表示器52と塵埃表示
器53の両者が点灯する。これにより、塵埃表示器53
が点灯している間、念入りに掃除を行うことにより微細
な塵埃等まで吸引すると共に、ダニを確実に捕集するこ
とができる。
【0029】なお、ダニの繁殖環境下において、ダニ情
報が得られたときは塵埃センサ30の感度調整だけを行
って、ダニ表示器52及び塵埃表示器53を点灯させる
ようにしてもよく(図7の破線61)、あるいは、塵埃
センサ30の感度調整及び塵埃表示器53の点灯時間の
変更を行わず、ダニ表示器52及び塵埃表示器53を点
灯するようにしてもよい(図7の破線62)。
【0030】上記のようにして集塵袋3内に捕集された
ダニは、例えば、吸引用ホース4の把持部6側を掃除機
本体1の排気口に接続し、加熱した空気の循環回路を形
成して電動送風機2を駆動すれば、集塵袋3内の塵埃等
に混入したダニを死滅させることができる。
【0031】実施の形態2.本実施の形態は、上述の実
施の形態1におけるダニ表示器52及び塵埃表示器53
に代えて、表示部51に2個又は3個以上の表示器を設
け、これら表示器のうちの1つ(以下表示器Aという)
をダニ検知器47からの信号(ダニ情報)によって制御
し、他の表示器(以下表示器Bという)は、例えば、塵
埃センサ30からの塵埃情報を表示し、あるいは、掃除
の粗密に応じて切換えて塵埃情報を表示するようにした
ものである。すなわち、ダニ検知器47、したがって温
湿度比較回路65からの信号(ダニ情報)がないとき
は、塵埃センサ30からの信号(塵埃情報)により表示
器Bのみが点灯し、ダニ情報があったときは表示器Aと
表示器Bが点灯する。この場合、ダニ情報があったとき
は、温湿度比較回路65からの信号により塵埃センサ3
0の感度を変更し、また、表示器Bの表示時間を変更し
てもよい。
【0032】本実施の形態によれば、ダニの繁殖環境か
どうかを容易に知ることができ、また表示器Bが点灯し
ている間掃除を行えばよいので、塵埃が無くなるまで掃
除を行うことができ、ダニを捕集することができる。
【0033】実施の形態3.本実施の形態は、実施の形
態1における表示部51に1個の塵埃表示器53のみを
設け、この塵埃表示器53をダニ検知器47(温湿度比
較回路65)の出力信号により制御するようにしたもの
である。すなわち、塵埃表示器53は、ダニ検知器47
からのダニ情報がないときは、塵埃センサ30からの信
号により塵埃情報を表示するので、これに基いて塵埃表
示器53が点灯している間掃除を行う。
【0034】また、ダニ検出器47からのダニ情報があ
ったときは、温湿度比較回路65の出力信号により、塵
埃センサ30の感度を変更し、また、塵埃表示器53の
表示時間を変更して塵埃表示器53を点灯する。これに
より、ダニを確実に捕集することができる。本実施の態
様によれば、表示部51の構造を簡素化することができ
る。
【0035】実施の形態4.図8は本発明の実施の形態
4の作用説明図である。本実施の形態は、実施の形態1
の発電装置41を省略し、掃除機本体1の駆動電源9を
電力供給配線により床用吸込具10に導き、これを直流
電源回路64により直流に変換し、プリント基板48、
ダニ検出器47、塵埃センサ30及び表示部51に駆動
電源として供給するようにしたものである。上記のよう
に構成した本実施の形態の作用効果は、実施の形態1の
場合とほぼ同様である。
【0036】実施の形態5.本実施の形態は、ダニ情報
が得られたときは、上述の各種作業のいずれかに加え
て、図7及び図8に破線63で示すように、温湿度比較
回路65の出力信号を電動送風機2に加えてこれを制御
し、その吸引力を強化するようにしたものである。本実
施の形態によれば、より強力な吸引力により微細な塵埃
等を確実かつ短時間に吸引し、これに混入したダニを捕
集することができる。
【0037】上記の各実施の形態ではダニ検知器47を
発電装置41とブラシ収容部13との間に配設した場合
を示したが、外部空気の流入通路中であれば他の場所に
設けてもよい。しかし、発電装置41を通過後の空気は
加熱されているため正確に室内温度及び湿度を測定でき
ないので、発電装置41の上流側に設けることが必要で
あり、また、床面近傍の環境条件を検知するためには、
なるべく床面Fに近い位置に設けることが望ましい。
【0038】また、各実施の形態においては、図2及び
図3で示した床用吸込具10に本発明を実施した場合を
示したが、例えば、タービン35を省略してケース11
にモータを取付け、このモータによりパワーブラシ15
を駆動するようにしてもよく、あるいは、ブラシの駆動
手段を省略してもよい。さらに、塵埃センサ30をエル
ボ20の連結部25に設けた場合を示したが、吸引空気
通路21内であれば他の場所に設けてもよい。
【0039】また、表示器を有する表示部51を、床用
吸込具10の上面に設けた場合を示したが、この表示部
51は、掃除機本体1、吸引用ホース4の把持部6、延
長管8など、他の場所に設けてもよい。さらに、上述の
各実施の形態では図示の電気掃除機に本発明を実施した
場合を示したが、例えば、床用吸込具と掃除機本体が連
結部を介して一体になった一体型や、ハンディ型あるい
はポット型等、他の方式の電気掃除機にも本発明を実施
することができる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電気掃除機によれば、次の効果を得ることができる。 (1)電動送風機、集塵袋等を内蔵する掃除機本体と、
この掃除機本体に吸引用ホース又は延長管を介して連結
された床用吸込具とを具備し、掃除機本体、吸引用ホー
ス、延長管及び床用吸込具の少なくとも1つに、ダニの
繁殖が活発化する環境状態を検知するダニ検知器と、吸
引空気通路内の塵埃の状況を表示する塵埃表示器とを設
けたので、ダニの繁殖状態を容易に知ることができ、こ
れに基いてダニが混在する塵埃等がなくなるまで掃除を
行うことにより、ダニを駆除することができる。また、
必要な時間だけ掃除を行えばよいので、無駄な手間や電
力の消費が節減され、使い勝手のよい電気掃除機を得る
ことができる。
【0041】(2)上記(1)の電気掃除機において、
掃除機本体、吸引用ホース、延長管及び床用吸込具の少
なくとも1つに、ダニ検知器からの信号によりダニ情報
を表示するダニ表示器を設けたので、ダニの繁殖状態を
目視により確認することができ、(1)の効果に加え
て、より使い勝手のよい電気掃除機を得ることができ
る。
【0042】(3)上記(1)の電気掃除機において、
掃除機本体、吸込用ホース、延長管及び床用吸込具の少
なくとも1つに1個の塵埃表示器を設け、この塵埃表示
器をダニ検知器の出力信号により制御するようにしたの
で、表示部を簡素化することができる。
【0043】(4)上記(1)の電気掃除機において、
掃除機本体、吸込用ホース、延長管及び床用吸込具の少
なくとも1つに、複数の表示器からなる表示部を設け、
これら表示器の1つをダニ検知器の出力信号により制御
するようにしたので、上記(1)及び(2)の効果を得
ることができる。
【0044】(5)上記(1)の電気掃除機において、
ダニ検知器の出力に対応して、塵埃表示器の表示時間を
長くするようにしたので、ダニを確実に駆除することが
できる。
【0045】(6)上記(1)の電気掃除機において、
吸引空気通路内に塵埃センサを設け、ダニ検知器の出力
に対応して塵埃センサの塵埃検出精度を向上させるよう
にしたので、より微細な塵埃等を吸引することができ、
これにより確実にダニを駆除することができる。
【0046】(7)上記(1),(2),(3),
(4),(5)又は(6)の電気掃除機において、ダニ
検知器の検知出力に対応して、電動送風機の吸引力を強
化させるようにしたので、上記(1)〜(6)の効果に
加えて、ダニの混在する微細な塵埃等を確実に吸引する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施の形態1の全体構成を示す
説明図である。
【図2】 図1の床用吸込具の斜視図である。
【図3】 図2の底面図である。
【図4】 図2のエルボの斜視図である。
【図5】 図3の発電装置の詳細図である。
【図6】 図2の表示部の一例を示す説明図である。
【図7】 実施の形態1の作用説明図である。
【図8】 実施の形態4の作用説明図である。
【符号の説明】
1 掃除機本体、2 電動送風機、4 吸引用ホース、
8 延長管、10 床用吸込具、11 ケース、13
ブラシ収容部、15 パワーブラシ、18a〜18c
空気穴、20 エルボ、30 塵埃センサ、41 発電
装置、47 ダニ検知器、51 表示部、52 ダニ表
示器、53 塵埃表示器。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機、集塵袋等を内蔵する掃除機
    本体と、該掃除機本体に吸引用ホース又は延長管を介し
    て連結された床用吸込具とを具備し、 前記掃除機本体、吸引用ホース、延長管及び床用吸込具
    の少なくとも1つに、ダニの繁殖が活発化する環境状態
    を検知するダニ検知器と、吸引空気通路内の塵埃の状況
    を表示する塵埃表示器とを設けたことを特徴とする電気
    掃除機。
  2. 【請求項2】 掃除機本体、吸引用ホース、延長管及び
    床用吸引具の少なくとも1つに、ダニ検知器からの信号
    によりダニ情報を表示するダニ表示器を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  3. 【請求項3】 掃除機本体、吸引用ホース、延長管及び
    床用吸込具の少なくとも1つに1個の塵埃表示器を設
    け、該塵埃表示器をダニ検知器の出力信号により制御す
    ることを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
  4. 【請求項4】 掃除機本体、吸引用ホース、延長管及び
    床用吸込具の少なくとも1つに、複数の表示器からなる
    表示部を設け、これら表示器の1つをダニ検知器の出力
    信号により制御することを特徴とする請求項1記載の電
    気掃除機。
  5. 【請求項5】 ダニ検知器の出力に対応して、塵埃表示
    器の表示時間を長くすることを特徴とする請求項1記載
    の電気掃除機。
  6. 【請求項6】 吸引空気通路内に塵埃センサを設け、ダ
    ニ検知器の出力に対応して前記塵埃センサの塵埃検出精
    度を向上させることを特徴とする請求項1記載の電気掃
    除機。
  7. 【請求項7】 ダニ検知器の出力に対応して、電動送風
    機の吸引力を強化することを特徴とする請求項1,2,
    3,4,5又は6記載の電気掃除機。
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