JPH1057178A - 背当て付き椅子の支承構造 - Google Patents

背当て付き椅子の支承構造

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Publication number
JPH1057178A
JPH1057178A JP23724196A JP23724196A JPH1057178A JP H1057178 A JPH1057178 A JP H1057178A JP 23724196 A JP23724196 A JP 23724196A JP 23724196 A JP23724196 A JP 23724196A JP H1057178 A JPH1057178 A JP H1057178A
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JP
Japan
Prior art keywords
backrest
seat surface
supporting
chair
seating surface
Prior art date
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Pending
Application number
JP23724196A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Nagase
満夫 永瀬
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 座面と背当てが同期して回動する背当て付き
椅子であって、その支承構造をよりシンプルなものと
し、また回動を無段階とすることで、自己に最も適正で
楽な姿勢をとることができ、その支承状態が安定し、元
の姿勢への復帰も容易に行える支承構造とする。 【解決手段】 座面及び背当てと独立した肘当てを座面
の両サイドに設け、また、前記した座面の底部に突面を
形成し、その突面の両側面に突設したシャフトピンを上
端フォーク状とした支持台に形成した透孔に嵌着させて
回動支点とし、かつ、前記した座面後端にシリンダーピ
ストン機構を連接固定し、そのシリンダーピストン機構
のバルブをワイヤーで作用するレバーを前記肘当てに備
えていることとし、前記した座面の前端下方には脹ら脛
当て及びその脹ら脛当てと連続する足置きを備えている
こと、前記シリンダーピストン機構の駆動源は窒素ガス
を使用していることとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は背当て付き椅子の支
承構造、特に、長時間使用することの多いパソコンを始
めとするOA機器用、また、家庭用、事務用、あるいは
バスや列車、飛行機等々の乗り物用座席としても広く応
用実施することができるリクライニング仕様の背当て付
き椅子の支承構造に関する。
【0002】
【発明の背景】一般的に、リクライニングシートはスプ
リングで附勢された構造の背当てを、腰掛けた者がロッ
クを解除して、自らの背でその背当てを押し傾けるもの
で、座面と背当てとで形成する角度が単に拡開されてい
くものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来知られているリクライニングシートの構造は、座面が
前面へスライドする構造のものはあるにしろ、座面と背
当ての角度が拡開していくのみで、座っている者の腰
部、膝の裏等への圧迫感が疲労の原因となり、また、多
くの場合、スプリングの附勢を段階的に規制するため、
アナログ的に各自の好みに適合した角度も選択しにく
い。さらに、老人や病弱者等の場合、傾いた状態から、
通常の姿勢に戻るための体力がなく苦労してしまうこと
もあった。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明は上記した従来の実情、
問題点に着目してなされたもので、かかる問題点を解消
して、座面と背当てが同期して回動する背当て付き椅子
であって、その支承構造をよりシンプルなものとし、ま
た回動を無段階とすることで、OA機器の使用時等に、
自己に最も適正で楽な姿勢をとることができ、仰向けと
なって足が床から離れる場合でもその支承状態が安定
し、元の姿勢への復帰も容易に行える背当て付き椅子の
支承構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る背当て付き椅子の支承構造は支持台に
支持された座面と、その座面の後端に設けられた背当て
が同期して回動する背当て付き椅子の支承構造におい
て、前記した座面及び背当てと独立した肘当てを座面の
両サイドに設け、また、前記した座面の底部に突面を形
成し、その突面の両側面に突設したシャフトピンを上端
フォーク状とした支持台に形成した透孔に嵌着させて回
動支点とし、かつ、前記した座面後端にシリンダーピス
トン機構を連接固定し、そのシリンダーピストン機構の
バルブをワイヤーで作用するレバーを前記肘当てに備え
ていることを特徴とし、前記した座面の前端下方には脹
ら脛当て及びその脹ら脛当てと連続する足置きを備えて
いること、前記シリンダーピストン機構の駆動源は窒素
ガスを使用していることを特徴としている。
【0006】
【作用】かかる構成としたことにより、レバーを握りな
がらの自己のよりかかり、あるいは軽く肘当てで支持し
ての起き上がりが楽に行なえ、その構造も簡易なものの
ため、故障を起こすこともない。また、足置きや脹ら脛
当てを備えたことにより、足元が床から離れても安定性
が保て、長い時間の使用でも圧迫感や疲労のないものと
できるのである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明を実施した背当て付
き椅子の回動状態を示す側面図、図2は同じく通常状態
の側面図、図3は同じく座面を下方から見た斜視図、図
4は同じくレバーとシリンダーピストンとの関係を示す
斜視図である。
【0008】これらの図にあって1は支持台を示してお
り、この支持台1は図4として示すように、上端をフォ
ーク状として一対の対向した支持体2、2を形成し、そ
の支持体2、2の上部には各々、同一高さ位置に支持孔
3、3が穿設されたものとなっている。
【0009】一方、図中4は座面を示しており、この座
面4の底面には断面蒲鉾状とした突面5が設けられてお
り、その突面5の両サイドには直線上にシャフトピン
6、6が突設されている。このシャフトピン6、6は独
立したものでも、あるいは突面5内を貫通する一本物で
もよい。そして、このシャフトピン6、6を支持孔3、
3に嵌合することで座面4は支持台1に対し、回動可能
に枢支されることになる。
【0010】また、前記した支持台1の支持体2、2の
上端寄りには座面4及び後述する背当て7と独立する肘
当て8がパイプ体を用いた支持柱9を介して取り付けら
れている。さらに、背当て7は座面4の後端に設けら
れ、この背当て7は座面4と一体化されて同期して回動
するものとなっている。
【0011】さらに、この背当て7の直下に位置する座
面4の後端にはシリンダー10内を摺動するピストン1
1の端部が、座面4に備えられた支持フランジ12に枢
支される状態で連接されている。また、前記したシリン
ダー10は支持台1に備えられた支持フランジ13に枢
支される状態で取り付けられている。
【0012】このシリンダー10内のピストン11を駆
動させる駆動源は無害な窒素ガスを用いるが、タンクや
ポンプ等も付設すればオイルを使用することも可能とな
る。
【0013】ピストン11の駆動はバルブの開閉により
なされるもので、そのバルブの開閉には肘当て8の下方
に配備したレバー14を使用し、このレバー14に途中
支持柱9内を通したワイヤー15を継なぎ、そのワイヤ
ー15の引っ張り作用によりなされる。
【0014】また、座面4の前端にはクッション性を保
有した脹ら脛当て16が設けられ、その脹ら脛当て16
の下端には略断面L字状とした足置き17が備えられて
いる。
【0015】本実施の形態に係る背当て付き椅子の支承
構造は上記のように構成されている。使用者は座面4に
腰かけ、背当て7に背を寄りかかり、その状態からレバ
ー14を握るとバルブが開いてピストン11が作用して
フリー状態となるので、そのまま軽く背で背当て7を押
せば、好みの角度まで傾けることができ、そこでレバー
14を離すことでロックされる。また、元に戻すにはレ
バー14を握り、背を背当て7から離せばよいが、深く
傾いた状態ではレバー14を握りながら肘当て8を引く
ように軽く力を加えることでこの作業が実現できる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る背当て付き椅子の支承構造
は上述のように構成され、また、作用される。そのた
め、シンプルな構造でありながら、長時間使用しても疲
労のないものとなっており、腿や膝裏への圧迫、鬱血等
も生じることもない。そして、老人や病弱者にとっても
体力を必要とせず自らの力で操作することができるもの
となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した背当て付き椅子の回動状態を
示す側面図である。
【図2】通常状態の側面図である。
【図3】座面を下方から見た斜視図である。
【図4】レバーとシリンダーピストンとの関係を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 支持台 2 支持体 3 支持孔 4 座面 5 突面 6 シャフトピン 7 背当て 8 肘当て 9 支持柱 10 シリンダー 11 ピストン 12 支持フランジ 13 支持フランジ 14 レバー 15 ワイヤー 16 脹ら脛当て 17 足置き

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持台に支持された座面と、その座面の
    後端に設けられた背当てが同期して回動する背当て付き
    椅子の支承構造において、前記した座面及び背当てと独
    立した肘当てを座面の両サイドに設け、また、前記した
    座面の底部に突面を形成し、その突面の両側面に突設し
    たシャフトピンを上端フォーク状とした支持台に形成し
    た透孔に嵌着させて回動支点とし、かつ、前記した座面
    後端にシリンダーピストン機構を連接固定し、そのシリ
    ンダーピストン機構のバルブをワイヤーで作用するレバ
    ーを前記肘当てに備えていることを特徴とする背当て付
    き椅子の支承構造。
  2. 【請求項2】 前記した座面の前端下方には脹ら脛当て
    及びその脹ら脛当てと連続する足置きを備えていること
    を特徴とする請求項1に記載の背当て付き椅子の支承構
    造。
  3. 【請求項3】 前記シリンダーピストン機構の駆動源は
    窒素ガスを使用していることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の背当て付き椅子の支承構造。
JP23724196A 1996-08-20 1996-08-20 背当て付き椅子の支承構造 Pending JPH1057178A (ja)

Priority Applications (1)

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JP23724196A JPH1057178A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 背当て付き椅子の支承構造

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JP23724196A JPH1057178A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 背当て付き椅子の支承構造

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JPH1057178A true JPH1057178A (ja) 1998-03-03

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ID=17012493

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JP23724196A Pending JPH1057178A (ja) 1996-08-20 1996-08-20 背当て付き椅子の支承構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013061552A1 (ja) 2011-10-23 2013-05-02 碓田 拓磨 座具及び椅子
KR102083157B1 (ko) * 2019-09-27 2020-03-03 주식회사 다원체어스 의자의 틸트 교번 기구

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WO2013061552A1 (ja) 2011-10-23 2013-05-02 碓田 拓磨 座具及び椅子
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