JPH1056634A - 映像遅延制御装置 - Google Patents

映像遅延制御装置

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JPH1056634A
JPH1056634A JP8166687A JP16668796A JPH1056634A JP H1056634 A JPH1056634 A JP H1056634A JP 8166687 A JP8166687 A JP 8166687A JP 16668796 A JP16668796 A JP 16668796A JP H1056634 A JPH1056634 A JP H1056634A
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video signal
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弘美 青柳
Shinya Sato
信哉 佐藤
Kenji Eguchi
健司 江口
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Ikegami Tsushinki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別信号が重畳された映像信号を遅延させて
録画する場合に、識別信号に欠落や歪み等が生じない映
像遅延制御装置の提供にある。 【解決手段】 入力映像信号に重畳されている識別信号
を映像信号から分離する識別信号分離手段25と、前記
識別信号が分離された映像信号をデジタル変換し、所定
時間遅延させてアナログ変換して出力する映像遅延手段
21,22,23,24と、前記分離された識別信号を
映像信号の遅延時間と同時間遅延させて前記映像遅延手
段の出力映像信号に重畳させる識別信号混合手段21,
28とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のカメラから
の映像信号をフレームあるいはフィールド毎に切り換え
て出力する映像多重記録装置と、この出力映像信号を記
録するVTRとの間に挿入して使用し、映像多重記録装
置からの出力映像信号を遅延させる映像遅延制御装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】監視装置の制御をおこなうため、従来か
ら用いられている映像多重記録装置として、図3に示す
ような装置が一例として知られている。この映像多重記
録装置は、監視領域に配置された複数のカメラ1a,1
b,1c・・・からの映像信号をフレームあるいはフィ
ールド毎に順次切り換えてVTRに録画するようにした
もので、通常フレームスイッチャ2といわれている。
【0003】先ず、このフレームスイッチャ2の構成及
び動作を説明する。フレームスイッチャ2は、制御部
3、スイッチャ4a、スイッチャ4b、スイッチャ4
c、スイッチャ4d、A/D変換回路5、ビデオメモリ
6、D/A変換回路7、識別信号(ID)混合器8、I
D分離器9、同期分離回路10及び同期信号発生器11
等から構成されている。そして、外部の操作スイッチ1
5をオペレータが操作することにより、制御部3を経
て、以下に述べる機能を選択できる。
【0004】制御部3は、同期分離回路10で同期分離
された同期信号に合わせてスイッチャ4aを切換制御し
てカメラ1a,1b,1c・・・からの映像信号をフレ
ームあるいはフィールド毎に順次出力させる。
【0005】スイッチャ4aから出力した映像信号は、
スイッチャ4bを介して出力し、同期分離回路10よっ
て同期信号が分離されて制御部3に送られる。一方、同
期信号が分離された映像信号は、A/D変換回路5に入
力しデジタル映像信号に変換される。なお、A/D変換
回路5に入力した映像信号は、輝度信号Yとカラー信号
Cとに分離され、さらにカラー信号Cは色差信号R−Y
とB−Yとに分離された後、デジタル映像信号に変換さ
れる。
【0006】A/D変換回路5から出力したデジタル映
像信号は、一旦、ビデオメモリ6に格納される。通常、
監視用のカメラ1a,1b,1c・・・は非同期で使用
されているので、スイッチャ4aによる規則的なフレー
ム切換えでは、次のカメラからのフレームが必ずしもフ
レーム全体の映像となるとは限らない。そこで、送られ
てきたデジタル映像信号を、一旦、ビデオメモリ6に格
納しておき、同期分離回路10からの同期信号を制御部
3が受けて、次のカメラからのフレームの同期信号が未
だ入力されていない場合は、現在のフレームを再度出力
し、同期信号が入力された時点で、その時点のフレーム
を出力するようにしている。
【0007】ビデオメモリ6から出力されたデジタル映
像信号は、D/A変換回路7で元のアナログ映像信号に
変換される。なお、変換された映像信号であるR−Yと
B−Yとは、D/A変換回路7内のカラーエンコーダで
カラー信号Cに変換され、さらにNTSCエンコーダで
輝度信号Yが加えられとともに同期信号発生器11から
の同期信号が付加されてNTSC映像信号として出力さ
れる。
【0008】D/A変換回路7から出力されたNTSC
映像信号は、ID混合器8で、その映像信号がどのカメ
ラからの映像信号であるかを示すID信号が重畳され
る。これは、制御部3からの信号に基づきおこなわれ、
例えばカメラ1aの映像信号の場合のID信号はA、カ
メラ1bの場合はBというように、後でどのカメラから
のものであるかを判別できるようにしたもので、通常、
垂直ブランキング期間に挿入されている。
【0009】このようにしてID信号が重畳されたNT
SC映像信号は、VTRに出力される。また、音声信号
については、マイクロホン12によって集音された信号
は、そのままVTRに送られる。アラーム信号に基づき
録音・録画を開始する構成をとる監視装置では、通常状
態において、VTRは停止しており記録はおこなわれて
はおらず、監視領域等に設置された警報装置からのアラ
ーム信号がフレームスイッチャ2の制御部3に入力する
と、制御部3からVTRにアラーム信号が送られてVT
Rが起動する。アラーム信号が制御部に入力した時点か
ら、記録がおこなわれる。
【0010】なお、このオペレータの操作によりスイッ
チャ4dをスイッチャ4cに切り換えれば、いつの時点
でも実際の映像をモニタによって見ることができる。そ
の際、スイッチャ4cを切り換えることで、モニタに写
すカメラを選択することができるようになっている。
【0011】上述のようにしてVTRに録音・録画され
た映像等の再生は、オペレータが再生操作をすることに
よっておこなわれる。再生操作すると、VTRから再生
映像信号がフレームスイッチャ2に出力される。フレー
ムスイッチャ2に入力した再生映像信号はID分離器9
によってID信号が分離され、ID信号は制御部3に送
られる。
【0012】一方、ID信号が分離された再生映像信号
はスイッチャ4bに送られる。このとき、制御部3によ
って、スイッチャ4bとスイッチャ4dが切り換え制御
されており、カメラ1a,1b,1c・・・からの映像
信号は、A/D変換回路5に入力しないように構成され
ているとともに、スイッチャ4cを介してもモニタへ入
力しないようになっている。
【0013】スイッチャ4bを介して出力された再生映
像信号は、A/D変換回路5に入力してデジタル映像信
号に変換され、ビデオメモリ6に一時的に格納された
後、D/A変換回路7でアナログの映像信号に変換され
る。オペレータが再生操作する際、これから見ようとす
るカメラの映像に対応するスイッチを入れておくと、制
御部3はID分離器9で分離されて入力したID信号に
よってビデオメモリ6を制御し、対応するカメラの映像
が存在するフレームあるいはフィールドのみをD/A変
換回路7に出力する。このようにしないと、各カメラの
映像がフレームあるいはフィールド毎に入力するので実
際の映像として見ることができないからである。そし
て、D/A変換回路7に入力したアナログ映像信号に変
換された映像信号は、さらにNTSC映像信号に変換さ
れスイッチャ4dを介してモニタに送られて映像として
表示される。
【0014】また、再生時の音声信号は、VTRから出
力した後、音声増幅回路13を介してスピーカ14から
音声として発せられる。
【0015】ところが、上述したような映像多重記録装
置を用いた監視装置では、アラーム信号が発せられたと
きに、VTRが起動するように構成されているので、実
際に監視領域に侵入者等があってアラーム信号が発せら
れた時点と、VTRが起動してカメラからの映像を録画
始めるまでの間に数secのタイムラグが有り、録画を
開始した時点では、既に侵入者等が現場にいない場合が
考えられる。
【0016】そこで、特開平5−14890号で、この
点を考慮した装置が提案されている。この装置は、対応
するカメラが1台なので、上述のようなフレームスイッ
チャはないが、カメラからの映像信号をA/D変換して
一旦フレームメモリに格納し遅延させている。そして、
アラームがあったときに、遡った映像を録画できるよう
にしている。
【0017】このような、対応するカメラが1台の場合
は、フレームの切り換えをおこなう必要がないので、映
像信号にID信号を重畳させる必要はないが、上述した
ような映像多重記録装置では各カメラの映像を識別させ
るため、映像信号にID信号を重畳させる必要がある。
このID信号が重畳された映像信号を再生する際に、I
D信号を正確に分離して同一のカメラの映像を再生して
表示させなければならないのであるが、映像信号がトラ
ッキングエラー等により垂直ブランキング期間内で信号
レベルが乱れたり、同期信号の同期が乱れたりすること
により、ID信号が変形して、識別エラー状態となる場
合がある。
【0018】そこで、特開平5−83632号では、垂
直ブランキング期間の1水平走査期間に、同一ID信号
を少なくとも2回重畳させ、再生時に同一ID信号が少
なくとも2回検出されたときに有効と判断するようにし
ている。このように、ID信号の確実な検出は、困難を
伴うものである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、先に示した
特開平5−14890号の装置を多重化した場合、すな
わち複数のカメラを使用してフレームスイッチャでフレ
ーム切換をおこない、かつ映像信号をA/D変換、遅
延、D/A変換をおこなうと、ID信号が欠落してしま
うか、ID信号に歪みやノイズ等が混入し、再生する際
にID信号を識別できずエラーが生じる恐れがあり、所
望のカメラの録画映像を再生することができなくなる場
合がある。
【0020】本発明の課題は、識別信号が重畳された映
像信号を遅延させて録画する場合に、識別信号に欠落や
歪み等が生じない映像遅延制御装置の提供にある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述課題を解決するため
に、本発明は、次のような手段を採用した。請求項1に
記載の映像遅延制御装置は、入力映像信号に重畳されて
いる識別信号を映像信号から分離する識別信号分離手段
と、前記識別信号が分離された映像信号をデジタル変換
し、所定時間遅延させてアナログ変換して出力する映像
遅延手段と、前記分離された識別信号を、前記映像遅延
手段による映像信号の遅延時間と同時間遅延させて前記
映像遅延手段の出力映像信号に重畳させる識別信号混合
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0022】このように構成すると、例えば、複数のカ
メラからの映像信号をフレームあるいはフィールド毎に
順次切り換え、かつそれぞれの映像信号にどのカメラの
映像信号であるかを示す識別信号が重畳されたフレーム
スイッチャからの映像信号が、この映像遅延制御装置に
入力すると、先ず映像信号に重畳されている識別信号が
映像信号から分離される。そして、識別信号が分離され
た映像信号はデジタル変換されて、所定時間遅延された
後、アナログ変換されて出力する。一方、映像信号から
分離された識別信号は、映像信号の遅延時間と同時間遅
延されて前記アナログ変換された映像信号に重畳されて
出力する。この出力信号を、VTRに入力するようにセ
ットしておき、アラーム信号が発せられて、VTRが起
動すると、所定時間遅延された映像が録画される。した
がって、遅延時間をアラーム発生からVTRが起動する
までの時間に設定しておけば、アラーム発生時点に遡っ
た映像を録画できることになる。
【0023】このように、映像信号を遅延する際に、映
像信号に重畳されている識別信号を一旦分離して、VT
Rへ出力するところで再度重畳させているので、識別信
号が欠落したり、識別信号に歪みやノイズの混入がな
く、再生の際の識別信号に基づく映像出力の選択が完全
になる。
【0024】請求項2に記載の発明は、入力映像信号に
重畳されている識別信号を映像信号から分離する識別信
号分離手段と、前記識別信号が分離された映像信号をデ
ジタル変換し、所定時間遅延させてアナログ変換して出
力する映像遅延手段と、前記分離した識別信号を、前記
映像遅延手段による映像信号の遅延時間と同時間遅延さ
せて前記映像遅延手段の出力映像信号に重畳させる識別
信号混合手段と、入力した音声信号をデジタル変換し、
映像信号の遅延時間と同時間遅延させてアナログ変換し
て出力する音声遅延手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0025】この構成よれば、映像に関しては、請求項
1に記載の発明と同様の作用をするが、他に音声に関し
ても映像と同一時間遅延させているので、アラーム発生
時点の音声が映像とともに録音される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0027】図1は、本発明の映像遅延制御装置の一実
施形態をブロック図で示したものである。図に示すよう
に、カメラ1a,1b,1c・・・の映像信号をフィー
ルド毎に切り換え、かつそれぞれの映像信号に識別信号
(ID信号)を重畳して出力するフレームスイッチャ2
と、このフレームスイッチャ2からの出力映像信号を録
画するVTRとの間に、この映像遅延制御装置20が介
在している。
【0028】映像遅延制御装置20は、制御部21、A
/D変換回路22、デジタル映像遅延回路23、D/A
変換回路24、ID分離器25、同期分離回路26、同
期信号発生器27及びID混合器28、音声遅延制御回
路30等から構成されている。
【0029】映像遅延制御装置20にID信号が重畳さ
れた映像信号がフレームスイッチャ2から入力すると、
ID分離器(識別信号分離手段)25と同期分離回路2
6によって映像信号からID信号と同期信号が分離され
制御部21に送られる。ID信号と同期信号が分離され
た映像信号は、A/D変換回路22に入力してデジタル
映像信号に変換される。なお、A/D変換回路22に入
力した映像信号は、輝度信号Yとカラー信号Cとに分離
され、さらにカラー信号Cは色差信号R−YとB−Yと
に分離された後、デジタル映像信号に変換される。
【0030】A/D変換回路22から出力したデジタル
映像信号は、次のデジタル映像遅延回路23に入力し、
圧縮されてビデオメモリに格納される。そして、所定時
間経過後に出力され、今度は伸張されてD/A変換回路
24に入力して、元のアナログ映像信号に変換される。
なお、変換されたアナログ映像信号の色差信号R−Yと
B−Yとは、D/A変換回路24内のカラーエンコーダ
でカラー信号Cに変換され、さらにNTSCエンコーダ
で変換された輝度信号Yが加えられるとともに、同期信
号発生器27からの同期信号が付加されてNTSC映像
信号としてD/A変換回路24から出力する。そして、
本発明にいう映像遅延手段は、これらA/D変換回路2
2、デジタル映像遅延回路23、D/A変換回路24等
で構成されている。
【0031】なお、デジタル映像信号を圧縮してビデオ
メモリに格納した後、所定時間経過後に伸張して出力す
るようにした、この所定時間という遅延時間は、アラー
ム信号が発せられてからVTRが起動するまでの時間を
考慮して、数秒〜数十秒間程度となる。このように設定
しておくと、アラーム発生時点の映像を録画することが
可能となる。さらに、この所定時間を大きくとることに
より、アラーム信号発生時点より以前の録画も可能とな
る。
【0032】D/A変換回路24から出力したNTSC
映像信号は、ID混合器28に入力して、その映像信号
が最初の段階で分離されたID信号が再び重畳される。
この場合、D/A変換回路24から出力したこの映像信
号が、どのID信号のものであるかは、制御部21がI
D分離器25から受けるID信号とデジタル映像遅延回
路23の制御等によって確認し、付与している。なお、
ID混合器28、制御部21等によって、本発明にいう
識別信号混合手段が構成されている。
【0033】以上の動作を、図2に示すタイミングチャ
ートを参照してさらに説明する。カメラ1aからの映像
信号(1)はa1、a2、a3、a4、・・・と1フィ
ールドずつ連続して送られており、同じくカメラ1bか
らの映像信号(2)もb1、b2、b3、b4、・・・
と、さらにカメラ1cからの映像信号(3)もc1、c
2、c3、c4、・・・と連続して送られている。フレ
ームスイッチャ2で各カメラの映像をフィールド毎に順
次切り換えていくので、各カメラから取り出されるフィ
ールドは反転文字で表示されたものとなる。
【0034】フレームスイッチャ2の映像出力(4)
は、各カメラに対応したID信号が付与されたもので、
カメラ1aの映像にはAが、カメラ1bの映像にはB
が、カメラ1cの映像にはCが重畳される。この映像信
号が入力した映像遅延制御装置20では、ID信号
(5)と映像信号(6)とが分離される。映像信号は圧
縮・遅延等を経て入力状態よりnフィールド遅延される
(7)。同様に、ID信号も同じ時間遅延される。そし
て、(8)に示すように、映像遅延制御装置20の出力
は、遅延された映像信号に、同じく遅延されたID信号
が重畳したものとなる。
【0035】次に、この映像遅延制御装置20内に設け
られた音声遅延制御回路(音声遅延手段)30について
説明する。音声遅延制御回路30は、図1に示すよう
に、A/D変換回路31、デジタル音声遅延回路32、
D/A変換回路33及び制御部21等で構成されてい
る。マイクロホン12に入力した音声は、A/D変換回
路31でデジタル信号に変換されてデジタル音声遅延回
路32に入力し、圧縮されて音声メモリに格納される。
そして、映像の場合と同一の時間遅延されて音声メモリ
から出力し、さらに伸張されてD/A変換回路33でア
ナログ信号に変換され、VTRに出力して録音されるよ
うに構成されている。なお、これら一連の動作は、制御
部21の制御によっておこなわれる。
【0036】上述のようにして、録音・録画された映像
等の再生は、従来の技術のところで説明したように、オ
ペレータが再生操作をすると、VTRからの再生信号が
フレームスイッチャ2を介してモニタで表示されるとと
もに、音声はスピーカ14から発せられる。
【0037】なお、本実施形態例では、カメラの映像信
号をフィールド毎に切り換えるようにしているが、2コ
マのフィールド毎、すなわちフレーム毎に切り換えるよ
うにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の映像遅
延制御装置は、入力映像信号に重畳されている識別信号
を映像信号から分離する識別信号分離手段と、前記識別
信号が分離された映像信号をデジタル変換し、所定時間
遅延させてアナログ変換して出力する映像遅延手段と、
前記分離した識別信号を映像信号の遅延時間と同時間遅
延させて前記映像遅延手段の出力映像信号に重畳させる
識別信号混合手段とを備えたので、この装置をフレーム
スイッチャとVTRとの間に介在させておけば、アラー
ム信号が発せられて、VTRが起動するまでにタイムラ
グがあっても、所定時間遅延された映像が録画されるの
で、アラーム発生時に遡って映像を録画することができ
る。
【0039】また、映像信号を圧縮・遅延等する際に、
映像信号に重畳されている識別信号を一旦分離して、V
TRへ出力するところで再度重畳させているので、識別
信号が欠落したり、識別信号に歪みやノイズの混入がな
く、再生の際の識別信号に基づく映像出力の選択を完全
にすることができる。
【0040】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
の発明に付加して、音声信号をデジタル変換して圧縮
し、さらに映像信号の遅延時間と同時間遅延させて伸張
し、アナログ変換して出力する音声遅延制御回路を設け
たので、アラーム発生時点の音声も映像とともに録音す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像遅延制御装置の一実施形態を用い
た映像多重記録装置を示すブロック図である。
【図2】図1に示すブロック図の動作のタイミングチャ
ートを示す図である。
【図3】従来から用いられているフレームスイッチャの
ブロック図である。
【符号の説明】
1a、1b、1c カメラ 2 フレームスイッチャ 3 制御部 4a、4b スイッチャ 5、22 A/D変換回路 6 ビデオメモリ 7、24 D/A変換回路 8、28 ID混合器 9、25 ID分離器 10、26 同期分離回路 11、27 同期信号発生器 12 マイクロホン 20 映像遅延制御装置 21 制御部 23 デジタル映像遅延回路 30 音声遅延制御回路 32 デジタル音声遅延回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/915 H04N 7/08 Z 7/08 7/081

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号に重畳されている識別信号
    を映像信号から分離する識別信号分離手段と、 前記識別信号が分離された映像信号をデジタル変換し、
    所定時間遅延させてアナログ変換して出力する映像遅延
    手段と、 前記分離された識別信号を、前記映像遅延手段による映
    像信号の遅延時間と同時間遅延させて前記映像遅延手段
    の出力映像信号に重畳させる識別信号混合手段と、 を備えたことを特徴とする映像遅延制御装置。
  2. 【請求項2】 入力映像信号に重畳されている識別信号
    を映像信号から分離する識別信号分離手段と、 前記識別信号が分離された映像信号をデジタル変換し、
    所定時間遅延させてアナログ変換して出力する映像遅延
    手段と、 前記分離された識別信号を、前記映像遅延手段による映
    像信号の遅延時間と同時間遅延させて前記映像遅延手段
    の出力映像信号に重畳させる識別信号混合手段と、 入力した音声信号をデジタル変換し、映像信号の遅延時
    間と同時間遅延させてアナログ変換して出力する音声遅
    延手段と、 を備えたことを特徴とする映像遅延制御装置。
JP16668796A 1996-06-03 1996-06-07 映像遅延制御装置 Expired - Lifetime JP3253246B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11261992A (ja) * 1998-03-16 1999-09-24 Hitachi Denshi Ltd テレビジョンカメラ
WO2004068488A1 (ja) * 2003-01-30 2004-08-12 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. 映像信号記録装置

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US7643728B2 (en) 2003-01-30 2010-01-05 Panasonic Corporation Magnetic recording/reproduction apparatus

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