JP3663073B2 - 映像記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数チャンネルの映像信号を単一の記録媒体に同時に記録する映像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の監視カメラ(ビデオカメラ)によって撮像された画像を1台のVTRによって録画するとともに、VTRによって録画された画像を再生するための機器として、”ビデオマルチプレクサ”と呼ばれる装置が既に開発されている。
【0003】
図4はビデオマルチプレクサを用いた従来の監視システムの構成を示し、図5は記録時におけるビデオマルチプレクサへの入力信号と出力信号とを示している。
【0004】
監視システムは、4台の監視カメラ101〜104と、これらの監視カメラ101〜104によって得られる複数チャンネルの映像信号A〜Dを入力とし、時分割多重映像信号を生成するビデオマルチプレクサ105と、ビデオマルチプレクサ105によって生成された時分割多重映像信号を録画するためのVTR106と、VTR106によって再生された時分割多重映像信号のうちビデオマルチプレクサ105によって選択された信号に基づいて映像を表示するモニタ107とを備えている。
【0005】
図5を用いて、ビデオマルチプレクサ105の動作を説明する。
【0006】
時刻t0において、ビデオマルチプレクサ105は、映像信号Aの画像”A−1”を出力し、その次のフィールドで映像信号Bの画像”B−2”を出力し、その次のフィールドで映像信号Cの画像”C−3”を出力するというように、1フィールド毎に出力する映像信号を監視カメラ101〜104毎に順番に切り替えている。このようにして得られた映像信号を時分割多重映像信号という。この時分割多重映像信号をVTR106によって録画させることにより、複数台の監視カメラ101〜104によって得られる複数チャンネルの映像信号A〜Dを1台のVTR106で録画できるようにしている。
【0007】
ビデオマルチプレクサ105から出力される時分割多重映像信号の各フィールメドには、複数チャンネルの入力映像信号A〜Dのうちのいずれのチャンネルの映像信号であるかを示すIDが垂直ブランキング期間等に多重されている。
【0008】
再生時には、VTR106からの再生出力(時分割多重映像信号)から、ビデオマルチプレクサ105が1フィールド毎にIDを読み取り、そのフィールドの映像が提示すべき映像信号であるか否かを判定する。提示すべき映像信号であると判定した場合には、ビデオマルチプレクサ105内にある画像メモリにそのフィールドの映像を保存する。そして、所定フィールド分の映像が画像メモリに蓄積されると、画像メモリから映像を読み出して、モニタ107によって表示させる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
図5から明らかなように、従来の監視システムのように複数チャンネルの映像信号を時分割多重すると、各種類の映像信号は間欠記録される。このため、再生時の映像信号を間欠再生されるため、時間的解像度が低くなり、動きがぎこちない映像となるという問題がある。
【0010】
また、各監視カメラ毎にその監視領域への侵入者等を検知するためのセンサ等によって重要度の高いシーンであることを示すアラーム信号を発生するアラーム発生装置を設ける場合がある。このような場合には、アラーム信号が発生した監視カメラからの映像信号の間欠記録間隔を短くすることが好ましいが、そうすると、他の監視カメラからの映像信号の間欠記録間隔が長くなり、他の監視カメラに対する記録映像の時間的解像度が極端に低くなるという問題がある。
【0011】
この発明は、複数チャンネルの映像信号を多重した場合にも、全ての映像信号を連続記録でき、かつアラーム信号が発生した場合には当該アラーム信号に対応するチャンネルの映像信号を他のチャンネルの映像信号に比べて高解像度で記録することができる映像記録装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明による映像記録装置は、複数のビデオカメラによって撮像された複数チャンネルの画像信号を同じ記録媒体に記録する映像記録装置において、各ビデオカメラ毎に設けられかつ重要度の高いシーンであることを示すアラーム信号を発生する複数のアラーム発生装置、各チャンネル毎に設けられかつ各チャンネルの画像信号を1フィールド毎に圧縮する複数の画像圧縮手段、全ての画像圧縮手段によって得られた複数チャンネル分の圧縮映像信号を多重する多重化手段、多重化手段によって得られた多重圧縮信号を記録媒体に記録する記録手段、および全てのアラーム発生装置からアラーム信号が発生していないときには、各画像圧縮手段の出力情報量が均等となるように各画像圧縮手段を制御し、少なくとも1つのアラーム発生装置からアラーム信号が発生しているときには、アラーム信号が発生しているビデオカメラからの映像信号を圧縮する画像圧縮手段の出力情報量が多くなり、かつアラーム信号が発生していないビデオカメラからの映像信号を圧縮する画像圧縮手段の出力情報量が少なくなるように、各画像圧縮手段を制御する制御手段を備えていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図3を参照して、この発明の実施の形態について説明する。
【0014】
図1は、監視システムの構成を示している。
【0015】
監視システムは、4台の監視カメラ(ビデオカメラ)11〜14と、各監視カメラ11〜14毎に対応して設けられかつ対応する監視カメラ11〜14から得られる映像信号A〜Dを1フィールド単位毎にそれぞれ圧縮する4つの動画像圧縮装置21〜24と、これらの動画像圧縮装置21〜24によって得られた4チャンネルの圧縮映像信号A’〜D’を多重する多重化装置30と、多重化装置30によって得られた時分割多重圧縮映像信号を録画するデジタルVTR40と、デジタルVTR40によって再生された時分割多重圧縮映像信号のうちから提示すべき圧縮映像信号を伸張する伸張器50と、伸張器50によって伸張された映像信号を表示するためのモニタ60とを備えている。
【0016】
各監視カメラ11〜14毎に、重要度の高いシーンであるときにアラーム信号を発生するアラーム発生装置71〜74が設けられている。各アラーム発生装置71〜74から発生したアラーム信号は、多重化装置30に送られる。
【0017】
図2は、全てのアラーム発生装置71〜74からアラーム信号が発生していない場合の多重化装置の動作を示している。
【0018】
多重化装置30にアラーム信号が入力していない場合には、多重化装置30は、各動画像圧縮装置21〜24に同一のビットレートを割り当てる。この実施の形態では、監視カメラが4台設けられているので、4チャンネルの映像信号の全てを記録できるようにするために、各チャンネルの映像信号が1/4に圧縮されるように、多重化装置30は、各動画像圧縮装置21〜24に同一のビットレートを割り当てる。
【0019】
各動画像圧縮装置21〜24は、多重化装置30によって割り当てられたビットレートに応じた圧縮を行う。多重化装置30は、各動画像圧縮装置21〜24によって得られた圧縮映像信号にチャンネルを識別するためのIDを付加した後、これらを時分割多重する。多重化装置30によって得られた時分割多重圧縮映像信号は、デジタルVTR40によって記録される。
【0020】
再生時には、デジタルVTR40によって再生された時分割多重圧縮映像信号が伸張器50に送られる。伸張器50は、送られてきた時分割多重圧縮映像信号に付加されているIDに基づいて、提示すべき圧縮映像信号を抜き出して伸張する。伸張器50によって伸張された映像信号は、モニタ60に送られて出力される。
【0021】
このように、全てのチャンネルの映像信号が、時間的に間引かれることなく記録されるので、再生時に提示される画像において、動きがぎこちなくなるといったことがなくなる。
【0022】
図3は、4つのアラーム発生装置71〜74のうち、1つのアラーム発生装置71からのみアラーム信号が発生している場合の多重化装置の動作を示している。
【0023】
多重化装置30に1つのアラーム発生装置71からのアラーム信号のみが入力している場合には、アラーム信号が発生している監視カメラ11からの映像を、他の監視カメラ12、13、14からの映像よりも高解像度で記録させるために、多重化装置30は各動画像圧縮装置21〜24に次のようにビットレートを割り当てる。
【0024】
つまり、多重化装置30は、アラーム信号が発生している監視カメラ11からの映像を圧縮する動画像圧縮装置21に対しては、圧縮後の映像信号情報が圧縮前の映像信号情報の1/2となるように、ビットレートを割り当てる。他の動画像圧縮装置22、23、24に対しては、多重化装置30は、圧縮後の映像信号情報が圧縮前の映像信号情報の1/6となるように、ビットレートを割り当てる。
【0025】
各動画像圧縮装置21〜24は、多重化装置30によって割り当てられたビットレートに応じた圧縮を行う。多重化装置30は、各動画像圧縮装置21〜24によって得られた圧縮映像信号にチャンネルを識別するためのIDを付加した後、これらを時分割多重する。多重化装置30によって得られた時分割多重圧縮映像信号は、デジタルVTR40によって記録される。
【0026】
再生時の動作は、アラーム信号が発生していない場合の再生動作と同じである。
【0027】
このように、アラーム信号が発生した場合には、アラーム信号が発生していない監視カメラからの映像に対する圧縮後の情報量を少なくし、アラーム信号が発生している監視カメラからの映像に対する圧縮後の情報量を多くしているので、アラーム信号が発生している監視カメラからの映像信号を高解像度で記録再生することができる。
【0028】
【発明の効果】
この発明によれば、複数チャンネルの映像信号を多重した場合にも、全ての映像信号を連続記録でき、かつアラーム信号が発生した場合には当該アラーム信号に対応するチャンネルの映像信号を他のチャンネルの映像信号に比べて高解像度で記録することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】監視システムの構成を示すブロック図である。
【図2】全てのアラーム発生装置からアラーム信号が発生していない場合の多重化装置の動作を示すタイムチャートである。
【図3】4つのアラーム発生装置のうち、1つのアラーム発生装置からのみアラーム信号が発生している場合の多重化装置の動作を示すタイムチャートである。
【図4】従来の監視システムの構成を示すブロック図である。
【図5】ビデオマルチプレクサの記録時の動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
11〜14 監視カメラ
21〜24 動画像圧縮装置
30 多重化装置
40 デジタルVTR
50 伸張器
60 モニタ
71〜74 アラーム発生装置
Claims (1)
- 複数のビデオカメラによって撮像された複数チャンネルの画像信号を同じ記録媒体に記録する映像記録装置において、
各ビデオカメラ毎に設けられかつ重要度の高いシーンであることを示すアラーム信号を発生する複数のアラーム発生装置、
各チャンネル毎に設けられかつ各チャンネルの画像信号を1フィールド毎に圧縮する複数の画像圧縮手段、
全ての画像圧縮手段によって得られた複数チャンネル分の圧縮映像信号を多重する多重化手段、
多重化手段によって得られた多重圧縮信号を記録媒体に記録する記録手段、および
全てのアラーム発生装置からアラーム信号が発生していないときには、各画像圧縮手段の出力情報量が均等となるように各画像圧縮手段を制御し、少なくとも1つのアラーム発生装置からアラーム信号が発生しているときには、アラーム信号が発生しているビデオカメラからの映像信号を圧縮する画像圧縮手段の出力情報量が多くなり、かつアラーム信号が発生していないビデオカメラからの映像信号を圧縮する画像圧縮手段の出力情報量が少なくなるように、各画像圧縮手段を制御する制御手段、
を備えていることを特徴とする映像記録装置。
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ID=13662865
Family Applications (1)
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JP07846899A Expired - Fee Related JP3663073B2 (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 映像記録装置 |
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