JPH1056516A - 一斉放送装置 - Google Patents

一斉放送装置

Info

Publication number
JPH1056516A
JPH1056516A JP21254396A JP21254396A JPH1056516A JP H1056516 A JPH1056516 A JP H1056516A JP 21254396 A JP21254396 A JP 21254396A JP 21254396 A JP21254396 A JP 21254396A JP H1056516 A JPH1056516 A JP H1056516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disconnection
signal
common line
alarm sound
transistor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP21254396A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Inayoshi
泉 稲吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiphone Co Ltd filed Critical Aiphone Co Ltd
Priority to JP21254396A priority Critical patent/JPH1056516A/ja
Publication of JPH1056516A publication Critical patent/JPH1056516A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】主装置と複数の端末を接続する共通ラインの断
線を認識できる。 【解決手段】主装置11と、共通ラインL1を介して複
数の端末12が接続される。主装置11は、センサから
検出信号が入力されたとき音声帯域の警報音信号S1を
出力する警報音信号発生回路13と、音声帯域以外の断
線監視信号S2を常時出力する断線監視信号発振回路1
4とを備え、端末12は、常時共通ラインL1に接続さ
れるリレー17の常閉接点T1に接続されるスピーカ1
8が設けられ、警報音信号S1が入力されるとスピーカ
18から警報音が発生される。共通ラインL1から断線
監視信号S2が入力されると駆動するトランジスタQ1
を有し、トランジスタQ1の駆動によりLED駆動用ト
ランジスタQ2が駆動し、発光ダイオード19が点灯す
る。これにより共通ラインL1に断線がないことが認識
される。発光ダイオード19が消灯することにより断線
の発生が認識される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主装置に接続される複
数の端末へ警報音等を出力する一斉放送装置に関し、特
に、断線を監視して、より安全性を向上させ得る一斉放
送装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、集合住宅等で使用され、管理
人室に設置される親機と、各居室に設置される子機を接
続したインターホン等において、親機と各子機間の通話
信号の送受に加え、親機から各子機に火災、ガス漏れ等
に対応した警報音を送出し、異常事態を報知できる一斉
放送装置を備えたものがあった。
【0003】このようなインターホン装置に設けられる
一斉放送装置は、図2に示すように、親機に設置される
主装置1と、主装置1に共通ラインL1を介して接続さ
れる複数の子機に設けられる端末2を備えたものであ
る。主装置1は警報音信号発生回路3を有し、警報音信
号発生回路3から出力される警報音信号を増幅するアン
プ4を備え、アンプ4から増幅した警報音信号を共通ラ
インL1に送出するものである。各端末2は、共通ライ
ンL1にライントランス5を介して接続されるリレー6
を有する。リレー6はライントランス5に接続される常
閉接点61と、親機に設けられる図示しない呼出信号発
生回路に、図示しない他のラインを介して接続される常
開接点62とを有し、通常は、常閉接点61によってス
ピーカ7と警報音信号発生回路3が接続され、呼出信号
が検出された場合、常開接点62へ切り換えて、呼出信
号発生回路にスピーカ7が接続されるようになってい
る。このため、スピーカ7は、常時、警報音信号発生回
路3に接続され、警報音信号が主装置1の警報音信号発
生回路3から出力されると、共通ラインL1を介して各
居室に設けられる端末2のスピーカ7から警報音が一斉
に発せられ、異常を報知する。各々の居室の呼出信号が
入力されたとき、呼出信号を検出した端末2のリレー6
が常開接点に切り換えられ、当該端末のスピーカ7から
呼出音が鳴動されるようになっており、1つのスピーカ
を警報音、呼出音の鳴動に適用するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような一斉放送装
置において、共通ラインL1に断線があった場合、居室
においては断線を検出する手段が全くなく、そのため、
警報音信号発生回路3から警報音信号が出力されても、
居室において、警報音が鳴動されず異常事態を認識する
ことができなかった。
【0005】本発明は、このような難点を解消するため
になされたもので、主装置と端末との断線を各居室にお
いて検出することができ、このため、異常事態の発生が
報知されず危険に遭遇することを防止することができる
一斉放送装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による一斉放送装置は、主装置から共通ライ
ンを経由して端末のスピーカに音声帯域の一斉放送信号
を伝送する一斉放送装置において、主装置は共通ライン
に音声帯域外の断線監視信号を常時送出する断線監視信
号発振回路を備え、端末は共通ラインから送出されてき
た断線監視信号を検出する断線検出回路と、断線検出回
路からの断線検出信号により共通ラインの断線を報知す
る報知回路とを備えたものである。
【0007】主装置に設けられる断線監視信号発振回路
から音声帯域外の断線監視信号を常時出力させる。断線
監視信号は共通ラインを介して各端末に設けられる断線
検出回路に入力されると、報知回路により断線監視信号
が端末に入力されていることを報知する。このため、断
線がない場合、常時、断線監視信号が端末に入力され、
報知回路によって断線がないことが報知され、断線が発
生している場合、断線監視信号が端末に入力されず、報
知回路により断線の発生が認識できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一斉放送装置を集
合住宅に設けられるインターホン装置に適用した好まし
い実施の形態例について図面を参照して詳述する。本発
明の一斉放送装置は、管理人室等に設置される親機及
び、各居室に設置され、それぞれ親機に接続される複数
の子機を有するインターホン装置に適用されるものであ
って、図1に示すように、親機に設けられる主装置1
1、主装置11に共通ラインL1を介して接続され、各
子機にそれぞれ設けられる複数の端末12を有する。
【0009】主装置11には、警報音信号発生回路13
及び断線監視信号発振回路14が設けられ、警報音信号
発生回路13、断線監視信号発振回路14の出力側には
アンプ15が設けられる。警報音信号発生回路13は、
図示しない火災センサ、ガス漏れセンサ等から火災、ガ
ス漏れ等の検出信号が入力されると、検出信号に基いて
火災、ガス漏れ等を報知するための各警報音に対応し
た、音声帯域の一斉放送信号である警報音信号S1を出
力するものである。断線監視信号発振回路14は、音声
帯域以外の範囲、例えば、20〜30kHzの範囲の可
聴帯域外の断線監視信号S2を、常時、出力するもので
ある。アンプ15は、警報音信号発生回路13から出力
される警報音信号S1及び、断線監視信号発振回路14
から出力される断線監視信号S2を増幅し、共通ライン
L1に出力する。
【0010】端末12には、ライントランス16が設け
られ、ライントランス16の2次側には、リレー17が
設けられる。リレー17には、ライントランス16を介
して共通ラインL1に接続される常閉接点T1及び共通
ラインL1とは別個に設けられる図示しないラインを介
して親機に設けられる呼出信号発生回路(図示せず)か
らの呼出により呼出音を発生する呼出音回路(図示せ
ず)に接続される常開接点T2とが設けられる。常時、
リレー17の常閉接点T1にはスピーカ18が接続さ
れ、警報音信号発生回路13から出力される警報音信号
S1が共通ラインL1を伝送されて各端末12に入力さ
れると、スピーカ18から警報音が鳴動されるようにな
っている。また、呼出信号発生回路から各子機に対応し
た呼出信号が出力され、当該端末12が設けられる子機
により呼出信号が検出されると、リレー17が常開接点
T2に切り換えられ、スピーカ18から呼出音が鳴動さ
れるようになっている。
【0011】ここで、ライントランス16の2次側とリ
レー17の常閉接点T1との間に断線検出回路が設けら
れる。断線検出回路は、トランジスタQ1、Q2、発光ダ
イオード19、ダイオードD1、D2、抵抗R1〜R3及び
コンデンサC1〜C3から構成される。トランジスタQ1
のベースはコンデンサC1を介して、エミッタは直接ラ
イントランス16の2次側に接続される。トランジスタ
Q1のベースは抵抗R1を介してコレクタに、コレクタは
抵抗R2を介して電源Vccに接続される。トランジス
タQ1のコレクタには、コンデンサC2が接続され、コン
デンサC2はダイオードD1のアノード及びダイオードD
2のカソードに接続される。更に、ダイオードD1のカソ
ードはコンデンサC3の一方及びLED駆動用トランジ
スタQ2のベースに接続される。LED駆動用トランジ
スタQ2のコレクタには報知回路である発光ダイオード
19が接続される。発光ダイオード19は抵抗R3を介
して電源Vccに接続される。ダイオードD2のアノー
ド、コンデンサC3の他方、LED駆動用トランジスタ
Q2のエミッタはトランジスタQ1のエミッタに接続され
る。
【0012】このような一斉放送装置において、主装置
11の断線監視信号発振回路14から常時、20〜30
kHzの範囲の可聴帯域以外の断線監視信号S2が出力
され、断線監視信号S2はアンプ15で増幅され、共通
ラインL1に送出される。断線監視信号S2は、各端末
12に入力され、ライントランス16の2次側からコン
デンサC1を介してトランジスタQ1のベースに入力され
検出される。トランジスタQ1に入力された断線監視信
号S2は、トランジスタQ1のコレクタから断線検出信号
S3として出力され、断線検出信号S3はダイオードD
1、D2により整流され、LED駆動用トランジスタQ2
のバイアス電源となり、LED駆動用トランジスタQ2
が駆動される。LED駆動用トランジスタQ2が駆動さ
れることにより発光ダイオード19が点灯される。発光
ダイオード19の点灯により、断線がないことが認識さ
れる。従って、警報音信号発生回路13から警報音信号
S1が出力された場合、警報音信号S1はアンプ15で増
幅され、共通ラインL1を伝送され、各端末12のライ
ントランス16及びリレー17の常閉接点T1を介して
スピーカ18から警報音信号S1に対応した警報音が鳴
動される。
【0013】一方、主装置11が設置される親機から特
定の子機の呼出信号が出力されたとき、呼出信号は共通
ラインL1とは別個の図示しないラインを介して、当該
子機に入力され、当該子機の端末12のリレー17は常
開接点T2に切換えられ、スピーカ18から呼出音が鳴
動される。このように、1つのスピーカ18から警報音
または呼出音を鳴動させることができる。子機の呼出し
が終了し、呼出信号の検出がされなくなると、リレー1
7は常閉接点T1に接続された状態に戻り、共通ライン
L1とスピーカ18が接続され、警報音信号S1が入力
された場合、警報音が鳴動される状態で待機する。
【0014】ここで、共通ラインL1に断線があった場
合、主装置11の断線監視信号発振回路14から出力さ
れる断線監視信号S2は各端末12に入力されず、トラ
ンジスタQ1によって検出されないため、LED駆動用
トランジスタQ2も作動せず、従って、発光ダイオード
19も点灯しない。このため、点灯される発光ダイオー
ド19が消灯した場合、共通ラインL1に断線があるこ
とが直ちに認識される。従って、断線を検出し、共通ラ
インL1の修理をすることにより、主装置11から出力
された警報音信号S1が子機により検出されないという
事態が発生することを防止することができ、より安全性
を向上させ得る。
【0015】なお、上記説明は本発明の一実施例の説明
であって、本発明はこれに限定されず、報知回路も発光
ダイオードに限定されるものではなく、音声を発生する
ものにも適用でき、上記実施例と同様の効果を奏する。
また、断線時に発光ダイオードが点灯するようにしたも
のであってもよい。また、端末から一斉放送されるもの
は、警報音信号に限定されるものもなく、何れのものに
も適用できる。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
一斉放送装置によれば、主装置から音声帯域以外の断線
監視信号を常時出力し、各端末において、断線監視信号
を検出して報知することにより、共通ラインの断線の有
無を検出することができる。このため、共通ラインに断
線が生じた場合、即座に対処することができ、主装置か
ら送出される警報音等が、端末に確実に一斉放送され、
安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一斉放送装置の一実施例を示すブロッ
ク図。
【図2】従来例を示すブロック図。
【符号の説明】
11・・・・・・主装置 12・・・・・・端末 14・・・・・・断線監視信号発振回路 18・・・・・・スピーカ 19・・・・・・発光ダイオード(報知回路) L1・・・・・・共通ライン Q1・・・・・・トランジスタ(断線検出回路) S1・・・・・・警報音信号(一斉放送信号) S2・・・・・・断線監視信号 S3・・・・・・断線検出信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主装置から共通ラインを経由して端末のス
    ピーカに音声帯域の一斉放送信号を伝送する一斉放送装
    置において、 前記主装置は前記共通ラインに音声帯域外の断線監視信
    号を常時送出する断線監視信号発振回路を備え、 前記端末は前記共通ラインから送出されてきた前記断線
    監視信号を検出する断線検出回路と、前記断線検出回路
    からの断線検出信号により前記共通ラインの断線を報知
    する報知回路とを備えたことを特徴とする一斉放送装
    置。
JP21254396A 1996-08-12 1996-08-12 一斉放送装置 Withdrawn JPH1056516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21254396A JPH1056516A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 一斉放送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21254396A JPH1056516A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 一斉放送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1056516A true JPH1056516A (ja) 1998-02-24

Family

ID=16624429

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21254396A Withdrawn JPH1056516A (ja) 1996-08-12 1996-08-12 一斉放送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1056516A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9123847B2 (en) 2010-12-17 2015-09-01 Dow Global Technologies Llc Photovoltaic device
CN106120513A (zh) * 2016-08-16 2016-11-16 江苏富润地毯有限公司 一种人造滑雪草坪

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9123847B2 (en) 2010-12-17 2015-09-01 Dow Global Technologies Llc Photovoltaic device
CN106120513A (zh) * 2016-08-16 2016-11-16 江苏富润地毯有限公司 一种人造滑雪草坪

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1056516A (ja) 一斉放送装置
JP3864972B2 (ja) インターホンシステム
JP2007318566A (ja) セキュリティインターホンシステム、およびインターホン親機
JP2009177745A (ja) セキュリティインターホンシステム
JP2004120593A (ja) テレビドアホン
JPH11272966A (ja) 自動火災報知システム
JP2002109649A (ja) 火災受信機
KR200207139Y1 (ko) 가옥의 다중 감시 경보장치
JP2003274024A (ja) ナースコールシステム
JPH09190588A (ja) 火災通報システム
JPH01265642A (ja) 電話交換システムの増設ユニット
JPH034655A (ja) ドアホン
JP3418433B2 (ja) 宅内交換機
JP3888908B2 (ja) セキュリティ装置
JPH0816959A (ja) 防災監視装置
JP2002279566A (ja) 集合住宅セキュリティシステム
KR930000509B1 (ko) 복수 가구간 상호 비상신고 경보시스템
JP2001086490A (ja) テレビインターホン装置
JP5779475B2 (ja) 集合住宅インターホン装置
JP2000020842A (ja) 共同住宅用火災報知システム
JPH11331392A (ja) インターホン装置
JPS59139733A (ja) インタホン方式
JPS62230151A (ja) セキユリテイ付きホ−ムテレホンシステム
JPH11127249A (ja) インターホン装置
JP2007318567A (ja) セキュリティインターホンシステム、およびインターホン親機

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031104