JPH1056306A - 共振回路及び発振回路 - Google Patents

共振回路及び発振回路

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JPH1056306A
JPH1056306A JP8209505A JP20950596A JPH1056306A JP H1056306 A JPH1056306 A JP H1056306A JP 8209505 A JP8209505 A JP 8209505A JP 20950596 A JP20950596 A JP 20950596A JP H1056306 A JPH1056306 A JP H1056306A
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JP
Japan
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strip line
length
dielectric substrate
pattern width
width
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Application number
JP8209505A
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English (en)
Inventor
Makoto Sakakura
真 坂倉
Toshio Ishizaki
俊雄 石崎
Toru Yamada
徹 山田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Waveguides (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 誘電体基板上に形成され先端を短絡されたス
トリップライン共振器に並列にコンデンサが接続されて
いる従来の共振回路においては、ストリップライン共振
器のストリップ導体の幅・長さや、誘電体基板の厚みが
ばらつくと、共振回路の共振周波数もそれに応じてばら
ついてしまうという課題があった。 【解決手段】 誘電体基板上に形成され、その一端が誘
電体基板の裏面接地導体と短絡されたストリップライン
共振器3と、誘電体基板上に形成され、その一端が開放
のストリップライン4と、その一端が誘電体基板の裏面
接地導体と接続された容量素子13とを備え、ストリッ
プライン共振器3の他端と、ストリップライン4の他端
と、容量素子13の他端とが接続されている共振回路で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車電
話や携帯電話などの移動体通信システムあるいは衛星通
信機器に用いられる共振回路および電圧制御発振回路
(VCO)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯電話、PHS等種々の移動体
通信システムの普及から、これらの搭載部品としてはさ
らなる低コスト化が叫ばれている。この場合、種々ばら
つきに対しての部品の歩留まり向上、および調整工程の
工数削減等は今後大いに必要なものとなる。
【0003】以下に図面を参照しながら、従来の共振回
路について説明する。
【0004】図5は、従来の共振回路の回路図を示すも
のである。
【0005】図5において、1は給電点、3はストリッ
プライン共振器、13はコンデンサ、5はバラクタダイ
オード、6はチョークコイル、7はバイパスコンデン
サ、8はチューニング電圧端子である。
【0006】以上のように構成された共振回路につい
て、以下その動作について説明する。
【0007】図5において、3は誘電体基板上に形成さ
れ先端を短絡されたストリップライン共振器であり、こ
れに並列にコンデンサ13が接続されている。ストリッ
プライン共振器3を形成するストリップ導体の幅・誘電
体基板の厚み等によって決定される特性インピーダンス
をZo、波長短縮率をk、ストリップ導体の長さをL、コン
デンサ13の容量をC、光速をvとおくと、この共振回路
の共振周波数Fは、給電点1から各部を見た「アドミタ
ンスの和=0」である次式を満たすよう決定される。
【0008】
【数1】 1/(jZo・tan(2πFL/(kv)))+j(2πFC)=0 式(1)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、ストリップライン共振器を形成する誘電
体基板の厚み、ストリップライン共振器3を形成する誘
電体基板上のストリップ導体の幅および長さ等がばらつ
くと、これらによって決定される特性インピーダンスZo
や波長短縮率k等が変化し、結果として、式(1)の関係か
ら共振周波数も基板ばらつきに応じて変化してしまうと
いう課題を有していた。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み、前記基板条
件のばらつきに対する共振周波数ばらつきを、従来より
小さくする共振回路と発振回路を提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1の本発明は、誘電体基板上に形成され、
その一端が前記誘電体基板の裏面接地導体と短絡された
ストリップライン共振器と、前記誘電体基板上に形成さ
れ、その一端が開放のストリップラインと、その一端が
前記誘電体基板の裏面接地導体と接続された容量素子と
を備え、前記ストリップライン共振器の他端と、前記ス
トリップラインの他端と、前記容量素子の他端とが接続
されていることを特徴とする共振回路であり、請求項2
の本発明は、誘電体基板上に形成され、その一端が前記
誘電体基板の裏面接地導体と短絡されたストリップライ
ン共振器と、前記誘電体基板上に形成され、その一端が
容量素子を介して前記誘電体基板裏面接地導体と短絡さ
れたストリップラインとを備え、前記ストリップライン
共振器の他端と、前記ストリップラインの他端とが接続
されていることを特徴とする共振回路であり、更に、前
記容量素子を、コンデンサとバラクタダイオードとの直
列接続回路に置き換え、前記バラクタダイオードに加え
る電圧により共振周波数を可変させうる構成とした共振
回路、あるいは前記ストリップライン共振器のパターン
幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さ
と、前記容量素子の容量値とを、前記誘電体基板の厚み
ばらつきに対し、共振周波数の変化が最も小さくなるよ
うに各々の値を選んだ共振回路、あるいは前記ストリッ
プライン共振器のパターン幅と長さと、前記ストリップ
ラインのパターン幅と長さと、前記容量素子の容量値と
を、前記誘電体基板上に構成されるパターンの幅および
長さばらつきに対し、共振周波数の変化が最も小さくな
るように各々の値を選んだ共振回路、あるいは前記スト
リップライン共振器のパターン幅と長さと、前記ストリ
ップラインのパターン幅と長さと、前記容量素子の容量
値とを、前記誘電体基板の厚みばらつきと、前記誘電体
基板上に構成されるパターンの幅および長さばらつきの
双方に対し、共振周波数の変化が最も小さくなるように
各々の値を選んだ共振回路、あるいは前記ストリップラ
イン共振器のパターン幅と長さと、前記ストリップライ
ンのパターン幅と長さと、前記コンデンサと前記バラク
タダイオードの容量値とを、前記誘電体基板の厚みばら
つきに対し、共振周波数の変化が最も小さくなるように
各々の値を選んだ共振回路、あるいは前記ストリップラ
イン共振器のパターン幅と長さと、前記ストリップライ
ンのパターン幅と長さと、前記コンデンサとバラクタダ
イオードの容量値とを、前記誘電体基板上に構成される
パターンの幅および長さばらつきに対し、共振周波数の
変化が最も小さくなるように各々の値を選んだ共振回
路、あるいは前記ストリップライン共振器のパターン幅
と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さ
と、前記コンデンサとバラクタダイオードの容量値と
を、前記誘電体基板の厚みばらつきと、前記誘電体基板
上に構成されるパターンの幅および長さばらつきの双方
に対し、共振周波数の変化が最も小さくなるように各々
の値を選んだ共振回路、あるいは上述したいずれかの共
振回路を有する発振回路、あるいは前記ストリップライ
ン共振器のパターン幅と長さと、前記ストリップライン
のパターン幅と長さと、前記コンデンサと前記バラクタ
ダイオードの容量値とを、前記誘電体基板の厚みばらつ
きに対し、発振周波数の変化が最も小さくなるように各
々の値を選んだ発振回路、あるいは前記ストリップライ
ン共振器のパターン幅と長さと、前記ストリップライン
のパターン幅と長さと、前記コンデンサとバラクタダイ
オードの容量値とを、前記誘電体基板上に構成されるパ
ターンの幅および長さばらつきに対し、発振周波数の変
化が最も小さくなるように各々の値を選んだ発振回路、
あるいは前記ストリップライン共振器のパターン幅と長
さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さと、前
記コンデンサとバラクタダイオードの容量値とを、前記
誘電体基板の厚みばらつきと、前記誘電体基板上に構成
されるパターンの幅および長さばらつきの双方に対し、
発振周波数の変化が最も小さくなるように各々の値を選
んだ発振回路である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施例における共振
回路の回路図を示すものである。図1において、1は給
電点、3はストリップライン共振器、4はストリップラ
イン、13はコンデンサである。
【0014】以上のように構成された共振回路につい
て、以下その動作について説明する。図1において、3
は先端を短絡されたストリップライン共振器であり、こ
れに、ストリップライン共振器3と同じ基板上に形成さ
れた、先端開放のストリップライン4とコンデンサ13
とが接続されている。
【0015】ストリップライン共振器3を形成する誘電
体基板の厚み及びストリップ導体の幅等によって決定さ
れる特性インピーダンスをZoa、波長短縮率をka、スト
リップライン共振器3のストリップ導体の長さをLa、ス
トリップライン4の特性インピーダンスをZob、波長短
縮率をkb、ストリップライン4のストリップ導体の長さ
をLb、コンデンサ13の容量をC、光速をvとおくと、こ
の共振回路の共振周波数Fは、給電点1から各部を見た
「アドミタンスの和=0」である次式を満たすよう決定
される。
【0016】
【数2】1/(jZoa・tan(2πFLa/(ka・v)))+ 1/(-jZ
ob・cot(2πFLb/(kb・v)))+j(2πFC)=0 式(2) いま、誘電体基板の厚みが、増す方向へ変化した場合の
共振周波数変化について説明する。
【0017】誘電体基板の厚みが増すと、ストリップラ
イン共振器3aの特性インピーダンスZoaは、増加す
る。この時、式(2)における第2項がないと、つまり従
来技術のようにストリップライン4がないと、共振周波
数Fは式(1)に応じて変化してしまう。しかし、本実施例
のようにストリップライン4を加えると、誘電体基板の
厚み増加に応じて、ストリップライン4の特性インピー
ダンスZobも増加する。これらの変化を式(2)で見ると、
Zoaの変化による式(2)第1項の変化を、Zobの変化によ
る式(2)第2項の変化が、打ち消す方向となることが定
性的に分かる。
【0018】ここで、式(2)第2項の虚部の符号は、第
3項(コンデンサ13によるキャパシタンス)と同じで
あるため、第2項は、基板ばらつきをセンスする可変容
量と考えることができる。
【0019】よって、本発明は、ストリップライン共振
器3のパターン幅と長さと、ストリップライン4のパタ
ーン幅と長さと、コンデンサ13の容量値とを、最適値
に選ぶことにより、誘電体基板の厚みばらつきに対し、
所望の共振周波数においてその共振周波数の変化を最も
小さくすることが可能となる。
【0020】ここで、その計算例を図6に示す。図6
は、ある形状のストリップライン共振器3と先端開放ス
トリップライン4に対し、コンデンサ13の容量値をパ
ラメータとし、誘電体基板の厚みを横軸に、共振回路の
共振周波数を縦軸にとり、誘電体基板の厚み変化に対す
る共振周波数変化をプロットしたものである。
【0021】図からわかるように、この場合は、コンデ
ンサ13の容量値として4pFを選ぶことにより、誘電
体基板厚みばらつきに対する共振周波数変化を、ほとん
ど無くすることが可能となることがわかる。
【0022】また、ストリップライン共振器を形成する
ストリップ導体の幅が変化する場合も同様に、ストリッ
プライン共振器3の特性インピーダンスZoa変化による
式(2)の第1項の変化分を、ストリップライン4の特性
インピーダンスZobの変化による式(2)の第2項の変化分
が打ち消す方向となるため、各パラメータを最適化する
ことにより、所望の共振周波数においてその共振周波数
の変化を最も小さくすることが同様に可能となる。
【0023】以上のように本実施例によれば、先端開放
のストリップライン4をあらたに設けることにより、こ
のストリップライン4が、誘電体基板の各種ばらつき
(厚みおよびストリップ導体幅、長さ)による影響をキ
ャンセルする、等価可変容量として動作するため、共振
周波数のばらつきを、従来技術に対し大幅に削減するこ
とができる。
【0024】以下本発明の第2の実施例の共振回路につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0025】図2は本発明の第2の実施例における共振
回路の回路図を示すものである。図2において、14は
コンデンサ、5はバラクタダイオード、6はチョークコ
イル、7はバイパスコンデンサ、8はチューニング電圧
端子である。図2において、図1との違いは、図1にお
けるコンデンサ13を、コンデンサ14とバラクタダイ
オード5との直列接続回路に置き換えた部分のみであ
り、第1の実施例と同様の効果が得られる。
【0026】なお、本実施例では、チューニング電圧端
子8に加える電圧により、共振周波数を可変することが
可能となる。
【0027】ここで、計算例を図7に示す。図7は、あ
る形状のストリップライン共振器3と、それに並列に接
続される、ある値のコンデンサ14とある値のバラクタ
ダイオード5の直列接続回路に対し、ある長さのストリ
ップライン4のストリップ導体幅をパラメータとし、チ
ューニング電圧端子8に加えるチューニング電圧を横軸
に、共振回路の共振周波数を縦軸にとり、誘電体基板上
に形成されるストリップライン共振器3と先端開放スト
リップライン4の各ストリップ導体の幅および長さばら
つき(ここでは、幅・長さともに±0.1mmばらつき)に
対する共振周波数変化をプロットしたものである。
【0028】図からわかるように、この場合は、先端開
放ストリップラインのストリップ導体幅を1.5mmと選ぶ
ことにより、上記誘電体基板ばらつきに対する共振周波
数変化を、ほとんど無くすることが可能となることがわ
かる。
【0029】以下本発明の第3の実施例の共振回路につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0030】図3は本発明の第3の実施例における共振
回路の回路図を示すものである。図3において、図2と
の違いは、先端を短絡されたストリップライン共振器3
に並列に、その先端を、コンデンサ14とバラクタダイ
オード5との直列接続回路にて短絡したストリップライ
ン4が並列に接続されている部分である。
【0031】この場合、第1および第2の実施例に示す
のと同様の理由で、各パラメータを最適値に選ぶことに
より、誘電体基板ばらつきに対する共振回路の共振周波
数ばらつきを削減することが可能となる。
【0032】なお、ストリップライン共振器3に並列に
接続されるトータル容量値は、コンデンサ14とバラク
タダイオード5とストリップライン4との直列接続とな
るため、図2に示す第2の実施例に比べ、その値が小さ
くなる。故に、図2に示す第2の実施例に対し、チュー
ニング電圧端子8に加える電圧対共振周波数変化の感度
を高くすることが可能となる。
【0033】以下本発明の第4の実施例の共振回路につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0034】図4は本発明の第4の実施例における共振
回路、共振回路の回路図を示すものである。図4におい
て、9は実施例2に示す本発明の共振回路、10は発振
回路部、11は発振回路側等価容量である。
【0035】このように構成した発振回路の発振周波数
は、ストリップライン共振器3に対して、先端開放スト
リップライン4と、コンデンサ14とバラクタダイオー
ド5との直列容量と、発振回路側等価容量11とが、並
列に接続された場合の共振周波数により決定される。
【0036】ここで第2の実施例における共振周波数を
決定する条件との違いは、ストリップライン共振器3に
対して並列に接続される容量として、発振回路側等価容
量11の部分がさらに加わったことである。
【0037】故に、第1および第2の実施例で述べたの
と同様に、ストリップライン共振器3のパターン幅と長
さと、ストリップライン4のパターン幅と長さと、コン
デンサ14とバラクタダイオード5の容量値とを、発振
回路側等価容量11を考慮した上で最適値に選ぶことに
より、誘電体基板の厚みばらつき、および誘電体基板上
のストリップライン共振器3とストリップライン4を形
成するストリップ導体の幅および長さばらつきに対し、
所望の発振周波数においてその発振周波数の変化を最も
小さくすることが可能となる。
【0038】以上のように本実施例によれば、ストリッ
プライン4をあらたに設けた第2の実施例における共振
回路を、発振回路に採用することにより、このストリッ
プライン4が、誘電体基板の各種ばらつき(厚みおよび
ストリップ導体幅、長さ)による影響をキャンセルする
等価可変容量として動作するため、発振周波数のばらつ
きを、従来技術に対し大幅に削減することができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、先端開放
のストリップラインをあらたに設けることによりこのス
トリップラインは、ストリップライン共振器との接続点
から見たそのインピーダンスが、誘電体基板の各種ばら
つき(厚みおよびストリップ導体幅、長さ)に応じて変
化する可変容量として、ストリップライン共振器が基板
ばらつきからうける影響を打ち消す方向に動作する。
【0040】よって、各パラメータを最適値に設定する
ことにより、所望の共振周波数にて、誘電体基板ばらつ
きに対する共振周波数のばらつきを、従来技術に対し大
幅に削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における共振回路の回路
【図2】本発明の第2の実施例における共振回路の回路
【図3】本発明の第3の実施例における共振回路の回路
【図4】本発明の第4の実施例における共振回路、発振
回路の回路図
【図5】従来の共振回路の回路図
【図6】本発明の第1の実施例における計算結果を示す
グラフ
【図7】本発明の第2の実施例における計算結果を示す
グラフ
【符号の説明】
1 給電点 3 ストリップライン共振器 4 ストリップライン 5 バラクタダイオード 6 チョークコイル 7 バイパスコンデンサ 8 チューニング電圧端子 9 実施例2に示す本発明の共振回路 10 発振回路部 11 発振回路側等価容量 13 コンデンサ 14 コンデンサ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板上に形成され、その一端が前
    記誘電体基板の裏面接地導体と短絡されたストリップラ
    イン共振器と、前記誘電体基板上に形成され、その一端
    が開放のストリップラインと、その一端が前記誘電体基
    板の裏面接地導体と接続された容量素子とを備え、前記
    ストリップライン共振器の他端と、前記ストリップライ
    ンの他端と、前記容量素子の他端とが接続されているこ
    とを特徴とする共振回路。
  2. 【請求項2】 誘電体基板上に形成され、その一端が前
    記誘電体基板の裏面接地導体と短絡されたストリップラ
    イン共振器と、前記誘電体基板上に形成され、その一端
    が容量素子を介して前記誘電体基板裏面接地導体と短絡
    されたストリップラインとを備え、前記ストリップライ
    ン共振器の他端と、前記ストリップラインの他端とが接
    続されていることを特徴とする共振回路。
  3. 【請求項3】 前記容量素子を、コンデンサとバラクタ
    ダイオードとの直列接続回路に置き換え、前記バラクタ
    ダイオードに加える電圧により共振周波数を可変させう
    る構成としたことを特徴とする請求項1又は2記載の共
    振回路。
  4. 【請求項4】 前記ストリップライン共振器のパターン
    幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さ
    と、前記容量素子の容量値とを、前記誘電体基板の厚み
    ばらつきに対し、共振周波数の変化が最も小さくなるよ
    うに各々の値を選んだことを特徴とする請求項1又は2
    記載の共振回路。
  5. 【請求項5】 前記ストリップライン共振器のパターン
    幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さ
    と、前記容量素子の容量値とを、前記誘電体基板上に構
    成されるパターンの幅および長さばらつきに対し、共振
    周波数の変化が最も小さくなるように各々の値を選んだ
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の共振回路。
  6. 【請求項6】 前記ストリップライン共振器のパターン
    幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さ
    と、前記容量素子の容量値とを、前記誘電体基板の厚み
    ばらつきと、前記誘電体基板上に構成されるパターンの
    幅および長さばらつきの双方に対し、共振周波数の変化
    が最も小さくなるように各々の値を選んだことを特徴と
    する請求項1又は2記載の共振回路。
  7. 【請求項7】 前記ストリップライン共振器のパターン
    幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さ
    と、前記コンデンサと前記バラクタダイオードの容量値
    とを、前記誘電体基板の厚みばらつきに対し、共振周波
    数の変化が最も小さくなるように各々の値を選んだこと
    を特徴とする請求項3記載の共振回路。
  8. 【請求項8】 前記ストリップライン共振器のパターン
    幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さ
    と、前記コンデンサとバラクタダイオードの容量値と
    を、前記誘電体基板上に構成されるパターンの幅および
    長さばらつきに対し、共振周波数の変化が最も小さくな
    るように各々の値を選んだことを特徴とする請求項3記
    載の共振回路。
  9. 【請求項9】 前記ストリップライン共振器のパターン
    幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長さ
    と、前記コンデンサとバラクタダイオードの容量値と
    を、前記誘電体基板の厚みばらつきと、前記誘電体基板
    上に構成されるパターンの幅および長さばらつきの双方
    に対し、共振周波数の変化が最も小さくなるように各々
    の値を選んだことを特徴とする請求項3記載の共振回
    路。
  10. 【請求項10】 請求項1から3までのいずれかの共振
    回路を有する発振回路。
  11. 【請求項11】 前記ストリップライン共振器のパター
    ン幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長
    さと、前記コンデンサと前記バラクタダイオードの容量
    値とを、前記誘電体基板の厚みばらつきに対し、発振周
    波数の変化が最も小さくなるように各々の値を選んだこ
    とを特徴とする請求項10記載の発振回路。
  12. 【請求項12】 前記ストリップライン共振器のパター
    ン幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長
    さと、前記コンデンサとバラクタダイオードの容量値と
    を、前記誘電体基板上に構成されるパターンの幅および
    長さばらつきに対し、発振周波数の変化が最も小さくな
    るように各々の値を選んだことを特徴とする請求項10
    記載の発振回路。
  13. 【請求項13】 前記ストリップライン共振器のパター
    ン幅と長さと、前記ストリップラインのパターン幅と長
    さと、前記コンデンサとバラクタダイオードの容量値と
    を、前記誘電体基板の厚みばらつきと、前記誘電体基板
    上に構成されるパターンの幅および長さばらつきの双方
    に対し、発振周波数の変化が最も小さくなるように各々
    の値を選んだことを特徴とする請求項10記載の発振回
    路。
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US6448874B1 (en) 1999-02-08 2002-09-10 Alps Electric Co., Ltd. Resonant line constructed by microstrip line which is easy to be trimmed
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