JPH1056078A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH1056078A
JPH1056078A JP8209686A JP20968696A JPH1056078A JP H1056078 A JPH1056078 A JP H1056078A JP 8209686 A JP8209686 A JP 8209686A JP 20968696 A JP20968696 A JP 20968696A JP H1056078 A JPH1056078 A JP H1056078A
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JP
Japan
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wiring
branch
semiconductor device
main
predetermined distance
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8209686A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Nakamura
光宏 中村
Wataru Nunofuji
渉 布藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 埋め込み配線によって素子間の相互接続を行
う半導体装置において、埋め込み配線を埋め込む溝の形
成を容易にできる半導体装置の構造を提供する。 【解決手段】 下地基板10上に形成され、主配線部
と、主配線部から分岐した枝部66とを有する第1の配
線26と、下地基板10上に形成され、第1の配線26
の主配線部とほぼ並行する主配線部と、主配線部から分
岐した枝部66とを有する第2の配線28と、第1の配
線26及び第2の配線28上に設けられた絶縁膜54に
埋め込まれた埋め込み配線であって、第1の配線26の
主配線部とほぼ並行して設けられ、第1の配線26の枝
部66上及び第2の配線28の枝部66上を通る第3の
配線62とにより構成し、第3の配線62を、第1の配
線26の枝部66と絶縁し、第2の配線28の枝部66
において第2の配線28と接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置におけ
る配線技術に係り、特に、絶縁膜に形成した溝に埋め込
まれた配線を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】SRAM(Static Random Access Memor
y)は、メモリセルがフリップフロップ回路により構成
された高速動作が可能な半導体記憶装置である。このう
ち、ロードトランジスタをP型トランジスタにより構成
し、ドライバトランジスタをN型トランジスタで構成し
たCMOS型のSRAMは、待機時の電源電流が極めて
少なく低消費電力が要求される分野において幅広く用い
られている。
【0003】CMOS型SRAMの製造過程では、メモ
リセルの基本単位を構成する6つのトランジスタを半導
体基板上に形成した後、これらトランジスタを覆う層間
絶縁膜を堆積し、この層間絶縁膜を介してトランジスタ
の各電極を相互接続する配線を形成している。この配線
を形成する際には、層間絶縁膜にコンタクトホールを開
口し、このコンタクトホールを通して上層に形成した配
線層によって相互接続をする方法が一般に用いられてい
る。
【0004】ところが、この方法により素子間の相互接
続をする場合には、コンタクトホールを開口する際のリ
ソグラフィー工程においてゲート電極やソース/ドレイ
ン拡散層に対する位置合わせマージンを確保し、更に、
配線をパターニングする際のリソグラフィー工程におい
てコンタクトホールに対する位置合わせマージンを確保
する必要があるため、複数のコンタクトホールを必要と
するメモリセル領域ではメモリセルの微細化を図ること
は容易ではなかった。
【0005】位置合わせマージンを少なくする配線の形
成方法としては、層間絶縁膜に形成した溝の中に金属を
埋め込むことにより配線を形成する方法が知られてい
る。CMOS型のSRAMにおいても、このような埋め
込み配線を用いて素子間の相互接続を行う方法が試みら
れている。埋め込み配線を用いた従来の半導体装置につ
いて図8乃至図11を用いて説明する。
【0006】シリコン基板上には、素子分離膜によって
画定された素子領域14、16が独立して形成されてい
る。素子領域14には、ロードトランジスタL1、L2
が形成されている。素子領域16には、ドライバトラン
ジスタD1、D2及びトランスファトランジスタT1、
T2が形成されている。ロードトランジスタL1及びド
ライバトランジスタD1のゲート電極は、シリコン基板
上に第1の方向に延在する共通の配線26よって形成さ
れている。ロードトランジスタL2及びドライバトラン
ジスタD2のゲート電極は、ゲート電極26に併行して
延在する共通の配線28によって形成されている。トラ
ンスファトランジスタT1、T2のゲート電極は、第1
の方向と直交する第2の方向に延在する共通の配線30
によって形成されている。配線30はワード線をも構成
する。
【0007】ロードトランジスタL1、ドライバトラン
ジスタD1、トランスファトランジスタT1のソース/
ドレイン拡散層34、36は、埋め込み配線62によっ
て互いに接続されている。埋め込み配線62は更に、コ
ンタクト領域24上において配線28に接続されてい
る。ロードトランジスタL2、ドライバトランジスタD
2、トランスファトランジスタT2のソース/ドレイン
拡散層38、40は、埋め込み配線64によって互いに
接続されている。更に、埋め込み配線64はコンタクト
領域24上において配線26に接続されている(図
8)。
【0008】このようにして、ロードトランジスタL1
及びドライバトランジスタD1よりなるインバータと、
ロードトランジスタL2及びドライバトランジスタD2
よりなるインバータとを有するフリップフロップ回路に
よりCMOS型のSRAMが構成されている(図9)。
ここで、配線26と埋め込み配線64とを電気的に接続
する際には、配線26と埋め込み配線62とが短絡しな
いように立体交差する必要がある。また、配線28と埋
め込み配線62とを電気的に接続する際には、配線28
と埋め込み配線64とが短絡しないように立体交差する
必要がある。
【0009】上記従来の半導体装置では、以下の方法に
よりこのような立体交差を形成していた。図10及び図
11を用いて従来の半導体装置の製造方法を説明する。
なお、図10及び図11は、図8におけるA−A′部の
工程断面図を示している。まず、シリコン基板10上
に、例えば通常のLOCOS法により素子分離膜12を
形成し、素子領域14、16を画定する。
【0010】次いで、熱酸化によりゲート絶縁膜を形成
した後、導電膜20とシリコン酸化膜22を、例えばC
VD法により堆積する(図10(a))。続いて、後工
程で配線26、28と埋め込み配線62、64とを接続
するためのコンタクト領域24上のシリコン酸化膜22
を除去する(図10(b))。この後、シリコン酸化膜
22、導電膜20を所定のパターンに加工し、配線2
6、28、30を形成する。
【0011】次いで、例えばCVD法によりシリコン酸
化膜を堆積した後に垂直方向にエッチングし、配線2
6、28、30及びシリコン酸化膜22の側壁にサイド
ウォール酸化膜32を形成する。続いて、配線26、2
8、30及びサイドウォール酸化膜32をマスクとして
イオン注入を行い、素子領域14、16にソース/ドレ
イン拡散層34、36、38、40、42、44を形成
する。
【0012】この後、通常のサリサイドプロセスによ
り、露出した素子領域14、16上、配線26、28上
に自己整合でシリサイド膜46を形成する(図10
(c))。次いで、シリコン窒化膜よりなるエッチング
ストッパ膜48、シリコン酸化膜50を、例えばCVD
法により堆積する。続いて、全面にSOG膜52を塗布
し、表面を平坦化する。こうして、エッチングストッパ
膜48上に、シリコン酸化膜50、SOG膜52よりな
る層間絶縁膜54を形成する(図11(a))。
【0013】この後、層間絶縁膜54及びエッチングス
トッパ膜48を貫通する溝56、58を形成し(図11
(b))、溝56、58内に金属膜を埋め込むことによ
り埋め込み配線62、64を形成する(図11
(c))。このとき、配線26と埋め込み配線62とが
交わる領域では、配線26上部がシリコン酸化膜22に
覆われ、側壁がサイドウォール酸化膜32により覆われ
ているので、配線26と埋め込み配線62とが短絡され
ることはない。
【0014】一方、配線28と埋め込み配線62が交わ
るコンタクト領域24では、配線28上のシリコン酸化
膜22を予め除去しておくので、溝56を開口する際に
配線28が露出し、埋め込み配線62と配線28とが接
続されることになる。こうして、埋め込み配線62と配
線26を電気的に接続せずに立体交差し、埋め込み配線
62と配線28とを接続することができる。
【0015】同様に、配線28と埋め込み配線64とが
交わる領域では配線28上部がシリコン酸化膜22等に
覆われており、配線26と埋め込み配線64が交わるコ
ンタクト領域24では配線26が露出しているので、埋
め込み配線64と配線28とを電気的に接続せずに立体
交差し、埋め込み配線64と配線26とを接続すること
ができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の半導体装置の製造方法では、埋め込み配線62、6
4を埋め込むための溝56、58を開口するエッチング
が困難であった。すなわち、図8に示す半導体装置のよ
うに枝分かれするパターンを有する溝56、58を形成
すると、溝が分岐する領域(以下、分岐領域と呼ぶ)と
分岐から離間した領域(以下、離間領域と呼ぶ)とでは
エッチング特性が異なる。このため離間領域において最
適になるようにエッチングの条件を設定すると、分岐領
域ではポリマーのデポジションが弱くエッチングストッ
パ膜48、シリコン酸化膜22、サイドウォール酸化膜
32までもがエッチングされることがあった。
【0017】このようにエッチングストッパ膜48、シ
リコン酸化膜22、サイドウォール酸化膜32がエッチ
ングされると、分岐領域において配線26が溝56内
に、配線28が溝58内に露出してしまい、結果として
絶縁しなければならない配線26と埋め込み配線62と
が、又は配線28と埋め込み配線64とが短絡してしま
うことがあった(図12(a))。
【0018】また、分岐領域において最適になるように
エッチングの条件を設定すると離間領域ではポリマーの
デポジションが優勢になり、溝56、58の端部ではエ
ッチングの進行が低下し、配線26、28上に層間絶縁
膜54が裾を引いて残存し、次工程でエッチングストッ
パ膜48を除去しても配線26、28が露出せず、配線
26、28と埋め込み配線62、64とのコンタクトを
とれないことがあった。
【0019】本発明の目的は、埋め込み配線を用いる半
導体装置において、溝形成を容易にできる半導体装置の
構造及びその製造方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下地基板上
に形成され、主配線部と、前記主配線部から分岐した枝
部とを有する第1の配線と、前記下地基板上に形成さ
れ、前記第1の配線の前記主配線部とほぼ並行する主配
線部と、前記主配線部から分岐した枝部とを有する第2
の配線と、前記第1の配線及び前記第2の配線上に設け
られた絶縁膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、前
記第1の配線の前記主配線部とほぼ並行して設けられ、
前記第1の配線の前記枝部上及び前記第2の配線の前記
枝部上を通る第3の配線とを有し、前記第3の配線は、
前記第1の配線の前記枝部と絶縁され、前記第2の配線
の前記枝部において前記第2の配線と接続されているこ
とを特徴とする半導体装置によって達成される。このよ
うにして半導体装置を構成することにより、第3の配線
を埋め込む溝の開口を容易に行うことができる。
【0021】また、上記の半導体装置において、前記第
3の配線は、分岐がない略直線形状よりなることが望ま
しい。これにより、第3の配線下に絶縁すべき他の配線
が延在している場合にも、溝がこの配線まで達すること
を防止することができる。また、上記の半導体装置にお
いて、前記第3の配線は、端部より所定の距離離間した
領域において前記第2の配線と接続されていることが望
ましい。このようにして半導体装置を構成することによ
り、第3の配線を埋め込む溝を開口する際に端部の側壁
の影響を受けずにエッチングすることができるので、第
2の配線と第3の配線とを確実に接続することができ
る。
【0022】また、上記の半導体装置において、前記第
2の配線は、少なくとも前記第3の配線の前記端部と、
前記端部より所定の距離離間した前記領域とを含む領域
下に延在することが望ましい。また、上記目的は、第1
のロードトランジスタと第1のドライバトランジスタよ
りなる第1のインバータと、第2のロードトランジスタ
と第2のドライバトランジスタよりなる第2のインバー
タとにより構成されてなるメモリセルを有する半導体装
置であって、前記第1のロードトランジスタのゲート電
極と前記第1のドライバトランジスタのゲート電極を含
み、主配線部と、前記主配線部から分岐した枝部とを有
する第1の配線と、前記第2のロードトランジスタのゲ
ート電極と前記第2のドライバトランジスタのゲート電
極を含み、主配線部と、前記主配線部から分岐した枝部
とを有する第2の配線と、前記第1の配線及び前記第2
の配線上に形成された絶縁膜に埋め込まれ、前記第1の
配線の前記主配線部とほぼ並行に配された埋め込み配線
であって、前記第1のロードトランジスタの一方の拡散
層と、前記第1のドライバトランジスタの一方の拡散層
とを接続し、前記枝部において前記第2の配線と接続さ
れた第3の配線と、前記絶縁膜に埋め込まれ、前記第2
の配線の前記主配線部とほぼ並行に配された埋め込み配
線であって、前記第2のロードトランジスタの一方の拡
散層と、前記第2のドライバトランジスタの一方の拡散
層とを接続し、前記枝部において前記第1の配線と接続
された第4の配線とを有することを特徴とする半導体装
置によっても達成される。このようにして半導体装置を
構成することにより、第3及び第4の配線を埋め込む溝
を均一に開口することができるので、ゲート電極をなす
第1の配線及び第2の配線と、埋め込み配線である第3
の配線及び第4の配線とを容易に交差接続することがで
きる。これにより、CMOS型のSRAMを容易に構成
することができる。
【0023】また、上記の半導体装置において、前記第
3の配線は、前記第1の配線と前記第2の配線との間に
設けられており、前記第4の配線は、前記第2の配線と
前記第3の配線との間に設けられていることが望まし
い。また、上記の半導体装置において、記第3の配線
は、端部より所定の距離離間した領域において前記第2
の配線に接続され、前記第4の配線は、端部より所定の
距離離間した領域において前記第1の配線に接続されて
いることが望ましい。このようにして半導体装置を構成
することにより、第3、第4の配線を埋め込む溝を開口
する際に端部の側壁の影響を受けずにエッチングするこ
とができるので、第1の配線及び第2の配線を、それぞ
れ第4の配線及び第3の配線に確実に接続することがで
きる。
【0024】また、上記の半導体装置において、前記第
2の配線は、少なくとも前記第3の配線の前記端部と、
前記端部より所定の距離離間した前記領域とを含む領域
下に延在し、前記第1の配線は、少なくとも前記第4の
配線の前記端部と、前記端部より所定の距離離間した前
記領域とを含む領域下に延在することが望ましい。ま
た、上記目的は、下地基板上に形成された第1の配線
と、前記下地基板上に形成され、前記第1の配線とほぼ
並行に配された第2の配線と、前記第1の配線及び前記
第2の配線上に設けられた絶縁膜に埋め込まれた埋め込
み配線であって、前記第1の配線とほぼ並行する主配線
部と、前記主配線部から分岐して設けられ、前記第1の
配線と交差し、前記第2の配線上に延びる枝部とを有す
る第3の配線とを有し、前記枝部が前記主配線部より分
岐する分岐点は、前記第1の配線から所定の距離離間し
て配置されており、前記枝部は、前記第1の配線と絶縁
され、前記第2の配線に接続されていることを特徴とす
る半導体装置によっても達成される。このようにして半
導体装置を構成することにより、第3の配線を埋め込む
溝内に第1の配線が露出することを防止することができ
る。
【0025】また、上記の半導体装置において、前記第
3の配線は、前記枝部の端部より所定の距離離間した領
域において前記第2の配線と接続されていることが望ま
しい。このようにして半導体装置を構成することによ
り、第3の配線を埋め込む溝を開口する際に端部の側壁
の影響を受けずにエッチングすることができるので、第
2の配線と第3の配線とを確実に接続することができ
る。
【0026】また、上記の半導体装置において、前記第
2の配線は、少なくとも前記枝部の前記端部と、前記端
部より所定の距離離間した前記領域とを含む領域下に延
在することが望ましい。また、上記目的は、第1のロー
ドトランジスタと第1のドライバトランジスタよりなる
第1のインバータと、第2のロードトランジスタと第2
のドライバトランジスタよりなる第2のインバータとに
より構成されてなるメモリセルを有する半導体装置であ
って、前記第1のロードトランジスタのゲート電極と前
記第1のドライバトランジスタのゲート電極を含む第1
の配線と、前記第2のロードトランジスタのゲート電極
と前記第2のドライバトランジスタのゲート電極を含む
第2の配線と、前記第1の配線及び前記第2の配線上に
形成された絶縁膜に埋め込まれた埋め込み配線であっ
て、前記第1の配線とほぼ並行する主配線部と、前記主
配線部から分岐して設けられ、前記第1の配線と交差
し、前記第2の配線上に延びる枝部とを有し、前記第1
のロードトランジスタの一方の拡散層と、前記第1のド
ライバトランジスタの一方の拡散層とを接続し、前記枝
部において前記第2の配線と接続された第3の配線と、
前記絶縁膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、前記
第2の配線とほぼ並行する主配線部と、前記主配線部か
ら分岐して設けられ、前記第2の配線と交差し、前記第
1の配線上に延びる枝部とを有し、前記第2のロードト
ランジスタの一方の拡散層と、前記第2のドライバトラ
ンジスタの一方の拡散層とを接続し、前記枝部において
前記第1の配線と接続された第4の配線とを有し、前記
第3の配線の前記枝部が前記主配線部より分岐する分岐
点は、前記第1の配線から所定の距離離間して配置され
ており、前記枝部は、前記第1の配線と絶縁され、前記
第2の配線に接続されており、前記第4の配線の前記枝
部が前記主配線部より分岐する分岐点は、前記第2の配
線から所定の距離離間して配置されており、前記枝部
は、前記第2の配線と絶縁され、前記第1の配線に接続
されていることを特徴とする半導体装置によっても達成
される。このようにして半導体装置を構成することによ
り、第3及び第4の配線を埋め込む溝内に絶縁すべき配
線が露出することがないので、ゲート電極をなす第1の
配線及び第2の配線と、埋め込み配線である第3の配線
及び第4の配線とを容易に交差接続することができる。
これにより、CMOS型のSRAMを容易に構成するこ
とができる。
【0027】また、上記の半導体装置において、前記第
3の配線は、前記枝部の端部より所定の距離離間した領
域において前記第2の配線に接続され、前記第4の配線
は、前記枝部の端部より所定の距離離間した領域におい
て前記第1の配線に接続されていることが望ましい。こ
のようにして半導体装置を構成することにより、第3、
第4の配線を埋め込む溝を開口する際に端部の側壁の影
響を受けずにエッチングすることができるので、第1の
配線及び第2の配線を、それぞれ第4の配線及び第3の
配線に確実に接続することができる。
【0028】また、上記の半導体装置において、前記第
2の配線は、少なくとも前記第3の配線の前記枝部の前
記端部と、前記端部より所定の距離離間した前記領域と
を含む領域下に延在し、前記第1の配線は、少なくとも
前記第4の配線の前記枝部の前記端部と、前記端部より
所定の距離離間した前記領域とを含む領域下に延在する
ことが望ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]本発明の第1実施形態による半導体装
置の製造方法について図1乃至図5を用いて説明する。
図1は本実施形態による半導体装置の構造を示す平面
図、図2乃至図5は本実施形態による半導体装置の製造
方法を示す平面図及び断面図である。
【0030】始めに、本実施形態による半導体装置の構
造を図1を用いて説明する。シリコン基板上には、素子
分離膜によって画定された素子領域14a、14b、1
6a、16bが独立して形成されている。素子領域14
aにはロードトランジスタL1が形成され、素子領域1
4bにはロードトランジスタL2が形成され、素子領域
16aにはドライバトランジスタD1及びトランスファ
トランジスタT1が形成され、素子領域16bにはドラ
イバトランジスタD2及びトランスファトランジスタT
2が形成されている。
【0031】ロードトランジスタL1及びドライバトラ
ンジスタD1のゲート電極は、シリコン基板10上に第
1の方向に延在する共通の配線26によって形成されて
いる。ロードトランジスタL2及びドライバトランジス
タD2のゲート電極は、配線26に併行して延在する共
通の配線28によって形成されている。トランスファト
ランジスタT1、T2のゲート電極は、第1の方向と直
交する第2の方向に延在する共通の配線30によって形
成されている。配線30はワード線をも構成する。
【0032】配線26、28は、第1の方向に延びる主
配線部から枝分かれして第2の方向に延びる枝部66を
それぞれ有しており、その端部に設けられたコンタクト
領域24において後述する埋め込み配線64、62にそ
れぞれ接続されている。ロードトランジスタL1、ドラ
イバトランジスタD1、トランスファトランジスタT1
のソース/ドレイン拡散層34、36は、埋め込み配線
62によって互いに接続されている。埋め込み配線62
は更に、コンタクト領域24において配線28と接続さ
れている。
【0033】ロードトランジスタL2、ドライバトラン
ジスタD2、トランスファトランジスタT2のソース/
ドレイン拡散層38、40は、埋め込み配線64によっ
て互いに接続されている。埋め込み配線64は更に、コ
ンタクト領域24において配線26と接続されている。
このようにして、配線26、28と埋め込み配線62、
64とを交差接続し、ロードトランジスタL1、L2、
ドライバトランジスタD1、D2よりなるフリップフロ
ップ回路によりCMOS型のSRAMが構成されてい
る。
【0034】ここで、本実施形態による半導体装置は、
ゲート電極を構成する配線26、28に枝部66を設
け、埋め込み配線62、64を略直線形状をしているこ
とに特徴がある。また、埋め込み配線62、64を略直
線形状にするために、ほぼ併行に延在する2本の配線2
6、28の間に埋め込み配線62、64を配置し、これ
ら配線間の交差接続を実現している。なお、本明細書に
いう略直線形状とは、分岐をもたないパターンを意味す
るものであり、一直線のパターンに限らず、屈曲したパ
ターンや曲線状のパターンであってもよい。
【0035】本実施形態による半導体装置においてこの
ようにパターンをレイアウトしたのは次の理由による。
図8に示す従来の半導体装置では、埋め込み配線62、
64に枝部を設け、配線26、28と埋め込み配線6
2、64とを交差接続するが、分岐パターンを有する溝
56、58を形成する際には分岐領域と離間領域とでは
エッチング特性が異なることがあった。
【0036】このようにエッチング特性が場所によって
変化するのは、分岐領域と離間領域とでアスペクト比が
異なるためである。これは、溝56、58を形成する際
のリソグラフィー工程において光の近接効果によって分
岐領域の角部68が丸みを帯びるからである(図13参
照)。角部68が丸みを帯びる長さが溝幅に比して十分
に大きくなると、分岐領域のアスペクト比と、離間領域
のアスペクト比とが異なる。このように実効的なアスペ
クト比が変化すると、ポリマーのデポジションとエッチ
ングの競争反応のバランスがくずれ、場所によりエッチ
ング特性が異なってしまう。
【0037】アスペクト比の小さい分岐領域ではアスペ
クト比が大きい離間領域よりもポリマーのデポジション
が弱くなるため、離間領域において最適になるようにエ
ッチングの条件を設定すると分岐領域ではエッチングス
トッパ膜48との選択比が低下し、最悪の場合にはシリ
コン酸化膜22、サイドウォール酸化膜32までもが層
間絶縁膜54のエッチングの際にエッチングされること
になる。
【0038】そこで、本実施形態では、配線26、28
及び埋め込み配線62、64を上記のようにレイアウト
することにより溝内のエッチング特性がほぼ同等になる
ようにし、配線26、28と埋め込み配線62、64と
の交差接続を実現している。次に、本実施形態による半
導体装置の製造方法について図2乃至図5を用いて説明
する。
【0039】まず、シリコン基板10上に、例えば通常
のLOCOS法により、膜厚約250nmの素子分離膜
12を形成し、素子領域14a、14b、16a、16
bを画定する。次いで、イオン注入法によりレトログレ
ードウェルを形成する。P型のロードトランジスタL
1、L2を形成する素子領域14a、14bには、例え
ば、加速エネルギー1MeVでP(燐)イオンを5×1
13cm-2のドーズ量で注入してNウェルを形成し、加
速エネルギー200keVでPイオンを5×1012cm
-2のドーズ量で注入してチャネルストッパを形成し、加
速エネルギー100keVでPイオンを5×1012cm
-2のドーズ量で注入してトランジスタの閾値電圧を調整
する。
【0040】N型のドライバートランジスタD1、D
2、トランスファトランジスタT1、T2を形成する素
子領域16a、16bには、例えば、加速エネルギー5
00keVでB(ボロン)イオンを5×1013cm-2
ドーズ量で注入してPウェルを形成し、加速エネルギー
100keVでBイオンを5×1012cm-2のドーズ量
で注入してチャネルストッパを形成し、加速エネルギー
50keVでBイオンを5×1012cm-2のドーズ量で
注入してトランジスタの閾値電圧を調整する。
【0041】続いて、膜厚約6nmのゲート絶縁膜18
を熱酸化法により形成した後、膜厚約180nmの導電
膜20と、膜厚約85nmのシリコン酸化膜22を、例
えばCVD法により堆積する(図2(a)、(b))。
この後、後工程でゲート電極と埋め込み配線とを接続す
るためのコンタクト領域24のシリコン酸化膜22を除
去する(図2(c)、(d))。
【0042】次いで、シリコン酸化膜22、導電膜20
を所定のパターンに加工し、配線26、28、30を形
成する。配線26、28にはコンタクト領域24に達す
る枝部66を設け、後工程で埋め込み配線と接続できる
ようしておく。続いて、例えばCVD法によりシリコン
酸化膜を堆積した後、RIE(反応性イオンエッチン
グ)法を用いてこのシリコン酸化膜を異方性エッチング
し、配線26、28、30及びシリコン酸化膜22の側
壁にサイドウォール酸化膜32を形成する(図3
(a)、(b))。
【0043】この後、配線26、28、30及びサイド
ウォール酸化膜32をマスクとしてイオン注入を行い、
素子領域14a、14bにそれぞれP型のソース/ドレ
イン拡散層34、38を、素子領域16a、16bにそ
れぞれN型のソース/ドレイン拡散層36、40を形成
する。次いで、通常のサリサイドプロセスにより、ソー
ス/ドレイン拡散層34、36、38、40上、コンタ
クト領域24内に露出した配線26、28上に自己整合
でシリサイド膜46を形成する(図3(c))。
【0044】例えば、スパッタ法により全面にコバルト
などの高融点金属膜を堆積して熱処理し、ソース/ドレ
イン拡散層34、36、38、40上及びコンタクト領
域24内に露出した配線26、28上において選択的に
シリサイド化反応を生じさせ、この領域のコバルト膜を
シリサイド化する。この後、未反応のコバルト膜を除去
し、ソース/ドレイン拡散層34、36、38、40
上、コンタクト領域24内に露出した配線26、28上
にのみシリサイド膜46を残存させる。
【0045】続いて、膜厚約70nmのシリコン窒化膜
を、例えばプラズマCVD法により堆積し、シリコン窒
化膜よりなるエッチングストッパ膜48を形成する。こ
の後、エッチングストッパ膜48上に、膜厚約200n
mのシリコン酸化膜50を、例えばTEOS(Tetraeth
oxysilane:(C254OH)を原料に用いたプラズマ
CVD法により堆積する。
【0046】次いで、シリコン酸化膜50上にSOG
(Spin On Glass)を回転塗布し、平坦部の平均膜厚が
約100nmのSOG膜52を形成する。こうして、シ
リコン酸化膜50、SOG膜52よりなる層間絶縁膜5
4を形成する(図3(d))。なお、シリコン酸化膜5
0及びSOG膜52により層間絶縁膜54の表面を平坦
化する代わりに、シリコン酸化膜50を厚く成膜し、C
MP(Chemical Mechanical Polishing)法によりその
表面を研磨することによって平坦化してもよい。
【0047】続いて、通常のリソグラフィー技術によ
り、配線を埋め込む溝を開口するためのレジストパター
ンを形成する。例えば、KrFエキシマレーザ光を用
い、幅約0.3μm程度の抜きパターンを形成する。こ
の後、このレジストパターンをマスクとしてSOG膜5
2及びシリコン酸化膜50を異方性エッチングし、エッ
チングストッパ膜48に達する溝56、58を開口す
る。
【0048】例えば、C48を50sccmの流量で、
Arを100sccmの流量でそれぞれ流し、ソースパ
ワーを2000W、バイアスパワーを1000Wとし
て、圧力5mTorrの高密度プラズマ雰囲気中におい
てエッチングを行う。なお、本実施形態では枝部を設け
ないパターンに溝56、58を加工するので、リソグラ
フィー工程における近接効果が溝幅に影響を与えること
はない。これにより、溝内のエッチング特性がほぼ同等
になるので、配線26、28上のシリコン酸化膜22上
のエッチングストッパ膜48が局所的に過剰エッチング
されることがない。
【0049】また、前述のように溝の端部ではリソグラ
フィー工程における近接効果の影響により実効的にアス
ペクト比が大きくなり、エッチングの進行が低下する
が、本実施形態による半導体装置では配線26、28と
埋め込み配線とのコンタクト領域24を溝の端部に設け
ないので、溝の端部においてエッチングの進行が低下し
た場合にもコンタクト領域24の配線26、28上に層
間絶縁膜54が残存することはない。従って、ゲート電
極を構成する配線と埋め込み配線とのコンタクトを確実
に形成することができる。
【0050】なお、コンタクト領域24は、溝の端部か
ら少なくとも露光波長の70%に相当する距離以上離間
してレイアウトすれば、上記の効果を得ることができ
る。溝の端部から少なくとも露光光波長の70%に相当
する距離以上の接続領域を確保してレイアウトすれば、
溝の端部がコンタクト領域24内に延在してもよい。こ
れに関しては、第2実施形態において詳述する。
【0051】次いで、溝56、58内のエッチングスト
ッパ膜48をエッチングし、所定の領域まで溝56、5
8を開口する。このエッチングにより、溝56内にはソ
ース/ドレイン拡散層36、配線28、ソース/ドレイ
ン電極34上に形成されたシリサイド膜46が露出す
る。同様に、溝58内にはソース/ドレイン拡散層4
0、配線26、ソース/ドレイン電極38上に形成され
たシリサイド膜46が露出する(図4(a)〜
(c))。
【0052】続いて、膜厚約20nmのチタン膜と、膜
厚約50nmの窒化チタン膜とを連続して成膜し、層間
絶縁膜54上、及び溝56、58内壁にチタン膜と窒化
チタン膜との積層膜よりなるバリアメタル60を形成す
る。この後、CVD法により膜厚約450nmのタング
ステン膜を成膜して溝56、58内にタングステンを完
全に埋め込む。
【0053】次いで、タングステン膜及びバリアメタル
60を異方性エッチングして層間絶縁膜54上のタング
ステン膜及びバリアメタル60を除去し、溝56内に埋
め込まれた埋め込み配線62と、溝58に埋め込まれた
埋め込み配線64を形成する。(図5(a)〜
(c))。なお、タングステン膜及びバリアメタル60
を異方性エッチングして埋め込み配線62、64を形成
する代わりに、タングステン膜及びバリアメタル60を
CMP法により研磨して埋め込み配線62、64を形成
してもよい。
【0054】このとき、配線26と埋め込み配線62が
交わる領域では配線26上部がシリコン酸化膜22に覆
われ、側壁がサイドウォール酸化膜32により覆われて
いるので、配線26と埋め込み配線62とが短絡される
ことはない。一方、配線28と埋め込み配線62が交わ
るコンタクト領域24では、配線28上のシリコン酸化
膜22を予め除去しておくので、溝56を開口する際に
配線28が露出され、埋め込み配線62と配線28とが
シリサイド膜46を介して接続されることになる。こう
して、配線26と埋め込み配線62とを電気的に接続せ
ずに立体交差し、配線28と埋め込み配線62とを接続
することができる。同様に、配線28と埋め込み配線6
4とを電気的に接続せずに立体交差し、配線26と埋め
込み配線64とを接続することができる。
【0055】このように、本実施形態によれば、埋め込
み配線を略直線形状にするので、配線を埋め込む溝を容
易に形成することができる。 [第2実施形態]本発明の第2実施形態による半導体装
置について図6及び図7を用いて説明する。
【0056】図6は本実施形態による半導体装置の構造
を示す平面図、図7は本実施形態による半導体装置の構
造を示す概略断面図である。始めに、本実施形態による
半導体装置の構造を図6を用いて説明する。シリコン基
板上には、素子分離膜によって画定された素子領域1
4、16が独立して形成されている。素子領域14に
は、ロードトランジスタL1、L2が形成されている。
素子領域16には、ドライバトランジスタD1、D2及
びトランスファトランジスタT1、T2が形成されてい
る。
【0057】ロードトランジスタL1及びドライバトラ
ンジスタD1のゲート電極は、シリコン基板上に第1の
方向に延在する共通の配線26よって形成されている。
ロードトランジスタL2及びドライバトランジスタD2
のゲート電極は、ゲート電極26に併行して延在する共
通の配線28によって形成されている。トランスファト
ランジスタT1、T2のゲート電極は、第1の方向と直
交する第2の方向に延在する共通の配線30によって形
成されている。配線30はワード線をも構成する。
【0058】ロードトランジスタL1、ドライバトラン
ジスタD1、トランスファトランジスタT1のソース/
ドレイン拡散層34、36は、埋め込み配線62によっ
て互いに接続されている。埋め込み配線62は更に、コ
ンタクト領域24上において配線28に接続されてい
る。ロードトランジスタL2、ドライバトランジスタD
2、トランスファトランジスタT2のソース/ドレイン
拡散層38、40は、埋め込み配線64によって互いに
接続されている。更に、埋め込み配線64はコンタクト
領域24上において配線26に接続されている(図
6)。
【0059】このようにして、ロードトランジスタL1
及びドライバトランジスタD1よりなるインバータと、
ロードトランジスタL2及びドライバトランジスタD2
よりなるインバータとを有するフリップフロップ回路に
よりCMOS型のSRAMが構成されている(図9参
照)。ここで、本実施形態による半導体装置は、埋め込
み配線62の枝部70が分岐する分岐点と配線26との
距離、及び埋め込み配線64の枝部72が分岐する分岐
点と配線28との距離が、所定の距離L以上離間してい
ることに特徴がある。
【0060】上述のように、図8に示す従来の半導体装
置では、埋め込み配線62、64に枝部を設け、配線2
6、28と埋め込み配線62、64とを交差接続する
が、分岐パターンを有する溝56、58を形成する際に
は分岐領域と離間領域とではエッチング特性が異なるこ
とがあった。このようにエッチング特性が異なる原因
は、リソグラフィー工程における近接効果によって分岐
領域と離間領域とでアスペクト比が異なるためである
が、この現象に鑑み本願発明者等が検討を行った結果、
溝を形成する際のリソグラフィー工程において光の近接
効果の影響によりエッチング特性が変化する領域は、溝
が分岐する位置からリソグラフィーにおける露光波長の
約70%の長さに相当する距離だけ離間した領域までに
限られることが判った。
【0061】例えば、波長が248nmのKrFエキシ
マレーザ光を用いて溝をパターニングする際には、溝が
分岐する位置から約174nm以上離間した領域ではエ
ッチング特性はほぼ同等であった。従って、配線26、
28と埋め込み配線62、64との距離Lを、少なくと
も露光波長の70%に相当する距離以上離間すれば、配
線26、28上では離間領域とほぼ同等のエッチング特
性が得られるので、図12(a)に示したように配線2
6、28上のエッチングストッパ膜48が局所的に過剰
エッチングされることはなく、溝56内に配線26が、
溝58内に配線28が露出することを防止することがで
きる(図7)。これにより、配線26、28と埋め込み
配線62、64の交差接続を実現することができる。
【0062】なお、リソグラフィー工程における近接効
果の影響は、上述のように溝の端部においても生じるが
(図12(b)参照)、同様の手段により回避すること
ができる。すなわち、溝の端部ではリソグラフィー工程
における近接効果の影響により実効的にアスペクト比が
大きくなり、エッチングの進行が低下するが、コンタク
ト領域24を、溝の端部から少なくとも露光波長の70
%に相当する距離以上離間してレイアウトすれば、端部
においてエッチングの進行が低下した場合にもコンタク
ト領域24に配線26、28を露出することができる。
溝の端部から少なくとも露光光波長の70%に相当する
距離以上の接続領域を確保してコンタクト領域24をレ
イアウトし、溝の端部がコンタクト領域24内に延在す
るようにしてもよい。
【0063】このように、本実施形態によれば、埋め込
み配線62の枝部70が分岐する分岐点と配線26、及
び埋め込み配線64の枝部72が分岐する分岐点と配線
28を所定の距離だけ離間してレイアウトするので、配
線を埋め込む溝のエッチングの際に埋め込み配線と絶縁
すべき下層配線が溝内に露出することを防止できる。こ
れにより、配線26、28と埋め込み配線62、64と
の交差接続が可能となり、CMOS型のSRAMを容易
に構成することができる。 [変形例]本発明は、上記実施形態に限らず種々の変形
が可能である。
【0064】例えば、上記実施形態ではCMOS型のS
RAMを例に説明したが、本発明は上記実施形態に限定
されるものではない。本発明は、ほぼ並行に配された下
層配線と埋め込み配線とを接続する構造を有する半導体
装置に広く適用することができる。また、第1実施形態
において、埋め込み配線を略直線形状により形成したの
は下層配線と埋め込み配線との短絡を防止するためであ
るので、埋め込み配線の下に下層配線が延在しない領域
では必ずしも略直線形状である必要はない。すなわち、
埋め込み配線の分岐領域と下層配線とが少なくとも露光
波長の70%に相当する距離だけ離間していれば、分岐
パターンを有する埋め込み配線を形成してもよい。
【0065】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、下地基板
上に形成され、主配線部と、主配線部から分岐した枝部
とを有する第1の配線と、下地基板上に形成され、第1
の配線の主配線部とほぼ並行する主配線部と、主配線部
から分岐した枝部とを有する第2の配線と、第1の配線
及び第2の配線上に設けられた絶縁膜に埋め込まれた埋
め込み配線であって、第1の配線の主配線部とほぼ並行
して設けられ、第1の配線の枝部上及び第2の配線の枝
部上を通る第3の配線とを設け、第3の配線が第1の配
線の枝部と絶縁され、第2の配線の枝部において第2の
配線と接続されるように半導体装置を構成することによ
り、第3の配線を埋め込む溝の開口を容易に行うことが
できる。
【0066】また、上記の半導体装置において、第3の
配線を分岐がない略直線形状により構成するので、第3
の配線下に絶縁すべき他の配線が延在している場合に
も、溝がこの配線まで達することを防止することができ
る。また、上記の半導体装置において、第3の配線を、
端部より所定の距離離間した領域において第2の配線と
接続するので、第3の配線を埋め込む溝を開口する際に
端部の側壁の影響を受けずにエッチングすることができ
るので、第2の配線と第3の配線とを確実に接続するこ
とができる。
【0067】また、上記の半導体装置において、第2の
配線は、第3の配線の端部と、第3の配線の端部より所
定の距離離間した領域とを含む領域下に延在することが
できる。また、第1のロードトランジスタのゲート電極
と第1のドライバトランジスタのゲート電極を含み、主
配線部と、主配線部から分岐した枝部とを有する第1の
配線と、第2のロードトランジスタのゲート電極と第2
のドライバトランジスタのゲート電極を含み、主配線部
と、主配線部から分岐した枝部とを有する第2の配線
と、第1の配線及び第2の配線上に形成された絶縁膜に
埋め込まれ、第1の配線の主配線部とほぼ並行に配され
た埋め込み配線であって、第1のロードトランジスタの
一方の拡散層と、第1のドライバトランジスタの一方の
拡散層とを接続し、枝部において第2の配線と接続され
た第3の配線と、絶縁膜に埋め込まれ、第2の配線の主
配線部とほぼ並行に配された埋め込み配線であって、第
2のロードトランジスタの一方の拡散層と、第2のドラ
イバトランジスタの一方の拡散層とを接続し、枝部にお
いて第1の配線と接続された第4の配線とにより半導体
装置を構成することにより、第3及び第4の配線を埋め
込む溝を均一に開口することができる。これにより、ゲ
ート電極をなす第1の配線及び第2の配線と、埋め込み
配線である第3の配線及び第4の配線とを容易に交差接
続することができる。これにより、CMOS型のSRA
Mを容易に構成することができる。
【0068】また、上記の半導体装置では、第3の配線
を第1の配線と第2の配線との間に設け、第4の配線を
第2の配線と第3の配線との間に設けることができる。
また、上記の半導体装置において、記第3の配線を、端
部より所定の距離離間した領域において第2の配線に接
続し、第4の配線を、端部より所定の距離離間した領域
において第1の配線に接続するので、第3、第4の配線
を埋め込む溝を開口する際に端部の側壁の影響を受けず
にエッチングすることができる。これにより、第1の配
線及び第2の配線を、それぞれ第4の配線及び第3の配
線に確実に接続することができる。
【0069】また、上記の半導体装置において、第2の
配線は、第3の配線の端部と、第3の配線の端部より所
定の距離離間した領域とを含む領域下に延在し、第1の
配線は、第4の配線の端部と、第4の配線の端部より所
定の距離離間した領域とを含む領域下に延在することが
できる。また、下地基板上に形成された第1の配線と、
下地基板上に形成され、第1の配線とほぼ並行に配され
た第2の配線と、第1の配線及び第2の配線上に設けら
れた絶縁膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、第1
の配線とほぼ並行する主配線部と、主配線部から分岐し
て設けられ、第1の配線と交差し、第2の配線上に延び
る枝部とを有する第3の配線とを設け、枝部が主配線部
より分岐する分岐点を、第1の配線から所定の距離離間
して配置し、枝部を、第1の配線と絶縁し、第2の配線
に接続することにより、第3の配線を埋め込む溝内に第
1の配線が露出することを防止することができる。
【0070】また、上記の半導体装置において、第3の
配線は、枝部の端部より所定の距離離間した領域におい
て第2の配線と接続することにより、第3の配線を埋め
込む溝を開口する際に端部の側壁の影響を受けずにエッ
チングすることができるので、第2の配線と第3の配線
とを確実に接続することができる。また、上記の半導体
装置において、第2の配線は、枝部の端部と、端部より
所定の距離離間した領域とを含む領域下に延在すること
ができる。
【0071】また、第1のロードトランジスタのゲート
電極と第1のドライバトランジスタのゲート電極を含む
第1の配線と、第2のロードトランジスタのゲート電極
と第2のドライバトランジスタのゲート電極を含む第2
の配線と、第1の配線及び第2の配線上に形成された絶
縁膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、第1の配線
とほぼ並行する主配線部と、主配線部から分岐して設け
られ、第1の配線と交差し、第2の配線上に延びる枝部
とを有し、第1のロードトランジスタの一方の拡散層
と、第1のドライバトランジスタの一方の拡散層とを接
続し、枝部において第2の配線と接続された第3の配線
と、絶縁膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、第2
の配線とほぼ並行する主配線部と、主配線部から分岐し
て設けられ、第2の配線と交差し、第1の配線上に延び
る枝部とを有し、第2のロードトランジスタの一方の拡
散層と、第2のドライバトランジスタの一方の拡散層と
を接続し、枝部において第1の配線と接続された第4の
配線とを設け、第3の配線の枝部が主配線部より分岐す
る分岐点を、第1の配線から所定の距離離間して配置
し、枝部を、第1の配線と絶縁し、第2の配線に接続
し、第4の配線の枝部が主配線部より分岐する分岐点
を、第2の配線から所定の距離離間して配置し、枝部
を、第2の配線と絶縁し、第1の配線に接続することに
より、第3及び第4の配線を埋め込む溝内に絶縁すべき
配線が露出することがないので、ゲート電極をなす第1
の配線及び第2の配線と、埋め込み配線である第3の配
線及び第4の配線とを容易に交差接続することができ
る。これにより、CMOS型のSRAMを容易に構成す
ることができる。
【0072】また、上記の半導体装置において、第3の
配線は、枝部の端部より所定の距離離間した領域におい
て第2の配線に接続され、第4の配線は、枝部の端部よ
り所定の距離離間した領域において第1の配線に接続す
ることにより、第3、第4の配線を埋め込む溝を開口す
る際に端部の側壁の影響を受けずにエッチングすること
ができるので、第1の配線及び第2の配線を、それぞれ
第4の配線及び第3の配線に確実に接続することができ
る。
【0073】また、上記の半導体装置において、第2の
配線は、第3の配線の枝部の端部と、端部より所定の距
離離間した領域とを含む領域下に延在し、第1の配線
は、第4の配線の枝部の端部と、端部より所定の距離離
間した領域とを含む領域下に延在することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による半導体装置の構造
を示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す平面図及び断面図(その1)である。
【図3】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す平面図及び断面図(その2)である。
【図4】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す平面図及び断面図(その3)である。
【図5】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す平面図及び断面図(その4)である。
【図6】本発明の第2実施形態による半導体装置の構造
を示す平面図である。
【図7】本発明の第2実施形態による半導体装置の構造
を示す概略断面図である。
【図8】従来の半導体装置の構造を示す平面図である。
【図9】CMOS型のSRAMの構造を示す回路図であ
る。
【図10】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図(その1)である。
【図11】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図(その2)である。
【図12】従来の半導体装置の課題を説明する図(その
1)である。
【図13】従来の半導体装置の課題を説明する図(その
2)である。
【符号の説明】
D1、D2…ドライバトランジスタ L1、L2…ロードトランジスタ T1、T2…トランスファトランジスタ 10…シリコン基板 12…素子分離膜 14…素子領域 16…素子領域 18…ゲート絶縁膜 20…導電膜 22…シリコン酸化膜 24…コンタクト領域 26…配線 28…配線 30…配線 32…サイドウォール酸化膜 34…ソース/ドレイン拡散層 36…ソース/ドレイン拡散層 38…ソース/ドレイン拡散層 40…ソース/ドレイン拡散層 42…ソース/ドレイン拡散層 44…ソース/ドレイン拡散層 46…シリサイド膜 48…エッチングストッパ膜 50…シリコン酸化膜 52…SOG膜 54…層間絶縁膜 56…溝 58…溝 60…バリアメタル 62…埋め込み配線 64…埋め込み配線 66…枝部 68…角部 70…枝部 72…枝部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地基板上に形成され、主配線部と、前
    記主配線部から分岐した枝部とを有する第1の配線と、 前記下地基板上に形成され、前記第1の配線の前記主配
    線部とほぼ並行する主配線部と、前記主配線部から分岐
    した枝部とを有する第2の配線と、 前記第1の配線及び前記第2の配線上に設けられた絶縁
    膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、前記第1の配
    線の前記主配線部とほぼ並行して設けられ、前記第1の
    配線の前記枝部上及び前記第2の配線の前記枝部上を通
    る第3の配線とを有し、 前記第3の配線は、前記第1の配線の前記枝部と絶縁さ
    れ、前記第2の配線の前記枝部において前記第2の配線
    と接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体装置において、 前記第3の配線は、分岐がない略直線形状よりなること
    を特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体装置におい
    て、 前記第3の配線は、端部より所定の距離離間した領域に
    おいて前記第2の配線と接続されていることを特徴とす
    る半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体装置において、 前記第2の配線は、少なくとも前記第3の配線の前記端
    部と、前記端部より所定の距離離間した前記領域とを含
    む領域下に延在することを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1のロードトランジスタと第1のドラ
    イバトランジスタよりなる第1のインバータと、第2の
    ロードトランジスタと第2のドライバトランジスタより
    なる第2のインバータとにより構成されてなるメモリセ
    ルを有する半導体装置であって、 前記第1のロードトランジスタのゲート電極と前記第1
    のドライバトランジスタのゲート電極を含み、主配線部
    と、前記主配線部から分岐した枝部とを有する第1の配
    線と、 前記第2のロードトランジスタのゲート電極と前記第2
    のドライバトランジスタのゲート電極を含み、主配線部
    と、前記主配線部から分岐した枝部とを有する第2の配
    線と、 前記第1の配線及び前記第2の配線上に形成された絶縁
    膜に埋め込まれ、前記第1の配線の前記主配線部とほぼ
    並行に配された埋め込み配線であって、前記第1のロー
    ドトランジスタの一方の拡散層と、前記第1のドライバ
    トランジスタの一方の拡散層とを接続し、前記枝部にお
    いて前記第2の配線と接続された第3の配線と、 前記絶縁膜に埋め込まれ、前記第2の配線の前記主配線
    部とほぼ並行に配された埋め込み配線であって、前記第
    2のロードトランジスタの一方の拡散層と、前記第2の
    ドライバトランジスタの一方の拡散層とを接続し、前記
    枝部において前記第1の配線と接続された第4の配線と
    を有することを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置において、 前記第3の配線は、前記第1の配線と前記第2の配線と
    の間に設けられており、 前記第4の配線は、前記第2の配線と前記第3の配線と
    の間に設けられていることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は6記載の半導体装置におい
    て、 前記第3の配線は、端部より所定の距離離間した領域に
    おいて前記第2の配線に接続され、 前記第4の配線は、端部より所定の距離離間した領域に
    おいて前記第1の配線に接続されていることを特徴とす
    る半導体装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体装置において、 前記第2の配線は、少なくとも前記第3の配線の前記端
    部と、前記端部より所定の距離離間した前記領域とを含
    む領域下に延在し、 前記第1の配線は、少なくとも前記第4の配線の前記端
    部と、前記端部より所定の距離離間した前記領域とを含
    む領域下に延在することを特徴とする半導体装置。
  9. 【請求項9】 下地基板上に形成された第1の配線と、 前記下地基板上に形成され、前記第1の配線とほぼ並行
    に配された第2の配線と、 前記第1の配線及び前記第2の配線上に設けられた絶縁
    膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、前記第1の配
    線とほぼ並行する主配線部と、前記主配線部から分岐し
    て設けられ、前記第1の配線と交差し、前記第2の配線
    上に延びる枝部とを有する第3の配線とを有し、 前記枝部が前記主配線部より分岐する分岐点は、前記第
    1の配線から所定の距離離間して配置されており、前記
    枝部は、前記第1の配線と絶縁され、前記第2の配線に
    接続されていることを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の半導体装置において、 前記第3の配線は、前記枝部の端部より所定の距離離間
    した領域において前記第2の配線と接続されていること
    を特徴とする半導体装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の半導体装置におい
    て、 前記第2の配線は、少なくとも前記枝部の前記端部と、
    前記端部より所定の距離離間した前記領域とを含む領域
    下に延在することを特徴とする半導体装置。
  12. 【請求項12】 第1のロードトランジスタと第1のド
    ライバトランジスタよりなる第1のインバータと、第2
    のロードトランジスタと第2のドライバトランジスタよ
    りなる第2のインバータとにより構成されてなるメモリ
    セルを有する半導体装置であって、 前記第1のロードトランジスタのゲート電極と前記第1
    のドライバトランジスタのゲート電極を含む第1の配線
    と、 前記第2のロードトランジスタのゲート電極と前記第2
    のドライバトランジスタのゲート電極を含む第2の配線
    と、 前記第1の配線及び前記第2の配線上に形成された絶縁
    膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、前記第1の配
    線とほぼ並行する主配線部と、前記主配線部から分岐し
    て設けられ、前記第1の配線と交差し、前記第2の配線
    上に延びる枝部とを有し、前記第1のロードトランジス
    タの一方の拡散層と、前記第1のドライバトランジスタ
    の一方の拡散層とを接続し、前記枝部において前記第2
    の配線と接続された第3の配線と、 前記絶縁膜に埋め込まれた埋め込み配線であって、前記
    第2の配線とほぼ並行する主配線部と、前記主配線部か
    ら分岐して設けられ、前記第2の配線と交差し、前記第
    1の配線上に延びる枝部とを有し、前記第2のロードト
    ランジスタの一方の拡散層と、前記第2のドライバトラ
    ンジスタの一方の拡散層とを接続し、前記枝部において
    前記第1の配線と接続された第4の配線とを有し、 前記第3の配線の前記枝部が前記主配線部より分岐する
    分岐点は、前記第1の配線から所定の距離離間して配置
    されており、前記枝部は、前記第1の配線と絶縁され、
    前記第2の配線に接続されており、 前記第4の配線の前記枝部が前記主配線部より分岐する
    分岐点は、前記第2の配線から所定の距離離間して配置
    されており、前記枝部は、前記第2の配線と絶縁され、
    前記第1の配線に接続されていることを特徴とする半導
    体装置。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の半導体装置におい
    て、 前記第3の配線は、前記枝部の端部より所定の距離離間
    した領域において前記第2の配線に接続され、 前記第4の配線は、前記枝部の端部より所定の距離離間
    した領域において前記第1の配線に接続されていること
    を特徴とする半導体装置。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の半導体装置におい
    て、 前記第2の配線は、少なくとも前記第3の配線の前記枝
    部の前記端部と、前記端部より所定の距離離間した前記
    領域とを含む領域下に延在し、 前記第1の配線は、少なくとも前記第4の配線の前記枝
    部の前記端部と、前記端部より所定の距離離間した前記
    領域とを含む領域下に延在することを特徴とする半導体
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100396103B1 (ko) * 2000-12-08 2003-08-27 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 반도체 기억 장치 및 그 제조 방법
JP2014222787A (ja) * 1998-05-01 2014-11-27 ソニー株式会社 半導体記憶装置

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