JPH1055929A - R−Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石およびその製造方法 - Google Patents

R−Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石およびその製造方法

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JPH1055929A JP8210655A JP21065596A JPH1055929A JP H1055929 A JPH1055929 A JP H1055929A JP 8210655 A JP8210655 A JP 8210655A JP 21065596 A JP21065596 A JP 21065596A JP H1055929 A JPH1055929 A JP H1055929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、多段成形により作製した焼結体の
磁気特性を維持しつつ亀裂発生を防止できるR−Fe−
B系ラジアル異方性焼結磁石の製造方法を提供すること
を目的とする。さらに、多段成形により作製した焼結体
の磁気特性を維持しつつコストを低減できるR−Fe−
B系ラジアル異方性焼結磁石の製造方法およびそれを用
いたR−Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石を提供する
ものである。 【解決手段】 同一の金型で複数個の予備成形体を成形
し、最終加圧で一体化して最終成形体となし、最終成形
体を焼結するラジアル異方性焼結磁石の製造方法におい
て、予備成形体の成形体密度を3.1g/cm3以上とし、
最終成形体を予備成形体より0.2g/cm3以上高い成形
体密度に成形した後、焼結するR(RはYを含む希土類
の内1種類以上)−Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石
の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モーターやセンサ
ー等の応用分野で使用されるR−Fe−B系焼結磁石に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、R(RはYを含む希土類の内1種
類以上)−Fe−B系焼結磁石の成形は、成形方向の長
さ(以下Lという)が大きいものを成形する場合、Lに
合わせた金型を使用していた。このため、金型のL方向
の寸法が大きくなり、プレス機上での取り回しが困難に
なるほか、加圧ストロークが大きくなるためプレス機が
大型化する問題点があった。R−Fe−B系ラジアル異
方性焼結磁石(以下R.R.磁石という)の場合、例えば
図1に示されるような磁気回路の構成をした金型を組み
込んだプレス機により成形される。図1において、1は
ダイス磁性部、2はダイス非磁性部、3は磁性材料から
なるコア、4は上パンチ、5は下パンチ、6は上部コイ
ル、7は下部コイル、8はプレスフレームであり、ダイ
ス磁性部1、コア3、上パンチ4、下パンチ5で囲まれ
たキャビティに原料粉末を給粉し成形する。このときダ
イス1、コア3、上下パンチ3、4で囲まれたキャビテ
ィ内の磁場強度(Bg)は、式(1)で示される。
【0003】
【数1】
【0004】ここで、dはコア径、Dはダイス内径、L
mはダイス磁性部分の長さ、またσSはコアの飽和磁化で
ある。この金型を用いLの大きなR.R.磁石を成形する
ためには、Lmを大きくする必要がある。しかしなが
ら、キャビティ内に充填された原料粉をラジアル方向に
配向させるためにはBgが0.5T程度必要であり、σ
Sが2T程度であることからLmは式(2)で示されるよ
うな制限がある。
【0005】
【数2】
【0006】そこで、Lmで成形できるR.R.磁石より
長いR.R.磁石を製造する場合、従来は式(2)を満足
するLm以内の金型で成形し、これを焼結して得られる
R.R.磁石を複数個接着し、必要とする長さのR.R.磁
石としていた。この方法の場合、各R.R.磁石の間に接
着層や表面処理層が存在するため、この分だけ総磁束量
が低下し、さらに接着工数が多く製造コストが高くなる
欠点があった。
【0007】この問題点を解決する方法として、特開平
2−281721号や特開平6−13217号が開示さ
れている。特開平2−281721号ではキャビティに
充填した原料粉を加圧成形した成形体をダイスの非磁性
部に移し、その後にできたダイスの磁性部分のキャビテ
ィに原料粉を充填し加圧成形し、さらに得られた成形体
を下方に移し給粉、加圧成形を任意回数繰り返し、Lの
大なる成形体を得る成形方法(以下、この同一の金型の
中で複数個の成形体を成形する方法を多段成形という)
を提案している。この多段成形によると、Lの大きな
R.R.磁石を製造することができる。しかし、この成形
方法では、個々の成形体を成形する際の荷重が一定であ
るため成形体密度が等しく、焼結体において個々の成形
体の接合面に亀裂が発生しやすい問題点があった。さら
にキャビティ内の配向磁場強度を高くするためLmが小
さくなり、1個の成形体を成形するのに必要な成形回数
が増加するという問題点もあった。
【0008】特開平6−13217号では、成形後の成
形体を動かすことなく、加圧により生じた空間に原料粉
を充填、加圧することを繰り返すことによりLを長くす
る成形方法を提案している。この方法では、個々の成形
時の成形体密度を2〜3g/cm3とし、最終的に加圧する
際に4g/cm3程度に圧縮している。この方法によると、
特開平2−281721号における焼結体の亀裂の問題
点を解決することが可能であるが、成形体の長さは、1
段目の充填深さより長くなることはない。本発明者ら
は、特開平2−281721号の成形方法における亀裂
の問題を解決する方法として、この成形方法を用いる
際、特開平6−13217号と同様に各段の成形におけ
る成形体密度を2〜3g/cm3とし、最終的に加圧する際
の成形体密度を4g/cm3とする方法を試みたが、亀裂は
防止できるものの、得られた磁石の特性は十分な値が得
られなかった。
【0009】また、特開平2−281721号の亀裂の
問題の解決方法として、特開平7−161524号では
多段成形する際、成形体と成形体の間にRリッチな粉末
を挟み込み成形することにより、焼結時の亀裂を防止で
きることを開示している。しかし、この方法の場合、磁
石の耐食性付与のために行う表面処理を行っても、成形
体の接合部分にあるRリッチな層が耐食性に対し他の部
分より耐食性に劣る問題点があった。さらに、特開平2
−281721号の成形方法で焼結体に亀裂無く製品が
製造できた場合、Lmを短くすることにより配向磁場強
度を高くしても、配向磁場強度に見合った磁気特性の増
加が得られない問題点があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、多段成形に
より作製した焼結体の磁気特性を維持しつつ亀裂発生を
防止できるR−Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石の製
造方法を提供することを目的とする。さらに、多段成形
により作製した焼結体の磁気特性を維持しつつコストを
低減できるR−Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石の製
造方法およびそれを用いたR−Fe−B系ラジアル異方
性焼結磁石を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】多段成形において成形体
をダイスの非磁性部に移し、ダイスの磁性部にできたキ
ャビティに原料粉を供給する方法で、例えば5回成形し
Lの大きな5段の成形体を成形する際、1〜4回目の成
形までの成形体密度を3g/cm3とし、5回目の成形で4g
/cm3として5段の成形体を得た場合、前述のように得ら
れた磁石は十分な磁気特性が得られない(以下、1回目
から最終回の1つ前までの成形を予備成形、得られる成
形体を予備成形体、また最終回の成形を最終成形、得ら
れる成形体を最終成形体と呼ぶ。なお、最終成形体の段
数は、予備成形体に給粉して最終成形を行い予備成形体
の段数+1段とすることが望ましいが、予備成形体に給
粉することなく予備成形体の段数と同段数の最終成形体
を得てもよい)。
【0012】本発明者は、種々検討の結果、以下の知見
を得た。すなわち、予備成形において得られた予備成形
体は、上下パンチを固定した状態でダイスとコアを引き
上げるか、ダイスとコアを固定した状態で上下パンチを
同時に下げることにより予備成形体をダイスの非磁性部
分に移動させる。このとき、予備成形体は、ダイスおよ
びコアの壁面に押し当てられた状態で移動する。予備成
形体が移動する際、成形体密度が2〜3g/cm3程度であ
ると、予備成形体の空隙が多すぎダイスおよびコアの壁
面との摩擦により成形体の粉末が動いてしまう。このた
め、配向磁場方向に配向していた原料粉が配向方向とは
別の方向に回転してしまい、予備成形体の配向が乱れ十
分な磁気特性が得られなくなる。検討の結果、予備成形
体をダイスの非磁性部に移動させる際、原料粉が動くこ
となく予備成形体を移動させることができる成形体密度
の最適値は3.1g/cm3以上であることが明らかとなっ
た。また、予備成形体と最終成形体の成形体密度はその
差が小さいと焼結後に成形体の接合面に亀裂が生ずる
が、予備成形体密度から最終成形体の成形体密度を高く
していくと亀裂の発生率が低下していき、予備成形と最
終成形における成形体の密度差が0.2g/cm3以上あれ
ば、焼結体に亀裂を発生させることを防止できることが
明らかとなった。したがって、本発明は、同一の金型で
複数個の予備成形体を成形し、最終加圧で一体化して最
終成形体となし、最終成形体を焼結するラジアル異方性
焼結磁石の製造方法において、予備成形体の成形体密度
を3.1g/cm3以上とし、最終成形体を予備成形体より
0.2g/cm3以上高い成形体密度に成形した後、焼結す
るR(RはYを含む希土類元素の内1種または2種以
上)−Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石の製造方法で
ある。
【0013】多段成形R.R.の場合、予備成形体をダイ
ス非磁性部まで移す必要がある。しかし、移動した予備
成形体の上端がダイス非磁性部にある場合、次の成形で
は一部分がダイス非磁性部分で成形されることになる。
ダイス非磁性部分は配向磁場強度が極めて弱く、原料粉
はほとんど配向しないため、予備成形体の接合部近傍に
配向度の極めて悪い部分が生じてしまい、得られた多段
成形R.R.磁石は低い磁気特性となってしまう。そこ
で、予備成形体を移動する際は、予備成形体の上端がダ
イス磁性部の下端あるいは一部分がダイス磁性部分に残
るようにする必要がある(以下、予備成形体の一部分が
ダイスの非磁性部分に残っている部分をオーバラップ、
その長さをオーバーラップ量という)。しかし、強磁性
体である原料粉からなる予備成形体がダイスの磁性部分
に掛かった状態で配向磁場を印加すると、キャビティ内
の配向磁場強度は、原料粉より磁束が通りやすいオーバ
ーラップ部分に流れる磁束分だけ小さくなり、得られる
R.R.磁石の配向度を低下させる原因となる。
【0014】オーバーラップ量により、R.R.磁石の磁
力がどうなるか検討したところ、オーバーラップ量がダ
イス磁性部分の長さLmの20%までは得られるR.R.
磁石の磁力を低下させないことが明らかとなった。すな
わち、予備成形体の長さはキャビティの深さに比例する
ことから、得られるR.R.磁石の予備成形体および焼結
体の1段分の長さは、Lmの重点深さのときとき最大と
なり、0.8Lmの充填深さのとき最小となり、最大の
長さを基準に20%の範囲であれば磁気特性が変化しな
いことになる。ただし、R.R.磁石製品においては、製
品の両端を製品の長さに合わせ加工する必要があり1段
分の長さが変化するため、R.R.磁石の両端における
1段分の長さを比較の対象とすることはできず、4段以
上の多段成形をした場合、すなわち多段成形による成形
体を焼結することにより形成される接合層が少なくとも
3層ある場合、接合層間の長さを比較することが可能と
なる。したがって、本発明は、少なくとも3層以上の接
合層を有し、接合層間の長さが、最も長い接合層間の長
さに対し80〜100%の長さであるR−Fe−B系ラ
ジアル異方性焼結磁石である。
【0015】多段成形においてLmを短くすることによ
り、配向磁場強度を高くすることができるにもかかわら
ず、得られたR.R.磁石の総磁束量は、配向磁場強度を
高くした分だけの向上が見られない。多段成形をした
R.R.磁石を着磁し、L方向の表面磁束密度を測定する
と例えば図2のような波形が観察される。この波形の凹
部分が予備成形体の接合層の位置を示している。同一の
金型で成形段数を変え、R.R.磁石を製造し、着磁後の
単位Lあたりの磁束量を測定したところ成形段数の少な
い方が高い値を示しことが判った。すなわち、同じ金型
磁気回路でも、成形段数が増加すると、得られるR.R.
磁石の単位長さの磁束量が低下する。
【0016】さらに検討を重ねたところ、ダイスの磁性
部分の長さを長くすることにより、成形段数を減らして
も段数を増加させた場合と同等の磁束量が得られること
が判った。また、このときのB−H特性を直流B−Hト
レーサーにて測定したところ以下のことが明らかとなっ
た。R.R.磁石の配向方向の配向度を式(3)のように
定義する。
【数3】 ここでBrは残留磁束密度であり、記号//は配向方向、
また⊥はそれに垂直方向を示す。同一寸法で、Lmが異
なっているため成形段数に差があるにもかかわらず磁束
量が同等の多段成形R.R.磁石から図3のように予備成
形体の接合部を含まない1段部分の試料を切り出した場
合と、L全体分の試料を切り出した場合のB−H特性を
測定したところ、Lmが短い方が長い方に比べ1段分の
試料での配向方向のBrと配向度が高くなっていたが、
L全体ではBr、配向度ともに同等であった。また、1
段分の予備成形体による焼結体から切り出した試料の配
向度について種々の寸法のR.R.でさらに検討したとこ
ろ、配向度を83〜93%とすることにより良好な磁気
特性を有するR.R.磁石が得られること、特に配向度
83〜88%の範囲では配向度88〜93%の範囲とす
るより、磁気特性を維持しつつLmを長尺化することが
可能であり、コスト的に有利であることが明らかとなっ
た。なお、本発明において、接合層とは予備成形体が焼
結により一体に結合された層であり、図2に示すように
表面磁束密度の波形の凹部分として確認することができ
る。
【0017】
【発明の実施の態様】 [実施例1]組成が32Nd−1.1B−残Fe(重量
比)のインゴットを機械粉砕で平均粒径が4.5μm
(F.S.S.S.)とした原料粉を準備し、ダイス内径=
30mm、コア径=22mm、Lm=16mmの金型を用い、
各段の充填深さが15mmとし、5回成形を繰り返す多段
成形を行った。このときの予備成形密度は2.9〜4.
2g/cm3、また最終成形密度は4.2g/cm2とした。得ら
れた最終成形体を1100℃×2hrの条件下で焼結し
た。図4に予備成形密度を2.9〜4.2g/cm3の範囲
で変化させた場合の焼結体の亀裂発生率を示す。成形
は、1つの予備成形体密度について100ケずつ行い、
焼結後予備成形体の接合面の亀裂の有無を確認した。そ
の結果、図4の本発明の範囲で示されるように、予備成
形体密度が4.0g/cm3までは亀裂の発生率が0%、そ
れを越えると亀裂発生率が増加し、最終成形密度と同じ
4.2g/cm3では亀裂発生率が80%となった。この結
果から予備成形体密度を最終成形体密度より0.2g/cm
3以上小さくすると、焼結後の予備成形体の接合面にお
ける亀裂を防止できることがわかる。
【0018】[実施例2]実施例1の焼結体を900℃
×2hr、600℃×2hrの熱処理、研削加工、およ
び樹脂塗装による表面処理を行い、外径25mm、内径1
9mm、長さ30mmのR.R.磁石とした。このR.R.磁
石を外周8極着磁し、総磁束量を測定したところ、図5
に示す結果となった。予備成形密度が3.1g/cm3以上
である本発明の範囲では、総磁束量はほとんど変化せ
ず、それより小さい範囲では、総磁束量が小さくなって
いた。実施例1および2の結果より、多段成形の場合、
予備成形体密度を3.1g/cm3以上とし、最終成形体密
度を予備成形体密度より0.2g/cm3以上高くする必要
があることがわかる。
【0019】[実施例3]実施例1と同じ原料、金型を
用い、予備成形体のオーバーラップ量を変化させ多段成
形により成形体を成形した。このとき、予備成形体密度
を3.6g/cm3また最終成形体密度を4.1g/cm3とし
た。これを実施例1および2と同様の条件で焼結、熱処
理、加工、および表面処理を行い、外径25mm、内径1
9mm、長さ30mmのR.R.磁石とし、着磁後の総磁束量
を測定した。測定結果を、図6にオーバーラップ量に対
する総磁束量としてプロットした。オーバーラップ量が
マイナスすなわち成形の一部がダイス非磁性部で行われ
ていた場合、ダイス非磁性部で成形される量が多くなる
のにともない急激に磁束量が低下した。また、オーバー
ラップ量が3.2mmすなわちLmの20%を越えて成形
がなされた場合は、オーバーラップ量が増えるのにとも
ない、しだいに磁束量が低下した。このことから、オー
バーラップ量はLmの20%以内とすることが望ましい
ことがわかる。
【0020】[実施例4]実施例1と同じ原料を用い、
ダイス径、コア径が実施例1と同じでLmが16mmと2
0mmの2種類の金型を用い、Lm=16mmの金型では1
段の充填深さを15mmとし5段、Lm=20mmの金型で
は1段の充填深さを19mmとし4段で成形を行った。ま
た、予備成形体密度および成形体密度は実施例3と同じ
とした。得られた成形体を実施例1および2と同様の条
件で焼結、熱処理、加工および表面処理し、外径25m
m、内径19mm、長さ30mmのR.R.磁石とした。得ら
れた磁石について総磁束量を測定した。また予備成形体
の接合部を含まない位置から図3のように4(長さ方
向)×6(円周方向)×2.5(配向方向)mmおよび3
0(長さ方向全長)×6(円周方向)×2.5(配向方
向)mmの試料を切り出し、配向方向と円周方向のB−H
特性を直流式B−Hトレーサーにて測定し、配向度を求
めた。表1にそれぞれの金型の場合の、総磁束量、予備
成形体1段分の配向度、R.R.磁石全体の配向度を示
す。式(2)よりd2/D=16.1mmであり、Lm=2
0mmの金型では式(2)の範囲を満たしていなが、総磁
束量は式(2)の範囲を満たしているLm=16mmの場
合と同じレベルであった。また、予備成形体1段分の配
向度は、Lm=20mmの方が85%とLm=16mmの場合
の89%より低い配向度であったにもかかわらず、全長
の配向度では同等であり、Lmを長尺化し式(2)の範
囲外であっても良好な磁気特性が得られた。配向度を8
3〜88%とすることは、Lmを長尺化し、成形段数を
削減することにより低コスト化が図れ、望ましい。
【0021】[実施例5]ダイス内径60mm、コア径4
5mmでLmが45mmと33mmの2種類の金型を用い、実
施例1と同じ原料でLm=45mmの金型では1段の充填
深さを44mmで3段成形、Lm=33mmの金型では32m
mで4段成形とし予備成形体密度3.8、最終成形体密
度4.1g/cm3にて成形を行った。得られた成形体を実
施例1および2と同様の条件で焼結、熱処理、加工およ
び表面処理を行い外径50mm、内径39mm、長さ46mm
のR.R.磁石とした。得られたR.R.磁石について総磁
束量を測定した。また予備成形体の接合部を含まない位
置から図3のように10(長さ方向)×8(円周方向)
×3(配向方向)mmおよび46(長さ方向全長)×8
(円周方向)×3(配向方向)mmの試料を切り出し、配
向方向と円周方向のB−H特性を直流式B−Hトレーサ
ーにて測定し、配向度を求めた。表1にそれぞれの金型
の場合の、総磁束量、予備成形体1段分の配向度、R.
R.磁石全体の配向度を示す。 d2/D=33.75mm
であり、Lm=45mmの場合、式(2)の範囲を満たし
ていなが、総磁束量は式(2)の範囲を満たしているL
m=33mmの場合と同じレベルであった。また、予備成
形体1段分の配向度は、Lm=45mmの方が84%とLm
=33mmの場合の90%より低い配向度であったにもか
かわらず、全長の配向度では同等で、Lmを長尺化し式
(2)の範囲外であっても良好な磁気特性が得られた。
配向度を83〜88%とすることは、Lmを長尺化し、
成形段数を削減することにより低コスト化が図れ、望ま
しい。
【0022】[比較例]実施例5で用いたLm=33mm
の金型と実施例1で用いた原料により、従来の方法で成
形体密度4.1g/cm3のLの短い成形体を成形し、これ
を焼結、熱処理、加工および表面処理を行い、内外径は
実施例5と同じで、Lが11.5mmのR.R.磁石とし、
これを4ヶ接着剤にて接着し長さ46mmの磁石とした。
この磁石の総磁束量および10(長さ方向)×8(円周
方向)×3(配向方向)mmの試料を切り出し、配向度を
測定した。表1に結果を示すが、配向度は90%で実施
例5のLm=33mmの場合と同じであったのに対し、総
磁束量は実施例5より小さい値を示した。
【0023】[実施例6]実施例4で用いたLm=20m
mの金型と原料を用い、予備成形体密度、成形体密度を
実施例4と同じ条件で、5段成形により成形した。この
とき各段の充填深さを1段目=19mm、2段目=19.
8mm、3段目=18mm、4段目=16.2mm、また5段
目=19mmと成形段により変えた場合と、各段の充填深
さを18.4mmに固定し、オーバーラップ量を一定とし
た場合の2種類の条件とした。得られた成形体を焼結、
熱処理、加工および表面処理を行い、内外径は実施例4
と同じで長さが54mmのR.R.磁石とした。着磁後、総
磁束量と長さ方向の表面磁束密度から各予備成形体によ
る部分の長さを測定した。表1に示されるように、各段
の充填深さを変えた場合、1段目と5段目を除く2〜4
段目の予備成形体よる焼結体長さは、7.2〜5.9mm
の範囲(接合層間の長さが最も長い接合層間の長さに対
し82%)で異なっていたにもかかわらず、総磁束量
は、充填深さを18.4mmに固定した場合と同じであっ
た。
【0024】
【表1】
【発明の効果】以上のように、本発明によると磁気特性
に優れた多段成形によるR.R.磁石をより低コストで提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リング状成形体の成形装置の一例を示す図で
ある。
【図2】 本発明ラジアル異方性焼結磁石の接合相と表
面磁束密度の分布を示す図である。
【図3】 本発明ラジアル異方性焼結磁石の配向度の測
定方法を説明する図である。
【図4】 予備成形体密度と焼結体の亀裂発生率との関
係を示す図である。
【図5】 予備成形体密度と総磁束量との関係を示す図
である。
【図6】 オーバーラップ量と総磁束量との関係を示す
図である。
【符号の説明】
1 ダイス磁性部、2 ダイス非磁性部、3 コア、4
上パンチ、5 下パンチ、6 上部コイル、7 下部
コイル、8 プレスフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C22C 38/00 303 H01F 1/08 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の金型で複数個の予備成形体を成形
    し、最終加圧で一体化して最終成形体となし、最終成形
    体を焼結するラジアル異方性焼結磁石の製造方法におい
    て、予備成形体の成形体密度を3.1g/cm3以上とし、
    最終成形体を予備成形体より0.2g/cm3以上高い成形
    体密度に成形した後、焼結することを特徴とするR(R
    はYを含む希土類元素の内1種または2種以上)−Fe
    −B系ラジアル異方性焼結磁石の製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも1層以上接合層を有するR−
    Fe−B系ラジアル異方性焼結磁石において、接合層を
    含まない部分の配向方向の残留磁束密度と円周方向の残
    留磁束密度の和に対する配向方向の残留磁束密度の比率
    が83〜88%であることを特徴とするR−Fe−B系
    ラジアル異方性焼結磁石。
  3. 【請求項3】 少なくとも3層以上の接合層を有し、接
    合層間の長さが最も長い接合層間の長さに対し80〜1
    00%の長さである請求項2に記載のR−Fe−B系ラ
    ジアル異方性焼結磁石。
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