JPH1055596A - ディスク再生装置 - Google Patents
ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH1055596A JPH1055596A JP23141396A JP23141396A JPH1055596A JP H1055596 A JPH1055596 A JP H1055596A JP 23141396 A JP23141396 A JP 23141396A JP 23141396 A JP23141396 A JP 23141396A JP H1055596 A JPH1055596 A JP H1055596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- memory
- disk
- servo control
- optical pickup
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 サーボ制御が外れた場合にディスクからの無
駄な読み出しを少なくする。 【解決手段】 コントローラ12はディスク1に対する
サーボ制御が第1の位置において外れた後に第2の位置
において回復した場合に、第2の位置より前であって第
1の位置より後の第3の位置に光ピックアップ3をジャ
ンプさせることにより第3の位置から第2の位置までの
データをメモリ9に記憶させ、次いで第1の位置に光ピ
ックアップ3をジャンプさせることにより第1の位置か
ら第3の位置までのデータをメモリ9に記憶させる。メ
モリ9から読み出す場合にはサブコードに基づいて時間
順に読み出す。
駄な読み出しを少なくする。 【解決手段】 コントローラ12はディスク1に対する
サーボ制御が第1の位置において外れた後に第2の位置
において回復した場合に、第2の位置より前であって第
1の位置より後の第3の位置に光ピックアップ3をジャ
ンプさせることにより第3の位置から第2の位置までの
データをメモリ9に記憶させ、次いで第1の位置に光ピ
ックアップ3をジャンプさせることにより第1の位置か
ら第3の位置までのデータをメモリ9に記憶させる。メ
モリ9から読み出す場合にはサブコードに基づいて時間
順に読み出す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CDなどの光ディ
スクに記録されているデータを読み出してメモリに書き
込み、メモリに書き込まれたデータを読み出して連続的
に再生するディスク再生装置に関する。
スクに記録されているデータを読み出してメモリに書き
込み、メモリに書き込まれたデータを読み出して連続的
に再生するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図12はフォーカスサーボ制御が外れず
に正常に連続して再生する場合に開始位置◎→→→
の順番でディスクデータを再生することを示してい
る。このディスクデータをメモリに取り込む場合には図
13に示すように位置◎〜に対応するエリアにデータ
A’を書き込み、次いで位置〜に対応するエリアに
データB’、C”を書き込む。
に正常に連続して再生する場合に開始位置◎→→→
の順番でディスクデータを再生することを示してい
る。このディスクデータをメモリに取り込む場合には図
13に示すように位置◎〜に対応するエリアにデータ
A’を書き込み、次いで位置〜に対応するエリアに
データB’、C”を書き込む。
【0003】この種の従来のディスク再生装置では耐振
性能を実現するために、ショックによるフォーカスサー
ボ制御が外れた場合にはフォーカス・サーチ回路が作動
してフォーカス・リトライ動作を行うことによりフォー
カスを合わせるように構成されている。例えば図12に
示す位置◎から再生を開始して光ディスクに記録されて
いるデータA’を読み出してメモリに取り込んだ後に、
位置においてフォーカスサーボ制御が外れた場合に
は、上記フォーカス・リトライ動作を行ってフォーカス
を合わせた後に、メモリに記憶されているサブコードQ
に基づいて絶対時間をチェックし、サーボ制御が外れて
データを読み込むことができなくなった時点の絶対時間
と比較する。
性能を実現するために、ショックによるフォーカスサー
ボ制御が外れた場合にはフォーカス・サーチ回路が作動
してフォーカス・リトライ動作を行うことによりフォー
カスを合わせるように構成されている。例えば図12に
示す位置◎から再生を開始して光ディスクに記録されて
いるデータA’を読み出してメモリに取り込んだ後に、
位置においてフォーカスサーボ制御が外れた場合に
は、上記フォーカス・リトライ動作を行ってフォーカス
を合わせた後に、メモリに記憶されているサブコードQ
に基づいて絶対時間をチェックし、サーボ制御が外れて
データを読み込むことができなくなった時点の絶対時間
と比較する。
【0004】そして、この差により現在の位置から、
サーボ制御が外れてディスクデータを正常に読み込めな
くなった目標位置までの概略のトラック数がわかるの
で、そのトラック数だけトラックジャンプを行い、目標
位置より前の位置に到達するとその位置からデー
タを読み出し、の部分に到達した時点からメモリに書
き込む。図13に示す斜線は上記の場合に重複して読み
出されるデータを示し、目標位置より前の位置から
読み出しを再開し、から書き込みが再開される。
サーボ制御が外れてディスクデータを正常に読み込めな
くなった目標位置までの概略のトラック数がわかるの
で、そのトラック数だけトラックジャンプを行い、目標
位置より前の位置に到達するとその位置からデー
タを読み出し、の部分に到達した時点からメモリに書
き込む。図13に示す斜線は上記の場合に重複して読み
出されるデータを示し、目標位置より前の位置から
読み出しを再開し、から書き込みが再開される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方法では、サーボ制御が外れてディスクデータを正
常に読み込めなくなった目標位置より前の位置から
データの読み出しを再開するので、位置から位置ま
での読み出しが無駄になるという問題点がある。
来の方法では、サーボ制御が外れてディスクデータを正
常に読み込めなくなった目標位置より前の位置から
データの読み出しを再開するので、位置から位置ま
での読み出しが無駄になるという問題点がある。
【0006】本発明は上記従来の問題点にかんがみ、サ
ーボ制御が外れた場合にディスクからの無駄な読み出し
を少なくすることができるディスク再生装置を提供する
ことを目的とする。
ーボ制御が外れた場合にディスクからの無駄な読み出し
を少なくすることができるディスク再生装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、サーボ制御が外れた場合に外れた位置より
後の位置にジャンプしてその位置からデータを書き込
み、次いで外れた位置にジャンプしてその位置からデー
タを書き込むようにしたものである。すなわち本発明に
よれば、光ピックアップによりディスクから再生された
データを記憶するための記憶手段と、ディスクに対する
前記光ピックアップのサーボ制御が第1の位置において
外れた後に第2の位置において回復した場合に、前記第
2の位置より前であって前記第1の位置より後の第3の
位置に前記光ピックアップをジャンプさせることにより
前記第3の位置から前記第2の位置までのデータを読み
出して前記記憶手段に記憶させ、次いで前記第1の位置
に光ピックアップをジャンプさせることにより前記第1
の位置から前記第3の位置までのデータを読み出して前
記記憶手段に記憶させる制御手段とを、有するディスク
再生装置が提供される。
するために、サーボ制御が外れた場合に外れた位置より
後の位置にジャンプしてその位置からデータを書き込
み、次いで外れた位置にジャンプしてその位置からデー
タを書き込むようにしたものである。すなわち本発明に
よれば、光ピックアップによりディスクから再生された
データを記憶するための記憶手段と、ディスクに対する
前記光ピックアップのサーボ制御が第1の位置において
外れた後に第2の位置において回復した場合に、前記第
2の位置より前であって前記第1の位置より後の第3の
位置に前記光ピックアップをジャンプさせることにより
前記第3の位置から前記第2の位置までのデータを読み
出して前記記憶手段に記憶させ、次いで前記第1の位置
に光ピックアップをジャンプさせることにより前記第1
の位置から前記第3の位置までのデータを読み出して前
記記憶手段に記憶させる制御手段とを、有するディスク
再生装置が提供される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係るディス
ク再生装置の一実施形態を示すブロック図、図2は図1
のコントローラの動作を説明するためのフローチャー
ト、図3はメモリ残量が残量≧A又は残量≦Bの場合の
ジャンプ先を示す説明図、図4はメモリ残量がA>残量
>Bの場合のジャンプ先を示す説明図、図5及び図6は
メモリ残量が残量≧Aの場合のジャンプ先の具体例を示
す説明図、図7はメモリ残量がA>残量>Bの場合のジ
ャンプ先の具体例を示す説明図、図8はメモリ残量がB
≧残量の場合のジャンプ先の具体例を示す説明図、図9
は2次書き込みを示す説明図、図10は2次書き込みを
行う場合のトラッキング処理を示す説明図、図11は2
次書き込みを行う場合のメモリマッピングを示す説明図
である。なお、メモリ残量は、メモリの全体容量を10
0%としたときの%値であり、A、Bは各々%で示され
る定数である。
施の形態について説明する。図1は本発明に係るディス
ク再生装置の一実施形態を示すブロック図、図2は図1
のコントローラの動作を説明するためのフローチャー
ト、図3はメモリ残量が残量≧A又は残量≦Bの場合の
ジャンプ先を示す説明図、図4はメモリ残量がA>残量
>Bの場合のジャンプ先を示す説明図、図5及び図6は
メモリ残量が残量≧Aの場合のジャンプ先の具体例を示
す説明図、図7はメモリ残量がA>残量>Bの場合のジ
ャンプ先の具体例を示す説明図、図8はメモリ残量がB
≧残量の場合のジャンプ先の具体例を示す説明図、図9
は2次書き込みを示す説明図、図10は2次書き込みを
行う場合のトラッキング処理を示す説明図、図11は2
次書き込みを行う場合のメモリマッピングを示す説明図
である。なお、メモリ残量は、メモリの全体容量を10
0%としたときの%値であり、A、Bは各々%で示され
る定数である。
【0009】図1において、ディスク1にはあらかじ
め、例えば音声のデジタルデータとサブコードP、Qが
CIRC(クロス・インタリーブ・リード・ソロモン・
コード)でエラー訂正処理され、次いでEFM変調され
てピットとして記録されている。サブコードQは分、
秒、フレーム番号より成る絶対時間を含む。ディスク1
はモータ(M1)2によりCLV(線速度一定)で回転
し、ディスク1上のピットデータが光ピックアップ3に
より光電変換される。光ピックアップ3はモータ(M
2)4によりディスク1の半径方向に移動可能である。
また、光ピックアップ3のレンズもディスク1の半径方
向に移動(トラッキング及びジャンプ)可能であり、更
に、このレンズはディスク1の面ぶれに応じて合焦する
ように光軸方向に移動可能である。
め、例えば音声のデジタルデータとサブコードP、Qが
CIRC(クロス・インタリーブ・リード・ソロモン・
コード)でエラー訂正処理され、次いでEFM変調され
てピットとして記録されている。サブコードQは分、
秒、フレーム番号より成る絶対時間を含む。ディスク1
はモータ(M1)2によりCLV(線速度一定)で回転
し、ディスク1上のピットデータが光ピックアップ3に
より光電変換される。光ピックアップ3はモータ(M
2)4によりディスク1の半径方向に移動可能である。
また、光ピックアップ3のレンズもディスク1の半径方
向に移動(トラッキング及びジャンプ)可能であり、更
に、このレンズはディスク1の面ぶれに応じて合焦する
ように光軸方向に移動可能である。
【0010】光ピックアップ3により光電変換された信
号はRFアンプ5により増幅され、サーボ回路6とEF
M/CIRCデコーダ7に印加される。上記モータ2、
4、光ピックアップ3のレンズのトラッキング及びジャ
ンプとフォーカシングは、RFアンプ5の出力信号(フ
ォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号)とコン
トローラ12の制御に基づいてサーボ回路6により行わ
れる。
号はRFアンプ5により増幅され、サーボ回路6とEF
M/CIRCデコーダ7に印加される。上記モータ2、
4、光ピックアップ3のレンズのトラッキング及びジャ
ンプとフォーカシングは、RFアンプ5の出力信号(フ
ォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号)とコン
トローラ12の制御に基づいてサーボ回路6により行わ
れる。
【0011】EFM/CIRCデコーダ7ではディスク
データがEFM復調された後にCIRCデコードされて
音声データが再生され、この音声データはメモリコント
ローラ8の制御によりメモリに書き込まれる。また、メ
モリに書き込まれた音声データは、再生時に音切れが発
生しないようにメモリコントローラ8の制御により読み
出されてD/A変換器10によりアナログ信号に変換さ
れ、スピーカ11により再生される。また、EFM/C
IRCデコーダ7によりデコードされたサブコードQは
コントローラ12により解読される。
データがEFM復調された後にCIRCデコードされて
音声データが再生され、この音声データはメモリコント
ローラ8の制御によりメモリに書き込まれる。また、メ
モリに書き込まれた音声データは、再生時に音切れが発
生しないようにメモリコントローラ8の制御により読み
出されてD/A変換器10によりアナログ信号に変換さ
れ、スピーカ11により再生される。また、EFM/C
IRCデコーダ7によりデコードされたサブコードQは
コントローラ12により解読される。
【0012】次に、図2〜図4を参照してコントローラ
12の処理を説明する。図2に示すステップS1におい
てフォーカスサーボ制御が外れると、先ず、サブコード
Q内の外れた位置(外れた点)(分:秒:フレーム)
を記憶し(ステップS2)、次いでフォーカスサーチを
行い(ステップS3)、フォーカスが合うまで待機する
(ステップS4)。そして、フォーカスが合うとCLV
(線速度一定)のトラッキングをオンにし(ステップS
5)、トラッキングがロックするまで待機する(ステッ
プS6)。そして、ディスクデータの読み込みをスター
ト(再開)し(ステップS7)、次いで読み込んだディ
スクデータに基づいて現在位置’(分:秒:フレー
ム)を確認する(ステップS8)。
12の処理を説明する。図2に示すステップS1におい
てフォーカスサーボ制御が外れると、先ず、サブコード
Q内の外れた位置(外れた点)(分:秒:フレーム)
を記憶し(ステップS2)、次いでフォーカスサーチを
行い(ステップS3)、フォーカスが合うまで待機する
(ステップS4)。そして、フォーカスが合うとCLV
(線速度一定)のトラッキングをオンにし(ステップS
5)、トラッキングがロックするまで待機する(ステッ
プS6)。そして、ディスクデータの読み込みをスター
ト(再開)し(ステップS7)、次いで読み込んだディ
スクデータに基づいて現在位置’(分:秒:フレー
ム)を確認する(ステップS8)。
【0013】次いでメモリ9の残量をチェックする(ス
テップS9)。ここで、サーボ制御が外れた位置から
復帰した位置までのデータは、メモリ9に残ってい
る、サーボ制御が外れた位置までのデータが全て読み
出される前に書き込まれれば、再生内容が途切れずに連
続する。そこで、メモリ9の残量に基づいて以下のよう
な接続作業を行う。また、書き込み順が時間順でなくて
も再生順が時間順であれば正しく再生することができ
る。
テップS9)。ここで、サーボ制御が外れた位置から
復帰した位置までのデータは、メモリ9に残ってい
る、サーボ制御が外れた位置までのデータが全て読み
出される前に書き込まれれば、再生内容が途切れずに連
続する。そこで、メモリ9の残量に基づいて以下のよう
な接続作業を行う。また、書き込み順が時間順でなくて
も再生順が時間順であれば正しく再生することができ
る。
【0014】図2に戻り、メモリ9に既に記憶されてい
るデータを読み出して再生する際に音切れが発生しない
ように、残量≧Aの場合には図3に示すようにジャンプ
先の目標位置(目標点)を「外れた位置−Cフレー
ム」としてステップS10→S11を経由してステップ
S15に進み、他方、A>残量>B(但し、A>B)の
場合には図4に示すようにジャンプ先の目標位置’を
「外れた位置+Dフレーム」としてステップS12→S
13を経由してステップS15に進む。また、残量≦B
の場合には図3に示すようにジャンプ先の目標位置を
「外れた位置−Cフレーム」としてステップS12→S
14を経由してステップS15に進む。
るデータを読み出して再生する際に音切れが発生しない
ように、残量≧Aの場合には図3に示すようにジャンプ
先の目標位置(目標点)を「外れた位置−Cフレー
ム」としてステップS10→S11を経由してステップ
S15に進み、他方、A>残量>B(但し、A>B)の
場合には図4に示すようにジャンプ先の目標位置’を
「外れた位置+Dフレーム」としてステップS12→S
13を経由してステップS15に進む。また、残量≦B
の場合には図3に示すようにジャンプ先の目標位置を
「外れた位置−Cフレーム」としてステップS12→S
14を経由してステップS15に進む。
【0015】ステップS15では目標位置、’にジ
ャンプし、目標位置、’に到達するとディスクデー
タを読み込む(ステップS16→S17)。次いでA>
残量>Bの場合には後述するようなデータ接続作業(2
次書き込み)を行い(ステップS18→S19)、A>
残量>Bでなければ2次書き込みを行わない。次いでデ
ィスクから読み込んだデータをメモリに書き込み(ステ
ップS20)、これを書き込み終了アドレスまで行う
(ステップS20〜S22)。
ャンプし、目標位置、’に到達するとディスクデー
タを読み込む(ステップS16→S17)。次いでA>
残量>Bの場合には後述するようなデータ接続作業(2
次書き込み)を行い(ステップS18→S19)、A>
残量>Bでなければ2次書き込みを行わない。次いでデ
ィスクから読み込んだデータをメモリに書き込み(ステ
ップS20)、これを書き込み終了アドレスまで行う
(ステップS20〜S22)。
【0016】ここで、ステップS6においてトラッキン
グがロックし、ステップS7においてディスクデータを
読み込み、ステップS8において現在位置を確認した
場合には、ディスクから再生したデータ中のサブコード
Qをチェックし、この中の絶対時間をチェックしてサー
ボ制御が外れてデータを再生することができなくなった
時点の絶対時間と比較する。
グがロックし、ステップS7においてディスクデータを
読み込み、ステップS8において現在位置を確認した
場合には、ディスクから再生したデータ中のサブコード
Qをチェックし、この中の絶対時間をチェックしてサー
ボ制御が外れてデータを再生することができなくなった
時点の絶対時間と比較する。
【0017】ここで、線速度V、データエリアの最小半
径R、トラックピッチP、半径r=(R2 +PVt/
π)1/2 、1フレーム当たりのフレーム数M、1フレー
ムのディスク上の長さL=V/M、絶対時間tとする
と、次式により現在の位置から概略の1回転分のフレー
ム数Fがわかる。 F=2πr/L =2Mπr/V
径R、トラックピッチP、半径r=(R2 +PVt/
π)1/2 、1フレーム当たりのフレーム数M、1フレー
ムのディスク上の長さL=V/M、絶対時間tとする
と、次式により現在の位置から概略の1回転分のフレー
ム数Fがわかる。 F=2πr/L =2Mπr/V
【0018】また、接続位置又は接続点(サーボ制御が
外れた位置)の数フレーム前の位置を目標として、何
トラックだけジャンプすればよいかを計算する場合、ジ
ャンプするトラック数をTとすると、 T≒Δt/F ただし、Δtは現在位置と目標位置の絶対時間tの
差となる。
外れた位置)の数フレーム前の位置を目標として、何
トラックだけジャンプすればよいかを計算する場合、ジ
ャンプするトラック数をTとすると、 T≒Δt/F ただし、Δtは現在位置と目標位置の絶対時間tの
差となる。
【0019】次に、ジャンプ処理の一例を図5〜9を参
照して説明する。一例として上記残量A、Bをそれぞれ
3/4(=75%)、1/4(=25%)として説明す
る。 (1)残量≧3/4のとき(目標位置:外れた位置−C
フレーム) 例えば目標位置を接続位置−3フレームの場合、現在位
置と目標位置とのフレーム数の差をF2とし、F2をF
1で割った余りをF3とする。また、トラックジャンプ
時間とサブコードQの確認に要する時間をフレーム数F
4とする。そして、 F3≦F4×2+1 ならば、 目標位置=接続位置−3フレーム に設定して図5に示すようにサーボ制御が外れた位置
より前の位置にトラックジャンプする。
照して説明する。一例として上記残量A、Bをそれぞれ
3/4(=75%)、1/4(=25%)として説明す
る。 (1)残量≧3/4のとき(目標位置:外れた位置−C
フレーム) 例えば目標位置を接続位置−3フレームの場合、現在位
置と目標位置とのフレーム数の差をF2とし、F2をF
1で割った余りをF3とする。また、トラックジャンプ
時間とサブコードQの確認に要する時間をフレーム数F
4とする。そして、 F3≦F4×2+1 ならば、 目標位置=接続位置−3フレーム に設定して図5に示すようにサーボ制御が外れた位置
より前の位置にトラックジャンプする。
【0020】逆に、 F3>F4×2+1 ならば、 目標位置=現在位置’−(F2−F3)フレーム に設定して図6に示すようにサーボ制御が外れた位置
より後の位置’にトラックジャンプする。そして、目
標位置の近辺、例えば±F1/2トラックの範囲に入る
と、その位置からディスクデータの読み出しを開始す
る。
より後の位置’にトラックジャンプする。そして、目
標位置の近辺、例えば±F1/2トラックの範囲に入る
と、その位置からディスクデータの読み出しを開始す
る。
【0021】(2)3/4>残量>1/4のとき(目標
位置:外れた位置+Dフレーム) 目標を、 目標位置=現在位置’−(F2−F3)フレーム に設定し、図7に示すようにサーボ制御が外れた位置
より後の位置’にトラックジャンプする。そして、目
標位置の近辺、例えば±F1/2トラックの範囲に入る
と、その位置からディスクデータの読み出しを開始す
る。
位置:外れた位置+Dフレーム) 目標を、 目標位置=現在位置’−(F2−F3)フレーム に設定し、図7に示すようにサーボ制御が外れた位置
より後の位置’にトラックジャンプする。そして、目
標位置の近辺、例えば±F1/2トラックの範囲に入る
と、その位置からディスクデータの読み出しを開始す
る。
【0022】(3)1/4≧残量のとき(目標位置:外
れた位置−Cフレーム) 目標位置=接続位置−3フレーム に設定して図8に示すようにサーボ制御が外れた位置
より前の位置にトラックジャンプする。そして、サブ
コードに基づいて目標位置に到達していたら、(例1)
と同様に接続点処理を行い、データの同一性を確認する
とメモリへの書き込みを開始する。
れた位置−Cフレーム) 目標位置=接続位置−3フレーム に設定して図8に示すようにサーボ制御が外れた位置
より前の位置にトラックジャンプする。そして、サブ
コードに基づいて目標位置に到達していたら、(例1)
と同様に接続点処理を行い、データの同一性を確認する
とメモリへの書き込みを開始する。
【0023】(4)2次書き込み 図6、図7に示すようにサーボ制御が外れた位置より
後の位置’にジャンプした場合には、次に、メモリ9
に既に書き込まれているデータ間の抜けた部分を拾って
書き込みを行う。なお、接続作業を2回行うので「2次
書き込み」という。例えば(接続位置Ps−3フレー
ム)を目標位置にトラックジャンプして1次書き込み
と同様に接続作業を行い、書き込みを継続すると、メモ
リに既に書き込まれているデータPx〜Pyをディスク
から再生することになる。ここで、マイコンはメモリに
既に書き込まれているデータのサブコードQを記憶して
いるので、1回目の接続位置’を通り過ぎたことを確
認することができ、データの同一性を確認すると2次書
き込みを終了する。
後の位置’にジャンプした場合には、次に、メモリ9
に既に書き込まれているデータ間の抜けた部分を拾って
書き込みを行う。なお、接続作業を2回行うので「2次
書き込み」という。例えば(接続位置Ps−3フレー
ム)を目標位置にトラックジャンプして1次書き込み
と同様に接続作業を行い、書き込みを継続すると、メモ
リに既に書き込まれているデータPx〜Pyをディスク
から再生することになる。ここで、マイコンはメモリに
既に書き込まれているデータのサブコードQを記憶して
いるので、1回目の接続位置’を通り過ぎたことを確
認することができ、データの同一性を確認すると2次書
き込みを終了する。
【0024】図10及び図11を参照してメモリ9への
書き込み処理を説明する。図10は開始位置◎→サーボ
制御が外れた位置→→→の順番でディスクデー
タを正常に再生することを示す。この場合、位置でサ
ーボ制御が外れ、位置でサーボが回復すると、位置
から位置、の間の位置にジャンプして位置まで
読み取ったディスクデータをメモリ9に書き込み、さら
に、位置からサーボ制御が外れた位置までジャンプ
して位置までメモリ9に書き込む。
書き込み処理を説明する。図10は開始位置◎→サーボ
制御が外れた位置→→→の順番でディスクデー
タを正常に再生することを示す。この場合、位置でサ
ーボ制御が外れ、位置でサーボが回復すると、位置
から位置、の間の位置にジャンプして位置まで
読み取ったディスクデータをメモリ9に書き込み、さら
に、位置からサーボ制御が外れた位置までジャンプ
して位置までメモリ9に書き込む。
【0025】この方法によれば、図11に示すように、
開始位置◎からサーボ制御が外れた位置までのデータ
Aがメモリ9に書き込まれ、次いでサーボ回復後のジャ
ンプ先である位置から位置までのデータCがメモリ
9に書き込まれ、次いでサーボ制御が外れた位置から
位置までのデータBがメモリ9に書き込まれる。そし
て、メモリ9から読み出す場合にはサブコードに基づい
てA→B→Cの順で読み出すことにより音切れを防止す
ることができる。
開始位置◎からサーボ制御が外れた位置までのデータ
Aがメモリ9に書き込まれ、次いでサーボ回復後のジャ
ンプ先である位置から位置までのデータCがメモリ
9に書き込まれ、次いでサーボ制御が外れた位置から
位置までのデータBがメモリ9に書き込まれる。そし
て、メモリ9から読み出す場合にはサブコードに基づい
てA→B→Cの順で読み出すことにより音切れを防止す
ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、サ
ーボ制御が外れた場合に外れた位置より後の位置にジャ
ンプしてその位置からデータを書き込み、次いで外れた
位置にジャンプしてその位置からデータを書き込むよう
にしたので、ディスクからの無駄な読み出しを少なくす
ることができる。
ーボ制御が外れた場合に外れた位置より後の位置にジャ
ンプしてその位置からデータを書き込み、次いで外れた
位置にジャンプしてその位置からデータを書き込むよう
にしたので、ディスクからの無駄な読み出しを少なくす
ることができる。
【図1】本発明に係るディスク再生装置の一実施形態を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】図1のコントローラの動作を説明するためのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】メモリ残量が残量≧A又は残量≦Bの場合のジ
ャンプ先を示す説明図である。
ャンプ先を示す説明図である。
【図4】メモリ残量がA>残量>Bの場合のジャンプ先
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】メモリ残量が残量≧Aの場合のジャンプ先の具
体例を示す説明図である。
体例を示す説明図である。
【図6】メモリ残量が残量≧Aの場合のジャンプ先の具
体例を示す説明図である。
体例を示す説明図である。
【図7】メモリ残量がA>残量>Bの場合のジャンプ先
の具体例を示す説明図である。
の具体例を示す説明図である。
【図8】メモリ残量がB≧残量の場合のジャンプ先の具
体例を示す説明図である。
体例を示す説明図である。
【図9】2次書き込みを示す説明図である。
【図10】2次書き込みを行う場合のトラッキング処理
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図11】2次書き込みを行う場合のメモリマッピング
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図12】サーボ制御が外れた場合の従来のトラッキン
グ処理を示す説明図である。
グ処理を示す説明図である。
【図13】従来のメモリマッピングを示す説明図であ
る。
る。
1 ディスク 2、4 モータ 3 光ピックアップ 5 RFアンプ 6 サーボ回路 7 EFM/CIRCデコーダ 8 メモリコントローラ 9 メモリ(記憶手段) 10 D/A変換器 11 スピーカ 12 コントローラ(制御手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 光ピックアップによりディスクから再生
されたデータを記憶するための記憶手段と、 ディスクに対する前記光ピックアップのサーボ制御が第
1の位置において外れた後に第2の位置において回復し
た場合に、前記第2の位置より前であって前記第1の位
置より後の第3の位置に前記光ピックアップをジャンプ
させることにより前記第3の位置から前記第2の位置ま
でのデータを読み出して前記記憶手段に記憶させ、次い
で前記第1の位置に光ピックアップをジャンプさせるこ
とにより前記第1の位置から前記第3の位置までのデー
タを読み出して前記記憶手段に記憶させる制御手段と
を、 有するディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23141396A JPH1055596A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23141396A JPH1055596A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1055596A true JPH1055596A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16923213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23141396A Pending JPH1055596A (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1055596A (ja) |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP23141396A patent/JPH1055596A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040813 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |