JPH1055572A - 光ディスク製造方法およびそれに用いる装置 - Google Patents

光ディスク製造方法およびそれに用いる装置

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JPH1055572A
JPH1055572A JP13108597A JP13108597A JPH1055572A JP H1055572 A JPH1055572 A JP H1055572A JP 13108597 A JP13108597 A JP 13108597A JP 13108597 A JP13108597 A JP 13108597A JP H1055572 A JPH1055572 A JP H1055572A
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disk
adhesive sheet
tape
sensitive adhesive
double
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Application number
JP13108597A
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English (en)
Inventor
Masao Nakamura
正雄 中村
Shuichi Takahashi
秀一 高橋
Toshihiko Tomita
俊彦 富田
Hitoshi Matsuoka
均 松岡
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Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】接合面の気泡が除去され、高精度に生産するこ
とができる光ディスク製造方法およびそれに用いる装置
を提供する。 【解決手段】第1ディスク基板12および第2ディスク
基板12をディスク状の両面粘着シートを介して貼り合
わせて光ディスクを製造する光ディスクの製造方法であ
って、上記両ディスク基板12をディスク状粘着シート
9を介して貼り合わせた貼り合わせ品16を加圧層17
内で加圧環境下に保持することにより脱泡するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクを製造
する際、2枚のディスク基板を両面粘着シートを介して
貼り合わせを行う光ディスク製造方法およびそれに用い
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスクは、少なくとも一面に記録層
を有する2枚のディスク基板を、互いに接合して形成さ
れる。このようなディスク基板の接合は、例えば、特開
昭61−80534号公報に示されているように、2枚
のディスク基板の間に接着剤を挟み、両ディスク基板を
互いに加圧することにより貼り合わせることが行われて
いる。また、紫外線硬化型接着剤や熱可塑性シートを用
いて貼り合わせることも行われている。
【0003】ところが、このような接着剤を用いる貼り
合わせ方法によると、接着剤をディスク基板に塗布する
面倒な作業が必要である。しかも、接着剤を均一に塗布
することが困難で貼り合わせたディスク基板の平行度が
悪くなったり、接着剤に空気が混入して接合部に気泡が
生じたりする場合があり、品質面にも問題があった。ま
た、ディスク基板を加圧した際に接着剤がディスク基板
の周辺部からはみ出してバリを生じるため、このバリ取
り作業が必要になる等、生産性や作業性等の面からも好
ましいものではなかった。また、接着剤を硬化させる際
に、接着剤の収縮が起こり、ディスク基板の記録層に悪
影響をおよぼすこともあった。また、熱可塑性シートを
用いた場合には、耐熱性に難があり、近年需要が伸びて
いるカーナビゲーションシステムやCDオートチェンジ
ャー等、車内で使用する場合に問題があった。
【0004】そこで、接着剤を使用せずに両面粘着シー
トで2枚のディスク基板を接合することが行われてい
る。このように、両面粘着シートを用いて2枚のディス
ク基板を貼り合わせることにより、最初に厚みを決める
ことができ、平滑性が高くなり、記録層に悪影響を与え
ないという利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、両面粘着シ
ートを介して2枚のディスク基板を貼り合わせる場合に
は、貼り合わせ時に、ディスク基板と両面粘着シートと
の間に気泡を抱き込んでしまうという問題がある。この
ように気泡が混入すると、光ディスクに歪みが生じて精
度が悪化する。一方、最近の読み取り装置の高速化等に
伴い、光ディスクの歪み精度の向上が望まれている。
【0006】そこで、気泡の混入を少なくする装置とし
て、特開平3−230338号公報に示す光ディスク製
造装置も提案されている。この装置は、図19に示すよ
うに、ディスク基板供給装置41と、両面粘着シート供
給装置42と、接着治具43および治具開閉装置44
と、ディスク基板46を搬送,反転させる搬送装置47
と、真空プレス装置48と、治具移動装置52と、剥離
フィルム把持機構49と、完成品置場50とを備えてい
る。そして、2枚のディスク基板46を両面粘着シート
51を介して真空プレスにより接合することが行われ
る。すなわち、まず、第1ディスク基板と両面粘着シー
ト51とを真空プレスにより接合し、ついで、剥離フィ
ルム53を剥離フィルム把持機構49により剥がして反
転させ、つぎに、両面粘着シート51が貼着された第1
ディスク基板46に第2ディスク基板46を真空プレス
により接合することにより、2枚のディスク基板46を
接合することが行われる。
【0007】しかしながら、上記装置では、2枚のディ
スク基板46を接合して1枚の光ディスクを得るのに、
真空プレスを2回行う必要がある。しかも、その真空プ
レスのたびに行われる真空引きに時間がかかることか
ら、生産性が極めて悪く、結果的にコスト高になるとい
う問題がある。また、この装置には真空プレスのための
真空ポンプが必要で、その稼働頻度も高いことから、真
空ポンプに対するメンテナンス等も必要となり、さらに
コストを引き上げていた。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、接合面の気泡が除去され、高精度に生産するこ
とができる光ディスク製造方法およびそれに用いる装置
を提供することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の光ディスク製造方法は、第1ディスク基板
および第2ディスク基板を両面粘着シートを介して貼り
合わせて光ディスクを製造する光ディスクの製造方法で
あって、上記両ディスク基板をディスク状両面粘着シー
トを介して貼り合わせた貼り合わせ品を、加圧槽内で加
圧環境下に保持することにより脱泡するようにしたこと
を第1の要旨とする。
【0010】また、本発明の光ディスク製造方法は、2
枚のディスク基板を、ディスク状の両面粘着シートを介
して貼り合わせて光ディスクを製造する光ディスク製造
方法であって、剥離テープ上にディスク状両面粘着シー
トを所定間隔で列状に並べてなるテープを準備し、この
テープを繰り出して前方に送る過程においてディスク状
両面粘着シートの上にそれぞれ第1ディスク基板を載置
して仮止め品化し、ついで、上記テープを巻き取る際
に、上記仮止め品を上記剥離テープから剥離させたのち
反転させてディスク状両面粘着シートを上向きに露呈さ
せ、この露呈したディスク状両面粘着シートの上に第2
ディスク基板を載置して貼り合わせ、この貼り合わせ品
を加圧槽内で加熱加圧環境下に保持することにより脱泡
することを第2の要旨とする。
【0011】また、本発明の光ディスク製造装置は、2
枚のディスク基板を、ディスク状の両面粘着シートを介
して貼り合わせて光ディスクを製造する光ディスク製造
装置であって、剥離テープ上にディスク状両面粘着シー
トを所定間隔で列状に並べてなるテープを繰り出して前
方に送るテープ供給手段と、ディスク基板を供給するデ
ィスク基板供給手段と、上記テープを巻き取る際に上記
ディスク状両面粘着シートに第1ディスク基板が仮止め
されてなる仮止め品を剥離テープから剥離する剥離手段
と、仮止め品剥離後の剥離テープを巻き取るテープ巻き
取り手段と、上記仮止め品が反転されてディスク状両面
粘着シートが上向きに露呈された状態で位置決めされる
載置台と、ディスク基板の供給を受け、上記剥離テープ
上に並ぶディスク状両面粘着シート上にそれぞれ第1デ
ィスク基板を載置して仮止めする仮止め能力,上記剥離
手段により剥離された仮止め品を反転させる反転能力,
反転された仮止め品を載置台上に位置決め載置する位置
決め載置能力および載置台上の仮止め品の露呈したディ
スク状両面粘着シート上に第2ディスク基板を載置して
貼り合わせる貼り合わせ能力を有する基板搬送手段と、
上記仮止め品にディスク状両面粘着シートを介して第2
のディスク基板が貼り合わされて得られる貼り合わせ品
を加熱加圧環境下に保持させることにより脱泡する加圧
槽とを備えていることを要旨とする。
【0012】すなわち、本発明の光ディスク製造方法
は、第1ディスク基板と第2ディスク基板とをディスク
状両面粘着シートを介して貼り合わせた貼り合わせ品
を、加圧槽内で加圧環境下に保持することにより脱泡す
るようにした。したがって、2枚のディスク基板を貼り
合わせたときに両面粘着シートとディスク基板の間に抱
き込まれた気泡が、加圧環境に保持することにより押し
出されて除去される。しかも、貼り合わせ品の全体が均
一に加圧されて光ディスクの全面が均一に脱泡される。
そして、このようにして製造された光ディスクは、気泡
が除去されて歪み精度が向上し、高速読み取りにも対応
できるようになる。
【0013】本発明の光ディスク製造方法において、加
圧槽内の圧力を2〜20kg/cm 2 にした場合には、
必要な高精度を得られるだけ充分に気泡を除去でき、か
つ、ディスク基板を損傷させたり、かえって歪みを増大
させるようなこともない。
【0014】また、本発明の光ディスク製造方法におい
て、加圧槽内で加熱しながら加圧環境下に保持するよう
にした場合には、両面粘着シートが軟化して気泡が押し
出されやすくなる。このため、比較的低圧での操業が可
能となるうえ、脱泡に要する時間も短くてすみ、生産性
が向上する。しかも、ディスク基板との密着性も高くな
って品質も向上する。
【0015】また、本発明によれば、連続的に仮止めし
た貼り合わせ品を加圧槽で加熱加圧して本接着すること
から、従来のように光ディスク1枚ごとに2回の真空プ
レスを行なう必要がなくなる。したがって、生産性が飛
躍的に向上し、コストダウンを図ることができる。しか
も、貼り合わせ品の全体が加圧されて接合部の空気が除
去されるため、気泡が発生する等の不良が生じない。さ
らに、この装置は真空ポンプのメンテナンス等も不要で
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0017】図1は、本発明の光ディスク製造装置の一
実施の形態例を示す。図において、1は上下面に剥離テ
ープが被着した両面粘着テープであり、原反ロール2a
から繰り出され、前方の巻き取り装置2bによって巻き
取られて前方に送られるようになっている。7は打ち抜
きロール3,吸引装置4,抜きかす巻き上げ装置5,テ
ープ剥離装置38からなる打ち抜き装置であり、前進す
る両面粘着テープ1に対し所定のディスク形状の切り込
み30を入れるとともに、抜きかす21と上側剥離テー
プ25aを除去して、下側剥離テープ8上に一列のディ
スク状粘着シート9を形成するようになっている。そし
て、10はロボットハンドであり、ディスク基板供給コ
ンベア11からディスク基板12の供給を受け、上記デ
ィスク状粘着シート9上へのディスク基板12の仮止め
操作,その仮止め品13の反転操作,その反転された仮
止め品13の位置決め載置操作,上記仮止め品13とデ
ィスク基板12との貼り合わせ操作を行うようになって
いる。14は下側剥離テープ8上に形成された仮止め品
13を巻き取りの際に剥離する剥離装置である。15は
上記仮止め品13と他のディスク基板12との貼り合わ
せが行われ、かつ、この貼り合わせ品16が積層ストッ
クされる載置台である。そして、17は積層された貼り
合わせ品16を加熱加圧環境下に保持して脱泡する2台
の加圧槽である。
【0018】より詳しく説明すると、上記両面粘着テー
プ1の繰り出し部には、テンションコントローラー(図
示せず)および蛇行制御装置18が設けられており、両
面粘着テープ1は、原反ロール2aから巻き取り装置2
bまで一定のテンションで真っ直ぐに送られるようにな
っている。
【0019】打ち抜き装置7は、両面粘着テープ1に所
定間隔で所定のディスク形状の切れ込み30を形成させ
る打ち抜きロール3、打ち抜きかすを下側から吸引除去
する吸引装置4、上側の抜きかす21を巻き上げ除去す
る抜きかす巻き上げ装置5、除去テープ6によりディス
ク形状の切り込み30内側の部分の上側剥離テープ25
aを剥離除去するテープ剥離装置38とから構成されて
いる。
【0020】上記打ち抜きロール3は、上下一対のロー
ル3a,3bからなり、両ロール3a,3bの間に両面
粘着テープ1を挟み込んで回転して前方に送りながら、
上側ロール3aに形成された抜き型19で上側剥離テー
プと両面粘着シートに対してディスク形状(円盤状)の
切り込み30を形成させると同時に、切り込み30の中
央に中心穴31を穿孔するようになっている。また、吸
引装置4は、上記打ち抜きロール3から送り出される両
面粘着テープ1の下側に配設され、バキューム(図示せ
ず)に連通して、中心穴31の穿孔で生じる打ち抜きか
すを吸引除去するようになっている。
【0021】上記抜きかす巻き上げ装置5は、両面粘着
テープ1を挟む一対の押さえロール20と、この押さえ
ロール20の前方で、上側剥離テープと両面粘着シート
の抜きかす(ディスク形状の切り込み30の外側の余剰
部分)21を、上側に引き剥がして巻き取りロール22
に巻き取るようになっている。これにより、下側剥離テ
ープ8の上に、切り込み30内側のディスク形状の部分
が残るようになっている。また、テープ剥離装置38
は、除去テープ6を一対の押さえロール23の間に両面
粘着テープ1とともに挟み込んで両面粘着テープ1の上
面に押し付け、切り込み30内側のディスク形状の部分
の上側剥離テープ25aを上記除去テープ6に接着させ
る。そして、この除去テープ6を上方の巻き取りロール
24に巻き取ることにより、上記上側剥離テープ25a
を剥ぎ取るようになっている。
【0022】このようにして、上記打ち抜き装置7によ
り、両面粘着テープ1が打ち抜かれ、下側剥離テープ8
の上に、ディスク形状に打ち抜かれた両面粘着シート
(ディスク状粘着シート)9が一列に並んだテープが形
成されるようになっている。
【0023】上記ディスク基板供給コンベア11は、デ
ィスク基板12が一列に並べられて搬送され、ロボット
ハンド10に対して一枚づつ供給するようになってい
る。
【0024】上記ロボットハンド10は、略コ字状に形
成され、4個の吸着パッド28にディスク基板12を吸
着保持するようになっている。また、上記ロボットハン
ド10は、ロボット操作装置27により、X軸,Y軸,
Z軸の3軸方向に自在に移動しうるようになっている。
そして、このロボットハンド10は上記ディスク基板供
給コンベア11上のディスク基板12を吸着保持し、上
記打ち抜き装置7から送り出される下側剥離テープ8上
のディスク状粘着シート9の上に、上記ディスク基板1
2を載置して仮止めし、この仮止め品13が下側剥離テ
ープ8から剥離された際に再びそれを吸着保持して反転
させ、この反転した仮止め品13を載置台15上の貼り
合わせ治具29に位置決め載置し、ディスク基板供給コ
ンベア11上の他のディスク基板12を吸着保持して上
記位置決め載置された仮止め品13に貼り合わせるとい
う一連の操作を行うようになっている。
【0025】上記剥離装置14は、剥離板14aとクッ
ションロール34とからなり、ロボットハンド10によ
る仮止め操作により、仮止め品13が形成された下側剥
離テープ8を下方に一回折り返し、巻き取り装置2bに
巻き取る際に、上記剥離板14aに沿って折り返されな
がら送られる下側剥離テープ8から仮止め品13を剥離
するようになっている。ここで剥離された仮止め品13
が、上述したようにロボットハンド10で載置台15上
の貼り合わせ治具29に位置決め載置され、貼り合わせ
が行われるようになっている。
【0026】そして、上記貼り合わせ治具29上に形成
された貼り合わせ品16の上に、ロボットハンド10に
より、つぎの仮止め品13が反転されて位置決め載置さ
れ、この仮止め品13につぎのディスク基板12が貼り
合わせられるようになっている。このような一連の操作
を繰り返すことにより、貼り合わせ治具29上に所定数
の貼り合わせ品16を積層ストックするようになってい
る。そして、加圧槽17は、積層状態の貼り合わせ品1
6が貼り合わせ治具29に固定されたまま装入され、こ
の貼り合わせ品16を所定の温度と圧力で加熱加圧して
脱泡するようになっている。
【0027】上記光ディスク製造装置を用いて、例え
ば、つぎのようにして光ディスクを製造することができ
る。
【0028】まず、図2に示すような両面粘着シート2
6の上下面に剥離テープ25,8が被着した両面粘着テ
ープ1を用い、この両面粘着テープ1を打ち抜きロール
3に通し、図3および図4に示すように、下側剥離テー
プ8を残して上側剥離テープ25と両面粘着シート26
に対し、所定のディスク形状の切り込み30を形成す
る。また、上記切り込み30の中央に下側剥離テープ8
に貫通する中心穴31を穿孔する。
【0029】ついで、抜きかす巻き上げ装置5により抜
きかす21を除去する。すなわち、図5に示すように、
押さえロール20で上記両面粘着テープ1を挟み、その
前方(図では右側)において、上側剥離テープ25と両
面粘着シート26の抜きかす(ディスク形状の切り込み
30の外側の部分:図4参照)21を、上記両面粘着テ
ープ1を前進させながら上方に引き剥がし、巻き取りロ
ール22に巻き取る。これにより、図6に示すように、
下側剥離テープ8の上に、切り込み30内側のディスク
形状の部分(ディスク状粘着シート9とその上に被着す
る上側剥離シート25a)が残るようになっている。
【0030】つぎに、テープ剥離装置38により上記上
側剥離テープ25aを剥離除去する。すなわち、図7に
示すように、除去テープ6を粘着面を下側に向けて繰り
出し、押さえロール23で上記両面粘着テープ1ととも
に挟み込んで、両面粘着テープ1上面の上側剥離テープ
25aに接着する。そして、上記上側剥離テープ25a
が接着された除去テープ6を上方の巻き取りロール24
に巻き取ることにより、上記上側剥離テープ25aをデ
ィスク状粘着シート9から剥ぎ取って除去テープ6とと
もに巻き取る。これにより、図8に示すように、下側剥
離テープ8の上に、一列に並ぶディスク状粘着シート9
が形成されたテープが得られる。そして、各ディスク状
粘着シート9は、中心穴33を有するディスク基板12
と同一形状に形成される。
【0031】そして、上記ディスク状粘着シート9上
に、ロボットハンド10によりディスク基板12を載置
して仮止めすることが行われる。まず、図9に示すよう
に、下側剥離テープ8の下側から中心穴31内に、上部
がテーパー部32aに形成された位置決め軸32を挿通
する。ついで、ロボットハンド10の吸着パッド28
に、ディスク基板供給コンベア11から供給される第1
ディスク基板12aを吸着保持し、この第1ディスク基
板12aの中心穴33を位置決め軸32のテーパー部3
2aに挿通して位置決めを行う。つぎに、上記吸着パッ
ド28の吸着を解除することにより、第1ディスク基板
12aを位置決め軸32に沿わせて落下させ、図10に
示すように、ディスク状粘着シート9上に載置して仮止
めし、仮止め品13を形成する。この仮止め操作を繰り
返すことにより、図11に示すように、下側剥離テープ
8の上に複数の仮止め品13が一列に並んだ状態に形成
される。
【0032】つぎに、さらに下側剥離テープ8が前方に
送られ、テープ巻き取りの際に、上記仮止め品13が剥
離装置14により剥離される。すなわち、図12に示す
ように、前進する下側剥離テープ8の前端部が剥離板1
4aに沿って鋭角状に下方に向かって折り返され、クッ
ションロール34を介して巻き取り装置2bに巻き取ら
れる。この状態で、下側剥離テープ8が上記折り返し部
分を通過する際に、下側剥離テープ8は折り返されて巻
き取られ、仮止め品13は折り返されることなくそのま
ま前進することにより下側剥離テープ8から剥離され
る。このようにして、下側剥離テープ8上に並んだ仮止
め品13が順次剥離される。
【0033】そして、上記下側剥離テープ8からの剥離
の際、上記仮止め品13は再びロボットハンド10に吸
着保持され、剥離されたのちに図13および図14に示
すように、ディスク状粘着シート9が上を向くように反
転される。ついで、この反転した仮止め品13を載置台
15上の貼り合わせ治具29に位置決め載置する。上記
貼り合わせ治具29は、平滑なアルミニウム板35の上
面に上部がテーパー部36aに形成された位置決め軸3
6が立設され、上記アルミニウム板35の上面に多孔質
クッション材(例えば、ポリテトラフルオロエチレン多
孔質材)37が被着されている。この貼り合わせ治具2
9の位置決め軸36のテーパー部36aに、反転された
仮止め品13の中心穴33を挿通させ、この状態で吸着
パッド28の吸着を解除して、ロボットハンド10を図
14に示す矢印D方向に引き離すことにより、仮止め品
13を位置決め軸36に沿わせて落下させ、図15に示
すように、貼り合わせ治具29上に位置決め載置する。
【0034】つぎに、位置決め載置操作が終了したロボ
ットハンド10が、ディスク基板供給コンベア11上の
第2ディスク基板12bを吸着保持し、上述と同様の動
作(図9および図10参照)により貼り合わせ治具29
上に位置決め載置することにより、ディスク状粘着シー
ト9を上向きにして載置されている仮止め品13と第2
ディスク基板12bとを貼り合わせる。このようにし
て、図16に示すように、ディスク状粘着シート9を介
して2枚のディスク基板12a,12bが貼り合わせら
れたひとつの貼り合わせ品16が形成される。
【0035】そして、上記貼り合わせ品16の上に、下
側剥離テープ8から剥離されたつぎの仮止め品13が反
転されて位置決め載置され、この仮止め品13につぎの
第2ディスク基板12bが貼り合わされる。このように
して貼り合わせ品16の上に、つぎの貼り合わせ品16
が積層される。そして、上述した一連の操作が繰り返さ
れて、図17に示すように、貼り合わせ治具29に貼り
合わせ品16が所定枚数(図では10枚)積層ストック
され、さらにその上に多孔質クッション材37が被着さ
れたアルミニウム板35が載置されて固定される。
【0036】そののち、上記貼り合わせ品16が積層ス
トックされた貼り合わせ治具29を加圧槽17に装入
し、加熱加圧環境下に所定時間(例えば、60℃,2〜
20kg/cm2 ,5分間)保持して、ディスク状粘着
シート9の加熱軟化作用と、両ディスク基板12a,1
2bに対する加圧作用とにより、貼り合わせ品16の本
接着を行い、光ディスクを形成する。そして、一方の加
圧槽17内で本接着を行っている間に、上述した貼り合
わせ品16の積層固定および他方の加圧槽17への入れ
換え等の操作が行われ、2台の加圧槽17で交互に脱泡
を行うようになっている。
【0037】なお、加圧槽17内の加圧条件としては、
2kg/cm2 以上、20kg/cm2 以下が好まし
く、下限値としてさらに好ましいのは、5kg/cm2
以上であり、8kg/cm2 以上であれば一層好まし
い。また、上限値としてさらに好ましいのは、15kg
/cm2 以下であり、12kg/cm2 以下であれば一
層好ましい。2kg/cm2 未満では、充分に気泡を除
去することができず、反対に20kg/cm2 を超える
と、ディスク基板の強度限界を越えてしまうからであ
る。また、加圧槽17内の温度としては、室温以上、8
0℃以下が好ましい。
【0038】上記装置によれば、貼り合わせ品16が積
層されており、これら積層状態の貼り合わせ品16の上
下が多孔質クッション材37を介して平滑なアルミニウ
ム板35で挟まれて固定されていることから、積層され
た貼り合わせ品16の全体が上下方向に均一に加圧さ
れ、光ディスクの平行度が良好になる。また、貼り合わ
せ品16の接合部に空気が侵入していたとしても、均一
な加圧力により空気が除去され、接合部に気泡が生じる
ことがない。しかも、連続的に形成される貼り合わせ品
16を、所定枚数積層ストックして加圧槽17に装入す
るバッチ処理を行うことにより、つぎつぎにつくられる
貼り合わせ品16をまとめて脱泡処理することができ、
生産性が良好である。
【0039】つぎに、実施例について比較例と併せて説
明する。
【0040】
【実施例1】両面に剥離シートが貼着された両面粘着シ
ートを準備し、この両面粘着シートの一方の剥離シート
を剥がし、片面に記録層が形成された第1ディスク基板
の記録層形成面に、上記両面粘着シートを貼り合わせ
た。ついで、他方の剥離シートを剥がして両面粘着シー
トを露呈させ、この露呈した両面粘着シートに、片面に
記録層が形成された第2ディスク基板の記録層形成面を
貼り合わせて貼り合わせ品を得た。貼り合わせ品の構成
を図18に示す。図において、60,61はそれぞれ第
1および第2ディスク基板、63は記録層、62は両面
粘着シートである。つぎに、この貼り合わせ品を、加圧
槽に入れて下記の温度20℃,加圧条件2kg/cm2
の条件で脱泡処理を行って接着し、光ディスクを得た。
【0041】上記光ディスク(外形120mm)につい
て、目視でカウントした1枚あたりの気泡残り数(個)
と、ディスク歪み(チルト)の測定結果とにより評価し
た。その結果、気泡残り数は8個、チルトは0.4de
g.であった。若干気泡が多いが、気泡が生じているの
はディスクの内外周部であるため、実用的に問題のない
状態であった。なお、チルトはつぎのようにして測定す
る。ディスクを120rpmで回転させ、レーザーを照
射し反射光を検知し、基準とする平面に対して垂直に当
たった先がセンサーに当たる位置を0とし、測定しよう
とするディスクが基準に対して傾いていると反射光がセ
ンサーに当たる位置がずれる。この位置の0からのずれ
量を検出することにより、ディスクの傾きを知り、この
ときの波形の最大値と最小値を求め、その差をチルトと
する。
【0042】
【実施例2】温度を20℃,加圧条件を20kg/cm
2 とする以外は、実施例1と同様にして光ディスクを得
た。この光ディスクでは、気泡残り数は0個、チルトは
0.3deg.であり、良好であった。
【0043】
【実施例3】温度を80℃,加圧条件を2kg/cm2
とする以外は、実施例1と同様にして光ディスクを得
た。この光ディスクでは、気泡残り数は0個、チルトは
0.3deg.であり、良好であった。
【0044】
【実施例4】温度を80℃,加圧条件を20kg/cm
2 とする以外は、実施例1と同様にして光ディスクを得
た。この光ディスクでは、気泡残り数は0個、チルトは
0.7deg.であった。熱と圧力の影響によりチルト
が若干大きいが、実用的に問題のない状態であった。
【0045】
【実施例5】温度を60℃,加圧条件を8kg/cm2
とする以外は、実施例1と同様にして光ディスクを得
た。この光ディスクでは、気泡残り数は0個、チルトは
0.3deg.であり、良好であった。
【0046】
【比較例1】温度を10℃,加圧条件を20kg/cm
2 とする以外は、実施例1と同様にして光ディスクを得
た。この光ディスクでは、気泡残り数は32個、チルト
は0.7deg.であり、気泡残り数が非常に多く、問
題があった。これは、温度が低く、両面粘着シートの軟
化点に満たないため、ディスク基板と両面粘着テープと
の間の気泡を追い出し難いためである。
【0047】
【比較例2】温度を20℃,加圧条件を21kg/cm
2 とする以外は、実施例1と同様にして光ディスクを得
た。この光ディスクでは、気泡残り数は0個、チルトは
0.9deg.であり、チルトが大きく、問題があっ
た。これは、加圧力がディスク基板の耐圧限界を超えた
ため、ディスク基板に歪みが発生し、チルトが極端に悪
くなったためである。
【0048】
【比較例3】温度を80℃,加圧条件を1kg/cm2
とする以外は、実施例1と同様にして光ディスクを得
た。この光ディスクでは、気泡残り数は22個、チルト
は0.7deg.であり、気泡残り数が非常に多く、問
題があった。これは、加圧力の不足により、ディスク基
板と両面粘着テープとの間の気泡が充分に追い出されな
かったためである。
【0049】
【比較例4】温度を90℃,加圧条件を2kg/cm2
とする以外は、実施例1と同様にして光ディスクを得
た。この光ディスクでは、気泡残り数は2個、チルトは
1.1deg.であり、チルトが非常に大きく、問題が
あった。これは、加熱温度がディスク基板の耐熱限界を
超えたため、ディスク基板にうねりが発生し、チルトが
極端に悪くなったためである。
【0050】上記実施例1〜5および比較例1〜4によ
って得られた光ディスクの評価を下記の表1にまとめ
た。表1からわかるとおり、実施例によれば、気泡の残
留およびチルトの両面で良好な光ディスクが得られてい
ることがわかる。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、2枚の
ディスク基板を貼り合わせたときに両面粘着シートとデ
ィスク基板の間に抱き込まれた気泡が、加圧環境に保持
することにより押し出されて除去される。しかも、貼り
合わせ品の全体が均一に加圧されて光ディスクの全面が
均一に脱泡される。そして、このようにして製造された
光ディスクは、気泡が除去されて歪み精度が向上し、高
速読み取りにも対応できるようになる。
【0053】本発明の光ディスク製造方法において、加
圧槽内の圧力を2〜20kg/cm 2 にした場合には、
必要な高精度を得られるだけ充分に気泡を除去でき、か
つ、ディスク基板を損傷させたり、かえって歪みを増大
させるようなこともない。
【0054】また、本発明の光ディスク製造方法におい
て、加圧槽内で加熱しながら加圧環境下に保持するよう
にした場合には、両面粘着シートが軟化して気泡が押し
出されやすくなる。このため、比較的低圧での操業が可
能となるうえ、脱泡に要する時間も短くてすみ、生産性
が向上する。しかも、ディスク基板との密着性も高くな
って品質も向上する。
【0055】また、本発明によれば、連続的に仮止めし
た貼り合わせ品を加圧槽で加熱加圧して本接着すること
から、従来のように光ディスク1枚ごとに2回の真空プ
レスを行なう必要がなくなる。したがって、生産性が飛
躍的に向上し、コストダウンを図ることができる。しか
も、貼り合わせ品の全体が加圧されて接合部の空気が除
去されるため、気泡が発生する等の不良が生じない。さ
らに、この装置は真空ポンプのメンテナンス等も不要で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク製造装置を示す説明図であ
る。
【図2】両面粘着テープを示す断面図である。
【図3】上記両面粘着テープに切り込みが形成された状
態を示す断面図である。
【図4】上記切り込みが形成された両面粘着テープを示
す平面図である。
【図5】抜きかすを巻き上げる状態を示す側面図であ
る。
【図6】抜きかすを除去した両面粘着テープを示す断面
図である。
【図7】上側剥離紙を剥離除去する状態を示す側面図で
ある。
【図8】下側剥離紙の上にディスク状粘着シートが並ん
だ状態を示す断面図である。
【図9】上記ディスク状粘着シートに第1ディスク基板
を仮止めする操作を示す説明図である。
【図10】上記仮止め操作を示す説明図である。
【図11】下側剥離紙上に仮止め品が形成された状態を
示す断面図である。
【図12】下側剥離紙から仮止め品を剥離する状態を示
す側面図である。
【図13】反転させた仮止め品を位置決め載置する操作
を示す説明図である。
【図14】上記位置決め載置操作を示す説明図である。
【図15】仮止め品が位置決め載置された状態を示す説
明図である。
【図16】仮止め品に第2ディスク基板が貼り合わせら
れた状態を示す説明図である。
【図17】貼り合わせ品が積層ストックされた状態を示
す説明図である。
【図18】貼り合わせ品の構成を示す説明図である。
【図19】従来例の光ディスク製造装置を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
9 ディスク状粘着シート 12 ディスク基板 16 貼り合わせ品 17 加圧槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 均 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1ディスク基板および第2ディスク基
    板を両面粘着シートを介して貼り合わせて光ディスクを
    製造する光ディスクの製造方法であって、上記両ディス
    ク基板をディスク状両面粘着シートを介して貼り合わせ
    た貼り合わせ品を、加圧槽内で加圧環境下に保持するこ
    とにより脱泡するようにしたことを特徴とする光ディス
    ク製造方法。
  2. 【請求項2】 加圧槽内の圧力を2〜20kg/cm2
    にした請求項1記載の光ディスク製造方法。
  3. 【請求項3】 加圧槽内で加熱しながら加圧環境下に保
    持するようにした請求項1または2記載の光ディスク製
    造方法。
  4. 【請求項4】 2枚のディスク基板を、ディスク状の両
    面粘着シートを介して貼り合わせて光ディスクを製造す
    る光ディスク製造方法であって、剥離テープ上にディス
    ク状両面粘着シートを所定間隔で列状に並べてなるテー
    プを準備し、このテープを繰り出して前方に送る過程に
    おいてディスク状両面粘着シートの上にそれぞれ第1デ
    ィスク基板を載置して仮止め品化し、ついで、上記テー
    プを巻き取る際に、上記仮止め品を上記剥離テープから
    剥離させたのち反転させてディスク状両面粘着シートを
    上向きに露呈させ、この露呈したディスク状両面粘着シ
    ートの上に第2ディスク基板を載置して貼り合わせ、こ
    の貼り合わせ品を加圧槽内で加熱加圧環境下に保持する
    ことにより脱泡することを特徴とする光ディスク製造方
    法。
  5. 【請求項5】 両面粘着シートの上下面に剥離テープが
    被着されてなるテープを繰り出して前方に送り、前進す
    るテープの上面剥離テープと両面粘着シートに対して、
    その上面からディスク形状の切り込みを所定間隔で列状
    に入れ、ついで、上記切り込み部以外の部分を剥離除去
    して下面の剥離テープ上に上記上面剥離テープと粘着シ
    ートとからなる切り込み部を残し、この切り込み部から
    上面剥離テープを除去してディスク状両面粘着シートを
    露呈させることにより、ディスク状両面粘着シートが剥
    離テープ上に所定間隔で列状に並べられてなるテープを
    形成するようになっている請求項4記載の光ディスク製
    造方法。
  6. 【請求項6】 2枚のディスク基板を、ディスク状の両
    面粘着シートを介して貼り合わせて光ディスクを製造す
    る光ディスク製造装置であって、剥離テープ上にディス
    ク状両面粘着シートを所定間隔で列状に並べてなるテー
    プを繰り出して前方に送るテープ供給手段と、ディスク
    基板を供給するディスク基板供給手段と、上記テープを
    巻き取る際に上記ディスク状両面粘着シートに第1ディ
    スク基板が仮止めされてなる仮止め品を剥離テープから
    剥離する剥離手段と、仮止め品剥離後の剥離テープを巻
    き取るテープ巻き取り手段と、上記仮止め品が反転され
    てディスク状両面粘着シートが上向きに露呈された状態
    で位置決めされる載置台と、ディスク基板の供給を受
    け、上記剥離テープ上に並ぶディスク状両面粘着シート
    上にそれぞれ第1ディスク基板を載置して仮止めする仮
    止め能力,上記剥離手段により剥離された仮止め品を反
    転させる反転能力,反転された仮止め品を載置台上に位
    置決め載置する位置決め載置能力および載置台上の仮止
    め品の露呈したディスク状両面粘着シート上に第2ディ
    スク基板を載置して貼り合わせる貼り合わせ能力を有す
    る基板搬送手段と、上記仮止め品にディスク状両面粘着
    シートを介して第2のディスク基板が貼り合わされて得
    られる貼り合わせ品を加熱加圧環境下に保持させること
    により脱泡する加圧槽とを備えていることを特徴とする
    光ディスク製造装置。
  7. 【請求項7】 テープ供給手段が、両面粘着シートの上
    下面に剥離テープが被着されてなるテープの上面剥離テ
    ープと両面粘着シートに対して、その上面からディスク
    形状の切り込みを所定間隔で列状に入れる切り込み形成
    手段と、上記切り込み部以外の部分を剥離除去して下面
    の剥離テープ上に上記上面剥離テープと粘着シートとか
    らなる切り込み部を残す除去手段と、この切り込み部か
    ら上面剥離テープを除去してディスク状両面粘着シート
    を露呈させる露呈手段とを備え、上記ディスク状両面粘
    着シートが剥離テープ上に所定間隔で列状に並べられて
    なるテープを供給するようになっている請求項6記載の
    光ディスク製造装置。
JP13108597A 1996-05-21 1997-05-21 光ディスク製造方法およびそれに用いる装置 Pending JPH1055572A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999040580A1 (en) * 1998-02-10 1999-08-12 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method of manufacturing an optical recording medium
JP2001123133A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Nitto Denko Corp 粘着材及びその製造方法

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JP2001123133A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Nitto Denko Corp 粘着材及びその製造方法
JP4495281B2 (ja) * 1999-10-27 2010-06-30 日東電工株式会社 粘着材の製造方法

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