JPH1055099A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1055099A JPH1055099A JP8210861A JP21086196A JPH1055099A JP H1055099 A JPH1055099 A JP H1055099A JP 8210861 A JP8210861 A JP 8210861A JP 21086196 A JP21086196 A JP 21086196A JP H1055099 A JPH1055099 A JP H1055099A
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- JP
- Japan
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- toner
- hopper
- bottle
- developing device
- developer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】現像装置の現像剤交換時におけるトナーボトル
のセットし忘れやセットミスを防止すること。 【解決手段】本発明は、未使用の現像剤を現像装置の現
像器へ充填した際に、トナー補給部に設置したトナーエ
ンドセンサ(T.Eセンサ)の検出値に応じてトナーホ
ッパ内のトナーの有無状態を検出して、所定のトナー供
給動作の実行可否を判断する画像形成装置において、
T.Eセンサによりトナーホッパ内が空であると判断さ
れたとき、トナーホッパ内のアジテータの駆動を止めた
ままトナーボトルからトナーホッパ内へのトナー補給を
行うことにより、トナーボトルからトナーホッパ内にト
ナーが補給されたことを検知する。そしてトナー補給を
行ったにもかかわらずトナー補給が検知されなかった場
合には、トナーボトルのセット確認を促す警告を表示す
る。
のセットし忘れやセットミスを防止すること。 【解決手段】本発明は、未使用の現像剤を現像装置の現
像器へ充填した際に、トナー補給部に設置したトナーエ
ンドセンサ(T.Eセンサ)の検出値に応じてトナーホ
ッパ内のトナーの有無状態を検出して、所定のトナー供
給動作の実行可否を判断する画像形成装置において、
T.Eセンサによりトナーホッパ内が空であると判断さ
れたとき、トナーホッパ内のアジテータの駆動を止めた
ままトナーボトルからトナーホッパ内へのトナー補給を
行うことにより、トナーボトルからトナーホッパ内にト
ナーが補給されたことを検知する。そしてトナー補給を
行ったにもかかわらずトナー補給が検知されなかった場
合には、トナーボトルのセット確認を促す警告を表示す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等、乾式2成分現像剤を用いた電子写
真方式の画像形成装置に関し、特に現像装置の現像剤交
換時のトナー供給動作に関するものである。
ー、ファクシミリ等、乾式2成分現像剤を用いた電子写
真方式の画像形成装置に関し、特に現像装置の現像剤交
換時のトナー供給動作に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、現像装置の現像剤にトナーとキャ
リアからなる乾式2成分現像剤を用い、トナー濃度セン
サによって前記現像剤中のトナー濃度を検出し、トナー
補給動作のon/off制御へフィードバックする画像
形成装置においては、使用する現像剤の嵩密度や透磁
率、トナー濃度センサの取り付けばらつき等によって、
トナー濃度とトナー濃度センサの検出出力との相関特性
がばらつくため、一般には現像剤の交換時に現像剤初期
設定動作、すなわち現像剤を撹拌しトナーの帯電量を立
ち上げた後にトナー濃度センサの校正を行っている。
リアからなる乾式2成分現像剤を用い、トナー濃度セン
サによって前記現像剤中のトナー濃度を検出し、トナー
補給動作のon/off制御へフィードバックする画像
形成装置においては、使用する現像剤の嵩密度や透磁
率、トナー濃度センサの取り付けばらつき等によって、
トナー濃度とトナー濃度センサの検出出力との相関特性
がばらつくため、一般には現像剤の交換時に現像剤初期
設定動作、すなわち現像剤を撹拌しトナーの帯電量を立
ち上げた後にトナー濃度センサの校正を行っている。
【0003】ところで、工場での出荷検査時やユーザー
先への機械納品時には、現像装置の現像器内に現像剤及
びトナーが全くない状態にあるので、未使用の初期現像
剤を現像器に充填し上記のような現像剤初期設定動作を
実行する際には、現像器のトナー充填部(トナーボト
ル)からトナー補給部(トナーホッパ)へのトナー供給
動作も自動的に実施するようにして作業の容易性、効率
化を図っている。また、現像剤中のトナー濃度が適正化
されるようにするために、「トナー強制補給動作」を実
施することが行われている。
先への機械納品時には、現像装置の現像器内に現像剤及
びトナーが全くない状態にあるので、未使用の初期現像
剤を現像器に充填し上記のような現像剤初期設定動作を
実行する際には、現像器のトナー充填部(トナーボト
ル)からトナー補給部(トナーホッパ)へのトナー供給
動作も自動的に実施するようにして作業の容易性、効率
化を図っている。また、現像剤中のトナー濃度が適正化
されるようにするために、「トナー強制補給動作」を実
施することが行われている。
【0004】ここで、トナー強制補給動作について説明
する。手動または自動制御によるトナー強制補給信号が
入力されると、現像器内の現像剤撹拌動作及びトナーホ
ッパから現像器内へのトナー補給動作を開始する。トナ
ー補給はトナーホッパ内のアジテータ及び補給ローラの
回転によって行われる。上記トナー補給動作開始後にト
ナー濃度センサにて定期的にトナー濃度を検出し、この
検出値が目標値となったときにトナー強制補給動作を終
了させる。この他、トナー濃度センサを用いずに、一定
時間経過後にトナー強制補給動作を終了させる方式もあ
る。尚、上記のトナー補給によるトナーホッパ内のトナ
ー減少分を補うため、トナーボトルからトナーホッパへ
のトナー供給動作も同時に実施している。
する。手動または自動制御によるトナー強制補給信号が
入力されると、現像器内の現像剤撹拌動作及びトナーホ
ッパから現像器内へのトナー補給動作を開始する。トナ
ー補給はトナーホッパ内のアジテータ及び補給ローラの
回転によって行われる。上記トナー補給動作開始後にト
ナー濃度センサにて定期的にトナー濃度を検出し、この
検出値が目標値となったときにトナー強制補給動作を終
了させる。この他、トナー濃度センサを用いずに、一定
時間経過後にトナー強制補給動作を終了させる方式もあ
る。尚、上記のトナー補給によるトナーホッパ内のトナ
ー減少分を補うため、トナーボトルからトナーホッパへ
のトナー供給動作も同時に実施している。
【0005】近年、メンテナンス性、交換の容易性など
を考慮してトナーボトルの配置は機械の手前側にしてお
り、トナーホッパへのトナー供給部もトナーホッパの手
前側、すなわちトナーホッパの長さ方向の端部となって
いる。従ってトナーホッパ内のトナーの状態を均一に保
つためにトナーボトルからトナーホッパへのトナー供給
動作を実行すると同時に、トナーホッパ内に供給された
トナーを手前側から奥側へ搬送する必要がある。前記の
トナーホッパ内のアジテータには、トナーボトルから供
給されたトナーを、トナー供給口(手前側)から奥側へ
と搬送するトナー搬送機能を持たせており、このアジテ
ータの駆動によりトナーの補給、撹拌、搬送を行ってい
る。
を考慮してトナーボトルの配置は機械の手前側にしてお
り、トナーホッパへのトナー供給部もトナーホッパの手
前側、すなわちトナーホッパの長さ方向の端部となって
いる。従ってトナーホッパ内のトナーの状態を均一に保
つためにトナーボトルからトナーホッパへのトナー供給
動作を実行すると同時に、トナーホッパ内に供給された
トナーを手前側から奥側へ搬送する必要がある。前記の
トナーホッパ内のアジテータには、トナーボトルから供
給されたトナーを、トナー供給口(手前側)から奥側へ
と搬送するトナー搬送機能を持たせており、このアジテ
ータの駆動によりトナーの補給、撹拌、搬送を行ってい
る。
【0006】従来は現像剤初期設定動作後にトナーボト
ルからトナーホッパへのトナー供給を上記のようなトナ
ー強制補給動作の実行にて実施している。これにより、
前記のように一連の動作終了後にはトナーホッパ内には
トナーが満たされており、動作終了直後のコピーから安
定したトナー補給を行うことができる。
ルからトナーホッパへのトナー供給を上記のようなトナ
ー強制補給動作の実行にて実施している。これにより、
前記のように一連の動作終了後にはトナーホッパ内には
トナーが満たされており、動作終了直後のコピーから安
定したトナー補給を行うことができる。
【0007】以上述べた一連の現像剤初期設定動作は現
像装置が新品の時には簡便かつ有効な方法である。とこ
ろが、すでに使用中である現像器の現像剤交換を実施し
た後に上記のような現像剤初期設定動作を実行すると、
トナーホッパ内にはトナーが存在しているにも関わらず
トナー供給動作を実行してしまい、トナー供給過剰とな
り、現像剤交換直後の地肌汚れ、トナー飛散等の不具合
が発生してしまっていた。そこで、これらの不具合を解
消する手段として、トナーホッパ内に設置したトナーエ
ンドセンサ(トナー残量検知センサ)の出力に応じて所
定のトナー供給動作の実行可否を判断する構成の画像形
成装置が開発されている。
像装置が新品の時には簡便かつ有効な方法である。とこ
ろが、すでに使用中である現像器の現像剤交換を実施し
た後に上記のような現像剤初期設定動作を実行すると、
トナーホッパ内にはトナーが存在しているにも関わらず
トナー供給動作を実行してしまい、トナー供給過剰とな
り、現像剤交換直後の地肌汚れ、トナー飛散等の不具合
が発生してしまっていた。そこで、これらの不具合を解
消する手段として、トナーホッパ内に設置したトナーエ
ンドセンサ(トナー残量検知センサ)の出力に応じて所
定のトナー供給動作の実行可否を判断する構成の画像形
成装置が開発されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述したように複写機
等の機械を初期設定するとき、あるいは現像剤を交換し
たときには、現像器内に現像剤を入れた後、現像剤初期
設定という動作を行う。機械設定時にはトナーホッパ内
にはトナーが入っておらず、トナーボトルからトナーホ
ッパ内にトナーを送り込む必要があるため、現像剤初期
設定動作にはトナー強制補給モードが組み込まれてい
る。このトナー強制補給モードでは、前述したようにト
ナーボトルからトナーホッパ内へのトナー補給と、トナ
ーホッパ内のトナーの搬送が同時に行われている。ま
た、このトナー搬送の際には、トナーホッパ内のアジテ
ータを回転させるため、トナーホッパ内から現像器への
トナー補給も行われる。また、機械設定時でない現像剤
交換時には、トナーホッパ内に既にトナーが入っている
場合があり、このような場合にはトナー強制補給を行う
必要がないので、前記従来例で述べたように、トナー強
制補給モードの実行時には、トナーの供給過剰を防止す
るために、トナーホッパ内にトナーが入っていることを
トナーエンドセンサで検知してトナー供給動作の実行可
否を判断しており、トナーエンドセンサの検出結果から
トナーホッパ内が空と判断された場合に、トナー供給動
作を実行するようになっている。
等の機械を初期設定するとき、あるいは現像剤を交換し
たときには、現像器内に現像剤を入れた後、現像剤初期
設定という動作を行う。機械設定時にはトナーホッパ内
にはトナーが入っておらず、トナーボトルからトナーホ
ッパ内にトナーを送り込む必要があるため、現像剤初期
設定動作にはトナー強制補給モードが組み込まれてい
る。このトナー強制補給モードでは、前述したようにト
ナーボトルからトナーホッパ内へのトナー補給と、トナ
ーホッパ内のトナーの搬送が同時に行われている。ま
た、このトナー搬送の際には、トナーホッパ内のアジテ
ータを回転させるため、トナーホッパ内から現像器への
トナー補給も行われる。また、機械設定時でない現像剤
交換時には、トナーホッパ内に既にトナーが入っている
場合があり、このような場合にはトナー強制補給を行う
必要がないので、前記従来例で述べたように、トナー強
制補給モードの実行時には、トナーの供給過剰を防止す
るために、トナーホッパ内にトナーが入っていることを
トナーエンドセンサで検知してトナー供給動作の実行可
否を判断しており、トナーエンドセンサの検出結果から
トナーホッパ内が空と判断された場合に、トナー供給動
作を実行するようになっている。
【0009】しかしながら、トナーホッパ内のトナーの
有無をトナーエンドセンサで検知してトナー供給動作の
実行可否を判断するだけでは、次のような不具合が発生
することがある。
有無をトナーエンドセンサで検知してトナー供給動作の
実行可否を判断するだけでは、次のような不具合が発生
することがある。
【0010】ここで何らかの原因で現像剤交換時にトナ
ーボトルを外してしまい、そのままにしてしまったり
(トナーボトルのセットし忘れ)、セットの仕方が悪く
(セットミス)トナーがボトルから供給されなくなった
りした場合を想定する。そして、この状態で画像形成装
置が起動された場合に、トナーエンドセンサの検知部に
はトナーが無く(トナーホッパ内にはトナーが存在す
る)、トナー供給動作の必要有りと判断した場合、トナ
ー強制補給モードが実行されるが、トナーボトルのセッ
トし忘れやセットミスのためトナーボトルからトナーホ
ッパへのトナー補給は行われない。しかし、トナーホッ
パ内でのアジテータによるトナーの搬送・撹拌は同時に
行われているため、トナーホッパ内から現像器へのトナ
ー補給が行われてしまい、現像器内のトナー濃度が不必
要に上がってしまうという不具合がある。また、トナー
エンドセンサの検知部にトナーが有り、トナー供給動作
の必要無しと判断した場合、トナーボトルがセットされ
ていないことに気づかないまま機械は作動し始め、画像
形成動作を行い、トナーが無くなってきたところでトナ
ーエンドが点灯する。この場合、トナーボトルのセット
し忘れやセットミスに気づくのが遅くなり、ユーザーに
迷惑をかけてしまうという不具合がある。
ーボトルを外してしまい、そのままにしてしまったり
(トナーボトルのセットし忘れ)、セットの仕方が悪く
(セットミス)トナーがボトルから供給されなくなった
りした場合を想定する。そして、この状態で画像形成装
置が起動された場合に、トナーエンドセンサの検知部に
はトナーが無く(トナーホッパ内にはトナーが存在す
る)、トナー供給動作の必要有りと判断した場合、トナ
ー強制補給モードが実行されるが、トナーボトルのセッ
トし忘れやセットミスのためトナーボトルからトナーホ
ッパへのトナー補給は行われない。しかし、トナーホッ
パ内でのアジテータによるトナーの搬送・撹拌は同時に
行われているため、トナーホッパ内から現像器へのトナ
ー補給が行われてしまい、現像器内のトナー濃度が不必
要に上がってしまうという不具合がある。また、トナー
エンドセンサの検知部にトナーが有り、トナー供給動作
の必要無しと判断した場合、トナーボトルがセットされ
ていないことに気づかないまま機械は作動し始め、画像
形成動作を行い、トナーが無くなってきたところでトナ
ーエンドが点灯する。この場合、トナーボトルのセット
し忘れやセットミスに気づくのが遅くなり、ユーザーに
迷惑をかけてしまうという不具合がある。
【0011】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、上記のような不具合を最小限にし、現像剤交換時
におけるサービスマンのトナーボトルのセットし忘れや
セットミスを防ぐことができる構成の画像形成装置を提
供することを課題(目的)とする。
って、上記のような不具合を最小限にし、現像剤交換時
におけるサービスマンのトナーボトルのセットし忘れや
セットミスを防ぐことができる構成の画像形成装置を提
供することを課題(目的)とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、像担持体上に形成された静
電潜像を、乾式2成分現像剤を用いた現像装置のトナー
により現像して可視像化する画像形成装置であって、未
使用の現像剤を現像装置の現像器へ充填した際に、トナ
ー補給部に設置したトナーエンドセンサの検出値に応じ
てトナーホッパ内のトナーの有無状態を検出して、所定
のトナー供給動作の実行可否を判断する画像形成装置に
おいて、前記トナーエンドセンサによりトナーホッパ内
が空であると判断されたとき、トナーホッパ内のトナー
搬送、撹拌のための駆動を止めたままトナーボトルから
トナーホッパ内へのトナー補給を行うことにより、トナ
ーボトルからトナーホッパ内にトナーが補給されたこと
を検知することを特徴としている。すなわち、請求項1
の画像形成装置では、トナーエンドセンサ上にトナーが
無い状態の時には、トナーホッパ内のトナー搬送、撹拌
のための駆動を止めたままトナーボトルからトナーホッ
パ内へのトナー補給のみを行い、トナーボトルからトナ
ーホッパ内にトナーが補給されたことを検知するので、
トナーホッパ内から現像器への不必要なトナー補給をす
ることなく、トナーボトルからトナーホッパへのトナー
補給を確実に検知することができる。
め、請求項1記載の発明は、像担持体上に形成された静
電潜像を、乾式2成分現像剤を用いた現像装置のトナー
により現像して可視像化する画像形成装置であって、未
使用の現像剤を現像装置の現像器へ充填した際に、トナ
ー補給部に設置したトナーエンドセンサの検出値に応じ
てトナーホッパ内のトナーの有無状態を検出して、所定
のトナー供給動作の実行可否を判断する画像形成装置に
おいて、前記トナーエンドセンサによりトナーホッパ内
が空であると判断されたとき、トナーホッパ内のトナー
搬送、撹拌のための駆動を止めたままトナーボトルから
トナーホッパ内へのトナー補給を行うことにより、トナ
ーボトルからトナーホッパ内にトナーが補給されたこと
を検知することを特徴としている。すなわち、請求項1
の画像形成装置では、トナーエンドセンサ上にトナーが
無い状態の時には、トナーホッパ内のトナー搬送、撹拌
のための駆動を止めたままトナーボトルからトナーホッ
パ内へのトナー補給のみを行い、トナーボトルからトナ
ーホッパ内にトナーが補給されたことを検知するので、
トナーホッパ内から現像器への不必要なトナー補給をす
ることなく、トナーボトルからトナーホッパへのトナー
補給を確実に検知することができる。
【0013】請求項2記載の発明は、像担持体上に形成
された静電潜像を、乾式2成分現像剤を用いた現像装置
のトナーにより現像して可視像化する画像形成装置であ
って、未使用の現像剤を現像装置の現像器へ充填した際
に、トナー補給部に設置したトナーエンドセンサの検出
値に応じてトナーホッパ内のトナーの有無状態を検出し
て、所定のトナー供給動作の実行可否を判断する画像形
成装置において、前記トナーエンドセンサによりトナー
ホッパ内にトナーがあると判断されたとき、トナーエン
ドセンサ上のトナーが無い状態にして、トナーボトルか
らトナーホッパ内へのトナー補給を行うことにより、ト
ナーボトルからトナーホッパ内にトナーが補給されたこ
とを検知することを特徴としている。すなわち、請求項
2の画像形成装置では、トナーエンドセンサ上にトナー
がある状態の時でも、アジテータの回転などの手段を使
ってトナーエンドセンサ上のトナーが無い状態にして、
トナーボトルからトナーホッパ内へのトナー補給を行う
ことにより、トナーボトルからトナーホッパ内にトナー
が補給されたことを検知するので、トナーボトルからト
ナーホッパへのトナー補給を確実に検知することができ
る。
された静電潜像を、乾式2成分現像剤を用いた現像装置
のトナーにより現像して可視像化する画像形成装置であ
って、未使用の現像剤を現像装置の現像器へ充填した際
に、トナー補給部に設置したトナーエンドセンサの検出
値に応じてトナーホッパ内のトナーの有無状態を検出し
て、所定のトナー供給動作の実行可否を判断する画像形
成装置において、前記トナーエンドセンサによりトナー
ホッパ内にトナーがあると判断されたとき、トナーエン
ドセンサ上のトナーが無い状態にして、トナーボトルか
らトナーホッパ内へのトナー補給を行うことにより、ト
ナーボトルからトナーホッパ内にトナーが補給されたこ
とを検知することを特徴としている。すなわち、請求項
2の画像形成装置では、トナーエンドセンサ上にトナー
がある状態の時でも、アジテータの回転などの手段を使
ってトナーエンドセンサ上のトナーが無い状態にして、
トナーボトルからトナーホッパ内へのトナー補給を行う
ことにより、トナーボトルからトナーホッパ内にトナー
が補給されたことを検知するので、トナーボトルからト
ナーホッパへのトナー補給を確実に検知することができ
る。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1または2
の構成に加えて、トナーボトルからトナーホッパ内への
トナー補給を行った際に、トナー補給が確認されなかっ
た場合には、トナーボトルのセット確認を促す警告を表
示することを特徴としている。すなわち、請求項3の画
像形成装置では、トナーボトルからトナーホッパ内への
トナー補給を行ったにもかかわらず、トナー補給が検知
されなかった場合には、「トナーボトルのセットを確認
して下さい」等のトナーボトルのセット確認を促す警告
を表示するので、トナーボトルからトナーホッパ内への
トナー補給が正常に行われていないことをサービスマン
等に早期に知らせることが可能となる。
の構成に加えて、トナーボトルからトナーホッパ内への
トナー補給を行った際に、トナー補給が確認されなかっ
た場合には、トナーボトルのセット確認を促す警告を表
示することを特徴としている。すなわち、請求項3の画
像形成装置では、トナーボトルからトナーホッパ内への
トナー補給を行ったにもかかわらず、トナー補給が検知
されなかった場合には、「トナーボトルのセットを確認
して下さい」等のトナーボトルのセット確認を促す警告
を表示するので、トナーボトルからトナーホッパ内への
トナー補給が正常に行われていないことをサービスマン
等に早期に知らせることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて詳細に説明する。
の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0016】本発明による画像形成装置は、原稿画像の
露光あるいは、レーザやLED光を用いた光書き込みに
より感光体上に静電潜像を形成し、この潜像を乾式2成
分現像剤を用いた現像装置のトナーにより現像して可視
像化し、このトナー像を転写紙に転写した後、定着装置
で定着して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置
であり、基本的な構成及び画像形成動作は公知のもので
あるので、これらの説明はここでは省略する。
露光あるいは、レーザやLED光を用いた光書き込みに
より感光体上に静電潜像を形成し、この潜像を乾式2成
分現像剤を用いた現像装置のトナーにより現像して可視
像化し、このトナー像を転写紙に転写した後、定着装置
で定着して画像を形成する電子写真方式の画像形成装置
であり、基本的な構成及び画像形成動作は公知のもので
あるので、これらの説明はここでは省略する。
【0017】本発明は、画像形成装置の現像装置におけ
る現像剤の初期設定や現像剤交換時の設定動作に特徴を
有するものであり、まず、「現像剤初期設定動作」につ
いて説明する。図1乃至図4は本発明が実施される画像
形成装置の現像装置の概略構成を示す図であり、図1は
現像装置全体の概略構成を示す図、図2はトナー供給部
の構造を示す図、図3はトナーボトル供給機構の説明
図、図4はトナーホッパのトナー搬送・撹拌機構の説明
図である。尚、ここでいう現像装置とは、大きく分けて
次の3つの部分を指す。 (1)現像器:トナーホッパ(2)から補給されたトナ
ーと現像剤を現像アジテータ(6)と撹拌ローラ(5)
で撹拌、環流させてトナー濃度を一定に保持し、現像剤
を現像スリーブ(4)に担持してトナーにより感光体
(14)上の静電潜像を現像して感光体(14)上に可
視像を作像する部分。 (2)トナーホッパ:一時的に蓄えたトナーをトナー濃
度センサ(15)の検出出力に応じて、適宜現像器
(1)内へトナー補給する部分。 (3)トナーボトル:トナーホッパ(2)内のトナー残
量(トナーエンドセンサ(11)の検出出力)に応じ
て、トナーホッパ(2)内へ適宜トナーを供給する部分
(トナーエンド検出時にこのトナーボトル(3)を新品
に交換するだけでコピー動作を継続することができ
る)。
る現像剤の初期設定や現像剤交換時の設定動作に特徴を
有するものであり、まず、「現像剤初期設定動作」につ
いて説明する。図1乃至図4は本発明が実施される画像
形成装置の現像装置の概略構成を示す図であり、図1は
現像装置全体の概略構成を示す図、図2はトナー供給部
の構造を示す図、図3はトナーボトル供給機構の説明
図、図4はトナーホッパのトナー搬送・撹拌機構の説明
図である。尚、ここでいう現像装置とは、大きく分けて
次の3つの部分を指す。 (1)現像器:トナーホッパ(2)から補給されたトナ
ーと現像剤を現像アジテータ(6)と撹拌ローラ(5)
で撹拌、環流させてトナー濃度を一定に保持し、現像剤
を現像スリーブ(4)に担持してトナーにより感光体
(14)上の静電潜像を現像して感光体(14)上に可
視像を作像する部分。 (2)トナーホッパ:一時的に蓄えたトナーをトナー濃
度センサ(15)の検出出力に応じて、適宜現像器
(1)内へトナー補給する部分。 (3)トナーボトル:トナーホッパ(2)内のトナー残
量(トナーエンドセンサ(11)の検出出力)に応じ
て、トナーホッパ(2)内へ適宜トナーを供給する部分
(トナーエンド検出時にこのトナーボトル(3)を新品
に交換するだけでコピー動作を継続することができ
る)。
【0018】画像形成装置の納品時等、新品の現像装置
を使用する場合、通常は現像器(1)へ初期現像剤を充
填し、空のトナーホッパ(2)とトナーが充填されたト
ナーボトル(3)を現像装置にセットし、「現像剤初期
設定動作」を手動入力により実行する。この現像剤初期
設定動作の動作例を図5のフローチャートに示す。
を使用する場合、通常は現像器(1)へ初期現像剤を充
填し、空のトナーホッパ(2)とトナーが充填されたト
ナーボトル(3)を現像装置にセットし、「現像剤初期
設定動作」を手動入力により実行する。この現像剤初期
設定動作の動作例を図5のフローチャートに示す。
【0019】現像剤初期設定動作が開始されると、ま
ず、図示しないメインモータonにより感光体(14)
を回転させ、現像モータ(12)onにて現像器(1)
内の現像スリーブ(4)、撹拌ローラ(5)、現像アジ
テータ(6)、搬送スクリュー(7)を回転させて現像
器(1)内の現像剤を撹拌する。この時、感光体(1
4)上への無用なトナー付着を避けるため、感光体(1
4)表面電位は約0Vとなるように図示しないイレーサ
を点灯させ、現像スリーブ(4)には通常のコピー時と
同等の現像バイアス電圧を印加する(S1〜S3)。上
記の現像剤撹拌動作は所定の時間経過後に終了するが
(S4)、次のトナー濃度センサ(15)の初期設定動
作を実行するために各種ユニットはon状態を維持させ
る。
ず、図示しないメインモータonにより感光体(14)
を回転させ、現像モータ(12)onにて現像器(1)
内の現像スリーブ(4)、撹拌ローラ(5)、現像アジ
テータ(6)、搬送スクリュー(7)を回転させて現像
器(1)内の現像剤を撹拌する。この時、感光体(1
4)上への無用なトナー付着を避けるため、感光体(1
4)表面電位は約0Vとなるように図示しないイレーサ
を点灯させ、現像スリーブ(4)には通常のコピー時と
同等の現像バイアス電圧を印加する(S1〜S3)。上
記の現像剤撹拌動作は所定の時間経過後に終了するが
(S4)、次のトナー濃度センサ(15)の初期設定動
作を実行するために各種ユニットはon状態を維持させ
る。
【0020】次に、トナー濃度センサ(Tセンサ)初期
設定(S5)にて、トナー濃度が一定である初期現像剤
でトナー濃度センサ(15)の校正を行い、現像剤の透
磁率や嵩密度、組み付け寸法等のばらつきを補正してい
る。
設定(S5)にて、トナー濃度が一定である初期現像剤
でトナー濃度センサ(15)の校正を行い、現像剤の透
磁率や嵩密度、組み付け寸法等のばらつきを補正してい
る。
【0021】そして、最後にトナーボトル(3)からト
ナーホッパ(2)へのトナー供給を行うが、新品のトナ
ーホッパ(2)は中が空の状態であるため、トナーホッ
パ(2)のトナー供給口近傍に設けたトナーエンドセン
サ(T.Eセンサ)(11)にてトナー不足と検知す
る。このセンサ検知信号に基づいて図2,3に示すトナ
ーボトルモータ(10)が駆動し、トナーボトル(3)
が回転する。トナーボトル(3)内にはスパイラル溝が
設けてあるので、トナーボトル(3)内のトナーはスパ
イラル溝に沿って端部のトナー供給口方向へ移動し、ト
ナーホッパ(2)へ供給される(S6〜S7)。
ナーホッパ(2)へのトナー供給を行うが、新品のトナ
ーホッパ(2)は中が空の状態であるため、トナーホッ
パ(2)のトナー供給口近傍に設けたトナーエンドセン
サ(T.Eセンサ)(11)にてトナー不足と検知す
る。このセンサ検知信号に基づいて図2,3に示すトナ
ーボトルモータ(10)が駆動し、トナーボトル(3)
が回転する。トナーボトル(3)内にはスパイラル溝が
設けてあるので、トナーボトル(3)内のトナーはスパ
イラル溝に沿って端部のトナー供給口方向へ移動し、ト
ナーホッパ(2)へ供給される(S6〜S7)。
【0022】トナーホッパ2内では、上記のごとくトナ
ーホッパ(2)の端部に供給されたトナーを奥へ搬送す
るためアジテータ(8)を回転させる。図4に示すよう
に、アジテータ(8)にはトナーホッパ(2)の内壁に
接するように可撓性のPETフィルム(16)が設置さ
れており、そのフィルム形状は現像器(1)内へのトナ
ー補給部に対応する範囲でアジテータ(8)の回転軸と
平行であり、トナー撹拌機能を有する。また、トナーボ
トル(3)からのトナー供給部近傍では、PETフィル
ム(16)はアジテータ(8)の軸に対して螺旋状に設
置されており、トナー供給部からトナーホッパ(2)奥
側へのトナー搬送機能を有していると同時にトナーエン
ドセンサ(11)検知面を摺擦することで清掃してい
る。尚、図4に示すように、上記のアジテータ(8)は
トナー補給ローラ(9)と連動しているため、現像モー
タ(12)の駆動時にトナー補給クラッチ(13)の連
結によって回転する(S8)。
ーホッパ(2)の端部に供給されたトナーを奥へ搬送す
るためアジテータ(8)を回転させる。図4に示すよう
に、アジテータ(8)にはトナーホッパ(2)の内壁に
接するように可撓性のPETフィルム(16)が設置さ
れており、そのフィルム形状は現像器(1)内へのトナ
ー補給部に対応する範囲でアジテータ(8)の回転軸と
平行であり、トナー撹拌機能を有する。また、トナーボ
トル(3)からのトナー供給部近傍では、PETフィル
ム(16)はアジテータ(8)の軸に対して螺旋状に設
置されており、トナー供給部からトナーホッパ(2)奥
側へのトナー搬送機能を有していると同時にトナーエン
ドセンサ(11)検知面を摺擦することで清掃してい
る。尚、図4に示すように、上記のアジテータ(8)は
トナー補給ローラ(9)と連動しているため、現像モー
タ(12)の駆動時にトナー補給クラッチ(13)の連
結によって回転する(S8)。
【0023】このようにして徐々にトナーホッパ(2)
内にトナーが供給されて行き、常時作動しているトナー
エンドセンサ(11)にてトナー有りと検知された時に
「トナー強制補給動作」を終了し、on状態である各種
ユニットをoff状態にして「現像剤初期設定動作」を
終了する(S6→S9〜S13)。
内にトナーが供給されて行き、常時作動しているトナー
エンドセンサ(11)にてトナー有りと検知された時に
「トナー強制補給動作」を終了し、on状態である各種
ユニットをoff状態にして「現像剤初期設定動作」を
終了する(S6→S9〜S13)。
【0024】一方、使用中の現像装置の現像剤交換時に
は、トナーホッパ(2)内にはトナーが供給された状態
になっている場合が有り、このようなときには図5のS
6の判定で、トナーエンドセンサ(11)にてトナー有
りと検知し、直ちにS9〜S13の動作に移行するた
め、トナーボトル(3)からトナーホッパ(2)へのト
ナー供給は行われない。
は、トナーホッパ(2)内にはトナーが供給された状態
になっている場合が有り、このようなときには図5のS
6の判定で、トナーエンドセンサ(11)にてトナー有
りと検知し、直ちにS9〜S13の動作に移行するた
め、トナーボトル(3)からトナーホッパ(2)へのト
ナー供給は行われない。
【0025】以上、現像剤初期設定動作の一例について
説明したが、トナーボトル(3)からトナーホッパ
(2)へのトナー供給動作時(図5のS6〜S7)に、
トナーボトルのセットし忘れやセットミス等の事態が発
生し、トナーボトル(3)からトナーホッパ(2)内に
トナーが送られない場合が起こり得る。このような場
合、図5に示した動作例では、S6〜S8の動作をトナ
ーが供給されないまま繰り返し実行してしまい制御不良
が発生する恐れがある。また、この際、トナーエンドセ
ンサ(11)での検知部にはトナーが無いが、トナーホ
ッパ(2)内にはトナーが残っている場合には、トナー
のトナーホッパ(2)内でのアジテータ(8)による搬
送は同時に行われているため、トナーホッパ(2)内か
ら現像器(1)へのトナー補給が行われてしまい、現像
器(1)内のトナー濃度が不必要に上がってしまうとい
う不具合が生じる。また、トナーエンドセンサ(11)
での検知部にトナーが有り、トナー供給必要無しと判断
した場合にも、トナーボトル(3)のセットし忘れやセ
ットミスに気づかないまま機械は作動し始め、画像形成
動作を行ってしまい、トナーが無くなってきたところで
トナーエンドが点灯する。この場合、トナーボトル
(3)のセットし忘れやセットミスに気づくのが遅くな
り、ユーザーに迷惑をかけてしまうという問題も生じ
る。
説明したが、トナーボトル(3)からトナーホッパ
(2)へのトナー供給動作時(図5のS6〜S7)に、
トナーボトルのセットし忘れやセットミス等の事態が発
生し、トナーボトル(3)からトナーホッパ(2)内に
トナーが送られない場合が起こり得る。このような場
合、図5に示した動作例では、S6〜S8の動作をトナ
ーが供給されないまま繰り返し実行してしまい制御不良
が発生する恐れがある。また、この際、トナーエンドセ
ンサ(11)での検知部にはトナーが無いが、トナーホ
ッパ(2)内にはトナーが残っている場合には、トナー
のトナーホッパ(2)内でのアジテータ(8)による搬
送は同時に行われているため、トナーホッパ(2)内か
ら現像器(1)へのトナー補給が行われてしまい、現像
器(1)内のトナー濃度が不必要に上がってしまうとい
う不具合が生じる。また、トナーエンドセンサ(11)
での検知部にトナーが有り、トナー供給必要無しと判断
した場合にも、トナーボトル(3)のセットし忘れやセ
ットミスに気づかないまま機械は作動し始め、画像形成
動作を行ってしまい、トナーが無くなってきたところで
トナーエンドが点灯する。この場合、トナーボトル
(3)のセットし忘れやセットミスに気づくのが遅くな
り、ユーザーに迷惑をかけてしまうという問題も生じ
る。
【0026】そこで本発明では、トナーエンドセンサ
(11)によりトナーホッパ(2)内が空であると判断
されたとき、トナーホッパ(2)内のトナー搬送、撹拌
のための駆動(アジテータ(8)等の駆動)を止めたま
まトナーボトル(3)からトナーホッパ(2)内へのト
ナー補給を行うことにより、トナーボトル(3)からト
ナーホッパ(2)内にトナーが補給されたことを検知す
る構成とする。また、トナーエンドセンサ(11)によ
りトナーホッパ(2)内にトナーがあると判断されたと
き、トナーエンドセンサ(11)上のトナーが無い状態
にして、トナーボトル(3)からトナーホッパ(2)内
へのトナー補給を行うことにより、トナーボトル(3)
からトナーホッパ(2)内にトナーが補給されたことを
検知する構成とする。そして、トナーボトル(3)から
トナーホッパ(2)内へのトナー補給を行ったにもかか
わらず、トナー補給が検知されなかった場合には、「ト
ナーボトルのセットを確認して下さい」等のトナーボト
ルのセット確認を促す警告を表示する構成とする。以
下、本発明によるトナー供給時の制御動作の実施例を説
明する。
(11)によりトナーホッパ(2)内が空であると判断
されたとき、トナーホッパ(2)内のトナー搬送、撹拌
のための駆動(アジテータ(8)等の駆動)を止めたま
まトナーボトル(3)からトナーホッパ(2)内へのト
ナー補給を行うことにより、トナーボトル(3)からト
ナーホッパ(2)内にトナーが補給されたことを検知す
る構成とする。また、トナーエンドセンサ(11)によ
りトナーホッパ(2)内にトナーがあると判断されたと
き、トナーエンドセンサ(11)上のトナーが無い状態
にして、トナーボトル(3)からトナーホッパ(2)内
へのトナー補給を行うことにより、トナーボトル(3)
からトナーホッパ(2)内にトナーが補給されたことを
検知する構成とする。そして、トナーボトル(3)から
トナーホッパ(2)内へのトナー補給を行ったにもかか
わらず、トナー補給が検知されなかった場合には、「ト
ナーボトルのセットを確認して下さい」等のトナーボト
ルのセット確認を促す警告を表示する構成とする。以
下、本発明によるトナー供給時の制御動作の実施例を説
明する。
【0027】
【実施例】図6は本発明によるトナー供給時の制御動作
の一実施例を示すフローチャートである。尚、図6では
Tセンサ初期設定終了以降の動作を示しているが、Tセ
ンサ初期設定までの動作は図5のS1〜S5と同様であ
る。
の一実施例を示すフローチャートである。尚、図6では
Tセンサ初期設定終了以降の動作を示しているが、Tセ
ンサ初期設定までの動作は図5のS1〜S5と同様であ
る。
【0028】図6において、Tセンサ初期設定が終了し
た後(S6’)、トナーホッパ(2)内のアジテータ
(8)を通常より減速して1回転させ、トナーエンドセ
ンサ(T.Eセンサ)(11)の出力をモニターする
(S7’)。そして、出力が”0”のみの場合は、トナ
ーホッパ(2)内にトナーが存在しない(機械設置時)
と判断し(S8’)、従来のトナー強制補給動作(図5
のS6〜S13の動作)を行う(S14’)。また、ト
ナーがトナーホッパ(2)内に入っている場合は、トナ
ーホッパ(2)内のトナーはアジテータ(8)の回転に
より図7(a),(b)のような動きをすると思われる
ので、トナーエンドセンサ(11)の出力は図8のよう
な出力を示す。このような、”0”と”1”の両方の出
力があった場合、すなわちトナーエンドセンサ(11)
の出力に動きがあった場合には、トナーホッパ(2)内
にトナーが存在する(現像剤交換時)と判断し(S
8’)、以下の制御動作を行う。
た後(S6’)、トナーホッパ(2)内のアジテータ
(8)を通常より減速して1回転させ、トナーエンドセ
ンサ(T.Eセンサ)(11)の出力をモニターする
(S7’)。そして、出力が”0”のみの場合は、トナ
ーホッパ(2)内にトナーが存在しない(機械設置時)
と判断し(S8’)、従来のトナー強制補給動作(図5
のS6〜S13の動作)を行う(S14’)。また、ト
ナーがトナーホッパ(2)内に入っている場合は、トナ
ーホッパ(2)内のトナーはアジテータ(8)の回転に
より図7(a),(b)のような動きをすると思われる
ので、トナーエンドセンサ(11)の出力は図8のよう
な出力を示す。このような、”0”と”1”の両方の出
力があった場合、すなわちトナーエンドセンサ(11)
の出力に動きがあった場合には、トナーホッパ(2)内
にトナーが存在する(現像剤交換時)と判断し(S
8’)、以下の制御動作を行う。
【0029】まず、アジテータ(8)を止めた状態でト
ナーエンドセンサ(11)の出力を読み取り(S
9’)、出力が”0”、すなわちトナー無しと検知され
た場合は、アジテータ(8)を止めた状態のままS1
1’の制御に移る。また、トナーエンドセンサ(11)
の出力が”1”、すなわちトナー有りと検知された場合
は、トナーエンドセンサ(11)付近は図7の(a)に
示すような状態になっていると思われるので、この場合
は、アジテータ(8)を1回転させて出力値を読み取
り、出力が”0”すなわちトナー無しのところでアジテ
ータ(8)を停止させる(S10’)。このとき、トナ
ーエンドセンサ(11)付近は図7の(b)に示すよう
な状態になっていると思われる。
ナーエンドセンサ(11)の出力を読み取り(S
9’)、出力が”0”、すなわちトナー無しと検知され
た場合は、アジテータ(8)を止めた状態のままS1
1’の制御に移る。また、トナーエンドセンサ(11)
の出力が”1”、すなわちトナー有りと検知された場合
は、トナーエンドセンサ(11)付近は図7の(a)に
示すような状態になっていると思われるので、この場合
は、アジテータ(8)を1回転させて出力値を読み取
り、出力が”0”すなわちトナー無しのところでアジテ
ータ(8)を停止させる(S10’)。このとき、トナ
ーエンドセンサ(11)付近は図7の(b)に示すよう
な状態になっていると思われる。
【0030】アジテータ(8)を停止した状態でトナー
エンドセンサ(11)の出力が”0”となったときは、
アジテータ(8)の駆動を停止した状態のまま、トナー
ボトル(3)からトナーホッパ(2)へのトナー補給を
a秒間行い(S11’)、再びトナーエンドセンサ(1
1)の出力値を読み取る(S12’)。このときのトナ
ーエンドセンサ(11)の出力値が”1”であれば、ト
ナーボトル(3)からトナーホッパ(2)へのトナー補
給が正常に行われたと判断し、そのまま制御動作を終了
する。
エンドセンサ(11)の出力が”0”となったときは、
アジテータ(8)の駆動を停止した状態のまま、トナー
ボトル(3)からトナーホッパ(2)へのトナー補給を
a秒間行い(S11’)、再びトナーエンドセンサ(1
1)の出力値を読み取る(S12’)。このときのトナ
ーエンドセンサ(11)の出力値が”1”であれば、ト
ナーボトル(3)からトナーホッパ(2)へのトナー補
給が正常に行われたと判断し、そのまま制御動作を終了
する。
【0031】また、このときのトナーエンドセンサ(1
1)の出力値が”0”であれば、トナーボトル(3)か
らトナーホッパ(2)へのトナー補給を実行したにもか
かわらず、実際にはトナーボトル(3)からトナーホッ
パ(2)へのトナー補給が行われておらず、何らかの異
常が発生したと判断し、「トナーボトルのセットを確認
して下さい」等のトナーボトルのセット確認を促す警告
を表示する(S13’)。これにより、トナーボトル
(3)からトナーホッパ(2)内へのトナー補給が正常
に行われていないことをサービスマン等に早期に知らせ
ることが可能となり、トナーボトルのセットし忘れや、
セットミスを早期に発見することができる。
1)の出力値が”0”であれば、トナーボトル(3)か
らトナーホッパ(2)へのトナー補給を実行したにもか
かわらず、実際にはトナーボトル(3)からトナーホッ
パ(2)へのトナー補給が行われておらず、何らかの異
常が発生したと判断し、「トナーボトルのセットを確認
して下さい」等のトナーボトルのセット確認を促す警告
を表示する(S13’)。これにより、トナーボトル
(3)からトナーホッパ(2)内へのトナー補給が正常
に行われていないことをサービスマン等に早期に知らせ
ることが可能となり、トナーボトルのセットし忘れや、
セットミスを早期に発見することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の画像形
成装置においては、トナーエンドセンサ上にトナーが無
い状態の時には、トナーホッパ内のトナー搬送、撹拌の
ための駆動を止めたままトナーボトルからトナーホッパ
内へのトナー補給のみを行い、トナーボトルからトナー
ホッパ内にトナーが補給されたことを検知するので、ト
ナーホッパ内から現像器への不必要なトナー補給をする
ことなく、トナーボトルからトナーホッパへのトナー補
給を確実に検知することができ、トナーボトルのセット
し忘れやセットミスを検知することができる。
成装置においては、トナーエンドセンサ上にトナーが無
い状態の時には、トナーホッパ内のトナー搬送、撹拌の
ための駆動を止めたままトナーボトルからトナーホッパ
内へのトナー補給のみを行い、トナーボトルからトナー
ホッパ内にトナーが補給されたことを検知するので、ト
ナーホッパ内から現像器への不必要なトナー補給をする
ことなく、トナーボトルからトナーホッパへのトナー補
給を確実に検知することができ、トナーボトルのセット
し忘れやセットミスを検知することができる。
【0033】請求項2の画像形成装置においては、トナ
ーエンドセンサ上にトナーがある状態の時でも、アジテ
ータの回転などの手段を使ってトナーエンドセンサ上の
トナーが無い状態にして、トナーボトルからトナーホッ
パ内へのトナー補給を行うことにより、トナーボトルか
らトナーホッパ内にトナーが補給されたことを検知する
ので、トナーボトルからトナーホッパへのトナー補給を
確実に検知することができ、トナーボトルのセットし忘
れやセットミスを検知することができる。
ーエンドセンサ上にトナーがある状態の時でも、アジテ
ータの回転などの手段を使ってトナーエンドセンサ上の
トナーが無い状態にして、トナーボトルからトナーホッ
パ内へのトナー補給を行うことにより、トナーボトルか
らトナーホッパ内にトナーが補給されたことを検知する
ので、トナーボトルからトナーホッパへのトナー補給を
確実に検知することができ、トナーボトルのセットし忘
れやセットミスを検知することができる。
【0034】請求項3の画像形成装置では、請求項1ま
たは2の構成に加えて、トナーボトルからトナーホッパ
内へのトナー補給を行ったにもかかわらず、トナー補給
が検知されなかった場合には、「トナーボトルのセット
を確認して下さい」等のトナーボトルのセット確認を促
す警告を表示するので、トナーボトルからトナーホッパ
内へのトナー補給が正常に行われていないことをサービ
スマン等に早期に知らせることができ、トナーボトルの
セットし忘れやセットミスを早期に発見することができ
る。従って、現像剤交換時におけるサービスマンのトナ
ーボトルのセットし忘れやセットミスを防ぐことがで
き、ユーザーに迷惑をかけないようすることができる。
たは2の構成に加えて、トナーボトルからトナーホッパ
内へのトナー補給を行ったにもかかわらず、トナー補給
が検知されなかった場合には、「トナーボトルのセット
を確認して下さい」等のトナーボトルのセット確認を促
す警告を表示するので、トナーボトルからトナーホッパ
内へのトナー補給が正常に行われていないことをサービ
スマン等に早期に知らせることができ、トナーボトルの
セットし忘れやセットミスを早期に発見することができ
る。従って、現像剤交換時におけるサービスマンのトナ
ーボトルのセットし忘れやセットミスを防ぐことがで
き、ユーザーに迷惑をかけないようすることができる。
【図1】本発明が実施される画像形成装置の現像装置の
概略構成を示す図である。
概略構成を示す図である。
【図2】図1に示す現像装置のトナー供給部の構造を示
す図である。
す図である。
【図3】図1に示す現像装置のトナーボトルの供給機構
の説明図である。
の説明図である。
【図4】図1に示す現像装置のトナーホッパのトナー搬
送・撹拌機構の説明図である。
送・撹拌機構の説明図である。
【図5】図1〜4に示す構成の現像装置における現像剤
初期設定動作の動作例を示すフローチャートである。
初期設定動作の動作例を示すフローチャートである。
【図6】本発明のトナー補給時の制御動作の一実施例を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図7】トナーホッパ内のアジテータの位置によるトナ
ーの状態とトナーエンドセンサ出力の関係を説明するた
めの図である。
ーの状態とトナーエンドセンサ出力の関係を説明するた
めの図である。
【図8】トナーホッパ内にトナーが入っている状態でア
ジテータを回転した時のトナーエンドセンサ出力の一例
を示す図である。
ジテータを回転した時のトナーエンドセンサ出力の一例
を示す図である。
1:現像器 2:トナーホッパ 3:トナーボトル 4:現像スリーブ 5:撹拌ローラ 6:現像アジテータ 7:搬送スクリュー 8:アジテータ(トナー搬送・撹拌手段) 9:トナー補給ローラ 10:トナーボトルモータ 11:トナーエンドセンサ(T.Eセンサ) 12:現像モータ 13:トナー補給クラッチ 14:感光体(像担持体) 15:トナー濃度センサ(Tセンサ) 16:PETフィルム
Claims (3)
- 【請求項1】像担持体上に形成された静電潜像を、乾式
2成分現像剤を用いた現像装置のトナーにより現像して
可視像化する画像形成装置であって、未使用の現像剤を
現像装置の現像器へ充填した際に、トナー補給部に設置
したトナーエンドセンサの検出値に応じてトナーホッパ
内のトナーの有無状態を検出して、所定のトナー供給動
作の実行可否を判断する画像形成装置において、 前記トナーエンドセンサによりトナーホッパ内が空であ
ると判断されたとき、トナーホッパ内のトナー搬送、撹
拌のための駆動を止めたままトナーボトルからトナーホ
ッパ内へのトナー補給を行うことにより、トナーボトル
からトナーホッパ内にトナーが補給されたことを検知す
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】像担持体上に形成された静電潜像を、乾式
2成分現像剤を用いた現像装置のトナーにより現像して
可視像化する画像形成装置であって、未使用の現像剤を
現像装置の現像器へ充填した際に、トナー補給部に設置
したトナーエンドセンサの検出値に応じてトナーホッパ
内のトナーの有無状態を検出して、所定のトナー供給動
作の実行可否を判断する画像形成装置において、 前記トナーエンドセンサによりトナーホッパ内にトナー
があると判断されたとき、トナーエンドセンサ上のトナ
ーが無い状態にして、トナーボトルからトナーホッパ内
へのトナー補給を行うことにより、トナーボトルからト
ナーホッパ内にトナーが補給されたことを検知すること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】請求項1または2記載の画像形成装置にお
いて、トナーボトルからトナーホッパ内へのトナー補給
を行った際に、トナー補給が確認されなかった場合に
は、トナーボトルのセット確認を促す警告を表示するこ
とを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8210861A JPH1055099A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8210861A JPH1055099A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1055099A true JPH1055099A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=16596323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8210861A Pending JPH1055099A (ja) | 1996-08-09 | 1996-08-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1055099A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6986762B2 (en) | 2000-06-19 | 2006-01-17 | Uni-Charm Corporation | Sanitary panty |
JP2013057841A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム |
JP2015191191A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
-
1996
- 1996-08-09 JP JP8210861A patent/JPH1055099A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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