JPH1054132A - 床 材 - Google Patents

床 材

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Publication number
JPH1054132A
JPH1054132A JP9132727A JP13272797A JPH1054132A JP H1054132 A JPH1054132 A JP H1054132A JP 9132727 A JP9132727 A JP 9132727A JP 13272797 A JP13272797 A JP 13272797A JP H1054132 A JPH1054132 A JP H1054132A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
floor
floor material
mounting hole
piping
Prior art date
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Pending
Application number
JP9132727A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Shimizu
昭八 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mirai Industry Co Ltd
Original Assignee
Mirai Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mirai Industry Co Ltd filed Critical Mirai Industry Co Ltd
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Publication of JPH1054132A publication Critical patent/JPH1054132A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設計変更等により、配線・配管器具の取付位
置を変更したい場合に、施工対応が容易にできる床材を
提供する。 【構成】 床材は取付孔形成部材15を有し、取付孔形
成部材15は床面を形成する上板15aと支持脚15b
とを備えている。取付孔形成部材15は、スリット14
の内側に床材本体11の支持足11aと同様に下地床F
に当接した支持脚15bを有し、スリット14に沿って
切断することによって床材本体11から切り離されて、
配線・配管器具の取付孔30を形成するようになってお
り、形成された取付孔30には配線・配管器具を設置す
ることができ、又、配線・配管器具の取付を変更したい
場合には、取付孔形成部材15を取付孔30に戻すよう
に嵌置すれば、支持脚15bが下地床Fに当接して、上
板15aが床材本体11の上面と面一の状態にして取付
孔30を塞ぐことができるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力線、通信線等のケ
ーブル、或いは電線管、給排水湯管、ガス管等の管を整
理して床配線、床配管するのに使用される床材であっ
て、これらケーブル、管を床材上に引き出す際に使用さ
れるコンセント等の配線・配管器具の取付孔が形成され
る床材に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、OA機器等の普及により、室内に
は多数のケーブルが配線されるようになり、これらケー
ブルを床下に整理して配線するために、ケーブルを収納
する配線ピットを備えた床材を下地床に敷設し、その床
材上にカーペット等の仕上材を敷設して床仕上げ床を形
成することが行われている。
【0003】そして、このような床材には、配線ピット
内に配線されたケーブルを所定位置から床仕上げ面上に
引き出すためコンセント等の配線器具の取付孔の形成が
必要となるが、従来、このような取付孔の形成は、床材
の一部を切断して除去し、床材に開口を設けることによ
り行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の床材
にあっては、取付孔の形成が容易でないという問題があ
った。又、従来の床材にあっては、コンセント等の配線
器具を取り付けた後の配線器具の取付位置の変更には容
易に対応することができないという問題があった。すな
わち、コンセント等の配線器具を取り付けた後において
は、配線器具の取付箇所では床材の一部が除去されてし
まっているため、配線器具を外すと大きな開口として残
り、床材ごと取り替える必要があった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、設計変更等により、配線・配管器具の取付
位置を変更したい場合に、施工対応が容易にできる床材
を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決する手段として、請求項1記載の発明は、「コンセン
ト等の配線・配管器具の取付孔が形成される取付孔形成
部材を備えた床材であって、取付孔形成部材は、床面を
形成する上板と、上板を支持する支持脚とを備え、床材
本体から切り離し可能に形成されたことを特徴とする床
材」を、その内容としている。
【0007】また、請求項2記載の発明は、「取付孔形
成部材は、その上板と床材本体との間に形成された断続
的なスリットにより床材本体から切り離し可能に形成さ
れて成ることを特徴とする請求項1記載の床材」を、そ
の内容としている。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明に係る床材にあっては、施
工時において、床材本体から切り離し可能に形成された
取付孔形成部材を床材本体から切り離すことにより、配
線・配管器具取付孔を容易に形成することができる。
又、この取付孔形成部材は、床面を形成する上板と、上
板を支持する支持脚とを備えた構造であるため、配線・
配管器具の取付位置を変更したい場合には、配線・配管
器具を取り外した後の配線・配管器具取付孔内に取付孔
形成部材を嵌置すれば床材本体の上面と面一に元の床部
が形成され、配線・配管器具を取り外すことで形成され
る旧取付孔を容易に埋めることができるようになってい
る。
【0009】また、請求項2記載の発明に係る床材にあ
っては、取付孔形成部材がスリットにより床材本体と切
り離し可能に形成されているから、切り離しを容易に行
うことができるとともに、切り離し箇所を容易に確認す
ることができるように成っている。
【0010】
【実施例】以下、図面に示す実施例にしたがって、本発
明に係る床材について詳細に説明する。
【0011】図1及び図2は本発明に係る床材の一実施
例を示す平面図及び側面図であり、この床材10は、そ
の本体11が合成樹脂の一体成形により作製され、上板
を支持する支持足11aを備え、下面を開口させた盤状
に形成されている。図1に示すように、床材本体11の
上面には、縦横に配線・配管材を配線・配管するための
配線・配管ピットを形成すべく断続的にスリット12が
形成されている。すなわち、この床材10の場合には、
スリット12間の接合された部分を切断することによっ
て、上面を開口させて収納空間20を形成し、この収納
空間20内に配線・配管材を収納できるようになってい
る。なお、この床材10にあっては、図2に示すよう
に、スリット12に沿って切断されて切り離される部分
は、床材本体11の上面と同じ高さになる脚部13aを
両側に備えたコの字状部材13で形成されており、収納
空間20内に配線・配管材を収納して元の位置に嵌置す
れば配線・配管ピットの蓋部材として使用できるように
なっている。
【0012】さらに、この床材10は、図1に示すよう
に、その中央に円形状に断続的なスリット14が形成さ
れ、配線・配管器具の取付孔が形成されるようになって
いる。この配線・配管器具の取付孔の形成される箇所
は、図3及び図4に示すように、床面を形成する上板1
5aと支持脚15bとを備えた取付孔形成部材15によ
って構成されている。すなわち、取付孔形成部材15
は、スリット14の内側に床材本体11の支持足11a
と同様に下地床Fに当接した支持脚15bを有し、スリ
ット14に沿って切断することによって床材本体11か
ら切り離されて、配線・配管器具の取付孔30を形成す
るようになっており(図4)、形成された取付孔30に
は、ベースBを取り付けて、配線・配管器具Kを設置す
ることができるようになっている(図5)。又、配線・
配管器具Kの取付を変更したい場合には、配線・配管器
具K及びベースBを取付孔30から外し、取付孔30内
に取付孔形成部材15を嵌置させれば、支持脚15bが
下地床Fに当接して、上板15aが床材本体11の上面
と面一の状態となって取付孔30を塞いで元の状態に戻
すことができるようになっている(図6)。
【0013】なお、図4に示す取付孔形成部材15の場
合には、配線・配管ピット20上に形成されている関係
上、配線・配管ピットを形成するコの字状部材13の脚
部13aが一体に設けられているが、脚部13aを省略
した構造としてもよい。また、取付孔形成部材15は、
スリット14により床材本体11から容易に切り離し可
能な構造としているが、スリット14が設けられていな
くても、薄肉で接合された構造等により床材本体11か
ら切り離し可能であればよい。又、取付孔形成部材15
の形状は、平面円形状に限らず、四角形状であってもよ
い。
【0014】また、上記実施例の床材10では、図4に
示すように、取付孔形成部材15が切り離されて形成さ
れた床材本体11の取付孔30の周縁には、支持足11
aより内側に取付代16が設けられている。この取付代
16により、図5に示すようにベースBをビス止めした
り、あるいは止め具で挟んでベースB又は配線・配管器
具Kの取り付けに利用したりできるようになっている。
【0015】さて、図1に示す床材10を利用して床下
の配線・配管を行う場合には、まず、床材10が相互に
隣接するように下地床に敷設して配線床構造を形成す
る。次に、スリット12間の接合された部分を配線・配
管に必要な長さ分切断して、床材本体11からコの字状
部材13を切り離す。次いで、コの字状部材13の切り
離しによって形成された収納空間20内にケーブルを配
線し、その後、切り離したコの字状部材13を元の位置
に嵌置する。これによって、床下に所定の配線・配管を
行うことができる。
【0016】次に、配線・配管器具Kを取り付ける箇所
では、図3に示すように、スリット14間の接合された
部分を切断して、取付孔形成部材15を床材本体11か
ら切り離す。次いで、図4に示すように、形成された取
付孔30にベースBを取り付け、収納空間20内の配線
・配管材Xを引き出して配線・配管器具Kに接続し、配
線・配管器具KをベースBに取り付ける。なお、切り離
された取付孔形成部材15は、天地を逆さにして取付孔
30内に収納して保管しておくことができる。
【0017】取付孔形成部材15は、必要な配線・配管
器具Kの取り付けに応じて床材本体11から切り離され
ればよく、取付孔形成部材15の形成された箇所全てに
配線・配管器具Kが取り付けられるわけではない。図1
に示す床材10では、取付孔形成部材15の設けられた
部分を配線・配管材を単に収納するための配線・配管ピ
ットとして使用することも可能で、取付孔形成部材15
には、その上板15aに配線・配管ピットに対応するス
リット12が形成されている。このため、図7の一点鎖
線に示すように、スリット12に沿って切断した場合に
は、図8に示すように、配線・配管ピットを形成するコ
の字状部材13が床材本体11から切り離しできるよう
になっている。
【0018】図9は、床材本体11に取付孔形成部材1
5を備えた床材10の別の実施例を示す平面図であり、
この床材10の場合は、取付孔形成部材15が配線・配
管ピット上でなく配線・配管ピットに隣接して設けられ
た例である。このような床材10にあっては、配線・配
管器具に接続される配線・配管材と、配線・配管ピット
内を通す他の配線・配管材とが交錯せず、単に配線・配
管ピット内を通すだけの他の配線・配管材の収納空間を
確保することができ、又、配線・配管器具が取り付けら
れた状態で、配線・配管ピットを形成するコの字状部材
13を取り外して、配線・配管材の更新を容易に行うこ
とができる。
【0019】次に、配線・配管器具Kの取付を変更した
い場合には、配線・配管器具K及びベースBを取付孔3
0から外し、図6に示すように、取付孔30内に取付孔
形成部材15を嵌置させれば、支持脚15bが下地床F
に当接して、上板15aが床材本体11の上面と面一の
状態となって取付孔30を塞いで容易に元の状態に戻す
ことができる。
【0020】なお、本発明にあっては、床材10は、床
面を形成する上板15aと、上板15aを支持する支持
脚15bとを備え、床材本体11から切り離し可能に形
成された取付孔形成部材15を備えたものであればよ
く、前記実施例のように、床材本体11から切り離さ
れ、配線・配管ピットを形成すべく脚部13aを両側に
備えたコの字状部材13の有無は問わない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、上記のように構成
された請求項1記載の発明にあっては、施工時におい
て、配線・配管器具の取付孔を容易に形成することがで
きるとともに、設計変更等により、配線・配管器具の取
付位置を変更したい場合の施工にも容易に対応すること
ができる。したがって、床材ごと取り替えたりするとい
った従来の面倒な作業をなくすことができる。
【0022】また、請求項2記載の発明にあっては、取
付孔形成部材の切り離し箇所を容易に確認できるととも
に、切り離しを容易に行うことができ、配線・配管作業
をより効率よくすすめることができるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る床材の一実施例を示す平面図で
ある。
【図2】 図1に示す床材の側面図である。
【図3】 図1に示す床材の要部を拡大した平面図であ
る。
【図4】 取付孔形成部材が切り離された状態での図3
のA−A線で切断してみた断面図である。
【図5】 配線・配管器具を取り付ける状態を示す断面
図である。
【図6】 取付孔形成部材を戻した状態を示す断面図で
ある。
【図7】 配線・配管ピットとして使用する場合の切断
例を示す図3に対応した床材要部の拡大平面図である。
【図8】 コの字状部材が切り離された状態での図7の
B−B線で切断してみた断面図である。
【図9】 本発明に係る床材の別の実施例を示す平面図
である。
【符号の説明】
10 床材 11 床材本体 12 スリット 13 コの字状部材 14 スリット 15 取付孔形成部材 15a 上板 15b 支持脚 16 取付代 20 収納空間 30 取付孔 B ベース K 配線・配管器具 X 配線・配管材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンセント等の配線・配管器具の取付孔
    が形成される取付孔形成部材を備えた床材であって、 取付孔形成部材は、床面を形成する上板と、上板を支持
    する支持脚とを備え、床材本体から切り離し可能に形成
    されたことを特徴とする床材。
  2. 【請求項2】 取付孔形成部材は、その上板と床材本体
    との間に形成された断続的なスリットにより床材本体か
    ら切り離し可能に形成されて成ることを特徴とする請求
    項1記載の床材。
JP9132727A 1997-02-26 1997-02-26 床 材 Pending JPH1054132A (ja)

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JP9132727A JPH1054132A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 床 材

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JP9132727A JPH1054132A (ja) 1997-02-26 1997-02-26 床 材

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JP4274306A Division JP2791528B2 (ja) 1992-10-13 1992-10-13 床 材

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ID=15088185

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JP (1) JPH1054132A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232220A (ja) * 2014-06-10 2015-12-24 アロン化成株式会社 フリーアクセスフロアシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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