JPH0510099Y2 - - Google Patents

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JPH0510099Y2
JPH0510099Y2 JP1986109457U JP10945786U JPH0510099Y2 JP H0510099 Y2 JPH0510099 Y2 JP H0510099Y2 JP 1986109457 U JP1986109457 U JP 1986109457U JP 10945786 U JP10945786 U JP 10945786U JP H0510099 Y2 JPH0510099 Y2 JP H0510099Y2
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knock
ring
flooring
flooring material
floor
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JP1986109457U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はフリーアクセス床材、詳しくはコンピ
ユータおよびその関連機器の設置場所の床材とし
て用いられるフリーアクセス床材に関する。
(従来技術およびその問題点) 昨今、オフイスオートメイシヨンの急速な発展
により一般事務室にまでコンピユータおよびその
関連機器が普及している現状にある。これら機器
等の設置にあたり、従来においては電源用または
機器相互の連結用導線あるいは導管を適宜床面上
に配置したり、床と壁との角に敷設または配設し
ていたが、歩行上の安全と一般事務室の美観の問
題等があり、第3図に示すように、コンピユータ
A,関連機器Bを設置する場合、フリーアクセス
床Cを設けて二重床となし、導線Dあるいは導管
Eを二重床の空間Fに敷設し、床材1′に設けた
ノツクアウト部4′を穴あけして機器への配線あ
るいは機器間の配線等を行うという方法をとるよ
うになつた。このようにして、安全性、事務室の
美観または模様替の容易性等種々の改善がなされ
てきた。
この二重床方式を採用した場合、従来の床材に
ノツクアウト部4′を設けた床材1′としては第4
図イおよびロに示すものがある。
第4図イは床材の平面図、同図ロは同図イのA
−A断面図であり、床材1′の適当な位置にノツ
クアウト部4′が設けられてある。この従来の床
材1′はノツクアウト部2′の断面厚さが第4図ロ
の断面図に示す如く床材1′の断面厚さより薄く
してあり、衝撃を加えることによりノツクアウト
部2′の部分を破壊し、導線Dあるいは導管Eの
引き出し用のノツクアウト孔を形成するものであ
る。
しかしながら、上記構成の床材1′においては
ノツクアウト部4′は単に薄肉状に形成されてい
るだけなのでそこを破壊する際、ノツクアウト部
4′が形よく破壊されるとは限らず、ノツクアウ
ト孔内周面に凹凸を生じたり、床材1′に亀裂を
生じたり、時には割れて破損してしまうという問
題があつた。また、事務室の模様替によりノツク
アウト孔を閉塞する必要が生じた場合、簡単には
補修できないという欠点があつた。
(考案の目的) 本考案は上記の問題点の欠点を解決すべくなさ
れたもので、その目的は、ノツクアウト部を容易
に破壊することができ、かつ内周面が平坦なノツ
クアウト孔を形成可能としたフリーアクセス床材
を提供することにある。
(実施例) 第1図イ,ロ,ハは本考案の一実施例を示す図
で、イ図はフリーアクセス床材の平面図、同図ロ
およびハはそれぞれ、同図イのB−BおよびC−
C断面図である。
しかして、本考案のフリーアクセス床材1は、
ガラスフアイバーで補強されたセメント(以下、
GRCという)で作られた略方形で平板状をなす
床材2と、この床材2の下部の適箇所に設けられ
た脚3とを備え、上記床材2には、ノツクアウト
孔形成用のリング4aが埋設され、かつリング4
a内に配設されたノツクアウト片4bにて成るノ
ツクアウト部4が構成されている。
なお、床材2の下面には、例えば格子状をなす
補強用のリブ5が形成されている。また、脚3は
床材2の下面の四隅に設けられ、かつその下端に
は高さまたは水平の調整をするための調整用ボル
ト6が螺設されているが、この脚6は床材2と一
体のものに限定されず、脚6と床材2とを別体構
成としても良いことは勿論である。
次いで、第2図イおよびロによりノツクアウト
部4をさらに詳細に説明する。図はノツクアウト
部の拡大断面図で、ノツクアウト部4は円形をな
し、床材2のGRC成形と同時に埋設してなる合
成樹脂製のリング4aと、その内側に成形された
GRC製の薄肉の円板状のノツクアウト片4bと
から成り、床材2の、例えば角隅等の所定の位置
に配設されている。しかして、リング4aの外周
略中央部には外側に突出する突起4a′が形成され
ている。この突起4a′はノツクアウト片4bを破
壊すべく衝撃を与えた場合、床材2の素材として
のセメントとの付着力を増加させ、衝撃に耐えさ
せるためのものである。また、リング4aの内周
には内側に向かつて段状に突出するノツクアウト
片受4a″が形成されている。このノツクアウト片
受4a″はそれを破壊しないで単にフリーアクセス
床材として使用する場合、補強の役目をなすもの
である。一方、既に破壊して形成したノツクアウ
ト孔4cを閉塞する場合には閉塞板(図示せず)
の受部としても利用し得る。
かくして成形されたフリーアクセス床材1は、
敷設の床上に2重床を構成すべく敷かれるが、導
線あるいは導管をフリーアクセス床面上に取り出
したり、床にコンセントを取付ける必要がある場
合、ノツクアウト部4に衝撃を与えてノツクアウ
ト片4bを破壊すれば、ノツクアウト孔4cを容
易に形成することができる。この際、リング4a
の内周面はリング4aが合成樹脂のため、フリー
アクセス床材1の素材であるセメントの固形物を
きれいに除去することができる。
以上、上記実施例においてはリング4aとして
円形のものについて説明したが、本考案の趣旨を
逸脱しない範囲で必要に応じ他の形状となしうる
ことはいうまでもない。
(考案の効果) 以上のように本考案では、ガラスフアイバーで
補強されたセメントからなる床材2に樹脂製のリ
ング4aを埋設し、この内部をノツクアウト片4
bとしたから、そこに衝撃を加えた場合、衝撃に
よりノツクアウト片4bを破壊することができ
る。また、一部ノツクアウト部4の内側に付着し
て残つても再度衝撃を加えてゆけば、素材である
セメントは脆性をも有するため、容易に除去で
き、また、リング4aは成形品からなる樹脂製で
あり、通常内面に凹凸がないため、欠けのない所
定形状のノツクアウト孔4cを形成することがで
きる。
また、リング4aの外周に突起4a′を設けたた
め、ノツクアウト片4bを破壊すべく衝撃を与え
ても、床材2の素材としてのセメントとの付着力
は増加しているため、衝撃に十分耐えることがで
きる。
さらに、内周には内側に向かつて段状に突出す
るノツクアウト片受4a″が形成されているため、
単にフリーアクセス床材として使用する場合、補
強効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図イ,ロ,ハおよび第2図イ,ロは本考案
の一実施例を示す図で、第1図イはフリーアクセ
ス床材の平面図、同図ロおよびハはそれぞれ第1
図のB−BおよびC−C断面図、第2図イ,ロは
本考案の要部であるノツクアウト部の断面図、第
3図はフリーアクセス床の説明図、第4図イは従
来のフリーアクセス床材、同図ロは同図イのA−
A断面図である。 1,1′……フリーアクセス床材、2……床材、
3……脚、4,4′……ノツクアウト部、4a…
…リング、4b……ノツクアウト片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略方形で平板状のガラスフアイバーで補強され
    たセメントからなる床材2の必要な位置に樹脂製
    のリング4aを埋設し、該リング4a内に薄肉の
    ノツクアウト片4bを配設してリング4aおよび
    ノツクアウト片4bをノツクアウト部4とし、か
    つ前記リング4aの外周略中央部には外側に突出
    する突起4a′が形成され、該リング4aの内周に
    は内側に向かつて段状に突出するノツクアウト片
    受4a″が形成されたことを特徴とするフリーアク
    セス床材。
JP1986109457U 1986-07-18 1986-07-18 Expired - Lifetime JPH0510099Y2 (ja)

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