JPH1053896A - アルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着色電着塗装用水性顔料分散体組成物 - Google Patents

アルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着色電着塗装用水性顔料分散体組成物

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JPH1053896A
JPH1053896A JP14577997A JP14577997A JPH1053896A JP H1053896 A JPH1053896 A JP H1053896A JP 14577997 A JP14577997 A JP 14577997A JP 14577997 A JP14577997 A JP 14577997A JP H1053896 A JPH1053896 A JP H1053896A
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aluminum
pigment dispersion
electrodeposition coating
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JP14577997A
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English (en)
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Shigeyasu Inoue
繁康 井上
Tadaaki Ito
忠彰 伊藤
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Original Assignee
Sakura Color Products Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着色に対
して、低光沢及び低透明を同時に実現でき、かつ耐候性
にも優れた電着塗装用水性顔料分散体組成物を提供す
る。 【解決手段】 有機白色顔料であるエチレンビスメラミ
ンを必須成分として含有し、分散剤を用いて水又は水溶
性有機溶媒を含む水に分散されており、水性顔料分散体
組成物のpHが7〜9である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建材、自動車用ホ
イールなど各種広範囲な用途に利用できるアルミ又はア
ルミ合金製品において、特にそのアルミ又はアルミ合金
酸化皮膜の着色に用いる電着塗装用水性顔料分散体組成
物に関する。更に詳述すれば、特に、アルミ又はアルミ
合金酸化皮膜に対する艶消し用電着塗装液の顔料成分と
して使用することができ、低光沢、低透明及び高耐候性
を持つ塗膜性能を実現できる着色電着塗装用水性顔料分
散体組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミニウム又はアルミニウム合
金の酸化皮膜上に艶消しの電着塗膜は、艶有り電着塗料
の未硬化膜を酸性浴中に浸漬し、塗膜表面の硬化を促進
することにより得ている。また、艶有り電着塗料にポリ
エチレン等の非極性樹脂のエマルジョンを併用し、基体
樹脂とワックス成分の非相溶性と加熱時のワックス成分
の気化により凹凸面を形成する手段もある。またエマル
ジョン粒子をあらかじめ架橋させておき、焼き付け時の
溶融、熱流動を抑制することにより得ている(色材、6
6(11)、671−676(1993))。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の艶消しも、塗膜形成樹脂に着目して艶消しを実現して
おり、顔料成分で艶消しを実現したものではない。一
方、アルミニウム又はアルミニウム合金の酸化皮膜上に
形成する塗膜は、前記の通り、艶消しすなわち低光沢で
あると共に、アルミニウム又はアルミニウム合金の酸化
皮膜表面を隠蔽する必要から低透明すなわち不透明化を
実現することが重要である。この点、従来は、専ら酸化
チタンで不透明化を実現していたが、酸化チタンは耐候
性の点で好ましくなく、チョーキングが発生し易い点で
必ずしも満足できるものではない。特に、アルミ建材や
アルミホイール等の外装部材に用いた場合は尚更であ
る。
【0004】本発明の課題は、アルミ又はアルミ合金酸
化皮膜への着色に対して、低光沢及び低透明を同時に実
現でき、かつ耐候性にも優れた電着塗装用水性顔料分散
体組成物を提供するところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
鋭意検討した結果、本発明は、従来の無機白色顔料であ
る酸化チタンに代えて有機白色顔料を含有する水性顔料
分散体組成物を、アルミ又はアルミ合金酸化皮膜への電
着塗装液の顔料成分として配合することにより、アルミ
又はアルミ合金酸化皮膜上に、低光沢かつ低透明で、し
かも耐候性を持つ均一で強固な電着塗膜を形成できるこ
とを見出した。請求項1の発明は、有機白色顔料を必須
成分として含有するアルミ又はアルミ合金酸化皮膜への
着色電着塗装用水性顔料分散体組成物である。
【0006】本発明の水性顔料分散体組成物は、実際に
は、有機白色顔料を必須成分として含有し、分散剤及
び、水及び又は水溶性有機液体を含んだ状態で使用する
ことが好ましい。すなわち、請求項2の発明は、有機白
色顔料を必須成分として含有し、分散剤を用いて水又は
水溶性有機溶媒を含む水に分散させた請求項1記載のア
ルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着色電着塗装用水性顔
料分散体組成物である。
【0007】本発明でいう有機白色顔料とは、水溶性有
機液体及び又は水に不溶で、かつ皮膜非形成性を有し、
アルミ又はアルミ合金酸化皮膜に対して隠蔽力をもつ粒
子径の大きな粒子を意味し、具体的に好ましい有機白色
顔料としては、水溶性有機液体及び又は水に不溶で、か
つ皮膜非形成性を有し、顔料平均粒子径が少なくとも
0.3μmであり、屈折率が少なくとも1.4である粒
子である。
【0008】この種の用途に好適に用いられる有機白色
顔料の一つとしては、エチレンビスメラミンが挙げられ
る。請求項3の発明は、有機白色顔料がエチレンビスメ
ラミンである請求項1又は2に記載のアルミ又はアルミ
合金酸化皮膜への着色電着塗装用水性顔料分散体組成物
である。
【0009】この請求項3記載の有機白色顔料は、後述
する一般式(1)で示されるアルキレンビスメラミン又
はアルキレンビスメラミン誘導体と共に、白色粉末であ
り、一般に300度以上の高い融点を有し、このために
耐熱性に優れている。また白色度が高く隠蔽率も良好で
ある。特に、エチレンビスメラミンを含む一般式(1)
で示されるアルキレンビスメラミン又はアルキレンビス
メラミン誘導体は、アルミ又はアルミ合金酸化皮膜に対
して低光沢かつ低透明の電着塗膜を形成する上で、顔料
粒子の平均粒子径を比較的大きな0.3〜1.3μm、
好ましくは0.4〜1.0μmの平均粒子径とする場合
であっても、分散剤、特にアニオン系化合物の分散剤を
用いて水または水溶性有機液体を含む水に分散させる
と、優れた分散性と電着塗装性能が現出することから、
塗膜の光沢度及び透明度を制御でき、耐候性も向上でき
る。従って、顔料粒子の平均粒子径を大きくすること
で、塗膜の光沢度及び透明度を低下させて、耐候性を向
上することが可能となる。
【0010】また、本発明者はエチレンビスメラミンを
上記有機白色顔料として用いた場合は、その分散性がp
Hに大きく影響を受け、流動性が悪くなることを見いだ
し、水性顔料分散体組成物のpHを7〜9に調整するこ
とによりこの問題を解決できることを見いだした。請求
項4の発明は、水性顔料分散体組成物のpHが7〜9で
ある請求項3に記載のアルミ又はアルミ合金酸化皮膜へ
の着色電着塗装用水性顔料分散体組成物である。
【0011】また、アルミ又はアルミ合金酸化皮膜への
着色電着塗装における顔料成分として好適に用いられる
他の有機白色顔料としては、樹脂粒子顔料を挙げること
ができる。樹脂粒子顔料とは、いわゆるプラスチックピ
グメントと称されるもので、例えばポリスチレン系やポ
リアクリル系、ポリメチルメタクリレート系、エポキシ
系、スチレン−アクリル系などの重合又は共重合微粒子
である。特に、ドーナツ状偏平粒子や真球状粒子、中空
粒子等として好適に使用できる。請求項5の発明は、有
機白色顔料が樹脂粒子顔料である請求項1又は2に記載
のアルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着色電着塗装用水
性顔料分散体組成物である。
【0012】上記有機白色顔料の平均粒子径は0.3〜
1.3μmが好ましく、0.4〜1.0μmが最適範囲
である。平均粒子径が0.3μmより小さい場合は電着
塗膜の低光沢かつ低透明にすることが困難であり、1.
3μmを超えると分散性において好ましくなく、特に電
着液に顔料成分として配合した場合、均一な電着塗膜を
形成する上で好ましくない。この点で平均粒子径は0.
4〜1.0μmが最適範囲である。請求項6の発明は、
有機白色顔料の平均粒子径が0.3〜1.3μmである
請求項1乃至5のいずれかに記載のアルミ又はアルミ合
金酸化皮膜への着色電着塗装用水性顔料分散体組成物で
ある。
【0013】本水性顔料分散体組成物に使用する分散剤
は、アニオン系化合物が好ましい。中でもイオン強度が
高いカルボキシル基、スルホン基のいずれかを含むもの
であれば、有機白色顔料、特に後記の一般式(1)で示
される有機白色顔料や樹脂粒子顔料との相性が良好で、
平均粒子径を0.3〜1.3μmもの比較的大きな粒子
径としても、分散性及び電着塗装性能が良好であり、ア
ルミ又はアルミ合金の陽極酸化皮膜に均一で色ムラのな
い強固な塗膜を形成することができる。請求項7の発明
は、分散剤がカルボキシル基、スルホン酸基のいずれか
を少なくとも含むアニオン性化合物である請求項1乃至
6のいずれかに記載のアルミ又はアルミ合金酸化皮膜へ
の着色電着塗装用水性顔料分散体組成物である。
【0014】また特に、このアニオン系化合物の中でも
アクリル酸重合体又はその共重合体又はそれらの誘導体
が好ましい。また、アクリル酸又はその誘導体と、これ
と重合可能な1種又は2種以上の単量体の共重合物又は
その変性体又はアニオン系界面活性剤が好適である。請
求項8の発明は、アニオン性化合物が、重合物もしくは
共重合物またはアニオン系界面活性剤である請求項7記
載の着色電着塗装用水性顔料分散体組成物である。
【0015】さらに、本発明者は、水性顔料分散体組成
物に使用する分散剤の酸価により電着塗装時の電気泳動
性を制御でき、塗膜の着き易さを調整できることを見い
だした。そして艶消しタイプの電着塗膜を得るには、分
散剤の酸価を50〜150にすることが最適であること
を見出した。請求項9の発明は、分散剤の酸価が50〜
150である請求項1乃至8のいずれかに記載のアルミ
又はアルミ合金酸化皮膜への着色電着塗装用水性顔料分
散体組成物である。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の水性顔料分散体組成物
は、有機白色顔料を必須成分として含有し、分散剤を用
いて水又は水溶性有機溶媒を含む水に分散させた状態で
使用することが好ましい。
【0017】この種の用途に好適に用いられる有機白色
顔料の一つとしては、エチレンビスメラミンが挙げられ
る。このエチレンビスメラミンは、後述する一般式
(1)で示されるアルキレンビスメラミン又はアルキレ
ンビスメラミン誘導体と同様に、白色粉末であり、一般
に300度以上の高い融点を有し、このために耐熱性に
優れている。また白色度が高く隠蔽率も良好である。特
に、エチレンビスメラミンを含む一般式(1)で示され
るアルキレンビスメラミン又はアルキレンビスメラミン
誘導体は、アルミ又はアルミ合金酸化皮膜に対して低光
沢かつ低透明の電着塗膜を形成する上で、顔料粒子の平
均粒子径を比較的大きな0.3〜1.3μm、好ましく
は0.4〜1.0μmの平均粒子径とする場合であって
も、分散剤、特にアニオン系化合物の分散剤を用いて水
又は水溶性有機液体を含む水に分散させると、優れた分
散性と電着塗装性能が現出することから、塗膜の光沢度
及び透明度を制御でき、耐候性も向上できる。従って、
顔料粒子の平均粒子径を大きくすることで、塗膜の光沢
度及び透明度を低下させて、耐候性を向上することが可
能となる。
【0018】また、アルミ又はアルミ合金酸化皮膜への
着色電着塗装における顔料成分として好適に用いられる
他の有機白色顔料としては、樹脂粒子顔料を挙げること
ができる。樹脂粒子顔料とは、いわゆるプラスチックピ
グメントと称されるもので、例えばポリスチレン系やポ
リアクリル系、ポリメチルメタクリレート系、エポキシ
系、スチレン−アクリル系などの重合又は共重合微粒子
である。特に、ドーナツ状偏平粒子や真球状粒子、中空
粒子等として好適に使用できる。
【0019】有機白色顔料の平均粒子径は0.3〜1.
3μmが好ましく、0.4〜1.0μmが最適範囲であ
る。平均粒子径が0.3μmより小さい場合は電着塗膜
の低光沢かつ低透明にすることが困難であり、1.3μ
mを超えると分散性において好ましくなく、特に電着液
に顔料成分として配合した場合、均一な電着塗膜を形成
する上で好ましくない。この点で平均粒子径は0.4〜
1.0μmが最適範囲である。
【0020】ところで、本発明で使用できる有機白色顔
料としては、既述の通り、エチレンビスメラミンが好適
であるが、その他下記の一般式(1)で示されるアルキ
レンビスメラミン又はアルキレンビスメラミン誘導体が
有機白色顔料として好適に使用できる。なお、エチレン
ビスメラミンは、例えば、ハッコーケミカル社製の「シ
ゲノックスOWP」(商品名)を用いることができる。
【0021】
【化1】 (式中Rは水素原子又は炭素数1から4の低級アルキル
基又は脂環式基を表し、R1、R2、R3およびR4は同じ
か又は異なり、それぞれ水素原子又は炭素数1から4の
低級アルキル基を表し、またR1とR2あるいはR3とR4
が窒素原子と共に複素環式基を形成してもよく、Xは炭
素数2から3の低級アルキレン基を示す。)
【0022】上記一般式(1)で示されるアルキレンビ
スメラミン又はアルキレンビスメラミン誘導体は、具体
的には次の表1に示される化合物にて使用できる。
【0023】
【表1】
【0024】なお、上記一般式(1)で示される有機白
色顔料の製造方法は、以下の通りである。まず、1当量
の塩化シアヌル等のハロゲン化シアヌルを少量の界面活
性剤と共に氷水中に分散させ、0〜5℃に保って攪拌し
ながらこの中に4当量のアンモニア(又は低級モノ−又
はジアルキルアミン)を含有する水溶液を滴下する。滴
下終了後、混液を40〜45℃に昇温させて約3時間反
応させる。次いで、析出している白色の結晶を濾過す
る。このようにして得られた2,4−ジアミノ(又はジ
低級モノ−又はジアルキルアミノ)−6−ハロゲノ−
1,3,5−トリアジンの濾過ケーキを適量の水に分散
させ、この中に1/2当量のアルキレンジアミン(又は
置換アルキレンジアミン)を添加し、95〜100℃の
温度で攪拌下に反応させると次第にアルカリが消える。
同温度に保って、この中に2当量のカセイソーダを含有
する水溶液を約2時間を要して滴下する。反応混合物の
pHは8程度となり、内容物は一旦透明液となるが、間
もなく白色の結晶が析出してくる。更に約3時間95〜
100℃に保って反応を完結させた後放冷し、約50℃
になったとき反応混合物のpHを10程度の弱アルカリ
性に調整し、析出している結晶を濾過し、十分に水洗し
て乾燥して得られる。
【0025】一方、前記樹脂粒子顔料は、前記の通り、
例えばポリスチレン系やポリアクリル系、アクリル系、
エポキシ系、スチレン−アクリル系などの重合又は共重
合微粒子、またそれらのドーナツ状偏平粒子や真球状粒
子、中空粒子等を好適に使用できる。例えば、ポリスチ
レン系重合体のドーナツ状偏平粒子として三井東圧化学
株式会社製の「ミューティクルPP240D」(商品
名)、ポリスチレン系重合体の真球状粒子として三井東
圧化学株式会社製の「ミューティクルPP101P」
(商品名)や旭化成工業株式会社製の「SBラテックス
L−8801」(商品名)、アクリル系重合体の真球状
粒子として綜研化学株式会社製の「MP1000」(商
品名)、エポキシ系の真球状粒子として東レ株式会社製
の「トレパールBP−B3000」(商品名)、スチレ
ン−アクリル系重合体の真球状中空粒子として大日本イ
ンキ株式会社製「グランドールPP1100」(商品
名)やローム&ハース社製の「ローペイクOP62」
(商品名)を例示できる。
【0026】有機白色顔料は、アルミ又はアルミ合金酸
化皮膜への着色電着塗装用水性顔料分散体組成物として
用いる場合、5〜60wt%程度加えるのが好ましく、
特に10〜40wt%が最適である。有機白色顔料が1
0wt%、特に5wt%より少ないと電着塗膜の隠蔽性
が十分でなくなり、40wt%、特に60wt%を超え
ると有機白色顔料が過剰となるために電着塗膜の厚みや
塗膜の強度を制御し難く、均一で強固な塗膜の形成が困
難となる。また次の塗装工程への顔料分の持ち出しが多
くなり使用効率が良好でない。また更に着色浴における
電着液中の有機白色顔料濃度として換算すると、0.5
〜10wt%が好ましく、その中でも1〜8wt%が最
適である。有機白色顔料が1wt%、特に0.5wt%
より少ないと電着塗膜の隠蔽性が十分でなくなり、8w
t%、特に10wt%を超えると有機白色顔料が過剰と
なるために電着塗膜の厚みや塗膜の強度を制御し難く、
均一で強固な塗膜の形成が困難となる。また次の塗装工
程への顔料分の持ち出しが多くなり使用効率が良好でな
い。
【0027】なお、有機白色顔料は、粉体又は分散体
(エマルジョン)のいずれのタイプでも使用可能であ
る。分散体(エマルジョン)の場合は有機白色顔料の固
形分が分散された状態で提供されるので、有機白色顔料
を含む水性顔料分散体組成物としてそのまま使用でき
る。
【0028】なお、顔料は有機白色顔料を必須成分とし
て含有する必要があるが、有色にする場合は、着色顔料
として、各種の有機及び又は無機顔料を添加することも
できる。有機顔料としては、例えば、カーボンブラッ
ク、アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、アン
スラキノン系、ジオキサンジン系、インジゴ系、チオイ
ンジゴ系、ペリノン系、ペリレン系、イソインドレン
系、アゾメチンアゾ系、インダンスレン系、ジケトピロ
ロピロール系などが例示できる。また、無機顔料として
は、鉄黒系(FeO・Fe23)、鉄赤系(Fe
23)、鉄黄系(FeO(OH)n・H2O)、コバルト
ブルー系、コバルトグリーン系、プルッシャンブルー
系、コバルトバイオレット系等を例示できる。
【0029】本水性顔料分散体組成物に使用する分散剤
は、アニオン系化合物が好ましい。中でもイオン強度が
高いカルボキシル基、スルホン基のいずれかを含むもの
であれば、有機白色顔料、特に前記一般式(1)で示さ
れる有機白色顔料や樹脂粒子顔料との相性が良好で、平
均粒子径を0.3〜1.3μmもの比較的大きな粒子径
としても、分散性及び電着塗装性能が良好であり、アル
ミ又はアルミ合金の陽極酸化皮膜に均一で色ムラのない
強固な塗膜を形成することができる。また特に、このア
ニオン系化合物の中でもアクリル酸重合体又はその共重
合体又はそれらの誘導体が好ましい、また、アクリル酸
又はその誘導体と、これと重合可能な1種又は2種以上
の単量体の共重合物又はその変性体又はアニオン系界面
活性剤が好適である。例えば、アクリル酸又はアクリル
酸メチルのようなアクリル酸又はその誘導体と共重合可
能な単量体としては、塩化ビニル、酢酸ビニルなどの
α,β−エチレン性単量体、その誘導体、無水マレイン
酸、その誘導体のいずれかを少なくとも一つ含む単量体
が使用できる。またアニオン系界面活性剤は各種公知の
ものが使用可能である。特に、スチレン−アクリル酸共
重合物、スチレン−マレイン酸共重合物を用いた場合、
有機白色顔料粒子の分散性が良好で、電着塗装に好結果
を及ぼすものである。
【0030】しかしながら、前記一般式(1)で示され
る有機白色顔料、特にエチレンビスメラミンを有機白色
顔料として用いて分散させた場合は、エチレンビスメラ
ミンの分散性は水性顔料分散体組成物のpHに大きく依
存しており、例えば顔料濃度20%の分散体において少
なくともpHが9以下でないと流動性を有しなくなるこ
とを見いだした。特に、アルミ電着に用いる場合、陽極
への流動性を有する必要があり、アニオン系の樹脂分散
系で分散させているが、この場合、いったん分散樹脂を
トリエチルアミン、ジメチルアミノエタノール等で溶解
させワニスをつくる必要がある。このワニスのpHがエ
チレンビスメラミンの分散性を大きく左右し、顔料分散
体のpHを決定付けている。具体的には、スチレン−ア
クリル酸系樹脂を分散剤とし、これをトリエチルアミン
で中和して実験した結果、少なくともpHを9以下とし
た場合は分散性は良好となるが、pHが9を越える場合
は流動性がなくなり分散性は悪化した。これはトリエチ
ルアミンがアニオン性分散剤に対して一定量を越えて配
合されている場合、遊離アミンから生じたフリーの水酸
イオンがエチレンビスメラミンと何らかの反応を起こす
結果、流動性を失わせるものと考えられる。従って、本
発明では水性顔料分散体組成物のpHは7〜9とするこ
とが望ましい。なお、水性顔料分散体組成物のpHが7
未満の場合は、陽極側に電着させるアルミ電着塗装とし
ては好ましくない。
【0031】また、本発明の水性顔料分散体組成物に使
用する分散剤の場合、分散剤の酸価を制御することによ
り、電着塗装時の電気泳動性に影響を与えることがで
き、塗膜厚のつきやすさをコントロールできることを見
いだした。すなわち電着塗膜を艶消しにも艶ありにもコ
ントロールできることを見いだしたものである。例えば
スチレン−アクリル酸系樹脂の酸価が200である商品
名「ジョンソンポリマーJ679」(ジョンソンポリマ
ー社製)とスチレン−アクリル酸系樹脂の酸価が80で
ある商品名「星光化学H1712」(星光化学社製)を
比較した場合、同じ条件下にて塗膜厚でスチレン−アク
リル酸系樹脂の酸価が80である商品名「星光化学H1
712」(星光化学社製)の方が約2倍電着されやすい
ことを見いだした。従って、通常の透明な電着に用いら
れる樹脂エマルジョンはおよそ酸価が50前後であるこ
とを考えると、これを基準にして分散剤の酸価が低いア
ニオン系分散剤を用いた場合は顔料分散体の電着量が多
くなり厚い電着塗膜が得られる。これに対して分散剤の
酸価が大きいアニオン系分散剤を用いた場合は顔料分散
体の電着量が少なくなる結果、顔料の付着量が少ない薄
い電着塗膜が得られる。艶消しタイプの電着塗膜を得る
場合は、樹脂顔料の付着量が大である酸価の低いアニオ
ン系分散剤を用いることが望ましく、艶ありタイプの電
着塗膜を得る場合は、樹脂顔料の付着量が少ない酸価の
大きいアニオン系分散剤を用いることが望ましい。艶消
しタイプの電着塗膜を得る場合は、具体的には酸価が5
0〜150のアニオン系分散剤を用いることが望まし
い。
【0032】有機白色顔料の分散体調製は、従来から用
いられるビーズミル、ボールミル、サンドミル、ロール
ミル、ホモミキサーなど各種の分散機が用いられる。分
散溶液における溶媒の揮発速度の調整には、メタノー
ル、エタノールなどのアルコール類、エチレングリコー
ル、プロピレングリコールなどのグリコール類やそのエ
ステル、又はアルカノールアミンなどの水溶性有機液体
が好適に用いられる。なお、有機白色顔料が粉体の場
合、例えば前記一般式(1)で示されるアルキレンビス
メラミン又はアルキレンビスメラミン誘導体やポリメチ
ルメタクリレート系重合体の真球状粒子(綜研化学株式
会社製の「MP1000」(商品名))などでは、特に
ビーズミルが好ましい。一方、前記のポリスチレン系重
合体の真球状粒子やエポキシ系の真球状粒子、スチレン
−アクリル系重合体の真球状中空粒子などの様に分散体
として供給される場合は、ホモミキサーで分散させるこ
とが好ましい。
【0033】本発明の水性顔料分散体を混合する電着塗
料としては、公知のものが使用できる。代表的なものと
しては、アクリル−メラミンエマルジョン塗料や、フッ
素−メラミンエマルジョン塗料などがあげられる。電着
塗装液の調整は、例えば、水溶性アクリル−メラミン樹
脂、ブチルセロソルブ、イソプロピルアルコール、2−
ジメチルアミノエタノール、イオン交換水などの公知の
電着塗装液成分に、顔料成分として本発明に係る水性顔
料分散体組成物を配合することで得られる。但し、顔料
成分を除く他の電着塗装液成分については特に限定され
ない。なお、上記の組成の場合では、水溶性アクリル−
メラミン樹脂約200重量部、ブチルセロソルブ7〜9
重量部、イソプロピルアルコール1〜3重量部、2−ジ
メチルアミノエタノール1〜3重量部、イオン交換水4
50〜700重量部、本発明に係る水性顔料分散体組成
物100〜300重量部を配合量とすることが望まし
い。
【0034】電着塗装も通常知られている公知の条件で
あれば採用でき、特に限定されない。例えば、陽極酸化
皮膜を持つように処理されたアルミニウム又はアルミニ
ウム合金を陽極にセットし、炭素棒を陰極に配した電着
槽内を、本発明に係る水性顔料分散体組成物を顔料成分
として含む電着塗装液で満たし、直流電圧で通電後、焼
き付け処理することで塗装できる。
【0035】
【実施例】
(実施例1) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 5部 (ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル679」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.7μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 450重量部 水性顔料分散体組成物 100重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0036】(実施例2) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 25部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 679」)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 6部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 61部 上記の組成で平均粒子系0.8μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 8重量部 イソプロピルアルコール 2重量部 2−ジメチルアミノエタノール 2重量部 イオン交換水 500重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0037】(実施例3) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 30部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 679」)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 8部 エチレングリコール 8部 イオン交換水 54部 上記の組成で平均粒子系0.8μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 300重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0038】(実施例4) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 5部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.7μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 450重量部 水性顔料分散体組成物 100重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0039】(実施例5) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 25部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 679」)のナトリウム中和20%溶液(分散剤) 6部 エチレングリコール 8部 イオン交換水 61部 上記の組成で平均粒子系0.8μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 8重量部 イソプロピルアルコール 2重量部 2−ジメチルアミノエタノール 2重量部 イオン交換水 700重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0040】(実施例6) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンマレイン酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 5部 (星光化学工業社製、商品名「ハイロスX−220」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.7μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 450重量部 水性顔料分散体組成物 100重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0041】(実施例7) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 25部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンマレイン酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 6部 (星光化学工業社製、商品名「ハイロスX−220」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 61部 上記の組成で平均粒子系0.8μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 450重量部 水性顔料分散体組成物 100重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0042】(実施例8) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) ポリカルボン酸型高分子陰イオン界面活性剤 5部 (株式会社花王製、商品名「デモールEP」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.8μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 450重量部 水性顔料分散体組成物 100重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0043】(実施例9) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) ナフタレンスルホン酸・ホルマリン縮合物のソーダ塩 5部 (株式会社花王製、商品名「デモールP」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.8μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 450重量部 水性顔料分散体組成物 100重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0044】(実施例10) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) ポリカルボン酸型高分子陰イオン界面活性剤 5部 (日本油脂株式会社製、商品名「ニッサンポリスター」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.8μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 450重量部 水性顔料分散体組成物 100重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0045】(実施例11) ポリスチレン系重合体のドーナツ状偏平粒子(有機白色顔料) 50部 (三井東圧化学株式会社製、商品名「ミューティクルPP240D」 固形分44%分散体、平均粒子径0.5μm) スチレンアクリル酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 2部 (ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル679」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 40部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0046】(実施例12) ポリスチレン系重合体のドーナツ状偏平粒子(有機白色顔料) 50部 (三井東圧化学株式会社製、商品名「ミューティクルPP240D」 固形分44%分散体、平均粒子径0.5μm) スチレンアクリル酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 2部 (ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル683」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 40部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0047】(実施例13) ポリスチレン系重合体のドーナツ状偏平粒子(有機白色顔料) 50部 (三井東圧化学株式会社製、商品名「ミューティクルPP240D」 固形分44%分散体、平均粒子径0.5μm) スチレンマレイン酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 2部 (星光化学工業社製、商品名「ハイロスX−220」) エチレングリコール 8部 イオン交換水 40部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0048】(実施例14) ポリスチレン系重合体の真球状粒子(有機白色顔料) 50部 (三井東圧化学株式会社製、商品名「ミューティクルPP101P」 固形分44%分散体、平均粒子径0.6μm) スチレンアクリル酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 2部 (ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル679」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 40部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0049】(実施例15) ポリスチレン系重合体の真球状粒子(有機白色顔料) 50部 (三井東圧化学株式会社製、商品名「ミューティクルPP101P」 固形分44%分散体、平均粒子径0.6μm) スチレンマレイン酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 2部 (星光化学工業社製、商品名「ハイロスX−220」) エチレングリコール 8部 イオン交換水 40部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0050】(実施例16) ポリスチレン系重合体の真球状粒子(有機白色顔料) 40部 (旭化成工業株式会社製、商品名「SBラテックスL−8801」 固形分50%分散体、平均粒子径0.5μm) スチレンアクリル酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 1部 (ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル679」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 51部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0051】(実施例17) ポリメチルメタクリレート系重合体の真球状粒子(有機白色顔料)20部 (綜研化学株式会社製、商品名「MP1000」、) スチレンマレイン酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 5部 (星光化学工業社製、商品名「ハイロスX−220」) エチレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.4μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。次に、この水性顔料分散体を用いて、膜厚9μ
mの陽極酸化皮膜を持つように処理したアルミニウム板
を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内を次の組成の
電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0052】(実施例18) エポキシ系の真球状粒子(有機白色顔料) 60部 (東レ株式会社製、商品名「トレパールBP−B3000」 固形分30%分散体、平均粒子径0.5μm) スチレンアクリル酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 2部 (ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル679」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 30部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0053】(実施例19) スチレン−アクリル系重合体の真球状中空粒子(有機白色顔料) 60部 (大日本インキ株式会社製、商品名「グランドールPP1100」 固形分36%分散体、平均粒子径0.55μm) スチレンマレイン酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 2部 (星光化学工業社製、商品名「ハイロスX−220」) エチレングリコール 8部 イオン交換水 30部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0054】(実施例20) スチレン−アクリル系重合体の真球状中空粒子(有機白色顔料) 60部 (ローム&ハース社製、商品名「ローペイクOP62」 固形分37%分散体、平均粒子径0.4μm) スチレンアクリル酸樹脂のトリエチルアミン中和20%溶液 2部 (ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル683」) プロピレングリコール 8部 イオン交換水 30部 上記の組成で顔料分散体を調製した。なお、有機白色顔
料の分散体調製はホモミキサーで行った。次に、この水
性顔料分散体を用いて、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持
つように処理したアルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極
に配置した電着槽内を次の組成の電着塗装液で満たし
た。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 9重量部 イソプロピルアルコール 3重量部 2−ジメチルアミノエタノール 3重量部 イオン交換水 600重量部 水性顔料分散体組成物 200重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
した。その結果、電着槽の状態(初期)は均一であり、
焼き付け後の色むらもなかった。また、アルミニウム板
に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明度が低く、隠
蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次に促進耐候性
試験(Dewサイクル試験)を80時間行った結果、試
験片の表面性状の変化はほとんど見られなかった。
【0055】(実施例21) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 5部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.7μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。 ファーネスカーボン(有機黒色顔料) 20部 (カボット社製、商品名「モナーチ800」) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 20部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 52部 更に、上記組成で平均粒子径0.1μmの顔料分散体を
調製した。なお、有機黒色顔料の分散体調製はビーズミ
ルで行った。次に、上記二つの水性顔料分散体を用い
て、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持つように処理したア
ルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内
を次の組成の電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 670重量部 水性白色顔料分散体組成物 120重量部 水性黒色顔料分散体組成物 1重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
しグレー塗膜を得た。その結果、電着槽の状態(初期)
は均一であり、焼き付け後の色むらもなかった。また、
アルミニウム板に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透
明度が低く、隠蔽性のある表面艶消し状態で得られた。
次に促進耐候性試験(Dewサイクル試験)を80時間
行った結果、試験片の表面性状の変化はほとんど見られ
なかった。
【0056】(実施例22) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 5部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.7μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。 フタロシアニンブルー(有機青色顔料) 20部 (大日本インキ化学社製、商品名「ファストゲンブルーTGR」) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 20部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 52部 更に、上記組成で平均粒子径0.1μmの顔料分散体を
調製した。なお、有機青色顔料の分散体調製はビーズミ
ルで行った。次に、上記二つの水性顔料分散体を用い
て、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持つように処理したア
ルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内
を次の組成の電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 670重量部 水性白色顔料分散体組成物 120重量部 水性青色顔料分散体組成物 1重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
し青色塗膜を得た。その結果、電着槽の状態(初期)は
均一であり、焼き付け後の色むらもなかった。また、ア
ルミニウム板に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明
度が低く、隠蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次
に促進耐候性試験(Dewサイクル試験)を80時間行
った結果、試験片の表面性状の変化はほとんど見られな
かった。
【0057】(実施例23) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 5部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.7μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。 塩素化フタロシアニングリーン(有機緑色顔料) 20部 (大日本インキ化学社製、商品名「ファストゲングリーンB」) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 20部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 52部 更に、上記組成で平均粒子径0.1μmの顔料分散体を
調製した。なお、有機緑色顔料の分散体調製はビーズミ
ルで行った。次に、上記二つの水性顔料分散体を用い
て、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持つように処理したア
ルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内
を次の組成の電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 670重量部 水性白色顔料分散体組成物 120重量部 水性緑色顔料分散体組成物 1重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
し緑色塗膜を得た。その結果、電着槽の状態(初期)は
均一であり、焼き付け後の色むらもなかった。また、ア
ルミニウム板に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明
度が低く、隠蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次
に促進耐候性試験(Dewサイクル試験)を80時間行
った結果、試験片の表面性状の変化はほとんど見られな
かった。
【0058】(実施例24) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 5部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.7μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。 ジケトピロロピロール(有機赤色顔料) 20部 (チバ スペシャリティー ケミカルズ社製、商品名「イルガジンDPP ルビンTR」) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 20部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 52部 更に、上記組成で平均粒子径0.1μmの顔料分散体を
調製した。なお、有機赤色顔料の分散体調製はビーズミ
ルで行った。次に、上記二つの水性顔料分散体を用い
て、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持つように処理したア
ルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内
を次の組成の電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 670重量部 水性白色顔料分散体組成物 120重量部 水性赤色顔料分散体組成物 1重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
し赤色塗膜を得た。その結果、電着槽の状態(初期)は
均一であり、焼き付け後の色むらもなかった。また、ア
ルミニウム板に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明
度が低く、隠蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次
に促進耐候性試験(Dewサイクル試験)を80時間行
った結果、試験片の表面性状の変化はほとんど見られな
かった。
【0059】(実施例25) エチレンビスメラミン(有機白色顔料) 20部 (ハッコウケミカル社製、商品名「シゲノックスOWP」 固形分99%以上、) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 5部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 67部 上記の組成で平均粒子系0.7μmの顔料分散体を調製
した。なお、有機白色顔料の分散体調製はビーズミルで
行った。 キナクリドン固溶体(有機橙色顔料) 20部 (チバ スペシャリティー ケミカルズ社製、商品名「シンカシャゴール ドYT919D」) スチレンアクリル酸樹脂(ジョンソンポリマー社製、商品名「ジョンクリル 683)のトリエチルアミン中和20%溶液(分散剤) 20部 プロピレングリコール 8部 イオン交換水 52部 更に、上記組成で平均粒子径0.1μmの顔料分散体を
調製した。なお、有機橙色顔料の分散体調製はビーズミ
ルで行った。次に、上記二つの水性顔料分散体を用い
て、膜厚9μmの陽極酸化皮膜を持つように処理したア
ルミニウム板を陽極、炭素棒を陰極に配置した電着槽内
を次の組成の電着塗装液で満たした。 水溶性アクリル−メラミン樹脂 200重量部 ブチルセロソルブ 7重量部 イソプロピルアルコール 1重量部 2−ジメチルアミノエタノール 1重量部 イオン交換水 670重量部 水性白色顔料分散体組成物 120重量部 水性橙色顔料分散体組成物 1重量部 次に、直流電圧120vで5分間通電した後、アルミニ
ウム板を180℃で30分焼き付け処理し、塗装を終了
し橙色塗膜を得た。その結果、電着槽の状態(初期)は
均一であり、焼き付け後の色むらもなかった。また、ア
ルミニウム板に電着塗装された塗膜は、光沢度及び透明
度が低く、隠蔽性のある表面艶消し状態で得られた。次
に促進耐候性試験(Dewサイクル試験)を80時間行
った結果、試験片の表面性状の変化はほとんど見られな
かった。
【0060】(光沢度測定)上述の実施例1〜25の塗
膜についてJIS H 8602、JIS Z 8741及びJIS D0202
に準拠して光沢度を測定した。測定機は株式会社堀場製
作所製グロスチェッカーIG−310を用いた。同測定
機の仕様は、測定範囲:0〜100(分解能1)、光学
系:入射角60°〜受光角60°Gs(60°)、再現
性:フルスケールの+−2%である。光沢度の評価は、
鏡面光沢度([Gs(60°)])が80(%)以上を
「光沢」、同光沢度が20(%)以上80(%)未満を
「半光沢」、20(%)未満を「無光沢」とし、「半光
沢」及び「無光沢」であれば艶消し状態にあるとした。
その結果、従来の電着塗装品が鏡面光沢度80(%)以
上で「光沢」であるのに対し、実施例1〜10及び実施
例21〜25の塗膜では鏡面光沢度は0〜5(%)で
「無光沢」であった。実施例11〜20の塗膜の鏡面光
沢度は15〜40(%)で半光沢〜無光沢であった。
【0061】
【発明の効果】本発明の水性顔料分散体組成物は、有機
白色顔料を必須成分として含有しているので、アルミニ
ウム又はアルミニウム合金酸化皮膜に対する着色電着塗
装の顔料成分として用いても低光沢かつ低透明にするこ
とができる。これにより、従来のアルミ電着塗装の様
に、樹脂成分を改良して艶消しにすると共に、酸化チタ
ンで低透明にして隠蔽化する必要がなく、有機白色顔料
を含有する本発明の水性顔料分散体組成物だけでも、ア
ルミニウム又はアルミニウム合金酸化皮膜に対して充分
な艶消し電着塗装を可能とすることができる。しかも、
酸化チタンに代えて有機白色顔料を必須成分とする水性
顔料分散体組成物であるため、酸化チタンに起因するチ
ョーキングの発生を防止することができ、耐候性が向上
する。
【0062】従って、本発明の水性顔料分散体組成物を
用いて、各種のアルミニウム又はアルミニウム合金製
品、例えば住宅等の建造物のサッシ、ドア、外装パネ
ル、エクステリア製品のほか、アルミホイール等のアル
ミダイカスト製品などに適用できる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機白色顔料を必須成分として含有するア
    ルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着色電着塗装用水性顔
    料分散体組成物。
  2. 【請求項2】有機白色顔料を必須成分として含有し、分
    散剤を用いて水又は水溶性有機溶媒を含む水に分散させ
    た請求項1記載のアルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着
    色電着塗装用水性顔料分散体組成物。
  3. 【請求項3】有機白色顔料がエチレンビスメラミンであ
    る請求項1又は2に記載のアルミ又はアルミ合金酸化皮
    膜への着色電着塗装用水性顔料分散体組成物。
  4. 【請求項4】水性顔料分散体組成物のpHが7〜9であ
    る請求項3に記載のアルミ又はアルミ合金酸化皮膜への
    着色電着塗装用水性顔料分散体組成物。
  5. 【請求項5】有機白色顔料が樹脂粒子顔料である請求項
    1又は2に記載のアルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着
    色電着塗装用水性顔料分散体組成物。
  6. 【請求項6】有機白色顔料の平均粒子径が0.3〜1.
    3μmである請求項1乃至5のいずれかに記載のアルミ
    又はアルミ合金酸化皮膜への着色電着塗装用水性顔料分
    散体組成物。
  7. 【請求項7】分散剤がカルボキシル基、スルホン酸基の
    いずれかを少なくとも含むアニオン性化合物である請求
    項1乃至6のいずれかに記載のアルミ又はアルミ合金酸
    化皮膜への着色電着塗装用水性顔料分散体組成物。
  8. 【請求項8】アニオン性化合物が、重合物もしくは共重
    合物またはアニオン系界面活性剤である請求項7記載の
    着色電着塗装用水性顔料分散体組成物。
  9. 【請求項9】分散剤の酸価が50〜150である請求項
    1乃至8のいずれかに記載のアルミ又はアルミ合金酸化
    皮膜への着色電着塗装用水性顔料分散体組成物。
  10. 【請求項10】着色顔料を含む請求項1乃至9のいずれ
    かに記載のアルミ又はアルミ合金酸化皮膜への着色電着
    塗装用水性顔料分散体組成物。
  11. 【請求項11】請求項1乃至10のいずれかに記載の水
    性顔料分散体組成物を顔料成分として含有するアルミ又
    はアルミ合金酸化皮膜への艶消し用電着塗装液。
  12. 【請求項12】請求項11記載の艶消し用アニオン系電
    着塗装液を用いてアルミ又はアルミ合金酸化皮膜が電着
    塗装で着色されたアルミ又はアルミ合金製品。
  13. 【請求項13】請求項1乃至10のいずれかに記載のア
    ルミまたはアルミ合金酸化皮膜への着色電着塗装用水性
    顔料分散体組成物を顔料成分として用いて電着塗装する
    電着塗装法。
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