JPH1053404A - オゾン発生装置 - Google Patents

オゾン発生装置

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JPH1053404A
JPH1053404A JP20513996A JP20513996A JPH1053404A JP H1053404 A JPH1053404 A JP H1053404A JP 20513996 A JP20513996 A JP 20513996A JP 20513996 A JP20513996 A JP 20513996A JP H1053404 A JPH1053404 A JP H1053404A
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JP
Japan
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voltage
electrode
steep
short pulse
ozone
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JP20513996A
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English (en)
Inventor
Hisashi Suwahara
久 諏訪原
Michio Nishino
民智夫 西野
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電ギャップ24を介して対向配設された高
圧電極23および接地電極管15間に、高電圧を印加
し、放電ギャップ24内に流通させた原料ガス中にオゾ
ンを発生させるオゾン発生装置において、投入電力量に
対するオゾン発生量を増加させるとともに、ガラス管等
の誘電体を不要とする。 【解決手段】 前記高圧電極23は、絶縁体30上に外
径数mm以内のスパイラル状ワイヤー31を配設して構
成する。スパイラル状ワイヤー31の端部は急峻で且つ
パルス幅の短い急峻・短パルス電圧が印加される導体1
8に接続されている。高圧電極23、接地電極管15間
に急峻・短パルス電圧を印加すると非平衡プラズマ放電
が発生し、ストリーマ状放電柱は発生しない。このため
イオンや分子の加速にいたることなく、電子のみを加速
して電子エネルギーを高めることができる。これによっ
て少ない消費電力でオゾンが効率良く生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水処理や屎尿処理
等に利用されるオゾン発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オゾンは極めて強い酸化力を有し、水の
殺菌、脱臭、脱色等の上下水処理や屎尿処理及び食品関
連における殺菌などの多くの用途に使われている。オゾ
ンの生成法には、紫外線照射法、放射線照射法、プラズ
マ放電法、無声放電法及び水の電気分解法等があるが、
工業的には無声放電法が主体である。
【0003】図8に無声放電法によるオゾン発生装置の
概要を示す。図8において高電圧電極1と接地電極2
は、両者間に空隙部3が形成されるように誘電体4を介
在させて並設されている。両電極1,2間に例えばAC
電圧を印加して空隙部3で無声放電を発生させ、原料と
なるガス(乾燥空気もしくは酸素)をこの空隙部3に通
すことによりオゾンを発生させている。
【0004】オゾンO3の理論収率は、 O2→O+O−118Kcal(吸熱反応) O+O2→O3+25Kcal(発熱反応) より、 3O2→2O3−68Kcal となり、O3を1mol生成するために34Kcal必
要となる。従って理論上の収率は1.2kgO3/KW
hとなる。しかし、消費電力に対するオゾンの生成効率
は理論収率に比べて極めて低く数%に過ぎず、残りの9
0数%の電力は熱となってオゾン生成に寄与していない
というのがオゾン発生装置の現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】オゾンの生成量に影響
を及ぼす主な因子としては、電極の形状、電極間ギャッ
プの大きさ、誘電体の形状及び材質、電極の冷却方法、
原料ガスの除湿や冷却方法、印加電圧の波形等が挙げら
れる。
【0006】現在のオゾン発生装置は図8で示したよう
に、電極間に空隙が形成されるように誘電体を介在させ
てその空隙部分で放電を起こさせる無声放電を応用する
構造などが主となっている。図8において無声放電が起
こると電極と誘電体間の空隙部3に微小なストリーマ状
放電柱が多数発生し、その放電柱の中を大量の電子が流
れる。その際空隙部分を流れている原料ガス中の酸素分
子O2と電子とが衝突し、衝突電離によって酸素原子O
や励起酸素分子O2*が生成し、酸素分子O2と反応して
オゾンO3が生成される(放電の化学作用)。
【0007】ここでオゾン生成の原理を図9とともに詳
細に説明する。図9において、交流電圧を印加して無声
放電を起こさせる場合、誘電体側の電極1が正で接地側
の電極2が負となるAC電圧の正の半波の電圧上昇時
に、発生した微小なストリーマ状放電柱の中を電子が接
地電極2側から高電位となる誘電体4側に移動し、その
電子はある面積で誘電体4の表面に広がって堆積する。
そして次に発生するストリーマ状放電柱はすでに堆積し
ている多数の電子を避けて、まだ電子が堆積していない
誘電体4の表面の別の箇所に到達して同様に多数の電子
を表面に堆積させる。この繰り返しにより電子が堆積す
る箇所が誘電体4の表面に分散して存在するようにな
る。
【0008】電圧の極性が反転して誘電体4側の電極1
が負で接地側の電極2が正になって無声放電が起こる
と、誘電体表面に堆積していた電子は前記ストリーマ状
放電柱の中を、今度は電位が高くなる接地電極2側へ移
動する。このように電子が電極と誘電体の間を移動する
時に前述のような原料ガス中の酸素分子O2と衝突して
オゾンO3が生成されるわけである。しかし実際には原
料ガス中の酸素分子O2と電子とが衝突する確率は低
く、従って投入している電力量の割には生成されるオゾ
ンO3の量が少ないという問題点がある。
【0009】また安定な無声放電を発生させるために
は、電極間ギャップ長を1〜2mm程度以下にするとと
もに、ギャップ長を均一にして放電をギャップ部分で一
様に発生させる必要がある。しかし微小なギャップ部分
を均一に保つことが難しく、従って安定な無声放電が得
られにくい。オゾン発生装置が大形になればなる程この
問題が生じてくる。
【0010】また高電圧印加中に上昇する電極および誘
電体の温度が、電極間が狭いためにギャップ部分に伝わ
り易く、そのため生成されたオゾンO3が分解して酸素
2に戻ってしまうなどの問題があって、オゾンの生成
効率を向上させることが難しい。
【0011】現在の大型オゾン発生装置は、冷却の容易
性、組み立ての容易性、メインテナンスの容易性等の点
から同軸円筒型の多管方式が多く用いられている。その
中で高圧電極部は、一般には誘電体管としてガラス管に
金属コーティングを施したものが用いられている。放電
時の誘電体自身の温度上昇によるオゾン発生濃度の低下
も問題となっている。しかも構造上ガラス管の冷却水に
よる直接冷却も困難である。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
その目的は、投入電力量に対するオゾン発生量を増加さ
せるとともに、ガラス管等の誘電体を不要として電極部
の製作を容易ならしめたオゾン発生装置を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、放電ギャップ
を介して対向配設された高圧電極および接地電極間に、
急峻で且つパルス幅の短い急峻・短パルス電圧を印加
し、前記放電ギャップ内に流通させた原料ガス中にオゾ
ンを発生させるオゾン発生装置において、(1)前記高
圧電極は、絶縁体上に外径数mm以内のスパイラル状ワ
イヤーを配設して構成されていることを特徴とし、
(2)前記高圧電極は、絶縁体上に外径数mm以内のメ
ッシュ状ワイヤーを配設して構成されていることを特徴
とし、(3)前記高圧電極は、絶縁体上に外径数mm以
内のスパイラル状スプリングを配設して構成されている
ことを特徴とし、(4)前記高圧電極は、絶縁体上に外
径数mm以内のメッシュ状スプリングを配設して構成さ
れていることを特徴とし、(5)前記高圧電極は、外径
数mm以内のスプリング状高圧導体で構成されているこ
とを特徴とし、(6)前記高圧電極は、表面に微細突起
が多数存在する外径数mm以内のブラシ状高圧導体で構
成されていることを特徴とし、(7)前記急峻・短パル
ス電圧のパルス幅は1000nsec(1000×10
-9sec)以下であることを特徴とし、(8)前記急峻
・短パルス電圧の立ち上がり時間は500nsec(5
00×10-9sec)以下であることを特徴としてい
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。オゾンを少ない消費電力で発
生させてオゾン生成効率を向上させるには、従来の無声
放電時に放電ギャップ中に発生したストリーマ状放電柱
が発生することなく、電子とO2分子とが衝突できるよ
うにすれば良い。すなわち、O2分子との衝突に関与し
ない電子が多数流れていたストリーマ状放電柱を発生さ
せないようにして、且つO2分子との衝突に必要な電子
を発生させられれば良い。これにより少ない消費電力で
オゾンを発生させられるのでオゾン生成効率が向上す
る。
【0015】そのためには電子のエネルギー(電子温
度)だけが高く、分子やイオンのエネルギーが低いとい
う状態を作りだせる放電、即ち非平衡プラズマ放電を用
いてオゾン生成を行えば良い。この非平衡プラズマ放電
を発生させるにはオゾン発生用電極間に立ち上がりが急
峻で且つパルス幅の短いパルス電圧、即ち急峻・短パル
ス電圧を印加する。
【0016】このような急峻・短パルス電圧を用いると
非平衡プラズマ放電を発生できるとともに、従来のAC
電圧を用いた無声放電方式では不可欠であった誘電体
(例えばガラス管)を電極間に設けなくても、非平衡プ
ラズマ放電を発生できるというメリットがある。
【0017】図10は、従来の誘電体を用いずに、オゾ
ン発生用電極間に立ち上がりが急峻で且つパルス幅の短
いパルス電圧、即ち急峻・短パルス電圧を印加する方式
のオゾン発生用放電管の断面構造を示している。図10
において容器本体12には、1本のワイヤー状の高圧導
体から成る高圧電極13が収納されている。高圧電極1
3の同軸外周には所定幅のギャップ14を介して筒状の
接地電極管15が設けられている。接地電極管15の同
軸外周の容器本体12には冷却水入口16aと冷却水出
口16bが設けられている。17は容器本体12の表面
上に設けられた高圧碍子であり、該高圧碍子17の内部
には導体18が挿通されている。導体18の端部は前記
高圧電極13に接続されており、該導体18を介して急
峻・短パルス電圧が印加されるようになっている。19
aは高圧電極13の一端側の容器本体12に設けられた
原料ガス入口、19bは高圧電極13の他端側の容器本
体12に設けられたオゾン出口である。20a,20b
は高圧電極13を固定するための絶縁スペーサである。
前記高圧電極13には導体18を介して高電圧が印加さ
れ、ギャップ14内に流通させた原料ガス中にオゾンが
発生するものである。
【0018】本発明では、誘電体(ガラス管等)を電極
間に設けることなく、電極間に立ち上がりが急峻で且つ
パルス幅の短いパルス電圧、即ち急峻・短パルス電圧を
印加する方式のオゾン発生装置において、高圧電極の構
造を図1〜図6のように構成した。
【0019】図1において図10と同一部分は同一符号
をもって示しその説明は省略する。図1において図10
と異なる点は、1本のワイヤー状の高圧電極13の代わ
りに、絶縁体30の表面に外径数mm以内のスパイラル
状ワイヤー31を配設して構成した高圧電極23を設け
たことにある。前記スパイラル状ワイヤー31の端部は
導体18に接続されている。24は放電ギャップであ
る。
【0020】また印加したパルス電圧の一例は下記のと
おりである。 印加電圧の例 パルスの繰り返し数(周波数):1000cycle/sec パルス電圧の時間幅 :200nsec(200×10-9sec) パルス電圧の極性 :正極性 電圧波高値 :MAX50KVpeak。
【0021】
【実施例】また、本発明の各実施例における高圧電極の
構造は次の表1のとおりである。
【0022】
【表1】
【0023】すなわち表1の比較例は図10のとおりワ
イヤー1本のみで構成され、電極表面形状は平坦であ
り、実施例1〜6は図1〜図6のように各々構成してい
る。図2において図10と異なる点は、1本のワイヤー
状の高圧電極13の代わりに、絶縁体30の表面に外径
数mm以内のメッシュ状ワイヤー41を配設して構成し
た高圧電極33を設けたことにある。前記メッシュ状ワ
イヤー41の端部は導体18に接続されている。
【0024】図3において図10と異なる点は、1本の
ワイヤー状の高圧電極13の代わりに、絶縁体30の表
面に外径数mm以内のスパイラル状スプリング51を配
設して構成した高圧電極43を設けたことにある。前記
スパイラル状スプリング51の端部は導体18に接続さ
れている。
【0025】図4において図10と異なる点は、1本の
ワイヤー状の高圧電極13の代わりに、絶縁体30の表
面に外径数mm以内のメッシュ状スプリング61を配設
して構成した高圧電極53を設けたことにある。前記メ
ッシュ状スプリング61の端部は導体18に接続されて
いる。
【0026】図5において図10と異なる点は、1本の
ワイヤー状の高圧電極13の代わりに、金属細線を外径
数mm以内のスプリング状に形成したスプリング状高圧
導体から成る高圧電極63を設けたことにある。この高
圧電極63の端部は導体18に接続されている。
【0027】図6において図10と異なる点は、1本の
ワイヤー状の高圧電極13の代わりに、金属細線を用い
て微細な突起が多数存在する外径数mm以内のブラシ状
に形成したブラシ状高圧導体から成る高圧電極73を設
けたことにある。この高圧電極73の端部は導体18に
接続されている。
【0028】前記表1の実施例の条件下での接地電極部
の単位面積当たりの放電消費電力に対するオゾン発生量
の関係を図7に示す。この図7によれば、比較例に比べ
て実施例1〜6は、同一の放電消費電力でオゾン発生量
が増加しているのが判る。
【0029】前記実施例において明らかになった点は次
のとおりである。 (1)パルス幅は1000nsec(1000×10-9
sec)程度以下が効果が大きい。
【0030】(2)パルスの繰り返し数(周波数)は5
0〜5000cycle/sec程度が望ましい。
【0031】(3)パルスの立ち上がり時間は500n
sec(500×10-9sec)程度以下が効果が大き
い。
【0032】(4)パルスの極性は極性反転タイプもし
くは片極性タイプ(正又は負)。
【0033】(5)高圧電極に関しては、(ア)外管の
内径と絶縁体の外径、およびそれで決定する電極間の放
電ギャップ長、(イ)絶縁体に設けるワイヤーの外径や
スプリングの外径、およびスプリングに用いる線の外
径、(ウ)絶縁体に設けるワイヤー間同士の距離やスプ
リング間同士の距離、等を適宜選択することにより、最
適となる条件で電極を構成することができる。
【0034】(6)ブラシ状電極のブラシの長さや線
径、およびブラシの密集度合いも適宜選択することによ
り最適となる条件で電極を構成することができる。
【0035】(7)電極管の長さも適宜選択することに
より最適となる条件で電極を構成できるし、オゾンの発
生量に応じて電極管の本数を増やして多管型にすること
もできる。
【0036】(8)電極間の放電ギャップ長は印加電圧
の大きさとの関係より40mm程度以下が望ましい。
【0037】(9)従来の固体誘電体(例えばガラス
管)の有無はどちらでも良いが、固体誘電体がある場合
は電圧の極性が反転する急峻・短パルス電圧波形を印加
することになる。また固体誘電体がない場合は極性反転
タイプ、片極性タイプ(正又は負)のどちらでも良い。
【0038】(10)オゾン発生用放電電極は図1〜図
6のような円筒型電極を組み合わせた同軸円筒型の形状
の他に平板電極等と組み合わせた電極形状にも容易に適
用できる。
【0039】(11)冷却については特に行わなくても
従来のオゾン発生方式よりも効率が向上し、十分効果が
現れるが、SUS接地管の外側から冷却水によって水冷
することにより更にオゾン発生効率が向上する。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、オゾン発
生装置における高圧電極を、絶縁体上に外径数mm以内
のスパイラル状ワイヤー又はメッシュ状ワイヤー又はス
パイラル状スプリング又はメッシュ状スプリングを配設
して構成するか、又は外径数mm以内のスプリング状高
圧導体又は表面に微細突起が多数存在する外径数mm以
内のブラシ状高圧導体で構成したので、従来の装置に比
べて同一の放電消費電力でオゾン発生量が増加する。
【0041】すなわち、高圧電極および接地電極間に急
峻・短パルス電圧を印加すると非平衡プラズマ放電が発
生し、図9に示す従来のようなストリーマ状放電柱は発
生しない。このためエネルギーのロスであったイオンや
分子の加速にいたることなく、電子のみを加速して電子
エネルギーを高めることができる。これによって少ない
消費電力でオゾンが効率良く生成される。
【0042】また従来のAC電圧を用いた無声放電方式
において必要不可欠であった誘電体(例えばガラス管)
を電極間に設けなくても前記非平衡プラズマ放電を発生
させることができる。このため従来の無声放電方式のよ
うに安定な放電を発生させるために電極間ギャップ長を
1〜2mm程度以下にしてギャップ長を均一に保持する
必要もなく、電極部の製作が非常に容易となる。さらに
本発明の電極構造はギャップ長等の精度が低くてもオゾ
ン発生効率は低下しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面構成図。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面構成図。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面構成図。
【図4】本発明の他の実施例を示す断面構成図。
【図5】本発明の他の実施例を示す断面構成図。
【図6】本発明の他の実施例を示す断面構成図。
【図7】各実施例の放電電力に対するオゾン発生量の関
係を表す特性図。
【図8】無声放電法によるオゾン発生の概要を表す説明
図。
【図9】無声放電法によるオゾン生成の原理を示す説明
図。
【図10】従来のオゾン発生装置の一例を示す断面構成
図。
【符号の説明】
12…容器本体 13,23,33,43,53,63,73…高圧電極 14,24…放電ギャップ 15…接地電極管 30…絶縁体 31…スパイラル状ワイヤー 41…メッシュ状ワイヤー 51…スパイラル状スプリング 61…メッシュ状スプリング

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放電ギャップを介して対向配設された高
    圧電極および接地電極間に、急峻で且つパルス幅の短い
    急峻・短パルス電圧を印加し、前記放電ギャップ内に流
    通させた原料ガス中にオゾンを発生させるオゾン発生装
    置において、 前記高圧電極は、絶縁体上に外径数mm以内のスパイラ
    ル状ワイヤーを配設して構成されていることを特徴とす
    るオゾン発生装置。
  2. 【請求項2】 放電ギャップを介して対向配設された高
    圧電極および接地電極間に、急峻で且つパルス幅の短い
    急峻・短パルス電圧を印加し、前記放電ギャップ内に流
    通させた原料ガス中にオゾンを発生させるオゾン発生装
    置において、 前記高圧電極は、絶縁体上に外径数mm以内のメッシュ
    状ワイヤーを配設して構成されていることを特徴とする
    オゾン発生装置。
  3. 【請求項3】 放電ギャップを介して対向配設された高
    圧電極および接地電極間に、急峻で且つパルス幅の短い
    急峻・短パルス電圧を印加し、前記放電ギャップ内に流
    通させた原料ガス中にオゾンを発生させるオゾン発生装
    置において、 前記高圧電極は、絶縁体上に外径数mm以内のスパイラ
    ル状スプリングを配設して構成されていることを特徴と
    するオゾン発生装置。
  4. 【請求項4】 放電ギャップを介して対向配設された高
    圧電極および接地電極間に、急峻で且つパルス幅の短い
    急峻・短パルス電圧を印加し、前記放電ギャップ内に流
    通させた原料ガス中にオゾンを発生させるオゾン発生装
    置において、 前記高圧電極は、絶縁体上に外径数mm以内のメッシュ
    状スプリングを配設して構成されていることを特徴とす
    るオゾン発生装置。
  5. 【請求項5】 放電ギャップを介して対向配設された高
    圧電極および接地電極間に、急峻で且つパルス幅の短い
    急峻・短パルス電圧を印加し、前記放電ギャップ内に流
    通させた原料ガス中にオゾンを発生させるオゾン発生装
    置において、 前記高圧電極は、外径数mm以内のスプリング状高圧導
    体で構成されていることを特徴とするオゾン発生装置。
  6. 【請求項6】 放電ギャップを介して対向配設された高
    圧電極および接地電極間に、急峻で且つパルス幅の短い
    急峻・短パルス電圧を印加し、前記放電ギャップ内に流
    通させた原料ガス中にオゾンを発生させるオゾン発生装
    置において、 前記高圧電極は、表面に微細突起が多数存在する外径数
    mm以内のブラシ状高圧導体で構成されていることを特
    徴とするオゾン発生装置。
  7. 【請求項7】 前記急峻・短パルス電圧のパルス幅は1
    000nsec(1000×10-9sec)以下である
    ことを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又
    は6に記載のオゾン発生装置。
  8. 【請求項8】 前記急峻・短パルス電圧の立ち上がり時
    間は500nsec(500×10-9sec)以下であ
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5
    又は6又は7に記載のオゾン発生装置。
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