JPH1053080A - 自動車用バンパ - Google Patents

自動車用バンパ

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JPH1053080A
JPH1053080A JP21075596A JP21075596A JPH1053080A JP H1053080 A JPH1053080 A JP H1053080A JP 21075596 A JP21075596 A JP 21075596A JP 21075596 A JP21075596 A JP 21075596A JP H1053080 A JPH1053080 A JP H1053080A
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JP
Japan
Prior art keywords
bumper
license plate
cover
hole
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP21075596A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Imai
克年 今井
Yoshiji Ito
芳史 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Suzuki Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP21075596A priority Critical patent/JPH1053080A/ja
Publication of JPH1053080A publication Critical patent/JPH1053080A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バンパ本体に装着されるライセンスプレート
近傍に設けられる作業用穴をカバーによって閉塞して、
ライセンスプレートを車幅方向の略中心部に配設したこ
と。 【解決手段】 バンパ本体に設けられたバンパグリル部
に、ライセンスプレート取付部とともに作業用穴を設け
た自動車用バンパにおいて、上記ライセンスプレート取
付部9をバンパ本体における車幅方向の略中心位置に設
け、該ライセンスプレート取付部の近傍に作業用穴10
を形成し、該作業用穴10をカバー11によって閉塞す
るとともに、該カバー11の一側をバンパグリル部7に
取付け、該カバー11の他側をライセンスプレート取付
部9に装着したことによる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の前部に組
み付けられる自動車用バンパに関し、詳しくはバンパ本
体に装着されるライセンスプレートを車幅方向の略中心
位置に配置するとともに作業用穴をカバーによって閉塞
した自動車用バンパに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載されているエンジンは、定
期的に点検、整備を行っており、オイルフィルタも取り
外して整備交換が行われる。オイルフィルタがエンジン
前方に配置されている車種においては、前記整備を行う
場合には、フロントバンパを車体から取り外してオイル
フィルタの脱着を行うか、あるいはエンジンルーム下側
のエンジンとクロスメンバとの間の隙間から工具を差し
込んで脱着する方法がとられていた。しかしながら、バ
ンパを取り外す方法は、多数の固定個所があるため、作
業工数がかかり、作業性が悪かった。
【0003】そこで、従来では、ライセンスプレートを
オイルフィルタ近くに位置させて、ライセンスプレート
取付部に作業穴を開けていた。図8および図9は、従来
の自動車用バンパを示したもので、バンパ本体100に
設けられたバンパグリル部101にライセンスプレート
取付部102を設け、このライセンスプレート取付部1
02に、ライセンスプレート103を取り付けるように
している。このライセンスプレート取付部102は、オ
イルフィルタ104の前方に設けられており、ライセン
スプレート取付部102に形成した作業用穴105か
ら、オイルフィルタ104の交換、点検作業を行うよう
にしている。ライセンスプレート取付部102には、ラ
イセンスプレート103を取り付けることによって作業
用穴105を隠すことができる。
【0004】このような、自動車用バンパを備えた自動
車において、オイルフィルタ104の交換、点検作業を
行う場合、エンジンのレイアウト上、オイルフィルタ1
04が車の前方を向いていることから、図9に示すよう
に、作業用工具106もオイルフィルタの中心線上から
挿入して作業しなければならない。また、オイルフィル
タ104の交換を行う場合には、オイルフィルタ10
4、あるいは作業者の手を出し入れするためのスペース
が必要となる。エンジンはミッションとの関係で、偏っ
た位置となり、オイルフィルタ104の位置も偏った位
置となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来のライセ
ンスプレート取付部102に作業用穴105を開けるタ
イプでは、オイルフィルタ104の中心延長線上に所定
の大きさの作業用穴105が必要となるため、作業用穴
105を隠すライセンスプレート103の取付け位置
が、車体幅方向の中心位置からはずれた位置に限定され
てしまい、デザイン自由度をかなり束縛する結果となっ
ていた。
【0006】本発明は上記課題を解決し、バンパ本体に
装着されるライセンスプレートを車幅方向の略中心位置
に配置するとともにバンパグリル部に作業用穴を形成
し、この作業用穴をカバーによって閉塞してライセンス
プレートの取付け位置に自由度を持たせた自動車用バン
パを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、バンパ本体に設けられたバンパグリル部に、
ライセンスプレート取付部とともに作業用穴を設けた自
動車用バンパにおいて、上記ライセンスプレート取付部
をバンパ本体における車幅方向の略中心位置に設け、該
ライセンスプレート取付部の近傍に作業用穴を形成し、
該作業用穴をカバーによって閉塞するとともに、該カバ
ーの一側をバンパグリル部に取付け、該カバーの他側を
ライセンスプレート取付部に装着したことによる。
【0008】また、本発明は、上記カバーの一側に係合
用爪を設け、かつ他側に取付片を設けるとともに、カバ
ーの係合用爪を係合する係合孔を上記バンパグリル部の
リブに設け、カバーの取付片を取り付ける取付部を上記
ライセンスプレートを取り付けるライセンスプレート取
付部に設けたことにある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1ないし図3において、1は自動車の車
体、2は車体1のエンジンルーム前方のフロント部3に
装着された一体型の自動車用バンパである。この自動車
用バンパ2は、バンパ本体4の下部側に水平方向のフィ
ン5と垂直方向のリブ6を格子状に形成したバンパグリ
ル部7が一体成形されており、このバンパグリル部7の
車幅方向の略中心位置にライセンスプレート8を装着す
るライセンスプレート取付部9が設けられている。
【0011】ライセンスプレート取付部9近傍には、バ
ンパグリル部7の一部を取り除いて形成した作業用穴1
0が形成されており、この作業用穴10は、カバー11
によって閉塞されている。このカバー11は、図4およ
び図5に示すように、バンパグリル部7のリブ6と、ラ
イセンスプレート8裏面側のライセンスプレート取付部
9に設けられたカバー取付部12との間に配設されてい
る。
【0012】カバー11には、前面に車幅方向のフィン
11aが上下方向に複数個所配設されており、このフィ
ン11aに沿って、空気取り入れ口11bが形成されて
いる。カバー11の一側には、所定数の係合用爪14が
車幅方向に突設され、他側には取付孔15aを形成した
取付片15が車幅方向に設けられている。一方、図6お
よび図7に示すように、バンパグリル部7のリブ6に
は、車幅方向に係合用爪14を係合する係合孔6aが設
けられ、かつ、ライセンスプレート取付部9の一側に
は、車体前後方向に取付孔16aを形成した段差部16
が表面から後方に一段下げた位置に設けられている。
【0013】このようにカバー11は、係合用爪14を
リブ6の係合孔6aに係合し、かつ取付孔15aを段差
部16の取付孔16aに合わせてボルト17およびナッ
ト18を介して段差部16に取付片15を固定してい
る。
【0014】上記構成によると、オイルフィルタ13の
交換、点検作業を行う場合には、ライセンスプレート8
をライセンスプレート取付部9から外して、段差部16
を露出させる。つぎに、段差部16の取付孔16aとカ
バー11の取付片15の取付孔16aから、ボルト17
およびナット18を外し、カバー11を車幅方向にスラ
イドさせて、係合穴6aから係合用爪14を抜いてカバ
ー11を外す。そして、作業用穴10から工具を差し込
んで、オイルフィルタ13の交換、点検作業を行う。作
業用穴10は充分な大きさに形成できる。カバー11に
は、バンパ本体4のフィン5と同様のフィン11aが設
けられているので、外観上の違和感を生じない。バンパ
本体4のリブ6の部分でカバー11の位置を決めてある
ので、バンパ本体4の強度の低下を招くことがない。オ
イルフィルタ13の前方に設けられる作業用穴10をカ
バー11によって閉塞するので、ライセンスプレート8
を車幅方向の略中心部に移動させることが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用バンパによれば、以下のような効果を奏する。
【0016】請求項1において、バンパ本体に設けられ
たバンパグリル部に、ライセンスプレート取付部ととも
に作業用穴を設けた自動車用バンパにおいて、上記ライ
センスプレート取付部をバンパ本体における車幅方向の
略中心位置に設け、該ライセンスプレート取付部の近傍
に作業用穴を形成し、該作業用穴をカバーによって閉塞
するとともに、該カバーの一側をバンパグリル部に取付
け、該カバーの他側をライセンスプレート取付部に装着
したので、ライセンスプレートを車幅方向の略中心位置
に配設できるとともに、デザインの自由度を増すことが
できる。カバーを外すだけで、オイルフィルタの交換、
および点検作業を行うことができるので、作業能率の向
上を図ることができる。請求項2において、カバーの一
側に係合用爪を設け、かつ他側に取付片を設けるととも
に、カバーの係合爪を係合する係合穴を上記バンパグリ
ル部のリブに設け、カバーの取付片を取り付ける取付部
を上記ライセンスプレートを取り付けるライセンスプレ
ート取付部に設けたので、ライセンスプレートを外し
て、カバーの取付部を外すだけで、作業用穴が現れるこ
とから、作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用バンパを示す正面図である。
【図2】図1の自動車用バンパを示す斜視図である。
【図3】自動車用バンパの作業用穴部分を拡大して示す
正面図である。
【図4】図2のカバーを示す拡大斜視図である。
【図5】図4のカバーを示す正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】図5のB−B線断面図である。
【図8】従来の自動車用バンパを示す正面図である。
【図9】従来の自動車用バンパを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車体 2 自動車用バンパ 3 フロント部 4 バンパ本体 5 フィン 6 リブ 7 バンパグリル部 8 ライセンスプレート 9 ライセンスプレート取付部 10 作業用穴 11 カバー 12 カバー取付部 13 オイルフィルタ 14 爪 15 取付片 16 段差部 17 ボルト 18 ナット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンパ本体に設けられたバンパグリル部
    に、ライセンスプレート取付部とともに作業用穴を設け
    た自動車用バンパにおいて、上記ライセンスプレート取
    付部をバンパ本体における車幅方向の略中心位置に設
    け、該ライセンスプレート取付部の近傍に作業用穴を形
    成し、該作業用穴をカバーによって閉塞するとともに、
    該カバーの一側をバンパグリル部に取付け、該カバーの
    他側をライセンスプレート取付部に装着したことを特徴
    とする自動車用バンパ。
  2. 【請求項2】 上記カバーの一側に係合用爪を設け、か
    つ他側に取付片を設けるとともに、カバーの係合用爪を
    係合する係合孔を上記バンパグリル部のリブに設け、カ
    バーの取付片を取り付ける取付部を上記ライセンスプレ
    ートを取り付けるライセンスプレート取付部に設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の自動車用バンパ。
JP21075596A 1996-08-09 1996-08-09 自動車用バンパ Pending JPH1053080A (ja)

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