JPH1051579A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1051579A JPH1051579A JP8201890A JP20189096A JPH1051579A JP H1051579 A JPH1051579 A JP H1051579A JP 8201890 A JP8201890 A JP 8201890A JP 20189096 A JP20189096 A JP 20189096A JP H1051579 A JPH1051579 A JP H1051579A
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- image forming
- printer
- forming apparatus
- mounting table
- image
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リーダー部をプリンター部から下ろすことな
くメインテナンス等が行える画像形成装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】 別体構成の読み取り装置Rとプリンター
装置Pとを上下に配置可能とする画像形成装置におい
て、前記プリンター装置Pに対して相対移動可能であっ
て、前記プリンター装置Pの上方に配置された載置面A
1に前記読み取り装置Pを載置する載置台Aにより前記
読み取り装置Rとプリンター装置Pとを上下に隔設して
配置した。
くメインテナンス等が行える画像形成装置を提供するこ
とにある。 【解決手段】 別体構成の読み取り装置Rとプリンター
装置Pとを上下に配置可能とする画像形成装置におい
て、前記プリンター装置Pに対して相対移動可能であっ
て、前記プリンター装置Pの上方に配置された載置面A
1に前記読み取り装置Pを載置する載置台Aにより前記
読み取り装置Rとプリンター装置Pとを上下に隔設して
配置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主としてデジタル
式の画像形成装置に係わり、特に画像を読み取るリーダ
ー部と、画像を形成するプリンタ部が別体となった画像
形成装置に関するものである。
式の画像形成装置に係わり、特に画像を読み取るリーダ
ー部と、画像を形成するプリンタ部が別体となった画像
形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル複写機と呼ばれる画
像形成装置は、画像を読み取るリーダー部と、画像を形
成するプリンタ部とを有し、それらは一体化していた
か、あるいはリーダー部をプリンター部の上に載置した
ものが主として提供されていた。一体化している場合
は、電気回路、機構部品、外装等が共用できるため、比
較的安価にできるが、内部のメインテナンス、部品の交
換時に手間取ることが多く、設計上の自由度も限られて
しまう。したがって、別体の方が比較的これらの自由度
が高いと言える。
像形成装置は、画像を読み取るリーダー部と、画像を形
成するプリンタ部とを有し、それらは一体化していた
か、あるいはリーダー部をプリンター部の上に載置した
ものが主として提供されていた。一体化している場合
は、電気回路、機構部品、外装等が共用できるため、比
較的安価にできるが、内部のメインテナンス、部品の交
換時に手間取ることが多く、設計上の自由度も限られて
しまう。したがって、別体の方が比較的これらの自由度
が高いと言える。
【0003】従来のリーダー部とプリンター部とを別体
にした画像形成装置を図2に示す。リーダー部Rは、プ
リンター部Pの上に載っており、プリンター部Pの上部
に近い部分での故障や、交換部品がある場合にはリーダ
ー部Rを下ろして作業を行っていた。
にした画像形成装置を図2に示す。リーダー部Rは、プ
リンター部Pの上に載っており、プリンター部Pの上部
に近い部分での故障や、交換部品がある場合にはリーダ
ー部Rを下ろして作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、リーダー部
Rとプリンター部Pとが別体の従来の画像形成装置にお
いて、プリンター部Pで読みとれる原稿等のサイズがA
1やA0のものではプリンター部の外形サイズが大きく
なり、重量も増すので、4〜6人ほどでリーダー部をお
ろして内部のメインテナンスを行う必要があった。
Rとプリンター部Pとが別体の従来の画像形成装置にお
いて、プリンター部Pで読みとれる原稿等のサイズがA
1やA0のものではプリンター部の外形サイズが大きく
なり、重量も増すので、4〜6人ほどでリーダー部をお
ろして内部のメインテナンスを行う必要があった。
【0005】また、装置の大きさが大きくなると、形状
にもよるが、底板のような大きな平板では3乗に比例し
て強度が低下するため、例えばA3のリーダー部を元
に、長さで2倍となるA1のリーダー部を作ると重さは
4倍となるが、同じ材料や同じ板厚のままでは強度は8
分の1になる。
にもよるが、底板のような大きな平板では3乗に比例し
て強度が低下するため、例えばA3のリーダー部を元
に、長さで2倍となるA1のリーダー部を作ると重さは
4倍となるが、同じ材料や同じ板厚のままでは強度は8
分の1になる。
【0006】しかし、強度を上げるために板厚を厚くし
たり、補強をするとさらに重くなり、取り扱いが困難に
なる。
たり、補強をするとさらに重くなり、取り扱いが困難に
なる。
【0007】一方、リーダー部は精密な読み取りをする
ため、載置状態が歪んでいると、すなわち、リーダー部
が載せられた下面の平面性が悪いと、読み取られた画像
が歪んだり、ボケたりすることも考えられる。
ため、載置状態が歪んでいると、すなわち、リーダー部
が載せられた下面の平面性が悪いと、読み取られた画像
が歪んだり、ボケたりすることも考えられる。
【0008】他方、プリンター部も載せられた下面の平
面性が悪いと、リーダー部と同様に書かれた画像が歪ん
だり、紙送り装置の歪みによって記録紙が斜めに送られ
て書かれた画像が歪んだりジャムの原因となることも考
えられる。特に、この現象はリーダー部やプリンター部
が大型化するほど顕著となる。
面性が悪いと、リーダー部と同様に書かれた画像が歪ん
だり、紙送り装置の歪みによって記録紙が斜めに送られ
て書かれた画像が歪んだりジャムの原因となることも考
えられる。特に、この現象はリーダー部やプリンター部
が大型化するほど顕著となる。
【0009】更に、図3のリーダー部と図4のプリンタ
ー部との組み合わせのBJスキャン方式の画像形成装置
は、操作パネル31の不図示のスタートボタンを押す
と、本体30に対して読み取り手段としてのCCD32
を主走査方向に送って微小幅読み取りを行い、図4に示
すリーダー部では駆動ベルト40により、矢印Bで示す
主走査方向に往復移動可能なキャリッジに搭載された例
えばカラー用のインクジェットヘッドHを主走査方向に
移動させながら読み取り情報に基づいて駆動し、記録紙
41に向けてその読み取り情報に基づいた情報を微小幅
で書き込み、次いで前回読み取り終わった次の領域を読
むために、CCD32を副走査方向に送り、プリンター
の方も書いた分だけ記録紙41を送って、またその作業
を繰り返して画像をつないで書くようになっている。
ー部との組み合わせのBJスキャン方式の画像形成装置
は、操作パネル31の不図示のスタートボタンを押す
と、本体30に対して読み取り手段としてのCCD32
を主走査方向に送って微小幅読み取りを行い、図4に示
すリーダー部では駆動ベルト40により、矢印Bで示す
主走査方向に往復移動可能なキャリッジに搭載された例
えばカラー用のインクジェットヘッドHを主走査方向に
移動させながら読み取り情報に基づいて駆動し、記録紙
41に向けてその読み取り情報に基づいた情報を微小幅
で書き込み、次いで前回読み取り終わった次の領域を読
むために、CCD32を副走査方向に送り、プリンター
の方も書いた分だけ記録紙41を送って、またその作業
を繰り返して画像をつないで書くようになっている。
【0010】しかしながら、このBJスキャン方式の画
像形成装置においては、紙送り方向、スキャン方向とも
15μ程度しか誤差が許容されず、この許容数値を越え
る誤差が生じると、形成された画像を近くで見ると、画
像がつながらなく見える画像不良を招くことがある。
像形成装置においては、紙送り方向、スキャン方向とも
15μ程度しか誤差が許容されず、この許容数値を越え
る誤差が生じると、形成された画像を近くで見ると、画
像がつながらなく見える画像不良を招くことがある。
【0011】本出願に係わる発明の第1の目的は、リー
ダー部をプリンター部から下ろすことなくメインテナン
ス等が行える画像形成装置を提供することにある。
ダー部をプリンター部から下ろすことなくメインテナン
ス等が行える画像形成装置を提供することにある。
【0012】本出願に係わる発明の第2の目的は、リー
ダー部屋プリンター部が水平状態に保持できる画像形成
装置を提供することにある。
ダー部屋プリンター部が水平状態に保持できる画像形成
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本出願に係わる発明の第
1の目的を実現する第1の構成は、別体構成の読み取り
装置とプリンター装置とを上下に配置可能とする画像形
成装置において、前記プリンター装置に対して相対移動
可能であって、前記プリンター装置の上方に配置された
載置面に前記読み取り装置を載置する載置台により前記
読み取り装置とプリンター装置とを上下に隔設して配置
したことを特徴とする画像形成装置にある。
1の目的を実現する第1の構成は、別体構成の読み取り
装置とプリンター装置とを上下に配置可能とする画像形
成装置において、前記プリンター装置に対して相対移動
可能であって、前記プリンター装置の上方に配置された
載置面に前記読み取り装置を載置する載置台により前記
読み取り装置とプリンター装置とを上下に隔設して配置
したことを特徴とする画像形成装置にある。
【0014】本出願に係わる発明の第1の目的を実現す
る第2の構成は、上記した第1の構成において、前記載
置台は、床面に対して移動可能としたことを特徴とする
画像形成装置にある。
る第2の構成は、上記した第1の構成において、前記載
置台は、床面に対して移動可能としたことを特徴とする
画像形成装置にある。
【0015】本出願に係わる発明の第1の目的を実現す
る第3の構成は、上記した第2の構成において、前記載
置台は車輪部材により床面に対して移動可能としたこと
を特徴とする画像形成装置にある。
る第3の構成は、上記した第2の構成において、前記載
置台は車輪部材により床面に対して移動可能としたこと
を特徴とする画像形成装置にある。
【0016】本出願に係わる発明の第1の目的を実現す
る第4の構成は、上記した第1の構成において、前記プ
リンター装置は車輪部材により床面に対して移動可能と
したことを特徴とする画像形成装置にある。
る第4の構成は、上記した第1の構成において、前記プ
リンター装置は車輪部材により床面に対して移動可能と
したことを特徴とする画像形成装置にある。
【0017】本出願に係わる発明の第1の目的を実現す
る第5の構成は、上記の各構成において、載置台の載置
面に対して前記読み取り装置を位置決め保持する部材を
有することを特徴とする画像形成装置にある。
る第5の構成は、上記の各構成において、載置台の載置
面に対して前記読み取り装置を位置決め保持する部材を
有することを特徴とする画像形成装置にある。
【0018】本出願に係わる発明の第1の目的を実現す
る第6の構成は、上記の各構成において、前記載置台を
所定の移動方向に案内する案内手段を有することを特徴
とする画像形成装置にある。
る第6の構成は、上記の各構成において、前記載置台を
所定の移動方向に案内する案内手段を有することを特徴
とする画像形成装置にある。
【0019】本出願に係わる発明の第2の目的を実現す
る第1の構成は、上記の各構成において、前記読み取り
装置は、床面に対する前記載置台の高さを調整する手
段、または前記載置台の載置面に対して高さ調整可能と
する手段により、水平状態が保持されることを特徴とす
る画像形成装置にある。
る第1の構成は、上記の各構成において、前記読み取り
装置は、床面に対する前記載置台の高さを調整する手
段、または前記載置台の載置面に対して高さ調整可能と
する手段により、水平状態が保持されることを特徴とす
る画像形成装置にある。
【0020】本出願に係わる発明の第2の目的を実現す
る第2の構成は、上記した第2の目的を実現する第1の
構成において、前記高さを調整する手段は、前記移動部
材の高さを調整する部材、あるいは専用の部材であるこ
とを特徴とする画像形成装置にある。
る第2の構成は、上記した第2の目的を実現する第1の
構成において、前記高さを調整する手段は、前記移動部
材の高さを調整する部材、あるいは専用の部材であるこ
とを特徴とする画像形成装置にある。
【0021】本出願に係わる発明の第1の目的を実現す
る第7の構成は、上記の各構成において、前記載置台
は、載置面を支持する支持部材が移動時に前記プリンタ
ー部材と干渉しない間隔に形成されていることを特徴と
する画像形成装置にある。
る第7の構成は、上記の各構成において、前記載置台
は、載置面を支持する支持部材が移動時に前記プリンタ
ー部材と干渉しない間隔に形成されていることを特徴と
する画像形成装置にある。
【0022】
(第1の実施の形態)図1はプリンター部とリーダー部
とが別体の本発明による画像形成装置の第1の実施の形
態を示す。
とが別体の本発明による画像形成装置の第1の実施の形
態を示す。
【0023】本実施形態の画像形成装置は、上部にデジ
タルカラー画像リーダー部Rが、下部にデジタルカラー
画像プリンター部Pを有しており、リーダー部Rはプリ
ンター部Pを4本の脚部Fにより跨ぐように配置された
キャスター付きの載せ台Aの上面台A1上に載置されて
いる。
タルカラー画像リーダー部Rが、下部にデジタルカラー
画像プリンター部Pを有しており、リーダー部Rはプリ
ンター部Pを4本の脚部Fにより跨ぐように配置された
キャスター付きの載せ台Aの上面台A1上に載置されて
いる。
【0024】上面台A1には、リーダー部Rの底面に設
けられた後ろ側のゴム足(左右に一対設けられている)
1に合わせてピン2が取り付けられていて、後ろ側ゴム
足1の中央凹部1aがこのピン2に嵌合することにより
リーダー部Rが位置決めされる。したがって、リーダー
部Rが載せ台1からずれることはなく、後述する調整作
業後もリーダー部Rが水平状態に載置される。
けられた後ろ側のゴム足(左右に一対設けられている)
1に合わせてピン2が取り付けられていて、後ろ側ゴム
足1の中央凹部1aがこのピン2に嵌合することにより
リーダー部Rが位置決めされる。したがって、リーダー
部Rが載せ台1からずれることはなく、後述する調整作
業後もリーダー部Rが水平状態に載置される。
【0025】上面台A1の前側(図1中左側)にはリー
ダー部Rの前側のゴム足3が載置されており、リーダー
部Rの前部に設けた固定金具4を上面台A1の前端面に
ネジ5により固定することで、載せ台Aとリーダー部R
とを一体化している。なお、実際には、後ろ側のゴム足
1がピン2に嵌合しているので、リーダー部Rが上面台
A1からずれることはない。
ダー部Rの前側のゴム足3が載置されており、リーダー
部Rの前部に設けた固定金具4を上面台A1の前端面に
ネジ5により固定することで、載せ台Aとリーダー部R
とを一体化している。なお、実際には、後ろ側のゴム足
1がピン2に嵌合しているので、リーダー部Rが上面台
A1からずれることはない。
【0026】載せ台Aは、上面台A1を支持する前側2
本の脚部Fの下端に前キャスター6が取り付けられ、後
ろ側2本の脚部Fの下端に後キャスター7が取り付けら
れている。この、前キャスター6にはローラー6bの回
転を止めるストッパー6aが付属しており、載せ台Aが
自由に移動するのを阻止している。そして、このストッ
パー6aを解除すると、ストッパー6aとローラー6b
との加圧接触が外れ、載せ台Aが自由に移動できるの
で、プリンターPのメインテナンスをリーダー部Rを気
にすることなく行える。
本の脚部Fの下端に前キャスター6が取り付けられ、後
ろ側2本の脚部Fの下端に後キャスター7が取り付けら
れている。この、前キャスター6にはローラー6bの回
転を止めるストッパー6aが付属しており、載せ台Aが
自由に移動するのを阻止している。そして、このストッ
パー6aを解除すると、ストッパー6aとローラー6b
との加圧接触が外れ、載せ台Aが自由に移動できるの
で、プリンターPのメインテナンスをリーダー部Rを気
にすることなく行える。
【0027】また、前キャスター6は、脚部Fに対して
雄ねじ部がねじ込まれ、ナット8を緩めて該雄ねじ部の
高さを調整することにより、床面が歪んでいても上面台
A1、すなわちリーダー部Rを水平状態に保持すること
ができる。
雄ねじ部がねじ込まれ、ナット8を緩めて該雄ねじ部の
高さを調整することにより、床面が歪んでいても上面台
A1、すなわちリーダー部Rを水平状態に保持すること
ができる。
【0028】次にプリンター部について説明する。
【0029】プリンター部Pは、例えば図4に示すよう
なBJスキャン方式、像担持体としての感光ドラムに例
えばレーザー光により潜像を形成し、各色毎のトナーに
より現像したトナー像を順次中間転写体に転写し、該中
間転写体上のカラー画像を記録材上に転写し、これを例
えば加熱定着装置により定着させる方式等のデジタル方
式のプリンターが適用でき、本実施の形態においてはB
Jスキャン方式を適用している。
なBJスキャン方式、像担持体としての感光ドラムに例
えばレーザー光により潜像を形成し、各色毎のトナーに
より現像したトナー像を順次中間転写体に転写し、該中
間転写体上のカラー画像を記録材上に転写し、これを例
えば加熱定着装置により定着させる方式等のデジタル方
式のプリンターが適用でき、本実施の形態においてはB
Jスキャン方式を適用している。
【0030】プリンター部Pには底部の前後にキャスタ
ー9、10が設けられ、例えば前キャスタ9に上記のキ
ャスタ6と同様のストッパーを設けても良く、またキャ
スタに設けたストッパの代わりにプリンタに係止するラ
ッチ部材でも良く、通常の使用時にはストッパを設けな
くても良い。
ー9、10が設けられ、例えば前キャスタ9に上記のキ
ャスタ6と同様のストッパーを設けても良く、またキャ
スタに設けたストッパの代わりにプリンタに係止するラ
ッチ部材でも良く、通常の使用時にはストッパを設けな
くても良い。
【0031】プリンターPの底部には、雄ねじとナット
との組み合わせで構成される高さ調整足11が取り付け
られ、該ナットを緩めて該雄ねじの高さを調整すること
により、プリンター部Pを歪みなく水平状態に保持で
き、またプリンター部Pの移動を阻止できるようになっ
ている。勿論、この高さ調整足11を使わずに上記した
載せ台Aのようにキャスターの使用でも構わない。な
お、上記の載せ台Aにもこのような調整足を設けても良
いが、移動させるときの作業がストッパーを解除するだ
けなので楽である。
との組み合わせで構成される高さ調整足11が取り付け
られ、該ナットを緩めて該雄ねじの高さを調整すること
により、プリンター部Pを歪みなく水平状態に保持で
き、またプリンター部Pの移動を阻止できるようになっ
ている。勿論、この高さ調整足11を使わずに上記した
載せ台Aのようにキャスターの使用でも構わない。な
お、上記の載せ台Aにもこのような調整足を設けても良
いが、移動させるときの作業がストッパーを解除するだ
けなので楽である。
【0032】後脚部Fには、プリンター部Pの前後方向
(図1の左右方向)と直角な方向(以下幅方向と称す)
に延びる第1の係合案内部材12が取り付けられ、また
プリンター部Pには第1の係合案内部材12と係合して
前記幅方向にスライド可能に案内される第2の係合案内
部材13が取り付けられ、プリンター部Pと載せ台Aの
前後方向における位置を適当な関係位置に規制してお
り、プリンター部Pの奥行Dよりも前後の脚部Fの間隔
を広くしているので、載せ台Aを幅方向に押すと、載せ
台Aは第1の係合案内部材12と第2の係合案内部材1
3との係合案内により脚部Fがプリンター部Pにぶつか
ることなく移動し、従来のようにリーダー部をおろすこ
となくプリンター部の上方に修理等の空間を設けること
ができることとなる。なお、プリンター部Pとリーダー
部Rとを電気的に接続するコードCは、プリンター部P
とリーダー部Rとの移動を許容できるように、またつっ
かえたりしないような長さと位置に付いている。
(図1の左右方向)と直角な方向(以下幅方向と称す)
に延びる第1の係合案内部材12が取り付けられ、また
プリンター部Pには第1の係合案内部材12と係合して
前記幅方向にスライド可能に案内される第2の係合案内
部材13が取り付けられ、プリンター部Pと載せ台Aの
前後方向における位置を適当な関係位置に規制してお
り、プリンター部Pの奥行Dよりも前後の脚部Fの間隔
を広くしているので、載せ台Aを幅方向に押すと、載せ
台Aは第1の係合案内部材12と第2の係合案内部材1
3との係合案内により脚部Fがプリンター部Pにぶつか
ることなく移動し、従来のようにリーダー部をおろすこ
となくプリンター部の上方に修理等の空間を設けること
ができることとなる。なお、プリンター部Pとリーダー
部Rとを電気的に接続するコードCは、プリンター部P
とリーダー部Rとの移動を許容できるように、またつっ
かえたりしないような長さと位置に付いている。
【0033】(第2の実施の形態)図5は第2の実施の
形態を示す。
形態を示す。
【0034】上記した第1の実施の形態においては、載
せ台Aが画像形成後の記録材Pが排出される方向Bと直
角の幅方向に移動できるようにプリンターPの奥行Dよ
りも大きくなるように載せ台Aの脚部Fの前後の間隔を
設定したが、本実施の形態では、脚部の幅方向の間隔
(前及び後ろの一対の脚部の間隔)を、プリンター部P
の幅方向の長さWよりも大きく構成し、この場合上記し
た台の係合案内部材と第2の係合案内部材とは、プリン
ター部Pの幅方向の側面と前後の脚部の間に設ければよ
い。
せ台Aが画像形成後の記録材Pが排出される方向Bと直
角の幅方向に移動できるようにプリンターPの奥行Dよ
りも大きくなるように載せ台Aの脚部Fの前後の間隔を
設定したが、本実施の形態では、脚部の幅方向の間隔
(前及び後ろの一対の脚部の間隔)を、プリンター部P
の幅方向の長さWよりも大きく構成し、この場合上記し
た台の係合案内部材と第2の係合案内部材とは、プリン
ター部Pの幅方向の側面と前後の脚部の間に設ければよ
い。
【0035】本第2の実施の形態においては、載せ台A
を前後方向にキャスターを利用して移動させることがで
きるので、プリンター部Pとリーダー部Rとを両者の背
面側で電気的に接続するケーブルCは、載せ台Aの移動
に際して脚部Fにからみついたりつかえたりしないの
で、両者の背面側であればどこに配置されていても良
く、配置上の自由度が高くなる。
を前後方向にキャスターを利用して移動させることがで
きるので、プリンター部Pとリーダー部Rとを両者の背
面側で電気的に接続するケーブルCは、載せ台Aの移動
に際して脚部Fにからみついたりつかえたりしないの
で、両者の背面側であればどこに配置されていても良
く、配置上の自由度が高くなる。
【0036】(第3の実施の形態)図6は第3の実施の
形態を示す。
形態を示す。
【0037】本実施の形態は、リーダー部Rの水平保持
機構に関するもので、第1の実施の形態のように、載せ
台Aのキャスター部分の高さ調整でリーダー部Rの水平
状態を保持するのではなく、リーダー部Rの前側のゴム
足20の本体部(ゴム製でなくても良く例えば金属で形
成しても良い)20aを雄ねじ形状に形成し、袋ナット
形状の回転足20bを本体部20aにねじ込む構成とし
たもので、回転足20bを回転させることにより、ゴム
足20の高さ調整が行え、リーダー部Rの水平保持が行
える。
機構に関するもので、第1の実施の形態のように、載せ
台Aのキャスター部分の高さ調整でリーダー部Rの水平
状態を保持するのではなく、リーダー部Rの前側のゴム
足20の本体部(ゴム製でなくても良く例えば金属で形
成しても良い)20aを雄ねじ形状に形成し、袋ナット
形状の回転足20bを本体部20aにねじ込む構成とし
たもので、回転足20bを回転させることにより、ゴム
足20の高さ調整が行え、リーダー部Rの水平保持が行
える。
【0038】本実施の形態の構成は高さ調整機能のない
載せ台を利用する場合にも使用できるが、上記の各実施
の形態の載せ台と併用するのが望ましい。すなわち、読
み取り可能なサイズがA1やA0のような大サイズのリ
ーダー部を載せる場合、上面台A1のサイズもそれに合
わせて大きくなる。このような大サイズとなる上面台A
1の強度は強くないので、キャスターは床面の状態に倣
うため、それに伴い載せ台の上面台A1の平面度も床面
と同じように歪むことになる。したがって、この歪みに
合わせて回転足20bを回転させて高さ調整すればよ
い。そして、この高さ調整後に、固定金具4を上面台A
1に取り付けるためにネジ5のネジ締めを行う。
載せ台を利用する場合にも使用できるが、上記の各実施
の形態の載せ台と併用するのが望ましい。すなわち、読
み取り可能なサイズがA1やA0のような大サイズのリ
ーダー部を載せる場合、上面台A1のサイズもそれに合
わせて大きくなる。このような大サイズとなる上面台A
1の強度は強くないので、キャスターは床面の状態に倣
うため、それに伴い載せ台の上面台A1の平面度も床面
と同じように歪むことになる。したがって、この歪みに
合わせて回転足20bを回転させて高さ調整すればよ
い。そして、この高さ調整後に、固定金具4を上面台A
1に取り付けるためにネジ5のネジ締めを行う。
【0039】
【発明の効果】請求項1〜6及び請求項9に係わる発明
によれば、従来のように読み取り装置をプリンター装置
から下ろさずに済むため、プリンター装置の上部に近い
部分での故障や、部品の交換時にもサービスマン一人で
の修理やメインテナンスが可能となる。
によれば、従来のように読み取り装置をプリンター装置
から下ろさずに済むため、プリンター装置の上部に近い
部分での故障や、部品の交換時にもサービスマン一人で
の修理やメインテナンスが可能となる。
【0040】請求項7、8に係わる発明によれば、床面
の歪んだ箇所での使用時にも読み取り装置、プリンター
装置が歪むことなく水平状態を保持でき、プリンター装
置や、とりわけ大サイズでは強度の確保が難しい読み取
り装置においても重くなるのを防げ、例えばBJスキャ
ン方式のプリンター装置で大サイズの画像を形成する構
成の画像形成装置においても、装置の歪みを防止できる
ため、きれめのない良好な画像が提供でき、また斜行の
ない給紙状態を得ることができる。
の歪んだ箇所での使用時にも読み取り装置、プリンター
装置が歪むことなく水平状態を保持でき、プリンター装
置や、とりわけ大サイズでは強度の確保が難しい読み取
り装置においても重くなるのを防げ、例えばBJスキャ
ン方式のプリンター装置で大サイズの画像を形成する構
成の画像形成装置においても、装置の歪みを防止できる
ため、きれめのない良好な画像が提供でき、また斜行の
ない給紙状態を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す画像形成装置
の概略側断面図。
の概略側断面図。
【図2】従来の画像形成装置の概略側面図。
【図3】図2のリーダー部の概略構成を示す斜視図。
【図4】図2のプリンター部の部分斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態を示す斜視図。
【図6】本発明の第3の実施の形態を示すゴム足の断面
図。
図。
A載せ台 B 記録紙の排出方向 F 脚部 P プリンター部 Rリーダー部 1、3 ゴム足 2 ピン 6、7、9、10 キャスター 11 調整足
Claims (9)
- 【請求項1】 別体構成の読み取り装置とプリンター装
置とを上下に配置可能とする画像形成装置において、前
記プリンター装置に対して相対移動可能であって、前記
プリンター装置の上方に配置された載置面に前記読み取
り装置を載置する載置台により前記読み取り装置とプリ
ンター装置とを上下に隔設して配置したことを特徴とす
る画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記載置台は、床面
に対して移動可能としたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項3】 請求項2において、前記載置台は車輪部
材により床面に対して移動可能としたことを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項1において、前記プリンター装置
は車輪部材により床面に対して移動可能としたことを特
徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、載
置台の載置面に対して前記読み取り装置を位置決め保持
する部材を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項6】 請求項1、2、3、4または5におい
て、前記載置台を所定の移動方向に案内する案内手段を
有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5または6にお
いて、前記読み取り装置は、床面に対する前記載置台の
高さを調整する手段、または前記載置台の載置面に対し
て高さ調整可能とする手段により、水平状態が保持され
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項8】 請求項7において、前記高さを調整する
手段は、前記移動部材の高さを調整する部材、あるいは
専用の部材であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか一つにおい
て、前記載置台は、載置面を支持する支持部材が移動時
に前記プリンター部材と干渉しない間隔に形成されてい
ることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201890A JPH1051579A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8201890A JPH1051579A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1051579A true JPH1051579A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16448535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8201890A Pending JPH1051579A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1051579A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009300878A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Sharp Corp | 表示装置を搭載した画像形成装置 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP8201890A patent/JPH1051579A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009300878A (ja) * | 2008-06-16 | 2009-12-24 | Sharp Corp | 表示装置を搭載した画像形成装置 |
JP4637212B2 (ja) * | 2008-06-16 | 2011-02-23 | シャープ株式会社 | 表示装置の接続構造を有する画像形成装置 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |