JPH0968763A - 画像形成装置の原稿載置台 - Google Patents

画像形成装置の原稿載置台

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JPH0968763A
JPH0968763A JP24393395A JP24393395A JPH0968763A JP H0968763 A JPH0968763 A JP H0968763A JP 24393395 A JP24393395 A JP 24393395A JP 24393395 A JP24393395 A JP 24393395A JP H0968763 A JPH0968763 A JP H0968763A
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Kenji Ishii
賢治 石井
Hiroshi Yasuda
博 安田
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置への取り付けが容易で、直角の
精度が高い原稿位置決め部材を備えた原稿載置台を提供
する。 【解決手段】 原稿載置台のコンタクトガラス11に、
原稿の端部を突き当てて原稿を所定の位置に設置するた
めの基準部材13を左右方向と、前後方向とに設け、そ
れぞれの基準部材を一体化した。この基準部材13は、
コンタクトガラス11を固定する部材を兼ね、かつ長孔
15によりコンタクトガラスに対して移動可能である。
したがって、上記基準部材の位置ずれを容易に修正でき
る。また、原稿を押さえる圧板25は、ヒンジ26によ
ってこの基準部材13のねじ孔16に取り付けられるの
で、圧板と基準部材との相対位置が固定され、圧板が基
準部材13の上に乗り上げることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、イメージリーダあるいはプリンターのような画像
形成装置に関し、特に、これらの装置の原稿載置台にお
ける原稿の位置決めに関する。
【0002】
【従来の技術】上記した複写機、ファクシミリ等の画像
形成装置においては、原稿に忠実な画像を形成するため
に、原稿載置面に、原稿の位置決め用部材が取り付けら
れている。
【0003】図5(a),(b)にそのような従来の位
置決め部材の一例を示すが、これらの図において、コン
タクトガラスからなる原稿載置面1には、左右方向の突
き当て部材2と、前後方向の突き当て部材3とが別々の
部材として取り付けられている。このような原稿位置決
め部材は、左右方向の部材2と前後方向の部材3との直
角度が出ていない場合には、同図(a)に示すように、
左右方向の部材2に原稿4の左側端を当てると、前後方
向の部材3と原稿4との間に隙間が開き、同図(b)に
示すように、前後方向の部材3に原稿4の上側端を当て
ると、左右方向の部材2との間に隙間が開き、いずれの
場合も原稿4の位置決めが正確にできない。その結果、
画像の品質が低下し、かつ、原稿の載置も非常にやりに
くい。そのため、製品を出荷する際に、治具などで最終
的な調整をしなければならなかった。また、突き当て部
材2,3がコンタクトガラス1を固定する部材を兼ねて
いるタイプもあり、このような場合は、メンテナンスの
ときコンタクトガラス1を取り外すので、その後の取付
の際に、やはり調整が必要となり、メンテナンス作業に
時間が掛かっていた。
【0004】これに対し、実開昭57−195151号
では、突き当て部材と原稿載置台とを樹脂によって一体
化したものを提案している。このような構成とすれば、
直角度の調整は不要となり、メンテナンスで取り外して
も、取り付け時に再調整する必要もなくなる。
【0005】しかし、原稿載置台が樹脂製になるので、
傷が付きやすくなり、また、光源の熱を受けて樹脂が経
時変化することが懸念される。
【0006】また、別のものとして、実開昭62−84
042号のように、直角の突き当て部材をコンタクトガ
ラスに固定する構成が提案されている。この場合は、ガ
ラスを使用するので、熱による経時変化は心配ない。し
かし、ガラスが破損した場合には、突き当て部材も交換
しなければならないし、また、突き当て部材の角部の清
掃がやりにくい。
【0007】さらには、つぎのような問題もある。図6
は、図5の原稿載置台を側面から見た図である。コンタ
クトガラス1は、ステー部材5によって保持され、上か
ら突き当て部材2によって押さえられている。原稿4が
コンタクトガラス1上に置かれると、圧板6が原稿4を
上から押さえてコンタクトガラス1上にぴったりと付け
る。
【0008】しかし、従来の原稿載置台では、突き当て
部材2及び3と、原稿を押さえる圧板6とは、それぞれ
別個に位置決めして取り付けていたので、両者の相対位
置が合っていないと、圧板6が突き当て部材2や3に乗
り上げ、原稿4の端部をコンタクトガラス1に押し付け
ることができず、画質を低下させる原因となっていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の事実に鑑み、本
発明は、装置への取り付けが容易で、直角度の精度が高
い原稿位置決めのための基準部材を備えた画像形成装置
の原稿載置台を提供することを目的としている。
【0010】また、上記基準部材が画像形成時の位置ず
れを容易に修正できる画像形成装置の原稿載置台を提供
することを目的としている。
【0011】さらに、本発明は、原稿をコンタクトガラ
スに圧接する圧板が基準部材の上に乗り上げることのな
い画像形成装置の原稿載置台を提供することを目的とし
ている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、画像形成装置の原稿載置台において、原
稿載置台本体に原稿の端部を突き当てて原稿を所定の位
置に設置するための基準部材を左右方向の少なくとも一
方と、前後方向の少なくとも一方に設け、それぞれの基
準部材を一体化したことを特徴としている。
【0013】また、上記原稿載置台本体がコンタクトガ
ラスからなり、上記基準部材が該コンタクトガラスを固
定する部材を兼ねており、上記左右及び前後方向の基準
部材が直角に配置されている構成とすることが望まし
い。
【0014】また、上記基準部材が、上記原稿載置台本
体に対し、原稿載置面内を移動可能である構成とした
り、上記基準部材に画像位置合わせ用の目盛を設けると
ともに、画像形成装置本体側には該目盛に対する目盛基
準を設けた構成としたり、上記基準部材に圧板取付け用
のヒンジを固定した構成とすることができる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面を用いて以下に説明す
る。図1から図3は、本発明の原稿載置台を備えた画像
形成装置の概略を示す図である。
【0016】コンタクトガラスからなる原稿載置台本体
11は、従来例と同様に、ステー部材12によって保持
され、上から原稿の端面を突き当てて位置決めをする基
準部材13によって押さえられている。この基準部材1
3は、従来例に示す突き当て部材2及び3を一体化した
もので、その基準面AとBは、直角度を高精度に製造さ
れており、原稿4は基準部材13に隙間無く当接した状
態に位置決めされるようになる。基準部材13には、複
数の取付孔15と、2つの圧板取付用のねじ孔16とが
開けられている。これらのうち、取付孔15は長孔にな
っているため、基準部材13は、原稿載置面内を前後方
向に移動可能な構成となっており、ねじ17によって締
結される。
【0017】図4は、原稿画像と画像形成物がレンズの
光軸に対し垂直方向(原稿載置面内を前後方向)にずれ
た状態を説明する図である。符号20は画像形成装置の
レンズ、符号21で示す線は原稿4の位置、符号22で
示す線は画像の位置を示す。複写作業時、レンズ20
が、20´に示す位置にずれ、画像品質低下を招くこと
がある。この時、基準部材13を取り付けているねじ1
7を緩め、水平方向に移動させ、原稿画像の位置を修正
する。このとき、ねじ17をつまみねじにしてユーザが
調整できるようにすることも可能である。画像のずれ
は、例えば、図4において、レンズ20がスキャナ走査
方向と垂直方向にΔxずれてレンズ20が20´の位置
に移動したとき、等倍時で画像は2Δxずれることにな
る。そのため、基準部材13を同量の2Δx移動し、原
稿を点線の位置から二点鎖線で示す位置にずらすことで
位置修正を行う。このとき、図2に示すように、基準部
材13と画像形成装置本体とに目盛23と目盛基準24
とを設けることによって、調整作業を向上させることが
できる。
【0018】次に圧板25の取り付けについて説明す
る。図1又は図3に示すように、圧板25はヒンジ26
を介して基準部材13に取り付けられている。すなわ
ち、基準部材13に穿設されたねじ孔16にねじ27で
締め付け固定される。したがって、圧板25は、基準部
材13が長孔15の範囲内を移動すると、一緒に移動
し、基準部材13との相対位置が常に一定となる。その
ため、装置を組み立てたときに圧板25が基準部材13
に乗り上げず、かつ、原稿の端部まで押さえられる位置
にセットしておくことができ、以後調整の必要はない。
【0019】なお、画像形成装置本体と、基準部材13
との間には、基準部材13の移動スペースを設けてあ
る。
【0020】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
原稿載置台に設けられた原稿位置決め用の基準部材が、
左右方向のものと、前後方向のものとで一体化されてい
るので、直角度を正確に製造でき、組立後に調整の必要
がなくなる。
【0021】また、上記基準部材がコンタクトガラスを
固定する部材を兼ねている構成とすれば、コンタクトガ
ラスと別体となって、コンタクトガラスが破損した場合
でも、コンタクトガラスのみを交換すれば済み、経済的
である。
【0022】基準部材が原稿載置面内で移動可能な構成
とすれば、複写作業時にレンズの位置がずれても、簡単
に修正することができる。
【0023】基準部材に圧板をヒンジ結合する構成とす
れば、圧板と基準部材との相対位置が一定となり、圧板
が、基準部材に乗り上げることを確実に防止でき、か
つ、圧板が原稿の隅々まで押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿載置台を備えた画像形成装置の要
部を示す斜視図である。
【図2】本発明の原稿載置台の上面図である。
【図3】本発明の原稿載置台の要部について詳細な構成
を示す側面図である。
【図4】画像形成装置において、レンズが光軸と直交す
る方向にずれた状態を説明する模式図である。
【図5】(a),(b)は、従来の原稿載置台に設けら
れた突き当て部材を示す図である。
【図6】従来の原稿載置台において、圧板が突き当て部
材に乗り上げる状態を示す要部の側面図である。
【符号の説明】
11 原稿載置台本体(コンタクトガラス) 13 基準部材 23 目盛 24 目盛基準 25 圧板 26 ヒンジ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の原稿載置台において、 原稿載置台本体に、原稿の端部を突き当てて原稿を所定
    の位置に設置するための基準部材を左右方向の少なくと
    も一方と、前後方向の少なくとも一方に設け、それぞれ
    の基準部材を一体化したことを特徴とする画像形成装置
    の原稿載置台。
  2. 【請求項2】 上記原稿載置台本体がコンタクトガラス
    からなり、上記基準部材が該コンタクトガラスを固定す
    る部材を兼ねており、上記左右及び前後方向の基準部材
    が直角に配置されていることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置の原稿載置台。
  3. 【請求項3】 上記基準部材が、上記原稿載置台本体に
    対し、原稿載置面内を移動可能であることを特徴とする
    請求項1又は2記載の画像形成装置の原稿載置台。
  4. 【請求項4】 上記記載の原稿載置台において、基準部
    材に画像位置合わせ用の目盛を設けるとともに、画像形
    成装置本体側には該目盛に対する目盛基準を設けたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形
    成装置の原稿載置台。
  5. 【請求項5】 上記基準部材に圧板取付け用のヒンジを
    固定したことを特徴とする請求項1から4のいずれかに
    記載の画像形成装置の原稿載置台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006211032A (ja) * 2005-01-25 2006-08-10 Ricoh Co Ltd 画像読取装置および画像形成装置

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