JPH1051488A - 通信経路設定システム及びその方法 - Google Patents

通信経路設定システム及びその方法

Info

Publication number
JPH1051488A
JPH1051488A JP20039396A JP20039396A JPH1051488A JP H1051488 A JPH1051488 A JP H1051488A JP 20039396 A JP20039396 A JP 20039396A JP 20039396 A JP20039396 A JP 20039396A JP H1051488 A JPH1051488 A JP H1051488A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting
routing information
network
information
model
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP20039396A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3137583B2 (ja
Inventor
Eiji Awaya
英司 粟屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP20039396A priority Critical patent/JP3137583B2/ja
Publication of JPH1051488A publication Critical patent/JPH1051488A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137583B2 publication Critical patent/JP3137583B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ルーティング情報のスタティックな方法によ
る設定を簡便にかつ確実に行うことができる通信経路設
定システム及びその方法を提供する。 【解決手段】 端末、ルータ等ネットワーク機器のI
D、機種等の情報を記憶する機器情報データベース16
と、各機器のパスワードを記憶する機器管理テーブル2
8と、機種毎に実行するチェックモジュール名及び設定
モジュールを登録する機種別管理テーブル30と、設定
用モジュールを実行させることによって指定された経路
上の各機器にルーティング情報を自動設定し、またチェ
ック用モジュールを実行させることによって経路上の各
機器へのルーティング情報の設定の要否を判定するルー
ティング情報設定部24とを有し、表示部12に表示さ
れたネットワーク構成マップ上に経路をマウス14によ
り指定することだけで、その経路上のコンピュータ及び
ルータにルーティング情報を自動的に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信経路設定シス
テム、特に中継装置を介して通信を行う端末間に経路を
設定する際に行う各中継装置等へのルーティング情報の
設定をスタティックに行うためのシステム及びその方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータなどの端末が接続されたL
AN同士あるいはLANと公衆網とをルータで接続する
広域のネットワークシステムにおいて、通信経路上に位
置するルータは、送信元端末が送信したデータを受け取
ると、そのデータを順次中継することによって送信先の
端末まで届ける。ルータは、ルーティングを行う中継装
置であるが、送信元端末から直接若しくは他のルータを
介して受け取ったデータをどの隣接したルータに中継し
なければならないかを、内部に保持したルーティング情
報を参照することによって知ることができる。
【0003】ルーティング情報には、一般に送信先ネッ
トワークアドレス、受け取ったデータの送出先となる隣
接したルータのネットワークアドレス、及びデータを送
信先ネットワークアドレスへ送り届けるために通過する
ルータの数を示す計量が設定されている。各ルータは、
受け取ったデータ内に設定されている送信先を指定した
情報と内部に登録されているルーティング情報とを比較
することによって、受け取ったデータの送出先を決定す
ることになる。従って、ある端末間で通信を行う際に
は、各端末並びにその端末間通信を行うための通信経路
上に位置する各ルータに、その端末間通信のために必要
なルーティング情報を予め設定しておく必要がある。
【0004】ルーティング情報をルータに設定する方法
としては、TCP/IPプロトコルにおけるRIP(R
outing Information Protoc
ol)のように動的に経路の設定を行う方法と、人手に
よりスタティックに設定する方法とがある。ルーティン
グ情報をスタティックに設定する場合、ネットワーク管
理者等が端末間の経路を特定したとすると、その経路上
に位置するルータそれぞれに対して、各ルータに接続さ
れたローカルコンソールから、若しくはネットワーク管
理装置からネットワーク経由でルータにリモートログイ
ンして予め設定しなくてはならない。現在では、ネット
ワークシステムに接続されている端末、各中継装置及び
LAN等を含むネットワーク機器の接続形態に関する情
報をネットワーク管理装置に持たせ、その接続形態情報
に基づきネットワークシステムにおける接続形態を表す
ネットワーク構成マップを作成し表示することができる
ので、ネットワーク管理者等は、ネットワーク構成マッ
プを参照することによってどのルータにルーティング情
報を設定しなくてはならないのかを視覚的に把握するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワーク構成マップを表示することで、どのルータにルー
ティング情報を設定しなければならないかを容易に特定
できたとしても、従来においては、経路上に位置する各
ルータそれぞれに直接若しくはリモートにログインして
ルーティング情報を設定しなければならず面倒であっ
た。
【0006】また、ネットワーク管理者による入力によ
り設定を行うため、設定ミスが発生する可能性がある。
【0007】本発明は以上のような問題を解決するため
になされたものであり、その目的は、ルーティング情報
のスタティックな方法による設定を簡便にかつ確実に行
うことができる通信経路設定システム及びその方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、本発明における通信経路設定システムは、
設定された経路を介して通信を行う端末と、設定された
ルーティング情報に従ってルーティングを行う中継装置
とを含むネットワークシステムにおける前記端末間の経
路を固定的に設定する通信経路設定システムにおいて、
ネットワークシステムを構成するネットワーク機器に関
する情報を記憶する機器情報記憶手段と、前記機器情報
記憶手段が記憶するネットワーク機器の接続形態に関す
る情報に基づきネットワークシステムにおける接続形態
を表すネットワーク構成マップを表示するシステム構成
マップ表示手段と、前記端末及び前記中継装置にルーテ
ィング情報を自動設定するための設定用モジュールを記
憶するルーティング情報設定モジュール記憶手段と、表
示されたネットワーク構成マップ上で経路を形成する前
記ネットワーク機器を指示する指示手段と、所定の設定
用モジュールを実行させることによって指定された経路
上の前記端末及び前記中継装置にルーティング情報を自
動設定するルーティング情報設定手段とを有することを
特徴とする。この構成により、ネットワーク構成マップ
上で指示手段により経路を指定させるだけでルーティン
グ情報の設定を自動的に行うことができる。
【0009】また、前記ルーティング情報設定モジュー
ル記憶手段に記憶されているものの中から使用する設定
用モジュールを前記ネットワーク機器の機種毎に指定す
る機種別管理記憶手段を有し、前記ルーティング情報設
定手段は、前記機種別管理記憶手段の内容に基づいて、
設定を行う機種に対応した設定用モジュールを実行する
ことを特徴とする。このように、機種毎にルーティング
情報の設定を行う方法やコマンド等が異なる場合でも対
応することができる。
【0010】また、前記端末及び前記中継装置に既に設
定されているルーティング情報を取得しルーティング情
報の設定の要否のチェックを行うためのチェック用モジ
ュールを記憶するルーティング情報チェックモジュール
記憶手段と、所定のチェック用モジュールを実行させる
ことによって指定された経路上の前記端末及び前記中継
装置にルーティング情報の設定の要否を判定するルーテ
ィング情報チェック手段とを有することを特徴とする。
すなわち、ルーティング情報の設定を実際に行う前にそ
の要否を事前にチェックすることができる。
【0011】また、前記ルーティング情報チェックモジ
ュール記憶手段に記憶されているものの中から使用する
チェック用モジュールを前記ネットワーク機器の機種毎
に指定する機種別管理記憶手段を有し、前記ルーティン
グ情報チェック手段は、前記機種別管理記憶手段の内容
に基づいて、チェックを行う機種に対応したチェック用
モジュールを実行することを特徴とする。このように、
機種毎にルーティング情報の収集を行う方法やコマンド
等が異なる場合でも対応することができる。
【0012】更に、本発明に係る通信経路設定方法は、
設定された経路を介して通信を行う端末と、設定された
ルーティング情報に従ってルーティングを行う中継装置
とを含むネットワークシステムにおける前記端末間の経
路を固定的に設定する通信経路設定方法において、ネッ
トワーク機器に関する情報に基づき作成されたネットワ
ークシステムの接続形態を表すネットワーク構成マップ
上を表示するステップと、前記ネットワーク構成マップ
上で経路を形成する前記ネットワーク機器を指定するス
テップと、指定された前記各ネットワーク機器に対し
て、ルーティング情報を自動設定するための設定用モジ
ュールを動作させることによってルーティング情報を自
動設定するステップとを含むことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
好適な実施の形態について説明する。
【0014】図1は、本発明に係る通信経路設定システ
ムの一実施の形態が動作するWANの全体構成図であ
る。それぞれ1乃至複数のコンピュータが接続されてい
るLAN1〜6は、ルータによって公衆網に接続され全
体としてWANを構築する。WANには、WAN全体の
統合管理を行う1台のネットワーク管理装置10が設け
られている。
【0015】図2は、本実施の形態における通信経路設
定システムのブロック構成図であるが、この通信経路設
定システムは、図1に示したネットワーク管理装置10
に搭載される。通信経路設定システムは、一般にCRT
等により構成される表示部12と、マウス14と、機器
情報データベース16と、ネットワーク管理部18とを
有している。従来のネットワーク管理装置は、これらの
要素から構成されているが、本実施の形態における通信
経路システムは、これらの従来からあるネットワーク管
理装置が持つ機能、データを有効に利用している。この
うち、機器情報データベース16は、WANを構成する
LAN、コンピュータ等の各種端末及びルータを含むネ
ットワーク機器に関する情報、例えば、各ネットワーク
機器のID、諸元等に関する情報及びWANに含まれる
各種ネットワーク機器の接続形態を記憶する機器情報記
憶手段である。表示部12は、機器情報データベース1
6が記憶するネットワーク機器の接続形態に関する情報
に基づきネットワークシステムにおける接続形態を表す
ネットワーク構成マップをCRTに表示するシステム構
成マップ表示手段である。マウス14は、表示画面上か
ら何らかのデータを指定し入力するための入力手段であ
るが、本実施の形態においては、特に表示されたネット
ワーク構成マップ上で経路を形成するコンピュータ及び
ルータを指示する指示手段である。ネットワーク管理部
18は、従来から持つネットワーク管理装置としての機
能を発揮させるために前述した各構成を統括管理し動作
させるための手段である。
【0016】本実施の形態における通信経路システム
は、上記構成に加えてルーティング情報設定部24、テ
ーブル管理部26、機器管理テーブル28、機種別管理
テーブル30、機種別ルーティング情報チェックモジュ
ール群記憶部32及び機種別ルーティング情報設定モジ
ュール群記憶部34を加えた構成を有している。機種別
ルーティング情報チェックモジュール群記憶部32は、
コンピュータやルータに既に設定されているルーティン
グ情報を取得し、ルーティング情報の設定の要否のチェ
ックを行うためのチェック用モジュールを記憶するルー
ティング情報チェックモジュール記憶手段である。機種
別ルーティング情報設定モジュール群記憶部34は、コ
ンピュータやルータにルーティング情報を自動設定する
ための設定用モジュールを記憶するルーティング情報設
定モジュール記憶手段である。詳細は後述するが、本実
施の形態においては、ソフトウェアにより作成されたル
ーティング情報チェックモジュールを実行することによ
って各ルータ等にルーティング情報の設定の要否を事前
にチェックし、ソフトウェアにより作成されたルーティ
ング情報設定モジュールを実行することによって各ルー
タ等にルーティング情報の設定を行うが、そのチェック
や設定を行うためのコマンドや設定方法は、機種毎によ
って異なる可能性があるため、チェックや設定を行うた
めのアプリケーション(モジュール)を機種毎に設ける
ようにした。つまり、本実施の形態においては、多機種
に及ぶコンピュータ、ルータ等が接続可能なように同一
内容のチェック処理及び設定処理を行うアプリケーショ
ンを各機種毎に実行可能な形態で作成し、各記憶部3
2,34に記憶するようにした。
【0017】機器管理テーブル28は、コンピュータ及
びルータにログインしアクセスするために必要な情報を
登録しておくための記憶手段であり、WAN内の全ての
コンピュータ及びルータのパスワードをそれぞれのID
に対応させて記憶する。この機器管理テーブル28の設
定例を図3に示す。機種別管理テーブル30は、コンピ
ュータ及びルータにルーティング情報の設定を行うため
に必要な情報を登録しておくための機種別管理記憶手段
であり、機種毎に前述したルーティング情報チェックモ
ジュール及びルーティング情報設定モジュールの各名称
を設定する。この機種別管理テーブル30の形式例を図
4に示す。本実施の形態においては、上記の機器管理テ
ーブル28、機種別管理テーブル30、機種別ルーティ
ング情報チェックモジュール群記憶部32及び機種別ル
ーティング情報設定モジュール群記憶部34を磁気ディ
スクに記憶する。
【0018】ルーティング情報設定部24は、大きく2
つの機能を有している。1つはルーティング情報設定手
段として動作し、所定の設定用モジュールを実行させる
ことによって指定された経路上のコンピュータ及びルー
タにルーティング情報を自動設定する。もう1つはルー
ティング情報チェック手段として動作し、ルーティング
情報の設定を実際に行う前に、所定のチェック用モジュ
ールを実行させることによって指定された経路上のコン
ピュータ及びルータにルーティング情報の設定の要否を
判定する。また、その他、ネットワーク管理部18が行
わない本システムにおける全体的な制御をも行う。テー
ブル管理部26は、前述した機器管理テーブル28や機
種別管理テーブル30など搭載する各種情報の更新等の
管理を行う。
【0019】本実施の形態において特徴的なことは、上
記構成により表示されたネットワーク構成マップ上に経
路を指定することでその経路上のコンピュータ及びルー
タにルーティング情報を自動的に設定できるようにした
ことである。これにより、従来では各ルータ等にいちい
ちログイン等をして設定しなければならないのに対し、
本実施の形態においては、その必要もなくネットワーク
構成マップ上にマウス14を用いて経路を指定すること
のみでルーティング情報の設定を簡便に行うことができ
る。
【0020】次に、本実施の形態における動作について
図5に示したフローチャートに基づいて説明する。ここ
では、LAN1に接続されたコンピュータAとLAN6
に接続されたコンピュータBとの間に経路を設定する場
合を具体例として説明する。
【0021】まず、ステップ101において、最初にネ
ットワーク構成マップ上で経路の指定を行う。図6は、
表示部12に表示されたネットワーク構成マップの表示
例を示した図であるが、本実施の形態においては、ネッ
トワーク構成マップを大きく3つのサブマップに分割し
表示する。図6に示した例によると、一番上はWAN全
体のネットワーク構成のサブマップを表示するための領
域であり、その下2つは終端となるコンピュータが接続
されているLANの接続形態を表すサブマップを表示す
るための領域である。最初は、まだ終端となるコンピュ
ータが指定されていないので、本システム動作時にLA
Nのサブマップには何も表示されない。WAN全体のサ
ブマップには、LAN及び公衆網と、それらを接続する
ルータとの接続関係が図6のような記号で表示される。
【0022】ネットワーク管理者は、WAN全体のサブ
マップ上において経路を設定すべき終端となるコンピュ
ータが接続されているLANを指定する。マップ上にお
ける指定は、マウス14を用いクリックすることにより
行われる。ネットワーク管理者は、現実のWAN構成と
表示部12に表示されたWAN全体のサブマップとの対
応関係を予め知っており、終端となるコンピュータがW
AN全体のサブマップ上のどのサブネットワークに接続
されているのかを判断することができる。この例では、
LAN1とLAN6とが選択されるので、各LANのサ
ブマップの領域には、LAN1とLAN6それぞれの接
続形態が表示される。そして、各LANのサブマップに
おいて終端となるコンピュータAとコンピュータBとが
選択される。
【0023】ところで、コンピュータAとコンピュータ
Bとの間には、設定可能な経路が複数存在する。従っ
て、ネットワーク管理者は、この中からいずれかの経路
を選択するかを決めると、その選択した経路上に位置す
るネットワーク及びルータをクリックすることで特定す
る。この例では、ルータR10,R20,R30,R4
0により形成される経路が選択されたものとする。な
お、指定したコンピュータ、LAN若しくは公衆網及び
ルータを反転表示することによって指定した経路を視覚
的に確認することができる。
【0024】ステップ102において、ネットワーク管
理部18は、以上のようにして経路が決定されると、そ
の経路上に位置するコンピュータ、ルータに関する情
報、少なくとも各機器のID、種別及びそれらの接続関
係に関する情報を機器情報データベース16から取り出
し、ルーティング情報設定部24に渡す。
【0025】ステップ103において、ルーティング情
報設定部24は、コンピュータ及び各ルータに設定する
ルーティング情報を収集し生成する。正確には、この時
点ではルーティング情報の設定に必要なデータの一覧を
収集する。例えば、ルータR10に設定するルーティン
グ情報は、LAN1を経由して受け取ったコンピュータ
Aからの通信データがコンピュータBへのデータである
ならば、ルータR20に送るという内容となる。また、
その逆に、ルータR20を介して受け取ったコンピュー
タBからの通信データがコンピュータAへのデータであ
るならば、コンピュータAに送るという内容となる。同
様にして、ルータR20に設定するルーティング情報
は、ルータR10から受け取った通信データがコンピュ
ータBへのデータであるならばルータR30に送るとい
う内容と、その逆にルータR30から受け取った通信デ
ータがコンピュータAへのデータであるならば、ルータ
R10に送るという内容になる。このように、双方向の
ルーティングを考慮する。ルーティング情報は、指定さ
れた経路上のコンピュータ及びルータ個々の情報並びに
各機器の接続情報により各機器毎に生成される。
【0026】次に、ステップ104において、ルーティ
ング情報設定部24は、経路上に位置するコンピュータ
A,B及びルータR10〜R40から既に設定されてい
るルーティング情報の一覧を収集する。これは、各ネッ
トワーク機器の種別毎に指定された所定のチェック用モ
ジュールを実行させることによって収集することができ
る。つまり、ネットワーク管理部18から送られてきた
コンピュータ及びルータの種別に基づき、機種別管理テ
ーブル30からルーティング情報チェックモジュール名
を取得し、その名称に対応した実際のモジュールを機種
別ルーティング情報チェックモジュール群記憶部32か
ら取り出し実行させることで各ネットワーク機器毎に収
集することができる。なお、ルーティング情報設定部2
4は、ネットワーク管理部18から送られてきたコンピ
ュータ及びルータのIDに基づき、機器管理テーブル2
8から各機器のパスワードを取得することができるの
で、リモートログインして設定済みのルーティング情報
を収集することができる。
【0027】ステップ105において、ルーティング情
報設定部24は、ステップ103において作成したルー
ティング情報の一覧と、ステップ104において各ルー
タ等から収集した設定済みのルーティング情報の一覧と
をルータ等毎に比較することによって、ルーティング情
報の設定が必要かどうかの判定を行う。例えば、あるル
ータにこれから設定を行おうとする内容と同じルーティ
ング情報が既に設定されているのであれば、設定を再度
行う必要がない。従って、ルーティング情報設定部24
は、設定を行おうとするルーティング情報の内容が既に
設定されているのであれば後述するルーティング情報の
設定を行わずに処理を終了させる。この処理は、経路上
のコンピュータA,B及びルータR10〜R40全てに
対して行われる。
【0028】上記ステップ105においてルーティング
情報の設定が必要であると判定された場合、ルーティン
グ情報設定部24は、ステップ106において経路上に
位置するコンピュータ及びルータそれぞれにルーティン
グ情報の設定を行う。これは、各ネットワーク機器の種
別毎に指定された所定の設定用モジュールを実行させる
ことによって設定を行うことができる。つまり、ネット
ワーク管理部18から送られてきたコンピュータ及びル
ータの種別に基づき、機種別管理テーブル30からルー
ティング情報設定モジュール名を取得し、その名称に対
応した実際のモジュールを機種別ルーティング情報設定
モジュール群記憶部34から取り出し実行させることで
各ネットワーク機器毎に設定を行うことができる。実行
される各機種別ルーティング情報設定モジュールは、作
成したルーティング情報の一覧をパラメータリストとし
て使用することで各ネットワーク機器それぞれにルーテ
ィング情報を自動設定することができる。なお、設定に
必要なパスワードは、上記チェック処理により取得済み
である。
【0029】このようにして、経路上の終端となるコン
ピュータAとコンピュータB並びにコンピュータ間に位
置する経路上のルータR10〜R40それぞれに必要な
ルーティング情報の設定を行うと、ルーティング情報設
定部24は、これを設定結果表示する(ステップ10
7)。
【0030】以上のように、本実施の形態によれば、ネ
ットワーク構成マップ上に経路をマウス14により指定
させるだけで、その経路上に位置するコンピュータやル
ータにルーティング情報を自動設定することができるの
で、簡便でありかつ各ネットワーク機器に対して入力ミ
ス等による設定ミスが生じない。また、実際に設定を行
う前に設定の要否のチェック機構を設けたので、効率的
である。
【0031】なお、上記説明したように、本実施の形態
においては、ルーティング情報の比較を行うことによ
り、経路上のルータ等にルーティング情報の設定の要否
を事前にチェックするようにしたが、それ以外にも、例
えば資源の容量、制限あるいはセキュリティの問題がな
いかなど設定の可否などのチェックを行うことも可能で
ある。
【0032】また、経路を指定する処理において、選択
しうる経路が一つのみであれば、マップ上で自動的に反
転表示させたり、指定された端末間に経路が複数ある場
合でも計量や諸元等により適切な経路を自動計算により
求め初期値としてマップ上で自動的に反転表示させたり
するなどの機能を追加するようにしてもよい。
【0033】また、上記説明においては、経路の両端と
して端末を指定するようにしたが、これ以外にLANを
指定できるようにしてもよい。この場合、LANに接続
された全端末に一括してルーティング情報を自動的に設
定するようになる。これは、LANのIDや接続情報
は、機器情報データベース16に記憶されているので、
設定用モジュールを作成さえすれば容易に実現可能であ
る。
【0034】更に、本実施の形態においては、従来から
あるネットワーク管理装置を利用した形態を有している
が、別途設けても実施することができることは、言うま
でもない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、表示されたネットワー
ク構成マップ上に経路を指示手段により指定させるだけ
でその経路上の端末及び中継装置にルーティング情報を
自動的に設定できるようにしたので、各中継装置等にい
ちいちリモートログイン等をしなくてもルーティング情
報の設定を簡便に行うことが可能となる。また、ルーテ
ィング情報の設定を設定用モジュールの実行により行う
ようにしたので、入力による設定ミスが発生することが
なくなり正確かつ確実に設定を行うことが可能となる。
【0036】また、同一内容のルーティング情報の設定
処理を行う設定用モジュールを各機種に対応した形態で
設けるようにし、また、機種別管理手段を設けて各中継
装置等の機種に応じた設定用モジュールを実行できるよ
うにしたので、設定する経路上に異なる機種が混在して
いてもルーティング情報を設定することが可能となる。
【0037】また、ルーティング情報の設定の要否の判
定を事前に行うようにし、既に設定されているときには
ルーティング情報の設定を行わないようにしたので、効
率的である。
【0038】また、同一内容のチェック処理を行うチェ
ック用モジュールを各機種に対応した形態で設けるよう
にし、また、機種別管理手段を設けて各中継装置等の機
種に応じたチェック用モジュールを実行できるようにし
たので、設定する経路上に異なる機種が混在していても
既に設定されているルーティング情報を確実に収集する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る通信経路設定システムの一実施
の形態が動作するWANの全体構成図である。
【図2】 本実施の形態における通信経路設定システム
のブロック構成図である。
【図3】 本実施の形態における機器管理テーブルの設
定例を示した図である。
【図4】 本実施の形態における機種別管理テーブルの
設定例を示した図である。
【図5】 本実施の形態におけるルーティング情報設定
処理を示したフローチャートである。
【図6】 本実施の形態におけるネットワーク構成マッ
プの表示例を示した図である。
【符号の説明】
10 ネットワーク管理装置、12 表示部、14 マ
ウス、16 機器情報データベース、18 ネットワー
ク管理部、24 ルーティング情報設定部、26 テー
ブル管理部、28 機器管理テーブル、30 機種別管
理テーブル、32 機種別ルーティング情報チェックモ
ジュール群記憶部、34 機種別ルーティング情報設定
モジュール群記憶部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された経路を介して通信を行う端末
    と、設定されたルーティング情報に従ってルーティング
    を行う中継装置とを含むネットワークシステムにおける
    前記端末間の経路を固定的に設定する通信経路設定シス
    テムにおいて、 ネットワークシステムを構成するネットワーク機器に関
    する情報を記憶する機器情報記憶手段と、 前記機器情報記憶手段が記憶するネットワーク機器の接
    続形態に関する情報に基づきネットワークシステムにお
    ける接続形態を表すネットワーク構成マップを表示する
    システム構成マップ表示手段と、 前記端末及び前記中継装置にルーティング情報を自動設
    定するための設定用モジュールを記憶するルーティング
    情報設定モジュール記憶手段と、 表示されたネットワーク構成マップ上で経路を形成する
    前記ネットワーク機器を指示する指示手段と、 所定の設定用モジュールを実行させることによって指定
    された経路上の前記端末及び前記中継装置にルーティン
    グ情報を自動設定するルーティング情報設定手段と、 を有することを特徴とする通信経路設定システム。
  2. 【請求項2】 前記ルーティング情報設定モジュール記
    憶手段に記憶されているものの中から使用する設定用モ
    ジュールを前記ネットワーク機器の機種毎に指定する機
    種別管理記憶手段を有し、 前記ルーティング情報設定手段は、前記機種別管理記憶
    手段の内容に基づいて、設定を行う機種に対応した設定
    用モジュールを実行することを特徴とする請求項1記載
    の通信経路設定システム。
  3. 【請求項3】 前記端末及び前記中継装置に既に設定さ
    れているルーティング情報を取得しルーティング情報の
    設定の要否のチェックを行うためのチェック用モジュー
    ルを記憶するルーティング情報チェックモジュール記憶
    手段と、 所定のチェック用モジュールを実行させることによって
    指定された経路上の前記端末及び前記中継装置にルーテ
    ィング情報の設定の要否を判定するルーティング情報チ
    ェック手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の通信経路設定
    システム。
  4. 【請求項4】 前記ルーティング情報チェックモジュー
    ル記憶手段に記憶されているものの中から使用するチェ
    ック用モジュールを前記ネットワーク機器の機種毎に指
    定する機種別管理記憶手段を有し、 前記ルーティング情報チェック手段は、前記機種別管理
    記憶手段の内容に基づいて、チェックを行う機種に対応
    したチェック用モジュールを実行することを特徴とする
    請求項3記載の通信経路設定システム。
  5. 【請求項5】 設定された経路を介して通信を行う端末
    と、設定されたルーティング情報に従ってルーティング
    を行う中継装置とを含むネットワークシステムにおける
    前記端末間の経路を固定的に設定する通信経路設定方法
    において、 ネットワーク機器に関する情報に基づき作成されたネッ
    トワークシステムの接続形態を表すネットワーク構成マ
    ップ上を表示するステップと、 前記ネットワーク構成マップ上で経路を形成する前記ネ
    ットワーク機器を指定するステップと、 指定された前記各ネットワーク機器に対して、ルーティ
    ング情報を自動設定するための設定用モジュールを動作
    させることによってルーティング情報を自動設定するス
    テップと、 を含むことを特徴とする通信経路設定方法。
JP20039396A 1996-07-30 1996-07-30 通信経路設定システム及びその方法 Expired - Fee Related JP3137583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20039396A JP3137583B2 (ja) 1996-07-30 1996-07-30 通信経路設定システム及びその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20039396A JP3137583B2 (ja) 1996-07-30 1996-07-30 通信経路設定システム及びその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1051488A true JPH1051488A (ja) 1998-02-20
JP3137583B2 JP3137583B2 (ja) 2001-02-26

Family

ID=16423585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20039396A Expired - Fee Related JP3137583B2 (ja) 1996-07-30 1996-07-30 通信経路設定システム及びその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137583B2 (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020025585A (ko) * 2000-09-29 2002-04-04 양명희 네트워크 모니터링 기능을 가진 라우터
US6516347B1 (en) 1999-01-14 2003-02-04 Nec Corporation Network device setting management system, network device setting management method, and recording medium recording thereon network device setting management program
US6594143B2 (en) 1998-12-11 2003-07-15 Nec Corporation Liquid crystal module mounting structure and mobile terminal mounted with the same
GB2403628B (en) * 2001-03-26 2005-10-26 Imagine Broadband Ltd Broadband communications
JP2006109363A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Hitachi Electronics Service Co Ltd コンフィギュレーション情報管理システム及びコンフィギュレーション情報収集プログラム
WO2009016699A1 (ja) * 2007-07-27 2009-02-05 Fujitsu Limited ネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法及びネットワーク監視プログラム
JP2010507298A (ja) * 2006-10-16 2010-03-04 フンダシオ プリヴァダ セントレ テクノロジック デ テレコミュニカシオンス デ カタルーニャ 目標ipネットワークの論理的配備、配備解除、及び監視のための方法
US7987228B2 (en) 2001-07-03 2011-07-26 Accenture Global Services Limited Broadband communications
US8015271B2 (en) 2001-03-26 2011-09-06 Accenture Global Services Limited Method and system of provisioning a desired communication service for a user across a network
US8243621B2 (en) 2006-02-13 2012-08-14 Fujitsu Limited Method, apparatus, and program for configuring networks with consistent route and bandwidth settings
KR101205689B1 (ko) * 2010-04-14 2012-11-28 주식회사 아이디스 라우터 자동 설정 장치 및 방법
US9077760B2 (en) 2001-05-22 2015-07-07 Accenture Global Services Limited Broadband communications

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6594143B2 (en) 1998-12-11 2003-07-15 Nec Corporation Liquid crystal module mounting structure and mobile terminal mounted with the same
US6516347B1 (en) 1999-01-14 2003-02-04 Nec Corporation Network device setting management system, network device setting management method, and recording medium recording thereon network device setting management program
KR20020025585A (ko) * 2000-09-29 2002-04-04 양명희 네트워크 모니터링 기능을 가진 라우터
GB2403628B (en) * 2001-03-26 2005-10-26 Imagine Broadband Ltd Broadband communications
US8015271B2 (en) 2001-03-26 2011-09-06 Accenture Global Services Limited Method and system of provisioning a desired communication service for a user across a network
US9077760B2 (en) 2001-05-22 2015-07-07 Accenture Global Services Limited Broadband communications
US7987228B2 (en) 2001-07-03 2011-07-26 Accenture Global Services Limited Broadband communications
JP2006109363A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Hitachi Electronics Service Co Ltd コンフィギュレーション情報管理システム及びコンフィギュレーション情報収集プログラム
US8243621B2 (en) 2006-02-13 2012-08-14 Fujitsu Limited Method, apparatus, and program for configuring networks with consistent route and bandwidth settings
JP2010507298A (ja) * 2006-10-16 2010-03-04 フンダシオ プリヴァダ セントレ テクノロジック デ テレコミュニカシオンス デ カタルーニャ 目標ipネットワークの論理的配備、配備解除、及び監視のための方法
JP4851595B2 (ja) * 2006-10-16 2012-01-11 フンダシオ プリヴァダ セントレ テクノロジック デ テレコミュニカシオンス デ カタルーニャ 目標ipネットワークの論理的配備、配備解除、及び監視のための方法
WO2009016699A1 (ja) * 2007-07-27 2009-02-05 Fujitsu Limited ネットワーク監視装置、ネットワーク監視方法及びネットワーク監視プログラム
KR101205689B1 (ko) * 2010-04-14 2012-11-28 주식회사 아이디스 라우터 자동 설정 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3137583B2 (ja) 2001-02-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3137583B2 (ja) 通信経路設定システム及びその方法
WO2016202013A1 (zh) 日志获取方法和装置、以及网管服务器
US8203962B2 (en) Network monitoring device, network monitoring method, and network monitoring program
JPH11296459A (ja) ネットワークシステム
JP2000324104A (ja) バーチャル通信ネットワークにおけるセキュリティーポリシー設定方法、セキュリティーポリシーマネージャ及びこれを用いたバーチャル通信ネットワークシステム
CN113347060B (zh) 基于流程自动化的电力网络故障检测方法、装置和系统
KR100489849B1 (ko) 자산 관리 시스템 및 자산 관리 방법
US20030061334A1 (en) Method, apparatus, system, computer program and computer program product of network management
CN114513419A (zh) 安全策略配置方法及系统
US7761520B2 (en) Information management system, information management apparatus and computer-readable storage medium
CN110569987A (zh) 自动化运维方法、运维设备、存储介质及装置
US20060190558A1 (en) Computer system and storage device
JP3241648B2 (ja) ネットワーク接続機器管理アプリケーション開発方式
JP2002185512A (ja) ネットワーク接続性検証方法
JPH09321760A (ja) 経路情報監視方法及びシステム
JP2606166B2 (ja) ルーティングテーブル採集方法
JP2006190115A (ja) 光ケーブルの芯線経路設計・管理プログラム、及びシステム
JP3937371B2 (ja) 競合制御方法及び競合制御システム
JP3737503B2 (ja) 監視システム及び監視方法並びにそのプログラム
JP6760886B2 (ja) オペレーションシステム
JP3951746B2 (ja) So処理システム並びにso処理方法
JPH11340978A (ja) ネットワーク監視方法及びその装置
JPH0844646A (ja) ネットワーク管理装置
JPH11112607A (ja) 特定ネットワークノードの障害切り分け方法
CN117749617A (zh) 配置管理方法、装置、电子设备及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees