JP4851595B2 - 目標ipネットワークの論理的配備、配備解除、及び監視のための方法 - Google Patents

目標ipネットワークの論理的配備、配備解除、及び監視のための方法 Download PDF

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Description

本発明は、概括的には、電気通信ネットワークの分野に適用され、より厳密には、本発明は、インターネットプロトコル(IP)接続性を提供するネットワークのネットワークノードの構成、再構成、及び監視に関する。
より正確には、本発明は、バックグラウンドIPネットワーク上に物理的に配備しようとしている目標IPネットワークトポロジーを構成するための論理的配備のタスクを簡略化するための方法を開示しており、同様に、逆の論理的配備解除のタスクも簡略化されている。更に、この方法を使えば、目標IPネットワークに既に配備されているネットワーク要素をリアルタイムで監視できるようになる。
従来型の管理システム、例えば、簡易ネットワーク管理プロトコル(Simple Network Management Protcol)(SNMP)[D.Harrington, R.Presuhn, B.Wijnenによる「簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)管理フレームワークを記述するためのアーキテクチャ」2002年12月IETF標準62RFC3411("An Architecture for Describing Simple Network Management Protcol (SNMP) Management Frameworks", IETF Standard 62, RFC 3411, December 2002)]、又はウェブベースの企業管理(Web Based Enterprise Management)(WBEM)[「分散型管理タスクフォース、「HTTPに対するCIM演算の仕様書」2003年1月DMTF標準DSP0200改訂版1.1("Specification of CIM Operation over HTTP", Version 1.1, DMTF Standard DSP0200, January 2003)]などは、エージェントとマネジャという2つの機能エンティティがベースになっている。エージェントは、管理される側の装置内で実行されており、管理に必要とされる内部情報及びパラメーターを認識している。マネジャは、管理演算を行うために、エージェントに接続されている。
エージェントとマネジャの間の通信は、情報モデル、即ち、管理データ(例えば、CPU負荷、IPアドレスなど)を記述する構造化された方法と、その情報をやり取りする通信プロトコルをベースにしている。例えば、SNMPを通信プロトコルとして用いているSNMP管理フレームワークの場合、情報モデルは、ASN.1(Abstract Syntax Notification 1:抽象構文記法1)と呼ばれる標準化されたテキストベース情報構造化言語で定義されたMIB(Management Information Base:管理情報ベース)で構成される。
しかしながら、これらの管理システムには、IPネットワーク内の幾つかのネットワーク要素が関与する大域的構成の配備に関して幾つかの欠点がある。一方で、それらは、管理システムの一部として記述される通信プロトコルと情報モデルの要件に関して非常に厳格である。前記通信プロトコルと情報モデルは、しばしば或る特定の販売元により提供されている装置の通信インターフェースと互換性が無いこともある。他方で、良く知られている管理システムは、非常に簡単な管理演算(殆どの場合「取得」と「設定」)を提供しており、そのため、前記システムは、複雑な構成には不向きになっている。更に、これらの良く知られた管理システムを使用した場合、各ネットワーク要素は個別に管理されるので、管理システムには、構成しようとしているネットワーク全体の大域的視点が無い。
これらの問題の解決法は、大抵は、ネットワーク管理システムのフロントエンドの役目を果たす最上位のマネジャアプリケーションを構築することに頼っている。しかしながら、これらのアプリケーションは、設計及び実施するのが難しい。
更に、データ交換に現在広く使用されている業界標準は、拡張可能なマークアップ言語(eXtensible Markup Language:XML)である。XMLは、特殊目的のマークアップ言語を作成するためのワールドワイドウェブコンソーシアム推薦の汎用マークアップ言語である。それは、標準汎用マークアップ言語(Standard Generalized Markup Language:SGML)の簡略化されたサブセットである。XMLの主な目的は、異なるシステム、具体的にはインターネットを介して接続されているシステム、を跨いだデータの共有をやり易くすることである。XMLをベースにしている多くの言語(例えば、地理マークアップ言語(Geography Markup Language:GML)、RDF/XML、RSS、Atom、MathML、XHTML、SVG、Klip、及びMusicXML)は、公式に定義されているので、プログラムは、上記言語の文書を、それらの特定の形式に関する事前の知識無しに、変更し妥当性確認を行うことができる。
XMLをベースにしたネットワーク管理システムは米国特許第2004/0117452A1号に記載されている。具体的には、米国特許第2004/0117452A1号には、個別に管理されるネットワーク要素にツリー状の構成を採用したネットワーク管理システムと方法が記載されている。
ネットワーク管理を簡略化することを目的とすると、個別のネットワーク要素を管理するのに代えて、各ネットワーク要素の特定の構成に縛られること無く、大域ネットワーク構成を定義し、それを大域的に管理し易くする、単純で分かり易いデータモデルを提供することが望ましいということになる。
モデルに焦点を当てた取り組みは、他の工学分野に既に成功裏に適用されており、例えば、ソフトウェアアプリケーションの技術不可知論的モデルをベースとし、所望のアプリケーションを実施するプラットフォーム依存型コードを構築するためにこれらのモデルを処理する、モデル駆動型アーキテクチャ(Model Driven Architecture:MDA)フレームワークのソフトウェア製品などである[オブジェクト管理グループ「MDAガイド版1.0.1」2003年6月OMG文書番号omg/2003−06−01(Object Management Group, "MDA Guide Version 1.0.1", OMG Document Number omg/2003-06-01, June 2003)]
米国特許第2004/0117452A1号 米国特許第2002/0178252号
D.Harrington, R.Presuhn, B.Wijnenによる「簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)管理フレームワークを記述するためのアーキテクチャ」2002年12月IETF標準62RFC3411("An Architecture for Describing Simple Network Management Protcol (SNMP) Management Frameworks", IETF Standard 62, RFC 3411, December 2002) 分散型管理タスクフォース、「HTTPに対するCIM演算の仕様書」2003年1月DMTF標準DSP0200改訂版1.1("Specification of CIM Operation over HTTP", Version 1.1, DMTF Standard DSP0200, January 2003)分 オブジェクト管理グループ「MDAガイド版1.0.1」2003年6月OMG文書番号omg/2003−06−01(Object Management Group, "MDA Guide Version 1.0.1", OMG Document Number omg/2003-06-01, June 2003) W.Richard Stevensによる「TCP/IP図解、第1版:プロトコル」1994年、Addison-Wesley出版、第1.2章、2頁("TCP/IP Illustrated, Volume 1: The Protocols", by W. Richard Stevens, Addison-Wesley, Chapter 1.2, page 2, 1994)
本発明の1つの態様は、意図された大域的ネットワーク構成を定義するデータモデルをベースにした、大域的目標ネットワーク構成の論理的配備のための方法である。これに関連して、「論理的」とは、目標が、オーバーレイネットワークを構築するIP技術を利用して、目標ネットワークを、既に物理的に配備されている現存のバックグラウンドネットワークの上に配備することである、という意味である。更に、本発明は、大域的なやり方による、目標IPネットワークの論理的配備解除と監視のための補完的な方法を提供している。
提案されている方法による大域的ネットワーク構成の論理的配備は、意図されたネットワーク構成を大域的に記述する、テキストベースの情報構造化言語データモデルをベースにしており、この点で、本発明は、米国特許第2004/0117452A1号に記載されているものに似た他の発明とは区別される。テキストベースの情報構造化言語は、標準化されたXMLであってもよいので、本発明が第三者のアプリケーションによって利用されることになれば喜ばしい。データモデルを書き込むのに可能な他のテキストベースの情報構造化言語には、SGML又はASN.1がある。
従って、本発明の目的は、多数のノードとリンクの接続性、並びに各ノードでの処理の実行を遠隔的に構成すること(例えば、処理の経路指定又は信号発信)の様な、構成の諸問題が関与する多数のIPネットワークトポロジーを、自動的に構成及び再構成するための直観的に理解できる使い勝手の良い機構を提供することである。
なお、所望のネットワークトポロジーの確立及び再構成については、(それぞれが自身の構成必要条件を持つ異なるハードウェア部品を備えた幾つかの装置で構成されている)一般的な大サイズのネットワークを仮定すると、手作業でトポロジーを構成した場合、非常に時間が掛かり、エラーを発生させ易い手間のかかるタスクになることを指摘しておく。大抵、これらのタスクは、ネットワーク管理人が、コマンドラインインターフェース(CLI)を使ってそれらを「手書きで」記入しなければならない場合は、更に致命的となる。
本発明の別の目的は、それらの冗長な操作を解決しスピードアップを図るために、ネットワーク管理人が、目標ネットワーク構成の高レベル仕様を柔軟性のあるやり方で行えるようにし、管理時間がノード毎の手作業構成の実施に費やされるのを回避することである。
管理人又はユーザーは、目標IPネットワークの仕様書を取得するのに、使い勝手の良いXML既存ツールを適用してもよい。但し、ユーザーはXMLファイルのセットを直接作り出す必要は無く、何故なら、本発明は、IPネットワークシナリオを描き、目標IPネットワークの各ノードで実行させようとする処理の構成及び再構成を含めて、バックグラウンドIPネットワーク上に目標ネットワークを論理的に配備/配備解除するだけで、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)に統合することができるからである。
上記タスクに加え、本発明は、既に論理的に配備され機能しているネットワークの状態を監視できるようにしているので、IPネットワークに関与している何れかの要素(ノード、ノード内の処理、又はノード間のインターフェース)に不具合があるか又は故障した時には、管理人に警報を発することができる。
更に具体的には、本発明の第1の態様は、バックグラウンドIPネットワーク上に目標IPネットワークを論理的に配備するための方法である。目標IPネットワークは、少なくとも1つのネットワーク要素(NEN;N1)を備えており、少なくとも1つのネットワーク要素(NEN)と少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECQ;Q1)によって形成されるバックグラウンドIPネットワーク上に支持されている。バックグラウンドIPネットワークは、少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk;kは1からQの範囲内)と各ネットワーク要素(NEi;i=1からN)の間のIP機能インターフェース(Cik)を提供している。目標IPネットワークの論理的配備のためのこの方法は、以下のステップを備えている。
第1ステップ:少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記ネットワーク要素(NEi)の内の少なくとも1つについて、テキストベースの情報構造化言語(例えば、XML)で書かれた少なくとも1つの処理情報フラグメントを検索するステップであって、前記少なくとも1つの処理情報フラグメントはネットワーク関連処理の構成を定義している、処理情報フラグメントを検索するステップ。
第2ステップ:前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、各ネットワーク要素(NEi)についてコマンドスクリプトを作成するステップであって、コマンドスクリプトは、機能インターフェース(Cik)の観点からの演算と、その特定のネットワーク要素で、対応するネットワーク要素コントローラ(NECk)によってそれぞれの機能インターフェース(Cik)を使用して実行される演算とのリストである、ステップ。このステップでは、コマンドスクリプトの内容は空白であってもよい。
第3ステップ:少なくとも1つのネットワーク関連処理の構成について及び少なくとも1つのネットワーク要素について、少なくとも1つの構成テンプレートを、前記処理情報フラグメントから生成又は導出するステップ。
第4ステップ:前記構成テンプレートを使用して、前記少なくとも1つのネットワーク関連処理のそれぞれを開始するために、少なくとも或るコマンドを、前記少なくとも1つのネットワーク要素に対応するコマンドスクリプトに加えるステップ。
第5ステップ:ネットワーク要素コントローラ(NECk)からの各構成テンプレートを、それぞれのネットワーク要素(NECi)にプッシュするステップであり、プッシュするとは、ネットワーク要素コントローラ(NECk)からの構成テンプレートを、対応する機能インターフェース(Cik)を通して送り、前記構成テンプレートを前記対応するネットワーク要素(NEi)に記憶することである。
第6ステップ:コマンドをワン・バイ・ワンモード又はバッチモードの何れかで遠隔的に実行できるようにする何らかのIPベースのプロトコルで構成されているそれぞれの機能インターフェース(Cik)(i=1、...、j、...、N)を通して、前記ネットワーク要素(NEi)のコマンドスクリプトを遠隔モードで実行するステップ。
ネットワーク要素(NEi)とそれぞれのネットワーク要素コントローラ(NECk)の間のIP機能インターフェース(Cik)は、標準的なプロトコル、即ち、RLOGIN、TELNET、SSH、TL1、RPC、RMI、XML−RPC、HTTP、SOAP、CORBA、COM+、及びSNMP、の内の1つであってもよい。
構成テンプレートについては、それらは、ネットワーク要素にプッシュされる(送られて記憶される)必要のある情報の小片と定義されているので、それらのネットワーク関連の処理は、開始されると正しく働くことができる(例えば、構成テンプレートは、ネットワーク関連処理が開始されると、同処理によって読み出されるパラメーターを保有している)。
随意的に、目標IPネットワークの論理的配備のための方法は、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、コマンドをコマンドスクリプトに加えるという上記の第4ステップの中に、更に、IPインターフェース(Dij;ここでは明らかに、i≠j、i=1...N、j=1...N)を2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間に設定するためのコマンドを加えるステップを含んでいてもよい。IPインターフェース(Dij)を設定するためのこれらのコマンドは、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する2つのコマンドスクリプトのそれぞれに加えられ、且つ(第4ステップで指定されている)ネットワーク関連処理を開始するために用いられるコマンドの前に加えられる。その様な場合、論理的配備のためのこの方法の第6ステップでは、前記コマンドが、2つの対応するスクリプトの一部として、その第1端にネットワーク要素(NEi)を、その第2端にネットワーク要素(NEj)を、それぞれに備えたネットワーク要素コントローラ(NECk)のそれぞれの機能インターフェース(Cik、Cjk)を通して、遠隔的に実行されることは明らかである。
ネットワーク要素(NEN)で開始されるいわゆるネットワーク関連処理は、経路指定デーモン、サーバー、サービスプラットフォーム、ハードウェアコントローラ、管理エージェント、リザベーションプロトコルデーモン、及びリングリソース管理デーモンの群から選択することができる。これらのネットワーク関連処理の内の幾つかは、それらの演算のために、対応するIPインターフェース(Dij)を使用する必要がある。或るネットワーク要素(NEi)で開始されるネットワーク関連処理には、別のネットワーク要素(NEj)との間にIPインターフェース(Dij)の以前のセットがあった場合そのセットを関与させずに演算する処理もある。
この状況では、「デーモン」は、特定のタスクを行う、バックグラウンドで継続的に実行されている処理である。「サーバー」は、ネットワーククライアントからの要求を聞き取り、それらを処理し、応答をクライアントに送り返すという、特定のサービスを実施している或る特定の種類のデーモンである。
而して、説明した方法は、それぞれ対になっているネットワーク要素(NEi、NEj)の間に必要な全てのIPインターフェース(Dij)を構成できるようにし、それらの仕様は、目標IPネットワークの一部として定義される。IPインターフェース(Dij)を定義する特定の情報は、特定のIP接続型式(直接型かトンネル型か)、IPネットワーク化プロトコルバージョン(IPv6、IPv4)、レイヤー2又はリンクレイヤー態様(仮想ローカルエリアネットワーク(Virtual Local Area Network)−VLAN−のイーサネット(登録商標)切替、仮想回路技術など)によって異なる。
更に、これまでに説明した論理的配備のためのステップに従って、又はネットワーク構成のための別の従来の方法に従って目標IPネットワークが配備された後、本発明の別の態様では、既に配備済みの目標IPネットワークに属する少なくとも1つのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)を備えている目標IPネットワークの論理的配備解除のための方法を、同様の直感的に理解できるやり方で提供している。
論理的配備解除のためのこの方法は、以下のステップ、即ち、
第1ステップ:少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、ネットワーク要素の内の少なくとも1つ(NEi)について、テキストベースの情報構造化言語で書かれた少なくとも1つの処理情報フラグメントを検索するステップであって、前記少なくとも1つの処理情報フラグメントはネットワーク関連処理を定義している、処理情報フラグメントを検索するステップと、
第2ステップ:1つ(又は必要であればそれ以上)の対応するネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記ネットワーク要素(NEi)のそれぞれについて、コマンドスクリプトを作成するステップと、
第3ステップ:少なくとも或るコマンドを、対応するネットワーク要素コントローラ(NECk)で生成されたコマンドスクリプトに加えるステップであって、前記コマンドは、少なくとも1つのネットワーク要素(NEi)のために開始されていた少なくとも1つのネットワーク関連処理のそれぞれを停止させるように定義されている、コマンドを加えるステップと、
第4ステップ:少なくとも1つのネットワーク要素(NEi)(i=1、...、j、...、N)のためのコマンドスクリプトを、それぞれの機能インターフェース(Cik)を通して遠隔的に実行するステップと、を含んでいる。
目標IPネットワークの論理的配備において一対のネットワーク要素(NEi、NEj)の間に少なくとも1つのIPインターフェース(Dij)が指定されていた場合は、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、コマンドをコマンドスクリプトに加えるステップは、更に、
−2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間のIPインターフェース(Dij)を設定解除するためのコマンドを、2つの各コマンドスクリプトのそれぞれに加えるステップを含んでおり、前記コマンドは、コマンドスクリプトの(ステップ3で指定されている)ネットワーク関連処理を停止させるために使用されるコマンドの後に加えられる。
本発明の別の可能性は、目標IPネットワークの大域的監視である。従って、目標IPネットワークの論理的監視のための方法がここに提案されており、本方法は、ネットワーク管理人が、既に説明した論理的配備のための方法又はネットワーク構成のための別の従来の方法の何れかによって先に配備された前記目標IPネットワークからのネットワーク要素について、ネットワーク関連処理の状況を調べることができるようにしている。論理的監視のための方法は、先に説明したように、必要な処理情報フラグメントを検索するステップと、各ネットワーク要素(NEi)に対応するネットワーク要素コントローラ(NECk)で新しいコマンドスクリプトを作成するステップの後に、
−少なくとも1つのネットワーク要素(NEi)について開始された少なくとも1つのネットワーク関連処理のそれぞれの状態(アクティブか非アクティブか、実行しているか、削除しているか、など)を調べるための、少なくとも或るコマンドを対応するネットワーク要素コントローラ(NECk)で生成されたコマンドスクリプトに加えるステップと、
−少なくとも1つのネットワーク要素(NEi)(i=1、...、j、...、N)のためのコマンドスクリプトを、それぞれの機能インターフェース(Cik)を通して遠隔的に実行するステップと、を含んでいる。
更に、論理的監視のための本方法は、少なくとも1つのIPインターフェース(Dij)が既に設定されていて、必要な場合、管理人が、どの2つのネットワーク要素(NEi、NEj)であってもそれらの間のIPインターフェース(Dij)を監視できるようにしている。このIPインターフェース(Dij)を調べるために、ピング(ping)が行われ、前記IPインターフェース(Dij)の各端のネットワーク要素(NEi、NEj)の特定の対にIPネットワークを横断して到達可能か否かが試験される。而して、この方法は、
−前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、IPインターフェース(Dij)用の少なくとも1つのピングコマンドを、2つのインターフェース終端のネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する2つのコマンドスクリプトのそれぞれに加えるステップを含んでいる。
ピングコマンドは、各コマンドスクリプトの、望ましくは、ネットワーク関連処理の状態を調べるために使用されるコマンドの前に加えられる。ピング実行のためのステップは、主として、ネットワーク化されたコンピューターのオペレーティングシステムによって、例えば、要求されたサービスが利用できないこと又はネットワーク要素に到達できないことを表示するエラーメッセージを送信するのに使用される、インターネットプロトコル群の内のコアプロトコルの1つである標準化されたインターネットコントロールメッセージプロトコル(Internet Control Message Protocol:ICMP)に準拠したエコー(Echo)メッセージを送信するステップを更に含んでいる。具体的には、監視のための方法は、ピング実行ステップで、以下のメッセージのやり取り、即ち、
−ICMPエコー要求メッセージを、前記インターフェース(Dij)の第1端側の一方のネットワーク要素(NEi)に送信し、前記ネットワーク要素(NEi)から返信されるICMPエコー応答メッセージを、所定の又は事前に選択された時間の間、聴取するステップであって、前記ICMPエコー要求は、他方のネットワーク要素(NEj)から送信されたものである、ステップと、
ICMPエコー応答メッセージを、前記所定時間内に、前記ネットワーク要素(NEi)から受け取った場合は、
−ICMPエコー要求メッセージを、前記インターフェース(Dij)の第2端側の他方のネットワーク要素(NEj)へ送信し、前記ネットワーク要素(NEj)から返信されるICMPエコー応答メッセージを、所定の時間の間(普通は、双方のネットワーク要素に対し同じ時間制約を適用)、聴取するステップであって、前記ICMPエコー要求は、前記インターフェース(Dij)の第1端側の対応するネットワーク要素(NEi)から送信されたものである、ステップと、を行う。
本発明の他の態様として、IPインターフェース(Dij)(i≠j)の設定、設定解除、又は監視をそれぞれ実施するだけの、バックグラウンドIPネットワーク上の目標IPネットワークの論理的配備、配備解除、及び監視のためのそれぞれの方法が提供されている。これらのIPインターフェース(Dij)は、ネットワーク関連処理で使用することができ、最初に説明した論理的配備の方法に従って目標IPネットワークの一対のネットワーク要素(NEi、NEj)で構成されるか、又はバックグラウンドIPネットワーク上でネットワーク関連処理を管理するのに適しているネットワーク構成のための別の従来の方法を採用することによって構成されるか、何れのやり方でも構成できることは明らかである。
而して、バックグラウンドIPネットワーク上の目標IPネットワークの論理的配備のための方法は、以下のステップ、即ち、
第1ステップ:少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、少なくとも一対のネットワーク要素(NEi、NEj)について、テキストベースの情報構造化言語で書かれたIPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップであって、前記IPネットワーク化情報フラグメントはIPネットワーク化層(INL)を定義している、IPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップと
第2ステップ:前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記ネットワーク要素(NEi、NEj)のそれぞれへのコマンドスクリプトを作成するステップと、
第3ステップ:前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記IPネットワーク化情報フラグメントを使って、IPインターフェース(Dij)を前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間に設定するための少なくとも或るコマンドを、対のネットワーク要素(NEi、NEj)に対応するコマンドスクリプトのそれぞれに加えるステップと、を含んでいる。
対応して、ここでは、初頭に説明した論理的配備のための方法、又は2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間に少なくとも或るIPインターフェース(Dij)が設定されているIPインターフェース構成のための他の従来の方法により、既に配備されている目標IPネットワークの論理的配備解除のための方法を説明してゆく。論理的配備解除のためのこの方法は、対応するネットワーク要素コントローラ(NECk)で、IPネットワーク化情報フラグメントを検索するためのステップと、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記ネットワーク要素(NEi、NEj)それぞれの新規コマンドスクリプトを作成するためのステップを含んでおり、その後、
−対のネットワーク要素(NEi、NEj)に対応するコマンドスクリプトのそれぞれに、IPインターフェース(Dij)を設定解除するための少なくとも或るコマンドを加えるステップを行う。
本発明は、更に、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の少なくとも或るIPインターフェース(Dij)が、論理的監視のための先の方法に関して前に説明した3つのステップに従って、又はIPインターフェース構成のための別の従来の方法に従って先に設定されている、既に配備されている目標IPネットワークの論理的監視のための方法を提供しており、同方法は、IPインターフェース(Dij)が使用可能であるか、又は、逆に、前記IPインターフェース(Dij)を跨ぐ2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の何れかに到達する際に何らかの不具合が起こっているかを知ることができるようにしている。その様な提案を受け入れるため、論理的監視のためのこの方法は、対応するネットワーク要素コントローラ(NECk)で、IPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップと、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記ネットワーク要素(NEi、NEj)のそれぞれに新しいコマンドスクリプトを作成するステップと、を含んでおり、その後、
−ピング実行ステップに関して前に説明したように、対のネットワーク要素(NEi、NEj)のために作成されたコマンドスクリプトのそれぞれに、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間のIPインターフェース(Dij)をピングするための少なくとも或るコマンドを加えるステップを行う。
本発明の別の態様は、コンピューターの中央処理ユニット又はプロセッサ、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ、特定用途向け集積回路、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、或いは、他の形態のプログラム可能ハードウェアで実行した時に、説明されている方法の(何れか又は全ての)ステップを行うようになっている、コンピュータープログラムコード手段を備えているコンピュータープログラムを提供することである。
本発明の更に別の態様は、少なくとも別のノードへ通信するためのIPネットワーク化手段と、提案した方法の内の何れかの方法のステップを行うようになっている処理手段と、を備えているネットワークノードを提供することである。説明されている論理的配備/配備解除/監視のための方法の内の何れか又は全てをも実施することができるその様なネットワークノードには、ここでいえば、ネットワーク要素コントローラ(NEC)に似て、別のノード、いわゆるネットワーク要素(NE)との通信のための手段が設けられている。これらのネットワーク要素とネットワーク要素コントローラは、ここでは、いわゆるバックグラウンドIPネットワークであるIPネットワークからのノードである。
本発明の別の態様は、ネットワーク要素コントローラ(NEC)として働くこれらのノードの内の少なくとも1つを備えている電気通信ネットワークを提供することである。
提案されている本発明の主な利点及び革新は、説明の中で明らかになるであろうが、要約すると以下の通りである。
1.多重(管理される装置毎の)遠隔アクセスインターフェース対固定された明示的通信プロトコル:本文書に記載の本発明は、特定の通信プロトコルを定義するのでもなければ、(SNMP又はHTTPの様な)従来型の管理システムが行うように、構成されている要素の通信インターフェースに何らかの制限を課すわけでもない。代わりに、本発明は、ここでIP機能インターフェース(Cik)と呼んでいるが、管理される装置が提供している(Telnet、SSH、TL1の様な)既存の遠隔アクセスインターフェースがあれば、それを通信プロトコルとして再使用する。実際に、各ネットワーク要素(NEi)(管理される装置)は、同じバックグラウンドIPネットワークの中の対応するネットワーク要素コントローラ(NECk)との異なるIP機能インターフェース(Cik)を提供することができるので、多重遠隔アクセス型式を継ぎ目無しに使用することができる。
2.明示的なエージェントは存在しない:発明の背景で説明している様に、当技術の現状では、従来型の管理システムは、マネジャからの通信プロトコル問合せに対処するために、管理される装置内で専用の処理を実行し、装置に対するインターフェースに内部データとパラメータを提供する必要がある。これは、複雑性(異なる装置毎に異なるエージェントを開発する必要がある)と、効率の悪さ(エージェント処理は、管理される装置内のリソースを消費する)を示唆している。これに反し、本発明は、明示的なエージェント処理を使用しておらず、マネジャが、遠隔アクセス又はIP機能インターフェースを通してデータ及びパラメーターに直接アクセスできるようにしている。
3.大域的ネットワークにおける高レベルの動作とモジュール指向性対個々のネットワーク要素における低レベルの動作とモジュール指向性:従来型の管理システムは、個々のネットワーク要素内の基本要素的なデータオブジェクト(例えば、管理される装置のIPアドレス)に適用される原子的な動作(「取得」「設定」など)をベースにしている。従って、ユーザー指向性マネジャは、多くの原子的な動作を統合して、大域的ネットワーク構成を提供するために高レベルの管理タスクを実行せねばならず、その様なマネジャの開発は複雑になるに違いない。本方式は、低レベルの動作と原子的オブジェクト指向の主題ではなく、高レベルの動作(配備、配備解除、及び監視)とソフトウェアモジュール(即ち、処理)をベースにしているので、より簡単で、より直感的に理解し易い。
本発明の或る実施形態による、複数のネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)と少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NEC1)を集めて構成されたバックグラウンドIPネットワーク上に支持されている前記複数のネットワーク要素を備えている目標IPネットワークの概略図である。 1つのネットワーク要素(NEi)のアーキテクチャの詳細であり、他のネットワーク要素(NEj)及び他のネットワーク要素コントローラ(NECk)とのインターフェースを示している。 本発明の或る好適な実施形態による、XMLモジュールによってデータモデルから形成された目標ネットワーク構成の構造の概略図である。 本発明のワークフローを示しており、特定の大域的ネットワーク構成(例えば、図1の目標IPネットワーク)の配備、監視、又は配備解除のために実行する必要がある動作の順序を指定している。 各図を合わせて全体として、ネットワーク要素コントローラ(NECk)に実装されているツールが、本発明の好適な実施形態により、各ステップを行うフローチャートを表しており、論理的配備のためのステップ(部分的に図5aに例示)、配備解除のためのステップ(部分的に図5bに例示、配備/配備解除又は監視のために、データモジュール情報フラグメントから検索するという共通の初期ステップが描かれている)、及び、監視のためのステップ(部分的に図5cに例示)が示され、最後に図5dに、コマンドを遠隔的に実行する最終的な共通ステップが示されている。
説明を完璧にするため、及び本発明をより深く理解して頂くために、一組の図面を提供している。前記図面は、説明と一体の部分を成しており、本発明の或る好適な実施形態を例示しているが、それらは、本発明の範囲を限定しているのではなく、本発明をどの様に具現化できるかを提示する一例に過ぎないと解釈されるべきである。図面には、上記各図が含まれている。
図1に示している一般的なネットワークアーキテクチャをベースにした本発明の現実的な実施例を以下に説明する。この全体的なネットワークアーキテクチャは、
−複数のインターフェース(A1、...、Ai、...、Aj、...、AN)を通してIPネットワーク(10)に接続されている幾つかのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)と、
−別の複数のインターフェース(B1、...、Bk、...、BQ)を通して、同じIPネットワーク(10)に接続されている幾つかのネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)と、を集めたものである。
IPネットワーク(10)上の、ネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)とネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)それぞれに対するこれらのインターフェース(A1、...、AN、B1、...、BQ)は、全てが同じ型式、例えば、イーサネット(登録商標)インターフェース型式であってもよい。
このIPネットワーク(10)は、更に、各ネットワーク要素(NEi)から少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)への複数のIP機能インターフェース(Cik)を提供している。これらの機能インターフェースの構成は、本発明によって提供されるものではなく、本文書で説明されている方法を適用する以前に構成されているものとする。
図1は、分かり易くするために、ネットワーク要素コントローラ(NEC1)を1つしか示していないが、一般的には、所望の数(NECk)だけあってもよく、それぞれが個々に独自のC1k、...、CNkインターフェースを備えている。
IPネットワーク(10)は、既存のバックグラウンドIPネットワークを構成しており、その上に、管理される多数のネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)によって目標IPネットワークが定義される。
各ネットワーク要素(NE1)は、図2に描かれている様に、IPネットワーク化層(9)を提供し、幾つか(L、L0)のネットワーク関連処理(P1、...、PL)を実行/履行するモジュールアーキテクチャを有している。IPネットワーク化層(9)は、何れのネットワーク要素(NEi)から別のネットワーク要素(NEj)へでもIPインターフェース(Dij)を提供するように構成されており、ここに、iとjは1からNの範囲の任意の等しくない整数である。これらのIPインターフェース(Dij)の構成は、本文書で説明している方法によって提供されている。
なお、本発明の実際の実施例では、一般的な説明で指定されている可能なインターフェース全てを提供しなくてもよいことを指摘しておく。例えば、4つのネットワーク要素を備えた実際の実施例では、IPインターフェースについては、残りの可能なインターフェースD13、D14、D21、D23、D24、及びD34、全てではなく、4つ(例えば、D12、D23、D34、及びD14)だけを考慮すればよい。
アプリケーションの一例として、動的切替光伝送ネットワークの構成を挙げることができ、その場合、ネットワーク要素は、
・コンピューターに実装され、物理的光ノードの制御部を構成している光接続コントローラ(OCC)と、
・リンクエミュレータ装置と、
・イーサネット(登録商標)スイッチと、
・販売元独自の技術を用いたルーター−ブロードバンド−テスターである。
上記例では、IP機能インターフェース(Cik)は、OCC及びリンクエミュレータについてはSSH、スイッチについてはTelnet、又は、ルーターテスターについては販売元によって提供されているRPC、の何れかをベースにしている。3種類のIPインターフェース(Dij)があり、即ち、実際の光ファイバーを通して直接接続されているOCC−OCCと、ネットワーク制約を用いず、専用VLANを通して接続されているOCC−OCCと、ネットワーク制約を用いて、リンクエミュレータ装置を通して接続されているOCC−OCC、及び専用VLANを通して接続されているOCC−ブロードバンドテスターである。各光接続コントローラは、5つのネットワーク関連処理(よって本例ではL=5)、即ち、光リンクリソースマネジャ(Optical Link Resource Manager:OLRM)、リンクリソースマネジャ(Link Resource Manager:LRM)、開放型最短経路優先(Open Shortest Path First:OSPF)経路指定プロトコル、リソースリザベーション(Resource Reservation:RSVP)シグナリングプロトコル、及びSNMP管理プロトコル、を実行する。ブロードバンドテスターは、RSVP処理を実行する。
XMLの様なテキストベースの情報構造化言語を使って、大域的ネットワーク構成を指定することができ、図3に描かれている様に、目標ネットワーク構成構造(7)を確定する複数の情報モジュール(M0、M1、...、ML)を定義する。L個のネットワーク関連処理(P1、...、PL)の1つ1つを記述している処理情報モジュール(M1、...、ML)と、それらに加えて、もう1つ、目標ネットワーク構成構造(7)に必要なIPネットワーク化構成を指定している情報モジュールが存在しており、このモジュールをここではIPネットワーク化情報モジュール(M0)と呼んでいる。本発明は、構成済みのIP機能インターフェース(Cik)を、ネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)の内の少なくとも1つと共に使用して、この大域的ネットワーク構成を対応するネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)の中へ論理的に配備するための手段を、ユーザー/管理人に提供している。
各情報モジュール(M0、M1、...、ML)は、N+1個のセクションから構成されており、即ち、ネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)の1つ1つに対応するN個のセクション(NE1sec、...、NEisec、...、NENsec)と、幾つかのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)に関係する構成要素を含む大域的セクション(Gsec)が存在する。空のセクションがあってもよいが、各モジュール(M0、M1、...、ML)は、少なくとも1つのセクションを含んでいなければならない。
IPネットワーク化情報モジュール(M0)に処理情報モジュール(M1、...、ML)を加えた或る特定のセットを実現した場合、それは、例えば、ネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)の何れかのハードディスクに記憶されているL+1個のXMLファイルのセットで構成される。別の実施代案は、XMLベースの分散型データベース内の一群の記録である。
目標ネットワーク構成構造(7)の可能な実施形態は、XMLベースのデータモデルを定義する。目標ネットワーク構成をXMLベースのデータモデルから構築し、記憶し、検索することは、本特許の範囲から外れている。ネットワーク管理人は、どの様な適したXMLツール又はデータベースインターフェースでも使用することもでき、例えば、これらの目的に適ったグラフィックユーザーインターフェースプログラム又はデータベースマネジャプログラムを使用することができる。
L+1個の情報モジュール(M0、M1、...、ML)に構造化された、検索されたXMLベースのデータモデルは、配備しようとする大域的ネットワーク構成を指定している。ユーザー/管理人は、目標ネットワーク構成のためにこれらの処理(P1、...、PL)を構成することが求められているネットワーク要素のセットについて、L個のネットワーク関連処理(P1、...、PL)の1つ1つを記述する処理情報モジュール(M1、...、ML)から、必要な処理情報フラグメントを検索することができる。而して、処理情報フラグメントは、処理情報モジュールからのセクションのセットなので、これも、大域的ネットワーク構成を指定するのに使用されるXML又はテキストベースの情報言語で書かれている。同様に、IPネットワーク化層(9)によって提供されることになるIPインターフェース(Dij)を構成するために、ユーザー/管理人は、IPネットワーク化情報モジュール(M0)からのセクションのセットで構成されている必要なIPネットワーク化フラグメントを検索することができる。
XMLデータモデルの各情報モジュール(M0、M1、...、ML)は、文書型式定義(Document Type Definition)又はXMLスキーマに準拠している。文書型式定義(DTD)は、主に、特定のマークアップ構文に準拠する宣言のセットを介してスキーマを表記するために開発された標準語である。それは、テキストベースの情報構造化言語(SGML、XML)で書かれた文書の型式を、それら文書の構造に関する制約の観点から記述している。XMLスキーマはDTDに似ており、同じ目的を達成する。よって、DTD/XMLスキーマは、XML文書の型式の記述であり、通常は、当該形式の文書の構造と内容に関する、XML自体が課す基本的な構文制約を超えた制約の観点で表現されている。DTD/XMLスキーマは、比較的高い抽象化レベルで文書型式の視点を提供しており、後で図4に基づいて説明する論理的配備、配備解除、及び監視のための方法のワークフロー中で妥当性確認の目的に用いられる。
更に詳しく言えば、XMLデータモデルからのこれらの情報モジュール(M0、M1、...、ML)は、IPネットワーク化情報モジュール(M0)と処理情報モジュール(M1、...、ML)を含んでおり、
−IPインターフェース(Dij)を支持するIPネットワーク化層(9)の仕様を有するIPネットワーク化情報モジュール(M0)は、N個のセクション(NE1sec、...、NEisec、...、NENsec)と大域的セクション(Gsec)を備えており、
N個のセクション(NE1sec、...、NEisec、...、NENsec)は、
・ネットワーク要素(NEi)インデクス(i=1からN)への参照と、
・各ネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)がネットワーク要素(NEi)にアクセスするのに使用するIP機能インターフェース(Cik)と、を含んでいる。しかしながら、これは、一意的な可能性ではなく、本発明の他の実施例には、IPネットワーク情報モジュール(M0)にIP機能インターフェース(Cik)関連の情報を含んでいない場合もある。例えば、この情報は、ネットワーク要素コントローラ(NECk)だけを実装し、恐らくは前記ネットワーク要素コントローラ(NECk)の幾つかの構成ファイル又はデータベースに実装されている、ソフトウェアアプリケーションによって暗示的に用いられてもよく、これは本発明の範囲から外れる。
大域的セクション(Gsec)は、
・特定のIPインターフェース要件(接続型式など)次第で、目標IPネットワークの一部として定義される全てのIPインターフェース(Dij)の仕様を含んでいなければならない。
−ネットワーク関連処理(P1、...、PL)の仕様を有する処理情報モジュール(M1、...、ML)は、N個のセクション(NE1sec、...、NEisec、...、NENsec)と大域的セクション(Gsec)を備えており、
N個のセクション(NE1sec、...、NEisec、...、NENsec)は、
・ネットワーク要素(NEi)インデクス(i=1からN)への参照と、
・NEで実行される処理に関する構成であって、特定の情報は特定の処理に基づいたものである、処理に関する構成と、
・ネットワーク要素(NEi)内の、ネットワーク関連処理(P1、...、PL)の1つ1つについての処理環境に関する全ての必要な情報と、を含んでいるが、或る特定の処理がそのネットワーク要素(NEi)に設定されるようになっていない場合、それは省略することもできる。この情報は、特定の処理型式と、ネットワーク要素のハードウェアプラットフォーム−コンピューター、ホスト、ルーターなど−によって異なるが、開始及び停止コマンド、処理を実施しているバイナリファイルへのパス名、構成ファイルの場所などを含んでいてもよい。
大域的セクション(Gsec)は、ネットワーク関連処理毎に、
・幾つかのネットワーク要素内で実行される幾つかの処理インスタンスとして影響を与える構成要素を含んでいる。このセクションを使用して、全てのネットワーク要素の処理の幾つかのインスタンスに共通の構成を含ませるかどうかは、ネットワーク管理人に任されている(例えば、動的経路指定処理を考察した場合、全てのインスタンスが同じ経路指定アルゴリズム構成を使用するものとすると、その様な構成は大域的セクションで定義されることになる)。
或る特定のXMLデータモデルが、或る特定のIPネットワークアーキテクチャに適用されたと仮定すると、その特定のIPネットワークを論理的に配備するため、配備解除するため、及び監視するために取るべき動作は、以下の図4のワークフローに従う。
(1)対応する方法を適用する前に、目標ネットワーク構成が、ユーザーによって、目標ネットワーク構成を提供するために何らかの適したXMLツール又はデータベースインターフェースを用いて提供されねばならず、それは、目標ネットワーク構成が、どの様に構築され、記憶され、検索されるかによって異なる(この特許の範囲を外れる)。
(2)或る特定の動作を行うために、ユーザーは、ネットワーク要素コントローラ(例えば、NECk)と対話する。可能な動作として、ネットワーク要素内に構成を確立する配備(DEPLOY)と、ネットワーク要素内の構成を消去し、そのネットワークを未構成状態に戻す配備解除(UN−DEPLOY)と、IPインターフェース(Dij)及び各ネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)のネットワーク関連処理の状態を調べる監視(MONITOR)、の3つがある。更に、ユーザーは、動作を適用することになるL+1個の情報モジュールのサブセットを指定しなければならない。ユーザーとネットワーク要素コントローラ(NECk)の間のインターフェースは、この特許の範囲を外れる。
(3)コマンドを受け取ると、ネットワーク要素コントローラ(NECk)のエンジンモジュール(8)は、直ちに要求された目標ネットワーク構成をXMLデータモデルから検索する。目標ネットワーク構成データの検索は、本特許の範囲から外れる。エンジンモジュール(8)は、目標ネットワーク構成の全ての必要なモジュールを検索できない場合は、ユーザーにエラーを報告し、ワークフローは終了する。
(4)エンジンモジュール(8)は、目標ネットワーク構成を処理し、以下の幾つかの動作を順に行う。
a.エンジン(8)は、DTD/XMLスキーマに対するXMLデータモジュールの妥当性を確認する。妥当性確認が不合格であった場合は、ユーザーにエラーを報告し、ワークフローは終了する。
b.妥当性確認が合格であった場合は、エンジン(8)は、ネットワーク要素毎にコマンドスクリプトと、(ネットワーク要素及びネットワーク関連処理毎に)構成テンプレートを生成する。コマンドスクリプトは、各ネットワーク要素で実行されると所望の動作(設定又は配備、設定解除又は配備解除、及び監視)を引き起こすことになる、IP機能インターフェース(Cik)の観点から表現されたコマンドのシーケンスである。構成テンプレートは、ネットワーク要素のネットワーク関連処理が適切に機能するように、ネットワーク要素にプッシュされる必要がある情報の小片である(例えば、構成テンプレートは、処理が開始される時、読み出す必要があるファイルである)。
目標ネットワーク構成は、要求される動作(配備、配備解除、又は監視)を実施するのに必要なコマンドスクリプト及び構成テンプレートを構築するために、全ての必要な情報及びパラメーターを(恐らくは暗示的に)保有していなければならない。そうでなければ、この状態はエラーとしてユーザーに報告され、ワークフローは終了する。
(5)構成テンプレートが、ネットワーク要素コントローラ(NECk)とのIP機能インターフェース(Cik)を使って、各NE1、...、NEi、NENにプッシュされる。
(6)コマンドスクリプトが、各NEで、IP機能インターフェース(Cik)を使って遠隔モードで実行される。
最後に、ユーザーには、動作の結果が報告される。監視動作の場合、これには、IPインターフェース(Dij)とネットワーク関連処理の状態についての情報が含まれる。
エンジン(8)は、1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)において、ネットワーク関連処理(P1、...、PL)及び更に前記ネットワーク関連処理(P1、...、PL)によって使用されるであろうIPインターフェース(Dij)の構成、再構成、又は監視をそれぞれ行う、目標IPネットワークの論理的配備、配備解除、及び監視のための3つの補完的な方法の実施を構成している。
ネットワーク要素コントローラ(NECk)のエンジン(8)で実行されるステップは、図5a、図5b、及び図5cそれぞれに描かれている論理的配備、配備解除、及び監視の動作に対応する3つのブランチに分かれたフローチャート、並びに先の3つのブランチをフローチャートの最後に連結する最後のブランチに従う。
IPインターフェース(Dij)を2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間に設定するために、コマンドをコマンドスクリプトに加えるステップは、
−前記インターフェース(Dij)の第1端側の一方のネットワーク要素(NEi)にIPアドレスを割り当てるステップと、
−前記インターフェース(Dij)の第2端側の他方のネットワーク要素(NEj)にIPアドレスを割り当てるステップと、を含んでいる。
2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)がVLAN切替イーサネット(登録商標)ベースのインターフェースである場合、そのステップは、更に、
−前記インターフェース(Dij)の第1端側の一方のネットワーク要素(NEi)にVLAN識別子を確立する演算と、
−前記インターフェース(Dij)の第2端側の他方のネットワーク要素(NEj)にVLAN識別子を確立する演算と、を含んでいる。
2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間のIPインターフェース(Dij)が、GRE、IPSec、又はIP−over−IPの様なIPベースのトンネルによって実施されている場合、確立されるのは、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する前記IPトンネルの2端の構成である。
別の考えられる事例では、目標IPネットワークが、MPLS(マルチプロトコル・ラベル・スイッチング:Multiprotocol Label Switching)、GMPLS(ジェネラライズド・マルチプロトコル・ラベル・スイッチング:Generalized Multiprotocol Label Switching)、ATM(非同期伝送モード:Asynchronous Transfer Mode)、又はフレームリレー(Frame relay)の様な或る種の仮想回路技術をべースにしている場合は、前記ステップには、仮想回路又は経路を確立するために、更なる演算(例えば、MPLSの場合は、MPLSオーバーレイドネットワークの中で仮想回路を識別するラベルの値を設定するステップ)が存在する。
IPインターフェース(Dij)の確立に、NEi又はNEjとは異なる少なくとも幾つかの他の中間ネットワーク要素(NEP)(NEPは、p≠i且つp≠jとして)の構成が必要な場合、前記構成は、少なくとも前記他の中間ネットワーク要素(NEP)のコマンドスクリプトに加えられる。これは、VLANがイーサネット(登録商標)ベースのインターフェースを切り替え、中間イーサネット(登録商標)スイッチで構成を確立することが必要になった場合、又はトンネルインターフェースが使用されていて、トンネルを提供する全てのネットワーク要素を構成することが必要となった場合である。
ネットワーク関連処理を開始するために、コマンドをコマンドスクリプトに加えるステップにおいて、加えられるコマンドは、UNIX(登録商標)又は互換性のあるオペレーティングシステムがNEで実行されている場合は、オペレーティングシステムのシェルコマンドのみで構成される。
逆に、論理的配備解除では、ネットワーク関連処理を停止するためにコマンドをコマンドスクリプトに加えるステップにおいて、加えられるコマンドは、UNIX(登録商標)又は互換性のあるオペレーティングシステムがNE内で実行している場合は、キルUNIX(登録商標)コマンドであってもよい。
論理的配備解除の場合、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間のIPインターフェース(Dij)を設定解除するためにコマンドをコマンドスクリプトに加えるステップは、更に、
−前記インターフェース(Dij)の第1端側の一方のネットワーク要素(NEi)に割り当てられたIPアドレスを削除するステップと、
−前記インターフェース(Dij)の第2端側の他方のネットワーク要素(NEj)に割り当てられたIPアドレスを削除するステップと、を含んでいる。
そして、IPインターフェース(Dij)の種類によっては、前記IPインターフェース(Dij)を設定解除するための上記ステップは、対応して、VLAN識別子、IPベースのトンネルの2端、又は前に確立された仮想回路、の構成を削除するステップを含み、NEi又はNEj以外の何か他の中間ネットワーク要素(NEP)(NEPは、P≠i且つP≠jとして)が含まれている場合は、前記IPインターフェース(Dij)を提供するために先に設定された各中間ネットワーク要素(NEP)の構成を削除するステップを含んでいる。
監視に関しては、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間のIPインターフェース(Dij)をピングするためのステップは、ICMPエコーメッセージをベースにしており、ICMPエコーメッセージは、ネットワーク化層で構築され、次に、データグラムとしてカプセル化されて、再送信される。従って、IPインターフェース(Dij)の監視は、本発明の基礎となる技術からは独立しており、何故なら、ピングでは、IPアドレスがベースになっており、その実施−イーサネット(登録商標)上でのVLAN、GRE、IPSec又はIP−over−IP、MPLS、GMPLS、ATM、フレームリレーなど−とは関係なく、IPインターフェース(Dij)の設定には、常にIPアドレスの割り当てが求められるからである。
更に、対応するネットワーク要素(NEi)に配備されたネットワーク関連処理(P1、...、PL)を監視するために、少なくとも或るコマンドをネットワーク要素(NEi)のコマンドスクリプトに加えるステップにおいて、加えられるコマンドは、UNIX(登録商標)又は互換性のあるオペレーティングシステムがNEiで実行されている場合は、pidofコマンドのみで構成される。pidofコマンドは、実行している処理の処理識別子(PID)を戻すUNIX(登録商標)ユーティリティ、即ち、ネットワーク要素(NEi)でオペレーティングシステムカーネルによって実行されている、実行中の処理リストに属する特定のネットワーク関連処理を調べることに注意を払いながら、ネットワーク関連処理(P1、...、PL)を監視するUNIX(登録商標)ユーティリティである。
IP機能インターフェース(Cik)を通したコマンドスクリプトの遠隔的な実行は、前記構成済みIP機能インターフェース(Cik)の型式によって決まる。例えば、IP機能インターフェース(Cik)がRPC又はTelnetをベースにしている場合は、ネットワーク要素コントローラ(NECk)で生成されるコマンドスクリプトに加えられるコマンドは、対応するネットワーク要素(NEi)で、1つずつ順に実行される。SSHの場合は、コマンドスクリプトの遠隔的な実行には、最初に、スクリプトファイルをネットワーク要素(NEi)にコピーし、次いで、ネットワーク要素コントローラ(NECk)によって送られたコマンドが、スクリプトファイル−前記ネットワーク要素(NEi)のハードディスク又は何れかの他の記憶媒体に記憶されている−を実行するために、SSHインターフェースを通して実行される、という段階から成る混成モードが適用される。この場合、IP機能インターフェース(Cik)はSSHとして実施されるので、コマンドスクリプトは、シェルコマンドのリストに過ぎない。
SSHでは、ファイルをネットワーク要素コントローラ(NECk)から前記ネットワーク要素(NEi)に送ることができるので、SSHインターフェースは、最初に、ネットワーク要素コントローラ(NECk)で生成されたファイルを、適切な処理情報フラグメント(P1、...、PL)から導き出された構成テンプレートでネットワーク要素(NEi)にコピーすることによって、構成テンプレートを各ネットワーク要素(NEi)にプッシュするのに使用することもできる。
本文では、用語「備える」及びその派生語(「備えている」など)は、排他的な意味に理解されるべきではなく、即ち、これらの用語は、ここに説明され定義されているものが更なる要素、ステップなどを含むことがあるという可能性を排除する、という意味に解釈されるべきではない。
本発明は、ここに説明した特定の実施形態に限定されず、当業者が想起し得る、添付の特許請求の範囲に定義されている本発明の一般的な範囲内に含まれるあらゆる変更(例えば、構成要素、構成などの選定について)を包含することは明らかである。
本発明の幾つかの好適な実施形態は、次に含まれている特許請求の範囲に記載されている。

Claims (15)

  1. ネットワーク関連処理を実行することができる複数のネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)を備えており、前記ネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)と、少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)とを備えているバックグラウンドIPネットワーク上に支持されている、目標IPネットワークの論理的配備のための方法であって、前記バックグラウンドIPネットワークは、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)と各ネットワーク要素(NEi)の間にIP機能インターフェース(Cik)を提供している、目標IPネットワークの論理的配備のための方法において、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、各ネットワーク要素(NEi)について、テキストベースの情報構造化言語で書かれた少なくとも1つの処理情報フラグメントを検索するステップであって、前記少なくとも1つの処理情報フラグメントは、1つのネットワーク関連処理を定義し、目標ネットワーク構成構造(7)の一部である、少なくとも1つの処理情報フラグメントを検索するステップと、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)によって、前記目標ネットワーク構成構造(7)に基づいていて、対応するネットワーク要素(NEi)で実行されることになる、各ネットワーク要素(NEi)用のコマンドスクリプトを作成するステップと、
    −前記少なくとも1つの処理情報フラグメントから、前記対応するネットワーク要素(NEi)で使用されることになる、少なくとも1つのネットワーク関連処理用及び各ネットワーク要素(NEi)用の少なくとも1つの構成テンプレートを生成するステップと、
    −前記目標ネットワーク構成構造(7)に基づいて、目標IPインターフェース(Dij)を、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間に設定するための少なくとも或るコマンドを、前記2つのネットワーク(NEi、NEj)に対応する前記2つのコマンドスクリプトのそれぞれに加えるステップと、
    −前記IPインターフェース(Dij)を設定するための前記コマンドを加えるステップの後に、前記対応する構成テンプレートを使って、前記少なくとも1つのネットワーク関連処理を開始するための少なくとも或るコマンドを、各ネットワーク要素(NEi)用の前記コマンドスクリプトに加えるステップと、
    −各構成テンプレートを、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)から、前記それぞれの機能インターフェース(Cik)を通して、前記対応する各ネットワーク要素(NEi)へ送り、前記少なくとも1つの構成テンプレートを、前記対応するネットワーク要素(NEi)に記憶するステップと、
    −前記ネットワーク要素(NEi)で、前記ネットワーク要素(NEi)用の前記コマンドスクリプトを、遠隔モードで、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)から、前記それぞれの機能インターフェース(Cik)を通して実行するステップと、から成る方法。
  2. IPインターフェース(Dij)を2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間に設定するためのコマンドを加える前記ステップは、
    −前記インターフェース(Dij)の第1端側の一方のネットワーク要素(NEi)にIPアドレスを割り当てるステップと、
    −前記インターフェース(Dij)の第2端側の他方のネットワーク要素(NEi)にIPアドレスを割り当てるステップと、を更に含んでいる、請求項1に記載の方法。
  3. 2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)は、VLAN切替イーサネット(登録商標)ベースのインターフェースであり、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間にIPインターフェース(Dij)を設定するためにコマンドを前記コマンドスクリプトに加える前記ステップは、
    −前記インターフェース(Dij)の第1端側の一方のネットワーク要素(NEi)にVLAN識別子を確立するステップと、
    −前記インターフェース(Dij)の第2端側の他方のネットワーク要素(NEj)にVLAN識別子を確立するステップと、を更に含んでいる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記インターフェース(Dij)は、IPベースのトンネルによって実施され、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間にIPインターフェース(Dij)を設定するためにコマンドを前記コマンドスクリプトに加える前記ステップは、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する、前記IPベースのトンネルの2端の構成を確立するステップを更に含んでいる、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)は、仮想回路技術によって実施されている、請求項1又は2に記載の方法。
  6. ネットワーク関連処理を実行することができる複数のネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)を備えており、前記ネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)と、少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)とを備えているバックグラウンドIPネットワーク上に支持されている、目標IPネットワークの論理的配備解除のための方法であって、前記バックグラウンドIPネットワークは、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)と各ネットワーク要素(NEi)の間にIP機能インターフェース(Cik)を提供しており、前記目標IPネットワークは、前記少なくとも1つのネットワーク要素(NEi)について、少なくとも1つのネットワーク関連処理が既に開始された状態になっている、目標IPネットワークの論理的配備解除のための方法において、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、各ネットワーク要素(NEi)について、テキストベースの情報構造化言語で書かれた少なくとも1つの処理情報フラグメントを検索するステップであって、前記少なくとも1つの処理情報フラグメントは、前記少なくとも1つのネットワーク関連処理を定義し、目標ネットワーク構成構造(7)の一部である、少なくとも1つの処理情報フラグメントを検索するステップと、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)によって、前記目標ネットワーク構成構造(7)に基づいており、且つ対応するネットワーク要素(NEi)で実行されることになる、各ネットワーク要素(NEi)用のコマンドスクリプトを作成するステップと、
    −前記対応する処理情報フラグメントを使って、前記少なくとも1つのネットワーク関連処理を停止させるための少なくとも或るコマンドを、先のステップで作成された前記コマンドスクリプトに加えるステップと、
    −前記目標IPネットワークの2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の少なくとも1つのIPインターフェース(Dij)が既に設定されており、IPアドレスが前記インターフェース(Dij)の2端それぞれに割り当てられていた場合は、前記ネットワーク関連処理を停止させるための前記コマンドの後に、前記IPインターフェース(Dij)を設定解除するための少なくとも或るコマンドを、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する前記2つのコマンドスクリプトのぞれぞれに、加えるステップと、
    −前記ネットワーク要素(NEi)で、前記ネットワーク要素(NEi)用の前記コマンドスクリプトを、遠隔モードで、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)から、前記それぞれの機能インターフェース(Cik)を通して実行するステップと、から成る方法。
  7. 2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)を設定解除するために、コマンドを、前記コマンドスクリプトに加える前記ステップは、
    −前記インターフェース(Dij)の第1端側の一方のネットワーク要素(NEi)に割り当てられていたIPアドレスを削除するステップと、
    −前記インターフェース(Dij)の第2端側の他方のネットワーク要素(NEj)に割り当てられていたIPアドレスを削除するステップと、を更に含んでいる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)がVLAN切替イーサネット(登録商標)ベースのインターフェースであり、VLAN識別子が、前記インターフェース(Dij)の各端に既に確立されている場合は、前記IPインターフェース(Dij)を設定解除するために、コマンドを前記コマンドスクリプトに加える前記ステップは、更に、
    −前記インターフェース(Dij)の第1端側の一方のネットワーク要素(NEi)に確立されていた前記VLAN識別子を削除するステップと、
    −前記インターフェース(Dij)の第2端側の他方のネットワーク要素(NEj)に確立されていた前記VLAN識別子を削除するステップと、を更に含んでいる、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)が、IPベースのトンネルによって実施されており、前記インターフェース(Dij)の各端の構成が既に確立されていた場合は、2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)を設定解除するためにコマンドを前記コマンドスクリプトに加える前記ステップは、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する、前記IPトンネルの前記2端の前記構成を削除するステップを更に含んでいる、請求項6又は7に記載の方法。
  10. ネットワーク関連処理を実行することができる複数のネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)を備えており、前記ネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)と、少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)と、を備えているバックグラウンドIPネットワーク上に支持されている目標IPネットワークの論理的監視のための方法であって、前記バックグラウンドIPネットワークは、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)と、各ネットワーク要素(NEi)の間にIP機能インターフェース(Cik)を提供しており、前記目標IPネットワークは、前記少なくとも1つのネットワーク要素(NEi)について、少なくとも1つのネットワーク関連処理が既に開始された状態になっている、目標IPネットワークの論理的監視のための方法において、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、各ネットワーク要素(NEi)について、テキストベースの情報構造化言語で書かれた少なくとも1つの処理情報フラグメントを検索するステップであって、前記少なくとも1つの処理情報フランジメントは、前記少なくとも1つのネットワーク関連処理を定義しており、目標ネットワーク構成構造(7)の一部である、少なくとも1つの処理情報フランジメントを検索するステップと、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)によって、前記目標ネットワーク構成構造(7)に基づいており、且つ対応するネットワーク要素(NEi)で実行されることになる、各ネットワーク要素(NEi)用のコマンドスクリプトを作成するステップと、
    −前記対応する処理情報フラグメントを使って、前記少なくとも1つのネットワーク関連処理の状態を調べるための少なくとも或るコマンドを、先のステップで作成された前記コマンドスクリプトに加えるステップと、
    −前記目標IPネットワークの2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の少なくとも1つのIPインターフェース(Dij)が既に設定されていた場合は、前記IPインターフェース(Dij)をピングするための少なくとも或るコマンドを、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する前記2つのコマンドスクリプトのそれぞれに加えるステップと、
    −前記ネットワーク要素(NEi)で、前記ネットワーク要素(NEi)用の前記コマンドスクリプトを、遠隔モードで、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)から、前記それぞれの機能インターフェース(Cik)を通して実行するステップと、から成る方法。
  11. 少なくとも2つのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)と少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)とを備えているバックグラウンドIPネットワーク上に支持されている、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)を備えている目標IPネットワークの論理的配備のための方法であって、前記バックグラウンドIPネットワークは、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)と、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間にIP機能インターフェース(Cik、Cjk)を提供している、目標IPネットワークの論理的配備のための方法において、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)について、テキストベースの情報構造化言語で書かれた少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップであって、前記少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントは、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)間の通信のためのIPネットワーク化層(9)を定義している、少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップと、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)によって、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)用のコマンドスクリプトを作成するステップと、
    −第1端側は1つのネットワーク要素(NEi)にあり、第2端側は別のネットワーク要素(NEj)にある、IPインターフェース(Dij)を設定するための少なくとも或るコマンドを、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する各コマンドスクリプトに加えるステップと、
    −前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)で、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)用の前記コマンドスクリプトを、遠隔モードで、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)から、前記対応する機能インターフェース(Cik)それぞれを通して実行するステップと、から成る方法。
  12. 少なくとも2つのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)と少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)とを備えているバックグラウンドIPネットワーク上に支持されている、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)を備えている目標IPネットワークの論理的配備解除のための方法であって、前記バックグラウンドIPネットワークは、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)と前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間にIP機能インターフェース(Cik、Cjk)を提供しており、前記目標IPネットワークは、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間に既に設定され、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する各端にIPアドレスが割り当てられている少なくとも1つのIPインターフェース(Dij)を提供している、目標IPネットワークの論理的配備解除のための方法において、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)について、テキストベースの情報構造化言語で書かれた少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップであって、前記少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントは、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)間の通信のためのIPネットワーク化層(9)を定義している、少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップと、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)によって、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)のコマンドスクリプトを作成するステップと、
    −前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)を設定解除するための少なくとも或るコマンドを、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する各コマンドスクリプトに加えるステップと、
    −前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)で、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)用の前記コマンドスクリプトを、遠隔モードで、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)から、前記対応する機能インターフェース(Cik、Cjk)それぞれを通して実行するステップと、から成る方法。
  13. 少なくとも2つのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)と少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NEC1、...、NECk、...、NECQ)とを備えているバックグラウンドIPネットワーク上に支持されている、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NE1、...、NEi、...、NEj、...、NEN)を備えている目標IPネットワークの論理的監視のための方法であって、前記バックグラウンドIPネットワークは、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)と前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間にIP機能インターフェース(Cik、Cjk)を提供しており、前記目標IPネットワークは、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)間に既に設定され、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する各端にIPアドレスが割り当てられている少なくとも1つのIPインターフェース(Dij)を提供している、目標IPネットワークの論理的監視のための方法において、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)で、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)について、テキストベースの情報構造化言語で書かれた少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップであって、前記少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントは、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)間の通信のためのIPネットワーク化層(9)を定義している、少なくとも1つのIPネットワーク化情報フラグメントを検索するステップと、
    −前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)によって、前記少なくとも2つのネットワーク要素(NEi、NEj)用のコマンドスクリプトを作成するステップと、
    −前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)の間の前記IPインターフェース(Dij)をピングするための少なくとも或るコマンドを、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)に対応する各コマンドスクリプトに加えるステップと、
    −前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)で、前記2つのネットワーク要素(NEi、NEj)用の前記コマンドスクリプトを、遠隔モードで、前記少なくとも1つのネットワーク要素コントローラ(NECk)から、前記対応する機能インターフェース(Cik、Cjk、)それぞれを通して実行するステップと、から成る方法。
  14. 前記コマンドスクリプトを遠隔モードで実行する前記ステップは、各コマンドを順に前記コマンドスクリプトから遠隔的に実行する場合には、ワン・バイ・ワンモードで行われる、上記請求項の何れか1項に記載の方法。
  15. 前記コマンドスクリプトを遠隔モードで実行する前記ステップは、複数のコマンドを同時に前記コマンドスクリプトから遠隔的に実行する場合には、バッチモードで行われる、請求項1から13の何れか1項に記載の方法。
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