JPH0844646A - ネットワーク管理装置 - Google Patents

ネットワーク管理装置

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JPH0844646A
JPH0844646A JP6174614A JP17461494A JPH0844646A JP H0844646 A JPH0844646 A JP H0844646A JP 6174614 A JP6174614 A JP 6174614A JP 17461494 A JP17461494 A JP 17461494A JP H0844646 A JPH0844646 A JP H0844646A
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Hisataka Fujii
寿隆 藤井
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】論理的構成の管理と物理的構成の管理とを両立
させつつ、従来の管理システムを活用する形で、管理の
ための投資が少ないネットワーク管理装置を提供する。 【構成】ネットワーク上の機器の状態と論理的構成を管
理する論理構成管理手段と、ネットワーク構成物の物理
的接続経路と物理的配置を管理する物理構成管理手段
と、論理構成管理手段における対象物と物理構成管理手
段における対象物との対応を表す対応表と、論理構成管
理手段と物理構成管理手段からの情報に基づいて、ネッ
トワーク上の構成物の論理的接続構成を示す論理図とそ
れらの物理的位置関係を示す配置図とを同時に表示で
き、且つ論理図と配置図の双方に表示されているネット
ワーク上の構成物については、対応表を参照することに
よって、その論理図と配置図上での相互の対応を表示で
きる表示手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はネットワーク上に接続さ
れた機器や配線などの構成物の管理業務を支援するネッ
トワーク管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】論理的構成管理手段としては、インター
ネットアドレスを元に管理を行うSNMP(Simpl
e Network Management Prot
ocol)とインテリジェント機器が保持する管理情報
ベース(MIB:Management Inform
ation Base)を元に管理を行うLAN管理ソ
フトウェアと呼ばれる管理支援ソフトウェアが多数市販
されている。HP社のOpenView(登録商標)や
SUN Micro Systems社のSunNet
Managerなどがその例である。これらは、論理
構成の管理機能だけを持ったものである。
【0003】また、物理構成管理手段としては、CAD
システムを利用したものが存在する。建築図面などの作
成に用いたCAD図面を再利用して、建築物内部の管理
対象物件の管理にあてている。CADシステムのなかに
は、データベースソフトウェアへのインターフェイスを
提供するものが多く、入力された管理対象物件のデータ
をこのデータべースに入れて各種の情報加工を行い管理
に役立てている。米SMG社のApartureなどが
この例である。これらは物理的構成の管理機能のみを持
っていると言える。
【0004】さらに特開平6−103200号では、ネ
ットワーク上の各種コンピュータ機器のほか、インテリ
ジェンスを持たないコンセントや配線そのものなどのネ
ットワーク構成物全般に対しても管理を行うため物理的
構成を表示した図(配置図)を基本に管理を行うことを
主張している。また従来の論理図のみによる管理システ
ムでは実現できなかった物理的構成管理を実現するた
め、データベースの構成データを論理的構成図として表
示したり物理的構成図として表示したりする機能が実施
例に示されている。
【0005】この場合、障害箇所を示すことで障害発生
位置の問題は解決されるが、実際の管理対象となるネッ
トワーク構成物は従来既に論理構成と物理構成に分けて
別のソフトウェアで別の人間が管理している場合が多
く、このような一元的環境にすぐに移行するのは実際に
は容易ではない。管理組織の再構築を迫られる可能性も
ある。また、このような管理ソフトウェアは、大規模で
高価なシステムとなりがちである。現実には管理のため
にそれほどのコストを掛けることができない場合が多
い。さらに、現実にすべてのユーザーが物理的な構成管
理を必要としているわけではなく、従来の論理構成管理
だけで十分なユーザーや、物理的構成管理のみが必要な
ユーザーも多数存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、論理的構成の管理と物理的構成の管理とを
両立させつつ、従来の管理システムを活用する形で、管
理のための投資が少ないネットワーク管理装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、ネットワーク上の構成物の論理アドレスあるいは識
別番号に基づいてネットワーク上の機器との通信を行い
機器の状態と論理的構成を管理する論理構成管理手段
と、予め入力されたネットワーク構成物の存在と配置の
データに基づいて物理的接続経路とネットワーク上の構
成物の物理的配置を管理する物理構成管理手段と、論理
構成管理手段における対象物と物理構成管理手段におけ
る対象物との対応を表す対応表と、論理構成管理手段と
物理構成管理手段からの情報に基づいて、ネットワーク
上の構成物の論理的接続構成を示す論理図とそれらの物
理的位置関係を示す配置図とを同時に表示することがで
き、且つ論理図と配置図の双方に表示されているネット
ワーク上の構成物については、対応表を参照することに
よって、その論理図と配置図上での相互の対応(論理図
上に表示されたネットワーク構成物に対しては、その配
置図上の位置、物理図上に表示されたネットワーク構成
物に対しては、その論理図上の位置や論理アドレスや識
別番号等)を表示することができる表示手段とを備える
ことを特徴とするものである。ここで、論理構成管理手
段と物理構成管理手段の機能は独立に動作し、一方が欠
けても他方の個別機能には特に支障がない構成となって
いる。
【0008】次に、請求項2の発明によれば、論理図上
から物理構成管理手段の機能である物理的接続経路表示
機能を呼び出し実行させることと、物理図上から論理構
成管理手段の機能である通信による機器状態表示機能を
呼び出し実行させることができるように、論理構成管理
手段と物理構成管理手段のそれぞれに互いの機能を相手
に実行させる機能を備えている。
【0009】また、請求項3の発明によれば、論理構成
管理手段によって受信される機器からの警報信号(障害
通知)と機器との間の通信エラーの発生記録を表示し、
そのうち1つを選択して物理構成管理手段に通知し、警
報と通信エラーの発生源の物理的位置を表示可能として
いる。
【0010】さらに、請求項4の発明によれば、障害発
生時に機器からの警報信号を論理構成管理手段が受信す
ると同時に、物理構成管理手段に通知されて、自動的に
配置図と配置図上の警報発生源が表示されるようにして
いる。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、ネットワークの論理
構成と物理構成の対応が明示される。また、請求項2の
発明によれば、従来から利用されてきたソフトウェアを
活用しつつ、新たな機能を付加することが可能になる。
さらに、論理構成管理と物理構成管理の両方の機能は不
要なユーザーに対しても、片方の機能を提供することが
できる。また、請求項3、4の発明により、さらに効果
的な障害管理が実現できる。本発明のさらに詳しい構成
及び作用については、以下に記述される具体的実施例に
従い説明する。
【0012】
【実施例】本発明の実施例の一つとして、論理構成管理
手段と物理構成管理手段をパーソナルコンピュータのマ
ルチタスク機能を用いてソフトウェアとして独立に実現
し、パーソナルコンピュータのオペレーティングシステ
ムが持つ表示機能を表示手段として用いるものを以下に
述べる。
【0013】本実施例の構成を図1に示す。図1では、
パソコン用オペレーティングシステム(以下OSとい
う)であるMS−Windows上の2つの独立したア
プリケーションとして、論理構成管理手段であるLAN
管理ソフトウェア1(SNMPプロトコルでLAN機器
を管理するものや、CMIPプロトコルによって管理す
るもの、さらには機器ベンダーの独自のプロトコルなど
各種がある。本実施例では標準的に用いられているSN
MPを利用するものとする。)と、物理構成管理手段と
しての配置管理ソフトウェア2がある。LAN管理ソフ
トウェア1は、通信ソフトウェア4を内部に持ち、各種
LAN機器との通信を行い、情報を得てこれを表示する
ことで、論理構成を管理することができる。通信ソフト
ウェア4はLAN管理ソフトウェア1が使用するプロト
コルに合わせてOSの機能を用いて所望の通信手続きを
行うためのものであり、LAN管理ソフトウェア1がS
NMPに基づいたものであるときにはUDP/IPとS
NMPの手順を実行して、ネットワークにパケットを送
出できることと、ネットワークからのSNMPパケット
を受信する機能を実現するものである。また、本実施例
では、論理構成管理手段の対象物と物理構成管理手段の
対象物との対応を表す対応表3として、LAN管理ソフ
トウェア1の側にオブジェクトの対応テーブルを持って
いる。
【0014】図2は本実施例における論理構成図の表示
形態を示したものであり、図3はLAN管理ソフトウェ
アの管理データの構造を示したものである。ネットワー
クの論理構成図に描かれる管理対象物のすべてに対し
て、論理構成データオブジェクトが1つずつ対応する。
例えば、図3のオブジェクトaは図2の構成物Aに、図
3のオブジェクトbは図2の構成物Bに対応する。各オ
ブジェクトは、表1のようなデータを持っており、LA
N管理ソフトウェアからデータを読み書きできる。
【0015】
【表1】
【0016】また、LAN管理ソフトウェアには、オブ
ジェクトの対応表があって、配置管理ソフトウェアのオ
ブジェクトの識別番号との対応づけを行っている。一般
的にLAN管理ソフトウェアの管理対象は、配置管理ソ
フトウェアの管理対象よりも少ないので、本実施例では
対応づけのテーブルをLAN管理ソフトウェア側で保持
している。論理構成図とは、ネットワークのアドレス
や、論理的な分割を元にネットワーク構成を描いたもの
である。対象となるのは、コンピュータ、端末、LAN
機器などであり、情報コンセントや、電源、配線システ
ムなどに関する記述は通常ここではなされない。また、
ここでいうオブジェクトとは、コンピュータのメモリ空
間に展開される管理対象のデータをすべて含んだデータ
構造とプログラムの集まりのことである。オブジェクト
にはその内部データに対する問い合わせに応答する機能
や、データの変更要求に応じる機能がある。また、オブ
ジェクトは管理対象物のレプリカであり、実際にはこれ
に基づいて管理が行われる。LAN管理ソフトウェアは
通信によって実際のLAN機器と対話が可能なので、オ
ブジェクトの情報と実際の機器情報が異なる場合には自
動的にその情報を更新したり、エラーやアラームとして
表示、通知を行う。またオブジェクトは、識別のための
ユニークな番号データを内部に含んでいる。
【0017】次に、配置管理ソフトウェアは、あらかじ
め入力された内部データをもとに管理対象であるネット
ワークの構成物の配置を表示する機能と、オブジェクト
のデータをたどって配線経路情報(どのオブジェクトが
接続されているか)を取り出し表示する機能とを備えて
いる。
【0018】図4は本実施例における物理構成図の表示
形態を示したものであり、図5は配置管理ソフトウェア
のデータ構造を示したものである。ここでもすべての管
理対象についてオブジェクトが作成され、オブジェクト
の情報をもとに管理が行われる。例えば、図5のオブジ
ェクトcは図4の構成物Cに、図5のオブジェクトdは
図4の構成物Dに対応する。配置管理ソフトウェアのオ
ブジェクトの範囲は広く、コンセントや配線そのもの、
さらにダクトなども対象になり得る。また、本実施例の
配置管理ソフトウェアでは、配置図が別途用意され、こ
の配置図上にオブジェクトが表示されることで、管理対
象の配置表示を実現している。(配置図自身も内部では
オブジェクトである。)実際の配置図は、他のソフトウ
ェアでは既に描かれていることが多く、これらを利用し
やすくために配置図を特別の形で持つことには意味があ
る。また、配線経路に関しては、各オブジェクトにその
対象物の接続可能な端子ごとに接続相手のオブジェクト
の識別番号を示すデータが入力されており、オブジェク
トにアクセスすると配線経路をたどることができる。表
2に配置管理ソフトウェアのオブジェクトのデータ内容
を示す。接続端子ごとに接続相手のオブジェクトの管理
番号が得られるような表があり、相手先のオブジェクト
の同様の表を次々に参照していくことで、物理的な接続
経路の探索が実現できる。
【0019】
【表2】
【0020】以上の構成を前提として、本発明の実施例
の動作について説明を行う。まず、論理図と配置図上で
の相互の対応づけに関する機能の動作を説明する。LA
N管理ソフトウェアは、ネットワークからのアラームや
SNMPのトラップなどを受け付けたり、あるいは通信
によりエラーを発見することがある。このときに論理図
だけでは障害発生機器の位置が不明なので、 LAN管理ソフトウェア側で障害を起こした機器のオ
ブジェクトから管理番号を読み出し、オブジェクト対応
表と照合して、配置管理ソフトウェア側の対応するオブ
ジェクトの管理番号を見つける。 配置管理ソフトウェアに通知して、この管理番号と対
応する物理構成図を表示させる。通知手段としてはMS
−Windowsのアプリケーション間メッセージを利
用する。(これによって互いの機能を起動したり相手に
データを与えたりすることが可能である。) さらに物理構成図中の、問題のオブジェクトが他と区
別できるように表示させる。(例えば色を変化させるな
どの方法を使う。) このようにして、論理図と配置図上での相互の対応づけ
をとることができ、結果として障害位置が明確になる。
【0021】次に、LAN管理ソフトウェアから配置管
理ソフトウェアの機能を呼び出して配線経路情報を表示
させる機能に関して説明を加える。論理図はLAN機器
の管理には便利であるので、通常これが利用されるので
あるが、論理図だけでは実際の配線経路が不明であるの
で、障害発生時やネットワーク機器の新規追加、移動時
に管理上の問題を生ずる。したがって、LAN管理ソフ
トウェア上のある機器から別の機器への経路を知りたい
時にこのような機能が必要となる。
【0022】ユーザーに論理図上の2つの機器を選択
させ、それぞれのオブジェクトの管理番号を得る。 2つのオブジェクトに対応する配置管理ソフトウェア
のオブジェクト管理番号を対応表から取り出し、経路探
索機能を実行する通知を配置管理ソフトウェアに送り、
経路探索機能を実行させる。 一方のオブジェクトから接続先オブジェクトをたどっ
て、もう一方のオブジェクトにたどり着くまで配線経路
探索を続け、これを表示することで最終的に論理図上の
2つの機器間の物理配線経路が表示されることになる。
【0023】次に、配置管理ソフトウェアからLAN管
理ソフトウェアの機器状態表示機能を呼び出して、LA
N管理情報を表示させる機能を説明する。配置図を見て
いるときに、LAN管理の情報(通信によって得られる
情報)が必要になることがある。このとき、 ユーザーに配置図上の機器を選択させ、それぞれのオ
ブジェクトの管理番号を得る。 配置管理ソフトウェアはオブジェクト番号とLAN情
報表示の機能を起動する通知を、LAN管理ソフトウェ
アに対して行う。LAN管理ソフトウェアは、この配置
管理側のオブジェクトに対応するLAN管理ソフトウェ
アのオブジェクト管理番号を対応表から取り出し、機器
状態表示機能を実行する。 LAN管理ソフトウェアが機器状態表示を行うこと
で、配置図を見ているときにも機器状態表示が行える。
【0024】次に、LAN管理ソフトウェアによって受
信される機器からの警報信号(障害通知)と機器との間
の通信エラーの発生記録を表示し、そのうち1つを選択
することにより、配置管理ソフトウェアに通知し、警報
と通信エラーの発生源の物理的位置を表示する機能につ
いて説明する。 LAN管理ソフトウェアでは、警報発生記録は通常リ
スト表示されるので、この中から1つまたは複数の履歴
情報を選択する。リストのデータには障害を起こした機
器のオブジェクトが含まれているので、そこから管理番
号を読み出し、オブジェクト対応表と照合して、配置管
理ソフトウェア側の対応するオブジェクトの管理番号を
見つける。 配置管理ソフトウェアに通知して、この管理番号と対
応する物理構成図を表示させる。通知手段としてはMS
−Windowsのアプリケーション間メッセージを利
用する。(これによって互いの機能を起動したり相手に
データを与えたりすることが可能である。) さらに物理構成図中の、問題のオブジェクトが他と区
別できるように表示させる。(例えば色を変化させるな
どの方法を使う。複数のオブジェクトがで選択された
場合は複数のオブジェクトの色を変化させる。) このようにして、警報データと物理位置の相互の対応づ
けをとることができ、結果として障害履歴を解析しやす
くなる。
【0025】最後に、障害発生時に機器からの警報信号
をLAN管理ソフトウェアが受信すると同時に、配置管
理ソフトウェアに通知がなされ、自動的に配置図と配置
図上の警報発生源が表示される機能について説明する。 LAN管理ソフトウェアで、警報などの発生元のオブ
ジェクト番号を知ることができるので、対応表を参照の
上、対応する配置管理ソフトウェア側のオブジェクト番
号を配置管理ソフトウェアに伝え、配置図を表示させる
通知を行う。 配置管理ソフトウェアではこれを受けて、問題の配置
図とオブジェクトを色を変えて表示する。こうして、障
害発生時に、すぐさま配置図が表示されて問題の機器の
位置が明らかになることで障害対策を迅速に行うことが
できる。
【0026】
【発明の効果】以上で述べたように、本発明によれば、
論理構成管理と物理構成管理が、従来のソフトウェアを
拡張する形で、同時に行えるようになっており、管理機
能を拡張する際のコストや手間がかからないという効果
を有する。さらにどちらか一方の機能のみが必要なユー
ザーには、一方だけを提供することができ、あらゆる場
面に対処できるシステムとすることができる。また、本
発明によれば計算資源を大量に消費する大規模なシステ
ムを管理のために必要とせず、パーソナルコンピュータ
レベルのもので必要十分な機能の実現が図れるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のソフトウェア構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明における論理構成図の表示例を示す図で
ある。
【図3】本発明におけるLAN管理ソフトウェアのデー
タ構造を示す説明図である。
【図4】本発明における物理構成図の表示例を示す図で
ある。
【図5】本発明における配置管理ソフトウェアの管理デ
ータの説明図である。
【符号の説明】
1 LAN管理ソフトウェア 2 配置管理ソフトウェア 3 対応表 4 通信ソフトウェア 5 MS−Windows
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】論理的構成管理手段としては、インター
ネットアドレスを元に管理を行うSNMP(Simpl
e Network Management Prot
ocol)とインテリジェント機器が保持する管理情報
ベース(MIB:Management Inform
ation Base)を元に管理を行うLAN管理ソ
フトウェアと呼ばれる管理支援ソフトウェアが多数市販
されている。HP社のOpenView(登録商標)や
SUN Micro Systems社のSunNet
Manager(登録商標)などがその例である。こ
れらは、論理構成の管理機能だけを持ったものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】また、物理構成管理手段としては、CAD
システムを利用したものが存在する。建築図面などの作
成に用いたCAD図面を再利用して、建築物内部の管理
対象物件の管理にあてている。CADシステムのなかに
は、データベースソフトウェアへのインターフェイスを
提供するものが多く、入力された管理対象物件のデータ
をこのデータべースに入れて各種の情報加工を行い管理
に役立てている。米SMG社のAparture(登録
商標)などがこの例である。これらは物理的構成の管理
機能のみを持っていると言える。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】本実施例の構成を図1に示す。図1では、
パソコン用オペレーティングシステム(以下OSとい
う)であるMS−Windows(登録商標)上の2つ
の独立したアプリケーションとして、論理構成管理手段
であるLAN管理ソフトウェア1(SNMPプロトコル
でLAN機器を管理するものや、CMIPプロトコルに
よって管理するもの、さらには機器ベンダーの独自のプ
ロトコルなど各種がある。本実施例では標準的に用いら
れているSNMPを利用するものとする。)と、物理構
成管理手段としての配置管理ソフトウェア2がある。L
AN管理ソフトウェア1は、通信ソフトウェア4を内部
に持ち、各種LAN機器との通信を行い、情報を得てこ
れを表示することで、論理構成を管理することができ
る。通信ソフトウェア4はLAN管理ソフトウェア1が
使用するプロトコルに合わせてOSの機能を用いて所望
の通信手続きを行うためのものであり、LAN管理ソフ
トウェア1がSNMPに基づいたものであるときにはU
DP/IPとSNMPの手順を実行して、ネットワーク
にパケットを送出できることと、ネットワークからのS
NMPパケットを受信する機能を実現するものである。
また、本実施例では、論理構成管理手段の対象物と物理
構成管理手段の対象物との対応を表す対応表3として、
LAN管理ソフトウェア1の側にオブジェクトの対応テ
ーブルを持っている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】以上の構成を前提として、本発明の実施例
の動作について説明を行う。まず、論理図と配置図上で
の相互の対応づけに関する機能の動作を説明する。LA
N管理ソフトウェアは、ネットワークからのアラームや
SNMPのトラップなどを受け付けたり、あるいは通信
によりエラーを発見することがある。このときに論理図
だけでは障害発生機器の位置が不明なので、 LAN管理ソフトウェア側で障害を起こした機器のオ
ブジェクトから管理番号を読み出し、オブジェクト対応
表と照合して、配置管理ソフトウェア側の対応するオブ
ジェクトの管理番号を見つける。 配置管理ソフトウェアに通知して、この管理番号と対
応する物理構成図を表示させる。通知手段としてはMS
−Windows(登録商標)のアプリケーション間メ
ッセージを利用する。(これによって互いの機能を起動
したり相手にデータを与えたりすることが可能であ
る。) さらに物理構成図中の、問題のオブジェクトが他と区
別できるように表示させる。(例えば色を変化させるな
どの方法を使う。) このようにして、論理図と配置図上での相互の対応づけ
をとることができ、結果として障害位置が明確になる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】次に、LAN管理ソフトウェアによって受
信される機器からの警報信号(障害通知)と機器との間
の通信エラーの発生記録を表示し、そのうち1つを選択
することにより、配置管理ソフトウェアに通知し、警報
と通信エラーの発生源の物理的位置を表示する機能につ
いて説明する。 LAN管理ソフトウェアでは、警報発生記録は通常リ
スト表示されるので、この中から1つまたは複数の履歴
情報を選択する。リストのデータには障害を起こした機
器のオブジェクトが含まれているので、そこから管理番
号を読み出し、オブジェクト対応表と照合して、配置管
理ソフトウェア側の対応するオブジェクトの管理番号を
見つける。 配置管理ソフトウェアに通知して、この管理番号と対
応する物理構成図を表示させる。通知手段としてはMS
−Windows(登録商標)のアプリケーション間メ
ッセージを利用する。(これによって互いの機能を起動
したり相手にデータを与えたりすることが可能であ
る。) さらに物理構成図中の、問題のオブジェクトが他と区
別できるように表示させる。(例えば色を変化させるな
どの方法を使う。複数のオブジェクトがで選択された
場合は複数のオブジェクトの色を変化させる。) このようにして、警報データと物理位置の相互の対応づ
けをとることができ、結果として障害履歴を解析しやす
くなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 LAN管理ソフトウェア 2 配置管理ソフトウェア 3 対応表 4 通信ソフトウェア 5 MS−Windows(登録商標)
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク上の構成物の論理アドレ
    スあるいは識別番号に基づいてネットワーク上の機器と
    の通信を行い機器の状態と論理的構成を管理する論理構
    成管理手段と、 予め入力されたネットワーク構成物の存在と配置のデー
    タに基づいて物理的接続経路とネットワーク上の構成物
    の物理的配置を管理する物理構成管理手段と、 論理構成管理手段における対象物と物理構成管理手段に
    おける対象物との対応を表す対応表と、 論理構成管理手段と物理構成管理手段からの情報に基づ
    いて、ネットワーク上の構成物の論理的接続構成を示す
    論理図とそれらの物理的位置関係を示す配置図とを同時
    に表示することができ、且つ論理図と配置図の双方に表
    示されているネットワーク上の構成物については、対応
    表を参照することによって、その論理図と配置図上での
    相互の対応を表示することができる表示手段とを備える
    ことを特徴とするネットワーク管理装置。
  2. 【請求項2】 論理図上から物理構成管理手段の機能
    である物理的接続経路表示機能を呼び出し実行させるこ
    とと、物理図上から論理構成管理手段の機能である通信
    による機器状態表示機能を呼び出し実行させることがで
    きるように、論理構成管理手段と物理構成管理手段のそ
    れぞれに互いの機能を相手に実行させる機能を備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理装置。
  3. 【請求項3】 論理構成管理手段によって受信される
    機器からの警報信号と機器との間の通信エラーの発生記
    録を表示し、そのうち1つを選択して物理構成管理手段
    に通知し、警報と通信エラーの発生源の物理的位置を表
    示可能としたことを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ーク管理装置。
  4. 【請求項4】 障害発生時に機器からの警報信号を論
    理構成管理手段が受信すると同時に、物理構成管理手段
    に通知されて、自動的に配置図と配置図上の警報発生源
    が表示されることを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ーク管理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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