JP2001217832A - インテリジェントなネットワーク中継装置を有するネットワーク構成の自動認識方法及びシステム - Google Patents

インテリジェントなネットワーク中継装置を有するネットワーク構成の自動認識方法及びシステム

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JP2001217832A JP2000022749A JP2000022749A JP2001217832A JP 2001217832 A JP2001217832 A JP 2001217832A JP 2000022749 A JP2000022749 A JP 2000022749A JP 2000022749 A JP2000022749 A JP 2000022749A JP 2001217832 A JP2001217832 A JP 2001217832A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 SNMPを実装しているネットワーク環境に
おいて、ネットワークノード内部の物理的な機器構成を
自動的に検出する。 【解決手段】 SNMPマネージャを実装した管理者端
末からネットワークノード内の各ネットワーク機器に対
してICMPエコーリクエストを送信し、その応答によ
って稼動状態の機器を検出し、検出した各機器のSNM
Pエージェントに対し、当該機器内の管理情報ベースの
格納情報の転送要求を送信し、返信された管理情報ベー
スの格納情報によってネットワークノード内に存在する
機器の種別を検出する。取得した物理アドレスとIPア
ドレスの対応情報に基づき、ブリッジ機能を有する機器
の各ポートの接続先の機器をIPレベルで認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ルータ、スイッ
チ、ブリッジ、リピータ、ハブ、端末等が接続されたネ
ットワークにSNMP(Simple Network Management Pro
tocol)を実装しているインテリジェントなネットワーク
中継装置を含んでいる場合の各機器の物理的なネットワ
ーク接続構成を自動的に認識する方法およびシステムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ルータ、スイッチ、ブリッジ、リピー
タ、ハブ、端末等が接続されたネットワークにおける各
機器の物理的なネットワーク接続構成の認識技術は、ネ
ットワーク監視・管理システムやネットワーク図面作成
システム等では必要不可欠な技術である。従来までのネ
ットワークの接続構成の認識技術では、IP(Intenet P
rotocol)ネットワークセグメントで分割(ルータで区切
られるセグメントを単位とした分割)されたネットワー
クの認識は可能であった。この技術の範囲では、ルータ
により分割されたネットワークセグメントに存在する機
器を並列的に羅列するといった表示方法を取ることが多
く、実際のネットワークの物理的な構成との対応が取れ
ないという問題があった。上記の問題を解決するため、
「ネットワーク接続装置タイプ検出方法」(特開平11
−96094号)、「ネットワーク監視及びリピータは
部の接続端末認識方式」(特開平11−146003
号)、「中継装置及びネットワーク管理装置」(特開平1
0−336228号)、「BGPルーティング情報を用
いたネットワークマップの自動生成方法」(特開平9−
181722号)、「ネットワークトポロジ認識方法お
よびネットワークトポロジ認識装置」(特開平9−18
6716号)、「ネットワーク構成の認識方法」(特開平
8−191326号)の提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、「ネッ
トワーク接続装置タイプ検出方法」では、機器間のリン
クに対して検査パケットを送信することにより、ブリッ
ジとブリッジの接続先の機器との間に存在するループ接
続を認識する技術を提供しているが、ループ接続に特化
している問題がある。また、「ネットワーク監視及びリ
ピータハブの接続端末認識方式」では、リピータMIB
(MIB:Managementinformation Base;管理情報ベース)
を利用することでリピータの各ポートの接続先の端末を
認識する技術を提供しているが、リピータの各ポートの
接続先に複数の端末が接続されている場合には検出でき
ない問題がある。また、「中継装置及びネットワーク管
理装置」では、ネットワーク中継装置の接続関係を検出
する技術を提供しているが、特別なハードウェアに依存
した実現手段であり、既存のネットワーク構成における
実現手段とはなり得ない問題がある。また、「BGPル
ーティング情報を用いたネットワークマップの自動生成
方法」では、BGP(Border Gateway Protocol;境界ゲ
ートウェイプロトコル)対応ルータに特化したAS(Auto
nomouse System;自立システム)間の接続関係を検出す
る方法を提供しているが、ネットワークセグメント内の
接続関係を識別することはできない問題がある。また、
「ネットワークトポロジ認識方法およびネットワークト
ポロジ認識装置」では、スパンニングツリープロトコル
を用いてブリッジ機器の接続状況を把握する技術を提供
しているが、ソースルーティングプロトコルに対応した
ブリッジ間の接続関係を検出できない問題がある。ま
た、「ネットワーク構成の認識方法」では、ハブの各ポ
ートの接続先が1台の端末だけであるという条件下で、
ハブ(インテリジェントハブ)の各ポートの接続先のMA
Cアドレスの情報をリピータMIBを利用して収集する
ことにより、ポートの接続先にある機器の物理アドレス
を把握する技術を提供している。しかし、ハブ同士がカ
スケード接続している場合にはハブの各ポートの接続先
の構成を検出することはできず、各端末から定期的に発
信する手段を必要とするため、エージェントソフトウェ
アを全端末に導入しなくてはならない。また、リピータ
MIBの実装はベンダによって仕様が異なっており、汎
用的なリピータにおける解決方法とは言えない。
【0004】本発明は、SNMPを実装しているインテ
リジェントなネットワーク機器が稼動しているネットワ
ーク環境において、SNMP以外の特別なソフトウェア
の実装を必要とせず、またSNMPの実装の仕方に依存
せずに、少なくとも1台の管理端末からネットワークノ
ード内部の物理的な機器構成を自動的に検出することが
できるネットワーク構成自動認識方法およびシステムを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基本的には、SNMPエージェントと管
理情報ベースを実装しているインテリジェントなネット
ワーク機器がネットワークノード内に少なくとも1台以
上存在するネットワーク環境において、SNMPマネー
ジャを実装した管理者端末からネットワークノード内の
各ネットワーク機器に対してICMPエコーリクエスト
を送信し、その応答によって稼動状態のネットワーク機
器を検出する第1のステップと、検出した各ネットワー
ク機器のSNMPエージェントに対し、当該ネットワー
ク機器内の管理情報ベースの格納情報の転送要求を送信
し、返信された管理情報ベースの格納情報によってネッ
トワークノード内に存在するネットワーク機器の種別を
検出する第2のステップとを備えることを特徴とする。
さらに、機器種別がブリッジ機能を有するネットワーク
機器の管理情報ベースから当該ネットワーク機器の各ポ
ートに接続されたネットワーク機器の物理アドレスの集
合を取得する第3のステップと、ルーティング機能を有
するネットワーク機器の管理情報ベースから物理アドレ
スとIPアドレスの対応情報を取得する第4のステップ
と、取得した物理アドレスとIPアドレスの対応情報に
基づき、ブリッジ機能を有するネットワーク機器の各ポ
ートの接続先の機器をIPレベルで認識する第5のステ
ップとをさらに備えることを特徴とする。
【0006】また、前記ICMPエコーリクエストに対
して応答が返信されたネットワーク機器は稼動中、応答
が返信されないネットワーク機器は存在しないものと認
識し、さらに前記第4のステップで取得した物理アドレ
スとIPアドレスの対応情報を参照し、稼動中と認識し
たネットワーク機器以外の対応情報が存在する場合には
当該ネットワーク機器は非稼動中であるものと認識する
第6のステップをさらに備えることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明を実施する
ネットワークシステムの一実施形態を示す図である。図
示するネットワークは、バックボーンネットワーク1を
中心にLANを構築しており、ルータ2a,2b、スイ
ッチングハブ3、ブリッジ4、インテリジェントハブ
5、ノンインテリジェントハブ6等の中継装置を備えて
いる。これらの中継装置は、"13X.XXX.2.1"のように固
有のIPアドレスが割当てられている。
【0008】ルータ2a(IPアドレス "13X.XXX.2.1")
は、バックボーンネットワーク1と内部のセグメントを
分割している。すなわち、IPアドレス"13X.XXX.1.*"
のネットワークと"13X.XXX.2.*"のネットワークに分割
し、"13X.XXX.1.*"側のネットワークからはIPアドレ
スが"13X.XXX.1.7"として認識されるが、"13X.XXX.2.*"
側のネットワークからはIPアドレスが"13X.XXX.2.1"
として認識されるようになっている。
【0009】同様に、ルータ(IPアドレス"13X.XXX.7.
1")2bは、バックボーンネットワークと内部のセグメ
ントを分割している。すなわち、IPアドレス"13X.XX
X.1.*"のネットワークと"13X.XXX.7.*"のネットワーク
に分割し、"13X.XXX.1.*"側のネットワークからはIP
アドレスが"13X.XXX.1.9"として認識されるが、"13X.XX
X.7.*"側のネットワークからはIPアドレスが"13X.XX
X.7.1"として認識されるようになっている。
【0010】内部のセグメントは、スイッチングハブ
(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3等のスイッチ機器、
ブリッジ(IPアドレス "13X.XXX.2.245")4、インテリ
ジェントハブ(IPアドレス "13X.XXX.2.243")5、ノン
インテリジェントハブ(IPアドレスを保持していない)
6等のネットワーク中継装置を用いてさらに分割されて
いる。
【0011】これらのネットワーク中継装置には、別の
ネットワーク中継装置や端末装置71〜78を接続する
ことでLANが構築される。
【0012】図示するネットワークには、1台の管理者
端末71が接続されており、この管理者端末71内でネ
ットワーク構成を自動的に検出するプログラムが稼動し
ている。端末装置72〜78は、稼動中端末装置72〜
77と非稼動中端末装置78に分類可能であり、本実施
形態のネットワーク構成自動認識方法では両方を認識対
象にしている。
【0013】図1では、ルータ2aとスイッチングハブ
3を接続し、スイッチングハブ3からブリッジ4、イン
テリジェントハブ5、ノンインテリジェントハブ6にそ
れぞれ接続しており、スイッチングハブ3に管理者端末
71を接続している例を示している。また、ブリッジ4
からは1台の非稼動中端末装置78に、インテリジェン
トハブ5やノンインテリジェントハブ6からは3台の稼
動中端末装置72〜77に接続している例を示してい
る。
【0014】本実施形態では、1台の管理者端末71以
外の端末装置72〜78にプログラムを追加することな
く、管理者端末71上にネットワーク構成の自動認識サ
ービスプログラムと図面表示プログラムを追加するだけ
で機器同士の接続構成を自動的に検出するものである。
なお、前記自動認識サービスプログラムは、SNMPの
マネージャとしての機能を備えるものである。また、認
識対象のネットワーク機器にはSNMPのエージェント
を実装したものと実装していないものがある。
【0015】初めに、本実施形態のネットワーク構成自
動認識方法の概要について説明する。ネットワーク構成
自動認識サービスプログラムは、稼動状況検出モジュー
ル、MIBアクセスモジュール、オートディスカバリモ
ジュールの3つのモジュールから構成されている。稼動
状況検出モジュールは、ICMP(Internet Control Me
ssage Protocol)エコーリクエストを用いてネットワー
ク上の各機器の稼動状況を検出するソフトウェアモジュ
ールであり、ICMPエコーリクエストの応答がないI
Pアドレスの機器は稼動していないと判断することによ
り、不要な通信の発生を回避しながらネットワーク上の
各機器の稼動状況を検出する機能を備えている。MIB
アクセスモジュールは、SNMPメッセージ(Get-Reque
st PDU、Get-Next PDU、Set-Request PDU)を作成し、S
NMPメッセージを送信したり、SNMPメッセージ(G
et-Response PDU)を受信してMIBオブジェクトの値を
取得する機能を備えたソフトウェアモジュールである。
このMIBアクセスモジュールは、各ネットワーク機器
がSNMPのMIBオブジェクトを実現していることを
前提とするものである。オートディスカバリモジュール
は、ネットワーク構成を検出する機能を備えたソフトウ
ェアモジュールであり、次のようなプロセスによりネッ
トワーク構成を検出する。 (1)機器の稼動状況の検出プロセス (2)機器の情報(IPアドレス、Macアドレス、ホスト
名、サポートMIB、機器種別)の検出プロセス (3)MIBオブジェクトの情報の取得プロセス (4)ネットワーク中継装置同士の接続関係(接続ポート)
の検出プロセス (5)ノンインテリジェントハブの予測プロセス (1)のプロセスでは、稼動状況検出モジュールを利用し
て機器の稼動状況を検出する。(2)のプロセスでは、M
IBアクセスモジュールを利用して、実際にMIBにア
クセスし、応答が返るかエラーが返るかをチェックする
ことによって機器がサポートしているMIBを検出す
る。機器種別は、IPMIB(ipForwardingオブジェク
トの値)、ブリッジMIBサポートの有無、リピータM
IBサポートの有無の情報を組合せることでルータ、ブ
リッジ、スイッチングハブ、インテリジェントハブ、端
末装置、プリンタのいずれに該当するかを分類して検出
する(図18参照)。(3)のプロセスでは、機器同士の接
続関係の検出に利用するMIBオブジェクトの値を取得
し、テーブル中に格納する(図14〜図17参照)。この
場合、前記(1)のプロセスで稼動中でないと判断した機
器(IPアドレス)の情報がMIBオブジェクト中にキャ
ッシュされている場合は、稼動中でない機器の接続情報
も取得可能である(図59参照)。(4)のプロセスでは、
上記の機器の中で端末装置を除くネットワーク中継装置
同士の接続関係を検出するため、ブリッジMIB、リピ
ータMIB、インタフェースMIBを利用する。ブリッ
ジMIBは、ネットワーク中継装置の各ポートの接続先
の機器のMacアドレスを記憶するオブジェクトを保持
しており、各ネットワーク中継装置のポート単位の接続
関係を検出可能である。リピータMIBは、ポートの接
続先の任意の機器が送信したフレームの内で最後に受信
したフレームの送信元のMacアドレスを記憶するオブ
ジェクトを保持しており、所定時間間隔で送信元のMa
cアドレスを学習することで、各ネットワーク中継装置
のポート単位の接続関係を検出可能である。但し、リピ
ータMIBの実装によっては、最後に受信したフレーム
の送信元のMacアドレスを更新しないネットワーク中
継装置が存在しており、上記のリピータMIBを利用し
てもMacアドレスを学習することができない場合があ
る。この場合は、インタフェースMIBのポートの状態
を変更し、一時的にポートを塞ぎ、ICMPエコーリク
エストの応答が返らなくなった機器は塞いだポートの接
続先にあると判断する方法や複数のネットワーク中継装
置におけるインタフェースMIBのポート単位の送受信
フレームの統計量を取得し、統計量に有意な差があるか
どうかの検定を行い、有意な差がないポート同士に接続
関係があると判断する方法を用いることで、各ネットワ
ーク中継装置のポート単位の接続関係を検出可能であ
る。また、各MIBから取得できるポート単位の接続情
報はネットワーク上のすべての機器の接続情報が格納さ
れているとは限らない。ポート単位の接続情報に不備が
あり、機器同士の接続関係が検出できない場合がある。
このような場合は、MIBから取得可能な接続情報によ
りネットワーク中継装置を複数のネットワーク中継装置
モデルに分類し(図21参照)、機器同士の接続関係のモ
デルを定義し、機器同士の接続関係の検出条件や接続関
係の検出可能性を一般化する(図46参照)。この一般化
により、ポート単位の接続情報に不備があり、機器同士
の接続関係が検出できない場合でも、他の機器との接続
関係の情報を組合せ、接続関係の検出条件を満たす場合
には、機器同士の接続関係を検出できるようになる。ま
た、複数の機器同士の接続関係のモデルを組合せること
で、個々の機器同士の接続関係のモデルだけでは検出で
きない接続関係が検出できる場合がある(図55参照)。
【0016】(5)のプロセスでは、ノンインテリジェン
トハブの接続を予測するため、ネットワーク中継装置の
1つのポートの接続先に複数の機器が接続しているかど
うかを検出し、複数の機器が接続されている場合には、
ネットワーク中継装置の該当するポートの接続先にはノ
ンインテリジェントハブが少なくとも1台は稼動してい
ると判断する方法により、ノンインテリジェントハブの
接続を予測する。
【0017】図面表示プログラムは、ネットワーク構成
自動認識サービスプログラムで検出したネットワーク構
成を画面上にGUI表示(図62参照)するプログラムで
あり、ネットワーク構成を木構造で表示したり、フロア
図面上に配置して表示するといった表示形態を採用する
ことができる。なお、機器の稼動状況の変化やネットワ
ーク構成が変化した場合には、フロア図面もそれに応じ
て速やかに変更する必要がある。また、機器の稼動状況
としては、起動や停止等の変化が挙げられる。また、ネ
ットワーク構成の変化としては、機器の接続先の変更や
IPアドレスの変更等が挙げられる。図面表示プログラ
ムは、オートディスカバリモジュールを用いてMIBオ
ブジェクトの値を定期的にあるいは予め定めたスケジュ
ールに従って不定期に収集し、MIBオブジェクトの値
の変化を監視することで機器の稼動状況の変化やネット
ワーク構成の変化を検出し、自動的にネットワーク構成
の変更をネットワーク構成図面に反映し、ユーザに変更
を通知する(図60参照)。
【0018】図2は、本実施形態において、機器同士の
接続関係を検出するために用いるMIBオブジェクトに
アクセスするための標準プロトコルである、SNMPの
メッセージフォーマットを示す図である。SNMPメッ
セージは、SNMPのバージョン番号を格納するVersio
n201、コミュニティ名を格納するCommunity202、
SNMPのメッセージの本体を格納するPDU(Protoco
l Data Unit)203のフィールドから構成されている。
SNMPメッセージは、Get-Request、Get-Next、Get-R
esponse、Set-Request、Trapの5種類のメッセージに分
類される。Get-Request、Get-Nextとは、MIBを有す
る機器に対してMIBの値を返信するように指示するメ
ッセージであり、これに対してGet-Responseが返信され
る。Set-Requestとは、MIBの値を変更するために発
行されるメッセージである。また、Trapとは、MIBを
有する管理対象の機器で発生した(監視対象とするイベ
ント:重要なイベント)を管理者端末71に自律的に通
知するためのメッセージである。
【0019】本発明のネットワーク構成自動認識方法で
は、Trap以外のメッセージを利用する。Get-Request、G
et-Next、Get-Response、Set-RequestメッセージのPD
Uの構成は共通のフォーマットになっており、図2に示
すように、メッセージの種類(上記の4種類)を格納する
PDU Type204、メッセージの一意な識別子を格納する
RequestID205、エラーメッセージのIDを格納するErr
or Status206、メッセージ中のエラー発生箇所を格
納するError Index207、アクセスするMIBオブジ
ェクトを識別するための情報を格納したリスト208〜
209から構成されている。MIBオブジェクトを識別
するための情報を格納したリストの個々の要素は、MI
Bオブジェクトを一意に識別するための識別子であるO
ID(ObjectIdentifier)とMIBオブジェクトの値から
構成されている。
【0020】図3は、本実施形態で対象としているイン
ターネットOIDツリーを示す図である。MIBオブジ
ェクト301はネットワーク中継装置の中で木構造とし
て格納されている。この中で、ネットワーク管理で標準
となっているMIB2の情報はiso(1)-org(3)-dod(6)-i
nternet(1)-mgmt(2)-MIB-2(2)のノード302に納され
ており、OIDは"1.3.6.1.2.2"となっている。本実施
形態では、MIB2を利用する方法を示している。この
他にも各ベンダごとに提供されているベンダMIB(iso
(1)-org(3)-dod(6)-internet(1)-private(4)-enterpris
e(1))を利用する方法もあるが、システムの汎用性を高
める意味からネットワーク管理の標準プロトコルである
MIB2を利用するのが望ましい。
【0021】図4は、本実施形態で対象としているMI
B2オブジェクトの構成を示す図である。MIB2で
は、現在50個のオブジェクトが標準化されおり、個々
のオブジェクトはMIB-2(2)(iso(1)-org(3)-dod(6)-i
nternet(1)-mgmt(2)-MIB-2(2))の子オブジェクトと40
1として管理されるようになっている。MIB2にはsy
stem(1)、interfaces(2)、at(3)、ip(4)、ICMP(5)、
…、のグループオブジェクトがあるが、本実施形態では
太字表示したsystem(1)、interfaces(2)、ip(4)、dot1d
Bridge(17)、SNMPDot3RptrMgt(22)、printMIB(43)のグ
ループオブジェクトを利用することで、ネットワーク構
成を自動認識する例を示している。
【0022】図5は、本実施形態で対象としているsyst
emグループオブジェクトの構成を示す図である。system
グループオブジェクトには、子オブジェクト501とし
て、sysDescr(1)、sysObjecTID(2)、…、がつながっ
ている。本実施形態では太字表示したsysDescr(1)を利
用することで、ネットワーク構成を自動認識する例を示
す。sysDescr(1)は、エンティティ(システム)の情報を
示すオブジェクトであり、systemグループオブジェクト
はMIB2を実装しているすべての機器で実装すること
が必須となっているため、MIB2のサポート状況を把
握するために利用可能である。
【0023】図6は、本実施形態で対象としているinte
rfacesグループオブジェクトの構成を示す図である。in
terfacesグループオブジェクトには、子オブジェクト6
01として、ifNumber(1)、ifTable(2)、…、がつなが
っている。ifTable(2)はテーブル形式のデータを示して
おり、ifTable(1)の下に段落分けしてつながっているif
Entry(1)は、ifTable(2)の個々の行を示している。ま
た、ifEntry(1)の下に段落分けしてつながっているifIn
dex(1)、ifDescr(2)、…、ifSpecific(22)はifEntry(1)
の個々の列を示している。ネットワーク中継装置では、
ifTable(2)の中に、ネットワーク中継装置のインタフェ
ース(ポート)ごとの情報が格納される。今後、すべての
MIBオブジェクトにおけるテーブル形式のデータは上
記の規則に従って格納されるものとする。本実施形態で
は太字表示したifAdminStatus(7)、ifInOctets(10)、if
InUcastPkts(11)、ifInNUcastPkts(12)、ifInDiscards
(13)、ifInErrors(14)、ifOutOctets(16)、ifOutUcastP
kts(17)、ifOutNUcastPkts(18)、ifOutDiscards(19)、i
fOutErrors(20)を利用することで、ネットワーク構成を
自動認識する例を示す。ifAdminStatus(7)は、インタフ
ェース(ポート)の設定を示すオブジェクトであり、ポー
トの状態を外部から制御するために利用可能である。if
InOctets(10)は、インタフェース(ポート)が受信したオ
クテット数、ifInUcastPkts(11)は上位プロトコルに渡
したユニキャストパケット数、ifInNUcastPkts(12)は上
位プロトコルに渡した非ユニキャストパケット数、ifIn
Discards(13)はエラー以外の理由で廃棄された到着パケ
ット数、ifInErrors(14)はエラーのため上位プロトコル
に渡されなかった到着パケット数を示すオブジェクトで
ある。
【0024】同様に、ifOutOctets(16)はインタフェー
ス(ポート)が転送したオクテット数、ifOutUcastPkts(1
7)は上位プロトコルから受信したユニキャストパケット
数、ifOutNUcastPkts(18)は上位プロトコルから受信し
た非ユニキャストパケット数、ifOutDiscards(19)はエ
ラー以外の理由で廃棄された送出パケット数、ifOutErr
ors(20)はエラーのため転送されなかった送出パケット
数を示すオブジェクトである。ifInOctets(10)〜ifOutE
rrors(20)は、各ポートに対する統計情報を比較して接
続関係が存在するポートを検出するために利用可能であ
る。
【0025】図7は、本実施形態で対象としているipグ
ループオブジェクトの構成を示す図である。ipグループ
オブジェクトには子オブジェクト701として、ipForw
arding(1)、ipDefaultTTL(2)、…、がつながっている。
本実施形態では、太字表示したipForwarding(1)、ipNet
ToMediaPhysAddress(2)、ipNetToMediaNetAddress(3)を
利用することで、ネットワーク構成を自動認識する例を
示す。ipForwarding(1)は、エンティティ(システム)が
IPルーティング機能を保持しているかどうかを示すオ
ブジェクトであり、ネットワーク中継装置がルータであ
るかどうかを判断するために利用可能である。ipNetToM
ediaPhysAddress(2)は、メディア依存の物理アドレスを
示すオブジェクトであり、ipNetToMediaNetAddress(3)
はメディア依存の物理アドレスに対するIPアドレスを
示すオブジェクトである。ルータ等のネットワーク中継
装置では、ipNetToMediaPhysAddress(2)とipNetToMedia
NetAddress(3)に接続しているネットワークセグメント
のARP(Addres Resolution Protocol;IPアドレスから
ハードウェアアドレスへの変換手順)処理でのキャッシ
ュの情報が格納されるため、セグメントのARPテーブ
ル(MacアドレスとIPアドレスの組合せ)を取得する
ために利用可能である。
【0026】図8は、本実施形態で対象としているdot1
dBrdigeグループオブジェクトの構成を示す図である。d
ot1dBrdigeグループオブジェクトには、子オブジェクト
801として、dot1Base(1)、dot1dStp(2)、…、がつな
がっている。本実施形態では太字表示したdot1dTpFdbAd
dress(1)、dot1dTpFdbPort(2)を利用することで、ネッ
トワーク構成を自動認識する例を示す。dot1dTpFdbAddr
ess(1)は、ブリッジがforwarding・filtering情報を送信
するMACアドレスを示すオブジェクトであり、dot1dT
pFdbPort(2)はdot1dTpFdbAddressが送信元アドレスに等
しいフレームのポート番号を示すオブジェクトである。
ブリッジMIBをサポートしているネットワーク中継装
置ではdot1dTpFdbAddress(1)とdot1dTpFdbPort(2)にネ
ットワーク中継装置の各ポートに接続している機器のM
acアドレスの集合が格納されるため、ネットワーク中
継装置のポート単位の接続機器の情報を取得するために
利用可能である。
【0027】図9は、本実施形態で対象としているsnmp
Dot3RptrMgtグループオブジェクトの構成を示す図であ
る。snmpDot3RptrMgtグループオブジェクトには子オブ
ジェクト901として、rptrBasicPackage(1)、rptrMon
itorPackage(2)、…、がつながっている。本実施形態で
は、太字表示したrptrAddrTrackPortIndex(2)、rptrAdd
rTrackLastSourceAddress(3)、rptrAddrTrackSourceAdd
rChanges(4)を利用することで、ネットワーク構成を自
動認識する例を示す。rptrAddrTrackPortIndex(2)は、
グループに属するポートの識別子を示すオブジェクトで
あり、rptrAddrTrackLastSourceAddress(3)は最後に受
信したフレームの送信元アドレスを示すオブジェクトで
あり、rptrAddrTrackSourceAddrChanges(4)はRptrAddrT
rackLastSourceAddressの変更頻度を示すオブジェクト
である。リピータMIBをサポートしているネットワー
ク中継装置では、rptrAddrTrackPortIndex(2)とrptrAdd
rTrackLastSourceAddress(3)にネットワーク中継装置の
各ポートに接続している機器の任意の1台の機器のMa
cアドレスが格納される。RFC(Request for Commen
t)の仕様通りに実装されているネットワーク中継装置
では、フレームを受信するたびにrptrAddrTrackLastSou
rceAddress(3)の値を更新するため、rptrAddrTrackLast
SourceAddress(3)の情報を学習することでネットワーク
中継装置の各ポートに接続している機器のMacアドレ
スの集合を取得することが可能である。しかし、RFC
の仕様通りに実装されていないネットワーク中継装置で
は、フレームを受信してもrptrAddrTrackLastSourceAdd
ress(3)の値を更新しない場合がある。ネットワーク中
継装置がRFCの仕様通りに実装されているか否かを判
断するために、rptrAddrTrackSourceAddrChanges(4)を
利用可能である。RptrAddrTrackSourceAddrChanges(4)
はrptrAddrTrackLastSourceAddress(3)の変更頻度を示
すため、RFCの仕様通りに実装されているネットワー
ク中継装置では時間の経過とともに増加していくが、R
FCの仕様通りに実装されていないネットワーク中継装
置では変動しない。この場合、rptrAddrTrackSourceAdd
rChanges(4)には、各ポートの先で検出された機器の数
が格納される場合がある。
【0028】図10は、本実施形態で対象としているpr
intMIBグループオブジェクトの構成を示す図であ
る。printMIBグループオブジェクトには、子オブジ
ェクト1001として、ptrGeneral(5)、ptrGeneralTab
le(1)、…、がつながっている。本実施形態では、太字
表示したptrGeneralConfigChanges(1)を利用すること
で、ネットワーク構成を自動認識する例を示す。ptrGen
eralConfigChanges(1)は、プリンタの設定変更回数を示
すオブジェクトであり、printMIBグループオブジェクト
はプリンタで実装されるため、機器がプリンタかどうか
を把握するために利用可能である。
【0029】図11は、管理者端末71に実装されるプ
ログラム構成を示す図である。図1におけるシステムで
は、ネットワーク上の1台の管理者端末71からネット
ワーク構成を自動認識するため、該管理者端末71には
通信ポート1102、ネットワーク構成自動認識サービ
スプログラム1103、図面表示プログラム1104が
実装されている。なお、これらのネットワーク構成自動
認識サービスプログラム1103、図面表示プログラム
1104は、汎用のコンピュータにインストールして実
行可能なようにCD−ROMやDVD−ROM等の記録媒
体に記録してユーザに提供することが可能である。ま
た、インターネット等の通信媒体あるいは通信手段を介
してユーザに有償で配布することができる。ネットワー
ク構成自動認識サービスプログラム1103は、稼動状
況検出モジュール1111、MIBアクセスモジュール
1112、オートディスカバリモジュール1113から
構成されている。MIBアクセスモジュール1112
は、MIB2のOID情報を格納しているOIDテーブ
ル(図12参照)を管理している。オートディスカバリモ
ジュール1113は、MacアドレスからIPアドレス
へのアドレス変換情報を格納しているATテーブル(図
13参照)と機器固有の情報を格納しているTIテーブ
ル(図14参照)とネットワーク中継装置のポート単位の
接続機器情報を格納しているPFテーブル(図15参
照)、ネットワーク構成のTREE構造の接続関係の情報を
格納しているTSテーブル(図16参照)を管理してい
る。
【0030】図12は、MIBアクセスモジュール11
12がSNMPメッセージ送受信時に利用するOID(O
bject IDentifier)テーブル1121の構成を示す図で
ある。OIDテーブル1121は、Object Name120
1、Object Identifier1202、type1203、Objec
t Path1204の項目を保持している。Object Name1
201にはMIBアクセスモジュール1112がOID
テーブル1121を検索するときのキーとして利用する
オブジェクトの一意な名前を格納し、Object Identifie
r1202にはSNMPメッセージに記述するためのオ
ブジェクトの一意な識別子を格納し、type1203には
オブジェクトの型を格納し、Object Path1204には
オブジェクトの完全なパス名を格納する。MIBアクセ
スモジュール1112は、SNMPメッセージ作成時に
OIDテーブル1121にアクセスし、取得するMIB
オブジェクトの識別子を検索したり、オブジェクトの型
に応じた受信バッファの確保を行う。
【0031】図13は、オートディスカバリモジュール
1113が作成するAT(Address Translation)テーブ
ル1122の構成を示す図である。ATテーブル112
2は、IP Address1301、Mac Address1302の項
目を保持している。IP Address1301には機器のIP
アドレス値を格納し、MacAddress1302には機器のMa
c Address値を格納する。ATテーブル1122は機器
のIPアドレスとMacアドレスの組の集合を表すた
め、セグメント全体のアドレス情報をキャッシュしてい
るルータ等の機器から情報を取得して作成する。機器の
IPアドレスをキーにMacアドレスを検索する場合や
MacアドレスからIPアドレスを解決する場合に利用
する。
【0032】図14は、オートディスカバリモジュール
1113が作成するTI(TerminalInformation)テーブ
ル1123の構成を示す図である。TIテーブル112
3は、IP Address1401、Mac Address1402、Hos
tName1403、type1404、alive1405、mib21
406、forwarding1407、bridge1408、repeater
1409、print1410の項目を保持している。IP Add
ress1401には機器のIPアドレス値を格納し、Mac
Address1402には機器のMacアドレス値を格納
し、Host Name1403には機器のホスト名を格納す
る。Type1404には機器の種別を表す識別子を格納す
る。図14では、Unknownを表すUに0、Routerを表すRに
1、…、Printerを表すPに7が割り当てられるようになっ
ている。Alive1405には機器が稼動中か非稼動中か
を示すフラグ値を格納する。図14では、Onに1が、Off
に0が割り当てられるようになっている。mib21406
には機器がmib2をサポートしているか否かを示すフラグ
値を格納し、forwarding1407には機器がIPフォワー
ディングを行っているか否かを示すフラグ値を格納し、
bridge1408には機器がブリッジMIBをサポートし
ているか否かを示すフラグ値を格納し、repeater140
9には機器がリピータMIBをサポートしているか否か
を示すフラグ値を格納する。Print1410には機器が
プリンタMIBをサポートしているか否かを示すフラグ
値を格納する。オートディスカバリモジュール1113
はTIテーブル1123を作成することにより、セグメ
ント内で稼動する機器の把握を容易にするとともに、T
Iテーブル1123を検索することで機器がサポートす
るMIBを把握し、非サポートMIBへの余計なアクセ
スを回避することが可能となる。
【0033】図15は、オートディスカバリモジュール
1113が作成するPF(Port Forwarding)テーブル1
124の構成を示す図である。PFテーブル1124
は、Source IP Address1501、Source Mac Address
1502、Source Port1503、Destination IP Addr
ess1504、Destination Mac Address1505の項目
を保持している。Source IP Address1501にはネット
ワーク中継装置のIPアドレス値を格納し、Source Mac
Address1502にはネットワーク中継装置のMacア
ドレス値を格納し、Source Port1503にはネットワ
ーク中継装置のポート番号を格納する。また、Destinat
ion IP Address1504にはSource Port1503のポ
ートの接続先で稼動する機器のIPアドレス値、Destin
ation Mac Address1505にはDestination IP Addres
s1504の機器のMacアドレス値を格納する。PFテ
ーブル1124は、セグメント内で稼動するネットワー
ク中継装置と別のネットワーク中継装置または端末装置
との接続情報を表す。
【0034】図16は、オートディスカバリモジュール
1113が作成するTS(Tree Structure)テーブル11
25の構成を示す図である。TSテーブル1125は、
Terminal IP Address1601、Terminal Mac Address
1602、Terminal Port1603、Parent IP Address
1604、Parent Mac Address1605、Parent Port
1606の項目を保持している。Terminal IP Address1
601には稼動中の機器のIPアドレス値を格納し、Te
rminal Mac Address1602にはIPアドレスがTermin
al IP Address1601の機器のMacアドレス値を格
納し、Terminal Port1603には機器の接続ポート番
号を格納する。機器が端末装置の場合やネットワーク中
継装置であってポート番号が未知である場合はTerminal
Port1603にNULL値を格納する。また、Parent IP A
ddress1604にはポート番号がTerminal Port160
3のポートに直接接続しているネットワーク中継装置の
IPアドレス値を格納し、Parent Mac Address1605
にはParent IP Address1604のネットワーク中継装
置のMacアドレス値を格納し、Parent Port1606
には接続ポート番号を格納する。TSテーブル1125
とPFテーブル1124の違いは、PFテーブル112
4ではネットワーク中継装置の任意のポートの接続先で
稼動するすべての機器の情報を格納しているため、1台
の機器が複数のネットワーク中継装置のエントリに追加
されることがあるが、TSテーブル1125では1台の
機器に対して直接接続しているネットワーク中継装置の
情報だけが追加されるということである。
【0035】図17は、MIBアクセスモジュール11
12がSNMPメッセージを送受信する仕組を示す図で
ある。管理者端末71上で稼動するMIBアクセスモジ
ュール1112は、SNMPメッセージ(Get-Requestメ
ッセージまたはGet-Nextメッセージ)を作成し、情報を
取得したいネットワーク中継装置(または端末、プリン
タ等の機器)1703上で稼動しているSNMPエージ
ェント1704に対してSNMPメッセージを送信す
る。SNMPエージェント1704は、SNMPメッセ
ージを受信すると該SNMPメッセージを解釈し、要求
されているMIBオブジェクトの値を格納したSNMP
メッセージ(Get-Response)を作成し、MIBアクセスモ
ジュール1112にSNMPメッセージを返送する。こ
れにより、MIBアクセスモジュール1112はネット
ワーク中継装置1703の任意のMIBオブジェクトの
値を取得することができる。
【0036】図18は、機器種別の検出方法を説明する
図である。本実施形態でネットワーク構成の認識対象と
している機器は、ルータ1801、ブリッジ1802、
スイッチングハブ1803、インテリジェントハブ18
04、ノンインテリジェントハブ1805、プリンタ1
806、端末装置1807である。ルータ1801はip
グループのipForwardingオブジェクトの値が“1”であ
り、ブリッジMIBを実装しているが、リピータMIB
やプリンタMIBを実装していない機器を示す。ブリッ
ジ1802はipグループのipForwardingオブジェクトの
値が“0”であり、ブリッジMIBを実装しているが、
リピータMIBやプリンタMIBを実装していない機器
を示す。スイッチングハブ1803はipグループのipFo
rwardingオブジェクトの値が“1”または“0”であ
り、ブリッジMIBとリピータMIBは実装している
が、プリンタMIBを実装していない機器を示す。イン
テリジェントハブ1804はipグループのipForwarding
オブジェクトの値が“0”であり、リピータMIBは実
装しているが、ブリッジMIBとプリンタMIBを実装
していない機器を示す。ノンインテリジェントハブ18
05はMIBを実装していない機器を示す。プリンタ1
806はipグループのipForwardingオブジェクトの値が
“0”であり、プリンタMIBは実装しているがブリッ
ジMIBとリピータMIBを実装していない機器を示
す。端末装置1807はipグループのipForwardingオブ
ジェクトの値が“0”であり、ブリッジMIBとリピー
タMIBとプリンタMIBを実装していない機器を示
す。ipグループのipForwardingオブジェクトの値とブリ
ッジMIBの実装状況とリピータMIBの実装状況とプ
リンタMIBの実装状況の組合せはどの機器種別におい
ても異なっているため、この組み合せを調べることによ
って機器種別の検出が可能となる。
【0037】図19は、ネットワーク中継装置間のRela
tion定義を説明する図である。図19では異なる4台の
ネットワーク中継装置の親子関係を表しており、バック
ボーンネットワークと接続し、セグメントの末端のネッ
トワーク中継装置をRoot装置(IPアドレスは"13X.XXX.
2.1")1901と定義する。このRoot装置1901のPor
t1の接続先には3台のネットワーク中継装置が稼動して
おり、Root装置1901のPort1と直接接続しているネ
ットワーク中継装置をParent装置(IPアドレスは"13X.
XXX.2.246")1902、このParent装置1902のPort2
の接続先のネットワーク中継装置をChild1装置(IPア
ドレスは"13X.XXX.2.243")1903、Parent装置190
2のPort3の接続先のネットワーク中継装置をChild2装
置(IPアドレスは"13X.XXX.2.245")1904とする。
そして、任意のネットワーク中継装置と、接続先にRoot
装置が存在するポートとは別のポートの接続先で稼動す
る任意のネットワーク中継装置は親子であると定義す
る。
【0038】図19の例ではRoot装置1901とParent
装置1902、Child1装置1903、Child2装置190
4は親子である。また、Parent装置1902とChild1装
置1903、Child2装置1904は親子である。また、
任意のネットワーク中継装置と、接続先にRoot装置が存
在するポートの接続先で稼動する任意のネットワーク中
継装置の内で、Root装置へのホップ数が同一であるネッ
トワーク中継装置の集合は兄弟であると定義する。図1
9の例ではChild1装置1903のPort1の接続先にはRoo
t装置1901、Parent装置1902、Child2装置19
04が稼動中であり、Child1装置1903からRoot装置
1901へのホップ数は“1”である。また、Child2装
置1904からRoot装置1901へのホップ数は“1”
であることから、Child1装置1903とChild2装置19
04は兄弟である。
【0039】図20は本実施形態のinterfaces MIB
を利用したネットワーク中継装置間の接続検出方法を説
明する図である。図の例のように、異なる2台のネット
ワーク中継装置Unit1装置(IPアドレスは"13X.XXX.2.2
46")2001とUnit2装置(IPアドレスは"13X.XXX.2.2
43")2002が稼動している場合、ネットワーク中継装
置の各ポートにおけるinterfaces MIBのifInOctets
オブジェクトの値とifOutOctetsオブジェクトの値を同
時に取得する。図20の例ではUnit1装置2001のPor
t1のifInOctetsオブジェクトの値2003、ifOutOctet
sオブジェクトの値2004、Unit2装置2002のifIn
Octetsオブジェクトの値2005、ifOutOctetsオブジ
ェクトの値2006をそれぞれ取得したことを示してい
る。Unit1装置2001のPort1のifInOctetsオブジェク
トの値2003とUnit2装置2002のifOutOctetsオブ
ジェクトの値2006またはUnit1装置2001のPort1
のifOutOctetsオブジェクトの値2004とUnit2装置2
002のifInOctetsオブジェクトの値2005)の差の
検定を行い、有意な差がないことを算出した場合、Unit
1装置2001のPort1とUnit2装置2002のPort1の間
に接続関係があることを検出する。ここで、有意の差と
は、1例として、2つの値の差がある閾値を超えるよう
な場合には2つの値は異なるといった、2つの値が統計
的に異なることを示すものとする。
【0040】図21は本実施形態におけるネットワーク
機器の分類方法を示す図である。本実施形態でのネット
ワーク機器モデルは、R2101、CF2102、IF21
03、SF2104、NF2105、Term2106である。
Rはセグメントに分割するネットワーク中継装置(Route
r)を示し、セグメントのすべての機器に対する親とな
る。また、ネットワーク中継装置はMIBから取得でき
る機器の接続情報によってCFとIFとSFに分類する。CFは
MIBのオブジェクトの格納情報に不備がなく、すべて
のネットワーク中継装置と端末装置の接続ポートを格納
したPFテーブル(図15)を作成可能なネットワーク
中継装置を示す。IFはMIBのオブジェクトの格納情報
に不備があり、Rを除く他のネットワーク中継装置への
接続ポート番号を検出できない場合が存在するネットワ
ーク中継装置を示す。SFはMIBのオブジェクトの格納
情報に不備があり、Rを含む他のすべてのネットワーク
中継装置への接続ポートが検出できず、1台以上の端末
装置への接続ポートが検出可能なネットワーク中継装置
を示す。また、MIBを実装していないノンインテリジ
ェントハブやリピータをNFとする。プリンタや端末装置
等のネットワーク中継装置以外の機器はTermとする。
【0041】図22は本実施形態のR-CF-CFモデルの接
続検出の仕組を示す。図22はR-CF-CFモデルの一例と
して、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2201のポー
ト2とCF1(IPアドレス "13X.XXX.2.246")2202の
ポート2に接続関係があり、CF1(IPアドレス "13X.XX
X.2.246")2202のポート1とCF2(IPアドレス "13X.
XXX.2.243")2203のポート1に接続関係がある場合を
示す。
【0042】図23は本実施形態のR-CF-CFモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示すものであり、ここでは図22に示したR-CF-CFモデ
ルに対するPFテーブル1124のエントリを例示してい
る。ここでは、エントリ2301にCF1(IPアドレス "
13X.XXX.2.246")2202からCF2(IPアドレス "13X.X
XX.2.243")2203への接続情報が格納されている。こ
の接続情報によって、CF12202からCF22203への
接続ポートがポート1であることを検出可能である。同
様に、エントリ2302にCF1(IPアドレス "13X.XXX.
2.246")2202からR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2
201への接続情報が格納されている。この接続情報に
よって、CF12202からR2201への接続ポートがポ
ート2であることを検出可能である。また、CF1220
2からR2201への接続ポートとCF12202からCF2
2203への接続ポートが異なることから、CF1220
2はCF22203の親であることが検出可能である。さ
らに、エントリ2303にCF2(IPアドレス "13X.XXX.
2.243")2203からR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2
201への接続情報が格納されている。この接続情報に
よって、CF22203からR2201への接続ポートがポ
ート1であることを検出可能である。また、エントリ2
304にCF2(IPアドレス "13X.XXX.2.243")2203
からCF1(IPアドレス "13X.XXX.2.246")2202への
接続情報が格納されている。この接続情報によって、CF
22203からCF12202への接続ポートがポート1で
あることを検出可能である。このようにして、R-CF-CF
モデルでは、任意の条件下で機器の接続ポートと親子関
係の検出が可能である。
【0043】図24は本実施形態のR-CF-IFモデルの接
続検出の仕組を示す。図24はR-CF-IFモデルの一例と
して、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2401のポー
ト2とCF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")2402のポ
ート2に接続関係があり、CF(IPアドレス "13X.XXX.2.
246")2402のポート1とIF(IPアドレス "13X.XXX.
2.243")2403のポート1に接続関係がある場合を示し
ている。
【0044】図25は本実施形態のR-CF-IFモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示すものであり、ここでは図24に示したR-CF-IFモデ
ルに対するPFテーブル1124のエントリを例示して
いる。ここでは、エントリ2501にCF(IPアドレス
"13X.XXX.2.246")2402からIF(IPアドレス "13X.
XXX.2.243")2403への接続情報が格納されている。
この接続情報によって、CF2402からIF2403への
接続ポートがポート1であることを検出可能である。ま
た、エントリ2502にCF(IPアドレス "13X.XXX.2.2
46")2402からR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")24
01への接続情報が格納されている。この接続情報によ
って、CF2402からR2401への接続ポートがポー
ト2であることを検出可能である。また、CF2402か
らR2401への接続ポートとCF2402からIF240
3への接続ポートが異なることから、CF2402はIF2
403の親であることが検出可能である。また、エント
リ2503にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")240
3からR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2401への接
続情報が格納されている。この接続情報によって、IF2
403からR2401への接続ポートがポート1であるこ
とを検出可能である。また、IF2403からR2401
への接続ポートはポート1であり、CF2402はIF24
03の親であるため、IF2403からCF2402への接
続ポートはIF2403からR2401への接続ポートと
等しい。従って、IF2403からCF2402への接続ポ
ートはポート1であることを検出可能である。このよう
にしてR-CF-IFモデルでは、任意の条件下で機器の接続
ポートと親子関係の検出が可能である。
【0045】図26は、本実施形態のR-CF-SFモデルの
接続検出の仕組を示す図であり、ここでは、R-CF-SFモ
デルの一例として、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2
601のポート2とCF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")
2602のポート2に接続関係があり、CF(IPアドレス
"13X.XXX.2.246")2602のポート1とSF(IPアドレ
ス"13X.XXX.2.243")2603のポート1に接続関係があ
り、CF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")2602のポー
ト3の先に任意のTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")
2604が接続されている場合を示している。
【0046】図27は本実施形態のR-CF-SFモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示すものであり、図26に示したR-CF-SFモデルに対す
るPFテーブル1124のエントリを例示している。エ
ントリ2701にCF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")2
602からSF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")2603
への接続情報が格納されている。この接続情報によっ
て、CF2602からSF2603への接続ポートがポート
1であることを検出可能である。また、エントリ270
2にCF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")2602からR
(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2601への接続情報が
格納されている。この接続情報によって、CF2602か
らR2601への接続ポートがポート2であることを検出
可能である。また、CF2602からR2601への接続
ポートとCF2602からSF2603への接続ポートが異
なることから、CF2602はSF2603の親であること
が検出可能である。また、エントリ2703にCF(IP
アドレス "13X.XXX.2.246")2602からTerm1(IPア
ドレス "13X.XXX.2.102")2604への接続情報が格納
されている。この接続情報によって、CF2602からTe
rm12604への接続ポートがポート3であることを検出
可能である。また、CF2602からSF2603への接続
ポートとCF2602からTerm12604への接続ポート
が異なることから、Term12604はSF2603に接続
している機器ではないことが検出可能である。また、エ
ントリ2704にSF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")2
603からTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")26
04への接続情報が格納されている。この接続情報によ
って、SF2603からTerm12604への接続ポートが
ポート1であることを検出可能である。また、SF260
3からTerm12604への接続ポートはポート1であり、
Term12604はSF2603に接続している機器ではな
いことから、SF2603からCF2602への接続ポート
はSF2603からTerm12604への接続ポートと等し
い。従って、SF2603からCF2602への接続ポート
はポート1であることを検出可能である。このようにし
て、R-CF-SFモデルでは、CF2602とTerm12604の
接続情報とSF2603とTerm12604の接続情報がP
Fテーブル1124に格納されているという条件下で機
器の接続ポートと親子関係の検出が可能である。
【0047】図28は本実施形態のR-IF-CFモデルの接
続検出の仕組を示す図であり、R-IF-CFモデルの一例と
して、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2801のポー
ト2とIF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")2802のポ
ート2に接続関係があり、IF(IPアドレス "13X.XXX.2.
246")2802のポート1とCF(IPアドレス "13X.XXX.
2.243")2803のポート1に接続関係があり、CF(IP
アドレス "13X.XXX.2.243")2803のポート2の先に任
意のTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.2")2804が接
続されている場合を例示している。
【0048】図29は本実施形態のR-IF-CFモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示すものであり、図28に示したR-IF-CFモデルに対す
るPFテーブル1124のエントリを例示している。こ
こでは、エントリ2901にIF(IPアドレス "13X.XX
X.2.246")2802からTerm1(IPアドレス "13X.XXX.
2.2")2804への接続情報が格納されている。この接
続情報によって、IF2802からTerm12804への接
続ポートがポート1であることを検出可能である。ま
た、エントリ2902にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.2
46")2802からR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")28
01への接続情報が格納されている。この接続情報によ
って、IF2802からR2801への接続ポートがポー
ト2であることを検出可能である。また、エントリ29
03にCF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")2803から
R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")2801への接続情報
が格納されている。この接続情報によって、CF2803
からR2801への接続ポートがポート1であることを検
出可能である。また、エントリ2904にCF(IPアド
レス "13X.XXX.2.243")2803からIF(IPアドレス "
13X.XXX.2.246")2802への接続情報が格納されてい
る。この接続情報によって、CF2803からIF2802
への接続ポートがポート1であることを検出可能であ
る。また、CF2803からR2801への接続ポートとC
F2803からIF2802への接続ポートが等しいこと
から、IF2802はCF2803の親である、またはIF2
802とCF2803は兄弟であることを検出可能であ
る。また、エントリ2905にCF(IPアドレス "13X.X
XX.2.243")2803からTerm1(IPアドレス "13X.XXX.
2.2")2804への接続情報が格納されている。この接
続情報によって、CF2803からTerm12804への接
続ポートがポート1であることを検出可能である。ま
た、CF2803からR2801への接続ポートとCF28
03からTerm12804への接続ポートが異なることか
ら、Term12804はCF2803に接続している機器で
あり、IF2802からR2801への接続ポートとIF2
802からTerm12804への接続ポートが異なる。従
って、IF2802はCF2803の親であり、IF2802
からCF2803への接続ポートはポート1であることが
検出可能である。このようにして、R-IF-CFモデルで
は、IF2802とTerm12804の接続情報とCF280
3とTerm12804の接続情報がPFテーブル1124
に格納されているという条件下で機器の接続ポートと親
子関係の検出が可能である。
【0049】図30は本実施形態のR-IF-IFモデルの接
続検出の仕組を示す図であり、R-IF-IFモデルの一例と
して、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")3001のポー
ト2とIF1(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3002のポ
ート2に接続関係があり、IF1(IPアドレス "13X.XXX.
2.246")3002のポート1とIF2(IPアドレス "13X.XX
X.2.243")3003のポート1に接続関係があり、さらに
IF1(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3002のポート3
の先に任意のTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")3
004が接続されており、IF2(IPアドレス "13X.XXX.
2.243")3003のポート2の先に任意のTerm2(IPアド
レス "13X.XXX.2.2")3005が接続されている場合を
示している。
【0050】図31は本実施形態のR-IF-IFモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示すものであり、図30に示したR-IF-IFモデルに対す
るPFテーブル1124のエントリを例示している。こ
こでは、エントリ3101にIF1(IPアドレス "13X.XX
X.2.246")3002からTerm2(IPアドレス "13X.XXX.
2.2")3005への接続情報が格納されている。この接
続情報によって、IF13002からTerm23005への接
続ポートがポート1であることを検出可能である。ま
た、エントリ3102にIF1(IPアドレス "13X.XXX.2.
246")3002からR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")30
01への接続情報が格納されている。この接続情報によ
って、IF13002からR3001への接続ポートがポー
ト2であることを検出可能である。また、エントリ31
03にIF1(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3002か
らTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")3004への
接続情報が格納されている。この接続情報によって、IF
13002からTerm13004への接続ポートがポート3
であることを検出可能である。また、エントリ3104
にIF2(IPアドレス "13X.XXX.2.243")3003からR
(IPアドレス "13X.XXX.2.1")3001への接続情報が
格納されている。この接続情報によって、IF23003
からR3001への接続ポートがポート1であることを検
出可能である。
【0051】また、エントリ3105にIF2(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.243")3003からTerm1(IPアドレス
"13X.XXX.2.102")3004への接続情報が格納されて
いる。この接続情報によって、IF23003からTerm13
004への接続ポートがポート1であることを検出可能
である。また、エントリ3106にIF2(IPアドレス "
13X.XXX.2.243")3003からTerm2(IPアドレス "13
X.XXX.2.2")3005への接続情報が格納されている。
この接続情報によって、IF23003からTerm23005
への接続ポートがポート2であることを検出可能であ
る。また、IF13002からR3001への接続ポートと
IF13002からTerm13004への接続ポートが異なる
ことから、IF13002はR3001とTerm13004の
中間に接続している機器であることが検出可能である。
【0052】同様にIF23003からR3001への接続
ポートとIF23003からTerm13004への接続ポート
が等しいことから、Term13004はR3001とIF23
003の中間に接続している機器であることが検出可能
である。従って、IF13002はR3001とIF2300
3の中間に接続している機器であることが検出可能であ
り、IF13002はIF23003の親であることが検出可
能である。また、IF13002はIF23003の親である
ことから、IF23002からR3001への接続ポートと
IF23003からIF13002への接続ポートは等しいた
め、IF23003からIF13002への接続ポートはポー
ト1であることが検出可能である。また、IF23003か
らR3001への接続ポートとIF23003からTerm23
005への接続ポートが異なることから、IF23003
はR3001とTerm23005の中間に接続している機器
であることが検出可能である。また、IF13002はIF2
3003の親であることから、IF23003はIF1300
2とTerm23005の中間に接続しているため、IF130
02からTerm23005への接続ポートとIF13002か
らIF23003への接続ポートは等しい。従って、IF13
002からIF23003への接続ポートはポート1である
ことが検出可能である。このようにして、R-IF-IFモデ
ルでは、IF13002とTerm13004、Term23005
の接続情報とIF23003とTerm13004、Term230
05の接続情報がPFテーブル1124に格納されてい
るという条件下で機器の接続ポートと親子関係の検出が
可能である。
【0053】図32は、本実施形態のR-IF-SFモデルの
接続検出の仕組を示す図であり、R-IF-SFモデルの一例
として、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")3201のポ
ート2とIF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3202の
ポート2に接続関係があり、IF(IPアドレス "13X.XXX.
2.246")3202のポート1とSF(IPアドレス "13X.XX
X.2.243")3203のポート1に接続関係があり、IF(I
Pアドレス "13X.XXX.2.246")3202のポート3の先に
任意のTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")3204
が接続されており、SF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")
3203のポート2の先に任意のTerm2(IPアドレス "1
3X.XXX.2.2")3205が接続されており、さらにSF(I
Pアドレス "13X.XXX.2.243")3203のポート3の先に
任意のTerm3(IPアドレス "13X.XXX.2.110")3206
が接続されている場合を示している。
【0054】図33は、本実施形態のR-IF-SFモデルの
接続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例
を示すものであり、図32に示したR-IF-SFモデルに対
するPFテーブル1124のエントリを例示している。
エントリ3301にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")
3202からTerm2(IPアドレス "13X.XXX.2.2")32
05への接続情報が格納されている。この接続情報によ
って、IF3202からTerm23205への接続ポートが
ポート1であることを検出可能である。また、エントリ
3302にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3202
からTerm3(IPアドレス "13X.XXX.2.110")3206へ
の接続情報が格納されている。この接続情報によって、
IF3202からTerm33206への接続ポートがポート1
であることを検出可能である。また、エントリ3303
にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3202からR(I
Pアドレス "13X.XXX.2.1")3201への接続情報が格
納されている。この接続情報によって、IF3202から
R3201への接続ポートがポート2であることを検出可
能である。
【0055】また、エントリ3304にIF(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.246")3202からTerm1(IPアドレス
"13X.XXX.2.102")3204への接続情報が格納されて
いる。この接続情報によって、IF3202からTerm13
204への接続ポートがポート3であることを検出可能
である。また、エントリ3305にSF(IPアドレス "1
3X.XXX.2.246")3203からTerm1(IPアドレス "13X.
XXX.2.102")3204への接続情報が格納されている。
この接続情報によって、SF3203からTerm13204
への接続ポートがポート1であることを検出可能であ
る。また、エントリ3306にSF(IPアドレス "13X.X
XX.2.243")3203からTerm2(IPアドレス "13X.XXX.
2.2")3205への接続情報が格納されている。この接
続情報によって、SF3203からTerm23205への接
続ポートがポート2であることを検出可能である。ま
た、エントリ3307にSF(IPアドレス "13X.XXX.2.2
43")3203からTerm3(IPアドレス "13X.XXX.2.11
0")3206への接続情報が格納されている。この接続
情報によって、SF3203からTerm33206への接続
ポートがポート3であることを検出可能である。また、I
F3202からR3201への接続ポートとIF3202か
らTerm23205への接続ポートが異なることから、IF
3202はR3201とTerm23205の中間に接続して
いる機器であることが検出可能である。同様に、IF32
02からR3201への接続ポートとIF3202からTer
m33206への接続ポートが異なることから、IF320
2はR3201とTerm33206の中間に接続している機
器であることが検出可能である。
【0056】また、SF3203からTerm23205への
接続ポートとSF3203からTerm33206への接続ポ
ートが異なることから、SF3203はTerm23205とT
erm33206の中間に接続している機器であることが検
出可能である。従って、SF3203はIF3202とTerm
23205、Term33206の中間に接続している機器で
あることが検出可能であり、IF3202はSF3203の
親であることが検出可能である。さらに、IF3202か
らSF3203への接続ポートとIF3202からTerm23
205、Term33206への接続ポートは等しいため、I
F3202からSF3203への接続ポートはポート1であ
ることが検出可能である。また、IF3202からR32
01への接続ポートとIF3202からTerm13204へ
の接続ポートが異なることから、IF3202はR320
1とTerm13204の中間に接続している機器であるこ
とが検出可能である。
【0057】同様に、IF3202からSF3203への接
続ポートとIF3202からTerm13204への接続ポー
トが異なることから、IF3202はSF3203とTerm1
3204の中間に接続している機器であることが検出可
能である。従って、SF3203からIF3202への接続
ポートとSF3203からTerm13204への接続ポート
は等しい。従って、SF3203からIF3202への接続
ポートはポート1であることが検出可能である。このよ
うにして、R-IF-SFモデルでは、IF3202とTerm132
04〜Term33206の接続情報とSF3203とTerm13
204〜Term33206の接続情報がPFテーブル11
24に格納されているという条件下で機器の接続ポート
と親子関係の検出が可能である。
【0058】図34は、本実施形態のR-SF-CFモデルの
接続検出の仕組を示す図であり、R-SF-CFモデルの一例
として、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")3401のポ
ート2とNF(IPアドレスなし)3402のポート3に接続
関係があり、NF(IPアドレスなし)のポート2とSF(IP
アドレス "13X.XXX.2.246")3403のポート2に接続関
係があり、さらにSF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3
403のポート1とCF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")
3404のポート1に接続関係があり、NF(IPアドレス
なし)3402のポート1の先に任意のTerm1(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.51")3205が接続されており、CF(I
Pアドレス "13X.XXX.2.243")3404のポート2の先に
任意のTerm2(IPアドレス "13X.XXX.2.2")3406が
接続されている場合を示している。
【0059】図35は本実施形態のR-SF-CFモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示すものであり、図34に示したR-SF-CFモデルに対す
るPFテーブル1124のエントリを例示している。エ
ントリ3501にSF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3
403からTerm2(IPアドレス "13X.XXX.2.2")340
6への接続情報が格納されている。この接続情報によっ
て、SF3403からTerm23406への接続ポートがポ
ート1であることを検出可能である。また、エントリ3
502にSF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3403か
らTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.51")3405への接
続情報が格納されている。この接続情報によって、SF3
403からTerm13405への接続ポートがポート2であ
ることを検出可能である。また、エントリ3503にCF
(IPアドレス "13X.XXX.2.243")3404からR(IPア
ドレス "13X.XXX.2.1")3401への接続情報が格納さ
れている。この接続情報によって、CF3404からR3
401への接続ポートがポート1であることを検出可能
である。
【0060】また、エントリ3504にCF(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.243")3304からTerm1(IPアドレス
"13X.XXX.2.51")3405への接続情報が格納されてい
る。この接続情報によって、CF3404からTerm134
05への接続ポートがポート1であることを検出可能で
ある。また、エントリ3505にCF(IPアドレス "13
X.XXX.2.243")3404からSF(IPアドレス "13X.XXX.
2.246")3403への接続情報が格納されている。この
接続情報によって、CF3404からSF3403への接続
ポートがポート1であることを検出可能である。また、
エントリ3506にCF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")
3404からTerm2(IPアドレス "13X.XXX.2.2")34
06への接続情報が格納されている。この接続情報によ
って、CF3404からTerm23406への接続ポートが
ポート2であることを検出可能である。そして、CF34
04からR3401への接続ポートとCF3404からSF
3403への接続ポートが等しいことから、SF3403
はCF3404の親または兄弟であり、CF3404からSF
3403への接続ポートは1であることが検出可能であ
る。また、SF3403からTerm13405への接続ポー
トとSF3403からTerm23406への接続ポートが異
なることから、SF3403はTerm13405とTerm234
06の中間に接続している機器であることが検出可能で
ある。
【0061】また、CF3404からSF3403への接続
ポートとCF3404からTerm23406への接続ポート
が異なることから、CF3404はSF3403とTerm23
406の中間に接続している機器であり、SF3403か
らTerm23406への接続ポートとSF3403からCF3
404への接続ポートは等しい。従って、SF3403か
らCF3404への接続ポートは1であることが検出可能
である。また、SF3403からR3401への接続ポー
トの検出が不可能であるため、SF3403とCF3404
の親子関係は検出不能である(SF3403とCF3404
の中間にNF3402が接続している場合はSF3403と
CF3404は兄弟になる)。このようにして、R-SF-CFモ
デルでは、SF3403とTerm13405、Term23406
の接続情報とCFとTerm13405、Term23406の接続
情報がPFテーブル1124に格納されているという条
件下で機器の接続ポートだけの検出が可能になる。
【0062】図36は、本実施形態のR-SF-IFモデルの
接続検出の仕組を示す図であり、R-SF-IFモデルの一例
として、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")3601のポ
ート2とNF(IPアドレスなし)3602のポート3に接続
関係があり、NF(IPアドレスなし)3602のポート2
とSF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3603のポート
2に接続関係があり、さらにSF(IPアドレス "13X.XXX.
2.246")3603のポート1とIF(IPアドレス "13X.XX
X.2.243")3604のポート1に接続関係があり、NF(I
Pアドレスなし)3602のポート1の先に任意のTerm1
(IPアドレス "13X.XXX.2.51")3605が接続されて
おり、さらにSF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")360
3のポート3の先に任意のTerm2(IPアドレス "13X.XX
X.2.102")3606が接続されており、IF(IPアドレス
"13X.XXX.2.243")3604のポート2の先に任意のTerm
3(IPアドレス "13X.XXX.2.2")3607が接続されて
いる場合を示している。
【0063】図37は本実施形態のR-SF-IFモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示すものであり、図36に示したR-SF-IFモデルに対す
るPFテーブル1124のエントリを例示している。エ
ントリ3701にSF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3
603からTerm3(IPアドレス "13X.XXX.2.2")360
7への接続情報が格納されている。この接続情報によっ
て、SF3603からTerm33607への接続ポートがポ
ート1であることを検出可能である。また、エントリ3
702にSF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3603か
らTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.51")3605への接
続情報が格納されている。この接続情報によって、SF3
603からTerm13605への接続ポートがポート2であ
ることを検出可能である。また、エントリ3703にSF
(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3603からTerm2(I
Pアドレス "13X.XXX.2.102")3606への接続情報が
格納されている。この接続情報によって、SF3603か
らTerm23606への接続ポートがポート3であることを
検出可能である。
【0064】また、エントリ3704にIF(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.243")3604からR(IPアドレス "13
X.XXX.2.1")3601への接続情報が格納されている。
この接続情報によって、IF3604からR3601への
接続ポートがポート1であることを検出可能である。ま
た、エントリ3705にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.2
43")3604からTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.51")
3605への接続情報が格納されている。この接続情報
によって、IF3604からTerm13605への接続ポー
トがポート1であることを検出可能である。また、エン
トリ3706にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")36
04からTerm2(IPアドレス "13X.XXX.2.102")360
6への接続情報が格納されている。この接続情報によっ
て、IF3604からTerm23606への接続ポートがポ
ート1であることを検出可能である。また、エントリ3
707にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")3604か
らTerm3(IPアドレス "13X.XXX.2.2")3607への接
続情報が格納されている。この接続情報によって、IF3
604からTerm33607への接続ポートがポート2であ
ることを検出可能である。また、IF3604からR36
01への接続ポートとIF3604からTerm13605へ
の接続ポートが等しいことから、Term13605はR36
01とIF3604の中間に接続している機器であること
が検出可能である。
【0065】同様に、IF3604からR3601への接
続ポートとIF3604からTerm23606への接続ポー
トが等しいことから、Term23606はR3601とIF3
604の中間に接続している機器であることが検出可能
である。また、SF3603からTerm13605への接続
ポートとSF3603からTerm23606への接続ポート
が異なることから、SF3603はTerm13605とTerm2
3606の中間に接続している機器であることが検出可
能である。従って、IF3604からSF3603への接続
ポートとIF3604からTerm13605、Term23606
への接続ポートは等しいことから、IF3604からSF3
603への接続ポートは1であることが検出可能であ
る。また、IF3604からR3601への接続ポートとI
F3604からTerm33607への接続ポートが異なるこ
とから、IF3604はR3601とTerm33607の中間
に接続している機器であることが検出可能である。さら
に、SF3603はR3601とIF3604の中間に接続
していることから、IF3604はSF3603とTerm33
607の中間に接続していることが検出可能である。
【0066】従って、SF3603からIF3604への接
続ポートはSF3603からTerm33607の接続ポート
に等しいため、SF3603からIF3604への接続ポー
トは1であることが検出可能である。また、SF3603
からR3601への接続ポートの検出が不可能であるた
め、SF3603とIF3604の親子関係は検出不能であ
る(図37は兄弟の例を示す)。このようにして、R-IF-S
Fモデルでは、SF3603とTerm13605〜Term336
07の接続情報とIF3604とTerm13605〜Term33
607の接続情報がPFテーブル1124に格納されて
いるという条件下で機器の接続ポートだけの検出が可能
になる。
【0067】図38は本実施形態のR-SF-SFモデルの接
続検出の仕組を示す図であり、R-SF-SFモデルの一例と
して、(IPアドレス "13X.XXX.2.1")3801のポート
2とNF(IPアドレスなし)3802のポート3に接続関係
があり、NF(IPアドレスなし)3802のポート2とSF1
(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3803のポート2に
接続関係があり、さらにSF1(IPアドレス "13X.XXX.2.
246")3803のポート1とSF2(IPアドレス "13X.XXX.
2.243")3804のポート1に接続関係があり、NF(IP
アドレスなし)3802のポート1の先に任意のTerm1(I
Pアドレス "13X.XXX.2.51")3805が接続されてお
り、SF2(IPアドレス "13X.XXX.2.243")3804のポ
ート2の先に任意のTerm2(IPアドレス "13X.XXX.2.2")
3806が接続されている場合を示している。
【0068】図39は本実施形態のR-SF-SFモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示すものであり、図38に示したR-SF-SFモデルに対す
るPFテーブル1124のエントリを例示している。ま
ず、エントリ3901にSF1(IPアドレス "13X.XXX.2.
246")3803からTerm2(IPアドレス "13X.XXX.2.2")
3806への接続情報が格納されている。この接続情報
によって、SF13803からTerm23806への接続ポー
トがポート1であることを検出可能である。また、エン
トリ3902にSF1(IPアドレス "13X.XXX.2.246")3
803からTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.51")380
5への接続情報が格納されている。この接続情報によっ
て、SF13803からTerm13805への接続ポートがポ
ート2であることを検出可能である。
【0069】エントリ3903にSF2(IPアドレス "13
X.XXX.2.246")3804からTerm1(IPアドレス "13X.X
XX.2.51")3805への接続情報が格納されている。こ
の接続情報によって、SF23804からTerm13805へ
の接続ポートがポート1であることを検出可能である。
エントリ3903にSF2(IPアドレス "13X.XXX.2.24
3")3804からTerm2(IPアドレス "13X.XXX.2.2")3
806への接続情報が格納されている。この接続情報に
よって、SF23804からTerm23806への接続ポート
がポート2であることを検出可能である。しかし、PF
テーブル1124のエントリからは、SF13803のポ
ート1とSF23804のポート1に接続関係がある場合とS
F13803のポート2とSF23804のポート2に接続関
係がある場合を判別できないため、接続ポートは検出で
きない。また、SF13803とR3801の接続関係やSF
23804とR3801の接続関係を検出不能なことによ
り親子関係の検出も不能である。R-SF-SFモデルでは、
任意の条件下で機器の接続ポートと親子関係の検出が不
可能である。
【0070】図40は本実施形態のR-CFモデルの接続検
出の仕組を示す図であり、R-CFモデルの一例として、R
(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4001のポート2とCF
(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4002のポート2に
接続関係がある場合を示している。
【0071】図41は本実施形態のR-CFモデルの接続検
出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を示す
ものであり、図40に示したR-CFモデルに対するPFテ
ーブル1124のエントリを例示している。エントリ4
101にR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4001からC
F(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4002への接続情
報が格納されている。この接続情報によって、R400
1からCF4002への接続ポートがポート2であること
を検出可能である。また、CF(IPアドレス "13X.XXX.
2.246")4002からR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4
001への接続情報が格納されている。この接続情報に
よって、CF4002からR4001への接続ポートがポ
ート2であることを検出可能である。なお、R(IPアド
レス "13X.XXX.2.1")4001からCF(IPアドレス "13
X.XXX.2.246")4002への接続情報がない場合でも、R
(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4001と"13X.XXX.2.
*"ネットワーク上の任意の機器の接続情報が存在すれ
ば、そのポートがR4001からCF4002への接続ポ
ートになる。また、CF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")
4002からR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4001
への接続情報がない場合でも、CF(IPアドレス "13X.X
XX.2.246")4002と別セグメントに接続している機器
の接続情報が存在すれば、そのポートがCF4002から
R4001への接続ポートになる。このようにして、R-C
Fモデルでは、任意の条件下で機器の接続ポートと親子
関係の検出が可能である。
【0072】図42は本実施形態のR-IFモデルの接続検
出の仕組を示す図であり、R-IFモデルの一例として、R
(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4201のポート2とIF
(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4202のポート2に
接続関係がある場合を示している。
【0073】図43は本実施形態のR-IFモデルの接続検
出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を示す
ものであり、図42に示したR-IFモデルに対するPFテ
ーブル1124のエントリを例示している。エントリ4
301にR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4201からI
F(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4202への接続情
報が格納されている。この接続情報によって、R420
1からIF4202への接続ポートがポート2であること
を検出可能である。また、エントリ4302にIF(IP
アドレス "13X.XXX.2.246")4202からR(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.1")4201への接続情報が格納されて
いる。この接続情報によって、IF4202からR420
1への接続ポートがポート2であることを検出可能であ
る。なお、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4201か
らIF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4202への接続
情報がない場合でも、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")
4201と"13X.XXX.2.*"ネットワーク上の任意の機器
の接続情報が存在すれば、そのポートがR4201からI
F4202への接続ポートになる。また、IF(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.246")4202からR(IPアドレス "13
X.XXX.2.1")4201への接続情報がない場合でも、IF
(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4202と別セグメン
トに接続している機器の接続情報が存在すれば、そのポ
ートがIF4202からR4201への接続ポートにな
る。このようにして、R-IFモデルでは、任意の条件下で
機器の接続ポートと親子関係の検出が可能である。
【0074】図44は本実施形態のR-SFモデルの接続検
出の仕組を示す図であり、R-SFモデルの一例として、R
(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4401のポート2とSF
(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4402のポート2に
接続関係があり、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")44
01のポート1の先には任意のTerm1(IPアドレス "13
X.XXX.1.1")4403が接続している場合を示してい
る。
【0075】図45は本実施形態のR-SFモデルの接続検
出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を示す
ものであり、図44に示したR-SFモデルに対するPFテ
ーブル1124のエントリを例示している。エントリ4
501にR(IPアドレス "13X.XXX.2.1")4401からS
F(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4402への接続情
報が格納されている。この接続情報によって、R440
1からSF4402への接続ポートがポート2であること
を検出可能である。また、エントリ4502にSF(IP
アドレス "13X.XXX.2.246")から別セグメントに接続し
ている機器の接続情報("13X.XXX.2.*"のネットワークの
機器ではない機器Term1("13X.XXX.1.1")4403が格納
されている。この接続情報によって、SF4402からR
4401への接続ポートがポート2であることを検出可
能である。なお、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")44
01からSF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4402へ
の接続情報がない場合でも、R(IPアドレス "13X.XXX.
2.1")4401と"13X.XXX.2.*"ネットワーク上の任意の
機器の接続情報が存在すれば、そのポートがR4401
からSF4402への接続ポートになる。このようにし
て、R-SFモデルでは、別セグメントに接続している機器
の接続情報が取得可能であるという条件下で機器の接続
ポートと親子関係の検出が可能である。
【0076】図46および図47は、本実施形態のネッ
トワーク中継装置同士の接続検出方法を説明する図であ
る。図46及び図47は、図22〜図45で示したネッ
トワーク中継装置同士の接続関係や親子関係の検出条件
を表形式でまとめたものである。接続モデル4601、
4701ごとに検出条件を設定しており、親から子への
接続ポート4602、4702、子から親への接続ポー
ト4603、4703、親子関係4604、4704の
検出可能性を示している。「○」印の項目は接続検出す
るための条件4605、4705に関係なく検出が可能
であることを示しており、「△」印の項目は接続検出す
るための条件を満たしている場合に限り検出が可能であ
ることを示しており、「×」印の項目は任意の条件下で
検出が不可能であることを示している。
【0077】図48は、本実施形態のCF-Termモデルの
接続検出の仕組を示す図であり、CF-Termモデルの一例
として、CF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4801の
ポート3とTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")480
2に接続関係がある場合を示している。
【0078】図49は本実施形態のCF-Termモデルの接
続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例を
示す図であり、図48に示したCF-Termモデルに対する
PFテーブルのエントリを例示している。エントリ49
01にCF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")4801から
Term1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")4802への接
続情報が格納されている。この接続情報によって、CF4
801からTerm14802への接続ポートがポート3であ
ることを検出可能である。この場合、CF4801のポー
ト3の先に任意の台数の機器が接続している場合でも、
PFテーブル1124には機器の台数分の接続情報が格
納されるため、任意の台数のTermの検出が可能である。
このようにして、CF-Termモデルでは、任意の条件下で
機器の接続ポートと親子関係の検出が可能である。図5
0は、本実施形態のIF-Termモデルの接続検出の仕組を
示す図であり、IF-Termモデルの一例として、IF(IPア
ドレス "13X.XXX.2.246")5001のポート3とTerm1(I
Pアドレス "13X.XXX.2.102")5002に接続関係があ
る場合を示している。
【0079】図51は、本実施形態のIF-Termモデルの
接続検出に利用するPFテーブル1124のエントリ例
を示す図であり、図50に示したIF-Termモデルに対す
るPFテーブル1124のエントリを例示している。エ
ントリ5101にIF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")5
001からTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")50
02への接続情報が格納されている。この接続情報によ
って、IF5001からTerm15002への接続ポートが
ポート3であることを検出可能である。この場合、IF5
001のポート3の先に任意の台数の機器が接続してい
る場合でも、PFテーブル1124には機器の台数分の
接続情報が格納されるため、任意の台数のTermの検出が
可能である。このようにして、IF-Termモデルでは、任
意の条件下で機器の接続ポートと親子関係の検出が可能
である。
【0080】図52は本実施形態のSF-Termモデルの接
続検出の仕組を示す図であり、SF-Termモデルの一例と
して、SF(IPアドレス "13X.XXX.2.246")5201のポ
ート3とTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")5202
に接続関係がある場合を示している。図53は本実施形
態のIF-Termモデルの接続検出に利用するPFテーブル
1124のエントリ例を示す図であり、図52に示した
SF-Termモデルに対するPFテーブル1124のエント
リを例示している。エントリ5301にSF(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.246")5201からTerm1(IPアドレス
"13X.XXX.2.102")5202への接続情報が格納されて
いる。この接続情報によって、SFからTerm1への接続ポ
ートがポート3であることを検出可能である。この場
合、SF5201のポート3の先に複数台の機器が接続し
ている場合は、PFテーブル1124には機器1台数分
の接続情報が格納されるため、任意の1台のTermの検出
が可能である。このようにして、SF-Termモデルでは、
ネットワーク中継装置の各ポートに1台の機器が接続し
ているという条件下で機器の接続ポートと親子関係の検
出が可能である。
【0081】図54は本実施形態のネットワーク構成自
動認識方法におけるネットワーク中継装置と端末装置の
接続検出方法を説明する図である。図54は図48〜図
53で示したネットワーク中継装置と端末装置の接続関
係や親子関係の検出条件を表形式でまとめたものであ
る。接続モデル5401ごとに端末装置の接続検出53
02の可能性を示しており、接続検出するための条件5
403によって接続検出可能性が変化する。「○」印の
項目は接続検出するための条件に関係なく検出が可能で
あることを示しており、「△」印の項目は接続検出する
ための条件を満たしている場合に限り検出が可能である
ことを示している。
【0082】図55は本実施形態の複数のモデルを組合
わせることによる親子関係の検出を説明する図である。
図55はR-CF-CFモデルとR-CF-SFモデルを組合わせ、R-
SF-CFモデルの親子関係を検出する場合の一例を示して
いる。ここでは、R(IPアドレス "13X.XXX.2.1")55
01のポート2とCF1(IPアドレス "13X.XXX.2.246")5
502のポート2に接続関係があり、さらにCF1(IPア
ドレス "13X.XXX.2.246")5502のポート1とSF(IP
アドレス "13X.XXX.2.243")5503のポート1に接続関
係があり、SF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")5503
のポート2とCF2(IPアドレス "13X.XXX.2.247")550
4のポート2に接続関係があり、さらにCF1(IPアドレ
ス "13X.XXX.2.246")5502のポート3の先に任意のTe
rm1(IPアドレス "13X.XXX.2.102")5505が接続さ
れており、さらにCF2(IPアドレス "13X.XXX.2.247")
5504のポート1の先に任意のTerm2(IPアドレス "1
3X.XXX.2.2")5506が接続されている場合を示してい
る。
【0083】図56は本実施形態の複数のモデルを組合
わせることによる親子関係の検出に利用するTSテーブ
ル1125のエントリを示す図であり、図55に示した
R-CF-CFモデルとR-CF-SFモデルからR-SF-CFモデルを検
出するためのエントリを例示している。R-CF-SFモデル
では、Term1への接続情報をCFとSFの両方が保持してい
る条件下で親子関係の検出が可能であるため、CF1(IP
アドレス "13X.XXX.2.246")5502はSF(IPアドレス
"13X.XXX.2.243")5503の親であることを示すエン
トリ5601がTSテーブル1125に格納される。ま
た、R-CF-CFモデルでは、任意の条件下で親子関係の検
出が可能であるため、CF1(IPアドレス "13X.XXX.2.24
6")5502はCF2(IPアドレス "13X.XXX.2.247")55
04の親であることを示すエントリ5602がTSテー
ブル1125に格納される。なお、R-SF-CFモデルでは
親子関係の検出が不可能であるため、SF(IPアドレス
"13X.XXX.2.243")5503とCF2(IPアドレス "13X.X
XX.2.247")5504の親子関係は不明である。
【0084】従って、図56では接続関係(接続ポート)
は検出可能であるが、親子関係の検出は不可能である場
合を示す例として、CF2(IPアドレス "13X.XXX.2.24
7")5504はSF(IPアドレス "13X.XXX.2.243")55
03の親であることを示すエントリ5603とSF(IP
アドレス "13X.XXX.2.243")5503はCF2(IPアドレ
ス"13X.XXX.2.247")5504の親であることを示すエン
トリ5604を同時に格納している。SF5503からCF
15502への接続ポートとSF5503からCF25504
への接続ポートが異なることから、SF5503はCF15
52とCF25504の中間に接続していることが検出可
能である。また、CF15502はSF5503の親である
ことから、SF5503はCF25504の親であることが
検出可能である。このようにして、R-SF-CFモデルは親
子関係の検出が不可能であるが、R-CF-CFモデルとR-CF-
SFモデルから検出可能な親子関係を組合わせることで、
親子関係の検出が可能である。
【0085】図57は本実施形態のNon Intelligent Hu
bの接続の予測方法を説明する図であり、ここでは、Non
Intelligent Hubの接続の予測する一例として、Unit
(IPアドレス "13X.XXX.2.246")5701のポート1とN
F(IPアドレスなし)5702のポート1に接続関係があ
り、NF(IPアドレスなし)5702のポート2の先に任
意のTerm1(IPアドレス "13X.XXX.2.98")5703が接
続されており、NF(IPアドレスなし)5702のポート
3の先に任意のTerm2(IPアドレス “13X.XXX.2.13")5
704が接続されている場合を示している。
【0086】図58は、本実施形態のNon Intelligent
Hubの接続の予測に利用するTSテーブル1125のエ
ントリ例を示す図であり、図57に示したNon Intellig
entHubの接続の予測に対するTSテーブル1125のエ
ントリを例示している。エントリ5801にはUnit(I
Pアドレス "13X.XXX.2.246")5701のポート1の先に
Term1(IPアドレス "13X.XXX.2.98")5703が子とし
て接続されていることを示す接続情報が格納されてい
る。
【0087】同様に、エントリ5802には、Unit(I
Pアドレス "13X.XXX.2.246")5701のポート1の先に
Term2(IPアドレス "13X.XXX.2.13")5704が子とし
て接続されていることを示す接続情報が格納されてい
る。これによって、ネットワーク中継装置の共通のポー
トに複数の機器が子として接続しており、別のネットワ
ーク中継装置が存在しない場合はNon IntelligentHubが
少なくとも1台以上接続していることが検出可能であ
る。そして、ネットワーク中継装置の共通のポートに複
数の機器が子として接続しており、別のネットワーク中
継装置が存在する場合でもネットワーク中継装置とネッ
トワーク中継装置の接続ポートの中間に複数の機器が接
続しており、接続機器の中にネットワーク中継装置を含
まない場合はNon Intelligent Hubが少なくとも1台以
上接続していることが検出可能である。
【0088】図59は本実施形態の非稼動中端末装置の
検出方法を説明する図であり、R(IPアドレス "13X.XX
X.2.1")5901のポート2とUnit(IPアドレス"13X.XX
X.2.243")5902のポート2に接続関係があり、Unit
(IPアドレス("13X.XXX.2.243")5902のポート1の
先に先に任意のTerm(IPアドレス "13X.XXX.2.2")59
03が接続されているが、Term5903は非稼動中端末
装置である場合を示している。図59の例では、非稼動
中端末装置5903の接続関係や親子関係を検出する一
例として、ネットワーク中のIPアドレスに対してポー
リングを行い、ポーリングに応答がないIPアドレスの
機器が存在した場合、そのIPアドレスに対応する機器
が存在しない、または非稼動中であるとし、TIテーブ
ル1123(図14)のalive値がFALSEのエントリを追
加する。次に、RouterのARPキャッシュを参照し、ポー
リングに応答を返さないIPアドレスのエントリがARP
キャッシュに含まれている場合には、そのIPアドレス
に対応する機器は非稼動中であるものとして検出する。
また、ネットワーク中継装置同士の接続関係や親子関係
の検出に利用するMIBオブジェクトに非稼動中端末装
置の接続情報が含まれている場合には、PFテーブル1
124やTSテーブル1125に非稼動中端末装置のエ
ントリの作成が可能になるため、非稼動中端末装置の接
続関係や親子関係の検出が可能になる。
【0089】図60は本実施形態の接続先の変更の検出
方法を説明する図であり、Unit(IPアドレス "13X.XX
X.2.243")6001のポート2の先に任意のTerm(IPア
ドレス "13X.XXX.2.2")6002が接続されていたが、U
nit6001のポート3に接続先を変更した例を示してい
る。
【0090】図61は本実施形態の接続先の変更の検出
に利用するTSテーブル1125のエントリ例を示す図
であり、図60に示した接続先の変更の検出に対するエ
ントリを例示している。接続先変更前のTSテーブル1
125のエントリ6101には、Unit(IPアドレス "1
3X.XXX.2.243")6001のポート2の先にはTerm(IPア
ドレス "13X.XXX.2.2")6002が子として接続されて
いることを示す接続情報が格納されている。接続先変更
後のTSテーブルのエントリでは、Unit(IPアドレス
"13X.XXX.2.243")6001のポート2の先にTerm(IP
アドレス "13X.XXX.2.2")6002が子として接続して
いるエントリ6102とUnit(IPアドレス "13X.XXX.
2.243")6001のポート3の先にTerm(IPアドレス "1
3X.XXX.2.2")6002が子として接続しているエントリ
6103が存在している。接続先の変更前のTSテーブ
ル1125と接続先の変更後のTSテーブル1125で
は、機器の接続先の情報も変更されるため、定期的にT
Sテーブル1125を作成し、差分をとることで、接続
先の変更の検出が可能になる。また、エントリ6102
のように古い接続情報のキャッシュがMIBオブジェク
トが残る場合でも問題ない。また、機器のIPアドレス
を変更した場合には、IPアドレスの機器がネットワー
ク上に新たに追加されたという形で検出可能である。
【0091】図62は本実施形態の図面表示プログラム
1104が作成するネットワーク構成図面の表示例を示
す図である。図面表示プログラム1104のGUIは、
Network Map表示部分6201、Terminal Information
表示部分6202から構成される。Network Map表示部
分6201には、オートディスカバリモジュールを実行
することにより自動検出したネットワークセグメントの
構成を図示のように木構造表示する。このNetwork Map
表示部分6201の任意の機器表示にマウス等のポイン
ティングデバイスを利用してカーソルを充てた場合、該
機器表示を符号6203で示すように反転表示し、Term
inal Information表示部分6202に機器の情報を表示
する。
【0092】図62の例では、TIテーブル1123
(図14)の該当する機器の情報を表示した例を示して
いる。また、接続されているものと予測したNon Intell
igentHub6204を表示することも可能である。ユーザ
はTerminal Information表示部分6202の情報を参照
することで非稼動中の端末装置を認識可能であるが、Ne
twork Map表示部分6201の該当する機器の表示を低
い輝度あるいは明度で描画する等のGUIによる表現も
可能である。ユーザは個々の機器をポーティングデバイ
スによってDrag & Dropすることで、独自に接続先の編
集を行うことも可能である。
【0093】以下フローチャートを用いて、本実施形態
の動作を説明する。図63は本実施形態の稼動状況検出
モジュール1111がICMPエコーリクエストを送受
信する処理を示すフローチャートである。稼動状況検出
モジュール1111は、オートディスカバリモジュール
1113からの稼動状況チェック要求を待ち(ステップ
6301)、稼動状況チェック要求としてIPアドレス
を受信すると(ステップ6302)、IPアドレスで指定
された機器にPing(ICMPエコーリクエストメッセー
ジ)を送信する(ステップ6303)。Pingのタイムアウ
ト内にICMPエコーリプライメッセージを受信するか
どうかをチェックし(ステップ6304)、エコーリプラ
イメッセージを受信した場合にはオートディスカバリモ
ジュール1113にTrueを返し(ステップ6305)、そ
れ以外の場合はFalseを返す(ステップ6306)。ステ
ップ6305あるいはステップ6306終了後、ステッ
プ6301から処理を繰り返す。稼動状況検出モジュー
ル1111はPingの応答の有無により機器の稼動状況を
検出する。
【0094】図64は本実施形態のMIBアクセスモジ
ュール1112がPDU(ProtocolData Unit)を作成
し、SNMPメッセージを送受信する処理を示すフロー
チャートである。MIBアクセスモジュール1112は
オートディスカバリモジュール1113からのSNMP
Get-Request(あるいはGet-Next/Set-Request)PDUの
作成要求を待ち(ステップ6401)、SNMP Get(あるい
はGet-Next/Set-Request)PDUの作成要求としてIP
アドレス、コミュニティ名、オブジェクト名を受信する
(ステップ6402)と、オブジェクト名をキーとして図
12に示したOIDテーブル1121を検索する(ステ
ップ6403)。OIDテーブル1121にObject Name
項目1201がオブジェクト名であるエントリが存在す
るかどうかをチェックし(ステップ6404)、エントリ
がヒットした場合、エントリのObjectIdentifier項目
1202の値、IPアドレス、コミュニティ名をもとに
SNMP Get(あるいはGet-Next/Set-Request)PDUを作成
する(ステップ6405)。エントリがヒットしなかった
場合は、オートディスカバリモジュール1113にエラ
ーを返す(ステップ6410)。
【0095】ステップ6405終了後、PDUをもとに
SNMPメッセージを作成し、送信する(ステップ64
06)。SNMPメッセージの応答としてSNMP (Get-Res
ponse)PDUの受信を待ち(ステップ6407)、応答を
受信した場合はOIDテーブル1121のエントリのty
pe項目1203の値をもとにして受信した値の型変換を
行い(ステップ6408)、応答の受信に失敗した場合は
オートディスカバリモジュール1113にエラーを返す
(ステップ6410)。ステップ6408の終了後、オー
トディスカバリモジュール1113に型変換したSNM
P応答の値を返す(ステップ6409)。ステップ640
9あるいはステップ6410の終了後、ステップ640
1から処理を繰り返す。図64の処理は、図65〜図6
8の処理実行時に呼び出される。
【0096】図65(a)は、本実施形態のMIBアク
セスモジュール1112が機器のMIB2サポート状況
をチェックする処理を示すフローチャートである。MI
Bアクセスモジュール1112は、オートディスカバリ
モジュール1113からのMIB2サポート状況チェッ
ク要求に対し、オブジェクト名としてsysDescrを指定
し、図64に示したフローでSNMP Get-Requestメッセー
ジの送受信処理を実行する(ステップ6501)。SNMP G
et-Requestメッセージの送受信が成功かどうかチェック
(エラーが返るかどうかをチェック)し(ステップ650
2)、SNMP Get-Requestメッセージの送受信が成功の場
合は機器がMIB2をサポートしていると判断し(ステッ
プ6503)、SNMP Get-Requestメッセージの送受信が
失敗の場合は機器がMIB2を非サポートであると判断
し(ステップ6504)、オートディスカバリモジュール
1113にMIB2サポート状況の情報を返す。ステッ
プ6503あるいはステップ6504の終了後、ステッ
プ6501から処理を繰り返す。
【0097】図65(b)は本実施形態のMIBアクセ
スモジュール1112が機器のIPフォワーディング機
能の有無をチェックする処理を示すフローチャートであ
る。MIBアクセスモジュール1112は、オートディ
スカバリモジュール1113からのIPフォワーディン
グ機能チェック要求に対し、オブジェクト名としてipFo
rwardingを指定し、図64に示したフローでSNMP Get-R
equestメッセージの送受信処理を実行する(ステップ6
511)。SNMP Get-Requestメッセージの送受信が成功
かどうかチェック(エラーが返るかどうかをチェック)し
(ステップ6512)、SNMP Get-Requestメッセージの送
受信が成功の場合はipForwardingの値が“1”(True)か
どうかをチェックし(ステップ6513)、SNMP Get-Req
uestメッセージの送受信が失敗の場合は機器がIPフォ
ワーディング機能を保持していないと判断する(ステッ
プ6515)。ステップ6513の終了後、ipForwardin
gの値が“1”(True)の場合は、機器がIPフォワーデ
ィング機能を保持していると判断し(ステップ651
4)、ipForwardingの値が“0”(False)の場合は機器が
IPフォワーディング機能を保持していないと判断する
(ステップ6515)。ステップ6514あるいはステッ
プ6515の終了後、オートディスカバリモジュール1
113に機器のIPフォワーディング機能の有無の情報
を返し、ステップ6511から処理を繰り返す。
【0098】図66は、本実施形態のMIBアクセスモ
ジュール1112が機器のブリッジMIBサポート状況
をチェックする処理を示すフローチャートである。MI
Bアクセスモジュール1112は、オートディスカバリ
モジュール1113からのブリッジMIBサポート状況
チェック要求に対し、オブジェクト名としてdot1dBaseB
ridgeAddress(ブリッジMIBの任意の実装オブジェク
トで可)を指定し、図64に示したフローでSNMP Get-Re
questメッセージの送受信処理を実行する(ステップ66
01)。SNMP Get-Requestメッセージの送受信が成功か
どうかチェック(エラーが返るかどうかをチェック)し
(ステップ6602)、SNMP Get-Requestメッセージの送
受信が成功の場合は機器がブリッジMIBをサポートし
ていると判断し(ステップ6603)、SNMP Get-Request
メッセージの送受信が失敗の場合は機器がブリッジMI
Bを非サポートであると判断し(ステップ6604)、オ
ートディスカバリモジュール1113にブリッジMIB
サポート状況の情報を返す。ステップ6603あるいは
ステップ6604の終了後、ステップ6601から処理
を繰り返す。
【0099】図67は本実施形態のMIBアクセスモジ
ュール1112が機器のリピータMIBサポート状況を
チェックする処理を示すフローチャートである。MIB
アクセスモジュール1112は、オートディスカバリモ
ジュール1113からのリピータMIBサポート状況チ
ェック要求に対し、オブジェクト名としてrptrGroupCap
acity(リピータMIBの任意の実装オブジェクトで可)
を指定し、図64に示したフローでSNMP Get-Requestメ
ッセージの送受信処理を実行する(ステップ6701)。
SNMP Get-Requestメッセージの送受信が成功かどうかチ
ェック(エラーが返るかどうかをチェック)し(ステップ
6702)、SNMP Get-Requestメッセージの送受信が成
功の場合は機器がリピータMIBをサポートしていると
判断し(ステップ6703)、SNMP Get-Requestメッセー
ジの送受信が失敗の場合は機器がリピータMIBを非サ
ポートであると判断し(ステップ6704)、オートディ
スカバリモジュール1113にリピータMIBサポート
状況の情報を返す。ステップ6703あるいはステップ
6704の終了後、ステップ6701から処理を繰り返
す。
【0100】図68は本実施形態のMIBアクセスモジ
ュール1112が機器のプリンタMIBサポート状況を
チェックする処理を示すフローチャートである。MIB
アクセスモジュール1112は、オートディスカバリモ
ジュール1113からのプリンタMIBサポート状況チ
ェック要求に対し、オブジェクト名としてprtGeneralCo
nfigChanges(プリンタMIBの任意の実装オブジェクト
で可)を指定し、図64に示したフローでSNMP Get-Requ
estメッセージの送受信処理を実行する(ステップ680
1)。SNMP Get-Requestメッセージの送受信が成功かど
うかチェック(エラーが返るかどうかをチェック)し(ス
テップ6802)、SNMP Get-Requestメッセージの送受
信が成功の場合は機器がプリンタMIBをサポートして
いると判断し(ステップ6803)、SNMP Get-Requestメ
ッセージの送受信が失敗の場合は機器がプリンタMIB
を非サポートであると判断し(ステップ6804)、オー
トディスカバリモジュール1113にプリンタMIBサ
ポート状況の情報を返す。ステップ6803あるいはス
テップ6804の終了後、ステップ6801から処理を
繰り返す。
【0101】図69は本実施形態のオートディスカバリ
モジュール1113がATテーブル1122を作成する
処理を示すフローチャートである。オートディスカバリ
モジュール1113はATテーブル作成要求を待ち(ス
テップ6901)、ATテーブル作成要求として探索す
るネットワークのIPアドレスの範囲を指定されると
(ステップ6902)、指定されたネットワークの範囲に
含まれるすべてのIPアドレスの探索を開始する。未探
索のIPアドレスがあるかどうかチェックし(ステップ
6903)、未探索のIPアドレスがない場合はステッ
プ6901から処理を繰り返し、未探索のIPアドレス
がある場合はIPアドレスを指定して図65(a)に示
したMIBアクセスモジュール1112のMIB2サポ
ート状況チェック処理を実行する(ステップ6904)。
MIBアクセスモジュール1112の返り値からIPア
ドレスで指定された機器がMIB2をサポートしていか
どうかチェックし(ステップ6905)、MIB2をサポ
ートしている場合はipNetMediaPhysAddressをキーに図
64に示したSNMP Get-Nextメッセージ送受信処理を実
行し(ステップ6906)、ipNetToMediaNetAddressをキ
ーに図64に示したSNMP Get-Nextメッセージ送受信処
理を実行する(ステップ6907)。
【0102】機器がMIB2をサポートしていない場合
はステップ6903から処理を繰り返す。ステップ69
07の終了後、ステップ6906とステップ6907の
SNMPGet-Nextメッセージ送受信処理が2回とも成功した
かどうかチェックし(ステップ6908)、2回とも成功
した場合はATテーブル1122のIP Address項目にip
NetToMediaNetAddressの値を、Mac Address項目にipNet
MediaPhysAddressの値を設定したエントリをATテーブ
ル1122に追加する(ステップ6909)。SNMP Get-N
extメッセージ送受信処理の失敗があった場合、あるい
はステップ6909の終了後、ステップ6903から処
理を繰り返す。
【0103】図70は、本実施形態のオートディスカバ
リモジュール1113がTIテーブル1123を作成す
る処理を示すフローチャートである。オートディスカバ
リモジュール1113はTIテーブル作成要求を待ち
(ステップ7001)、TIテーブル作成要求として探索
するネットワークのIPアドレスの範囲を指定されると
(ステップ7002)、指定されたネットワークの範囲に
含まれるすべてのIPアドレスの探索を開始する。未探
索のIPアドレスがあるかどうかチェックし(ステップ
7003)、未探索のIPアドレスがない場合はステッ
プ7001から処理を繰り返し、未探索のIPアドレス
がある場合はIPアドレスを指定して図71に示すTI
テーブルの各項目の値を取得する処理を実行する(ステ
ップ7004)。ステップ70004の終了後、TIテ
ーブル1123に新規エントリを追加し(ステップ70
05)、ステップ7003から処理を繰り返す。
【0104】図71は、本実施形態のオートディスカバ
リモジュール1113がTIテーブル1123の作成時
にTIテーブル1123の各項目の値を取得する処理を
示すフローチャートである。オートディスカバリモジュ
ール1113はTIテーブル1123の各項目の値を取
得要求を待ち(ステップ7101)、TIテーブル112
3の各項目の値を取得要求として探索するIPアドレス
を受信すると(ステップ7102)、IPアドレスをキー
にATテーブル1122のIP Addressを検索し、取得し
たエントリのMac Address項目の値をTIテーブル11
23のMac Address項目に設定する(ステップ710
3)。次に、IPアドレスをキーに機器のホスト名を解
決し、TIテーブル1123のHost Name項目にホスト
名を設定する(ステップ7104)。次に、IPアドレス
をキーに図63に示した稼動状況チェック処理を実行し
(ステップ7105)、TIテーブル1123のalive項
目に稼動状況チェック処理の返り値を設定する。次に、
図65(a)に示したMIB2サポート状況チェック処
理を実行し(ステップ7106)、TIテーブル1123
のMIB2項目にMIB2サポート状況チェック処理の返
り値を設定する。
【0105】次に、図65(b)に示したIPフォワー
ディング機能チェック処理を実行し(ステップ710
7)、TIテーブル1123のforwarding項目にIPフ
ォワーディング機能チェック処理の返り値を設定する。
次に、図66に示したブリッジMIBサポート状況チェ
ック処理を実行し(ステップ7108)、TIテーブル1
123のbridge項目にブリッジMIBサポート状況チェ
ック処理の返り値を設定する。次に、図67に示したリ
ピータMIBサポート状況チェック処理を実行し(ステ
ップ7109)、TIテーブル1123のrepeater項目
にリピータMIBサポート状況チェック処理の返り値を
設定する。次に、図68に示したプリンタMIBサポー
ト状況チェック処理を実行し(ステップ7110)、TI
テーブル1123のprinter項目にプリンタMIBサポ
ート状況チェック処理の返り値を設定する。次に、図7
2に示す機器タイプ認識処理を実行し(ステップ711
1)、TIテーブル1123のtype項目に機器タイプ認
識処理の返り値を設定する。ステップ7111の終了
後、ステップ7101から処理を繰り返す。
【0106】図72は、本実施形態のオートディスカバ
リモジュール1113がTIテーブル1123の作成時
に機器タイプを認識する処理を示すフローチャートであ
る。オートディスカバリモジュール1113は、機器タ
イプの認識要求を待ち(ステップ7201)、機器タイプ
の認識要求としてTIテーブル1123の該当するエン
トリのforwarding項目、bridge項目、repeater項目、pr
inter項目の値を受信する(ステップ7202)と、forwa
rding項目の値が“1”(True)かどうかチェックする(ス
テップ7203)。forwarding項目の値が“1”(True)
の場合は、bridge項目の値が“1”(True)かどうかチェ
ックする(ステップ7204)。forwarding項目の値が
“1”(True)で、bridge項目の値が“1”(True)の場合
は機器をルータと認識する(ステップ7205)。forwar
ding項目の値が“1”(True)で、bridge項目の値が
“0”(False)の場合は機器をスイッチングハブと認識
する(ステップ7206)。ステップ7203でforwardi
ng項目の値が“0”(False)の場合は、bridge項目の値
が“1”(True)かどうかチェックする(ステップ720
7)。bridge項目の値が“1”(True)の場合は、repeate
r項目の値が“1”(True)かどうかチェックする(ステッ
プ7208)。forwarding項目の値が“0”(False)で、
bridge項目の値が“1”(True)でrepeater項目の値が
“1”(True)の場合は機器をスイッチングハブと認識す
る(ステップ7206)。
【0107】forwarding項目の値が“0”(True)でbrid
ge項目の値が“1”(True)でrepeater項目の値が“0”
(False)の場合は機器をブリッジと認識する(ステップ7
209)。ステップ7207でbridge項目の値が“0”
(False)の場合はrepeater項目の値が“1”(True)かど
うかチェックする(ステップ7210)。forwarding項目
の値が“0”(False)でbridge項目の値が“0”(False)
でrepeater項目の値が“1”(True)の場合は機器をイン
テリジェントハブと認識する(ステップ7211)。ステ
ップ7210でrepeater項目の値が“0”(False)の場
合はprinter項目の値が“1”(True)かどうかチェック
する(ステップ7212)。forwarding項目の値が“0”
(False)でbridge項目の値が“0”(False)でrepeater項
目の値が“0”(False)でprinter項目の値が“1”(Tru
e)の場合は機器をプリンタと認識する(ステップ721
3)。forwarding項目の値が“0”(False)でbridge項目
の値が“0”(False)でrepeater項目の値が“0”(Fals
e)でprinter項目の値が“0”(False)の場合は機器を端
末装置と認識する(ステップ7214)。ステップ720
5、ステップ7206、ステップ7209、ステップ7
211、ステップ7213、ステップ7214の任意の
ステップ終了後、ステップ7201から処理を繰り返
す。
【0108】図73は本実施形態のオートディスカバリ
モジュール1113がPFテーブル1124を作成する
処理を示すフローチャートである。オートディスカバリ
モジュール1113はPFテーブル1124の作成要求
を待ち(ステップ7301)、PFテーブル1124の作
成要求を受信する(ステップ7302)と、TIテーブル
1123のすべてのエントリの検索を開始する。TIテ
ーブル1123に未探索のエントリがあるかどうかチェ
ックし(ステップ7303)、TIテーブル1123に未
探索のエントリがない場合はステップ7301から処理
を繰り返し、TIテーブル1123に未探索のエントリ
がある場合はTIテーブル1123の該当するエントリ
のbridge項目の値が“1”(True)かどうかチェックする
(ステップ7304)。bridge項目の値が“1”(True)の
場合は図74に示すブリッジMIBサポート機器に対す
る処理を実行する(ステップ7305)。bridge項目の値
が“0”(False)の場合は、TIテーブル1123の該
当するエントリのrepeater項目の値が“1”(True)かど
うかチェックする(ステップ7306)。
【0109】repeater項目の値が“1”(True)の場合は
図75に示すリピータMIBサポート機器に対する処理
を実行する(ステップ7307)。bridge項目の値が
“0”(False)の場合はTIテーブル1123の該当す
るエントリのMIB2項目の値が“1"(True)かどうかチ
ェックする(ステップ7308)。MIB2項目の値が”
1"(True)の場合は図76に示すインターフェースMI
Bサポート機器に対する処理を実行する(ステップ73
09)。MIB2項目の値が“0”(False)の場合はステ
ップ7303から処理を繰り返す。ステップ7305、
ステップ7307、ステップ7309の任意のステップ
終了後、ステップ7303から処理を繰り返す。
【0110】図74は本実施形態のオートディスカバリ
モジュール1113がPFテーブル1124の作成時に
ブリッジMIBサポート機器に対して実行する処理を示
すフローチャートである。オートディスカバリモジュー
ル1113はブリッジMIBサポート機器に対する処理
要求を待ち(ステップ7401)、ブリッジMIBサポー
ト機器に対する処理要求としてTIテーブル1123の
IP Address項目の値を受信し、PFテーブル1124の
Source IP Address項目に設定する(ステップ7402)
と、IP Address項目の値をキーにATテーブル1122
のIP Address項目を検索し、ヒットしたエントリのMac
Address項目の値をPFテーブル1124のSource Mac
Address項目に設定する(ステップ7403)。次に、I
Pアドレスで指定された機器に対して未探索フォワーデ
ィング情報があるかどうかチェック (SNMP Get-Nextメ
ッセージ送受信がエラーになるまで処理を実行)し(ステ
ップ7404)、未探索フォワーディング情報がない場
合はステップ7401から処理を繰り返す。未探索フォ
ワーディング情報がある場合はオブジェクト名としてdo
t1dTpFdbAddressを指定し、図64に示したフローでSNM
P Get-Nextメッセージの送受信処理を実行し、返り値を
PFテーブル1124のDestination Mac Address項目
に設定する(ステップ7405)。
【0111】同様に、オブジェクト名としてdot1dTpFdb
Portを指定し、図64に示すフローでSNMP Get-Nextメ
ッセージの送受信処理を実行し、返り値をPFテーブル
1124のSource Port項目に設定する(ステップ740
6)。次に、設定したDestination Mac Address項目の値
をキーにATテーブル1122のMac Address項目を検
索し、ヒットしたエントリのIP Address項目の値をPF
テーブル1124のDestination IP Address項目に設定
する(ステップ7407)。最後に、PFテーブル112
4に新規エントリを追加し(ステップ7408)、ステッ
プ7404から処理を繰り返す。
【0112】図75は、本実施形態のオートディスカバ
リモジュール1113がPFテーブル1124の作成時
にリピータMIBサポート機器に対して実行する処理を
示すフローチャートである。オートディスカバリモジュ
ール1113は、リピータMIBサポート機器に対する
処理要求を待ち(ステップ7501)、リピータMIBサ
ポート機器に対する処理要求としてTIテーブル112
3のIP Address項目の値を受信し、PFテーブル112
4のSource IP Address項目に設定する(ステップ750
2)と、IP Address項目の値をキーにATテーブル11
22のIP Address項目を検索し、ヒットしたエントリの
Mac Address項目の値をPFテーブル1124のSource
Mac Address項目に設定する(ステップ7503)。次
に、SNMP Get-Nextメッセージ送受信のアクセス回数に
あらかじめ閾値を設定しておき、アクセス回数が閾値を
超えているかどうかチェックし(ステップ7504)、ア
クセス回数が閾値を超えている場合は図77に示すフォ
ワーディング情報予測処理を実行する(ステップ750
9)。アクセス回数が閾値を超えない場合はrptrAddrTra
ckLastSourceAddrChangesを指定して図64に示したSNM
P Get-Nextメッセージ送受信処理を実行する(ステップ
7505)。
【0113】ステップ7505の終了後、SNMP Get-Nex
tメッセージ送受信処理の返り値であるrptrAddrTrackLa
stSourceAddrChangesの値を記憶しておき、前回アクセ
ス時と値の比較を行い、オブジェクトの値に変更がある
かどうかチェックする(ステップ7506)。オブジェク
トの値に変更がない場合は処理を一時停止(Sleep処理)
し(ステップ7507)、アクセス回数が閾値を超えるま
でステップ7504から処理を繰り返す。ステップ75
06でオブジェクトの値に変更がある場合は、現在実行
中のスレッドとは別のスレッドを作成し、作成したスレ
ッド内で図76に示すフォワーディング情報学習処理を
開始する(ステップ7508)。ステップ7508、ステ
ップ7509の任意のステップ終了後、ステップ750
1から処理を繰り返す。フォワーディング情報学習処理
は、リピータMIBの仕様がRFCに準拠した機器に対
し、一定間隔でリピータMIBにアクセスして情報を収
集する処理であり、フォワーディング情報予測処理はリ
ピータMIBの仕様がRFCに準拠していない機器に対
し、インタフェースMIBを利用してフォワーディング
情報を検出する処理である。
【0114】図76は、オートディスカバリモジュール
1113がPFテーブル1124の作成時にフォワーデ
ィング情報を学習する処理を示すフローチャートであ
る。オートディスカバリモジュール1113は、フォワ
ーディング情報学習処理要求を待ち(ステップ760
1)、フォワーディング情報学習処理要求としてTIテ
ーブル1123のIP Address項目の値を受信し、PFテ
ーブル1124のSourceIP Address項目に設定する(ス
テップ7602)と、IPアドレスで指定された機器の
全ポートの探索が終了しているかどうかチェックする
(ステップ7603)。全ポートの探索が終了している場
合は、ステップ7601から処理を繰り返し、全ポート
の探索が終了していない場合はrptrAddrTrackLastSourc
eAddressをキーに指定して図64に示したSNMP Get-Nex
tメッセージ送受信処理を実行し、SNMP Get-Nextメッセ
ージ送受信処理の返り値をPFテーブル1124のDest
ination Mac Address項目に設定する(ステップ760
4)。
【0115】次に、設定したDestination Mac Address
項目の値が既に検出済みであるかチェックし(ステップ
7605)、検出済みである場合はステップ7603か
ら処理を繰り返し、検出済みでない場合はrptrAddrTrac
kPortIndexをキーに指定して図64に示したSNMP Get-
Nextメッセージ送受信処理を実行し、返り値をPFテー
ブル1124のSource Port項目に設定する(ステップ7
606)。
【0116】次に、設定したDestination Mac Address
項目の値をキーにATテーブル1122のMac Address
項目を検索し、ヒットしたエントリのIP Address項目の
値をPFテーブル1124のDestination IP Address項
目に設定する(ステップ7607)。最後に、PFテーブ
ル1124に新規エントリを追加し(ステップ760
8)、ステップ7603から処理を繰り返す。
【0117】図77は、オートディスカバリモジュール
1113がPFテーブル1124の作成時にフォワーデ
ィング情報を予測する処理を示すフローチャートであ
る。オートディスカバリモジュール1113は、フォワ
ーディング情報予測処理要求を待ち(ステップ770
1)、フォワーディング情報予測処理要求としてTIテ
ーブル1123のIP Address項目の値を受信し、PFテ
ーブル1124のSourceIP Address項目に設定する(ス
テップ7702)と、IPアドレスで指定された機器の
全ポートの探索が終了しているかどうかチェックする
(ステップ7703)。全ポートの探索が終了している場
合は、ステップ7701から処理を繰り返し、全ポート
の探索が終了していない場合はrptrAddrTrackLastSourc
eAddressをキーに指定して図64に示したNMP Get-Next
メッセージ送受信処理を実行し、SNMPGet-Nextメッセー
ジ送受信処理の返り値をPFテーブル1124のDestin
ationMac Address項目に設定する(ステップ7704)。
rptrAddrTrackPortIndexをキーに指定して図64に示し
たSNMP Get-Nextメッセージ送受信処理を実行し、返り
値をPFテーブル1124のSource Port項目に設定す
る(ステップ7705)。
【0118】次に、設定したDestination Mac Address
項目の値をキーにATテーブルのMacAddress項目を検索
し、ヒットしたエントリのIP Address項目の値をPFテ
ーブル1124のDestination IP Address項目に設定す
る(ステップ7706)。次に、PFテーブル1124に
新規エントリを追加する(ステップ7707)。PFテー
ブル1124に1件のエントリを追加後、rptrAddrTrack
LastSourceAddrChangesをキーに指定して図64に示し
たSNMP Get-Nextメッセージ送受信処理を実行し(ステッ
プ7708)、SNMP Get-Nextメッセージ送受信処理の返
り値であるrptrAddrTrackLastSourceAddrChangesの値が
“1”より大きいかチェックする(ステップ7709)。
rptrAddrTrackLastSourceAddrChangesの値が“1”より
大きい場合はPFテーブル1124に残りのエントリを
追加するためにMIB2(interfaces MIB)サポート機
器に対して実行する処理を実行し(ステップ7710)、
rptrAddrTrackLastSourceAddrChangesの値が“1”以下
の場合はステップ7703から処理を繰り返す。ステッ
プ7710の終了後も同様にステップ7703から処理
を繰り返す。
【0119】図78は、オートディスカバリモジュール
1113がPFテーブル1124の作成時にMIB2(in
terfaces MIB)サポート機器に対して実行する処理を示
すフローチャートである。オートディスカバリモジュー
ル1113、はMIB2(interfaces MIB)サポート機器
に対して実行する処理要求を待ち(ステップ7801)、
MIB2サポート機器に対して実行する処理要求として
TIテーブル1123のIP Address項目の値を受信し、
PFテーブル1124のSource IP Address項目に設定
する(ステップ7802)と、図79に示す管理者端末の
接続ポート検出処理を実行する(ステップ7803)。次
に、図80に示す管理者端末以外の機器の接続ポート検
出処理を実行する(ステップ7804)。最後に、PFテ
ーブル1124に新規エントリを追加し(ステップ78
05)、ステップ7801から処理を繰り返す。
【0120】図79は、オートディスカバリモジュール
1113がPFテーブル1124の作成時に管理者端末
71の接続ポートを検出する処理を示すフローチャート
である。オートディスカバリモジュール1113は管理
者端末71の接続ポートを検出処理要求を待ち(ステッ
プ7901)、管理者端末71の接続ポートを検出処理
要求としてネットワーク中継装置のIPアドレス値を受
信する(ステップ7902)と、IPアドレスで指定され
たネットワーク中継装置の全ポートの探索が終了してい
るかどうかチェックする(ステップ7903)。全ポート
の探索が終了している場合は配列alive[ポート番号]の
値が“0”(False)であるポート番号を返す(ステップ7
906)。全ポートの探索が終了していない場合はifAdm
inStatusをキーに、値を“0”(False)と指定して図6
4に示したSNMP Set-Requestメッセージ送受信処理を実
行し、SNMP管理プロトコルを利用して該当するポー
トを塞ぐ(ステップ7904)。IPアドレスで指定され
たネットワーク中継装置を指定して図63に示したIC
MPエコーリクエストの送受信処理を実行し、返り値が
“1"(True)の場合は、alive[ポート番号]変数に“1”
を設定し、返り値が“0”(False)の場合はalive[ポー
ト番号]変数にを設定する(ステップ7905)。ただ
し、alive[ポート番号]の初期値は“0”(False)とす
る。ステップ7905の終了後、ステップ7903から
処理を繰り返す。ステップ7906の終了後、ステップ
7901から処理を繰り返す。管理者端末71が接続し
ているポート以外のポートを塞いだ場合は、管理者端末
71からネットワーク中継装置へのICMPエコーリク
エスト送受信処理が成功するが、管理者端末71が接続
しているポート塞いだ場合は管理者端末71からネット
ワーク中継装置へのICMPエコーリクエスト送受信処
理の応答が返らないことを利用している。
【0121】図80は、オートディスカバリモジュール
1113がPFテーブル1124の作成時に管理者端末
以外の機器の接続ポートを検出する処理を示すフローチ
ャートである。オートディスカバリモジュール1113
は、管理者端末71以外の機器の接続ポート検出処理要
求を待ち(ステップ8001)、管理者端末71以外の機
器の接続ポート検出処理要求としてネットワーク中継装
置のIPアドレス値と管理者端末71が接続しているネ
ットワーク中継装置上のポート番号を受信する(ステッ
プ8002)と、TIテーブル1123の探索を開始
し、未探索の機器があるかチェックする(ステップ80
03)。未探索の機器がある場合には、TIテーブル1
123のエントリのalive項目の値をpre_alive変数に設
定し(ステップ8004)、未探索の機器がない場合には
ステップ8001から処理を繰り返す。
【0122】ステップ8004の終了後、IPアドレス
で指定されたネットワーク中継装置の全ポートの探索が
終了しているかどうかチェックする(ステップ800
5)。全ポートの探索が終了している場合はpre_alive変
数が“1”(True)でかつalive[ポート番号]が“0”(Fa
lse)となるポート番号が存在するかチェックする(ステ
ップ8008)。全ポートの探索が終了していない場合
はifAdminStatusをキーに、値を“0”(False)と指定し
て図64に示したSNMP Set-Requestメッセージ送受信処
理を実行し、SNMP管理プロトコルを利用して該当す
るポートを塞ぎ(ステップ8006)、IPアドレスで指
定されたネットワーク中継装置を指定して図63に示し
たICMPエコーリクエストの送受信処理を実行し、返
り値が“1”(True)の場合はalive[ポート番号]変数に
“1”を設定し、返り値が“0”(False)の場合はalive
[ポート番号]変数に“0”を設定する(ステップ800
7)。ただしalive[ポート番号]の初期値は“0”(Fals
e)とする。
【0123】ステップ8007の終了後、ステップ80
05から処理を繰り返す。ステップ8008の終了後、
条件を満たすポートが見つからない場合は、管理者端末
71の接続ポート番号を返し(ステップ8009)、条件
を満たすポートが見つかった場合はalive[ポート番号]
変数が“0”(False)となるポート番号を返す(ステップ
8010)。ステップ8009、ステップ8010の任
意のステップ終了後、ステップ8001から処理を繰り
返す。ネットワーク中継装置の特定のポートを塞ぐこと
で、任意の機器へのICMPエコーリクエストの応答が
受信できなくなる場合、該当するポートが接続ポートと
なる。
【0124】図81は、オートディスカバリモジュール
1113がTSテーブル1125を作成する処理を示す
フローチャートである。オートディスカバリモジュール
1113はPFテーブル1124の作成要求を待ち(ス
テップ8101)、PFテーブル1124の作成要求を
受信すると(ステップ8102)、図82に示すRoot装置
決定処理を実行し、Root装置のIPアドレスをRoot変数
に設定し、Unitsリスト変数の全項目を削除して初期化
する(ステップ8103)。次に、図83に示すネットワ
ーク中継装置間の接続の決定処理を実行する(ステップ
8104)。次に、図114に示すネットワーク中継装
置と端末装置の接続の決定処理を実行する(ステップ8
105)。最後に、図115に示すインタフェースMI
B評価処理を実行し(ステップ8106)、ステップ81
01から処理を繰り返す。
【0125】図82は、オートディスカバリモジュール
1113がTSテーブル1125の作成時にRoot装置を
決定する処理を示すフローチャートである。オートディ
スカバリモジュール1113はRoot装置決定処理要求を
待ち(ステップ8201)、Root装置決定処理要求を受信
すると(ステップ8202)、TIテーブル1123の探
索を開始し、未探索の機器があるかチェックする(ステ
ップ8203)。未探索の機器がない場合には、ステッ
プ8201から処理を繰り返す。未探索の機器がある場
合には、TIテーブル1123の該当するエントリのty
pe項目の値がR(Routerを示す識別子)かチェックし(ステ
ップ8204)、type項目の値がR以外の場合にはステッ
プ8203から処理を繰り返す。type項目の値がRの場
合にはRoot変数にルータのIPアドレスを追加する(ス
テップ8205)。最後に、図103示すTSテーブル
1125に対するRootエントリ追加処理を実行する(ス
テップ8206)。ステップ8206の終了後、ステッ
プ8201から処理を繰り返す。
【0126】図83は、オートディスカバリモジュール
1113がTSテーブル1125の作成時にネットワー
ク中継装置間の接続を決定する処理を示すフローチャー
トである。オートディスカバリモジュール1113はネ
ットワーク中継装置間の接続を決定処理要求を待ち(ス
テップ8301)、ネットワーク中継装置間の接続の決
定処理要求を受信すると(ステップ8302)、Unitsリ
スト変数にPFテーブル1124の全エントリのSource
IP Address項目の値の内で、Root変数と同一のものを
除くすべての値を追加する(ステップ8303)。次に、
Unitsリスト変数の要素の中から任意の2つの要素の組
合せの集合を選択し、未探索の組合せ(Unit1変数、Unit
2変数に設定)があるかチェックする(ステップ830
4)。未探索の組合せがある場合は図84に示す接続モ
デルの決定処理を実行し(ステップ8305)、図102
に示すTSテーブル1125に対するエントリの追加処
理を実行(ステップ8306)した後でステップ8304
から処理を繰り返す。接続モデルの決定処理では図22
〜図45に示した形式でUnit1とUnit2に関する接続モデ
ルを決定する。TSテーブル1125に対するエントリ
の追加処理では、決定した接続モデルごと決まったフォ
ーマットでTSテーブル1125にエントリを格納して
いる。ステップ8304で未探索の組合せがない場合は
図107に示す親子関係の決定処理を実行し(ステップ
8307)、ステップ8301から処理を繰り返す。親
子関係の決定処理では、TSテーブル1125に親子関
係がある機器同士のエントリだけを抽出し、TSテーブ
ル1123の最終形を決定する。
【0127】図84はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時の接続モデ
ルの決定処理を示すフローチャートである。オートディ
スカバリモジュール1113は接続モデルの決定処理要
求を待ち(ステップ8401)、接続モデルの決定処理要
求を受信すると(ステップ8402)、図85に示す方法
でIPアドレスがUnit1変数に等しい機器に関するネッ
トワーク機器の分類処理を実行する(ステップ840
3)。同様にして、図85に示す方法でIPアドレスがU
nit2変数に等しい機器に関するネットワーク機器の分類
処理を実行する(ステップ8404)。ネットワーク機器
の分類処理では図21に示した分類を決定する。最後に
接続検出条件チェック処理を実行(ステップ8405)
後、ステップ8401から処理を繰り返す。接続検出条
件チェック処理では図46に示した接続検出条件のチェ
ックを実行する。
【0128】図85は、オートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時のネット
ワーク機器の分類処理を示すフローチャートである。オ
ートディスカバリモジュール1113はネットワーク機
器の分類処理要求を待ち(ステップ8501)、ネットワ
ーク機器の分類処理要求を受信すると(ステップ850
2)、PFテーブル1124のすべてのエントリの中か
らSource IP Address項目の値がUnit1もしくは Unit2に
等しく、Destination IP Address項目の値がRoot変数値
に等しいエントリを検索する(ステップ8503)。検索
したエントリが存在するかチェックする(ステップ85
04)。ステップ8504で検索したエントリが存在す
る場合、Unitsリスト変数に含まれるすべてネットワー
ク中継装置のエントリを順番にTarget変数に設定し、Ta
rget変数が未検索のものであるかどうかチェックする
(ステップ8505)。
【0129】ステップ8504で検索したエントリが存
在しない場合は、ステップ8503でSource IP Addres
s項目の値がUnit1に等しい場合はCategory1変数にSFを
設定し、ステップ8503でSource IP Address項目の
値がUnit2に等しい場合はCategory2変数にSFを設定す
る。ステップ8505でTarget変数が未検索の場合はP
Fテーブル1124のすべてのエントリの中からSource
IP Address項目の値がUnit1もしくはUnit2でDestinati
on IP Address項目の値がTarget変数に等しいエントリ
を検索する(ステップ8506)。ステップ8505で未
検索のTarget変数が存在しない場合はステップ8501
から繰り返す。次に、ステップ8506の検索項目があ
るかチェックする(ステップ8507)。ステップ850
7の検索項目がある場合は、ステップ8503でSource
IP Address項目の値がUnit1に等しい場合はCategory1
変数にCFを設定し、ステップ8503でSource IP Addr
ess項目の値がUnit2に等しい場合はCategory2変数にCF
を設定する。ステップ8507の検索項目がない場合
は、ステップ8503でSource IP Address項目の値がU
nit1に等しい場合はCategory1変数にCFを設定し、ステ
ップ8503でSource IP Address項目の値がUnit2に等
しい場合はCategory2変数にCFを設定する。Unitsリスト
変数に含まれるすべての機器への接続情報がある場合は
CFが設定され、1台でも接続情報が含まれていない場合
はIFが設定される。
【0130】図86はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時の接続検出
条件のチェック処理を示すフローチャートである。オー
トディスカバリモジュール1113は接続検出条件のチ
ェック処理要求を待ち(ステップ8601)、接続検出条
件のチェック処理要求として、2台のネットワーク機器
のIPアドレスを格納したUnit1変数、Unit2変数と2台の
ネットワーク機器の分類を格納したCategory1変数、Cat
egory2変数を受信すると(ステップ8602)、Category
1変数がCFに等しく、Category2変数がCFに等しいかチェ
ックする(ステップ8603)。ステップ8603でCate
gory1変数がCFに等しく、Category2変数がCFに等しい場
合は、図87に示す集合(R, CF, CF)の接続検出条件チ
ェック処理を実行し(ステップ8604)、ステップ86
01から繰り返す。ステップ8602でCategory1変数
がCFに等しく、Category2変数がCFに等しいという条件
を満たしていない場合は、Category1変数がCFに等し
く、Category2変数がIFに等しい、もしくはCategory1変
数がIFに等しく、Category2変数がCFに等しいかチェッ
クする(ステップ8605)。ステップ8605でCatego
ry1変数がCFに等しく、Category2変数がIFに等しい、も
しくはCategory1変数がIFに等しく、Category2変数がCF
に等しい場合は、図88に示す集合(R, CF, IF)の接続
検出条件チェック処理を実行し(ステップ8606)、ス
テップ8601から繰り返す。
【0131】ステップ8605でCategory1変数がCFに
等しく、Category2変数がIFに等しい、もしくはCategor
y1変数がIFに等しく、Category2変数がCFに等しいとい
う条件を満たしていない場合は、Category1変数がCFに
等しく、Category2変数がSFに等しい、もしくはCategor
y1変数がSFに等しく、Category2変数がCFに等しいかチ
ェックする(ステップ8607)。ステップ8607でCa
tegory1変数がCFに等しく、Category2変数がSFに等し
い、もしくはCategory1変数がSFに等しく、Category2変
数がCFに等しい場合は、図91に示す集合(R, CF, SF)
の接続検出条件チェック処理を実行し(ステップ860
8)、ステップ8601から繰り返す。ステップ860
7でCategory1変数がCFに等しく、Category2変数がSFに
等しい、もしくはCategory1変数がSFに等しく、Categor
y2変数がCFに等しいという条件を満たしていない場合
は、Category1変数がIFに等しく、Category2変数がIFに
等しいかチェックする(ステップ8609)。ステップ8
609でCategory1変数がIFに等しく、Category2変数が
IFに等しい場合は、図94に示す集合(R, IF, IF)の接
続検出条件チェック処理を実行し(ステップ8610)、
ステップ8601から繰り返す。ステップ8609でCa
tegory1変数がIFに等しく、Category2変数がIFに等しい
という条件を満たしていない場合は、Category1変数がI
Fに等しく、Category2変数がSFに等しい、もしくはCate
gory1変数がSFに等しく、Category2変数がIFに等しいか
チェックする(ステップ8611)。
【0132】ステップ8611でCategory1変数がIFに
等しく、Category2変数がSFに等しい、もしくはCategor
y1変数がSFに等しく、Category2変数がIFに等しい場合
は、図96に示す集合(R, IF, SF)の接続検出条件チェ
ック処理を実行し(ステップ8612)、ステップ860
1から繰り返す。ステップ8611でCategory1変数がI
Fに等しく、Category2変数がSFに等しい、もしくはCate
gory1変数がSFに等しく、Category2変数がIFに等しいと
いう条件を満たしていない場合は、Category1変数がSF
に等しく、Category2変数がSFに等しいかチェックする
(ステップ8613)。ステップ8613でCategory1変
数がSFに等しく、Category2変数がSFに等しい場合は、
図101に示す集合(R, SF, SF)の接続検出条件チェッ
ク処理を実行し(ステップ8614)、ステップ8601
から繰り返す。ステップ8613でCategory1変数がSF
に等しく、Category2変数がSFに等しいという条件を満
たしていない場合は、ステップ8601から繰り返す。
【0133】図87は、オートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時の集合
(R, CF, CF)の接続条件チェック処理を示すフローチャ
ートである。オートディスカバリモジュール1113は
集合(R, CF, CF)の接続条件チェック処理要求を待ち(ス
テップ8701)、集合(R, CF, CF)の接続条件チェック
処理要求を受信すると(ステップ8702)、PFテーブ
ル1124のすべてのエントリの中からSource IP Addr
ess項目の値がCF1変数(Unit1変数と等しい)でDestinati
on IP Address項目の値がRoot変数に等しいエントリを
検索し、該当するエントリのSource Port項目の値をCF1
R変数に設定する(ステップ8703)。同様にして、P
Fテーブル1124のすべてのエントリの中からSource
IP Address項目の値がCF2変数(Unit2変数と等しい)でD
estination IP Address項目の値がRoot変数に等しいエ
ントリを検索し、該当するエントリのSource Port項目
の値をCF2R変数に設定する(ステップ8704)。また、
PFテーブル1124のすべてのエントリの中からSour
ce IP Address項目の値がCF1変数(Unit1変数と等しい)
でDestination IP Address項目の値がCF2変数(Unit2変
数と等しい)に等しいエントリを検索し、該当するエン
トリのSource Port項目の値をCF1CF2変数に設定する(ス
テップ8705)。
【0134】同様にして、PFテーブル1124のすべ
てのエントリの中からSource IP Address項目の値がCF2
変数(Unit2変数と等しい)でDestination IP Address項
目の値がCF1変数(Unit1変数と等しい)に等しいエントリ
を検索し、該当するエントリのSource Port項目の値をC
F2CF1変数に設定する(ステップ8706)。CF1R変数の
値とCF1CF2の値を比較し(ステップ8707)、CF1から
見て、RとCF2が別ポートに接続しているかチェックする
(CF2R変数とCF2CF1変数を比較することも可能)。ステッ
プ8707でCF1R変数の値とCF1CF2の値が等しい場合
は、Paddr変数にCF2変数の値、Caddr変数にCF1変数の
値、Pport変数にCF2CF1変数の値、Cport変数にCF1CF2変
数の値、Model変数にR-CF-CFを設定し(ステップ870
8)、ステップ8701から繰り返す。ステップ870
7でCF1R変数の値とCF1CF2の値が等しくない場合は、Pa
ddr変数にCF1変数の値、Caddr変数にCF2変数の値、Ppor
t変数にCF1CF2変数の値、Cport変数にCF2CF1変数の値、
Model変数にR-CF-CFを設定し(ステップ8709)、ステ
ップ8701から繰り返す。図46のR-CF-CFモデルで
は接続検出条件がないことから、図87は図22に示し
た方法で接続関係を検出する。
【0135】図88はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時の集合(R,
CF, IF)の接続条件チェック処理を示すフローチャート
である。オートディスカバリモジュール1113は集合
(R, CF, IF)の接続条件チェック処理要求を待ち(ステッ
プ8801)、集合(R, CF, IF)の接続条件チェック処理
要求を受信すると(ステップ8802)、PFテーブル1
124のすべてのエントリの中からSource IP Address
項目の値がCF変数(Unit1変数とUnit2変数の内でCFと認
識された機器)でDestination IP Address項目の値がRoo
t変数に等しいエントリを検索し、該当するエントリのS
ource Port項目の値をCFR変数に設定する(ステップ88
03)。同様にして、PFテーブル1124のすべての
エントリの中からSource IP Address項目の値がCF変数
(Unit1変数とUnit2変数の内でCFと認識された機器)でDe
stination IP Address項目の値がIF変数(Unit1変数とUn
it2変数の内でIFと認識された機器)に等しいエントリを
検索し、該当するエントリのSource Port項目の値をCFI
F変数に設定する(ステップ8804)。CFR変数の値とCF
IF値を比較し(ステップ8805)、CFから見て、RとIF
が別ポートに接続しているかチェックする。ステップ8
805でCFR変数の値とCFIFの値が等しい場合は、Paddr
変数にIF変数の値、Caddr変数にCF変数の値、Model変数
にR-IF-CFを設定し、図89に示すR-IF-CFモデルの接続
検出条件チェック処理を実行し(ステップ8806)、ス
テップ8801から繰り返す。ステップ8805でCFR
変数の値とCFIFの値が等しくない場合は、Paddr変数にC
F変数の値、Caddr変数にIF変数の値、Model変数にR-CF-
IFを設定し、図90に示すR-CF-IFモデルの接続検出条
件チェック処理を実行し(ステップ8807)、ステップ
8801から繰り返す。
【0136】図89はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時のR-IF-CF
モデルの接続条件チェック処理を示すフローチャートで
ある。オートディスカバリモジュール1113はR-IF-C
Fモデルの接続条件チェック処理要求を待ち(ステップ8
901)、R-IF-CFモデルの接続条件チェック処理要求を
受信すると(ステップ8902)、PFテーブル1124
のすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がCF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図88でCF
と認識された機器)でDestination IP Address項目の値
がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図88でIFと
認識された機器)に等しいエントリを検索し、該当する
エントリのSource Port項目の値をCFIF変数に設定する
(ステップ8903)。
【0137】同様にして、PFテーブル1124におけ
るすべてのエントリの中からSourceIP Address項目の値
がCF変数(Unit1変数とUnit2変数の内でCFと認識された
機器)でSource Port項目の値がCFIF変数と異なるエント
リを検索し、該当するエントリのDestination IP Addre
ss項目の値をTarget変数に設定する(ステップ890
4)。ステップ8904のTarget変数を順番にすべて取
得し、Target変数の値がNULL値に等しくないかチェック
する(ステップ8905)。ステップ8905でTarget変
数がNULL値に等しくない場合は、PFテーブル1124
のすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図88でIF
と認識された機器)でDestination IP Address項目の値
がTarget変数に等しいエントリを検索し、該当するエン
トリのSourcePort項目の値をIFT変数に設定する(ステッ
プ8906)。ステップ8905でTarget変数がNULL値
に等しい場合は、Pport変数にNULL値、Cport変数にNULL
値を設定し(ステップ8909)、ステップ8901から
繰り返す。
【0138】ステップ8906で該当するエントリが存
在し、IFT変数の値がNULLに等しくないかチェックし(ス
テップ8907)、ステップ8907でIFT変数の値がNU
LLに等しくない場合は、Pport変数にIFT変数の値、Cpor
t変数にCFIF変数の値を設定し(ステップ8908)、ス
テップ8901から繰り返す。ステップ8907でIFT
変数の値がNULLに等しい場合は、ステップ8904から
繰り返す。図46および図47のR-IF-CFモデルで示し
た接続検出条件に基づいて、図89のフローでは図28
に示した方法で接続関係を検出する。
【0139】図90はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時のR-CF-IF
モデルの接続条件チェック処理を示すフローチャートで
ある。オートディスカバリモジュール1113はR-CF-I
Fモデルの接続条件チェック処理要求を待ち(ステップ9
001)、R-CF-IFモデルの接続条件チェック処理要求を
受信すると(ステップ9002)、PFテーブル1124
のすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がCF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図88でCF
と認識された機器)でDestination IP Address項目の値
がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図88でIFと
認識された機器)に等しいエントリを検索し、該当する
エントリのSource Port項目の値をCFIF変数に設定する
(ステップ9003)。
【0140】同様にして、PFテーブル1124のすべ
てのエントリの中からSource IP Address項目の値がIF
変数(Unit1変数とUnit2変数の内でIFと認識された機器)
でDestination IP Address項目の値がRoot変数に等しい
エントリを検索し、該当するエントリのSource Port項
目の値をIFR変数に設定する(ステップ9004)。最後
に、Pport変数にCFIF変数の値、Cport変数にIFR変数の
値を設定し(ステップ9005)、ステップ9001から
繰り返す。図46及び図47のR-CF-IFモデルでは接続
検出条件がないことから、図90のフローでは図24に
示した方法で接続関係を検出する。
【0141】図91はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時の集合(R,
CF, SF)の接続条件チェック処理を示すフローチャート
である。オートディスカバリモジュール1113は集合
(R, CF, SF)の接続条件チェック処理要求を待ち(ステッ
プ9101)、集合(R, CF, SF)の接続条件チェック処理
要求を受信すると(ステップ9102)、PFテーブル1
124のすべてのエントリの中からSource IP Address
項目の値がCF変数(Unit1変数とUnit2変数の内でCFと認
識された機器)でDestination IP Address項目の値がRoo
t変数に等しいエントリを検索し、該当するエントリのS
ource Port項目の値をCFR変数に設定する(ステップ91
03)。
【0142】同様にして、PFテーブル1124のすべ
てのエントリの中からSource IP Address項目の値がCF
変数(Unit1変数とUnit2変数の内でCFと認識された機器)
でDestination IP Address項目の値がSF変数(Unit1変数
とUnit2変数の内でSFと認識された機器)に等しいエント
リを検索し、該当するエントリのSource Port項目の値
をCFSF変数に設定する(ステップ9104)。CFR変数の
値とCFSF値を比較し(ステップ9105)、CFから見て、
RとSFが別ポートに接続しているかチェックする。ステ
ップ9105でCFR変数の値とCFSFの値が等しい場合
は、Paddr変数にSF変数の値、Caddr変数にCF変数の値、
Model変数にR-SF-CFを設定し、図92に示すR-SF-CFモ
デルの接続検出条件チェック処理を実行し(ステップ9
106)、ステップ9101から繰り返す。ステップ9
105でCFR変数の値とCFSFの値が等しくない場合は、P
addr変数にCF変数の値、Caddr変数にSF変数の値、Model
変数にR-CF-SFを設定し、図93に示すR-CF-SFモデルの
接続検出条件チェック処理を実行し(ステップ910
7)、ステップ9101から繰り返す。
【0143】図92はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時のR-SF-CF
モデルの接続条件チェック処理を示すフローチャートで
ある。オートディスカバリモジュール1113はR-SF-C
Fモデルの接続条件チェック処理要求を待ち(ステップ9
201)、R-SF-CFモデルの接続条件チェック処理要求を
受信すると(ステップ9202)、PFテーブル1124
のすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がCF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図91でCF
と認識された機器)でDestination IP Address項目の値
がSF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図91でSFと
認識された機器)に等しいエントリを検索し、該当する
エントリのSource Port項目の値をCFSF変数に設定する
(ステップ9203)。
【0144】同様にして、PFテーブル1124のすべ
てのエントリの中からSource IP Address項目の値がCF
変数(Unit1変数とUnit2変数の内でCFと認識された機器)
でSource Port項目の値がCFSF変数と異なるエントリを
検索し、該当するエントリのDestination IP Address項
目の値をTarget変数に設定する(ステップ9204)。ス
テップ9204のTarget変数を順番にすべて取得し、Ta
rget変数の値がNULL値に等しくないかチェックする(ス
テップ9205)。ステップ9205でTarget変数がNUL
L値に等しくない場合は、PFテーブル1124におけ
るすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がSF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図91でSF
と認識された機器)でDestination IP Address項目の値
がTarget変数に等しいエントリを検索し、該当するエン
トリのSource Port項目の値をSFT変数に設定する(ステ
ップ9206)。
【0145】ステップ9205でTarget変数がNULL値に
等しい場合は、Pport変数にNULL値、Cport変数にNULL値
を設定し(ステップ9209)、ステップ9201から繰
り返す。ステップ9206で該当するエントリが存在
し、SFT変数の値がNULLに等しくないかチェックし(ステ
ップ9207)、ステップ9207でSFT変数の値がNULL
に等しくない場合は、Pport変数にSFT変数の値、Cport
変数にCFSF変数の値を設定し(ステップ9208)、ステ
ップ9201から繰り返す。ステップ9207でSFT変
数の値がNULLに等しい場合は、ステップ9204から繰
り返す。図46及び図47のR-SF-CFモデルで示した接
続検出条件に基づいて、図92では図34に示した方法
で接続関係を検出する。
【0146】図93はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時のR-CF-SF
モデルの接続条件チェック処理を示すフローチャートで
ある。オートディスカバリモジュール1113はR-CF-S
Fモデルの接続条件チェック処理要求を待ち(ステップ9
301)、R-CF-SFモデルの接続条件チェック処理要求を
受信すると(ステップ9302)、PFテーブル1124
のすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がCF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図91でCF
と認識された機器)でDestination IP Address項目の値
がSF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図91でSFと
認識された機器)に等しいエントリを検索し、該当する
エントリのSource Port項目の値をCFSF変数に設定する
(ステップ9303)。
【0147】同様にして、PFテーブル1124におけ
るすべてのエントリの中からSourceIP Address項目の値
がCF変数(Unit1変数とUnit2変数の内でCFと認識された
機器)でSource Port項目の値がCFSF変数と異なるエント
リを検索し、該当するエントリのDestination IP Addre
ss項目の値をTarget変数に設定する(ステップ930
4)。ステップ9304のTarget変数を順番にすべて取
得し、Target変数の値がNULL値に等しくないかチェック
する(ステップ9305)。ステップ9305でTarget変
数がNULL値に等しくない場合は、PFテーブル1124
のすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がSF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図91でSF
と認識された機器)でDestination IP Address項目の値
がTarget変数に等しいエントリを検索し、該当するエン
トリのSource Port項目の値をSFT変数に設定する(ステ
ップ9306)。
【0148】ステップ9305でTarget変数がNULL値に
等しい場合は、Pport変数にNULL値、Cport変数にNULL値
を設定し(ステップ9309)、ステップ9301から繰
り返す。ステップ9306で該当するエントリが存在
し、SFT変数の値がNULLに等しくないかチェックし(ステ
ップ9307)、ステップ9307でSFT変数の値がNULL
に等しくない場合は、Pport変数にCFSF変数の値、Cport
変数にSFT変数の値を設定し(ステップ9308)、ステ
ップ9301から繰り返す。ステップ9307でSFT変
数の値がNULLに等しい場合は、ステップ9304から繰
り返す。図46及び図47のR-CF-SFモデルで示した接
続検出条件に基づいて、図93では図26に示した方法
で接続関係を検出する。
【0149】図94はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時の集合(R,
IF, IF)の接続条件チェック処理を示すフローチャート
である。オートディスカバリモジュール1113は集合
(R, IF, IF)の接続条件チェック処理要求を待ち(ステッ
プ9401)、集合(R, IF, IF)の接続条件チェック処理
要求を受信すると(ステップ9402)、PFテーブル1
124のすべてのエントリの中からSource IP Address
項目の値がIF1変数(Unit1変数もしくはUnit2変数のどち
らか一方の機器)でDestination IP Address項目の値がR
oot変数に等しいエントリを検索し、該当するエントリ
のSource Port項目の値をIF1R変数に設定する(ステップ
9403)。
【0150】同様にして、PFテーブル1124におけ
るすべてのエントリの中からSourceIP Address項目の値
がIF2変数(Unit1変数もしくはUnit2変数の内でIF1とは
異なる機器)でDestination IP Address項目の値がRoot
変数に等しいエントリを検索し、該当するエントリのSo
urce Port項目の値をIF2R変数に設定する(ステップ94
04)。次に、図95に示すR-IF-IFモデルの接続検出条
件チェック処理を実行し(ステップ9405)、接続ポー
トを決定する(IF1IF2(IF2IF1))。IF1IF2変数の値がNULL
に等しくない条件とIF2IF1変数の値がNULLに等しくない
条件を同時に満たすかどうかをチェックし(ステップ9
406)、IF1とIF2の接続ポートが発見できたかチェッ
クする。ステップ9406でIF1IF2変数の値がNULLに等
しくなく、かつIF2IF1変数の値がNULLに等しくない場合
は、Paddr変数にIF1変数の値、Caddr変数にIF2変数の
値、Pport変数にIF1IF2の値、Cport変数にIF2R(IF2IF1)
の値、Model変数にR-IF-IFを設定し(ステップ940
7)、ステップ9401から繰り返す。
【0151】ステップ9406でIF1IF2変数の値がNULL
に等しい、またはIF2IF1変数の値がNULLに等しい場合
は、IF1R変数の値とIF2R変数の値、IF1変数の値とIF2変
数の値を入れ替えて、図95に示すR-IF-IFモデルの接
続検出条件チェック処理を実行し(ステップ9408)、
接続ポートを決定する(IF1IF2(IF2IF1))。IF1IF2変数の
値がNULLに等しくない条件とIF2IF1変数の値がNULLに等
しくない条件を同時に満たすかどうかをチェックし(ス
テップ9409、IF1とIF2の接続ポートが発見できたか
チェックする。ステップ9409でIF1IF2変数の値がNU
LLに等しくなく、かつIF2IF1変数の値がNULLに等しくな
い場合は、Paddr変数にIF1変数の値、Caddr変数にIF2変
数の値、Pport変数にIF1IF2の値、Cport変数にIF2R(IF2
IF1)の値、Model変数にR-IF-IFを設定し(ステップ94
10)、ステップ9401から繰り返す。ただし、ステ
ップ9410で設定するIF1変数とIF2変数の値はステッ
プ9407で設定するIF1変数とIF2変数とは入れ替えた
値である。ステップ9409でIF1IF2変数の値がNULLに
等しい、またはIF2IF1変数の値がNULLに等しい場合はス
テップ9401から繰り返す。
【0152】図95はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時のR-IF-IF
モデルの接続条件チェック処理を示すフローチャートで
ある。オートディスカバリモジュール1113はR-IF-I
Fモデルの接続条件チェック処理要求を待ち(ステップ9
501)、R-IF-IFモデルの接続条件チェック処理要求を
受信すると(ステップ9502)、PFテーブル1124
のすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がIF1変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図94でIF
1と認識された機器)でSource Port項目の値がIF1R変数
(図94のIF1からRootへの接続ポート)に等しくないエ
ントリを検索し、該当するエントリのDestination IP A
ddress項目の値をTarget1変数に設定する(ステップ95
03)。ステップ9503のTarget1変数を順番にすべて
取得し、Target1変数の値がNULL値に等しくないかチェ
ックする(ステップ9504)。ステップ9504でTarg
et1変数がNULL値に等しくない場合は、PFテーブル1
124のすべてのエントリの中からSource IP Address
項目の値がIF2変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図9
4でIF2と認識された機器)でDestination IP Address項
目の値がTarget1変数に等しいエントリを検索し、該当
するエントリのSource Port項目の値をIF2T1変数に設定
する(ステップ9505)。
【0153】ステップ9504でTarget1変数がNULL値
に等しい場合は、IF1IF2変数にNULL値、IF2IF1変数にNU
LL値を設定し(ステップ9512)、ステップ9501か
ら繰り返す。
【0154】ステップ9505で該当するエントリが存
在し、IF2T1変数の値がNULLに等しくない条件とIF2T1変
数の値がIF2R変数の値に等しい条件を同時に満たすかど
うかをチェックし(ステップ9506)、ステップ950
6でIF2T1変数の値がNULLに等しくなく、かつIF2T1変数
の値がIF2R変数の値に等しい場合は、PFテーブル11
24のすべてのエントリの中からSource IP Address項
目の値がIF2変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図94
でIF2と認識された機器)でSource Port項目の値がIF2R
変数(図94のIF2からRootへの接続ポート)に等しくな
いエントリを検索し、該当するエントリのDestination
IP Address項目の値をTarget2変数に設定する(ステップ
9507)。ステップ9506でIF2T1変数の値がNULLに
等しい、またはIF2T1変数の値がIF2R変数の値に等しく
ない場合は、ステップ9503から繰り返す。ステップ
9507のTarget2変数を順番にすべて取得し、Target2
変数の値がNULL値に等しくないかチェックする(ステッ
プ9508)。
【0155】ステップ9508でTarget2変数がNULL値
に等しくない場合は、PFテーブル1124のすべての
エントリの中からSource IP Address項目の値がIF1変数
(Unit1変数とUnit2変数の内で、図94でIF1と認識され
た機器)でDestination IP Address項目の値がTarget2変
数に等しいエントリを検索し、該当するエントリのSour
ce Port項目の値をIF1T2変数に設定する(ステップ95
09)。ステップ9508でTarget2変数がNULL値に等し
い場合は、ステップ9503から繰り返す。ステップ9
509で該当するエントリが存在し、IF1T2変数の値がN
ULLに等しくない条件とIF1T2変数の値がIF1R変数の値に
等しくない条件を同時に満たすかどうかをチェックし
(ステップ9510)、ステップ9510でIF1T2変数の
値がNULLに等しくなく、かつIF1T2変数の値がIF1R変数
の値に等しくない場合は、IF1IF2変数にIF1T2変数の
値、IF2IF1変数にIF2T1変数の値を設定し(ステップ95
11)、ステップ9501から繰り返す。ステップ95
10でIF1T2変数の値がNULLに等しい、またはIF1T2変数
の値がIF2R変数の値に等しい場合は、ステップ9507
から繰り返す。図46及び図47のR-IF-IFモデルで示
した接続検出条件に基づいて、図95では図30に示し
た方法で接続関係を検出する。
【0156】図96はオートディスカバリモジュール1
113によるTSテーブル1125の作成時の集合(R,
IF, SF)の接続条件チェック処理を示すフローチャート
である。オートディスカバリモジュール1113は集合
(R, IF, SF)の接続条件チェック処理要求を待ち(ステッ
プ9601)、集合(R, IF, SF)の接続条件チェック処理
要求を受信すると(ステップ9602)、PFテーブル1
124のすべてのエントリの中からSource IP Address
項目の値がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内でIFと認
識された機器)でDestination IP Address項目の値がRoo
t変数に等しいエントリを検索し、該当するエントリのS
ource Port項目の値をIFR変数に設定する(ステップ96
03)。
【0157】図97に示すR-SF-IFモデルの接続検出条
件チェック処理を実行し(ステップ9604)、ステップ
9604で設定されるPaddr変数の値がNULL値に等しい
かチェックする(ステップ9605)。ステップ9605
でPaddr変数の値がNULL値に等しい場合は、図99に示
すR-IF-SFモデルの接続検出条件チェック処理を実行し
(ステップ9606)、ステップ9601から繰り返す。
ステップ9605でPaddr変数の値がNULL値に等しくな
い場合は、ステップ9601から繰り返す。
【0158】図97及び図98は、オートディスカバリ
モジュール1113によるTSテーブル1125の作成
時のR-SF-IFモデルの接続条件チェック処理を示すフロ
ーチャートである。オートディスカバリモジュール11
13はR-SF-IFモデルの接続条件チェック処理要求を待
ち(ステップ9701)、R-SF-IFモデルの接続条件チェ
ック処理要求を受信すると(ステップ9702)、PFテ
ーブル1124のすべてのエントリの中からSource IP
Address項目の値がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内
で、図96でIFと認識された機器)でDestination IP Ad
dress項目の値がRoot変数に等しいエントリを検索し、
該当するエントリのSource Port項目の値をIFR変数に設
定する(ステップ9703)。
【0159】同様にして、PFテーブル1124におけ
るすべてのエントリの中からSourceIP Address項目の値
がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図96でIFと
認識された機器)でSource Port項目の値がIFR変数に等
しいエントリを2つ検索し、該当するエントリのDestin
ation IP Address項目の値をそれぞれTarget1変数、Tar
get2変数、Source Port項目の値をIFT1変数、IFT2変数
に設定する(ステップ9704)。
【0160】ステップ9704のTarget1変数とTarget2
変数の組合わせを順番にすべて取得し、Target1変数の
値がNULL値に等しくなく、かつTarget2変数の値がNULL
値に等しくないかチェックする(ステップ9705)。ス
テップ9705の条件を満たす場合は、PFテーブル1
124のすべてのエントリの中からSource IP Address
項目の値がSF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図9
6でSFと認識された機器)でDestination IP Address項
目の値がTarget1変数に等しいエントリを検索し、該当
するエントリのSource Port項目の値をSFT1変数に設定
する。同様に、PFテーブル1124におけるすべての
エントリの中からSource IPAddress項目の値がSF変数(U
nit1変数とUnit2変数の内で、図96でSFと認識された
機器)でDestination IP Address項目の値がTarget2変数
に等しいエントリを検索し、該当するエントリのSource
Port項目の値をSFT2変数に設定する(ステップ970
6)。ステップ9705の条件を満たさない場合は、Pad
dr変数にNULL値、Caddr変数にNULL値、Pport変数にNULL
値、Cport変数にNULL値、Model変数にR-SF-IFを設定し
(ステップ9713)、ステップ9701から繰り返す。
【0161】ステップ9706で該当するエントリが存
在し、SFT1変数の値がNULLに等しくなく、かつSFT2変数
の値がNULLに等しくなく、かつSFT1変数の値がSFT2変数
の値に等しくないかチェックし(ステップ9707)、ス
テップ9707の条件を満たす場合は、PFテーブル1
124のすべてのエントリの中からSource IP Address
項目の値がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図9
6でIFと認識された機器)でSource Port項目の値がIFR
変数(図96のIFからRootへの接続ポート)に等しくな
く、かつIFT1変数に等しくなく、IFT2変数に等しくない
エントリを検索し、該当するエントリのDestination IP
Address項目の値をTarget3変数、Source Port項目の値
をIFT3に設定する(ステップ9708)。
【0162】ステップ9707の条件を満たさない場合
は、ステップ9704から繰り返す。ステップ9708
のTarget3変数を順番にすべて取得し、Target3変数の値
がNULL値に等しくないかチェックする(ステップ970
9)。ステップ9709でTarget3変数がNULL値に等しく
ない場合は、PFテーブル1124のすべてのエントリ
の中からSource IP Address項目の値がSF変数(Unit1変
数とUnit2変数の内で、図96でSFと認識された機器)で
Destination IP Address項目の値がTarget3変数に等し
いエントリを検索し、該当するエントリのSource Port
項目の値をSFT3変数に設定する(ステップ9710)。
【0163】ステップ9709でTarget3変数がNULL値
に等しい場合は、ステップ9704から繰り返す。ステ
ップ9710で該当するエントリが存在するかチェック
し(ステップ9711)、ステップ9711の条件を満た
す場合は、Paddr変数にSF変数の値、Caddr変数にIF変数
の値、Pport変数にSFT3変数の値、Cport変数にIFR変数
の値(IFT1変数の値、IFT2変数の値)、Model = R-SF-IF
を設定し(ステップ9712)、ステップ9701から繰
り返す。ステップ9711の条件を満たさない場合は、
ステップ9708から繰り返す。図46及び図47のR-
SF-IFモデルで示した接続検出条件に基づいて、図97
及び図98では図36に示した方法で接続関係を検出す
る。
【0164】図99及び図100は、オートディスカバ
リモジュール1113によるTSテーブル1125の作
成時のR-IF-SFモデルの接続条件チェック処理を示すフ
ローチャートである。オートディスカバリモジュール1
113はR-IF-SFモデルの接続条件チェック処理要求を
待ち(ステップ9901)、R-IF-SFモデルの接続条件チ
ェック処理要求を受信すると(ステップ9902)、PF
テーブル1124のすべてのエントリの中からSource I
P Address項目の値がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内
で、図96でIFと認識された機器)でDestination IP Ad
dress項目の値がRoot変数に等しいエントリを検索し、
該当するエントリのSource Port項目の値をIFR変数に設
定する(ステップ9903)。
【0165】同様にして、PFテーブル1124のすべ
てのエントリの中からSource IP Address項目の値がIF
変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図96でIFと認識
された機器)でSource Port項目の値がIFR変数に等しく
ないエントリを2つ検索し、該当するエントリのDestin
ation IP Address項目の値をそれぞれTarget1変数、Tar
get2変数、Source Port項目の値をIFT1変数、IFT2変数
に設定する(ステップ9904)。
【0166】ステップ9904のTarget1変数とTarget2
変数の組合わせを順番にすべて取得し、Target1変数の
値がNULL値に等しくなく、かつTarget2変数の値がNULL
値に等しくないかチェックする(ステップ9905)。ス
テップ9905の条件を満たす場合は、PFテーブル1
124のすべてのエントリの中からSource IP Address
項目の値がSF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図9
6でSFと認識された機器)でDestination IP Address項
目の値がTarget1変数に等しいエントリを検索し、該当
するエントリのSource Port項目の値をSFT1変数に設定
する。
【0167】同様に、PFテーブル1124のすべての
エントリの中からSource IP Address項目の値がSF変数
(Unit1変数とUnit2変数の内で、図96でSFと認識され
た機器)でDestination IP Address項目の値がTarget2変
数に等しいエントリを検索し、該当するエントリのSour
ce Port項目の値をSFT2変数に設定する(ステップ990
6)。
【0168】ステップ9905の条件を満たさない場合
は、Paddr変数にNULL値、Caddr変数にNULL値、Pport変
数にNULL値、Cport変数にNULL値、Model変数にR-IF-SF
を設定し(ステップ9913)、ステップ9901から繰
り返す。ステップ9906で該当するエントリが存在
し、SFT1変数の値がNULLに等しくなく、かつSFT2変数の
値がNULLに等しくなく、かつSFT1変数の値がSFT2変数の
値に等しいかチェックし(ステップ9907)、ステップ
9907の条件を満たす場合は、PFテーブル1124
のすべてのエントリの中からSource IP Address項目の
値がIF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、図96でIF
と認識された機器)でSource Port項目の値がIFR変数(図
96のIFからRootへの接続ポート)に等しくなく、かつI
FT1変数に等しくなく、IFT2変数に等しくないエントリ
を検索し、該当するエントリのDestination IP Address
項目の値をTarget3変数、Source Port項目の値をIFT3に
設定する(ステップ9908)。ステップ9907の条件
を満たさない場合は、ステップ9804から繰り返す。
【0169】ステップ9908のTarget3変数を順番に
すべて取得し、Target3変数の値がNULL値に等しくない
かチェックする(ステップ9909)。ステップ9909
でTarget3変数がNULL値に等しくない場合は、PFテー
ブル1124のすべてのエントリの中からSource IP Ad
dress項目の値がSF変数(Unit1変数とUnit2変数の内で、
図96でSFと認識された機器)でDestination IP Addres
s項目の値がTarget3変数に等しいエントリを検索し、該
当するエントリのSource Port項目の値をSFT3変数に設
定する(ステップ9910)。ステップ9909でTarget
3変数がNULL値に等しい場合は、ステップ9904から
繰り返す。
【0170】ステップ9910で該当するエントリが存
在し、SFT3変数の値がNULLに等しくなく、かつSFT3変数
の値がSFT1変数の値に等しくなく、かつSFT3変数の値が
SFT2変数の値に等しくないかチェックし(ステップ99
11)、ステップ9911の条件を満たす場合は、Paddr
変数にIF変数の値、Caddr変数にSF変数の値、Pport変数
にIFT1変数の値(IFT1変数の値、IFT2変数の値)、Cport
変数にSFT3変数の値、Model = R-IF-SFを設定し(ステッ
プ9912)、ステップ9901から繰り返す。ステッ
プ9911の条件を満たさない場合は、ステップ990
8から繰り返す。図46及び図47のR-IF-SFモデルで
示した接続検出条件に基づいて、図99及び図100で
は図32に示した方法で接続関係を検出する。
【0171】図101は、オートディスカバリモジュー
ル1113によるTSテーブル1125の作成時の集合
(R, SF, SF)の接続条件チェック処理を示すフローチャ
ートである。オートディスカバリモジュール1113は
集合(R, SF, SF)の接続条件チェック処理要求を待ち(ス
テップ10101)、集合(R, SF, SF)の接続条件チェッ
ク処理要求を受信すると(ステップ10102)、Paddr
変数にNULL値、Caddr変数にNULL値、Pport変数にNULL
値、Cport変数にNULL値、Model = R-SF-SFを設定し(ス
テップ11003)、ステップ11001から繰り返
す。図46及び図47のR-SF-SFモデルで任意の条件で
接続検出が不可能であるため、図101では図38に示
したように接続関係の検出を中止する。
【0172】図102はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時のTSテ
ーブルに対するエントリ追加処理を示すフローチャート
である。オートディスカバリモジュール1113はTS
テーブル1125に対するエントリ追加処理要求を待ち
(ステップ10201)、TSテーブルに対するエントリ
追加処理要求を受信すると(ステップ10202)、Padd
r変数がNULL値に等しく、かつCaddr変数がNULL値に等し
く、かつPport変数がNULL値に等しく、かつCport変数が
NULL値に等しいかチェックし(ステップ10203)、ス
テップ10203の条件を満たす場合は、図104に示
す親子関係と接続関係が不明なネットワーク中継装置の
エントリ追加処理を実行し(ステップ10204)、ステ
ップ10201から繰り返す。
【0173】ステップ10203の条件を満たさない場
合は、Model変数がR-SF-CFに等しい、もしくはR-SF-IF
に等しいかチェックし(ステップ10205)、ステップ
10205の条件を満たす場合は図105に示す親子関
係だけが不明なネットワーク中継装置のエントリ追加処
理を実行し(ステップ10206)、ステップ10201
から繰り返す。ステップ10205の条件を満たさない
場合は、図106に示す親子関係と接続関係が自明なネ
ットワーク中継装置のエントリ追加処理を実行し(ステ
ップ10207)、ステップ10201から繰り返す。
【0174】図103はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時のTSテ
ーブル1125に対するRootエントリ追加処理を示すフ
ローチャートである。オートディスカバリモジュール1
113はTSテーブル1125に対するRootエントリ追
加処理要求を待ち(ステップ10301)、TSテーブル
1125に対するRootエントリ追加処理要求を受信する
と(ステップ10302)、ATテーブル1122を利用
してRoot変数のIPアドレスからMacアドレスを解決
し、Rphysaddr変数に設定する(ステップ10303)。
最後に、TSテーブル1125に、Terminal IP Addres
s項目がRoot変数の値、Terminal Mac Address項目がRph
ysaddr変数の値、Terminal Port項目がNULL値、ParenT
IP Address項目がNULL値、Parent Mac Address項目がN
ULL値、Parent Port項目がNULL値のエントリを追加し
(ステップ10304)、ステップ10301から繰り返
す。
【0175】図104はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時の親子関
係と接続関係が不明なネットワーク中継装置のエントリ
追加処理を示すフローチャートである。オートディスカ
バリモジュール1113は親子関係と接続関係が不明な
ネットワーク中継装置のエントリ追加処理要求を待ち
(ステップ10401)、親子関係と接続関係が不明なネ
ットワーク中継装置のエントリ追加処理要求を受信する
と(ステップ10402)、ATテーブル1122を利用
してUnit1変数とUnit2変数(図83(図102)のUnit1変
数、Unit2変数)のIPアドレスからMacアドレスを解
決し、それぞれU1physaddr変数、U2physaddr変数に設定
する(ステップ10403)。最後に、TSテーブル11
25に、Terminal IP Address項目がUnit1変数の値、Te
rminal Mac Address項目がU1physaddr変数の値、Termin
al Port項目がNULL値、Parent IP Address項目がNULL
値、Parent Mac Address項目がNULL値、Parent Port項
目がNULL値のエントリを追加し(ステップ10404)、
Terminal IP Address項目がUnit2変数の値、Terminal M
ac Address項目がU2physaddr変数の値、Terminal Port
項目がNULL値、Parent IP Address項目がNULL値、Paren
t Mac Address項目がNULL値、Parent Port項目がNULL値
のエントリを追加し(ステップ10405)、ステップ1
0401から繰り返す。
【0176】図105はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時の親子関
係だけが不明なネットワーク中継装置のエントリ追加処
理を示すフローチャートである。オートディスカバリモ
ジュール1113は親子関係だけが不明なネットワーク
中継装置のエントリ追加処理要求を待ち(ステップ10
501)、親子関係だけが不明なネットワーク中継装置
のエントリ追加処理要求を受信すると(ステップ105
02)、ATテーブル1122を利用してPaddr変数とCa
ddr変数(図87〜図100Paddr変数、Caddr変数)のI
PアドレスからMacアドレスを解決し、それぞれPphy
saddr変数、Cphysaddr変数に設定する(ステップ105
03)。最後にTSテーブル1125に、Terminal IP A
ddress項目がPaddr変数の値、Terminal Mac Address項
目がPphysaddr変数の値、Terminal Port項目がPport変
数の値、Parent IP Address項目がCaddr変数の値、Pare
nt Mac Address項目がCphysaddr変数の値、Parent Port
項目がCport変数の値のエントリを追加し(ステップ10
504)、Terminal IP Address項目がCaddr変数の値、T
erminal Mac Address項目がCphysaddr変数の値、Termin
al Port項目がCport変数の値、ParenTIPAddress項目
がPaddr変数の値、Parent Mac Address項目がPphysaddr
変数の値、Parent Port項目がPport変数の値のエントリ
を追加し(ステップ10505)、ステップ10501か
ら繰り返す。
【0177】図106はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時の親子関
係と接続関係が自明なネットワーク中継装置のエントリ
追加処理を示すフローチャートである。オートディスカ
バリモジュール1113は親子関係と接続関係が自明な
ネットワーク中継装置のエントリ追加処理要求を待ち
(ステップ10601)、親子関係と接続関係が自明なネ
ットワーク中継装置のエントリ追加処理要求を受信する
と(ステップ10602)、ATテーブル1122を利用
してPaddr変数とCaddr変数(図87〜図100のPaddr変
数、Caddr変数)のIPアドレスからMacアドレスを解
決し、それぞれPphysaddr変数、Cphysaddr変数に設定す
る(ステップ10603)。最後にTSテーブル1125
に、Terminal IP Address項目がCaddr変数の値、Termin
al Mac Address項目がCphysaddr変数の値、Terminal Po
rt項目がCport変数の値、Parent IP Address項目がPadd
r変数の値、Parent Mac Address項目がPphysaddr変数の
値、Parent Port項目がPport変数の値のエントリを追加
し(ステップ10604)、ステップ10601から繰り
返す。
【0178】図107及び図108は、オートディスカ
バリモジュール1113によるTSテーブル1125の
作成時の親子関係の決定処理を示すフローチャートであ
る。オートディスカバリモジュール1113は親子関係
の決定処理要求を待ち(ステップ10701)、親子関係
の決定処理要求を受信すると(ステップ10702)、T
Sテーブル1125のすべてのエントリの内で、Parent
IP Address項目の値が共通であるエントリが2つ存在
するかチェックし、2エントリ存在する場合は、Termin
al IP Address項目の値をそれぞれChild1変数、Child2
変数、ParentIP Address項目の値をParent変数に設定す
る。今度は、Parent IP Address項目の値がChild1変数
の値に等しく、Terminal IP Address項目の値がParent
変数の値に等しいエントリが存在し、かつParent IP Ad
dress項目の値がChild2変数の値に等しく、Terminal IP
Address項目の値がParent変数の値に等しいエントリが
存在するかチェックする(ステップ10703)。
【0179】ステップ10703の条件を満たす場合
は、TSテーブル1125のすべてのエントリの内で、
Terminal IP Address項目の値がChild1変数の値に等し
く、かつParent IP Address項目の値がChild2変数に等
しいエントリとTerminal IP Address項目の値がChild2
変数の値に等しく、かつParent IP Address項目の値がC
hild1変数に等しいエントリが両方存在するかチェック
する(ステップ10704)。
【0180】ステップ10703の条件を満たさない場
合は、図111に示す接続関係が不明なネットワーク中
継装置の決定処理を実行し(ステップ10708)、図1
12に示すRootとネットワーク中継装置の親子関係決定
処理を実行し(ステップ10709)、ステップ1070
1から繰り返す。ステップ10704の条件を満たす場
合は、図109に示す複数モデルの組合わせ処理を実行
し(ステップ10705)、ステップ10703から繰り
返す。ステップ10704の条件を満たさない場合は、
TSテーブル1125のすべてのエントリの内で、Term
inal IP Address項目の値がChild1変数の値に等しく、
かつParent IP Address項目の値がChild2変数に等しい
エントリとTerminal IPAddress項目の値がChild2変数の
値に等しく、かつParent IP Address項目の値がChild1
変数に等しいエントリのどちらか一方だけが存在するか
チェックし(ステップ10706)、ステップ10706
の条件を満たす場合は、図110に示すTSテーブルエ
ントリ結合処理を実行し(ステップ10707)、ステッ
プ10703から繰り返す。ステップ10706の条件
を満たさない場合は、ステップ10703から繰り返
す。
【0181】図109はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時の複数モ
デルの組合わせ処理を示すフローチャートである。オー
トディスカバリモジュール1113は複数モデルの組合
わせ処理要求を待ち(ステップ10901)、複数モデル
の組合わせ処理要求を受信すると(ステップ1090
2)、TSテーブル1125のすべてのエントリの内
で、Terminal IPAddress項目の値がChild1変数(図10
7のChild1変数)に等しく、かつParent IP Address項目
の値がParent変数(図107のParent変数)に等しいエン
トリを検索し、該当するエントリのTerminal Port項目
の値をC1Pport変数に設定し、Parent Port項目の値をPC
1port変数に設定する(ステップ10903)。
【0182】同様にして、TSテーブル1125のすべ
てのエントリの内で、Terminal IPAddress項目の値がCh
ild2変数(図107のChild2変数)に等しく、かつParent
IPAddress項目の値がParent変数(図107のParent変
数)に等しいエントリを検索し、該当するエントリのTer
minal Port項目の値をC2Pport変数に設定し、ParentPor
t項目の値をPC2port変数に設定する(ステップ1090
4)。
【0183】同様にして、TSテーブル1125のすべ
てのエントリの内で、Terminal IPAddress項目の値がCh
ild1変数(図107のChild1変数)に等しく、かつParent
IPAddress項目の値がChild2変数(図107のChild2変
数)に等しいエントリを検索し、該当するエントリのTer
minal Port項目の値をC1C2port変数に設定し、Parent P
ort項目の値をC2C1port変数に設定する(ステップ109
05)。次に、C1Pport変数の値とC1C2port変数の値が等
しいかチェック(C2Pport変数の値とC2C1port変数を比較
することも可能)し(ステップ10906)、Child1から
見て、ParentとChild2が等しいポートに接続しているか
をチェックする。ステップ10906の条件を満たす場
合は、TSテーブル1125からTerminal IP Address
がChild2変数の値に等しく、Parent IP Address項目の
値がChild1変数の値に等しいエントリを削除し(ステッ
プ10907)、ステップ10901から繰り返す。
【0184】ステップ10906の条件を満たさない場
合は、TSテーブル1125からTerminal IP Address
がChild1変数の値に等しく、Parent IP Address項目の
値がChild2変数の値に等しいエントリを削除し(ステッ
プ10908)、ステップ10901から繰り返す。図
106のフローでは図55で示した方法で親子関係が不
明なエントリの親子関係を検出する(Child1とChild2が
格納されている2つのエントリの内で不必要なエントリ
を削除する)。
【0185】図110はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時のTSテ
ーブル1125の結合処理を示すフローチャートであ
る。オートディスカバリモジュール1113はTSテー
ブルの結合処理要求を待ち(ステップ11001)、TS
テーブルの結合処理要求を受信すると(ステップ110
02)、TSテーブル1125のすべてのエントリの内
で、Terminal IP Address項目の値がChild1変数(図10
7のChild1変数)に等しく、かつParentIP Address項目
の値がChild2変数(図107のChild2変数)に等しいエン
トリが存在するかチェックし(ステップ11003)、ス
テップ11003の条件を満たす場合には、TSテーブ
ル1125からTerminal IP AddressがChild1変数の値
に等しく、Parent IP Address項目の値がParent変数(図
107のParent変数)の値に等しいエントリを削除し(ス
テップ11004)、ステップ11001から繰り返
す。
【0186】ステップ11003の条件を満たさない場
合には、TSテーブル1125からTerminal IP Addres
sがChild2変数の値に等しく、Parent IP Address項目の
値がParent変数(図107のParent変数)の値に等しいエ
ントリを削除し(ステップ11005)、ステップ110
01から繰り返す。
【0187】図111はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時の接続関
係が不明なネットワーク中継装置の決定処理を示すフロ
ーチャートである。オートディスカバリモジュール11
13は接続関係が不明なネットワーク中継装置の決定処
理要求を待ち(ステップ11101)、接続関係が不明な
ネットワーク中継装置の決定処理要求を受信すると(ス
テップ11102)、Unitsリスト変数(図83(図10
7)のUnitsリスト変数)のすべてのエントリを順番に取
得し、Unit変数に項目の値を設定し、未探索のUnit変数
があるかチェックする(ステップ11103)。ステップ
11103で未検索のUnit変数が存在する場合は、TS
テーブル1125からTerminal IP Address項目がUnit
変数の値に等しいエントリを検索する(ステップ111
04)。ステップ11103で未検索のUnit変数が存在
しない場合は、ステップ11101から繰り返す。ステ
ップ11104で検索したエントリが存在するかチェッ
クし(ステップ11105)、ステップ11105で該当
するエントリが存在する場合は、Parent IP Address項
目がNULL値に等しいエントリだけが存在しているのかを
チェックする(ステップ11107)。
【0188】ステップ11105で該当するエントリが
存在しない場合は、Paddr変数、Caddr変数にUnit変数の
値を設定し、図106に示した親子関係と接続関係が自
明なネットワーク中継装置のエントリ追加処理を実行し
(ステップ11106)、ステップ11103から繰り返
す。ステップ11107でParent IP Address項目がNUL
L値に等しいエントリだけが存在する場合は、ステップ
11103から繰り返す。ステップ11107でParent
IP Address項目がNULL値に等しいエントリだけが含ま
れている場合は、TSテーブル1125からTerminal I
P Address項目がUnit変数に等しいエントリを削除し(ス
テップ11108)、ステップ11103から繰り返
す。
【0189】図112はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時のRootと
ネットワーク中継装置の親子関係決定処理を示すフロー
チャートである。オートディスカバリモジュール111
3はRootとネットワーク中継装置の親子関係決定処理要
求を待ち(ステップ11201)、Rootとネットワーク中
継装置の親子関係決定処理要求を受信すると(ステップ
11202)、Unitsリスト変数(図83(図107)のUni
tsリスト変数)のすべてのエントリを順番に取得し、Uni
t変数に項目の値を設定し、未探索のUnit変数があるか
チェックする(ステップ11203)。ステップ1120
3で未検索のUnit変数が存在する場合は、TSテーブル
1125からTerminal IP Address項目がUnit変数の値
に等しいエントリを検索する(ステップ11204)。
【0190】ステップ11203で未検索のUnit変数が
存在しない場合は、ステップ11201から繰り返す。
ステップ11204で該当するエントリが存在する場合
は、Parent IP Address項目がNULL値に等しいエントリ
だけが存在しているのかをチェックする(ステップ11
205)。ステップ11205でParent IP Address項目
がNULL値に等しいエントリだけが存在する場合は、図1
13に示すRootとネットワーク中継装置の接続ポート決
定処理を実行し(ステップ11206)、Cport変数とPpo
rt変数に値を設定する。最後に、TSテーブル1125
の該当するエントリのTerminal IP Address 項目にUnit
変数の値、Parent IP Address項目にNULL値、Terminal
Port項目にCport変数の値、Parent Port項目にPport変
数の値を設定し、エントリを更新した後、ステップ11
203から繰り返す。
【0191】図113はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時のRootと
ネットワーク中継装置の接続ポート決定処理を示すフロ
ーチャートである。
【0192】オートディスカバリモジュール1113は
Rootとネットワーク中継装置の接続ポート決定処理要求
を待ち(ステップ11301)、Rootとネットワーク中継
装置の接続ポート決定処理要求を受信すると(ステップ
11302)、Unit変数(図112のUnit変数)を引数に
図85に示したネットワーク機器の分類処理を実行し
(ステップ11303)、Unit変数の機器の分類をCatego
ry変数に設定する。次に、Category変数がSFに等しいか
チェックし(ステップ11304)、ステップ11304
のCategory変数の値がSFに等しい場合は、PFテーブル
1124からSource IP Address項目がUnit変数の値に
等しく、Destination IP Address項目の値が探索中のネ
ットワークセグメントのIPアドレスに等しいエントリ
を検索し、該当するエントリのSource Port項目の値をC
port変数に設定する(ステップ11305)。
【0193】ステップ11304のCategory変数の値が
SFに等しくない場合は、PFテーブル1124からSour
ce IP Address項目がUnit変数の値に等しく、Destinati
on IP Address項目の値がRoot変数の値に等しいエント
リを検索し、該当するエントリのSource Port項目の値
をCport変数に設定する(ステップ11306)。ステッ
プ11305、ステップ11306のステップが終了
後、PFテーブル1124からSource IP Address項目
がRoot変数の値に等しく、Destination IP Address項目
がUnit変数の値(もしくは探索中のネットワークセグメ
ントの任意のIPアドレス)に等しいエントリを検索
し、該当するエントリのSource Port項目の値をPport変
数に設定し、ステップ11301から繰り返す。図46
及び図47のR-CFモデル、R-IFモデル、R-SFモデルで示
した接続検出条件に基づいて、図113のフローでは図
40、図42、図44に示した方法で接続関係を検出す
る。
【0194】図114はオートディスカバリモジュール
1113によるTSテーブル1125の作成時のネット
ワーク中継装置と端末装置の接続の決定処理を示すフロ
ーチャートである。オートディスカバリモジュール11
13はネットワーク中継装置と端末装置の接続の決定処
理要求を待ち(ステップ11401)、ネットワーク中継
装置と端末装置の接続の決定処理要求を受信すると(ス
テップ11402)、Unitsリスト変数(図83(図10
7)のUnitsリスト変数)のすべてのエントリを順番に取
得し、Parent変数に項目の値を設定し、未探索のParent
変数があるかチェックする(ステップ11403)。ステ
ップ11403で未検索のParent変数が存在する場合
は、TSテーブル1125からTerminal IP Address項
目がParent変数の値に等しいエントリ、もしくはParent
IP Address項目がParent変数の値に等しいエントリを
検索し、Portsリスト変数に該当するエントリのTermina
l Port項目の値(Terminal IP Address項目がParent変数
の値に等しい場合)、もしくはParent Port項目の値(Par
ent IPAddress項目がParent変数の値に等しい場合)をす
べて追加する(ステップ11404)。
【0195】ステップ11403で未検索のParent変数
が存在しない場合は、ステップ11401から繰り返
す。ステップ11404の終了後、PFテーブル112
4からSource IP Address項目がParent変数に等しく、S
ource Port項目がPortリスト変数に含まれるポート番号
をに等しくないエントリを検索し、該当するエントリの
Destination IP Address項目をChild変数、Destination
Port項目の値をCport変数に設定する(ステップ114
05)。
【0196】次に、ATテーブル1122を利用してPa
rent変数とChild変数のIPアドレスからMacアドレ
スに変換し、それぞれPphysaddr変数、Cphysaddr変数に
設定し(ステップ11406)、TSテーブル1125に
Terminal IP Address項目がChild変数の値、Terminal M
ac Address項目がCphysaddr変数の値、Terminal Port項
目がCport変数の値、ParentIP Address項目がParent変
数の値、Parent Mac Address項目がPphysaddr変数の
値、Parent Port項目がPport変数の値のエントリを追加
(すでに同一のエントリが存在する場合は何もしない)し
(ステップ11407)、ステップ11403から繰り返
す。
【0197】図115はオートディスカバリモジュール
1113がTSテーブル1125の作成時にインタフェ
ースMIBを評価する処理を示すフローチャートであ
る。オートディスカバリモジュール1113はインタフ
ェースMIB評価処理要求を待ち(ステップ1150
1)、インタフェースMIB評価処理要求としてRoot装
置のIPアドレスの値(root変数に設定)を受信すると
(ステップ11502)、TSテーブル1125のTermin
al Port項目をキーに指定してTerminal Port項目がヌル
値であるエントリを検索し、ヒットしたエントリのTerm
inal IP Address項目の値をTerminal変数、Parent IP A
ddress項目の値をparent変数に設定し、Parent Port項
目の値をPport変数に設定する(ステップ11503)。
【0198】次に、TIテーブル1123のIP Address
項目をキーに指定してTerminal変数に等しいエントリを
検索し(ステップ11504)、ヒットしたエントリのM
IB2項目の値が“1"(True)かチェックする(ステップ
11505)。MIB2項目の値が“0”(False)の場
合はステップ11503から処理を繰り返す。MIB2
項目の値が“1”(True)の場合はIPアドレスがParent
変数の機器でポート番号がPport変数に等しいポートに
関して、オブジェクト名としてifInOctets(ifOutOctet
s)を指定し、図64に示したフローでSNMP Get-Request
メッセージの送受信処理を実行し、統計分布を取得して
statisticsP変数に設定する。
【0199】同様に、IPアドレスがTerminal変数の機
器の全てのポート番号関して、オブジェクト名としてif
OutOctets(ifInOctets)を指定し、図64に示したフロ
ーでSNMP Get-Requestメッセージの送受信処理を実行
し、統計分布を取得してstatisticsT[ポート番号]変数
に設定する(ステップ11506)。ステップ11506
の終了後、statisticsP変数とstatisticsT[ポート番号]
変数との間に有意な差がないポート番号が存在するかチ
ェックし(ステップ11507)、有意な差がないポート
番号がない場合はステップ11503から処理を繰り返
す。ここで有意な差とは、例えば2つの値の差に一定の
閾値を設けておき、2つの値の差が閾値を超えるような
場合には2つの値は異なると判断することを意味する。
有意な差がないポート番号がある場合はTSテーブル1
125の該当するエントリのTerminal Port項目に該当
するポート番号を設定してTSテーブル1125のエン
トリを更新する(ステップ11508)。ステップ115
08の終了後、ステップ11503から処理を繰り返
す。
【0200】図116は、図面表示プログラム1104
がネットワーク構成図面を表示する処理を示すフローチ
ャートである。図面表示プログラム1104は、ネット
ワーク構成図面表示要求を待ち(ステップ11601)、
ネットワーク構成図面表示要求を受信すると(ステップ
11602)、図69に示したオートディスカバリモジ
ュール1113のATテーブル1122の作成要求処理
を実行する(ステップ11603)。次に、図70に示し
たオートディスカバリモジュール1113のTIテーブ
ル1123の作成要求処理を実行する(ステップ116
04)。次に、図73に示したオートディスカバリモジ
ュール1113のPFテーブル1124の作成要求処理
を実行する(ステップ11605)。次に、図81に示し
たオートディスカバリモジュール1113のTSテーブ
ル1125の作成要求処理を実行する(ステップ116
06)。最後に、図117に示す描画処理を実行し(ステ
ップ11607)、ステップ11601から処理を繰り
返す。
【0201】図117および図118は、図面表示プロ
グラム1104がネットワーク構成図面表示処理時に画
面に描画する処理を示すフローチャートである。図面表
示プログラム1104は描画処理要求を待ち(ステップ
11701)、描画処理要求を受信すると(ステップ11
702)、TSテーブル1125すべてのエントリの探
索を開始し、TSテーブル1125に未探索のエントリ
があるかチェックし、未探索のエントリがない場合はス
テップ11701から処理を繰り返し、未探索のエント
リがある場合はParent変数に該当するエントリのParent
IPAddress項目の値を、Child変数にTerminal IP Addre
ss項目の値を設定する(ステップ11703)。次にPare
nt変数の値がNULL値に等しいかどうかチェックし(ステ
ップ11704)、Parent変数の値がNULL値に等しい場
合はユーザにChild変数の機器の接続関係が検出できな
いことを通知し(ステップ11705)、ステップ117
03から繰り返す。
【0202】Parent変数の値がNULL値に等しくない場合
は、TSテーブル1125のすべてのエントリの中でPa
rent IP Address項目の値がChild変数に等しく、Termin
al IP Address項目の値がParent変数の値に等しいエン
トリが存在するかチェックし、Pport変数にParent Port
項目の値を設定する(ステップ11706)。該当するエ
ントリが存在する場合はユーザにChild変数の機器の親
子関係が検出できないことを通知し(ステップ1170
7)、ステップ11703から繰り返す。該当するエン
トリがない場合は、Parent変数とChild変数の値をキー
に指定し、TIテーブル1123のIP Address項目を検
索し、ヒットしたエントリのparent変数に対するHost N
ame項目の値を画面上に描画する(ステップ1170
8)。ただし、Parentが既に描画されている場合やParen
t変数がヌル値の場合は未処理とする。
【0203】ステップ11708の終了後、図119に
示すノンインテリジェントハブ予測処理を実行し(ステ
ップ11709)、Parent変数の機器とChild変数の機器
の間にノンインテリジェントハブが稼動しているかチェ
ックする(ステップ11709)。ノンインテリジェント
ハブ予測処理の返り値が“1”(True)の場合は、ノンイ
ンテリジェントハブをParent変数の機器の直下に描画
し、ヒットしたエントリのChild変数の機器に対するHos
t Name項目の値をノンインテリジェントハブの直下に描
画する(ステップ11710)。ただし、ノンインテリジ
ェントハブがParent変数の機器の直下に既に描画されて
いる場合は未処理とする。ノンインテリジェントハブ予
測処理の返り値が“0”(False)の場合は、ヒットした
エントリのChild変数の機器に対するHost Name項目の値
をParentの直下に描画する(ステップ11711)。ステ
ップ11710、ステップ11711の任意のステップ
が終了後、ステップ11703から処理を繰り返す。ノ
ンインテリジェントハブ予測処理はノンインテリジェン
トハブが稼動していることを認識することを目的として
おり、ノンインテリジェントハブの階層構造や段数は予
測できないため、可能な接続構成の中から実際の接続構
成をGUI等によりユーザに選択させる処理を追加する
ことも可能である。
【0204】図119は、図面表示プログラム1104
がネットワーク構成図面の描画時にノンインテリジェン
トハブを予測する処理を示すフローチャートである。図
面表示プログラム1104はノンインテリジェントハブ
の予測処理要求を待ち(ステップ11901)、ノンイン
テリジェントハブの予測処理要求としてTSテーブル1
125のParent IP Address項目の値(Parent変数に設
定)とParent Port項目の値(Pport変数に設定)を受信す
ると(ステップ11902)、Parent変数とPport変数を
キーに指定してTSテーブル1125のParent IP Addr
ess項目とParent Port項目を検索し、ヒットするエント
リがあるかチェックする(ステップ11903)。ヒット
するエントリがある場合は、Count変数の値をインクリ
メント(Count変数の初期値は“0”)し(ステップ119
04)、ステップ11903から処理を繰り返す。ヒッ
トするエントリがない場合は、Count変数が“1”より
大きいかチェックし(ステップ11905)、Count変数
が“1”以下の場合はFalseを返し(ステップ1190
6)、Count変数が“1”より大きい場合はTrueを返す
(ステップ11907)。ステップ11906、ステップ
11907の任意のステップ終了後、ステップ1190
1から処理を繰り返す。ノンインテリジェントハブ予測
処理では1台のネットワーク中継装置の同一ポートに複
数の機器が直接接続している場合にノンインテリジェン
トハブが存在すると予測する。
【0205】図120は、図面表示プログラム1104
がユーザイベントにより機器情報を表示する処理を示す
フローチャートである。図面表示プログラム1104は
機器情報表示要求を待ち(ステップ12001)、ユーザ
がマウス等を利用してネットワーク構成図面上の機器の
表示部分をクリックするといったユーザのマウスイベン
トによる機器情報表示要求を受信すると(ステップ12
002)、ネットワーク構成図面上の機器の表示部分を
反転表示するといったGUI表示を実行した後で、該当
するホスト名を取得する(ステップ12003)。取得し
たホスト名をキーに指定して、TIテーブル1123の
Host Name項目を検索し、ipaddress変数にエントリのIP
Address項目の値を設定する(ステップ12004)。最
後にipaddress変数をキーに指定して、ATテーブル1
122、TIテーブル1123、TSテーブル1125
を検索し、取得したエントリの情報を機器情報表示部分
に描画し(ステップ12005)、ステップ12001か
ら処理を繰り返す。
【0206】図121は、図面表示プログラム1104
が接続先の変更を監視する処理を示すフローチャートで
ある。図面表示プログラム1104は接続先の変更を監
視する処理要求を待ち(ステップ12101)、接続先の
変更を監視する処理要求を受信すると(ステップ121
02)、図116に示したネットワーク構成図面表示処
理を実行し、検出したネットワーク構成を描画する(ス
テップ12103)。次にネットワーク構成を検出する
際に作成したTSテーブルのデータをTS_NEWの領域に格
納する(ステップ12104)。ここで、TS_NEWとTS_OLD
(初期値はNULL値)を比較し、エントリ数が減少している
かチェックする(ステップ12105)。ただしTS_OLDが
NULL値に等しい場合は比較できないので無視する。TS_N
EWはTS_OLDよりもエントリ数が減少した場合、ユーザに
機器が停止、もしくは接続から外されたことを通知し
(ステップ12106)、ステップ12101から繰り返
す。
【0207】TS_NEWはTS_OLDよりもエントリ数が減少し
ていない場合は、TS_NEWとTS_OLDでエントリが置き変わ
ったかチェックし(Terminal IP Address項目の値が等し
いがParentIP AddressやParent Portが異なる場合)(ス
テップ12107)、TS_NEWとTS_OLDでエントリが置き
変わった場合はユーザに機器が移動したことを通知し
(ステップ12108)、ステップ12101から繰り返
す。TS_NEWとTS_OLDでエントリが置き変わっていない場
合は、TS_NEWはTS_OLDよりもエントリ数が増加している
かチェックする(ステップ12109)。TS_NEWはTS_OLD
よりもエントリ数が増加している場合はユーザに機器が
新規に追加されたことを通知し(ステップ12110)、
ステップ12101から繰り返す。TS_NEWはTS_OLDより
もエントリ数が増加していない場合もステップ1210
1から繰り返す。
【0208】以上で説明した本発明の実施形態において
は、SNMPマネージャを実装した管理者端末からネッ
トワークノード内の各ネットワーク機器に対してICM
Pエコーリクエストを送信し、その応答によって稼動状
態のネットワーク機器を検出し、その検出した各ネット
ワーク機器のSNMPエージェントに対し、当該ネット
ワーク機器内の管理情報ベースの格納情報の転送要求を
送信し、返信された管理情報ベースの格納情報によって
ネットワークノード内に存在するネットワーク機器の種
別を検出するようにしているため、SNMP以外の特別
なソフトウェアの実装を必要とせず、またSNMPの実
装の仕方に依存せずに、少なくとも1台の管理端末から
ネットワークノード内部の物理的な機器の種別を含む構
成を自動的に検出することができる。
【0209】また、機器種別がブリッジ機能を有するネ
ットワーク機器の管理情報ベースから当該ネットワーク
機器の各ポートに接続されたネットワーク機器の物理ア
ドレスの集合を取得すると共に、ルーティング機能を有
するネットワーク機器の管理情報ベースから物理アドレ
スとIPアドレスの対応情報を取得し、それらの取得し
た物理アドレスとIPアドレスの対応情報に基づき、ブ
リッジ機能を有するネットワーク機器の各ポートの接続
先の機器をIPレベルで認識するようにしたため、ネッ
トワーク機器の各ポートの接続関係をIPレベルで検出
することができる。
【0210】さらに、ICMPエコーリクエストに対し
て応答が返信されたネットワーク機器は稼動中、応答が
返信されないネットワーク機器は存在しないものと認識
し、さらに物理アドレスとIPアドレスの対応情報を参
照し、稼動中と認識したネットワーク機器以外の対応情
報が存在する場合には当該ネットワーク機器は非稼動中
であるものと認識するようにしたため、稼動状態のネッ
トワーク機器のみでなく一時的に停止しているネットワ
ーク機器も検出することができる。
【0211】さらに、ブリッジ機能またはリピータ機能
を有するネットワーク機器の管理情報ベースに当該ネッ
トワーク機器の各ポートの接続先に存在する非稼動中の
ネットワーク機器の情報が格納されているか否かを調
べ、格納されている場合は当該格納情報に基づき非稼動
中のネットワーク機器の接続関係を検出するようにした
ため、非稼動中のネットワーク機器の管理情報ベースの
格納情報が取得できない場合であっても、その接続関係
を検出することができる。
【0212】また、ブリッジ機能を有するネットワーク
機器が複数存在するか否かを検出し、複数の存在を検出
した場合には、任意のブリッジ機能を有するネットワー
ク機器を親機器とし、該親機器の特定ポートの接続先に
別のブリッジ機能を有するネットワーク機器が存在する
か否かをさらに検出し、存在することを検出した場合に
は、該ネットワーク機器を子機器とし、その子機器の各
ポートの接続先の機器構成を検索し、ブリッジ機能を有
するネットワーク機器同士の接続関係をポート単位で認
識するようにしたため、親子関係にある接続関係を検出
することができる。
【0213】また、子機器と接続している親機器のポー
トの接続先に存在するネットワーク機器の物理アドレス
の集合と、子機器の全ポートから親機器へ接続している
ポートを除くポートの接続先に存在するネットワーク機
器の物理アドレスの集合の和集合の差分を求め、親機器
と子機器の中間に存在しているネットワーク機器を認識
するようにしたため、親子関係や兄弟関係にある接続関
係を検出することができる。
【0214】さらに、親機器と子機器の中間に複数の機
器が存在することを認識した場合に、全機器がルーティ
ング機能、ブリッジ機能、リピータ機能にいずれを保持
しているか否かを検出し、いずれも保持していない場合
にはノンインテリジェントなネットワーク中継装置が存
在するものと予測するため、ノンインテリジェントなネ
ットワーク中継装置の存在を検出することができる。
【0215】さらに、接続関係を認識した前記親機器と
子機器についてそれぞれのの管理情報ベース内に保持さ
れている物理アドレスを調べ、親機器の管理情報ベース
内に子機器の物理アドレスが保持されていない場合およ
び子機器の管理情報ベース内に親機器の物理アドレスが
存在しない場合は、親機器と子機器の特定のポートの接
続先に存在する機器の物理アドレスの集合に共通で含ま
れるような任意の機器を選択し、その選択した機器に対
する親機器や子機器の接続ポートを基に親機器と子機器
の接続関係を絞り込んで認識するため、管理情報ベース
のキャッシュ漏れ等の格納情報の不備に対しても対応す
ることができる。
【0216】また、リピータ機能を有するネットワーク
機器の任意のポートにおける最新受信フレームの送信元
物理アドレスの更新頻度の値を取得し、この値によって
当該任意のポートの接続先に稼動している機器の数を認
識し、さらに前記更新頻度の値が「0」または「1」以
外の場合には当該任意のポートにおける最新受信フレー
ムの送信元物理アドレスの値を所定時間間隔で取得し、
当該任意のポートの接続先に存在する全てのネットワー
ク機器の物理アドレスを認識するようにしたため、リピ
ータ機能を有するネットワーク機器の任意のポートに接
続されているネットワーク機器の数とその物理アドレス
を検出することができる。
【0217】また、リピータ機能を有するネットワーク
機器の任意のポートにおける最新受信フレームの送信元
物理アドレスの更新頻度の値を所定時間間隔で取得し、
この値が変化しているか否かによってリピータ機能を有
するネットワーク機器がRFC仕様に準拠しているもの
か否かを検出することができる。
【0218】また、ブリッジ機能を有するネットワーク
機器およびリピータ機能を有するネットワーク機器の管
理情報ベースの格納情報によって接続関係を認識できな
いネットワーク機器について、前記ブリッジ機能を有す
るネットワーク機器およびリピータ機能を有するネット
ワーク機器の任意のポートを一時的に閉塞し、閉塞前に
はICMPエコーリクエストパケットに対する応答があ
り、閉塞後には応答がなくなる機器である場合、その機
器は当該任意のポートの接続先に存在するものとして認
識することができる。
【0219】さらに、ブリッジ機能を有するネットワー
ク機器およびリピータ機能を有するネットワーク機器の
管理情報ベースの格納情報によって接続関係を認識でき
ないネットワーク機器について、前記ブリッジ機能を有
するネットワーク機器およびリピータ機能を有するネッ
トワーク機器のポート単位の送受信フレームの統計量を
所定時間間隔で収集し、有意の差がないポートの組があ
れば、このポートの組を接続関係にあるポートとして認
識することができる。
【0220】また、稼動中のネットワーク機器の管理情
報ベースの格納情報を所定時間間隔で収集し、管理者端
末の記憶領域に保持し、前回の収集内容と今回の収集内
容との相違があるか否かを比較し、稼動中のネットワー
ク機器の起動、停止、接続先の変更、IPアドレスの変
更等を検出することができる。
【0221】さらに、ネットワーク機器同士の接続関係
の情報により機器同士の接続関係のモデルを作成し、機
器同士の接続関係のモデルごとに、または複数の機器同
士の接続関係のモデルを組合せることによってネットワ
ーク機器同士の接続関係を検出したり、検出条件を提示
することができる。
【0222】なお、上記実施形態は、現在におけるSN
MPプロトコルに則って構成したものであるが、SNM
Pプロトコルの更新に際しては、細部の構成を変更して
実施できることは言うまでもない。また、ネットワーク
機器は有線回線で接続したものに限定されず、無線回線
で接続されたものであってもよい。
【0223】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、SNMPを実装しているインテリジェントな
ネットワーク中継装置が稼動しているネットワーク環境
において、SNMP以外の特別なソフトウェアの実装を
必要とせず、またSNMPの実装の仕方に依存せずに、
少なくとも1台の管理端末からネットワークノード内部
の物理的な機器構成を自動的に検出することができる。
【0224】また、ブリッジとブリッジの接続先の機器
との間に存在するネットワーク機器の検出に限定される
ことなく、ネットワーク内の全ての機器の種別、接続関
係等の構成を検出することができる。
【0225】さらに、ハブ同士がカスケード接続されて
いる場合やリピータの接続先に複数の端末が接続されて
いる場合であっても、その接続関係を検出することがで
きる。
【0226】また、SNMPプロトコルを実装していな
いノンインテリジェント機器であっても、その存在を予
測することができるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で対象とするネットワークシステムの実施形態を示す図
である。
【図2】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で用いるSNMPメッセージフォーマットを示す図であ
る。
【図3】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で用いるインターネットOIDツリーを示す図である。
【図4】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で用いるMIBオブジェクトの構成を示す図である。
【図5】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で用いるsystemグループオブジェクトの構成を示す図で
ある。
【図6】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で用いるinterfacesグループオブジェクトの構成を示す
図である。
【図7】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で用いるipグループオブジェクトの構成を示す図であ
る。
【図8】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で用いるdot1dBridgeグループオブジェクトの構成を示
す図である。
【図9】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方法
で用いるsnmpDot3RptrMgtグループオブジェクトの構成
を示す図である。
【図10】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法で用いるprintmibグループオブジェクトの構成を示す
図である。
【図11】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法を実現する管理者端末内のプログラム構成例を示す図
である。
【図12】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法で用いるOIDテーブルの構成を示す図である。
【図13】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法で用いるATテーブルの構成を示す図である。
【図14】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法で用いるTIテーブル1123の構成を示す図である。
【図15】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法で用いるPFテーブル1124の構成を示す図であ
る。
【図16】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法で用いるTSテーブルの構成を示す図である。
【図17】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるSNMPメッセージ送受信の仕組を示す図で
ある。
【図18】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法における機器種別の検出方法を説明する図である。
【図19】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法を考慮する場合のネットワーク中継装置間のRelation
定義を示す図である。
【図20】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるinterfaces MIBを利用したネットワーク
中継装置間の接続検出方法を示す図である。
【図21】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるネットワーク機器の分類方法を示す図であ
る。
【図22】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-CF-CFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図23】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-CF-CFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図24】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-CF-IFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図25】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-CF-IFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図26】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-CF-SFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図27】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-CF-SFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図28】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-IF-CFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図29】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-IF-CFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図30】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-IF-IFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図31】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-IF-IFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図32】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-IF-SFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図33】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-IF-SFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図34】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-SF-CFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図35】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-SF-CFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図36】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-SF-IFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図37】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-SF-IFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図38】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-SF-SFモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図39】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-SF-SFモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図40】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-CFモデルの接続検出の仕組を示す図であ
る。
【図41】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-CFモデルの接続検出に利用するPFテーブ
ルのエントリ例を示す図である。
【図42】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-IFモデルの接続検出の仕組を示す図であ
る。
【図43】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-IFモデルの接続検出に利用するPFテーブ
ルのエントリ例を示す図である。
【図44】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-SFモデルの接続検出の仕組を示す図であ
る。
【図45】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるR-SFモデルの接続検出に利用するPFテーブ
ルのエントリ例を示す図である。
【図46】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるネットワーク中継装置同士の接続検出方法を
説明する図である。
【図47】図46の続きを示す図である。
【図48】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるCF-Termモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図49】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるCF-Termモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図50】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるIF-Termモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図51】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるIF-Termモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図52】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるSF-Termモデルの接続検出の仕組を示す図で
ある。
【図53】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるSF-Termモデルの接続検出に利用するPFテ
ーブルのエントリ例を示す図である。
【図54】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるネットワーク中継装置と端末装置の接続検出
方法を説明する図である。
【図55】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法における複数のモデルを組合わせることによる親子関
係の検出方法を説明する図である。
【図56】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法における複数のモデルを組合わせることによる親子関
係の検出に利用するTSテーブルのエントリ例を示す図
である。
【図57】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるNon Intelligent Hubの接続の予測方法を示
す図である。
【図58】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるNon Intelligent Hubの接続の予測に利用す
るTSテーブルのエントリ例を示す図である。
【図59】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法における非稼動中端末装置の検出方法を示す図であ
る。
【図60】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法における接続先の変更の検出方法を示す図である。
【図61】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法における接続先の変更の検出に利用するTSテーブル
のエントリ例を示す図である。
【図62】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるネットワーク構成図面表示例を示す図であ
る。
【図63】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法における稼動状況検出モジュールがICMPエコーリ
クエストを送受信する処理を示すフローチャートであ
る。
【図64】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるMIBアクセスモジュールがPDUを作成
し、SNMPメッセージを送受信する処理を示すフロー
チャートである。
【図65】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるMIBアクセスモジュールが機器のMIB2
サポート状況をチェックする処理IPフォワーディング
機能の有無をチェックする処理を示すフローチャートで
ある。
【図66】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるMIBアクセスモジュールが機器のブリッジ
MIBサポート状況をチェックする処理を示すフローチ
ャートである。
【図67】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるMIBアクセスモジュールが機器のリピータ
MIBサポート状況をチェックする処理を示すフローチ
ャートである。
【図68】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるMIBアクセスモジュールが機器のプリンタ
MIBサポート状況をチェックする処理を示すフローチ
ャートである。
【図69】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがATテーブ
ルを作成する処理を示すフローチャートである。
【図70】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTIテーブ
ルを作成する処理を示すフローチャートである。
【図71】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTIテーブ
ル作成時にTIテーブルの各項目の値を取得する処理を
示すフローチャートである。
【図72】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTIテーブ
ル作成時に機器タイプを認識する処理を示すフローチャ
ートである。
【図73】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがPFテーブ
ルを作成する処理を示すフローチャートである。
【図74】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがPFテーブ
ル作成時にブリッジMIBサポート機器に対して実行す
る処理を示すフローチャートである。
【図75】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがPFテーブ
ル作成時にリピータMIBサポート機器に対して実行す
る処理を示すフローチャートである。
【図76】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがPFテーブ
ル作成時にフォワーディング情報を学習する処理を示す
フローチャートである。
【図77】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがPFテーブ
ル作成時にフォワーディング情報を予測する処理を示す
フローチャートである。
【図78】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがPFテーブ
ル作成時にMIB2(interfaces MIB)サポート機器に
対して実行する処理を示すフローチャートである。
【図79】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがPFテーブ
ル作成時に管理者端末の接続ポートを検出する処理を示
すフローチャートである。
【図80】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがPFテーブ
ル作成時に管理者端末以外の機器の接続ポートを検出す
る処理を示すフローチャートである。
【図81】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ルを作成する処理を示すフローチャートである。
【図82】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にRoot装置を決定する処理を示すフローチャー
トである。
【図83】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にネットワーク中継装置間の接続を決定する処
理を示すフローチャートである。
【図84】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時に接続モデルを決定する処理を示すフローチャ
ートである。
【図85】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にネットワーク機器を分類する処理を示すフロ
ーチャートである。
【図86】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時に接続検出条件をチェックする処理を示すフロ
ーチャートである。
【図87】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時に集合(R, CF, CF)の接続検出条件をチェック
する処理を示すフローチャートである。
【図88】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時に集合(R, CF, IF)の接続検出条件をチェック
する処理を示すフローチャートである。
【図89】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にR-IF-CFモデルの接続検出条件をチェックす
る処理を示すフローチャートである。
【図90】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にR-CF-IFモデルの接続検出条件をチェックす
る処理を示すフローチャートである。
【図91】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時に集合(R, CF, SF)の接続検出条件をチェック
する処理を示すフローチャートである。
【図92】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にR-SF-CFモデルの接続検出条件をチェックす
る処理を示すフローチャートである。
【図93】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にR-CF-SFモデルの接続検出条件をチェックす
る処理を示すフローチャートである。
【図94】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時に集合(R, IF, IF)の接続検出条件をチェック
する処理を示すフローチャートである。
【図95】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にR-IF-IFモデルの接続検出条件をチェックす
る処理を示すフローチャートである。
【図96】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時に集合(R, IF, SF)の接続検出条件をチェック
する処理を示すフローチャートである。
【図97】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にR-SF-IFモデルの接続検出条件をチェックす
る処理を示すフローチャートである。
【図98】図97の続きを示すフローチャートである。
【図99】本発明に係わるネットワーク構成自動認識方
法におけるオートディスカバリモジュールがTSテーブ
ル作成時にR-IF-SFモデルの接続検出条件をチェックす
る処理を示すフローチャートである。
【図100】図99の続きを示すフローチャートであ
る。
【図101】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時に集合(R, SF, SF)の接続検出条件をチェッ
クする処理を示すフローチャートである。
【図102】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時にTSテーブルに対するエントリを追加する
処理を示すフローチャートである。
【図103】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時にTSテーブルに対するRootエントリを追加
する処理を示すフローチャートである。
【図104】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時に親子関係と接続関係が不明なネットワーク
中継装置を追加する処理を示すフローチャートである。
【図105】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時に親子関係だけが不明なネットワーク中継装
置を追加する処理を示すフローチャートである。
【図106】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時に親子関係と接続関係が自明なネットワーク
中継装置を追加する処理を示すフローチャートである。
【図107】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時に親子関係を決定する処理を示すフローチャ
ートである。
【図108】図107の続きを示すフローチャートであ
る。
【図109】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時に複数モデルを組合わせる処理を示すフロー
チャートである。
【図110】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時にTSテーブルのエントリを結合する処理を
示すフローチャートである。
【図111】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時に接続関係が不明なネットワーク中継装置を
決定する処理を示すフローチャートである。
【図112】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時にRootとネットワーク中継装置の親子関係を
決定する処理を示すフローチャートである。
【図113】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時にRootとネットワーク中継装置の接続ポート
を決定する処理を示すフローチャートである。
【図114】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時にネットワーク中継装置と端末装置の接続を
決定する処理を示すフローチャートである。
【図115】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法におけるオートディスカバリモジュールがTSテー
ブル作成時にインタフェースMIBを評価する処理を示
すフローチャートである。
【図116】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法における図面表示プログラムがネットワーク構成図
面を表示する処理を示すフローチャートである。
【図117】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法における図面表示プログラムがネットワーク構成図
面表示処理時に画面に描画する処理を示すフローチャー
トである。
【図118】図117の続きを示すフローチャートであ
る。
【図119】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法における図面表示プログラムがネットワーク構成図
面の描画時にノンインテリジェントハブを予測する処理
を示すフローチャートである。
【図120】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法における図面表示プログラムがユーザイベントによ
り機器情報を表示する処理を示すフローチャートであ
る。
【図121】本発明に係わるネットワーク構成自動認識
方法における図面表示プログラムが接続先変更の監視す
る処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…バックボーンネットワークケーブル(Ethernet LA
N)、2a,2b…ルータ、3…スイッチングハブ、4…
ブリッジ、5…インテリジェントハブ、6…ノンインテ
リジェントハブ、71…管理者端末、72〜78…端末
装置、1102…通信ポート、1103…ネットワーク
構成自動認識サービスプログラム、1104…図面表示
プログラム、1111…稼動状況検出モジュール、11
12…MIBアクセスモジュール、1113…オートデ
ィスカバリモジュール、1121…OIDテーブル、1
122…ATテーブル、1123…TIテーブル、11
24…PFテーブル、1125…TSテーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/66 Fターム(参考) 5B089 GA21 GB08 HB06 JA35 JB10 JB14 KA04 KB03 KB06 KC15 KC22 KC28 KC30 KC44 KC47 KC59 LB17 5K030 GA14 HA08 HB08 HC01 HD03 HD06 HD09 JA10 JT06 KA05 KA07 LA02 MA01 MD07 MD08 5K033 AA09 CB04 CB08 CB14 CC01 DA01 DB01 DB12 DB14 DB17 DB18 DB20 EA07 EC03 9A001 BB04 CC08 JJ12 KK31

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 SNMPエージェントと管理情報ベース
    を実装しているインテリジェントなネットワーク機器が
    ネットワークノード内に少なくとも1台以上存在するネ
    ットワークシステムにおける機器構成を自動認識する方
    法であって、 SNMPマネージャを実装した管理者端末からネットワ
    ークノード内の各ネットワーク機器に対してICMPエ
    コーリクエストを送信し、その応答によって稼動状態の
    ネットワーク機器を検出する第1のステップと、 検出した各ネットワーク機器のSNMPエージェントに
    対し、当該ネットワーク機器内の管理情報ベースの格納
    情報の転送要求を送信し、返信された管理情報ベースの
    格納情報によってネットワークノード内に存在するネッ
    トワーク機器の種別を検出する第2のステップとを備え
    ることを特徴とするネットワーク構成の自動認識方法。
  2. 【請求項2】 機器種別がブリッジ機能を有するネット
    ワーク機器の管理情報ベースから当該ネットワーク機器
    の各ポートに接続されたネットワーク機器の物理アドレ
    スの集合を取得する第3のステップと、 ルーティング機能を有するネットワーク機器の管理情報
    ベースから物理アドレスとIPアドレスの対応情報を取
    得する第4のステップと、 取得した物理アドレスとIPアドレスの対応情報に基づ
    き、ブリッジ機能を有するネットワーク機器の各ポート
    の接続先のネットワーク機器をIPレベルで認識する第
    5のステップとをさらに備えることを特徴とする請求項
    1に記載のネットワーク構成の自動認識方法。
  3. 【請求項3】 前記ICMPエコーリクエストに対して
    応答が返信されたネットワーク機器は稼動中、応答が返
    信されないネットワーク機器は存在しないものと認識
    し、さらに前記第4のステップで取得した物理アドレス
    とIPアドレスの対応情報を参照し、稼動中と認識した
    ネットワーク機器以外の対応情報が存在する場合には当
    該ネットワーク機器は非稼動中であるものと認識する第
    6のステップをさらに備えることを特徴とする請求項2
    に記載のネットワーク構成の自動認識方法。
  4. 【請求項4】 ブリッジ機能またはリピータ機能を有す
    るネットワーク機器の管理情報ベースに当該ネットワー
    ク機器の各ポートの接続先に存在する非稼動中のネット
    ワーク機器の情報が格納されているか否かを調べ、格納
    されている場合は当該格納情報に基づき非稼動中のネッ
    トワーク機器の接続関係を検出するステップをさらに備
    えることを特徴とする請求項3に記載のネットワーク構
    成の自動認識方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のステップで取得したネットワ
    ーク機器の管理情報ベースの内容によってブリッジ機能
    を有するネットワーク機器が複数存在するか否かを検出
    し、複数の存在を検出した場合には、任意のブリッジ機
    能を有するネットワーク機器を親機器とし、該親機器の
    特定ポートの接続先に別のブリッジ機能を有するネット
    ワーク機器が存在するか否かをさらに検出し、存在する
    ことを検出した場合には、該ネットワーク機器を子機器
    とし、その子機器の各ポートの接続先の機器構成を検索
    し、ブリッジ機能を有するネットワーク機器同士の接続
    関係をポート単位で認識するステップをさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のネットワーク構成の自
    動認識方法。
  6. 【請求項6】 前記子機器と接続している親機器のポー
    トの接続先に存在するネットワーク機器の物理アドレス
    の集合と、子機器の全ポートから親機器へ接続している
    ポートを除くポートの接続先に存在するネットワーク機
    器の物理アドレスの集合の和集合の差分を求め、親機器
    と子機器の中間に存在しているネットワーク機器を認識
    するステップを有することを特徴とする請求項5に記載
    のネットワーク構成の自動認識方法。
  7. 【請求項7】 前記親機器と子機器の中間に複数の機器
    が存在することを認識した場合に、全機器がルーティン
    グ機能、ブリッジ機能、リピータ機能にいずれを保持し
    ているか否かを検出し、いずれも保持していない場合に
    はノンインテリジェントなネットワーク中継装置が存在
    するものと予測するステップを備えることを特徴とする
    請求項6に記載のネットワーク構成の自動認識方法。
  8. 【請求項8】 接続関係を認識した前記親機器と子機器
    についてそれぞれの管理情報ベース内に保持されている
    物理アドレスを調べ、親機器の管理情報ベース内に子機
    器の物理アドレスが保持されていない場合および子機器
    の管理情報ベース内に親機器の物理アドレスが存在しな
    い場合は、親機器と子機器の特定のポートの接続先に存
    在する機器の物理アドレスの集合に共通で含まれるよう
    な任意の機器を選択し、その選択した機器に対する親機
    器や子機器の接続ポートを基に親機器と子機器の接続関
    係を絞り込んで認識するステップを備えることを特徴と
    する請求項5に記載のネットワーク構成の自動認識方
    法。
  9. 【請求項9】 リピータ機能を有するネットワーク機器
    の任意のポートにおける最新受信フレームの送信元物理
    アドレスの更新頻度の値を取得し、この値によって当該
    任意のポートの接続先に稼動している機器の数を認識す
    るステップと、 前記更新頻度の値が「0」または「1」以外の場合には
    当該任意のポートにおける最新受信フレームの送信元物
    理アドレスの値を所定時間間隔で取得し、当該任意のポ
    ートの接続先に存在する全てのネットワーク機器の物理
    アドレスを認識することを特徴とする請求項2に記載の
    ネットワーク構成の自動認識方法。
  10. 【請求項10】 リピータ機能を有するネットワーク機
    器の任意のポートにおける最新受信フレームの送信元物
    理アドレスの更新頻度の値を所定時間間隔で取得し、こ
    の値が変化しているか否かによってリピータ機能を有す
    るネットワーク機器がRFC仕様に準拠しているものか
    否かを認識するステップをさらに備えることを特徴とす
    る請求項2に記載のネットワーク構成の自動認識方法。
  11. 【請求項11】 ブリッジ機能を有するネットワーク機
    器およびリピータ機能を有するネットワーク機器の管理
    情報ベースの格納情報によって接続関係を認識できない
    ネットワーク機器について、前記管理者端末によって前
    記ブリッジ機能を有するネットワーク機器およびリピー
    タ機能を有するネットワーク機器の任意のポートを一時
    的に閉塞し、閉塞前にはICMPエコーリクエストパケ
    ットに対する応答があり、閉塞後には応答がなくなる機
    器である場合、その機器は当該任意のポートの接続先に
    存在するものとして認識するステップを備えることを特
    徴とする請求項2に記載のネットワーク構成の自動認識
    方法。
  12. 【請求項12】 ブリッジ機能を有するネットワーク機
    器およびリピータ機能を有するネットワーク機器の管理
    情報ベースの格納情報によって接続関係を認識できない
    ネットワーク機器について、前記ブリッジ機能を有する
    ネットワーク機器およびリピータ機能を有するネットワ
    ーク機器のポート単位の送受信フレームの統計量を所定
    時間間隔で収集し、前記ポート単位で任意に設定された
    統計量の値の範囲内にあるポートの組があれば、このポ
    ートの組を接続関係にあるポートとして認識するステッ
    プを備えることを特徴とする請求項2に記載のネットワ
    ーク構成の自動認識方法。
  13. 【請求項13】 稼動中のネットワーク機器の管理情報
    ベースの格納情報を所定時間間隔で収集し、管理者端末
    の記憶領域に保持し、前回の収集内容と今回の収集内容
    との相違があるか否かを比較し、稼動中のネットワーク
    機器の起動、停止、接続先の変更、IPアドレスの変更
    等を検出するステップを備えることを特徴とする請求項
    3〜12のいずれか一項に記載のネットワーク構成の自
    動認識方法。
  14. 【請求項14】 ネットワーク機器同士の接続関係の情
    報により機器同士の接続関係のモデルテーブルを作成
    し、前記モデルテーブルを参照して機器同士の接続関係
    のモデルごとに、または複数の機器同士の接続関係のモ
    デルを組合せることによってネットワーク機器同士の接
    続関係を検出するステップを備えることを特徴とする請
    求項3〜13のいずれか一項に記載のネットワーク構成
    の自動認識方法。
  15. 【請求項15】 認識したネットワーク接続構成を論理
    的な図面データに展開し、さらに物理的なフロア図面等
    に物理的な機器構成を配置した図面データを作成し、少
    なくとも1つの図面データを表示装置画面に表示させる
    ステップを備えることを特徴とする請求項2〜13のい
    ずれか一項に記載のネットワーク構成の自動認識方法。
  16. 【請求項16】 SNMPエージェントと管理情報ベー
    スを実装しているインテリジェントなネットワーク機器
    がネットワークノード内に少なくとも1台以上存在する
    ネットワークシステムにおける機器構成をSNMPマネ
    ージャを実装した管理者端末から自動認識するシステム
    であって、 前記SNMPマネージャを実装した管理者端末が、 ネットワークノード内の各ネットワーク機器に対してI
    CMPエコーリクエストを送信し、その応答によって稼
    動状態のネットワーク機器を検出する第1の手段と、 検出した各ネットワーク機器のSNMPエージェントに
    対し、当該ネットワーク機器内の管理情報ベースの格納
    情報の転送要求を送信し、返信された管理情報ベースの
    格納情報によってネットワークノード内に存在するネッ
    トワーク機器の種別を検出する第2の手段とを備えるこ
    とを特徴とするネットワーク構成の自動認識システム。
  17. 【請求項17】 機器種別がブリッジ機能を有するネッ
    トワーク機器の管理情報ベースから当該ネットワーク機
    器の各ポートに接続されたネットワーク機器の物理アド
    レスの集合を取得する第3の手段と、 ルーティング機能を有するネットワーク機器の管理情報
    ベースから物理アドレスとIPアドレスの対応情報を取
    得する第4の手段と、 取得した物理アドレスとIPアドレスの対応情報に基づ
    き、ブリッジ機能を有するネットワーク機器の各ポート
    の接続先の機器をIPレベルで認識する第5の手段とを
    さらに備えることを特徴とする請求項16に記載のネッ
    トワーク構成の自動認識システム。
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