JPH1051165A - プリント基板の抜け防止機能つき引抜具 - Google Patents
プリント基板の抜け防止機能つき引抜具Info
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- JPH1051165A JPH1051165A JP21599796A JP21599796A JPH1051165A JP H1051165 A JPH1051165 A JP H1051165A JP 21599796 A JP21599796 A JP 21599796A JP 21599796 A JP21599796 A JP 21599796A JP H1051165 A JPH1051165 A JP H1051165A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 挿抜機能と抜け防止機能を兼用するプリント
基板用の引抜具を提供する。 【解決手段】 引抜具3は突起3Aとレバー3Bと軸3
C・3Dを形成する。引抜具4は縦溝4Aと突起4Bと
溝4Cとレバー4Dと連通穴4Eを形成する。軸3をプ
リント基板2の穴2Aに結合した状態で、引抜具3を縦
溝4Aに入れ、軸3Dと連通穴4Eで、引抜具4に結合
する。軸3Dが円弧42に保持されているときは溝4C
が筐体1の端部1Aに入り、ロック状態になる。軸3D
が円弧41に保持されている状態でレバー4Dを回転す
ると、突起3A・突起4Bが端部1Aをてこ力で押し
て、プリント基板1を挿抜する。
基板用の引抜具を提供する。 【解決手段】 引抜具3は突起3Aとレバー3Bと軸3
C・3Dを形成する。引抜具4は縦溝4Aと突起4Bと
溝4Cとレバー4Dと連通穴4Eを形成する。軸3をプ
リント基板2の穴2Aに結合した状態で、引抜具3を縦
溝4Aに入れ、軸3Dと連通穴4Eで、引抜具4に結合
する。軸3Dが円弧42に保持されているときは溝4C
が筐体1の端部1Aに入り、ロック状態になる。軸3D
が円弧41に保持されている状態でレバー4Dを回転す
ると、突起3A・突起4Bが端部1Aをてこ力で押し
て、プリント基板1を挿抜する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】筐体に取り付けられたコネク
タにプリント基板を挿入し、このプリント基板をコネク
タから取り外すときは、プリント基板に取り付けられた
引抜具を回転してプリント基板をコネクタから引き抜
く。この発明は、この引抜具についてのものであり、多
数のプリント基板が筐体に取り付けられている場合に、
個々のプリント基板を筐体から簡便に着脱できるプリン
ト基板の抜け防止機能つき引抜具についてのものであ
る。
タにプリント基板を挿入し、このプリント基板をコネク
タから取り外すときは、プリント基板に取り付けられた
引抜具を回転してプリント基板をコネクタから引き抜
く。この発明は、この引抜具についてのものであり、多
数のプリント基板が筐体に取り付けられている場合に、
個々のプリント基板を筐体から簡便に着脱できるプリン
ト基板の抜け防止機能つき引抜具についてのものであ
る。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術によるプリント基板の引
抜具の構成を図6の分解斜視図により説明する。なお、
図6は実開平04−137093号公報の図1と技術的に同じも
のである。図6の1は筐体、12はプリント基板、13
は引抜具、14はストッパ、15と16はピン、17は
ばねである。筐体1には角がL字状に折り曲げられた端
部1Aが形成される。プリント基板12には端部に穴1
2Aがあけられ、ピン15が挿入され、引抜具13が回
転自在に保持される。
抜具の構成を図6の分解斜視図により説明する。なお、
図6は実開平04−137093号公報の図1と技術的に同じも
のである。図6の1は筐体、12はプリント基板、13
は引抜具、14はストッパ、15と16はピン、17は
ばねである。筐体1には角がL字状に折り曲げられた端
部1Aが形成される。プリント基板12には端部に穴1
2Aがあけられ、ピン15が挿入され、引抜具13が回
転自在に保持される。
【0003】引抜具13には、突起13A、突起13
B、レバー13Cがそれぞれ形成され、中央内部に座ぐ
り穴13Dがあけられる。また、突起13Aから距離L
1で突起13Bから距離L2の位置の側面13Eに貫通
穴13Fがあけられ、側面13Eに座ぐり穴13Dと連
絡する長穴13Gがあけられ、上面13Hに座ぐり穴1
3Dと連絡する角穴13Jがあけられる。
B、レバー13Cがそれぞれ形成され、中央内部に座ぐ
り穴13Dがあけられる。また、突起13Aから距離L
1で突起13Bから距離L2の位置の側面13Eに貫通
穴13Fがあけられ、側面13Eに座ぐり穴13Dと連
絡する長穴13Gがあけられ、上面13Hに座ぐり穴1
3Dと連絡する角穴13Jがあけられる。
【0004】ストッパ14は引抜具13内を摺動し、端
部に形成された凸部14Aは引抜具13の角穴13Jか
ら突出する。ピン15は、プリント基板12の穴12Aと
引抜具13の貫通穴13Dに挿入され、プリント基板1
2の端部に対し引抜具13を回転自在に保持する。ピン
16はストッパ14の側面に固定され、引抜具13の長
穴13G内でストッパ14を案内する。ばね17は引抜
具13の座ぐり穴13Dに挿入され、ストッパ14を突
起13B側に押す。
部に形成された凸部14Aは引抜具13の角穴13Jか
ら突出する。ピン15は、プリント基板12の穴12Aと
引抜具13の貫通穴13Dに挿入され、プリント基板1
2の端部に対し引抜具13を回転自在に保持する。ピン
16はストッパ14の側面に固定され、引抜具13の長
穴13G内でストッパ14を案内する。ばね17は引抜
具13の座ぐり穴13Dに挿入され、ストッパ14を突
起13B側に押す。
【0005】図6では、ばね17がストッパ14を押し
上げ、ストッパ14の端部と引抜具13の突起13Aが
筐体1の端部1Aを挟んでいるので、プリント基板12
は筐体1から移動しない。凸部14Aを押し下げると、
ストッパ14は引抜具13内を移動し下がる。なお、ス
トッパ14はピン16が長穴13Gでガイドされ、上げ
下げの停止位置を決める。
上げ、ストッパ14の端部と引抜具13の突起13Aが
筐体1の端部1Aを挟んでいるので、プリント基板12
は筐体1から移動しない。凸部14Aを押し下げると、
ストッパ14は引抜具13内を移動し下がる。なお、ス
トッパ14はピン16が長穴13Gでガイドされ、上げ
下げの停止位置を決める。
【0006】図6において、ストッパ14の凸部14A
を下げたままレバー13Cを反時計方向に回転すること
により、引抜具13が回転し、引抜具13の突起13B
が端部1Aの外側を押すことによりプリント基板12は
右方向に移動し、筐体1から取りはずされる。
を下げたままレバー13Cを反時計方向に回転すること
により、引抜具13が回転し、引抜具13の突起13B
が端部1Aの外側を押すことによりプリント基板12は
右方向に移動し、筐体1から取りはずされる。
【0007】レバー13Cを時計方向に回転すれば、突
起13Aが端部1Aの内側に接し、てこ力によりプリン
ト基板12を左方向に移動させ、プリント基板12を筐
体1に挿入する。凸部14Aを開放すれば、復帰用のば
ね17の作用によりストッパ4は自動復帰し、プリント
基板2の挿入状態を維持する。
起13Aが端部1Aの内側に接し、てこ力によりプリン
ト基板12を左方向に移動させ、プリント基板12を筐
体1に挿入する。凸部14Aを開放すれば、復帰用のば
ね17の作用によりストッパ4は自動復帰し、プリント
基板2の挿入状態を維持する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図8の引抜具は構成が
複雑であり、ストッパを下げたままでレバーを回転しな
くてはいけないので、操作が面倒である。この発明は、
プリント基板の隅に第1の引抜具を第2の引抜具と共に
回転自在に保持し、前記第1の引抜具の回転軸が前記第
2の引抜具の第1の回転中心にあるときは、前記第1の
引抜具の第1の突起と前記第2の引抜具の第2の突起が
前記端部の内側または外側を押して前記プリント基板を
前記筐体に挿抜し、前記第1の引抜具の回転軸が前記第
2の引抜具の第2の回転中心にあるときは、前記第2の
引抜具の溝が前記端部に入り、前記プリント基板を前記
筐体にロックすることことにより、引抜具に挿抜機能と
抜け防止機能を兼用させ、かつ、簡易な構成で操作容易
な抜け防止機能つき引抜具を提供することを目的とす
る。
複雑であり、ストッパを下げたままでレバーを回転しな
くてはいけないので、操作が面倒である。この発明は、
プリント基板の隅に第1の引抜具を第2の引抜具と共に
回転自在に保持し、前記第1の引抜具の回転軸が前記第
2の引抜具の第1の回転中心にあるときは、前記第1の
引抜具の第1の突起と前記第2の引抜具の第2の突起が
前記端部の内側または外側を押して前記プリント基板を
前記筐体に挿抜し、前記第1の引抜具の回転軸が前記第
2の引抜具の第2の回転中心にあるときは、前記第2の
引抜具の溝が前記端部に入り、前記プリント基板を前記
筐体にロックすることことにより、引抜具に挿抜機能と
抜け防止機能を兼用させ、かつ、簡易な構成で操作容易
な抜け防止機能つき引抜具を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明は、角がL字状に折り曲げられた端部1A
を形成する筐体1に出入りするプリント基板2の引抜具
であって、前記引抜具は引抜具3と引抜具4で構成し、
引抜具3は筐体1の端部1Aの内側に接する突起3Aを
形成し、突起3Aの反対側にレバー3Bを形成し、引抜
具3の第1の側面にプリント基板2の穴2Aとかん合す
る軸3Cを突設し、引抜具3の第1の側面と反対面の第
2の側面に軸3Cと同軸の軸3Dを突設し、引抜具4は
プリント基板2と結合する引抜具3を挟む縦溝4Aを形
成し、引抜具4は筐体1の端部1Aの外側に接する突起
4Bを形成し、突起4Bに並列して端部1Aに出入りす
る溝4Cを形成し、突起4Bの反対側にレバー4Dを形
成し、引抜具3の軸3Dを回転自在に保持する円弧41
と円弧42をもつ連通穴4Eを縦溝4Aに連絡し、溝4
Cに近い円弧41に引抜具3の軸3Dを保持した状態で
レバー4Dを第1の方向に回転すると、レバー3Bが連
動して突起3Aが筐体1の端部1Aの内側を押してプリ
ント基板2を筐体1に挿入し、引抜具4を第1の方向に
移動して引抜具3の軸3Dを円弧42で保持すると、引
抜具4の溝4Cが筐体1の端部1Aに入りプリント基板
2を筐体1にロックし、引抜具4を第1の方向と逆の第
2の方向に移動して引抜具3の軸3Dを円弧41で保持
すると、引抜具4の溝4Cが筐体1の端部1Aを解放し
てプリント基板2の筐体1に対するロックを解除し、円
弧41に引抜具3の軸3Dを保持した状態でレバー4D
を第1の方向と逆の第2の方向に回転すると、突起4B
が筐体1の端部1Aの外側を押してプリント基板2を筐
体1から抜く。
め、この発明は、角がL字状に折り曲げられた端部1A
を形成する筐体1に出入りするプリント基板2の引抜具
であって、前記引抜具は引抜具3と引抜具4で構成し、
引抜具3は筐体1の端部1Aの内側に接する突起3Aを
形成し、突起3Aの反対側にレバー3Bを形成し、引抜
具3の第1の側面にプリント基板2の穴2Aとかん合す
る軸3Cを突設し、引抜具3の第1の側面と反対面の第
2の側面に軸3Cと同軸の軸3Dを突設し、引抜具4は
プリント基板2と結合する引抜具3を挟む縦溝4Aを形
成し、引抜具4は筐体1の端部1Aの外側に接する突起
4Bを形成し、突起4Bに並列して端部1Aに出入りす
る溝4Cを形成し、突起4Bの反対側にレバー4Dを形
成し、引抜具3の軸3Dを回転自在に保持する円弧41
と円弧42をもつ連通穴4Eを縦溝4Aに連絡し、溝4
Cに近い円弧41に引抜具3の軸3Dを保持した状態で
レバー4Dを第1の方向に回転すると、レバー3Bが連
動して突起3Aが筐体1の端部1Aの内側を押してプリ
ント基板2を筐体1に挿入し、引抜具4を第1の方向に
移動して引抜具3の軸3Dを円弧42で保持すると、引
抜具4の溝4Cが筐体1の端部1Aに入りプリント基板
2を筐体1にロックし、引抜具4を第1の方向と逆の第
2の方向に移動して引抜具3の軸3Dを円弧41で保持
すると、引抜具4の溝4Cが筐体1の端部1Aを解放し
てプリント基板2の筐体1に対するロックを解除し、円
弧41に引抜具3の軸3Dを保持した状態でレバー4D
を第1の方向と逆の第2の方向に回転すると、突起4B
が筐体1の端部1Aの外側を押してプリント基板2を筐
体1から抜く。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
一実施の形態を説明する。図1はこの発明の一実施の形
態による引抜具の構成を示す分解斜視図である。図1の
2はプリント基板2、3と4は引抜具であり、筐体1は
図6の筐体1と同じものである。
一実施の形態を説明する。図1はこの発明の一実施の形
態による引抜具の構成を示す分解斜視図である。図1の
2はプリント基板2、3と4は引抜具であり、筐体1は
図6の筐体1と同じものである。
【0011】図1において、この発明による引抜具は引
抜具3と引抜具4で構成する。引抜具3は筐体1の端部
1Aの内側に接する突起3Aを形成する。突起3Aの反
対側にレバー3Bを形成する。
抜具3と引抜具4で構成する。引抜具3は筐体1の端部
1Aの内側に接する突起3Aを形成する。突起3Aの反
対側にレバー3Bを形成する。
【0012】引抜具3の第1の側面にプリント基板2の
穴2Aとかん合する軸3Cを突設し、引抜具3の第1の
側面と反対面の第2の側面に軸3Cと同軸の軸3Dを突
設する。
穴2Aとかん合する軸3Cを突設し、引抜具3の第1の
側面と反対面の第2の側面に軸3Cと同軸の軸3Dを突
設する。
【0013】引抜具4はプリント基板2と結合する引抜
具3を挟む縦溝4Aを形成する。また、引抜具4は筐体
1の端部1Aの外側に接する突起4Bを形成し、突起4
Bに並列して端部1Aに出入りする溝4Cを形成する。
突起4Bの反対側にレバー4Dを形成する。連通穴4E
は円弧41と円弧42をもち、円弧41と円弧42はそ
れぞれ引抜具3の軸3Dを回転自在に保持する。連通穴
4Eは縦溝4Aに連絡している。
具3を挟む縦溝4Aを形成する。また、引抜具4は筐体
1の端部1Aの外側に接する突起4Bを形成し、突起4
Bに並列して端部1Aに出入りする溝4Cを形成する。
突起4Bの反対側にレバー4Dを形成する。連通穴4E
は円弧41と円弧42をもち、円弧41と円弧42はそ
れぞれ引抜具3の軸3Dを回転自在に保持する。連通穴
4Eは縦溝4Aに連絡している。
【0014】次に、図2によりこの発明の引抜具の組立
手順を説明する。なお、図2において右方の図は平面図
であり、左方の図は右方の図の側面図である。また、図
2ア、図2イ、図2ウの順番で組み立てられる。
手順を説明する。なお、図2において右方の図は平面図
であり、左方の図は右方の図の側面図である。また、図
2ア、図2イ、図2ウの順番で組み立てられる。
【0015】図2アでは、引抜具3の軸3Cがプリント
基板2の穴2Aに入れられる。次に、図2イに示される
ように、プリント基板2に引抜具3が結合された状態
で、プリント基板2と引抜具3が引抜具4の縦溝4Aに
圧入される。図2イでは、軸3Dの端面に傾斜面が形成
され、前記傾斜面に当接する縦溝4Aに傾斜面が形成さ
れ、圧入を容易にしている。
基板2の穴2Aに入れられる。次に、図2イに示される
ように、プリント基板2に引抜具3が結合された状態
で、プリント基板2と引抜具3が引抜具4の縦溝4Aに
圧入される。図2イでは、軸3Dの端面に傾斜面が形成
され、前記傾斜面に当接する縦溝4Aに傾斜面が形成さ
れ、圧入を容易にしている。
【0016】図2ウは、組立が完了した状態図であり、
プリント基板2と引抜具3と引抜具4が結合している。
プリント基板2と引抜具3と引抜具4が結合している。
【0017】次に、図3から図5の状態変化図により、
この発明による引抜具の作用を説明する。図3はプリン
ト基板2が筐体1に挿入された状態図である。図3で
は、引抜具3の軸3Dは、引抜具4の円弧42に保持さ
れている。図3では、引抜具4の溝4Cが筐体1の端部
1Aを挟み、プリント基板2は筐体1に対し、ロック状
態となる。
この発明による引抜具の作用を説明する。図3はプリン
ト基板2が筐体1に挿入された状態図である。図3で
は、引抜具3の軸3Dは、引抜具4の円弧42に保持さ
れている。図3では、引抜具4の溝4Cが筐体1の端部
1Aを挟み、プリント基板2は筐体1に対し、ロック状
態となる。
【0018】図3の状態から、引抜具3を紙面の上方に
移動して引抜具3の軸3Dを円弧41で保持すると、図
4の状態になる。図4では、引抜具4の溝4Cが筐体1
の端部1Aを解放してプリント基板2の筐体1に対する
ロックを解除する。なお、引抜具4の連通穴4Eの近傍
に連通穴4Eが弾性変形可能となる長穴4Fを形成す
る。
移動して引抜具3の軸3Dを円弧41で保持すると、図
4の状態になる。図4では、引抜具4の溝4Cが筐体1
の端部1Aを解放してプリント基板2の筐体1に対する
ロックを解除する。なお、引抜具4の連通穴4Eの近傍
に連通穴4Eが弾性変形可能となる長穴4Fを形成す
る。
【0019】図4の状態から、レバー4Dを時計方向に
回転すると、引抜具4は円弧41を中心に回転する。同
時にレバー3Bが連動するので、引抜具3も回転し、図
5の状態になる。
回転すると、引抜具4は円弧41を中心に回転する。同
時にレバー3Bが連動するので、引抜具3も回転し、図
5の状態になる。
【0020】図5では、引抜具4の突起4Bが、てこ力
で筐体1の端部1Aの外側を押すので、プリント基板2
を筐体1から抜くことができる。図5の状態から、レバ
ー4Dを反時計方向に回転すると、引抜具3と引抜具4
が連動し、引抜具3の突起3Aが、てこ力で筐体1の端
部1Aの内側を押してプリント基板2を筐体1に挿入す
ることができる。
で筐体1の端部1Aの外側を押すので、プリント基板2
を筐体1から抜くことができる。図5の状態から、レバ
ー4Dを反時計方向に回転すると、引抜具3と引抜具4
が連動し、引抜具3の突起3Aが、てこ力で筐体1の端
部1Aの内側を押してプリント基板2を筐体1に挿入す
ることができる。
【0021】
【発明の効果】この発明は、プリント基板の隅に第1の
引抜具を第2の引抜具と共に回転自在に保持し、前記第
1の引抜具の回転軸が前記第2の引抜具の第1の回転中
心にあるときは、前記第1の引抜具の第1の突起と前記
第2の引抜具の第2の突起が前記端部の内側または外側
を押して前記プリント基板を前記筐体に挿抜し、前記第
1の引抜具の回転軸が前記第2の引抜具の第2の回転中
心にあるときは、前記第2の引抜具の溝が前記端部に入
り、前記プリント基板を前記筐体にロックすることがで
き、簡易な構成で操作容易な抜け防止機能つき引抜具を
提供できる。
引抜具を第2の引抜具と共に回転自在に保持し、前記第
1の引抜具の回転軸が前記第2の引抜具の第1の回転中
心にあるときは、前記第1の引抜具の第1の突起と前記
第2の引抜具の第2の突起が前記端部の内側または外側
を押して前記プリント基板を前記筐体に挿抜し、前記第
1の引抜具の回転軸が前記第2の引抜具の第2の回転中
心にあるときは、前記第2の引抜具の溝が前記端部に入
り、前記プリント基板を前記筐体にロックすることがで
き、簡易な構成で操作容易な抜け防止機能つき引抜具を
提供できる。
【図1】この発明の一実施の形態による引抜具の構成を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】この発明の引抜具の組立手順図である。
【図3】プリント基板2が筐体1に対してロックの状態
図である。
図である。
【図4】図3の状態変化図である。
【図5】図4の状態変化図である。
【図5】従来技術によるプリント基板引抜具の構成図で
ある。
ある。
1 筐体 1A 端部 2 プリント基板 2A 穴 3 引抜具 3A 突起 3B レバー 3C 軸 3D 軸 4 引抜具 4A 縦溝 4B 突起 4C 溝 4D レバー 4E 連通穴 4F 長穴 41 円弧 42 円弧
【手続補正書】
【提出日】平成8年9月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態による引抜具の構成を
示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
【図2】この発明の引抜具の組立手順図である。
【図3】プリント基板2が筐体1に対してロックの状態
図である。
図である。
【図4】図3の状態変化図である。
【図5】図4の状態変化図である。
【図6】従来技術によるプリント基板引抜具の構成図で
ある。
ある。
【符号の説明】 1 筐体 1A 端部 2 プリント基板 2A 穴 3 引抜具 3A 突起 3B レバー 3C 軸 3D 軸 4 引抜具 4A 縦溝 4B 突起 4C 溝 4D レバー 4E 連通穴 4F 長穴 41 円弧 42 円弧
Claims (3)
- 【請求項1】 角がL字状に折り曲げられた端部を形成
する筐体に出入りするプリント基板の引抜具であって、 前記プリント基板の隅に第1の引抜具を第2の引抜具と
共に回転自在に保持し、 前記第1の引抜具の回転軸が前記第2の引抜具の第1の
回転中心にあるときは、前記第1の引抜具の第1の突起
と前記第2の引抜具の第2の突起が前記端部の内側また
は外側を押して前記プリント基板を前記筐体に挿抜し、 前記第1の引抜具の回転軸が前記第2の引抜具の第2の
回転中心にあるときは、前記第2の引抜具の溝が前記端
部に入り、前記プリント基板を前記筐体にロックするこ
とを特徴とするプリント基板の抜け防止機能つき引抜
具。 - 【請求項2】 角がL字状に折り曲げられた端部(1A)を
形成する筐体(1) に出入りするプリント基板(2) の引抜
具であって、 前記引抜具は第1の引抜具(3) と第2の引抜具(4) で構
成し、 第1の引抜具(3) は筐体(1) の端部(1A)の内側に接する
第1の突起(3A)を形成し、第1の突起(3A)の反対側に第
1のレバー(3B)を形成し、 第1の引抜具(3) の第1の側面にプリント基板(2) の穴
(2A)とかん合する第1の軸(3C)を突設し、 第1の引抜具(3) の第1の側面と反対面の第2の側面に
第1の軸(3C)と同軸の第2の軸(3D)を突設し、 第2の引抜具(4) はプリント基板(2) と結合する第1の
引抜具(3) を挟む縦溝(4A)を形成し、 第2の引抜具(4) は筐体(1) の端部(1A)の外側に接する
第2の突起(4B)を形成し、第2の突起(4B)に並列して端
部(1A)に出入りする溝(4C)を形成し、第2の突起(4B)の
反対側に第2のレバー(4D)を形成し、 第1の引抜具(3) の第2の軸(3D)を回転自在に保持する
第1の円弧(41)と第2の円弧(42)をもつ連通穴(4E)を縦
溝(4A)に連絡し、 溝(4C)に近い第1の円弧(41)に第1の引抜具(3) の第2
の軸(3D)を保持した状態で第2のレバー(4D)を第1の方
向に回転すると、第1のレバー(3B)が連動して第1の突
起(3A)が筐体(1) の端部(1A)の内側を押してプリント基
板(2) を筐体(1) に挿入し、 第2の引抜具(4) を第1の方向に移動して第1の引抜具
(3) の第2の軸(3D)を第2の円弧(42)で保持すると、第
2の引抜具(4) の溝(4C)が筐体(1) の端部(1A)に入りプ
リント基板(2) を筐体(1) にロックし、 第2の引抜具(4) を第1の方向と逆の第2の方向に移動
して第1の引抜具(3)の第2の軸(3D)を第1の円弧(41)
で保持すると、第2の引抜具(4) の溝(4C)が筐体(1) の
端部(1A)を解放してプリント基板(2) の筐体(1) に対す
るロックを解除し、 第1の円弧(41)に第1の引抜具(3) の第2の軸(3D)を保
持した状態で第2のレバー(4D)を第1の方向と逆の第2
の方向に回転すると、第2の突起(4B)が筐体(1) の端部
(1A)の外側を押してプリント基板(2) を筐体(1) から抜
くことを特徴とする請求項1記載のプリント基板の抜け
防止機能つき引抜具。 - 【請求項3】 第2の引抜具(4) の連通穴(4E)の近傍に
連通穴(4E)が弾性変形可能に長穴(4F)を形成することを
特徴とする請求項2記載の第2の引抜具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21599796A JPH1051165A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | プリント基板の抜け防止機能つき引抜具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21599796A JPH1051165A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | プリント基板の抜け防止機能つき引抜具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1051165A true JPH1051165A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16681695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21599796A Pending JPH1051165A (ja) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | プリント基板の抜け防止機能つき引抜具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1051165A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012239293A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Denso Corp | 駆動装置 |
-
1996
- 1996-07-29 JP JP21599796A patent/JPH1051165A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012239293A (ja) * | 2011-05-11 | 2012-12-06 | Denso Corp | 駆動装置 |
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