JP2522401Y2 - プリント基板挿抜機構 - Google Patents

プリント基板挿抜機構

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JP2522401Y2
JP2522401Y2 JP5413691U JP5413691U JP2522401Y2 JP 2522401 Y2 JP2522401 Y2 JP 2522401Y2 JP 5413691 U JP5413691 U JP 5413691U JP 5413691 U JP5413691 U JP 5413691U JP 2522401 Y2 JP2522401 Y2 JP 2522401Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
lever
extraction
lock lever
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5413691U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0655296U (ja
Inventor
修 茨木
智治 布川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子装置のブックシェ
ルフ筐体にプリント基板を実装するためのプリント基板
挿抜機構に係り、特にそのプリント基板に対する加工を
必要最小限にとどめた機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板を電子装置のブックシェル
フ筐体に装着した場合、電子装置の運用中に地震等によ
る振動によりプリント基板がコネクタから外れて当該電
子装置が停止することを避けるために、また、電子装置
の輸送中にプリント基板がブックシェルフ筐体から脱落
することを避けるために、挿抜レバーでプリント基板を
ブックシェルフ筐体にロックし、更にその挿抜レバーの
回動をロックレバーで防止し、プリント基板を正規の位
置に保持するプリント基板挿抜機構が使用されている。
【0003】このように、挿抜レバーをロックして回動
を防止する構造のプリント基板挿抜機構として、図4〜
図6に示すものがある。図4は電子装置のブックシェル
フ筐体1の開放側の上下の曲折片1aのガイド凹部1b
に沿って縦姿勢でプリント基板2を挿入する様子を示し
たもので、このプリント基板2にはその端面の上角と下
角に挿抜レバー3が回動自在に取り付けられ、またその
端面における挿抜レバー3の内側にロックレバー4が若
干回動可能に取り付けられ、更にそのロックレバー4の
回動範囲を規制するストッパピン5も取り付けられてい
る。
【0004】図5、図6に示すように、挿抜レバー3は
軸3aにより回動自在に取り付けられ、プリント基板2
がブックシェルフ筐体1に挿入された状態では、凹部3
bがブックシェル筐体1の曲折片1aを囲む形態とな
る。3cはロックレバー4がロックするロック突起、3
dは指で押え或は引っ張る作用部、3eは係合溝部であ
る。
【0005】また、ロックレバー4はプリント基板2に
取り付けたストッパピン5が規制突起4aと4bの間に
位置するように軸4cによってプリント基板2に取り付
けられている。4dは挿抜レバー3のロック突起3cに
係合するロック突起である。
【0006】この従来のプリント基板挿抜機構では、図
6に示すように挿抜レバー3の凹部3b内にブックシェ
ルフ筐体1の曲折片1aを囲み、ロックレバー4のロッ
ク突起4dでその挿脱レバー3のロック突起3cをロッ
クすると、プリント基板2がみだりに外れることが防止
される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところが、この従来の
プリント基板挿抜機構では、プリント基板2をブックシ
ェルフ筐体1に挿入する場合、ロックレバー4の姿勢が
挿抜レバー3と係合する係合溝3eの位置から外れない
ようにするため、ロックレバー4の回動範囲を規制する
ように、プリント基板2にストッパピン5を設ける必要
があり、そのピンの加工、圧入等の特別の工数が必要と
なっていた。本考案の目的は、このようなストッパピン
を不要にして、製造工数を削減し安価に製作できるよう
にしたプリント基板挿抜機構を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために本考案は、プ
リント基板を電子装置筐体に挿入あるいは抜去するため
に、該プリント基板に回動自在に挿抜レバーとロックレ
バーを取り付け、上記挿抜レバーを上記筐体の開口側の
曲折片に係止して上記プリント基板を上記筐体に引き抜
け不能に係止すると共に、上記挿抜レバーを上記ロック
レバーでロックするプリント基板挿抜機構において、上
記ロックレバーに、上記プリント基板の端面に突き当て
ることにより該ロックレバーの回動範囲が規制される突
起を設けたものである。
【0008】
【作用】本考案では、ロックレバーの規制突起がプリン
ト基板の端面に対してある限られた範囲内でのみ回動で
きる。この結果、このロックレバーが挿抜レバーと係合
する位置に規制される。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例について説明する。図
1はその一実施例のロックレバーの斜視図、図2は側面
図、図3はこのロックレバーを使用したプリント基板挿
抜機構のロック時の側面図である。本実施例のロックレ
バー6は、軸6aによって回動可能にプリント基板2の
端縁2aに取り付けられる。このロックレバー6には、
プリント基板2側に形成した規制突起6bがそのプリン
ト基板2の端面2bにまで伸びるように形成されてい
る。そして、この突起6bにはプリント基板2の端面2
bに対面する面に中央が山形状となるように斜面6c、
6dが形成されている。6eは挿抜レバー3の突起3c
に係合するロック突起、6fは係合部である。
【0010】さて、この実施例では、ロックレバー6の
動きは、ロック突起6bの斜面6cがプリント基板2の
端面2bに当接する角度から斜面6dが同端面2bに当
接するまでの範囲に規制されるので、プリント基板2を
挿入する際に、係合部6fを挿抜レバー3の係合溝部3
eの溝範囲内に規制することできる。また、プリント基
板の電子装置筐体内への係止は、従来と同様になされ
る。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、ロックレ
バーに設けた規制突起がプリント基板の端面で当接して
そのロックレバーの回動範囲が規制されるので、プリン
ト基板に特別にストッパピンを設ける必要がなくなり、
そのストッパピン使用時に従来必要となっていた加工や
圧入等が不要となり、簡単・安価にプリント基板挿抜機
構を実現できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例のロックレバーの斜視図で
ある。
【図2】 同ロックレバーの側面図である。
【図3】 同ロックレバーを使用したプリント基板挿抜
機構のロック時の側面図である。
【図4】 従来のプリント基板挿抜機構を使用したブッ
クシェルフ筐体の斜視図である。
【図5】 従来のプリント基板挿抜機構のロック前の側
面図である。
【図6】 従来のプリント基板挿抜機構のロック時の側
面図である。
【符号の説明】
1:ブックシェルフ筐体、1a:曲折片、1b:ガイド
凹部、2:プリント基板、2a:端縁、2c:端面、
3:挿抜レバー、3a:軸、3b:凹部、3c:ロック
突起、3d:作用部、3e:係合溝部、4:ロックレバ
ー、4a:規制突起、4b:規制突起、4c:軸、4
d:ロック突起、5:ストッパピン、6:ロックレバ
ー、6a:軸、6b:規制突起、6c:斜面、6d:斜
面、6e:ロック突起、6f:係合部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板を電子装置筐体に挿入ある
    いは抜去するために、該プリント基板に回動自在に挿抜
    レバーとロックレバーを取り付け、上記挿抜レバーを上
    記筐体の開口側の曲折片に係止して上記プリント基板を
    上記筐体に引き抜け不能に係止すると共に、上記挿抜レ
    バーを上記ロックレバーでロックするプリント基板挿抜
    機構において、 上記ロックレバーに、上記プリント基板の端面に突き当
    てることにより該ロックレバーの回動範囲が規制される
    突起を設けたことを特徴とするプリント基板挿抜機構。
JP5413691U 1991-06-18 1991-06-18 プリント基板挿抜機構 Expired - Lifetime JP2522401Y2 (ja)

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JP5413691U JP2522401Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 プリント基板挿抜機構

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JP5413691U JP2522401Y2 (ja) 1991-06-18 1991-06-18 プリント基板挿抜機構

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Publication Number Publication Date
JPH0655296U JPH0655296U (ja) 1994-07-26
JP2522401Y2 true JP2522401Y2 (ja) 1997-01-16

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