JPH10511560A - 穿孔した器官、特に手術によって傷ついた脈管の孔を一時的に閉塞する装置 - Google Patents

穿孔した器官、特に手術によって傷ついた脈管の孔を一時的に閉塞する装置

Info

Publication number
JPH10511560A
JPH10511560A JP7504966A JP50496695A JPH10511560A JP H10511560 A JPH10511560 A JP H10511560A JP 7504966 A JP7504966 A JP 7504966A JP 50496695 A JP50496695 A JP 50496695A JP H10511560 A JPH10511560 A JP H10511560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
linear object
organ
sheath
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7504966A
Other languages
English (en)
Inventor
ブシニヤック,ジョルジュ
イレール,ピエール
パンダリー,パスカル
Original Assignee
ラボラトワール・ニコメッド、エス.アー.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ラボラトワール・ニコメッド、エス.アー. filed Critical ラボラトワール・ニコメッド、エス.アー.
Publication of JPH10511560A publication Critical patent/JPH10511560A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/0057Implements for plugging an opening in the wall of a hollow or tubular organ, e.g. for sealing a vessel puncture or closing a cardiac septal defect
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/0057Implements for plugging an opening in the wall of a hollow or tubular organ, e.g. for sealing a vessel puncture or closing a cardiac septal defect
    • A61B2017/00637Implements for plugging an opening in the wall of a hollow or tubular organ, e.g. for sealing a vessel puncture or closing a cardiac septal defect for sealing trocar wounds through abdominal wall
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/0057Implements for plugging an opening in the wall of a hollow or tubular organ, e.g. for sealing a vessel puncture or closing a cardiac septal defect
    • A61B2017/00646Type of implements
    • A61B2017/00659Type of implements located only on one side of the opening

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は器官、例えば特に血管、に手術によって穿孔された孔を、一時的に閉塞する装置に関するものである。この発明によれば装置は下記の特徴を備えている。− 変形可能な閉塞要素(1)は変形された状態で前記の器官の内部へ前記の孔を通して挿入出来、線状物の第一の部分から構成され、使用位置においては実質的に偏平な構造をとり、この線状物の第一の部分は引っ張るとその中心部(3)から解きほぐされ、前記の孔(2)を塞ぐために前記器官の内壁に当てがうに適した様にした非漏水性の面(4)を備えており、また− 摘出要素(5)は線状物の第二の部分から構成されており、第一の部分の実質的中心(3)から延びており、使用時には前記の孔(2)を通して器官の外へ出ており、その結果以下の手段を可能にしている。これを軽く引くと前記の非漏水性の面(4)が器官内壁(6)に接触して、前記器官の自然な再構築で前記の孔(2)が収縮をするのに充分な期間、その孔を塞ぎ、更に、前記の孔が充分収縮したらこれを強く引いて線状物の第一の部分を解きほぐして摘出することができる。本発明は、医学の領域、特に脈管の処置に応用できる。

Description

【発明の詳細な説明】 穿孔した器官、特に手術によって傷ついた脈管の孔を一時的に閉塞する装置 この発明は、穿孔された器官、例えば特に手術によって穿孔された脈管 、の孔を一時的に閉塞する装置に関するものである。 本発明は医学領域で、主として傷ついた血管の処置に有効であるが、他 の中空の器官、例えば膀胱、胆嚢、或いは腸管の処置にも役立つ。 皮膚の表面からの外科手術によって血管に穿孔した場合、穿孔器具を引 抜いた後止血をする必要があることが知られている。この目的を達成するために 今日用いられる方法の第一は、穿孔点に指圧を施す事である。しかしこの方法は 万全とは言い難い。何故ならそれには専門家の手を、比較的長時間(30分ない し2時間)煩わすか、複雑で、しばしば患者に不快感をもたらす加圧器具を使用 しなければならないからである。 出血の危険を防ぐ第二の方法は孔の道筋に、生体によって吸収される物 質、例えばコラーゲンからなる小さなパッドを挿入することからなる。この方法 では指圧法の欠点を除くことができるが、脈管内に異物を挿入する必要があり、 その異物が体内を循環して重大な障害を引き起こす危険がある。 これらの状況下において、本発明が目的とする所は穿孔された器官の孔 を一時的に閉塞する装置を提供する際の技術的問題を解決する事である。本装置 は新たに設計されたものであり、患者に対して充分に安全な条件下で比較的容易 に使用でき、また容易に工業的規模で生産できる。 この技術的問題を解決するために開発された本発明品は、穿孔した器官 、特に手術によって傷ついた脈管の孔を一時的に閉塞する装置であって、下記の 要素を備えていることを特徴とする。 −線状物で形成され、 変形することにより前記器官の内部に前記の孔 を通して挿入可能で、使用位置においてほぼ偏平な形状の第一の部分からなり、 前記第一の部分は引っ張るとその中心部分から解きほぐせる様になっており、前 記器官の内壁に当てて前記の孔を塞ぎ、かつ非漏水性面を備えた変形可能な閉塞 要素;さらに −前記線状物の第一の部分のほぼ中心(3)から延びている第二の部分 であり、使用時には前記の孔(2)を通して器官の外へ出ており、その結果以下 の手段を可能にしている摘出要素(5)、すなわち、前記第二の部分である摘出 要素(5)を引くと前記第一の部分の非漏水性面が前記の器官内壁に接触して、 前記器官の自然な再構築で前記の孔が収縮をするのに充分な期間、その孔を塞ぎ 、前記の孔が充分収縮したら前記第一の部分を解きほぐして摘出する事ができる 。 本発明である新らしい装置により、穿孔された器官を、その器官が自然 に再構築するのに充分な期間、内面側から機械的に一次閉塞することが可能であ ることがわかる。 また、本装置は、穿孔によって生じた孔が充分に細くなった時、脈管壁 に傷をつけること無く除去できる。 実際に実現可能な望ましい本発明の一実施態様としては、前記の変形可 能な閉塞要素を構成する線状物の第一の部分を偏平な渦巻き形状にすればよい。 本発明の他の実施態様として、この第一の部分を編み上げられた網目形 状にしてもよい。 前記の線状物の第一の部分は、非漏水性面を形成するポリマーの連続し たフイルムでコートされていることが好ましい。 本発明の特徴は、前記閉塞要素が熱可塑性ポリマーでコートした線状物 からなり、この線状物が渦巻き状あるいは網目状に加圧下で加熱して成形される ことにある。 線状物からなる本発明の装置の第一と第二の部分は、単一の線状物で形 成されることが好ましいが、複数の線状物を互いに繋ぎ合わせて形成してもよい 。 本発明の特徴として、前記第一と第二の部分を、好ましくは単一のマイ クロ−チューブで形成してもよく、複数のマイクロ−チューブを互いに繋ぎ合わ せて形成してもよい。さらに、前記マイクロチューブの管壁に小さい孔を複数開 けておけくと、線状物の第一の部分から傷の治癒現象を促進する薬剤を前記管壁 を通して注入することが可能になる。 本発明の特徴として、閉塞装置は下記の部材を備えている。 −その内部に摘出要素を構成する線状物の第二の部分の大部分が配置されてい る第一のシース(細管)と、 −その内部に前記の第一のシースを収納するに適し、望むべくはその中心部を 縦に貫通しているハウジングが設けられ、そしてその先端が閉塞要素を押すのに 適した形態をしているプッシャーと、 −その中に前記プッシャーと前記閉塞要素が変形された状態で収納されている 第二のシース。 本発明の目的、特徴、利点は下記の説明を読むことによってより明確に 理解できるであろう。この説明は、実際に実現可能な望ましい本発明の一実施態 様を表している添付した概略図によってなされる: 図 1A から1D には、実際に実現可能な望ましい実施態様における閉塞 要素とそれに付帯する摘出要素の製法が示されている。詳述すると: −図 1A はその過程の第一段階を示す。 −図 1B は閉塞要素を構成する線状物の第一の部分を渦巻き状に巻く操 作を示す。 −図 1C は閉塞要素が持つ非漏水性面の製法を示す。 −図 1D は図.1Aから図.1C に示した各段階の過程により作られた製品 を示す。 図 2A は閉塞要素を変形させた状態でシースの中に置く操作を示す縦方 向の断面図である。 図 2B は図 2Aと同じ断面図であるが、閉塞要素がシースに挿入された 状態を示す。 図 3A は本発明の装置を用いて閉塞要素を脈管内に導入する過程の初期 段階を示す縦方向の断面図である。 図 3B は図 3A と同じ断面図であるが、閉塞要素が脈管内に放出された 状態を示す。 図 3C は前の図と同じ断面図であるが、孔を塞ぐために閉塞要素を器官 内壁に接触させた状態を示す。 図 3D は前の図と同じ断面図であるが、閉塞要素が使用位置に保持され ている状態を示す。 図 3E は前の図と同じ断面図であるが、閉塞要素を構成する線状物の第 一の部分の渦巻きを解く過程の初期段階を示す。 図 3F は前の図と同じ断面図であるが、閉塞要素を構成する線状物の第 一の部分を解きほぐす過程の最終段階を示す。更に、 図 4は本発明による一時的閉塞装置全体を示す縦方向の断面図である。 以下の説明では、穿孔された器官の処置の一例として、動脈狭窄の処置 のためにカテーテル挿入するような手術を受けた血管を例にとって説明する。 本説明と請求項に記載されている「使用位置」とは脈管の孔(2)が閉 塞される位置をさす。 図 1A から 1D を参照して、先ず、閉塞要素とそれに付帯する摘出要素 の製造過程を、実際に実現可能な望ましい実施態様に基づいて説明する。 本実施態様によると、閉塞要素は線状物又はチューブ(11)を螺旋状 に巻いて作られ、ほぼ座金の様な形をしている。一方、摘出要素(5)は前記渦 巻き構造のほぼ中心部(3)から延びた線状物又はチューブからなる。 ここに示した例では、閉塞要素と摘出要素を形成する線状物が単一の線 状物からできているが、同一あるいは異なった線状物を適当な方法で繋ぎ合わせ て形成してもよい。 さらに、閉塞要素と摘出要素を単一のマイクロ−チューブで形成しても よく、また、複数のマイクロ−チューブを互いに繋ぎ合わせて形成してもよい。 その際、閉塞要素部分を形成するマイクロ−チューブの管壁に小さい孔を開けて おき、そこを通して治癒を促進する薬剤を注入できる様にしてもよい。 線状物またはチューブ(11)は、熱可塑性の物質、特にポリアミド、そ の中でもペレタン(Pelletane)の商品名で市販されているようなポリウレタン で作られることが望ましい。また、金属芯に上述した様な熱可塑性物質をコート して線状物またはチューブを作ることも可能である。 線状物(11)を螺旋状に巻くために、二つの金属円筒(12)を鋳型とし て使用する事ができる。この金属円筒のほぼ中心部には、ステンレス製の棒(13 )を通すための孔が開いている。 図 1A に示す第一段階では、線状物(11)の一端を一方の金属円筒(12 )の孔に通し、自由な他端が二つの金属円筒の間に出るように配置してある。 次に二つの金属円筒を相互に接近させ、その金属円筒が作る間隙で線状 物を、図 1B に示すように金属棒(13)のまわりに渦巻きを形成する様に巻く。 穿孔された器官の孔を塞ぐための非漏水性面(4)を作るために、鋳型 と金属円筒の間で渦巻き状に巻いた線状物を一式を一つの容器に入れる。 次に、金属円筒に弱い圧力(P)を加え、そして容器内の温度を線状物が相互に 融接するに充分に上げる(図 1C)。 器官内で物質粒子の剥離がなく、螺旋状の線状物を解きほぐせ、使用状 態での閉塞要素の完全な非漏水性が確保されるため、この融接は充分になされな けれならない。 鋳型にかける圧力、容器内の温度、及び加熱時間は当業者なら容易に目 的にかなうように設定できるであろう。 以上述べた例は、閉塞要素が偏平な渦巻き構造を持っている。 線状物又はマイクロ−チューブを編んで作った閉塞要素を適用すること も可能である。素材は前記(渦巻き型)のものと同じものを使用し、編み上げた 網状物がその中心部から解きほぐせる様にする。 この場合も、編み上げて作った閉塞要素を加圧下で加熱して、非漏水性 面を作り出す事が出来る。 閉塞要素(1)の大きさは当然に塞ぐべき孔より大きくなければならな い。 この閉塞要素は穿孔された器官内に入れられるために、変形可能な構造 でなければならない。 この可能性を達成する一般的な方法は閉塞要素を偏平に作ることで、そ うすれば、例えば、それを巻いて変形し、小孔を通して穿孔された器官内に挿入 することが出来る。 閉塞要素(1)は通常、導入要素とプッシャーで器官の内部に挿入され る。その方法は後述する。 閉塞要素を導入要素に挿入する操作を容易にするために、先を丸くした 金属支持棒(16)に巻き付けてシース(17)の中に入れる(図 2A 及び2B)。シ ースの外径は前記の導入要素の内径より少しばかり小さく設計されている(図 2 A 参照)。 注目すべき点は、摘出要素を形成する線状物の一部が、図に示すように 、シース(17)の中を貫通していることである。 金属支持棒(16)を抜取った後、シースの反対側の開放端からプッシャ ー(18)を差し込むが、その内部を前記の摘出要素(5)を構成する線状物の一 部が貫通している。 図 3A から図 3F を参照して本発明である一時的閉塞装置の使用法を以 下説明する。 図 3A は装置の縦方向の断面図であり、本装置を脈管(10)に挿入する 最初の段階を示す。 (21)は器官の外側の構造一般を示す、即ち、ここで選ばれた例では、上 皮、皮膚、脂肪層、筋肉からなる集合体を示す。 (20)は導入要素を示すが、その中にシース(17)、プッシャー(18)、 閉塞要素(1)、及び摘出要素(5)からなる集合体が配置されている。 図に示した例では、摘出要素(5)を形成する線状物の一部がそれ自体 シース(19)に挿入されているが、これは後で解きほぐすための操作を容易にす るためである。 その上、プッシャー(18)のほぼ中心部には縦方向に走るハウジングが 備わっており、その内部にシース(19)を収納できる様になっている。 導入要素(20)の先端部(22)が脈管(10)の内部に位置したら、プッ シャー(18)を導入要素(20)の開口部(22)の方向に動かして、閉塞要素(1 )を押しだす(図 3B)。 すると、閉塞要素(1)はほぼ元の偏平な形に戻る。 次いで、導入要素(20)、シース(17)、及びプッシャー(18)を引き 抜き、摘出要素(5)を構成する線状物を引いて、閉塞要素(1)の非漏水性面 (4)を器官内壁(6)に接触させて、孔(2)を塞ぐ(図 3C 参照)。 その内部に摘出要素(5)を形成する線状物が入っているシース(19) の先端部を、非漏水性面(4)と内壁(6)の接触面の一に配置する。 閉塞要素(1)を孔を塞ぐべき位置に保持するために、シース(19)を クリップ(23)の様な保持要素の助けを借りて固定することが望ましい。この作 業は導入要素(20)、シース(17)、及びプッシャー(18)からなる集合体を孔 (2)より除去した後に行う(図 3D)。 閉塞要素(1)は、孔(2)が、穿孔された器官の自然な再構築によっ て、収縮するのに充分な期間、前記の位置に保つ。 孔が充分に収縮したら、クリップ(23)を弛め、クリップ(23)と細管 (19)の集合体を押さえながら、摘出要素(5)を構成する線状物の一部を引っ 張って、閉塞要素(1)を構成する線状物の一部を解きほぐす。最後に孔はその 寸法がシース(19)のそれと同じになる、即ち器官がほぼ完全に治癒し、出血の 危険性が無くなるほど小さくなっている(図 3F)。 図 4は本発明である一時的閉塞装置の縦方向の断面図を示す。 図で判るように、本装置には、プッシャー(18)の頭部にクリップで留 められる様な環状の基台(24)が設けられている。 前記の基台は導入装置を導入要素にクリップの効果で固定する事を可能 にするために設けられている。 以上説明した閉塞装置は、患者に対して充分安全な条件下で比較的容易 に使用出来、また比較的容易に工業的規模で生産出来る。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年4月20日 【補正内容】 請求の範囲 1.手術によって穿孔された器官、例えば特に脈管の孔を一時的に閉塞 する閉塞装置で下記の特徴を備えている。 −変形可能な閉塞要素(1)であって、変形された状態で前記の器官の 内部に前記の孔(2)を通して挿入可能であり、線状物の第一の部分から構成さ れ、使用位置においては実質的に偏平な形をとり、前記の線状物の第一の部分は 引っ張るとその中心部(3)から解きほぐされ、前記の孔(2)を塞ぐために前 記の器官の内壁に当てがうに適した様にした非漏水性の面(4)を備えている変 形可能な閉塞要素(1)と、 −摘出要素(5)であって、線状物の第二の部分から構成されており、 第一の部分の実質的中心(3)から延びており、使用時には前記の孔(2)を通 して器官の外へ出ており、これを軽く引くと前記非漏水性の面(4)が器官内壁 (6)に接触して、前記器官の自然な再構築で前記の孔(2)が収縮をするのに 充分な期間その孔を塞ぎ、さらに、前記の孔が充分収縮したらこれを強く引いて 線状物の前記第1の部分を解きほぐして摘出することができる摘出要素(5)。 2.前記線状物の第一の部分が偏平な渦巻き構造であることを特徴とす る請求の範囲1に記載された閉塞装置。 3.前記線状物の第一の部分が網状に編み上げられた構造であることを 特徴とする請求の範囲1に記載された閉塞装置。 4.前記線状物の第一の部分が連続したポリマーのフイルムでコートさ れ絞まった面(4)を形成することを特徴とする請求の範囲2または3に記載さ れた閉塞装置。 5.前記閉塞装置(1)を熱可塑性ポリマーでコートし、線状物をそれ 自体の上に渦巻き状に巻き上げて、或いは編み上げて、加圧下に於て加熱加工し て作ったことを特徴とする請求の範囲4に記載された閉塞装置。 6.前記線状物の第一と第二の部分が一本の線状物からなることを特徴 とする請求の範囲1から5の何れかに記載された閉塞装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パンダリー,パスカル フランス国、エフ−75006、パリ、131・ブ ールバード・ラスパイユ 【要約の続き】 の処置に応用できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.手術によって穿孔された器官、例えば特に脈管、の孔を一時的に閉 塞する閉塞装置で下記の特徴を備えている。 −変形可能な閉塞要素(1)であって、変形された状態で前記の器官の 内部に前記の孔(2)を通して挿入可能であり、線状物の第一の部分から構成さ れ、使用位置においては実質的に偏平な形をとり、前記の線状物の第一の部分は 引っ張るとその中心部(3)から解きほぐされ、前記の孔(2)を塞ぐために前 記の器官の内壁に当てがうに適した様にした非漏水性の面(4)を備えている変 形可能な閉塞要素(1)と、 −摘出要素(5)であって、線状物の第二の部分から構成されており、 第一の部分の実質的中心(3)から延びており、使用時には前記の孔(2)を通 して器官の外へ出ており、これを軽く引くと前記非漏水性の面(4)が器官内壁 (6)に接触して、前記器官の自然な再構築で前記の孔(2)が収縮をするのに 充分な期間その孔を塞ぎ、さらに、前記の孔が充分収縮したらこれを強く引いて 線状物の前記の部分を解きほぐして摘出することができる摘出要素(5)。 2.前記線状物の第一の部分が偏平な渦巻き構造であることを特徴とす る請求の範囲1に記載された閉塞装置。 3.前記線状物の第一の部分が網状に編み上げられた構造であることを 特徴とする請求の範囲1に記載された閉塞装置。 4.前記線状物の第一の部分が連続したポリマーのフイルムでコートさ れ絞まった面(4)を形成することを特徴とする請求の範囲2または3に記載さ れた閉塞装置。 5.前記閉塞装置(1)を熱可塑性ポリマーでコートし、線状物をそれ 自体の上に渦巻き状に巻き上げて、或いは編み上げて、加圧下に於て加熱加工し て作ったことを特徴とする請求の範囲4に記載された閉塞装置。 6.前記線状物の第一と第二の部分が一本の線状物からなることを特徴 とする請求の範囲1から5の何れかに記載された閉塞装置。 7.前記熱可塑性ポリマーがポリウレタンであることを特徴とする請求 の範囲5に記載された閉塞装置。 8.前記線状物の第一と第二の部分を一本のミクロチューブ、或いは強 く繋ぎ合わせた二本のミクロチューブから作り、さらに前記第一の部分を構成す るミクロチューブの管壁に複数の小孔を開けたことを特徴とする請求の範囲1か ら5の何れかに記載された閉塞装置。 9.下記の部材を備えていることを特徴とする請求の範囲1から8の何 れかに記載された閉塞装置。 − シース(19)の内部に摘出要素(5)を構成する線状物の第二の部 分の大部分が配置され、 − プッシャー(18)の内部には、望ましくはその中心に縦に走るハウ ジングが備わっており、その中に前記の第一シースを収納出来るようにしてあり 、更にその先端が閉塞要素を押し出すのに適した形態をもっており、 − 第二シース(17)の内部には、前記の第一シース(19)、ピストン (18)、及び変形された状態の閉塞要素を格納できる様になっている。 10.前記シース(19)をクリップ(23)の様な要素で傷口に固定できる 様にしたことを特徴とする請求の範囲9に記載された閉塞装置。
JP7504966A 1993-07-21 1994-07-12 穿孔した器官、特に手術によって傷ついた脈管の孔を一時的に閉塞する装置 Pending JPH10511560A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9308950A FR2707862B1 (fr) 1993-07-21 1993-07-21 Système d'obturation temporaire d'un orifice d'un organe perforé, tel que en particulier un vaisseau.
FR93/08950 1993-07-21
PCT/FR1994/000872 WO1995002997A1 (fr) 1993-07-21 1994-07-12 Systeme d'obturation temporaire d'un orifice d'un organe perfore, tel qu'en particulier un vaisseau

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10511560A true JPH10511560A (ja) 1998-11-10

Family

ID=9449459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7504966A Pending JPH10511560A (ja) 1993-07-21 1994-07-12 穿孔した器官、特に手術によって傷ついた脈管の孔を一時的に閉塞する装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5454833A (ja)
EP (1) EP0708617B1 (ja)
JP (1) JPH10511560A (ja)
AT (1) ATE187316T1 (ja)
DE (1) DE69422041T2 (ja)
FR (1) FR2707862B1 (ja)
WO (1) WO1995002997A1 (ja)

Families Citing this family (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5868778A (en) 1995-10-27 1999-02-09 Vascular Solutions, Inc. Vascular sealing apparatus and method
US5728122A (en) * 1994-01-18 1998-03-17 Datascope Investment Corp. Guide wire with releaseable barb anchor
CA2197679C (en) * 1994-08-17 2007-09-11 Patrik Luescher Implant, and method and device for inserting the implant
US5810846A (en) * 1995-08-03 1998-09-22 United States Surgical Corporation Vascular hole closure
AR001590A1 (es) * 1996-04-10 1997-11-26 Jorge Alberto Baccaro Dispositivo oclusor de comunicaciones vasculares anormales y cartucho aplicador de dicho dispositivo
US5810884A (en) * 1996-09-09 1998-09-22 Beth Israel Deaconess Medical Center Apparatus and method for closing a vascular perforation after percutaneous puncture of a blood vessel in a living subject
US6056770A (en) * 1997-02-11 2000-05-02 Biointerventional Corporation Expansile device for use in blood vessels and tracts in the body and method
US8323305B2 (en) * 1997-02-11 2012-12-04 Cardiva Medical, Inc. Expansile device for use in blood vessels and tracts in the body and method
US5782860A (en) * 1997-02-11 1998-07-21 Biointerventional Corporation Closure device for percutaneous occlusion of puncture sites and tracts in the human body and method
US6464712B1 (en) 1997-02-11 2002-10-15 Biointerventional Corporation Expansile device for use in blood vessels and tracts in the body and method
US6589199B1 (en) 1997-08-28 2003-07-08 Boston Scientific Corporation System for implanting a cross-linked polysaccharide fiber and methods of forming and inserting the fiber
EP1009317A4 (en) 1997-08-28 2001-01-24 Boston Scient Corp SYSTEM FOR IMPLANTING CROSSLINKED POLYSACCHARIDE FIBER AND METHODS OF FORMING AND INSERTING THE SAME
US6331184B1 (en) * 1999-12-10 2001-12-18 Scimed Life Systems, Inc. Detachable covering for an implantable medical device
US6547806B1 (en) * 2000-02-04 2003-04-15 Ni Ding Vascular sealing device and method of use
DE10027186C2 (de) * 2000-05-31 2002-06-27 Aesculap Ag & Co Kg Vorrichtung zum Verschliessen einer Öffnung in einer Gewebeschicht
US7153323B1 (en) 2000-06-30 2006-12-26 Boston Scientific Scimed, Inc. Aneurysm liner with multi-segment extender
US20030028209A1 (en) * 2001-07-31 2003-02-06 Clifford Teoh Expandable body cavity liner device
US6814743B2 (en) 2001-12-26 2004-11-09 Origin Medsystems, Inc. Temporary seal and method for facilitating anastomosis
US6932830B2 (en) 2002-01-10 2005-08-23 Scimed Life Systems, Inc. Disc shaped filter
US7695488B2 (en) * 2002-03-27 2010-04-13 Boston Scientific Scimed, Inc. Expandable body cavity liner device
US7223266B2 (en) 2003-02-04 2007-05-29 Cardiodex Ltd. Methods and apparatus for hemostasis following arterial catheterization
US7322976B2 (en) 2003-03-04 2008-01-29 Cardiva Medical, Inc. Apparatus and methods for closing vascular penetrations
US7488340B2 (en) * 2003-06-02 2009-02-10 Vascular Solutions, Inc. Vascular access closure system
US20050049634A1 (en) * 2003-08-07 2005-03-03 Scimed Life Systems, Inc. Medical closure device
US9017374B2 (en) 2004-04-09 2015-04-28 Cardiva Medical, Inc. Device and method for sealing blood vessels
US7993366B2 (en) * 2004-05-27 2011-08-09 Cardiva Medical, Inc. Self-tensioning vascular occlusion device and method for its use
US20080154303A1 (en) * 2006-12-21 2008-06-26 Cardiva Medical, Inc. Hemostasis-enhancing device and method for its use
US7572274B2 (en) * 2004-05-27 2009-08-11 Cardiva Medical, Inc. Self-tensioning vascular occlusion device and method for its use
WO2006054170A1 (en) 2004-11-22 2006-05-26 Cardiodex Ltd. Techniques for heat-treating varicose veins
US20100168767A1 (en) * 2008-06-30 2010-07-01 Cardiva Medical, Inc. Apparatus and methods for delivering hemostatic materials for blood vessel closure
US9179897B2 (en) 2005-12-13 2015-11-10 Cardiva Medical, Inc. Vascular closure devices and methods providing hemostatic enhancement
US8911472B2 (en) 2005-12-13 2014-12-16 Cardiva Medical, Inc. Apparatus and methods for delivering hemostatic materials for blood vessel closure
US7691127B2 (en) * 2005-12-13 2010-04-06 Cardiva Medical, Inc. Drug eluting vascular closure devices and methods
CN102742732B (zh) * 2006-03-10 2015-10-28 巴斯夫欧洲公司 固态酶配制剂及其制备方法
JP2010504154A (ja) * 2006-09-21 2010-02-12 シネコー・エルエルシー 胃壁閉鎖装置
US7850714B2 (en) * 2006-12-15 2010-12-14 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Segmented tissue-to-tissue anchoring device and method of using the same
CN101801277A (zh) * 2007-06-18 2010-08-11 马根医疗解决方案有限公司 暂时性可植入医疗装置
WO2009023866A1 (en) 2007-08-15 2009-02-19 Cardiodex Ltd. Systems and methods for puncture closure
EP2430982B1 (en) 2008-08-26 2020-06-24 St. Jude Medical, Inc. System for sealing percutaneous punctures
US8375553B2 (en) * 2009-02-20 2013-02-19 Boston Scientific Scimed, Inc. Locking element for vascular closure device
US8292918B2 (en) * 2009-02-20 2012-10-23 Boston Scientific Scimed, Inc. Composite plug for arteriotomy closure and method of use
US8052914B2 (en) 2009-02-20 2011-11-08 Boston Scientific Scimed, Inc. Modified plug for arteriotomy closure
US8529598B2 (en) * 2009-02-20 2013-09-10 Boston Scientific Scimed, Inc. Tissue puncture closure device
US8317824B2 (en) 2009-02-20 2012-11-27 Boston Scientific Scimed, Inc. Tissue puncture closure device
US9913634B2 (en) 2009-02-20 2018-03-13 Boston Scientific Scimed, Inc. Locking element for vascular closure device
US8192456B2 (en) * 2009-07-13 2012-06-05 Vascular Solutions, Inc. Metal vascular aperture closure device
US8444673B2 (en) * 2010-02-11 2013-05-21 Boston Scientific Scimed, Inc. Automatic vascular closure deployment devices and methods
US8597340B2 (en) 2010-09-17 2013-12-03 Boston Scientific Scimed, Inc. Torque mechanism actuated bioabsorbable vascular closure device
US8758402B2 (en) 2010-12-17 2014-06-24 Boston Scientific Scimed, Inc. Tissue puncture closure device

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB994160A (en) * 1960-11-08 1965-06-02 Mount Sinai Hospital Res Found Intra-uterine contraceptive
DD158084A1 (de) * 1981-05-08 1982-12-29 Joachim Heinke Verschlusskoerper und verfahren zu seiner herstellung
US4587969A (en) * 1985-01-28 1986-05-13 Rolando Gillis Support assembly for a blood vessel or like organ
US5123914A (en) * 1986-05-19 1992-06-23 Cook Incorporated Visceral anchor for visceral wall mobilization
US4744364A (en) * 1987-02-17 1988-05-17 Intravascular Surgical Instruments, Inc. Device for sealing percutaneous puncture in a vessel
US5053046A (en) * 1988-08-22 1991-10-01 Woodrow W. Janese Dural sealing needle and method of use
FI85223C (fi) * 1988-11-10 1992-03-25 Biocon Oy Biodegraderande kirurgiska implant och medel.
US5053047A (en) * 1989-05-16 1991-10-01 Inbae Yoon Suture devices particularly useful in endoscopic surgery and methods of suturing
US5108420A (en) * 1991-02-01 1992-04-28 Temple University Aperture occlusion device
US5292332A (en) * 1992-07-27 1994-03-08 Lee Benjamin I Methods and device for percutanceous sealing of arterial puncture sites

Also Published As

Publication number Publication date
DE69422041D1 (de) 2000-01-13
FR2707862A1 (fr) 1995-01-27
US5454833A (en) 1995-10-03
WO1995002997A1 (fr) 1995-02-02
DE69422041T2 (de) 2000-08-03
EP0708617B1 (fr) 1999-12-08
EP0708617A1 (fr) 1996-05-01
FR2707862B1 (fr) 1995-10-13
ATE187316T1 (de) 1999-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10511560A (ja) 穿孔した器官、特に手術によって傷ついた脈管の孔を一時的に閉塞する装置
US7363927B2 (en) Removable blood vessel occlusion device
US6096027A (en) Bag enclosed stent loading apparatus
US4950227A (en) Stent delivery system
US5383897A (en) Method and apparatus for closing blood vessel punctures
US6692504B2 (en) Clot retrieval device
US20030163158A1 (en) Method and apparatus for performing percutaneous thromboembolectomies
EP0385920A2 (en) Variable diameter sheath apparatus for use in body passages
JPH10500873A (ja) 体内通路を閉鎖する装置および方法
US20060100665A1 (en) Apparatus for sealing punctures in blood vessels
JPH04319363A (ja) カテーテル及びその補強方法
JP4982045B2 (ja) 解体可能部分を有するステントおよびその形成方法
WO1998019631A1 (en) Artificial medical graft methods and apparatus
US9724101B2 (en) Lumen occluding device, delivery catheter and method
US11357487B2 (en) Medical probe, assembly and method
US20140163599A1 (en) Lumen Occluding Stent, Delivery Catheter and Method
JP4978624B2 (ja) 静脈瘤治療具
WO2020085294A1 (ja) 医療用デバイス
JPH0475668A (ja) 内視鏡用処置具
JP2600710Y2 (ja) 管状器官の治療具
JP7427202B2 (ja) 動脈瘤頚部塞栓部材および動脈瘤頚部塞栓部材の製造方法
JPH0415230Y2 (ja)
JP2581136Y2 (ja) 人体管状器官の治療具
US9597223B2 (en) Reversible acute occlusion implant, delivery catheter and method
CN118141564A (zh) 一种医用支撑物、支撑物系统及其输送系统