JPH10510357A - 線の距離を測定するための光学機械装置 - Google Patents

線の距離を測定するための光学機械装置

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JPH10510357A JP8517609A JP51760996A JPH10510357A JP H10510357 A JPH10510357 A JP H10510357A JP 8517609 A JP8517609 A JP 8517609A JP 51760996 A JP51760996 A JP 51760996A JP H10510357 A JPH10510357 A JP H10510357A
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Abstract

(57)【要約】 マップのための手持ち測定具は、回転要素(2)と光学センサとを先端に設けたものであり、先端をマップの表面をなぞらせて移動させるときにデジタルパルスが発生する。発生したパルスはマイクロプロセッサによってカウントされる。別途、パルスをカウントすることで、マップ上のスケール距離が自動的に測定される。マイクロプロセッサに、数値、例えば、マップのスケール線上のマイル数を入力し、次に、測定具の先端でスケール線上をなぞる。入力した数値とパルスカウントとの比を用いると、マップ上の任意の距離は、先端でカンウトされたパルス数にその比を掛けることによって測定することができる。読出し部(5)はその測定された距離を表示する。回転要素は、一つの軸に保持された車輪又はリテーナに保持された球体とすることができる。センサは、回転要素上に反射及び非反射領域を有している。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 線の距離を測定するための光学機械装置関連出願の相互参照 この出願は、1994年12月7日に出願された米国特許出願第08/350 ,888号と、1995年6月7日に出願された米国特許出願第08/472, 638号との一部継続出願であり、そのため、ここでは、両出願の全内容につい ては上記の両出願番号によって援用する。 発明の背景 発明の分野 この発明は、平面もしくは曲面上の線の距離を正確かつ迅速に測定するための 完全組み込み式の光学機械の構造及び使用方法についてである。関連技術の説明 歴史的にみて、適当な縮尺で描かれた物体の描写は、少し数えただけでも地質 学、地図の作成、航空写真、医学や工業の映像、建築学や機械の描写のようなさ まざまな広い範囲にわたる学問領域に広く使われてきた。したがって、これらの 描写において正確に線の距離を測定できることは、非常に価値のあることである 。 線の距離を測定できる種々の発明はドイツ特許番号55−36726、58− 3245864、3025686、2751620、特開昭55−36726号 、日本特許番号58−101105、特開昭60−36901号、特開平1−1 91010号、アメリカ特許番号4760647、5067249、51613 13、3494039、イギリス特許番号2200754及び世界特許番号85 /05175に記述されている。これらの特許に書かれている装置には、以下に 示すようないくつかの共通した特徴がある。 1.測定すべき距離をトレースする回転式トラック車輪 2.トラック車輪の動きを数値に変換する機械的もしくは電気的変換器 3.測定の絶対的単位のキャリブレーション、例えばインチやセンチメートル しかしながら、これらの共通した特徴にもかかわらず、これらの発明の測定能 力には注目すべき違いがある。その上、これらの装置のそれぞれには著名な設計 の限界があり、いろいろな条件のもとでは使用が難しい。 これらの限界は一般的には次のように分類される。 1.単一の持ち運びできる測定器の完成 2.これらの装置を使って距離を測定し、キャリブレーションする基本原理 3.違った単位を選ぶことができること 4.違ったスケールを選ぶことができること 5.装置の構造と使用方法の複雑さ 6.不整形の線を正確に測定できること 1.完全組込み式の設計 これらの発明のうち、例えば特許番号3245864と3025686は、前 者が本体とは別のコンピュータと連結しており、後者は一緒に働く2つの別のも の(カウンタと信号作成用プローブ)を必要としているので、これらの特許は単 一のすべて備わった装置ではない。これら二つの特許は自己完成した装置が持つ 持ち運びの良さや大きさの利点を持っていない。 2.測定原理 これまでの装置は、単一の絶対的線単位つまり、インチやセンチメートルなど の単位で距離を測定している。多くの単位やスケールを持つ装置の中で、(この 絶対的単位で)測定した距離が特定の単位やスケールに変換される。そのため、 これらの発明に用いられた絶対的距離測定の原理は、正確な線の単位のキャリブ レーションと長時間使用後のもしくは長時間使わなかった時のキャリブレーショ ンの維持が必要である。このキャリブレーションが一定でなければ、必然的に距 離測定が不正確になる。 3.線の単位の選択 特許番号2200754、2751620および4760647は、インチや センチメートルのような絶対的線単位のみを測定し表示する。従って、装置がキ ャリブレーションされた単位以外の線の単位の選択の余地がない。他の装置は、 測定した線の距離を特定の単位に変換する機能しか持っていない。例えば、特許 番号3025686、5067249、3494039、特開昭60−3690 1号及び特開平1−191010号は、地図上の距離をマイル数かキロメートル 数で表示する。特開昭55−36726号は原料の長さあたりの単価を表示する 。そのため、これらの装置の適用は、特定の距離測定という事に限られる。特許 番号5161313、85/05175及び58−101105のみが、測定し たものの単位の選択ができるようである。しかしながら、これら後者のものにお いてでさえ、単位の選択は一般的に最もよく使われる単位から選ばれなければな らない。 4.線のスケールの選択 これまでの技術においては、(特定の単位において)多数のスケールの選択の 仕方は大きく異なっている。特許番号2200754、2751620及び47 60647は電子定規としてのみ働くので、これらの装置は測定した距離を直接 には別の線のスケールには変換できない。たとえ装置がイラストと同じ単位でキ ャリブレーションされていたとしても、そのような変換は数学的な計算によって 得られるだけである。この事はそれぞれの距離を測定する際に、余分なステップ が必要となることを意味する。 前にも述べたが、特開昭60−36901号と特許番号5067249は、距 離をマイルもしくはキロメートルでしか表示できない。それ以上に、スケールの 選択に限界があるため、これらの装置の使用は限られている。そのため、これら の発明は測定前に決めてセットしたスケールと違うスケールで描かれたイラスト 上の距離を測定することができない。 最後に、特許番号5161313、85/05175、3494039、特開 平1−191010号、特許番号58−101105、3245864及び30 25686などに示されている多数の線のスケールの調節が可能な装置は、測定 者がマイル/インチ、キロメートル/センチメートルなどのような絶対的単位で 示されたイラストのスケールを知っていなければならない。一方、道路地図の様 な一般的に使用されているグラフでは、必ずしも絶対的測定単位としてのスケー ルバーのキャリブレーション距離が示されているとは限らない。これらの場合は 、装置が機械的もしくは電気的に適当なイラストのスケールに調節される前に、 測定者が別の測定と計算をはじめにする必要がある。そのため、もしイラストの キャリブレーションのスケールが絶対的単位で示されていない時は、これらの装 置を使った距離の測定において測定者がすべき操作が多くなる。 5.デザインと使用法の複雑さ 特許番号5161313と85/05175に示された装置は、異なる単位と スケールを測定する上で柔軟性があるが、構造及び使用法がとても複雑である。 これはこの発明が単一で絶対的な線の単位で距離を測定し、この測定した(この 単位での)距離の値を計算により、他の単位とスケールに変換するからである。 この測定方法のために、これらの装置は異なる測定単位の選択とスケールの情報 を入力する必要があり、複雑なデザインとなっている。従って、この発明は多数 の機能ボタンが必要であり、データを入力するための数字のキーボードが必要で ある。その上に、この装置を日常的に使う事は煩雑で、例えば、この発明を用い た距離の測定では、はじめに測定者があらかじめ決めておいた限られた数のオプ ションの中から、インチやセンチメートルやキロメートルなどの単位を選択する 必要がある。もし、装置にミクロンやオングストロームの様な特別な線の単位が ない時は、距離の測定はすぐにはできないことになる。もし単位の選択が可能な らば、測定者は1インチあたりのマイル数のような数字のスケールのデータをマ ニュアルで入力しないといけない。しかしながら、もし画像に1インチあたりの マイル数のような絶対的なスケールが書いていない時は(多くの一般的に用いら れている地図には描かれていない事が多いのだが)、測定者ははじめ装置に入力 する前に、スケールのデータを得るための別の測定と計算をしないといけない。 だから、これまでの技術において距離を測定した基本的方法のため、装置が異な る単位やスケールを測定できるようになればなるほど、装置の構造と使用法は複 雑になる。 6.不整形の線の距離測定 今回の技術の重要な点は、この装置が非常に曲がりくねった線の距離を測定で きる点である。この事は装置自体のサイズと形、トラック車輪の直径、回転軸に おけるトラック車輪の制限された動きによって決まる。 測定者が手に持って使う使いよさが、直線ではない線を正確にトレースするこ とに直接影響するので、装置のサイズと形は重要な因子である。この点において 、一般的な筆記用具は、測定者が使う上で適当な大きさと形の特徴を備えている と思われる。特許番号5161313、85/05175、58−101105 、5067249、特開昭60−36901号及び3494039は装置の使い よさの点で条件を満たしているが、特許番号4760647、2751620、 2200754及び特開平1−191010号は、この条件を満たしていない。 したがって、これら後者の装置は複雑な線を正確にトレースするのには不適当で ある。 トラック車輪の直径は2つの理由で重要である。1つは、大きな直径の物だと 測定する物の表面を見るのに邪魔になることである。これは特に短くて不整な線 をトレースする際に、特に決定的な要因となる。2つめはトラック車輪の直径が 、車輪の曲面の程度(単位長さあたりの円弧の程度)を決めることである。この 曲面の程度は車輪とイラストの接触の程度を決めることになる。正確なトレース は、接触の長さが曲線の曲率半径より小さい時に得られるので、車輪の直径が最 も小さい装置が最も正確なトレースができる可能性がある。しかしながら、この 点について、特許番号5161313、85/05175、58−101105 、5067249、特開昭60−36901号及び3494039に使われてい る機械的もしくは光学機械的な方法は、車輪径を小さくするのを厳しく制限して いる。だから、これらの装置は、ひどく曲がったもしくは不整な形をした線を正 確に描くのに制限がある。 また、線をトレースするのにトラック車輪を使うと測定が不正確になる。特に 車輪は単一の軸の周りを回転するので、正確にトレースすることは車輪がトレー スする線に対して特定の方向を向く必要がある。従って、特許番号58−101 105、5067249、特開昭60−36901号および3494039にお いては測定者が距離を測る際に、トラック車輪をこの方向にマニュアルであわせ る必要がある。実際的には、測定者が車輪の方向を適切に保つことは、今までに 述べてきた装置の大きさと形、トラック車輪によって対象が見えなくなる程度、 車輪とイラストの表面の間の接触の程度によって決まる。従って、手に持って簡 単に操作できる装置で、線の曲率に比較して小さい車輪径を持つ装置がとても複 雑な線をトレースするのに最も良いと思われる。 このマニュアルでの方向をあわせる必要をなくす試みとして、特許番号516 1313と85/05175では、トラック車輪が車輪の回転軸と垂直な平面内 で回転できるようになっている。これは一般的なキャスター(脚輪)と同じよう な原理である。このように、これらの装置が特定の方向に動くことが、トラック 車輪をトレースする線に対して適切な方向にすることを可能にする。このデザイ ンは、測定者の操作を少なくするが、測定の不正確さの原因となり得る。特に、 このデザインのため、キャスタそのものが測定する軸の回転を起こすので、これ が外因的な信号を作り出してしまうことになる可能性がある。だから、この現象 はキャスタの回転が最も著しい不整形をした線のトレース中にエラーを累積して しまうことになる。 その上、測定者は装置を適切な方向へ動かすために、線の方向が変わるのを認 識してトレースしなければならないので、トラック車輪の車輪径をできるだけ小 さくする必要性はなくならない。 要するに、ここに述べたような今までの発明は、大きさ、単位やスケールを適 切に選べること、デザインの複雑さ、非常に複雑な線をトレースするときの測定 の正確さにおいて限界がある。これらの限界は、装置がトラック車輪の動きを距 離の数値に変換する光学的もしくは機械的な方法のためであり、また装置が絶対 的な線の単位で距離を測定する基本的な原理のためでもある。 発明の概略 請求の範囲に記載の発明は、平面もしくは曲面上の線の距離を正確且つ迅速に 測定するための、完全組み込み式の光学機械の構造及び使用方法についてである 。片手での操作が簡単にでき、正確に距離を測定できるように、この発明装置の 大きさと形は一般的なペンの大きさと形と同じである。距離は装置の特定バージ ョンによりトラック車輪もしくはトラック球体のどちらかにより感知される。こ れらのトラック装置はトラックセンサと称されるものであり、非常に反射性の高 い材料で作られている。 トラック車輪には周囲に歯車がついており、歯と歯の間は非反射性の材料で コーティングされている。 トラック球体には規則正しく配列された窪み、もしくは球体の表面に彫られた 窪みがあり、これらの窪みの底面部は非反射性の材料でコーティングされている 。規則正しく配列された窪みのパターンの代表例はバッキーボールといわれるも のであり、これは、球体の表面は一般のサッカーボールと同じような規則正しく 配列された五角形と六角形のものによって作られている。(バッキーボールとは 、炭素原子がバックミンスターフーラーの測地学の円形屋根を思い出させるよう に配列された大きな分子のニックネームである。)トラック車輪やトラック球体 は、もしそれまで反射していた面が非反射の材料でコーティングされたり、また それまで非反射のものでコーティングされていた面が反射性を持つようになった 場合には、同じように働く。 距離の測定中は、(車輪でも球体でも)トラックセンサがイラストの2点間の 特定の経路に沿ってトレースする。トラックセンサの回転は、イラスト面上を横 切るときの回転の結果としてトラック車輪周囲もしくはトラック球体面を直接見 る位置に置かれた反射性光学スイッチで検出され、デジタル化される。デジタル 化された信号はマイクロプロセッサで処理され、実際にイラストに描かれている 単位で距離が画面に表示される。マイクロプロセッサの制御はリセットキー、キ ャリブレーションキー、エンターキーで操作される。この装置は電池式で、明る くない所でも使いやすいように、測定する表面と画面表示の部分を明るくする照 明がついている。 以下に述べるように、この装置の構造と操作原理は、前に述べた技術の全ての 主だった限界をなくしている。 1.内部組込み式の設計 この装置は全ての必要なものが自己に備わっていて、測定した距離の決定とそ の数値表示のいずれにおいても外部装置を必要としない。したがって、この発明 は他のハードウェアやソフトウェアのサポートを必要とせず“野外”でも充分使 えるものである。 2.測定原理 この発明のとても重要で独創的なものは、測定方法それ自体である。(今まで になされてきたような)絶対的な距離を測定するのではなく、この装置は“比率 の決定”によって相対的距離を測定する。特に、選んだスケールバーの数字をマ ニュアルで入力することによって得られるデジタル信号の情報と、あとで、選択 されたスケールバーの測定をすることによって得られるデジタル信号の情報は、 単位距離あたりのパルスの比率を数学的に計算するのに用いられる。次に、この 比率は測定中に得られたパルスの情報を正しいスケールの距離に変換するために 用いられる。 “比率の決定”の原理は、そのため、測定する絶対的単位に装置をキャリブレ ーションする必要なく、XとYの2点間の距離を正しく測定することができる。 また、“比率の決定”の方法によって生じる他の有利な点は2つあり、一つは 装置を使っているうちに起こる機械的摩耗や周囲の状況による装置特性の変化が 自動的に補償されることであり、もう一つは測定者の測定技術上の差を自動的に 補償できることである。この後者の補償はキャリブレーションと測定が、両方と も測定者によってなされることによる。 要約すると、この発明による装置で採用される“比率の決定”という方法は、 以前に述べた今までの装置を超える明らかな有利な点がある。即ち,以前の装置 ではキャリブレーションが予め設定した値から変動すると、必然的に測定距離の 不正確さの原因になっていた。 3.線の単位の選択 今までの技術と異なり、この発明は、可能な全ての単位で線の測定が可能であ る。このことはこの装置がスケールバーの長さに対応してイラストの距離を測定 することによる。従って、用いられている線の単位に関わらず、表示される画面 には常にスケールバーの単位と同じ単位で表示されることになる。そのため、例 えば、イラストがミクロン単位で描かれていれば、画面の表示も自動的にミクロ ン単位になる。このことで、単位の選択が前に決めた数の中からしか選べなかっ たり、もし、この単位が選べなければすぐには測定できなかったという、以前の 技術では限界とされていたことが可能になった。 4.線のスケール選択 “比率の決定”という方法のおかげで、この発明により、たくさんの線のスケ ールを使って距離の測定が可能になった。それ以上に、この測定方法のおかげで 、測定者が予めイラストのスケールを絶対的単位で知る必要がなくなった。 5.デザインと使用法の複雑さ この装置は、いたって単純な構造で、動かす部分は1つしかないように作られ ている。それ以上に、この測定原理のおかげで多数の機能キーや完全な数字キー ボードなどは必要ではない。むしろ、この装置は全ての距離を測定する上で、リ セットキー、キャリブレーションキー、エンターキーのみで操作可能である。だ から、この発明は設計が複雑にならないで、全ての可能な線の単位とあらゆる数 の線のスケールを測定できるという柔軟性がある。 この発明装置を使って、イラストの距離を測定することはとても簡単である。 測定する単位が何であれ、どのようなスケールに対するキャリブレーションも、 スケールバーによって特定される距離の単位が画面上に描かれるまではトラック センサをマニュアルで回転させること(及び/又は、1秒以上キャリブレーショ ンキーを押すこと)によって得られる。ここで、スケールバーはイラスト上の2 点間の既知の距離である。キャリブレーションキーを押して離した後、測定者は スケールバーをトレースする。測定者は次にエンターキーを押してキャリブレー ション手続を終わらせる。一旦、キャリブレーションが行われると、イラスト上 のどのような距離も、一つのステップを踏むだけで測定される。測定者は、ただ 選ばれた2点間の線をトレースするだけであり、測定中のどの時点でも画面上に 表示される数字は、測定が済んだその点までの累積した距離を表している。 累積された距離を連続して表示できることは、もし、例えば測定者がイラスト 上の点Xから点Yまでの距離を測定し、次に同じ線上の点Xから点Zまでの距離 を測定したい時に意義がある。累積した距離を連続して表示できることは、一回 のトレースで情報が得られることを可能にする。だから、測定者は点Xから点Y を測定し、画面に表示された距離を記録しておき、引き続き、点Yから点Zをト レースし、点Zでの距離を記録しておけばよい。トレースした後で距離を計算す る装置では、点Xから点Yを測定し、もう一度点Xから点Zを測定するという2 回の別々な測定が必要である。 また別の状況においては、イラスト上のある地点から特定の距離の地点を決め ることが必要になることが度々ある。例えば、もし測定者がある地点から125 マイル離れた別の地点を決めたいのならば、地図上の道路をトレースし、画面上 に125マイルが表示されるまで続ければよい。地図上のこの地点が目的の距離 にあたる。一方、最後に計算した距離しか表示されない装置は、この機能を持っ ていない。 この装置はまた、地図上の2点間の推定“旅行時間”をすばやく計算すること に使うことができる。特に、2点間の距離がこれまでに示した方法であらかじめ 測定されている場合である。この距離の数字が画面に表示されるや否や、直ちに キャリブレーションキーを押す。測定者はトラックセンサをマニュアルで旅行の 速さ(スピードナンバー)が表示されるまで回転させる。エンターキーを1秒以 上押すと、推定旅行時間が画面に表示される。 要約すると、この装置は簡単な構造をしており、単純な操作で距離を測定し、 旅行時間を計算することができる。また、この装置は測定距離を適切な単位で直 接表示し、また、測定中は累積した距離を連続して表示できる。ある特定のイラ ストに対して、一旦、装置のキャリブレーションをしたならば、たとえ電源スイ ッチがオフになっても、キャリブレーションデータはマイクロプロセッサに記憶 される。この機能があることで、同じイラストや同じスケールの別のイラストに おいて、将来距離を測定するときに再度キャリブレーションをする必要がない。 6.不整形の線の距離測定 この発明には、不整な線の距離を測定する上で、今までの装置ができなかった ことを可能にした2つの重要な概念がある。a)1つは線状距離を光学的に検出 する方法であり、b)もう1つは球体のトラックセンサを用いる点である。 光学的検出の方法 特許番号3245864、特開昭55−36726号、2200754、27 51620、4760647、3025686、特開昭60−36901号、5 067249、5161313、3494039、特開平1−191010号、 85/05175及び58−101105に書かれている技術の中で、この発明 だけが反射光学センサを用いて距離の測定をしている。特に、この装置は、トラ ック車輪もしくはトラック球体の表面上の反射領域を見るように反射光学スイッ チを配置している。このトラックセンサに対する光学スイッチの特定の方向付け は“一直線の”配列として限定される。光学的反射によるセンシングと“一直線 の”配列を同時に用いることで特許番号2200754、特開昭60−3690 1号、5067249、5161313及び85/05175に書かれている光 学伝達法では得られない2つの重要な有利な点がある。 第1の有利な点は装置自体の直径、特に先細りした先端に関係している。伝達 スイッチと異なり、反射スイッチは光学反射盤を“跨ぐ”必要はない。従って、 “一直線の”配列にすることは、装置の大きさを一般的なペンの大きさにまで小 さくすることができる。このことは、前にも述べたように、測定者が手にもって 操作することが測定する距離を正確にトレースすることを左右するのでとても重 要である。 第2の有利な点は、(上記の装置と比較して)とても小さな直径のトラック車 輪を使えることである。このトラック車輪径を小さくできることは、測定する面 を見るのに邪魔にならないばかりか、“イラストに対する車輪”の接触の長さを 短くすることになる。 球状のトラックセンサ 今までの特許に係る発明と異なり、この装置は線の距離を測定するのに球体の トラックセンサを用いている。球体は全ての方向の回転の軸の回りに均一に動く ことができるので、トラック球体は装置がいろいろな方向に動くことに関係なく 電気信号を発生することができる。従って、トラック球体が使えることで、距離 の測定中は(線軸に対する)特定の方向に装置を保つ必要はない。 それゆえ、この装置の設計概念によって、装置の大きさとトラック車輪のサイ ズを小さくすることができる。また、この装置は球状のトラックセンサが使える 。これらの改善によって、これまでの装置では限界とされていたことができるよ うになり、測定者が著しく曲がりくねった線を容易にトレースできるようになっ た。 まとめると、この発明は以下のような特徴がある。 1.小さく、軽量で、全て備わった設計。 2.1つの部分のみ動かす単純な構造。 3.反射光学センサ。 4.距離の比率を測定すること。 5.線の測定単位を全て自動選択できること。 6.線のあらゆるスケールを自動キャリブレーションできること。 7.距離測定にトラック車輪もしくはトラック球体を用いていること。 8.線の絶対単位でキャリブレーションする必要がないこと。 9.イラストのスケールを知る必要がないこと。 10.数字のキーボードなどは必要がないこと。 11.数字のデータ入力などは必要がないこと。 12.キャリブレーションデータを永く保存できること。 13.距離の測定を連続して読み取ることができること。 14.非常に曲がりくねった線の距離を測定できること。 15.測定距離に数学的関数を用いて数量計算ができること。 16.イラストの照明。 17.明るい表示部分。 18.自動で電源が切れること。 19.高い精度と正確さ。 図面の簡単な説明 図1Aと1Bは、それぞれ、距離を測定するのにトラック車輪又はトラック球 体を用いたこの発明による測定装置の2つの具体例を示す正面図である。 図2Aは図1Aの測定装置の縦に切った機械部分である。 図2Bは図1Aの反射式光学センサを用いた測定装置を表している。 図3Aは図1Bの測定装置の縦に切った機械部分である。 図3Bは図1Bの反射式光学センサを用いた測定装置を表している。 図4Aは図1Aの測定装置の縦に切った図面である。 図4Bは図1Bの測定装置の縦に切った図面である。 図5Aは図1Aと1Bの測定装置の信号の情報を正しく距離の単位(また、こ れらの距離の単位を用いて数学関数から得られる数字)に変換するマイクロプロ セッサを表している。 図5Bは図5Aと同じであるが、もう一つの具体例を示す図である。 図6は修正されたバッキーボールパターンのセンサ球体の斜視図である。 図7は図6を展開したときの幾何学図である。 具体例の詳細な説明 以下の説明、及び請求の範囲では、“増加”というのはレジスタ内の値に加算 することと、レジスタ内の値から減算する、即ち、減少させること(即ち、“減 分”)を意味する。 それぞれの図は各部分の数字にしたがって説明される。図1Aと1Bは、それ ぞれ、トラック車輪もしくはトラック球体をそれぞれ用いたこの発明による測定 装置の具体例の正面図である。これらの装置の外側の構成成分は、一端10で内 側に細くなっている円筒形のハウジング1である。細くなった先端10は回転す るトラック車輪2もしくはトラック球体3を支えている。電源スイッチ4は内蔵 された電池の電力を装置の電子機器に印加するのに用いられる。距離は画面5に 表示され、画面はリセットキー6で消される。装置のキャリブレーションはキャ リブレーションキー7とエンターキー8で操作できる。照明スイッチ9は画面表 示のランプと照明窓31のすぐ隣のランプ21(図4A及び図4B参照)のスイ ッチである。 図2Aはトラック車輪の縦に切った機械部分である。細くなった先端10は車 軸11の部分でトラック車輪2を支える。トラック車輪2(図2B)には周囲に 非常によく反射する面13でできた歯車12がついている。歯車12の間の面1 4は非反射性のもの22でできている。光学反射スイッチ15はトラック車輪2 の車軸11と垂直になるように縦についており、トラック車輪の歯車12が直接 見えるようになっている。光学反射スイッチ15は光の放射部(E)と検出部( D)とを同じケース内に組み込んでいる。(イラストの表面をなぞることにより )トラック車輪2の回転は反射スイッチから見える所に歯車12を連続的に動か すことができる。歯車の反射面13は回転している時に光学反射スイッチ15に よって検出され、一連の信号を出す。 図3Aはトラック球体の縦に切った機械部分である。細くなった先端10は保 持ソケット16の部分で回転するトラック球体3を支える。トラック車輪3(図 3B)は、非常に反射性の強いものでできており、規則正しく配列された窪み1 7もしくは球体の表面に彫られた窪みがある。窪みの底面部は非反射性のもの3 3でコーティングされている。光学反射スイッチ15はその縦軸がトラック球体 3の中心を通るようについており、反射性の強いトラック球体18が直接見える ようになっている。いかなる方向へのトラック球体3の回転は、反射スイッチ1 5が見るの前で連続的に非反射性の窪み17を動かし、電気信号を作り出すこと ができる。図6,7A,7B,7Cは、トラック球体3の反射性及び非反射性の 部分のパターンを示している。このパターンは“バッキーボール”分子の原子の 空間配置の型に従って作られており、また測地学の円形屋根もしくはサッカーボ ールに似ている。センサ球体3は図6に示されており、図7Aはセンサ球体3の 表面を平面に伸ばしたときの図を示している。このパターンは五角形と六角形の ものによって作られており、六角形のものに数字をつけている。図6のセンサ球 体3の明暗のパターンを作るために、次の番号対(ペア)で示すように、隣接 する六角形のペアを作る。つまり、1と2;5と6;9と10;11と12;1 3と14;そして17と18である。これらのペアは図7Bに示すように、隣接 する六角形の三角の角を付け加えて増加させる。その結果は図7Cの地図に示さ れたパターンになり、図6にも示されている。図6と図7Cのパターンはこの明 細書及び請求の範囲では“複合”パターンと呼ぶことにする。 図4Aと図4Bはそれぞれ、トラック車輪もしくはトラック球体の縦に切った 部分の図面である。トラックセンサが動くことによって作り出された電気信号は マイクロプロセッサ19で処理される。この装置は内蔵の電池20を使っており 、照明ランプ21は細くなった先端10の部分についている。前にも述べたよう に、このランプは照明スイッチ9で操作する。 図5Aは今回の発明に使われたマイクロプロセッサの主な部分を示している。 このマイクロプロセッサはたくさんの計算及び記憶ができるレジスタA(22) ,B(23),C(24),D(25)が内蔵されている。このマイクロプロセ ッサにはレジスタBの値をレジスタAの値で割る、つまりB/A(26)の割り 算回路26や、レジスタAの値とレジスタCの値を掛ける、つまりA×C(27 )の掛け算回路27、それに装置を使っていない時間を調べる感知回路(28) が内蔵されている。特に、感知回路はレジスタAに蓄積された信号を監視制御す る。もしこの数字が1分以上変わらなければ、装置の電源が切れるようになって いる。最後に、計算機能部分29はレジスタDに蓄積された数字を用いて計算す る。 図5Aのレジスタと機能のリストは次の通りである。 −レジスタAには信号のカウント数であるP−スケールとP−メジャーがある 。 −レジスタBにはP−トラックがある。 −レジスタCにはC−レイショ(比率)がある。 −レジスタDにはレジスタAとレジスタCの積の値がある。 −開始方法はバッテリーを入れた時に起こる機能であり、3番目のレジスタC を1にする。(この機能は4回目のキャリブレーション機能によって再現される 。) −電源スイッチオンは初めのレジスタAを0にし、3番目のレジスタCの以前 のデータを保つ。 −電源スイッチオフは初めのレジスタAを0にし、2番目のレジスタBを0に する。 −初めにエンターキーを(1秒以下)押すことは、ボックス26(図5A)に B/Aを入れることになる。 −2回目にエンターキーを(1秒以下)押すことは、B/Aの比をレジスタC に送ることになる。 −3回目にエンターキーを(1秒以上)押すことは、初めのレジスタAを0に することになる。 −初めにキャリブレーションキーを(1秒以下)押すことは、A×Cの値をレ ジスタBに送ることになる。 −2回目にキャリブレーションキーを(1秒以上)押すことは、初めのレジス タAを増加させ、引き続いてA×Cの値をレジスタBに送ることになる。 −3回目にキャリブレーションキーを離すことは初めのレジスタAを0にする ことになる。 −4回目にキャリブレーションキーを離すことは3番目のレジスタCを0にリ セットすることになる。 −初めのリセットはまた、初めのレジスタAを0にすることを意味する。 キャリブレーションと距離測定の間に、レジスタの数字の値はトラックセンサ の動き及びリセットキー、キャリブレーションキー、エンターキーで操作される 。特に、トラックセンサの動きは電気信号を光学スイッチによって作られるよう にする。これらの信号はレジスタAでカウントされる。キャリブレーションの途 中で、レジスタAとレジスタCの掛け算であるA×C(27)の値がキャリブレ ーションキーを押すことにより、レジスタBに入力される。この信号数をP−ト ラックと定義する。キャリブレーションの別の時に、エンターキーを押すことは レジスタAの信号数(これをP−スケールと定義する)でレジスタBの信号数( これをP−トラックと定義する)を割ることになる。つまり、B/A=P−トラ ック/P−スケールである(26)。C−レイショ(比率)と定義される信号の 比率は、エンターキーを押すことによってレジスタCに送られる。イラスト上の 2点間の距離を測定している間に、レジスタAに蓄積した数字をP−メジャーと 定義する。100ミリ秒毎に、マイクロプロセッサはレジスタAとレジスタCの 値を掛け算し(A×C)、この結果をレジスタDに送る。例えば、距離の測定を している時にレジスタAの信号数(P−メジャー)にレジスタCの信号数(C− レイショ)を掛け算し、この計算の結果である正しい距離の値がレジスタDに蓄 積されていく。正しい距離は常時、レジスタDに数字として表示される。この数 字は100ミリ秒毎に、最新のものになっていく。 距離数にあたるレジスタDの数字は、ふつう測定者の望む数字であり、画面5 に表示される。しかしながら、ある場合は最も有用な距離ではないことがあり、 むしろ距離の数学的関数が有用であることがある。例えば、地震の振動のエネル ギーは震源地からの距離の関数である。その場合は、距離の数学的関数が表示さ れる。地震の場合は、ある地点での振動のエネルギーは、ただ単に震源地からこ の装置を動かしていくだけで、画面に表示される。指数関数と対数関数は特に有 用である。 今回の発明には、図5Aに示されるように、レジスタ25(D)と画面5の間 の計算手段29がある。距離を読む時は計算手段29は働かず、単にレジスタ2 5から画面5へ送るだけだが、計算手段29はレジスタ25とは違う値を画面5 に表示する大きな機能を持っていることは理解すべきである。 計算手段は距離を読むだけの装置のための簡単な電気的接続かもしれない。こ れは、型通りの方法で計算するマイクロプロセッサ19の一部分であるかもしれ ないし、計算回路のこともある。装置には距離の値を、(ここには示していない が)レジスタ25の値から計算された値に変換できる制御機構のスイッチがつい ているかもしれない。 最初に装置を更正するためや、別のスケールに装置を再度キャリブレーション するため、また旅行時間を推定するためには、レジスタA,B,Cの数字の値を ある数字に変えておく必要がある。例えば、電池を入れた時はレジスタCが1に なる。電源のスイッチを入れた時は、レジスタA=0になるが、レジスタCには 前回入れていた情報が残っている。つまりC=1もしくはC=C−レイショであ る。リセットキーを押すとレジスタA=0になる。キャリブレーションキーを1 秒以上押すとレジスタBの値が増え、キャリブレーションキーを離すとレジスタ A=0になり、C=1になる。エンターキーを1秒以上押すとレジスタA=1に なる。最後に、マイクロプロセッサの電源が切れているときには、レジスタCに 入力されたC−レイショは残っている。 図5Bは今回の発明に使われたマイクロプロセッサの具体図の主な部分を示し ている。このマイクロプロセッサにはいくつもの計算ができるレジスタE(32 ),F(34),G(35),H(36),I(37)が内蔵されている。この マイクロプロセッサにはレジスタFの値をレジスタGの値で割る、つまりF/G (38)の割り算回路38や、レジスタEの値とレジスタHの値を掛ける、つま りE×H(39)の掛け算回路39、それに装置を使っていない時間を調べる感 知回路(40)が内蔵されている。特に、感知回路はレジスタEに蓄積された信 号を監視制御する。もしこの数字が1分以上変わらなければ、装置の電源が切れ るようになっている。 キャリブレーションと距離測定の間に、レジスタの数字の値はトラックセンサ の動き及びリセットキー、キャリブレーションキー、エンターキーで操作される 。特に、トラックセンサの動きは電気信号を光学スイッチによって作られるよう にする。これらの信号はレジスタEで数えられる。キャリブレーションの途中で 、レジスタEとレジスタHの掛け算であるE×H(39)の値がキャリブレーシ ョンキーを押すことにより、レジスタFに入る。このレジスタFの信号数をP− トラックと定義する。キャリブレーションの別の時に、エンターキーを押すと、 レジスタEの信号カウント数がレジスタGに入力される。このレジスタGの信号 数をP−スケールと定義する。100ミリ秒毎に、マイクロプロセッサはレジス タFの信号数をレジスタGの信号数で割り、つまりF/G(38)を出す。この 比をC−レイショ(比率)と定義し、エンターキーを押すとレジスタHに入力さ れる。イラスト上の2点間の距離を測定している間に、レジスタEに蓄積した数 字をP−メジャーと定義する。100ミリ秒毎に、マイクロプロセッサはレジス タEの信号とレジスタHの値を掛け算し(E×H)、この結果をレジスタIに送 る。例えば、距離の測定をしている時にレジスタEの信号数(P−メジャー)に レジスタHの信号数(C−レイショ)を掛け算し、この計算の結果である正しい 距離の値(CSD)がレジスタIに蓄積されていく。画面には、常時レジスタI の数字の値が表示される。この数字は100ミリ秒毎に、最新のものになってい く。 距離数にあたるレジスタIの数字は、ふつう測定者の望む数字であり、画面5 に表示される。しかしながら、ある場合は最も有用なのは、距離ではないことが あり、むしろ距離の数学的関数であることがある。例えば、地震の振動のエネル ギーは震源地からの距離の関数である。その場合は、距離の数学的関数が表示さ れる。地震の場合は、ある地点での振動のエネルギーは、ただ単に震源地からこ の装置を動かしていくだけで、画面に表示される。指数関数と対数関数は特に有 用である。 今回の発明には、図5Bに示されるように、レジスタ37(I)と画面5の間 の計算手段41がある。距離を読む時は計算手段41は働かず、単にレジスタ3 7から画面5へ送るだけだが、計算手段41はレジスタ37とは違う値を画面5 に表示する大きな機能を持っていることは理解すべきである。 計算手段は、距離を読むだけの装置のための簡単な電気的接続かもしれない。 これは、型通りの方法で計算するマイクロプロセッサ19の一部分であるかもし れないし、計算回路のこともある。装置には距離の値を、(ここには示していな いが)レジスタ37の値から計算された値に変換できる制御機構のスイッチがつ いているかもしれない。 最初に装置をキャリブレーションするためや、別のスケールに装置を再度キャ リブレーションするためには、電池を入れたときや電源スイッチを入れたとき、 レジスタE,F,G及びHの数字の値をある数字に変えておく必要がある。例え ば、電池を入れた時はレジスタHが1になる。電源のスイッチを入れたときは、 レジスタE=0になり、レジスタF=1,G=1となる。電源が入っている“パ ワーオン”状態では、レジスタHには前回入れていた情報が残っている。つまり 、H=1もしくはH=C−レイショである。リセットキーを押すとレジスタE= 0になるが、レジスタF,G及びHの数字の値は変わらない。最後に、マイクロ プロセッサの電源が切れているときには、レジスタHに入力された最後のC−レ イショの数字の値は残っている。 典型的なキャリブレーションと距離測定のやり方は、次のようにまとめられる 。まず始めに電源が入れられる。イラスト上の既知の2点間の距離例えば50マ イルが選ばれる。この場合には、イラストのスケールバーが分かっている。この 距離(50)を装置に入れるには、二つの操作を別々に、あるいは一緒にすべき である。1番目の操作はトラックセンサをマニュアルで回転させることであり、 2番目の操作はキャリブレーションキーを押した状態で保つことである。どちら の場合でも、画面上の数値はある選ばれた距離数例えば50マイルになるまで増 加していく。キャリブレーションキーを押すことはこの操作で作り出された信号 の情報が(P−トラック)として記憶されることになる。トラックセンサを、選 ばれた距離数と同じスケールバー上の長さまで(この場合は50マイル)ころが す。この操作で作り出された信号数をP−スケールと定義する。この時点でエン ターキーを押すと、マイクロプロセッサはP−トラックをP−スケールで割り、 このキャリブレーションの比率をC−レイショとして記憶する。距離測定の操作 中、イラスト上の2点間の距離をトレースすることによって作り出された信号数 (P−メジャー)をカウントし、自動的に(100ミリ秒毎に)この信号数(P −メジャー)とキャリブレーションの比率(C−レイショ)を掛け合わせる。こ の計算結果が正しい2点間の距離(CSD)になる。正しい2点間の距離(CS D)はメモリーに記憶され、画面に引き続き表示される。また、キャリブレーシ ョンの比率(C−レイショ)は電源が切れた状態でもメモリーに残っているので 、装置は同じイラストを後で測定する時も(もしくは同じスケールのイラストに おいても)、キャリブレーションはそのままである。最後に、トラックセンサを 動かさずに1秒以上経ったら、この装置の電源は切れる仕組になっている。 以前にも述べたが、他の技術の距離測定の正確さは、工場出荷時の装置のキャ リブレーションを測定の絶対単位にすることや、装置をずっと特定のキャリブレ ーションの状態に維持しておくことに左右される。しかしながら、この装置に用 いられている距離の比率を決める原理のおかげで、これらの制約が完全になくな る。このことはこの装置が距離を測定する前に(イラスト上の既知の距離に対し て)装置自身をキャリブレーションするという理由によっている。したがって、 トラックセンサの回転によって作りだされる信号数は、それぞれの装置によって 、または同じ装置でも使う時期によって変わる可能性があっても、測定の正確さ に影響を与えることがない。 例えば、あるイラスト上の2点XとYの間の距離を測定するのに使われる装置 について考えてみよう。 装置“A”の特徴 トラックセンサの周長=0.25インチ トラックセンサの1回転当たりの信号数=10パルス イラストの特徴 スケールバー=80単位 スケールバー=2.65インチ 点XとYの距離=1.35インチ 電池を初めて入れたときは、トラックセンサを回転させるか、(キャリブレー ションキーを押して)画面の数字をスケールバーの80単位に合わせる必要があ る。この数(80)を作ることはトラックセンサを8.0回、回転させることが 必要である。つまり、80パルスを10パルス/回転で割ったら8.0回転であ る。この数(80)がP−トラックとして記憶される。トラックセンサをころが してスケールバーの長さをトレースする。この例では2.65インチである。ト ラックセンサの周長が0.25インチであるからトラックセンサの10.6回転 がスケールバーの長さをトレースするのに必要である。つまり、2.65インチ を0.25インチで割ると10.6回転になる。スケールバーを測定することに よって得られるパルス数は、したがって106になる。つまり、10.6回転× 10パルス/回転=106パルス。このパルス数をP−スケールと定義し、P− トラックに割れる。この結果としてのキャリブレーション比率(C−レイショ) は0.755である。つまり、80パルスを106パルスで割ると0.755で ある。キャリブレーション比率(C−レイショ)はメモリーに記憶され、このイ ラストにおいては、全ての距離測定に使われる。 このイラスト上の2点間XとYの実際の距離は1.35インチであるので、こ の距離のトレースはトラックセンサの5.4回転となる。つまり、1.35イン チを0.25インチ/回転で割ると5.4回転になる。この5.4回転は54パ ルスにあたる。つまり、10パルス/回転×5.4回転=54パルス。この数( 54)をP−メジャーと定義する。P−メジャー=54とC−レイショ=0.7 55を掛け合わせると正しい距離(CSD)40.8が画面に表示される。そこ で、装置“A”による距離の測定は40.8単位ということになる。 さて、次は極端な例として、ある製造の差によりトラックセンサの直径が違い 、別のパルス数を作り出すという他の装置について考えてみよう。装置“B”を 用いた同じ2点XとYの間の距離測定を次に書く。 装置“B”の特徴 トラックセンサの周長=0.28インチ トラックセンサの1回転当たりの信号数=16パルス イラストの特徴 スケールバー=80単位 スケールバー=2.65インチ 点XとYの距離=1.35インチ 距離の測定 P−トラック=80パルス スケールバーの長さをトレースする回転数=2.65インチ/0.28イン チ=9.46回転 P−スケール=9.46回転×16パルス/回転=151パルス C−レイショ=P−トラック/P−スケール=80パルス/151パルス= 0.530 XとYの距離=1.35インチ/0.28(インチ/回転)=4.82回転 XとYの距離=4.82回転×16パルス/回転=77パルス=P−メジャ ー 装置“B”による正しい距離(CSD)の測定=(P−メジャー)×(C−レ イショ)=40.8単位ということになる。 従って、たとえ装置“A”と装置“B”が異なるトラック車輪径を持ち、トラ ックセンサの回転によって異なるパルス数を作り出しても、これら2つの装置は 2点間XとYの間の距離を40.8単位という全く同じ測定結果を出す。また、 これらの測定単位はイラストのスケールバーそのものによって決まる。だから、 もしイラストのスケールがキロメートルならば画面は自動的にキロメートル値を 表示する。同じことが他のイラストに使われている測定単位についても言える。 その上、この例で使ったイラストのスケールは80単位/2.65インチもし くは30.19単位/インチと限定された。だから、2点XとY間の1.35イ ンチという距離は実際は30.19単位/インチ×1.35インチ=40.8単 位になる。従って、“比率を決める”という原理は、装置を測定の絶対単位にキ ャリブレーションすることなく、2点間XとYの距離を正確に測定することを可 能にした。
【手続補正書】 【提出日】1997年6月27日 【補正内容】 請求の範囲 1.表面の距離に関連した量を決定し、表示するトラック装置であって、 画面; 表面に直接接触する回転部分; 回転部分の回転に合わせてパルスを作り出すセンサ; 第1レジスタ(A); 第2レジスタ(B); 第3レジスタ(C); 第1レジスタ(A)のパルスカウント数を蓄積するカウント手段であって、こ れによってパルスカウント数が、選択的にパルスのゼロに等しいスケール数(P −sb)として、またパルスの初めのカウント数に等しいスケールの距離数(P −スケール)として、更にパルスの2番目のカウント数と同じ測定数(P−メジ ャー)として働くこと; 第1レジスタ(A)をゼロにリセットする1回目のリセット(1回目のリセッ ト)手段; 第3レジスタ(C)を1にリセットする2回目のリセット(4回目のキャリブ レーション)手段; 第1レジスタと第3レジスタを掛けて数字を算出する掛け算手段であって、 これによって、算出した数字が選択的にトラック数(P−トラック)として、 また数学関数の独立変数として働くこと; トラック数(P−トラック)として働くように第2レジスタ(B)に算出した 数字を入力する(1回目のキャリブレーション)手段; 商を算出するために第2レジスタ(B)を第1レジスタ(A)で割る(1回目 のエンター)割り算手段; 第3レジスタ(C)を商(C−レイショ)にする(2回目のエンター)手段; 算出した数値が独立変数となる数学関数に従って、表示すべき数を計算する手 段; 画面に数を表示する手段; 第1レジスタ(A)を増加させることによって数を変化させる(2回目のキャ リブレーション)増加手段; 第1レジスタ(A)をゼロにする(3回目のキャリブレーション)手段;を備 え、 これによって、第1レジスタがゼロになり、第3レジスタが1になり、回転部 分が回転してスケール数(P−sb)に等しいゼロのカウントを第1レジスタに 入力し、スケール数(P−sb)が増加し、スケール数(P−sb)に1を掛け てトラック数(P−トラック)を算出し、トラック数(P−トラック)が第2レ ジスタ(B)に入力され、第1レジスタをリセットする手段が第1レジスタ(A )をゼロにし、回転部分がイラストの表面のスケールの長さをなぞり、距離のス ケール数(P−スケール)に等しい最初のカウント数を第1レジスタ(A)に入 力し、割り算手段が第2レジスタ(B)のトラック数(P−トラック)を第1レ ジスタ(A)の距離のスケール数(P−スケール)で割り商(C−レイショ)を 算出し、この商が第3レジスタ(C)に入力され、第1レジスタ(A)がリセッ ト手段によりゼロにリセットされ、回転部分が2点間をなぞり第1レジスタ(A )にメジャー数(P−メジャー)と同じ数の2番目のカウント数が入力され、掛 け算手段が第1レジスタ(A)と第3レジスタ(C)を掛け合わせ数字を算出し 、結果の数学関数と同じ数が画面に表示されることから成るトラック装置。 2.第1レジスタ(A)をゼロにリセットする初めのリセット(1回目のリセ ット)手段; 第3レジスタ(C)を1にする2回目のリセット(4回目のキャリブレーショ ン)手段; 算出した数字を第2レジスタ(B)に入力する(1回目のキャリブレーション )手段; 割り算(1回目のエンター)手段; 第3レジスタ(C)を商(C−レイショ)と同じにする(2回目のエンター) 手段; 第1レジスタ(A)をゼロにする(3回目のキャリブレーション)手段;及び (2回目のキャリブレーション)増加手段; のいずれかの手段は、 少なくとも1つの瞬間スイッチからなり、ある一定時間内でスイッチが切れて いた時に活性化させる第1手段、一定時間を超えてスイッチが切れていた時に活 性化させる第2手段、以前に切れていてスイッチが入った時に活性化させる第3 の手段を備えていることから成る請求項1に記載のトラック装置。 3.掛け算手段が繰り返して自動的に働くことから成る請求項1に記載のトラ ック装置。 4.トラック装置は電気的に駆動され、トラック装置は更に: 自動的に装置の電気を切る手段;装置の電気がついた時に第3レジスタに以前か ら入っていた値を維持する手段;それによって装置の電気がついた時に再度初期 化しないで使えることから成る請求項1に記載のトラック装置。 5.数学関数が恒等関数であり、更に 第1レジスタ(A)を1にする(3回目のエンター)手段を備え; それによって旅行を特定のスピードでする時に、イラスト上に描かれた2点間 の算出された数である、すでに測定された距離の旅行時間を推定するために: 第2レジスタに算出された数を入力する(初めのキャリブレーション)手段が 、すでに測定した距離を第2レジスタ(B)に入力し; 2回目のリセット(4回目のキャリブレーション)手段が第3レジスタ(C) を1にし; (3回目のキャリブレーション)手段が第1レジスタ(A)をゼロにし; 回転部分はパルスカウント数をスピード数として働くように第1レジスタ(A )に入力し; 割り算手段(1回目のエンター)は、商がすでに測定された距離をスピード数 で割った時間数に等しい時に、初期化され活性化され; 第3レジスタ(C)を商(C−レイショ)に一致させる手段(2回目のエンタ ー)は、時間数を第3レジスタ(C)に入力し; 第1レジスタ(A)を1にする手段(3回目のエンター)が促進され; 掛け算手段は時間数に1を掛けた値である旅行時間を算出し; 表示手段は特定の速さで旅行をする時に、すでに測定された距離の旅行時間を 表示することから成る請求項1に記載のトラック装置。 6.カウント手段、割り算手段、掛け算手段、計算手段、第1レジスタ、第2 レジスタ、及び第3レジスタがマイクロプロセッサを構成することから成る請求 項1に記載のトラック装置。 7.回転部分に第1領域と第2領域があり、センサは回転部分より近位部にあ り、センサは選択的に第1領域と第2領域の近接さに応じてパルスを作り出し、 回転部分は選択的に第1領域のものか第2領域のもののどちらかが軸の周りにつ いている回転する車輪と、保持ソケットの中にあり、第1領域と第2領域のパタ ーンがあり、回転とその軸のパターンはセンサの近位部に第1領域か第2領域の どちらかを配列している球体とのいずれかから選択されたものであることから成 る請求項1に記載のトラック装置。 8.回転部分が球体で、そのパターンは規則正しい幾何学的な配列をしたバッ キーボールのパターンであることから成る請求項7に記載のトラック装置。 9.選ばれた幾何学的な配列が複合パターンを作るために接続されていること から成る請求項7に記載のパターン。 10.回転部分には反射性領域と非反射性領域があり、センサには光源とフォ トセルがあり、そしてセンサは近位部に回転部分がついており、遠位部に表面が あることから成る請求項7に記載のトラック装置。 11.数学関数は選択的に恒等関数、算数関数、対数関数及び指数関数である ことから成る請求項1に記載のトラック装置。 12.長く延びた本体、本体内にある電池の入る部分、及び本体の外面にある 表示部分を含むことから成る請求項1に記載のトラック装置。 13.さらに表面の照明のためのランプとランプをつけるためのスイッチを備 えることから成る請求項12に記載のトラック装置。 14.電池を入れた時に第3レジスタ(C)を1にする初期化手段を備えたこ とら成る請求項1に記載のトラック装置。 15.電源が切れている時に第3レジスタ(C)の(C−レイショ)を保存す る手段を含むことから成る請求項1に記載のトラック装置。 16.増加手段は、瞬間的に触るだけのスイッチが切られている間、規則正し い間隔で増加させる手段を含むことから成る請求項13に記載のトラック装置。 17.第2レジスタ(B)か第1レジスタ(A)のどちらかがゼロの時に、そ れ以上割り算を続けないようにさせる制限手段を含むことから成る請求項1に記 載のトラック装置。 18.イラスト上の2点間のスケールされた距離を示す値(P−トラック)の スケール表示を有する面上の任意の線の測定方法であって: 第1レジスタ(A),第2レジスタ(B),第3レジスタ(C)において、パ ルスをカウントし、数の割り算、比の計算、掛け算ができ、保存するマイクロプ ロセッサの準備; 表面を接触してなぞる回転部分の準備; 回転部分の回転に応じてパルスを発生させると共にそのパルスをマイクロプロ セッサに送るセンサの準備; 第1レジスタ(A)にスケール数(P−sb)に等しいゼロの数を入力するた めに回転部分を回転させること; スケール数(P−sb)を増加させること; トラック数(P−トラック)を算出するために、マイクロプロセッサの掛け算 においてスケール数(P−sb)を用いること; (P−トラック)の値を第2レジスタ(B)に入力すること; 第1レジスタ(A)をゼロにリセットすること; 2点間のスケールの距離を回転部分でなぞって、第1レジスタ(A)に距離の スケール数(P−スケール)に等しい初めのカウント数を入力すること; 第2レジスタ(B)のトラック数(P−トラック)を第1レジスタ(A)の距 離のスケール数(P−スケール)で割り、商(C−レイショ)を出すこと; 商を第3レジスタ(C)に入力すること; 第1レジスタ(A)をゼロにリセットすること; 回転部分で2点間をなぞり第1レジスタ(A)にメジャー数(P−メジャー) に等しい2番目のカウント数を入力すること; 第1レジスタ(A)と第3レジスタ(C)を掛け合わせ数字を算出すること; 数学関数の結果に等しい量を決定すること;及び 画面に表示すること からなる測定方法。 19.本体の準備; 少なくとも1つのリセットスイッチの準備; 画面の準備; マイクロプロセッサ、回転部分、センサ、そして少なくとも1つのリセットス イッチ及び画面を本体に取り付けること;及び 正しい測定距離を画面に表示すること の各ステップを更に有することから成る請求項18に記載の測定方法。 20.さらに数学関数を選択する方法を含んでいることから成る請求項19に 記載の測定方法。 21.表面のスケールの距離を測定するためのトラック装置であって: 表面に直接接触する回転部分; 回転部分の回転に応じてパルスを作り出すセンサ; 第1レジスタのパルス数を蓄積するカウント手段; 第1レジスタから第3レジスタにカウント数を入力するための1回目のエンタ ー手段; 比率を算出するため、第2レジスタを第3レジスタで割るための割り算手段; 第4レジスタに比率を入力するための2回目のエンター手段; カウント数と第4レジスタを掛け合わせて算出する掛け算手段; 第2レジスタに算出した数値を入力するキャリブレーション手段; 数値を表示する表示手段; 第1レジスタをゼロにする1回目のリセット手段; 第1レジスタをゼロに、第2レジスタを1に、第3レジスタを1にする2回目 のリセット手段;及び 第4レジスタを1にする初期化手段;を備え、 これによって、表面の距離を測定し、初期化手段により第4レジスタを1にし 、 回転部分が回転してトラック数を第1レジスタに入力し、 掛け算手段がトラック数と同じ値を出し、 トラック数がキャリブレーション手段で第2レジスタに入力され、 第1レジスタにスケール数を入力するために、回転部分が距離のスケール数に あたるイラストのスケールをなぞり、 1回目のエンター手段がスケール数を第3レジスタに入力し、 割り算手段が、トラック数/スケール数を計算し、 2回目のエンター手段が、その比率を第4レジスタに入力し、 回転部分が表面の任意の線をなぞり、 掛け算手段がカウント数と比率を掛けたものに等しい数値を算出し、そして 表示手段により表面の任意の線に対する距離のスケール数の数値を表示するこ とから成るトラック装置。 22.割り算手段及び掛け算手段が繰り返して自動的に働くことから成る請求 項21に記載のトラック装置。 23.装置は電気的に駆動され、トラック装置は、更に: 装置の電力を自動的に切る手段; 装置に電力が再度入った時、第2レジスタを1にして、第3レジスタを1にす るリセット手段; を備えていることから成る請求項21に記載のトラック装置。 24.装置は電気的に駆動され、トラック装置は、更に: 装置に電力が再度入った時、第4レジスタに最後に入っていた値を保持してお く手段;を備え、 それによって、装置に電力が再度入った時、装置を再度初期化しないで使える ようになることから成る請求項21に記載のトラック装置。 25.カウント手段、割り算手段、掛け算手段、第1レジスタ、第2レジスタ 、第3レジスタがマイクロプロセッサを構成していることから成る請求項21に 記載のトラック装置。 26.回転部分に第1領域と第2領域があり、センサは回転部分より近位部に あり、センサは選択的に第1領域と第2領域の近接さに応じてパルスを作り出す ことから成る請求項21に記載のトラック装置。 27.回転部分は更に、選択的に第1領域のものか第2領域のもののどちらか が軸の周りについている回転する車輪から構成されていることから成る請求項2 6に記載のトラック装置。 28.回転部分は更に保持ソケットの中にある球体からなり、球体には第1領 域と第2領域のパターンがあり、球体の回転とその軸のパターンはセンサの近位 部に第1領域か第2領域のどちらかを配列することから成る請求項26に記載の トラック装置。 29.回転部分には反射性領域と非反射性領域があり、センサには光源とフォ トセルがあり、そしてセンサは近位部に回転部分がついており、遠位部に表面が あることから成る請求項21に記載のトラック装置。 30.回転部分は 反射領域のものか非反射領域のもののどちらかが軸の周りについていて、回転 する車輪;及び 保持ソケットの中にある球体であり、球体には反射領域と非反射領域のパター ンがあり、球体の回転とその軸のパターンはセンサの近位部に反射領域か非反射 領域のどちらかを配列する球体; から選択的に構成されている請求項29に記載のトラック装置。 31.そのパターンはバッキーボールのパターンであることから成る請求項3 0に記載のトラック装置。 32.長く伸びた本体、本体内にある電池の入る部分、及び本体の外面にある 表示部分を含むことから成る請求項21に記載のトラック装置。 33.更に表面の照明のためのランプとランプをつけるためのスイッチを備え ていることから成る請求項32に記載のトラック装置。 34.更に、1回目のエンター手段、2回目のエンター手段、1回目のリセッ ト手段、2回目のリセット手段、キャリブレーション手段から構成されているも のに関連した機能を活性化するための少なくとも1つのマニュアルのスイッチを 備えていることから成る請求項32に記載のトラック装置。 35.更に、数値を数学的関数として計算した値を画面に表示する手段を備え ていることから成る請求項21に記載のトラック装置。 36.スケールの長さが描かれているスケール表示を有する面上の任意の線の 測定方法であって: パルスをカウントし、割り算、掛け算をし、保存するマイクロプロセッサの準 備; 表面を接触してなぞる回転部分の準備; 回転部分の回転に応じてパルスを発生させると共にそのパルスをマイクロプロ セッサに送るセンサの準備; マイクロプロセッサへのトラック数の準備; 最初のパルスカウント数をマイクロプロセッサに送るために、イラストのスケ ールをなぞること、ここで最初のパルスカウント数はスケール数である; マイクロプロセッサにおいて、トラック数をスケール数で割り、その比率を算 出すること; 表面の任意の線を回転部分でなぞって、2番目のパルスカウント数をマイクロ プロセッサに送ること、この2番目のパルスカウント数はメジャー数である; この比率とメジャー数を掛け合わせ正しく測定された距離を算出すること; 正しく測定された距離を算出すること、 から成る測定方法。 37.更にマイクロプロセッサのメモリーをリセットするステップがある請求 項36に記載の測定方法。 38.本体の準備; 少なくとも一つのリセットスイッチの準備; 画面の準備; マイクロプロセッサ、回転部分、センサ、そして少なくとも一つのリセットス イッチ及び画面を本体に取り付けること;及び 正しい測定距離を画面に表示すること; のステップが更にある請求項36に記載の測定方法。 39.回転部分は選択的に軸及び保持ソケットの中にある球体の上に備え付け られた円筒形のローラーである請求項36に記載の測定方法。 40.回転部分には反射性領域と非反射性領域があり、センサには光源とフォ トセルがあり、そしてセンサは近位部に回転部分がついており、遠位部に表面が ある請求項39に記載の測定方法。 41.開口部を含む本体; 前記本体の保持ソケット内に回転可能に保持されると共に、一部が前記開口部 から突出して外界の対象物と回転接触する球体;及び 光源とフォトセルとを含み、且つ前記本体の内部で前記球体に近接して配置さ れた光学センサを備え、 前記球体は反射領域と非反射領域とからなる表面パターンを含み、前記センサ は前記球体の回転に伴い前記反射領域と前記非反射領域とに選択的に近接するこ とによって電気パルスを発生し; 前記表面パターンは規則正しく配列した幾何学的成分を含むバッキーボールパ ターンであることから成る、 前記外界の対象物になぞられて回転を距離に変換するトラック装置。 42.選ばれた前記幾何学的成分は互いに連結されて複合パターンを与えてい る請求項41に記載の表面パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,US,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.表面の距離に関連した量を決定し、表示するトラック装置であって、 画面; 表面に直接接触する回転部分; 回転部分の回転に合わせてパルスを作り出すセンサ; 第1レジスタ(A); 第2レジスタ(B); 第3レジスタ(C); 第1レジスタ(A)のパルスカウント数を蓄積するカウント手段であって、こ れによってパルスカウント数が、選択的にパルスのゼロに等しいスケール数(P −sb)として、またパルスの初めのカウント数に等しいスケールの距離数(P −スケール)として、更にパルスの2番目のカウント数と同じ測定数(P−メジ ャー)として働くこと; 第1レジスタ(A)をゼロにリセットする1回目のリセット(1回目のリセッ ト)手段; 第3レジスタ(C)を1にリセットする2回目のリセット(4回目のキャリブ レーション)手段; 第1レジスタと第3レジスタを掛けて数字を算出する掛け算手段であって、 これによって、算出した数字が選択的にトラック数(P−トラック)として、 また数学関数の独立変数として働くこと; トラック数(P−トラック)として働くように第2レジスタ(B)に算出した 数字を入力する(1回目のキャリブレーション)手段; 商を算出するために第2レジスタ(B)を第1レジスタ(A)で割る(1回目 のエンター)割り算手段; 第3レジスタ(C)を商(C−レイショ)にする(2回目のエンター)手段; 算出した数値が独立変数となる数学関数に従って、表示すべき数を計算する手 段; 画面に数を表示する手段; 第1レジスタ(A)を増加させることによって数を変化させる(2回目のキャ リブレーション)増加手段; 第1レジスタ(A)をゼロにする(3回目のキャリブレーション)手段;を備 え、 これによって、第1レジスタがゼロになり、第3レジスタが1になり、回転部 分が回転してスケール数(P−sb)に等しいゼロのカウントを第1レジスタに 入力し、スケール数(P−sb)が増加し、スケール数(P−sb)に1を掛け てトラック数(P−トラック)を算出し、トラック数(P−トラック)が第2レ ジスタ(B)に入力され、第1レジスタをリセットする手段が第1レジスタ(A )をゼロにし、回転部分がイラストの表面のスケールの長さをなぞり、距離のス ケール数(P−スケール)に等しい最初のカウント数を第1レジスタ(A)に入 力し、割り算手段が第2レジスタ(B)のトラック数(P−トラック)を第1レ ジスタ(A)の距離のスケール数(P−スケール)で割り商(C−レイショ)を 算出し、この商が第3レジスタ(C)に入力され、第1レジスタ(A)がリセッ ト手段によりゼロにリセットされ、回転部分が2点間をなぞり第1レジスタ(A )にメジャー数(P−メジャー)と同じ数の2番目のカウント数が入力され、掛 け算手段が第1レジスタ(A)と第3レジスタ(C)を掛け合わせ数字を算出し 、結果の数学関数と同じ数が画面に表示されることから成るトラック装置。 2.第1レジスタ(A)をゼロにリセットする初めのリセット(1回目のリセ ット)手段; 第3レジスタ(C)を1にする2回目のリセット(4回目のキャリブレーショ ン)手段; 算出した数字を第2レジスタ(B)に入力する(1回目のキャリブレーション )手段; 割り算(1回目のエンター)手段; 第3レジスタ(C)を商(C−レイショ)と同じにする(2回目のエンター) 手段; 第1レジスタ(A)をゼロにする(3回目のキャリブレーション)手段;及び (2回目のキャリブレーション)増加手段; のいずれかの手段は、 少なくとも1つの瞬間スイッチからなり、ある一定時間内でスイッチが切れて いた時に活性化させる第1手段、一定時間を超えてスイッチが切れていた時に活 性化させる第2手段、以前に切れていてスイッチが入った時に活性化させる第3 の手段を備えていることから成る請求項1に記載のトラック装置。 3.掛け算手段が繰り返して自動的に働くことから成る請求項1に記載のトラ ック装置。 4.トラック装置は電気的に駆動され、トラック装置は更に: 自動的に装置の電気を切る手段;装置の電気がついた時に第3レジスタに以前か ら入っていた値を維持する手段;それによって装置の電気がついた時に再度初期 化しないで使えることから成る請求項1に記載のトラック装置。 5.数学関数が恒等関数であり、更に 第1レジスタ(A)を1にする(3回目のエンター)手段を備え; それによって旅行を特定のスピードでする時に、イラスト上に描かれた2点間 の算出された数である、すでに測定された距離の旅行時間を推定するために: 第2レジスタに算出された数を入力する(初めのキャリブレーション)手段が 、すでに測定した距離を第2レジスタ(B)に入力し; 2回目のリセット(4回目のキャリブレーション)手段が第3レジスタ(C) を1にし; (3回目のキャリブレーション)手段が第1レジスタ(A)をゼロにし; 回転部分はパルスカウント数をスピード数として働くように第1レジスタ(A )に入力し; 割り算手段(1回目のエンター)は、商がすでに測定された距離をスピード数 で割った時間数に等しい時に、初期化され活性化され; 第3レジスタ(C)を商(C−レイショ)に一致させる手段(2回目のエンタ ー)は、時間数を第3レジスタ(C)に入力し; 第1レジスタ(A)を1にする手段(3回目のエンター)が促進され; 掛け算手段は時間数に1を掛けた値である旅行時間を算出し; 表示手段は特定の速さで旅行をする時に、すでに測定された距離の旅行時間を 表示することから成る請求項1に記載のトラック装置。 6.カウント手段、割り算手段、掛け算手段、計算手段、第1レジスタ、第2 レジスタ、及び第3レジスタがマイクロプロセッサを構成することから成る請求 項1に記載のトラック装置。 7.回転部分に第1領域と第2領域があり、センサは回転部分より近位部にあ り、センサは選択的に第1領域と第2領域の近接さに応じてパルスを作り出し、 回転部分は選択的に第1領域のものか第2領域のもののどちらかが軸の周りにつ いている回転する車輪と、保持ソケットの中にあり、第1領域と第2領域のパタ ーンがあり、回転とその軸のパターンはセンサの近位部に第1領域か第2領域の どちらかを配列している球体とのいずれかから選択されたものであることから成 る請求項1に記載のトラック装置。 8.回転部分が球体で、そのパターンは規則正しい幾何学的な配列をしたバッ キーボールのパターンであることから成る請求項7に記載のトラック装置。 9.選ばれた幾何学的な配列が複合パターンを作るために接続されていること から成る請求項7に記載のパターン。 10.回転部分には反射性領域と非反射性領域があり、センサには光源とフォ トセルがあり、そしてセンサは近位部に回転部分がついており、遠位部に表面が あることから成る請求項7に記載のトラック装置。 11.数学関数は選択的に恒等関数、算数関数、対数関数及び指数関数である ことから成る請求項1に記載のトラック装置。 12.長く延びた本体、本体内にある電池の入る部分、及び本体の外面にある 表示部分を含むことから成る請求項1に記載のトラック装置。 13.さらに表面の照明のためのランプとランプをつけるためのスイッチを備 えることから成る請求項12に記載のトラック装置。 14.電池を入れた時に第3レジスタ(C)を1にする初期化手段を備えたこ とら成る請求項1に記載のトラック装置。 15.電源が切れている時に第3レジスタ(C)の(C−レイショ)を保存す る手段を含むことから成る請求項1に記載のトラック装置。 16.増加手段は、瞬間的に触るだけのスイッチが切られている間、規則正し い間隔で増加させる手段を含むことから成る請求項13に記載のトラック装置。 17.第2レジスタ(B)か第1レジスタ(A)のどちらかがゼロの時に、そ れ以上割り算を続けないようにさせる制限手段を含むことから成る請求項1に記 載のトラック装置。 18.イラスト上の2点間のスケールされた距離を示す値(P−トラック)の スケール表示を有する面上の任意の線の測定方法であって: 第1レジスタ(A),第2レジスタ(B),第3レジスタ(C)において、パ ルスをカウントし、数の割り算、比の計算、掛け算ができ、保存するマイクロプ ロセッサの準備; 表面を接触してなぞる回転部分の準備; 回転部分の回転に応じてパルスを発生させると共にそのパルスをマイクロプロ セッサに送るセンサの準備; 第1レジスタ(A)にスケール数(P−sb)に等しいゼロの数を入力するた めに回転部分を回転させること; スケール数(P−sb)を増加させること; トラック数(P−トラック)を算出するために、マイクロプロセッサの掛け算 においてスケール数(P−sb)を用いること; (P−トラック)の値を第2レジスタ(B)に入力すること; 第1レジスタ(A)をゼロにリセットすること; 2点間のスケールの距離を回転部分でなぞって、第1レジスタ(A)に距離の スケール数(P−スケール)に等しい初めのカウント数を入力すること; 第2レジスタ(B)のトラック数(P−トラック)を第1レジスタ(A)の距 離のスケール数(P−スケール)で割り、商(C−レイショ)を出すこと; 商を第3レジスタ(C)に入力すること; 第1レジスタ(A)をゼロにリセットすること; 回転部分で2点間をなぞり第1レジスタ(A)にメジャー数(P−メジャー) に等しい2番目のカウント数を入力すること; 第1レジスタ(A)と第3レジスタ(C)を掛け合わせ数字を算出すること; 数学関数の結果に等しい量を決定すること;及び 画面に表示すること からなる測定方法。 19.本体の準備: 少なくとも1つのリセットスイッチの準備; 画面の準備; マイクロプロセッサ、回転部分、センサ、そして少なくとも1つのリセットス イッチ及び画面を本体に取り付けること;及び 正しい測定距離を画面に表示すること の各ステップを更に有することから成る請求項18に記載の測定方法。 20.さらに数学関数を選択する方法を含んでいることから成る請求項19に 記載の測定方法。 21.表面のスケールの距離を測定するためのトラック装置であって: 表面に直接接触する回転部分; 回転部分の回転に応じてパルスを作り出すセンサ; 第1レジスタのパルス数を蓄積するカウント手段; 第1レジスタから第3レジスタにカウント数を入力するための1回目のエンタ ー手段; 比率を算出するため、第2レジスタを第3レジスタで割るための割り算手段; 第4レジスタに比率を入力するための2回目のエンター手段; カウント数と第4レジスタを掛け合わせて算出する掛け算手段; 第2レジスタに算出した数値を入力するキャリブレーション手段; 数値を表示する表示手段; 第1レジスタをゼロにする1回目のリセット手段; 第1レジスタをゼロに、第2レジスタを1に、第3レジスタを1にする2回目 のリセット手段;及び 第4レジスタを1にする初期化手段;を備え、 これによって、表面の距離を測定し、初期化手段により第4レジスタを1にし 、 回転部分が回転してトラック数を第1レジスタに入力し、 掛け算手段がトラック数と同じ値を出し、 トラック数がキャリブレーション手段で第2レジスタに入力され、 第1レジスタにスケール数を入力するために、回転部分が距離のスケール数に あたるイラストのスケールをなぞり、 1回目のエンター手段がスケール数を第3レジスタに入力し、 割り算手段が、トラック数/スケール数を計算し、 2回目のエンター手段が、その比率を第4レジスタに入力し、 回転部分が表面の任意の線をなぞり、 掛け算手段がカウント数と比率を掛けたものに等しい数値を算出し、そして 表示手段により表面の任意の線に対する距離のスケール数の数値を表示するこ とから成るトラック装置。 22.割り算手段及び掛け算手段が繰り返して自動的に働くことから成る請求 項21に記載のトラック装置。 23.装置は電気的に駆動され、トラック装置は、更に: 装置の電力を自動的に切る手段; 装置に電力が再度入った時、第2レジスタを1にして、第3レジスタを1にす るリセット手段; を備えていることから成る請求項21に記載のトラック装置。 24.装置は電気的に駆動され、トラック装置は、更に: 装置に電力が再度入った時、第4レジスタに最後に入っていた値を保持してお く手段;を備え、 それによって、装置に電力が再度入った時、装置を再度初期化しないで使える ようになることから成る請求項21に記載のトラック装置。 25.カウント手段、割り算手段、掛け算手段、第1レジスタ、第2レジスタ 、第3レジスタがマイクロプロセッサを構成していることから成る請求項21に 記載のトラック装置。 26.回転部分に第1領域と第2領域があり、センサは回転部分より近位部に あり、センサは選択的に第1領域と第2領域の近接さに応じてパルスを作り出す ことから成る請求項21に記載のトラック装置。 27.回転部分は更に、選択的に第1領域のものか第2領域のもののどちらか が軸の周りについている回転する車輪から構成されていることから成る請求項2 6に記載のトラック装置。 28.回転部分は更に保持ソケットの中にある球体からなり、球体には第1領 域と第2領域のパターンがあり、球体の回転とその軸のパターンはセンサの近位 部に第1領域か第2領域のどちらかを配列することから成る請求項26に記載の トラック装置。 29.回転部分には反射性領域と非反射性領域があり、センサには光源とフォ トセルがあり、そしてセンサは近位部に回転部分がついており、遠位部に表面が あることから成る請求項21に記載のトラック装置。 30.回転部分は 反射領域のものか非反射領域のもののどちらかが軸の周りについていて、回転 する車輪;及び 保持ソケットの中にある球体であり、球体には反射領域と非反射領域のパター ンがあり、球体の回転とその軸のパターンはセンサの近位部に反射領域か非反射 領域のどちらかを配列する球体; から選択的に構成されている請求項29に記載のトラック装置。 31.そのパターンはバッキーボールのパターンであることから成る請求項3 0に記載のトラック装置。 32.長く伸びた本体、本体内にある電池の入る部分、及び本体の外面にある 表示部分を含むことから成る請求項21に記載のトラック装置。 33.更に表面の照明のためのランプとランプをつけるためのスイッチを備え ていることから成る請求項32に記載のトラック装置。 34.更に、1回目のエンター手段、2回目のエンター手段、1回目のリセッ ト手段、2回目のリセット手段、キャリブレーション手段から構成されているも のに関連した機能を活性化するための少なくとも1つのマニュアルのスイッチを 備えていることから成る請求項32に記載のトラック装置。 35.更に、数値を数学的関数として計算した値を画面に表示する手段を備え ていることから成る請求項21に記載のトラック装置。 36.スケールの長さが描かれているスケール表示を有する面上の任意の線の 測定方法であって: パルスをカウントし、割り算、掛け算をし、保存するマイクロプロセッサの準 備; 表面を接触してなぞる回転部分の準備; 回転部分の回転に応じてパルスを発生させると共にそのパルスをマイクロプロ セッサに送るセンサの準備; マイクロプロセッサへのトラック数の準備; 最初のパルスカウント数をマイクロプロセッサに送るために、イラストのスケ ールをなぞること、ここで最初のパルスカウント数はスケール数である; マイクロプロセッサにおいて、トラック数をスケール数で割り、その比率を算 出すること; 表面の任意の線を回転部分でなぞって、2番目のパルスカウント数をマイクロ プロセッサに送ること、この2番目のパルスカウント数はメジャー数である; この比率とメジャー数を掛け合わせ正しく測定された距離を算出すること; 正しく測定された距離を算出すること、 から成る測定方法。 37.更にマイクロプロセッサのメモリーをリセットするステップがある請求 項36に記載の測定方法。 38.本体の準備; 少なくとも一つのリセットスイッチの準備; 画面の準備; マイクロプロセッサ、回転部分、センサ、そして少なくとも一つのリセットス イッチ及び画面を本体に取り付けること;及び 正しい測定距離を画面に表示すること; のステップが更にある請求項36に記載の測定方法。 39.回転部分は選択的に軸及び保持ソケットの中にある球体の上に備え付け られた円筒形のローラーである請求項36に記載の測定方法。 40.回転部分には反射性領域と非反射性領域があり、センサには光源とフォ トセルがあり、そしてセンサは近位部に回転部分がついており、遠位部に表面が ある請求項39に記載の測定方法。
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