JPH10509655A - 多角形状の切削チップ - Google Patents
多角形状の切削チップInfo
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- JPH10509655A JPH10509655A JP8512828A JP51282896A JPH10509655A JP H10509655 A JPH10509655 A JP H10509655A JP 8512828 A JP8512828 A JP 8512828A JP 51282896 A JP51282896 A JP 51282896A JP H10509655 A JPH10509655 A JP H10509655A
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、多角形状の切削チップ(10)に関するものである。この切削チップ(10)は、すくい面(19)上に配置された少なくとも1つの、縦リブ形状の、隆起したチップフォーマ・ピース(13)を有しており、このチップフォーマ・ピース(13)が、切刃(12)から間隔を置いて配置され、かつ縦長の延び及びこの延びに規定される縦軸線(14)を有しており、この縦軸線が、事実上切りくず流出方向(31)に位置するようにされている。また、縦リブ(13)の外輪郭が、切りくず流出方向(31)で見て、最大部(21)を有しており、更に、縦リブ(13)が、切刃(12)の側に上り傾斜面(20)を備え、この傾斜面(20)が、切刃(12)とは反対側の区域へ向かって末広がりに拡大され、最大部(21)の区域で最大幅(b2)に達している。縦リブ(13)は、最大部(21)に続いて、更に切刃(12)から遠い区域の方向へ、下りの、先細になる上面(22)を有しており、また、最大部(21)が切刃(12)より上方に位置するようにされている。
Description
【発明の詳細な説明】
多角形状の切削チップ
本発明は、多角形状の切削チップ、それも、すくい面上に設けられた縦リブ状
の、隆起した少なくとも1つのチップフォーマ・ピースを有し、このチップフォ
ーマ・ピースが、切刃から間隔をおいて配置され、かつ、縦長の延びとこれによ
って決まる縦軸線とを有し、この縦軸線が事実上切りくず流出方向に位置し、し
かも縦リブ輪郭が、切りくず流出方向で見て、最大部を有している形式のものに
関する。
この形式の切削チップは、例えばドイツ連邦共和国特許公開第4239236
号明細書に記載されている。その場合の縦リブは、縦の輪郭に最小部を有し、こ
れに加えて切刃とは反対側の区域に最大部を有するか、又は切刃もしくはコーナ
よりも高くされたすくい面中央卓状部と等高の部分を有している。これら縦リブ
は、横断面が、その全縦軸線に沿って等しい幅を有しているか、又は切刃と反対
側の区域へ向かって末広がりになっている。これらの縦リブによって、次のこと
が達せられる。すなわち、流出する切りくずの始めの曲率半径が比較的大きい場
合、特に、小さい送りのさいにチップフォーマが用いられる場合、切りくずを出
来るだけ大きく上方へ曲げることができる。切刃とは
遠い側に設けられた最大部によって、送りが大きい場合には、始めの曲率半径が
小さすぎないように、又は切りくずの巻込みが密になり過ぎないように、逆の作
用が与えられる。
また、ドイツ連邦共和国特許公開第4118070号明細書には、横断面が放
物線形で、切刃に沿って等しい鋭角で設けられた縦リブを有する切削チップが記
載されている。更に、世界知的所有権機構第92/21467号明細書には、す
くい面まで達する少なくとも1つの凹所(Einschnitt)を有する縦リブを備えた
切削チップが記載されている。また、隆起したチップフォーマ・ピース又は高く
されたすくい面中央卓状部を有する切削チップも公知である。これらのチップフ
ォーマ・ピース又はすくい面中央卓状部は、切刃又はコーナの方向を向いた鼻状
又はくさび状の突起を有している。
本発明の課題は、特に鋼や、切りくず処理の点で加工の難しい材料、例えば高
合金鋼、チタン・アルミニウム合金の旋削、突っ切り、フライス削り、その他類
似の加工に適した切削チップ、それも、切削時に流出する切りくずが、すくい面
の幾何形状により、切刃のすぐ近くの区域で適当な形状に変形され、切削チップ
自体は、流出する切りくずによって著しい負荷を受けることのない切削チップを
製作することにある。また、この課題にしたがって、この切削チップには、粗削
りの場合や材料に起因する強い摩擦が生じる場合にも耐えられる耐摩耗性のリブ
を備えるようにする。
この課題は、請求項1記載の切削チップにより解決された。この切削チップは
、本発明によれば、縦リブが、切刃側に上りの傾斜面を有し、この上りの傾斜面
が、切刃から遠い方の区域に向かって幅が拡大し、最大部の区域で最大幅となり
、この最大部につづく縦リブが、切刃から更に遠くに位置する区域に向かって、
下りの、先細になる上面を有するようにし、更に、最大部が切刃より上方に位置
するようにした点が特徴である。この切削チップによって、次の点が保証される
。すなわち、切りくずが、切刃のすぐ後方で上り傾斜面によって切削チップのす
くい面から離れる方向へ曲げられ、しかも、切削チップは、切りくずが、縦リブ
の最大部を越えて滑り落ちた後、明らかに負荷が軽減される点である。この縦リ
ブは、その構成に基づき、最適切りくず処理を可能にし、切りくずが横へ逃げな
いように作用する。他方、すくい面上での切りくずの摩擦が、出来るかぎり僅か
に抑えられる。
本発明の更に別の構成は、請求項2以下の各項に記載されている。
例えば、縦リブは、切刃に対して30°〜150°の角度、有利には60°〜
120°の角度で位置する縦軸線を有している。単数の縦リブ、又は有利には互
いに平行に位置する複数の縦リブの位置付けは、事実
上、切削条件及び切りくずの流出方向(Spanablauf)に応じて決められる。
下りの上面が、流出する切りくずによる摩擦から受ける負荷を、明らかに軽減
されるようにするには、縦リブの下りの上面が隣接側面と共に形成している側部
エッジのそれぞれが、既述のように上面の幅を先細にしながら、縦リブの縦軸線
に対し、3°〜20°の角度で、有利には5°〜15°の角度で傾斜するように
する。これらの角度は、縦リブの平面図について測った角度である。有利には、
両側のエッジを、上面の端部線として、縦軸線に対し対称的に、言い換えると、
完全に等しい大きさの角度で、しかし逆方向に配置するようにするが、使用ケー
スに関連して非対称的に配置されてもよい。
縦リブ前部基点、つまり切刃に最も近いところの、上り傾斜面の始点の幅は、
0mm〜0.5mm、有利には0.2mm〜0.3mmである。この幅は、最大
部の区域で測定される幅、すなわち0.3mm〜1.5mm、有利には、始点の
幅の2倍〜4倍の幅に拡張される。
切りくずが、切刃のところで発生して間もなく上り傾斜面によって確実に捕捉
されるようにするため、切刃からの縦リブの間隔は、0.03mm〜1mm、有
利には0.05mm〜0.3mmとされる。上り傾斜面の長さと下り上面の長さ
とを加えた値である縦リブ
の全長は、1.0mm〜8mm、有利には1.5mm〜4mmである。その場合
、上り傾斜面の長さは、0.3mm〜1.5mm、有利には0.4mm〜0.8
mmであり、言い換えると、下り上面の長さより、明らかに短い。上り傾斜面は
、事実上平らに構成されており、切刃に隣接するすくい面に対して10°〜45
°の、有利には20°〜30°の登り角度を有している。あるいはまたその代わ
りに、上り傾斜面を、縦軸線方向で見て、凹状または凸状に構成してもよい。そ
の場合には、上り傾斜面の中央区域で、その接平面が、切刃に隣接するすくい面
に対し、前記の値の登り角度を有するようにする。最大部は、鋭角的に、又は縦
軸線方向で見て凸状に構成しておくことができる。その場合、半径は、0.1m
m〜1mm、有利には0.25mm〜0.5mmとするのがよい。
下りの先細の上面は、切刃に隣接するすくい面に対して、縦リブの縦軸線方向
で、5°〜40°、有利には5°〜25°の傾斜角度を有している。有利には、
すくい角、すなわち、すくい面と被削面に対し直角の仮想線との角度に等しい傾
斜角度を選択する。縦リブの上面は、平面状、凹面状、凸面状のいずれかにする
ことができる。
既述のように、最大切込み深さの区域には、複数縦リブを配置することもでき
る。その場合、縦リブの相互間隔は、2つの最大部の縁部点で測って、(縦リブ
の縦軸線に対し直角方向の)各最大部の幅の1.5倍〜5倍、有利には1.5倍
〜3倍の値とする。
切削チップは、上り傾斜面及び又は下り上面に隣接する側面を有する縦リブを
備えている。これらの側面は、縦軸線に対し横方向に見て凹状、凸状、事実上平
面的のいずれかで延びるようにされている。特に、縦リブを取囲むすくい面に隣
接する区域、又は上り傾斜面及び又は上面に隣接する区域は、エッジを丸く構成
しておくことができる。また、側面は、縦リブを取囲むすくい面、又は切刃平面
に対して、15°〜45°、有利には20°〜35°の傾斜角度を有している。
これらの傾斜角度は、すくい面上の側面の基点と、上り傾斜面及び又は上面との
境界点との連結線によって規定される。上り傾斜面及び又は上面は、縦軸線に対
し横方向で見て、切刃に対して平行に延びるか、又は最大15°の正角又は負角
で延びている。
切削チップには、切刃に隣接して、0°の正角又は負角で延びるランドを設け
ておくことができる。ランドの幅に応じて、上り傾斜面はランド区域内へ突入す
るようにする。
本発明による、縦リブの最大部は、切削チップが、切削時の使用姿勢にあって
も、平らに置かれた姿勢にあっても、切刃平面より上方に位置している。延長さ
れた縦軸線が切刃と交わる交点で、最大部が切刃を上回る高さは、0.05mm
〜0.5mm、有利には0
.1mm〜0.3mmである。
本発明の別の構成によれば、切刃に沿って、異なる角度配置、寸法、形状、高
さの複数縦リブを配置しておくことができる。その場合、それぞれの形式構成は
、既述の限界値の枠内で決定する。
有利には、切削チップは、正の逃げ面を有している。切刃は、直状、凸状、凹
状、波状のいずれかに構成しておくことができる。
本発明の別の構成によれば、既述の縦リブのほかに、別の隆起したチップフォ
ーマ・ピース、凹所状、溝状、切欠き状いずれかのフォーマ・ピースを設けてお
くことができる。この目的のためには、特にドイツ連邦共和国特許公開第414
1368号、第4118065号、第4136417号各明細書を参照されたい
。本発明の切削チップの基本形状は、ひし形、方形、3角形、円形のいずれかに
することができる。その場合、切削チップは、片側だけのチップフォーマ面にフ
ォーマ・ピースを設けた片面切削チップとして構成されるか、又は両すくい面に
チップフォーマ・ピースを設けた両面切削チップとして構成することができる。
場合によっては、片側だけ使用可能な切削チップの下方区域に、更に、切りくず
衝突保護ランド(Spanschlag-Schutzfase)を有するように構成できる。
本発明の実施例は、図面に示されている。
図1aは、本発明によるひし形の切削チップの平面
図である。
図1bは、工作物切削時の、図1aに示した切削チップの部分図である。
図2は、負の逃げ面を有する、本発明の切削チップの部分斜視図である。
図3は、図1a、図1b、図2に示した切削チップの縦リブ部分の平面図であ
る。
図4a、図4bは、それぞれ図1aの切削チップのA−A線とB−B線に沿っ
た断面図である。
図5a〜図5dは、図1aのC−C線に沿った断面を、異なる実施形式につい
て示した図である。
図6a〜図6eは、図1aのA−A線に沿った断面を、異なる実施形式につい
て示した図である。
図7a、図7bは、本発明による切削チップの異なる実施形式の部分正面図で
ある。
図8〜図8cは、異なる切刃の延びを、それぞれ切刃の正面図で示した図であ
る。
図9a〜図9cは、本発明による異なる切削チップの側面図である。
図10は、本発明による縦リブと別のチップフォーマ・ピースとを有する切削
チップの部分平面図である。
図1aに示したひし形の切削チップ10は、4つのコーナ11を有し、これら
のコーナにそれぞれ切刃12が続いている。切削時に用いるコーナ11に続く切
刃12に沿って、複数の縦リブ13が、互いに平行に配置されている。これらの
縦リブは、それぞれ等しい角度に配向された縦軸線14を有している。この図に
は、最大切込み深さ(図1b)の区域に配置された4つの縦リブ13が示されて
いる。それぞれの切刃に沿って、残りのコーナに続くすくい面部分にも、相応の
縦リブ(図示せず)が設けられている。すくい面上に設ける縦リブの数に、制限
は無いが、少なくとも1つは設けておく。切削チップは、図1aに示したように
、切刃平面から隆起した卓状部15を有している。更に、切削チップは、止めね
じを通す中心取付け穴16を有ている。しかしまた、その代わりに、クランプ突
起(Klemmwarzen)、締付けノッチ(Spannmulden)、その他、出来る限り中心に配
置された締付け部材、それも、対応する構成のクランプフィンガと協働して、切
削チップをバイトホルダに確実に固定できる締付け部材を有するように構成して
もよい。
切刃12に沿ってそれぞれ設けられた縦リブは、その形状、寸法、配向、個数
、従来式のチップフォーマ・ピースとの組合わせ等の点で、種々に変更できる。
これについては、例えば図10の切削チップに即して、更に後述する。
縦リブは、統一的に、切りくずの流出方向(Spanablaufrichtung)に配向して
おかねばならない。言い換えると、チップフォーマ・ピースの縦軸線の方向は、
切りくずの流出方向によって規定される。縦リブ13の前縁は、流出する切りく
ずに対し、切りくず発生の出来るだけ直後に作用し得るように、切刃12の比較
的近くに位置している。更に後述する最大部によって形成される縦リブ最高点は
、常時、すなわち、切削チップがバイトホルダにクランプされ、被削工作物に対
し適当なすくい角に調整されて、材料に応じて配向される使用姿勢にあっても、
切削チップが平らな水平平面上におかれた場合の姿勢にあっても、切刃12によ
って設定されるレベルより上方に位置するようにする。本発明による縦リブの場
合、どの縦リブも統一的に、切刃12側の上り傾斜面20が、切刃とは反対側の
区域に向かって幅が広がるように構成されている。この傾斜面20は、最大部で
終わり、この最大部に、切刃とは反対側の区域へ向かって先細になる下りの上面
22が続いている。これら傾斜面と上面とは、それぞれ両側が境界線で境界付け
られ、境界線にはそれぞれ側面が続いている。全体として、傾斜面の長さは、切
りくず流出方向で見て、下りの上面より著しく短い。傾斜面も、下りの上面同様
、実質的にくさび形に構成され、しかも傾斜面は、必ず上面より大きい登り角度
を有するようにされている。
図1a、図1b、図2に示したように、切刃12には、ランド17が続いてお
り、このランド17は、0°の角度、正角、負角のいずれかで延びている。図2
に示した実施例の場合は、ランド17は負角である。切刃12には、0°又は正
角の逃げ角で設けられた逃げ面18が続いている。すくい面19は、切刃12又
はランド17に続いて、切刃と反対側の区域へ向かって下るように構成するか、
又はトラフ形状を有するように構成できる。この様子は、図2の部分図から知る
ことができる。縦リブ13は、大体において、このトラフ内に位置するが、傾斜
面20は、少なくとも一部が、例えばランド17のところへ突出している。
特に図2〜図4a、図4bから分かるように、縦リブは、切刃12から、少な
くとも0.03mm、有利には0.05mm〜0.3mmの間隔a1を有してい
る。縦リブ13は、その前部の、切刃12側の区域が、尖った先端の区域、又は
幅b1の区域から始まるようにすることができる。言い換えると、図3に示した
この幅b1は、0mm〜0.5mm、有利には0.2mm〜0.3mmである。
傾斜面20は、切刃とは反対側の区域へ向かって連続的に末広がりになり、0.
3mm〜1.5mmの幅b2に達する。この場合、幅b2は、幅b1が所定の正の
値の場合、幅b1の2倍〜4倍の値である。傾斜面20は、エッジ21で終わり
、このエッジ21が、縦リブ13の最高点をなしている。エッジ21は、以下で
は、最大部21と呼ぶ。縦リブ13の縦軸線14に対し横方向に延びるこのエッ
ジ21には、切刃と反対側の区域へ向かって、下りの
上面22が続いている。この上面22は、後方へ先細になっている。この先細の
度合いは、角度α1と角度α2とによって決定される。これらの角度は、3°〜2
0°、有利には5°〜15°である。角度α1、α2は、上面22の側部エッジ2
3、24の、縦軸線14に対する角度で形成される。角度α1、α2は、等しい値
でも、異なる値でもよい。したがって、上面は、縦軸線に対し左右対称でも、非
対称でもよい。縦リブの全長a2は、1mm〜8mm、有利には1.5mm〜4
mmである。傾斜面20の長さa3は、その場合、0.3mm〜1.5mmであ
る。但し、上面22の長さを、傾斜面は20の長さa3より、明らかに長く構成
し、例えば、a2−a3の寸法が、長さa3の5倍以上であることが条件である。
傾斜面20の両側に、縦リブ13は側面25を有し、これらの側面25が、傾斜
面20とそれぞれ共通のエッジ26を形成している。エッジ26は、それぞれ縦
軸線14と角度α3を形成し、この場合、角度α3は約30°である。この角度は
、各幅b1、b2並びに傾斜面の長さa3によって決定される。側部エッジ23、
24の両側には、側面27が続いている。側面27の幅は、切刃と反対側の区域
へ向かってゼロになるまで先細に構成されている(図3の平面図参照)。これは
、上面(Dachflanke)が、切刃と反対側の区域へ向かって、縦リブを取囲むすく
い面より、大きい下り傾斜を有するためである。
上面22は、この場合、符号28の箇所で、すくい面になっている。側面25、
27の下方エッジ29、30の角度は、図5aの側面角度γ1、γ2によって決ま
る。これら側面角度は、15°〜45°、有利には20°〜35°である。角度
γ1、γ2は、等しくとも、等しくなくともよい。縦軸線14は、切刃12と、角
度α4をなし、この角度α4は、30°〜150°、有利には60°〜120°で
ある。縦軸線14の角度は、事実上、切りくずの流出方向31(図1b参照)に
よって規定される。
縦リブが、図1a、図1b、図2から分かるように、有利には互いに平行に切
刃12に沿って配置される場合、最大部21の各隣接縁部間で測った間隔b3で
配置される。この間隔b3は、既述の寸法b2の1.5倍〜5倍、有利には3倍で
ある。傾斜面20は、少なくとも一部が、ランド17によって設けられる区域に
突入している。有利には、この突入は、傾斜面20の隣接する側面25の後方が
、ランド17で終わるように行なわれる。縦リブ13又は縦軸線14は、切刃1
2に対し、直角又は鋭角をなした配置されている。しかしまた、縦軸線14の延
長線が、コーナ11の頂点を向くように配置することもできる。図1bには、工
作物32のの切削に使用されている切削チップが示されている。矢印33は、工
作物に対する切削チップの送り方向を示している。工作物は、最大切り込み深
さaで切削加工される。この切り込み深さaの区域で、切刃12に沿って少なく
とも1つの縦リブ13が設けられ、その縦軸線14が、切りくず流出方向31に
、言い換えると、流出方向と平行に配向されている。流出する切りくずは、切刃
の直ぐ近くで傾斜面20によって変形され、切削チップは、先細の上面22によ
って明らかに負荷が減じられる。これによって、一方では、切りくずをそらせる
ために要する力が比較的僅かですみ、他方では、縦リブが、粗削り加工時や材料
による摩擦時の摩耗にも耐えることが保証される。
図4aと図4bの断面図は、縦リブの断面が屋根形に構成されていることを示
したものである。傾斜面20の角度β1は10°〜45°、有利には20°〜3
0°である。他方、上面22が切刃12となす角度β2は、5°〜40°、有利
には5°〜15°である。角度β2は、すくい角と平行でよい。傾斜面の端部は
、最大部21をなしている。そのエッジは、丸くしておいてもよい。その場合、
エッジ半径は、0.1mm〜1mm、有利には0.25mm〜0.5mmである
。最大部21は、切刃12に対し、0.05mm〜0.5mm、有利には0.1
mm〜0.3mmの間隔h1を有している。
図5a〜図5dは、下りの上面22の区域を、縦リブ縦軸線に対し直角に切断
して示した横断面図である。この図に相応することは、しかし、傾斜面20及び
最大部21にも妥当する。上面22は、平面状、凹状(図5d)いずれかに構成
でき、また、平行、正角δ1、負角δ2のいずれかに配向できる。側面27は、平
面状(図5a)、凹状(図5b)、凸状(図5c)のいずれかに構成しておく。
それぞれ、傾斜角度は、既述の側面の角度γ1とγ2である。凹状又は凸状の側面
の場合、側面角度γは、境界面(Grenzflaeche)30と上方エッジ24との連結
線、又は下方エッジ29と上方エッジ26との連結線によって規定される。
図6a〜図6eは、種々のすくい面と縦リブの断面構成とを示した図である。
すくい面は、ランドなし(図6a)にも、0°のランド(図6b)、負角のラン
ド(図6c)いずれかを有するようにも構成できる。縦リブ断面は、上面の区域
が、それぞれ縦軸線14の方向で見て、平面状、凹状(図6d)、凸状(図6e
)いずれかに構成されている。縦リブ13を取囲み、場合によりランド17に続
くすくい面19は、後方へ下るように構成され、特にそれによって、チップフォ
ーマ凹所が形成される。
コーナ11から切刃12の方向で見ると、図7aと図7bから分かるように、
縦リブ高さh1は、高くなったり、低くなったり、また交互に高・低に構成され
たりしている。本発明の意味では、複数の縦リブ13を、1つの切削チップのす
くい面に配置する場合、縦リブごとに、すべての角度寸法α1〜α4、β1、β2、
γ1、γ2、δ1、δ2と、長さa1〜a3と、幅b1〜b2とが、既述の限界内で種
々に変更できる。縦リブの相互間隔b3にも、同じことが妥当する。
切刃12は、コーナ11に対し、正の傾斜角度(図8a)、負の傾斜角度(図
8b)、波形(図8c)のいずれかに構成できる。このことから、相応の凸状、
凹状、凹凸交互のいずれかの切刃の延びが生じる。
切削チップ10が、図9に示したいわゆる片面切削チップとして、つまり支持
面35と反対側の1つのすくい面19のみを有するように構成される場合、切削
チップが、付加的に切りくず衝突保護ランド36を、底面35に隣接する区域に
有するようにすることができる。図9に示した両面使用可能な切削チップを構成
する場合には、中央の卓状部15が、上下のすくい面に形成され、これらの卓状
部が、チップフォーマ・ピースより、特に縦リブ13より突出している。これら
の卓状部15は、バイトホルダ内で支持部として役立つ。図9cは、正の逃げ面
18を有する切削チップを示したものである。
図10の切削チップの実施例の場合、すくい面には、種々のチップフォーマ・
ピースが設けられている。すなわち、既述の縦リブ13のほかに、別のチップフ
ォーマ・ピースが設けられている。この場合、それぞれコーナ11の区域に、2
個の縦リブ13が設けられ、これらの縦リブの縦軸線又は縦軸線延長線が、突出
しているコーナ11と交差している。これらの縦リブ13には、それぞれ両側に
縦リブ37が続いている。これらの縦リブは、前部区域は既述の縦リブ同様の構
成だが、切刃と反対側の区域には、別の隆起部38、39を有している。この場
合、隆起部38は、事実上同じように縦リブをなしているが、本発明による縦リ
ブと異なり、上方のエッジが丸くされている。切刃と反対の側には、横に部分球
形の部分39が、隆起部38の縦軸線40に対し横方向に位置する部分が続いて
いる。チップフォーマ・ピース37〜39は、コーナ2等分線に関し左右対称的
に配置されている。コーナから離れた区域には、別のリブ状部42が設けられて
いる。このリブ状部42の上面43は、切刃平面に対し斜めに延び、すくい面の
区域で終わっている。このため、一方の側だけが、つまりコーナ2等分線に向い
た側だけが、側面44を有している。これらのリブ42〜44は、本発明による
縦リブ13の変化形であり、いわば半リブとしてのみ役立つように斜角状に配置
された傾斜面と上面を有している。切刃と反対側の区域には、横断面が放物線状
のリブ45が続き、このリブの両側には、それぞれ部分球形の突起46が設けら
れている。
図10に示した切削チップは、更に中央に卓状部15を備え、この卓状部が、
切刃中央区域に突出する部分を有し、バイトホルダに取付けるさいに、これらの
部分は、卓状部をよりよく支持するのに役立つ。この切削チップは、両面にすく
い面を有するスローアウエイチップとして構成されている。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. 多角形状の切削チップ(10)、それも、すくい面(19)上に設けら れた縦リブ状の、隆起した少なくとも1つのチップフォーマ・ピース(13)を 有し、このチップフォーマ・ピースが、切刃(12)から間隔をおいて配置され 、かつ、縦長の延びとこれによって決まる縦軸線(14)とを有し、この縦軸線 が事実上切りくず流出方向(31)に位置し、しかも縦リブ輪郭が、切りくず流 出方向(31)で見て、最大部(21)を有する形式のものにおいて、 縦リブ(13)が、切刃(12)の側に上り傾斜面(20)を有し、この傾斜 面が、切刃と反対側の区域に向かって末広がりにされ、かつ最大部(21)の区 域に最大幅(b2)を有しており、また、縦リブ(13)が、最大部(21)に 続いて、さらに切刃(12)から遠い区域に向かって、先細になる下りの上面( 22)を有しており、更に、最大部(21)が切刃(12)より高い位置にある ことを特徴とする、多角形状の切削チップ。 2. 縦リブ(13)の縦軸線(14)が、切刃(12)に対して、30°〜 150°、有利には60°〜120°の角度(α4)で配置されている、請求項 1記載の切削チップ。 3. 下りの上面(22)が、隣接する側面(27 )と、それぞれ1つのエッジ(23、24)を形成しており、これらのエッジが 、縦軸線(14)に対し、3°〜20°、有利には5°〜15°の角度(α1、 α2)だけ、上面を先細に形成しつつ傾斜している、請求項1又は2記載の切削 チップ。 4. 両側のエッジ(23、24)が、必ず等しい大きさの角度(α1、α2) で、逆方向に配置されている、請求項3切削チップ。 5. 上り傾斜面(20)の始点の幅(b1)が、縦リブ前部基点のところで 0.0mm〜0.5mm、有利には0.2mm〜0.3mmであり、最大部(2 1)の区域では0.3〜1.5mmの幅(b2)、有利には始点の幅の2倍〜4 倍の幅に拡大される、請求項1から4までのいずれか1項記載の切削チップ。 6. 切刃(12)からの縦リブ(13)の間隔(a1)が、0.03mm〜 1mm、有利には0.5mm〜0.3mmである、請求項1から5までのいずれ か1項記載の切削チップ。 7. 縦リブ(13)の長さ(a2)が、1.0mm〜8.0mm)有利には 1.5mm〜4mmであり、上り傾斜面(20)の長さ(a3)が、0.3mm 〜1.5mm、有利には0.4mm〜0.8mmである、請求項1から6までの いずれか1項記載の切削チップ。 8. 上り傾斜面(20)が、事実上平面的に構成 されており、切刃(12)に隣接するすくい面(19)に対し、10°〜45°、 有利には20°〜30°の登り角度(β1)を有している、請求項1から7まで のいずれか1項記載の切削チップ。 9. 上り傾斜面(20)が、縦軸線(14)方向で凹状又は凸状に構成され ており、かつまた、上り傾斜面接平面が、上り傾斜面中央区域で、切刃(12) に隣接するすくい面(19)に対し、10°〜45°の登り角度(β1)を有し ている、請求項1から7までのいずれか1項記載の切削チップ。 10. 縦リブ(13)が、その最大部(21)の区域で、縦軸線(14)方 向に凸状に、有利には0.1mm〜1mmの、更に有利には0.25mm〜0. 5mmの半径(R1)に構成されている、請求項1から9までのいずれか1項記 載の切削チップ。 11. 下りの、先細になる上面(22)が、切刃(12)に隣接するすくい 面(19)に対して、5°〜40°、有利には5°〜15°の傾斜角度(β2) を有している、請求項1から10までのいずれか1項記載の切削チップ。 12. 傾斜角度(β2)が、すくい角に等しく構成されている、請求項11 記載の切削チップ。 13. 縦リブ(13)が、凸状又は凹状の上面(22)を有している、請求 項1から12までのいずれか1項記載の切削チップ。 14. 縦リブ(13)の相互間隔(b3)が、最大部の2つの隣接縁部間で 測って、最大部(21)の幅(b2)の1.5〜5倍、有利には1.5〜3倍で ある、請求項1から13までのいずれか1項記載の切削チップ。 15. 縦リブ(13)が、上り傾斜面(20)及び又は上面(22)に隣接 する側面(25、27)を有し、これらの側面が、縦軸線(14)に対し横方向 に見て、凹状、凸状、事実上平面状のいずれかで延びている、請求項1から14 までのいずれかに1項記載の切削チップ。 16. 縦リブ(13)を取囲むすくい面(19)又は切刃平面に対する側面 (25、27)の傾斜角度、すなわち、縦軸線(14)に対して横方向に見て、 すくい面(19)上の側面の基点(29、30)と、上り傾斜面(20)又は上 面(22)への境界点(26、24)との間の連結線によって規定される傾斜角 度が、15°〜45°、有利には20°〜35°である、請求項1から15まで のいずれかに1項記載の切削チップ。 17. 上り傾斜面(20)及び又は上面(22)が、縦軸線(14)に対し 横方向で見て、切刃(12)と平行に延びるか、又は、最大15°の正角もしく は負角(δ1、δ2)をなして傾斜し、一方の側で側面(25、27)を消失しつ つ有利にはすくい面(19 )のところで終わっている、請求項1から16までのいずれか1項記載の切削チ ップ。 18. 0°、正角、負角いずれかのランド(17)が、切刃(12)に隣接 し、このランド(17)の区域に、上り傾斜面(20)が突出している、請求項 1から17までのいずれか1項記載の切削チップ。 19. 最大部(21)が、切刃(12)より、0.05mm〜0.5mm、 有利には0.1mm〜0.3mmの高さ(h1)だけ上方に位置している、請求 項1から18までのいずれか1項記載の切削チップ。 20. 切刃(12)に沿って、異なる角度配置、形状、高さの縦リブ(13 )が配置されている、請求項1から19までのいずれか1項記載の切削チップ。 21. 正角の逃げ面(18)を有している、請求項1から20までのいずれ か1項記載の切削チップ。 22. 切刃(12)が、直線状、凸状、凹状、波形のいずれかに構成されて いる、請求項1から21までのいずれか1項記載の切削チップ。 23. 縦リブ(13)のほかに、別の隆起したチップフォーマ・ピース(3 7〜39)、(45、46)、チップフォーマ用の凹所又は溝のいずれかが設け られている、請求項1から22までのいずれか1項記載の切削チップ。
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