JPH10508767A - 物品の保持及び倒れ防止具 - Google Patents

物品の保持及び倒れ防止具

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JPH10508767A JP8510373A JP51037396A JPH10508767A JP H10508767 A JPH10508767 A JP H10508767A JP 8510373 A JP8510373 A JP 8510373A JP 51037396 A JP51037396 A JP 51037396A JP H10508767 A JPH10508767 A JP H10508767A
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Abstract

(57)【要約】 開示された保持具(10)は、壁側ブラケット(13)、物品側ブラケット(12)、連結部材(14)及び締結要素(15)を具えている。家具又は器具の如き物品の上部又はその近傍に取り付けられるとき、ブラケット(12)(13)は、両ブラケット(12)(13)の間に、開き口又は凹部(21)(22)をもたらし、締結された垂直表面に対して、連結部材(14)の一対の脚(19)(20)が挿入される。連結部材(14)は、両ブラケット(12)(13)を機械的にロックするが、必要に応じて、簡単に取り外すことができる。物品を、例えば壁のような垂直表面に取り付ける本発明の方法は、熟練を要しない幾つかの簡単なステップにより実行される。それゆえ、本発明の保持具(10)の利点の1つとして、取付けの簡単さ及び容易さを挙げることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称: 物品の保持及び倒れ防止具 発明の背景 産業上の利用分野 本発明は、一般的には、支持体なしに立っている物品を固定するための支持具 及びブラケットに関するものであり、より具体的には、家具又は機器の如き物品 の少なくとも1面を、壁又は該壁に類似の構造物に近接する位置で対向させて、 物品を壁又は類似の構造物へ機械的に取り付けるべく、家具又は機器を固定する ことに関する。関連技術の説明 家具や機器のような物品に対し、思いがけずに或は無理に力が加えられたとき 、物品の動きを最少にするために、かかる物品の転倒を防止し、物品を保持する 器具が必要とされていた。上記のような望まれていない物品の動きは、子供がド レッサーや飾り棚などの物品によじ登るなど、人の接触によってしばしば起こる ことである。家具をよじ登り、その家具が倒れる位置に居たために、毎年多くの 子供が死んでいる。地球上のある地域では、地震が家具や機器を動かし、転倒さ せ、多大の経済的損害と身体への障害を与えている。 従来、物品の動きを制限するために作られた器具は大 型であるため、専門家の手助けや、特別な装置を用いない限り、器具の取付けは 困難であった。またそれら器具の多くは、物品の清掃やその他の用事のために動 かそうとすると、その前に器具を分解せねばならない面倒があった。従来の器具 の多くは、保持すべき物品の壁側に近づくには、器具の係合を解除するための特 殊な道具が必要であった。しかもそのような器具は、物品に取り付けた際、一般 的には美的感覚の点において望ましい物で無かった。 例えばヤマモトへの米国特許第4612740号(1986年9月23日発行 )の器具は、取り付けてから適切な結果を得るには高度の精密さが必要である。 ヤマモトの器具は、また製造のために高い精度と費用がかかった。床に取り付け ねばならない実施例の場合、背の高い重量のある物品を動かないように保持する ことは、器具にてこ作用を加えねばならないから不適切であった。同じくある種 の実施例では、物品が横に動いて外れることを防止することができなかった。更 に、人の手を差し込める程度に十分大きな開口がなければならず、それが無い場 合は開設せねばならなかった。このようにこの器具は、仕事場や家庭で使用する ことは不適当である。 フィツレラルドに付与された米国特許第4863132号(1989年9月5 日発行)に開示された器具は、一般的にかさばるばるばかりでなく、取り付けた 時に見苦 しい問題があった。器具はまた、機械的な締付具を別にしても、約14点もの多 数の部品を製造せねばならない。フィツレラルドの器具を実施するには、器具の 基盤となる凝集性発砲体の製造を追加する必要がある。外に現れる連結部品は見 苦しいばかりでなく、体を傷つける原因にもなる。 ウエストンに付与された米国特許第3989215号(1976年11月2日 発行)の器具は、部品を揃えて取り付けるために、高度の正確さを必要としてい る。この器具は更に、ダイス打ち抜きが必要であって、これは高い精度とコスト のかかる製造手段であってスクラップ材料を作り出す。器具はわずか2部品の構 成であるから、器具と係合させるには、物品を持ち上げねばならず、そのため大 型物品への取付けは必要以上に困難なものとなる。 従って、人の手によって単に持上げ又は横滑らし動作するだけで、手軽に手早 く分解できる器具が必要とされている。同じく低コストで製造できる器具が必要 とされている。その器具は、取扱いが容易で、特別な熟練を必要とせず、また道 具をいろいろ用いることなく、正しく取り付けできるものでなければならない。 発明の要旨 基本的な点を要約すると、本発明は支持ブラケットと連結部材を含んでおり、 家具とか機器を壁又は同様な構 造物へ固定できる保持具に関するものである。本発明の保持具は、従来の器具の 多くの問題点を解決するものである。本発明は生命救助ばかりでなく、地震・強 風などによって物品が物理的に移動させられることに対して、経済的にも安全性 を高める物である。その保持具は、使用が簡単で、取付けが容易であり、低コス トで製造できる。それは家庭用と事務所用の両方に使えるように作られ、産業上 の用途としても同じように適当である。 保持具は、壁側ブラケットと、物品側ブラケットと、連結部材と、締結要素を 含んでいる。壁側ブラケットと物品側ブラケットの断面形状は、押しつぶしたシ ルクハットに似ている。連結部材はU型またはヘアピン状の断面形状に作られ、 物品側ブラケットを壁側ブラケットへ固定できるその他の形状に作られている。 家具又は機器の如き物品の上部又はその近くの壁面へ取り付けられた時、ブラケ ットは該ブラケットと、それが取り付けられている表面との間に、空間又は余裕 を形成する。該表面は壁又は物品の表面であるか、さもなくばブラケットを固定 するために挿入した板であってよい。保持すべき物品を所定位置に置き、両ブラ ケットを取り付けた後、連結部材の脚をブラケットの凹部へ挿入する。連結部材 は2つのブラケットの間の機械的固定手段となり、家具又は機器などの物品の倒 れ防止及び保持具となるとともに、必要に応じて極めて簡単に取り外しできる。 壁のような垂直面へ家具又は機器のような物品を固定するために、本発明の方 法は、単純な、熟練を要しない幾つかのステップを含んでいる。これらの取付け 工程は、家庭又は仕事場に用意されている通常の道具を用いて、全くの素人でも 実施できる。第1に凹部(indentation)のあるブラケットを物品の垂直面へ望ま しくは物品の上部近くへ取り付ける。次に凹部のある第2ブラケットを例えば壁 などの垂直面へ、物品ブラケットの床面からの高さとほぼ等しい高さに取り付け る。垂直表面は、人が触ったり、地震などの折りに物品を適切に支持できるよう 頑丈でなければならない。ブラケットは、物品及び壁へネジ・ナット・ボルト又 は同様な手段によって固定される。最後に、物品用ブラケットは、連結部材を物 品ブラケットの凹部と第2ブラケットの凹部へ滑り込ませて配置することにより 、第2ブラケットに固定される。物品は手で掴めるように上向きに突出している 突出片を具えた連結部材を取り外すことによって、壁から動かすことができる。 従って、本発明の利点の1つは、構造が簡単であって、取付けが容易なことで ある。しかしながら、本発明にかかる保持具は、これを保持すべき物品に取り付 けた時、構造は頑丈である。この完成した構造は、従来の物品に見られたような 面倒さや、危険性はなく、また高価な部品を用いていない。追加の利点として、 家具や機器など の物品は、保持具へ取り付ける間は持ち上げている必要がない。同じく保持具の 取付けには、これを取り付けるべき物品を動かす必要は無い。しかも通常の取付 けに際しては、一切の測定器具を用いる必要は無く、構造の完全性や、保持具が 所定の機能を発揮するために、厳密な精度を必要としない。 取付けが終わった後、本発明の保持具は、ほとんど気づかれない程の形であっ て、家具保持具の問題に対する従来の解決手段にあったような、目障りな問題は 無い。器具は保持すべき物品の上部又はその近くに取り付けられ、物品の壁側に 取り付けられるから、保持具はほとんど視界から完全にはずれている。又取り付 けられた保持具を完全に取り外さねばならない場合でも、該器具はそれが取り付 けられていた物品の外から見える部分に、見苦しい痕跡は残さない。同じく保持 具を取り外した後の壁の固定されていた部分には、最小で容易に修正できる程度 のものが残るだけである。 取付け後に、壁又は保持された物品の隠された側を見る必要が生じた場合、連 結部材の係合を取り外すことによって、保持具は速やかに且つ容易に分離できる 。保持具が取り外され、保持された物品が動かされたとき、使用者は身体を傷つ ける原因となるかもしれない一切の鋭利な又は突出した部材に影響されない。こ のように単純化された分離工程によって、特別な道具や熟練を要する ことなく、家具の移動、家具や壁の掃除を容易に行なうことができる。 本発明の保持具を製造するコストは、単純な1工程による剪断・パンチを実施 することによって最少にすることができる。全ての製造工程は、1つの工程によ って迅速かつ低コストで実行される。保持具は、鉄又は非鉄金属、複合材料、射 出成形樹脂、押出しアルミニウムなどにより効果的に製造されるが、これらの材 料に限定されるものではない。更に保持具は、購入者の方で組立てを行なう必要 はほとんどなく、小売店側からも、本発明の保持具は大変魅力的である。それ故 、保持具は、ほぼ平面的でフィルムで覆われたカード状の容器に包装し、小売り 販売できる。この包装は、購入者が装置の取付け説明を包装の外側から視覚的に 調べることができるから、本発明の市場性は一層高められる。 本発明のその他の特徴・利点は、添付の図面を参照にし、以下の詳細な説明か ら明らかになるであろう。添付の図面は本発明の原理を例示的に図示したもので ある。 図面の簡単な説明 図1は、本発明にかかる保持具の分解斜視図である。 図2は、保持具の他の実施例の分解斜視図であって、連結部材は物品がブラケ ットの溝孔に適合する。 図3は、保持具の他の実施例を分解斜視図であって、物品側ブラケットは、保 持される物品上に取り付けられ ている。 図3Aは、図1の物品側ブラケット又は壁側ブラケットに用いる取付台の斜視 図である。 図4は、保持具の他の実施例の分解斜視図であって、連結部材はIビームの形 状に形成されている。 図5は、保持具の分解斜視図であって、連結部材は蝶番によって物品側ブラケ ット望へ取り付けられている。 望ましい実施例の説明 図面の実施例に示されるように、本発明は、家具、機器(appliances)などの物 品を、壁などの垂直構造体に固定するための支持ブラケット及び連結部材を具え ている。家具、機器などの物品が偶発的に又は強制的に変位させられるような事 態をできるだけ少なくするために、かかる物品の倒れを防止し、その動きを拘束 する保持具(restraint device)が必要とされている。このような物品の動きを制 限するように作られたこれまでの製品は、かさが大きく、専門家の手助けや専用 装置がなければ設置が困難であったし、取り付けた後の美観も悪かった。 本発明に係る保持具は、使用が容易で、取付けが簡単であり、製造費が安価であ る。さらに、本発明の保持具は、家庭用、事務所用、産業用に適している。 図面において、同様な部品又は対応する部品については同じ引用符号を付して いる。図1乃至図5に最も良く示されるように、開示された保持具(10)は、物品 側ブラ ケット(12)、壁側ブラケット(13)、連結部材(14)及び締結要素(15)を具えている 。望ましい実施例において、壁側ブラケットと物品側ブラケットの横断面形状は 、シルクハットが押しつぶされた形に似ている。保持すべき物品(16)を垂直構造 体(図示せず)に近接した適当位置に置き、両方のブラケットを取り付け、連結 部材の一対の脚(19)(20)を、各ブラケットにより形成された凹部(recesses)(21) (22)の中に挿入さする。連結部材は、両ブラケットを機械的に固定する。ブラケ ットを分離したい場合、連結部材から上向きに突出する突出片(23)を利用して分 離することができる。更に、物品をその様な保持具で固定する方法は、熟練を要 しない幾つかのステップで行なうことができる。この取付けステップは、全くの 素人でも、家庭や作業場にある通常の工具を用いて行なうことができる。 より具体的に説明すると、図1は本発明の第1実施例の保持具(10)を示してお り、これは、保持すべき物品(16)、例えば家具又は機器の一部を、垂直表面(図示 せず)、例えば建物の壁に取り付けるために使用される。保持具は、物品側ブラ ケット(12)、壁側ブラケット(13)及び連結部材(14)を具えている。連結部材は、 断面が略U字形で大きなヘアピンの形に似ている。連結部材は、連結要素(25)が 、第1の脚(19)と第2の脚(20)を形成する2枚の平行な矩形板に接合されている 。連結要素は、平らで、 前記矩形板に対して直角に形成されているが、円弧状に形成して、より丸い形状 にしてもよい。必要に応じて、連結要素を手で掴むために、連結部材の連結要素 の上に突出片(23)を設けてもよい。突出片は、連結部材の取付け、取外し作業を 手助けする。 望ましい実施例に於いて、物品側ブラケット(12)と壁側ブラケット(13)は、略 同一の2つの要素として形成される。ブラケットは両方とも、その断面形状は、 シルクハットを押し潰した形に似ている。例えば、壁側ブラケットは、頑丈な材 料、例えば金属又は強化プラスチック等から細長い矩形板(27)へ形成される。矩 形板は、屈曲され、矩形板の両端部に、第1の取付け用矩形フランジ(28)と第2 の取付け用矩形フランジ(29)が同じように形成される。屈曲部は、壁側ブラケッ トの取付け用フランジを形成するもので、前記屈曲部は、細長い板の内面に凹部 (22)を形成し、取り付けられたブラケットと壁との間に空間が作られるようにし ている。 壁側ブラケット(13)を、壁の如き垂直表面に固定するために、取付け用の各フ ランジ(28)(29)に、1又は2以上の取付孔(30)が形成される。取付孔は、2つの 小さな孔と、様々な機械的締結具(15)を使用可能にするための大きな1つの孔を 含んでいる。締結具は、例えば14番の1−1/2インチの自動タッピングねじ 又は適当な「トグル」型中空壁アンカー及び連結用機械ねじを挙げ ることができる。特に最適な締結要素は、ニューヨーク州エルムスフォードのメ カニカル・プラスチックス・コーポレイションが商標名「toggler」として販売 するトグラーボルトである。 物品側ブラケット(12)は、保持すべき物品(16)と、その近傍の壁又は同様な垂 直構造物との間で、保持すべき物品(16)の上部又はその近傍に取り付けられる。 物品側ブラケットは、壁側ブラケット(13)に関して軸方向に180度回転した位 置である。壁側ブラケットと同じ様に、物品側ブラケットは、細長い矩形板(32) から形成され、該矩形板は、それぞれの端部で屈曲され、取付け用の一対の矩形 フランジ(33)(34)を形成し、物品とブラケットの間に凹部(21)を形成している。 適切に揃えられると、物品側ブラケット板(32)と壁側ブラケット板(27)は、互い に接近した位置に置かれる。この様に、物品側ブラケットの凹部(21)と壁側ブラ ケットの凹部(22)は、ブラケット板によって分離され、その間に連結部材(14)が 跨っている。 保持具(10)の各要素を互いに近接した位置に置くことにより、機械的にロック される。最初に、物品側ブラケット(12)は、締結要素(15)を用いて、物品の上部 近傍の所望位置にて、保持すべき物品に固定される。次に、壁側ブラケット(13) が取り付けられるべき壁又は同様な垂直表面の上に、物品側ブラケットの高さが マークされる。 壁側ブラケットは、次に前記マーク位置に揃えられ、締結要素を用いて垂直表面 に取り付けられる。次に、物品は、壁に近接する位置に移動させられる。壁側ブ ラケット板(27)が物品側ブラケット板(32)と略同じ高さに置かれると、連結部材 の第1の脚(19)を、物品側ブラケットの凹部(21)の中に滑り込ませる。同時に、 連結部材の第2の脚(20)を壁側ブラケットの凹部(22)の中に滑り込ませる。連結 部材は、それぞれの凹部にきっちりと嵌まる形状に作られ、要素(25)は、2枚の ブラケット板の上に載せられる。連結部材の脚は、物品側ブラケット板と壁側ブ ラケット板が、軸方向に移動するのを防ぐ。このため、連結部材が取り除かれる までは、物品は、壁に固定されている。 保持具(10)は、家庭又は事務所の家具の如き物品のサイズ及び重量を考慮して 、保持すべき様々な物品(16)に適合できる寸法に形成されている。壁側の細長い 板(27)と物品側の細長い板(32)は、例えば、長さ8インチ、幅1−3/4インチ 、厚さ1/16インチの金属シートから作ることができるが、本発明の範囲をこ れに限定するものではない。連結部材(16)は、長さ約4−3/4インチ、連結要 素(25)は、幅約1/2インチであり、材料の厚さは、約1/16インチである。 連結部材(19)(20)の脚の長さは、連結要素から約2インチ延びているが、要素が 係合されたとき、しっかりと機械的に固定するのに 少なくとも十分な距離を有しておればよい。 図2は、他の実施例の保持具(40)を示しており、これは、保持すべき物品(16) の突出部又は壁(42)が比較的短いときに使われるもので、前述したブラケットを 取り付けるには不適切である。この保持具も、壁側ブラケット(13)と連結部材(1 4)は、前述したブラケットと同じ形状を用いる。しかしながら、物品側ブラケッ ト(45)が、「L」字形状に作られるている点が異なる。平板ブラケットを物品側ブ ラケットとして用いることもできる。 物品側ブラケット(45)は、平らな矩形板(46)から形成され、該矩形板は、一方 の縁部に沿って、矩形の係止用フランジ(47)が直角に屈曲している。係止用フラ ンジは、保持すべき物品(16)が壁又は同様な垂直構造(図示せず)に近接する位 置にあるとき、壁側ブラケット板(27)に対してしっかりと押圧できる十分な大き さに形成される。物品側のブラケット板は、連結部材を通す孔(50)を含んでおり 、該孔は、係止用フランジを形成する縁部の近傍に、細長いスロット状の開口と して形成される。物品側ブラケット板には、物品側ブラケットを、保持すべき物 品の上表面(43)に固定するために、ねじ(15)又は同様な締結具を挿入するための 取付孔(55)が複数個形成される。 図2に示す他の実施例の保持具(40)は、保持すべき物品(42)の上面(43)又は下 面に、物品側ブラケット(45)を 機械的に取り付けられるようにしている。物品側ブラケットの横断面形状がL字 形であるので、保持すべき物品の壁側をしっかりした表面にする必要はなくなる 。物品側ブラケット(12)に標準のものを用いた場合は、しっかりとした表面を形 成せねばならなかった。連結部材(14)の第1の脚(19)を取り付けるために、物品 側ブラケットには、連結部材を通すための細長い孔又はスロット(50)を形成して いる。壁側のブラケット板(27)を物品側の係止用フランジ(47)に接触させて、連 結部材の第1の脚(19)を連結部材用孔の中に滑り込ませ、第2の脚(20)を壁側ブ ラケットの凹部(22)に滑り込ませることにより、物品側ブラケットと壁側ブラケ ットは機械的にロックされる。 図3に、他の実施例の保持具(60)を示している。この実施例は、保持すべき物 品(16)の上表面(43)に保持具を取り付けたい場合に使用される。物品が、物品の 内側垂直表面にブラケットを取り付けるには不適当な支持体を有する場合、この 実施例における保持具は、他の実施例における保持具よりも好ましい。しかしな がら、この保持具も、壁側ブラケット(13)と連結部材(14)については、前述した ものと同じものを使用する。しかしながら、物品側ブラケットは、物品の上表面 に取付け可能な形状としている。 物品側ブラケット(65)は、物品(16)の上表面(43)に直 交して、平らな表面又は細長い矩形の中央板(67)が設けられている。中央板は、 その2つの端部で90度屈曲し、2つのガセット(68)(69)を形成している。ガセ ットは、中央板に直交しており、保持具(60)が物品と壁に取り付けられたとき、 壁から離間する方向に延びている。これらのガセットは、中央板の上面から物品 の上面まで、45度の角度でカットされることが好ましい。しかしながら、ガセ ットは、物品側ブラケットの製造技術に応じて、様々な角度に形成することがで きる。 ガセット(68)(69)は屈曲されて、2つの取付用矩形フランジ(70)(71)が繋がっ ている。取付用フランジはガセットに対して直角に形成し、物品(16)の上表面(4 3)と同一高さに形成することが好ましい。フランジは、ガセットから離間する方 向で、物品の夫々の外側縁部に接近する方向に突出させることが好ましい。しか しながら、フランジは夫々のガセットの内側に形成してもよい。フランジは、物 品側ブラケットの支持体として作用し、ねじ(15)の如き締結具を支持するために 、取付用孔(73)が形成される。物品側ブラケット(65)の全体を、金属等から単一 構造に形成してもよいが、別々の要素を、溶接等の方法により接合することもで きる。 保持すべき物品(16)を取り付けるには、まず最初に、物品の内縁(74)に沿って 、壁又はその他の垂直表面に面するように、物品側ブラケットを物品の上表面(4 3)に取 り付ける。中央板(67)は、例えば、連結部材(14)の脚(19)(20)の厚さよりも僅か に大きい距離だけ、物品の内縁部の上方を延びており、物品側ブラケットには、 連結部材の第1の脚を受けるための凹部(75)が形成される。次に、壁側のブラケ ット(13)は、物品側ブラケットの中央板と同じ高さ位置にて、壁に取り付けられ る。連結部材は、次に、第1の脚を、中央板の外側で物品側ブラケットの凹部へ 配置し、適当位置に滑り込ませる。同時に、連結部材の第2の脚は、壁側ブラケ ットと壁との間に形成される空間の中に入れられ、前述したように、両ブラケッ トを機械的に固定している。保持具の安定性を高めるために、連結部材の脚は、 前述した実施例の脚よりも長くしてもよい。この実施例における保持具の構成で は、背の低い物品に取り付けられるとき、同一視線にすることができるけれども 、保持具は、物品を壁から実質的には全く動かすことなく、物品や壁に取り付け ることができる利点がある。 図3Aに示されるように、物品側ブラケットを支持するために、取付台(130) を別個に配備してもよい。取付台には、取付用の矩形フランジ(132)が形成され 、該フランジは取付台の基部を形成している。図2及び図3に示されるように、 取付用フランジは、保持すべき物品(16)の上表面(43)に取付台を取り付けるため の取付孔を含んでいる。取付台は、把持部材(135)をさらに含んでおり、該 把持部材は、金属の一体構造から屈曲させるのが望ましいが、取付用フランジに 溶接してもよい。 把持手段(135)は、望ましくはU字状に形成され、矩形の支持部材(138)が取付 台フランジ(132)と直角に形成され、矩形の付勢部材(138)が前記支持部材と平行 に形成されている。支持部材と付勢部材は、繋ぎ部(139)によって接続されるが 、単一構造のU字状に形成されてもよい。物品側の取付フランジが把持部材の中 へ摺動可能に配備される際、付勢部材が物品側ブラケット(12)の取付フランジ(3 3)(34)をしっかりと把持できるように、支持部材と付勢部材は、把持部材の中に スロット(140)を形成している。或はまた、把持部材は押出成形により、取付台 用のスロットを形成してもよいし、付勢部材は取付台フランジの上に折り重ねて 、強度を高めるための取付用孔を形成してもよい。 取付台(130)は、把持部材(135)を物品の内側突出部(42)に隣接させて、下向き かつ平行となるように、物品(16)に取り付けられる。その要領で取り付けられる と、取付台は、図2に示される実施例における保持具(40)の平板及び係止フラン ジと同じ役割を果たす。連結部材(14)は、次に、物品の上表面(43)に取り付けら れた一対の取付台の各スロット(140)の中に設けられた物品側ブラケット(12)と 、垂直表面に取り付けられた壁側ブラケット(13)とを機械的にロックする。しか しながら、把持部材が 物品の上表面から上向きに又は離間するように、取付台が物品に取り付けられる と、一対の取付台は、ガセット(68)(69)及び図3に示される実施例の保持具(60) の取付フランジ(70)(71)と同じ役割を果たす。 図4は、他の実施例の保持具(80)を示しており、この実施例は前述の実施例よ りも大きくて重い。この実施例の保持具は、保持すべき物品(16)が非常に背が高 く、かさばる用途への要請に応えるもので、産業物品用に特に適している。保持 具は、必要に応じて、垂直方向又は水平方向に取り付けることができる。 保持具(80)は、部分断面図に示されるように、物品側ブラケット(82)と壁側ブ ラケット(83)を具えている。物品側ブラケットと壁側ブラケットは同一の形状に 作られる。夫々のブラケットは、両縁部にU字状の屈曲部が形成された細長い矩 形板(85)から形成される。それゆえ、ブラケットの断面形状は「C」の文字に似 ている。U字状屈曲部は、直角部を2つ有することが望ましく、ブラケットの夫 々の縁部に1つずつ、2組の溝(86)(87)を形成しており、連結部材(90)を入れて 固定する。係止用タブ(89)は、細長い板の一方の端部に小さく外向きに屈曲した タブであってよく、該タブは壁側ブラケットの中に形成され、保持具を垂直面に 取り付ける間、連結部材を保持する。夫々のブラケットには、加えられる荷重を 分配するために、複数の取付孔(88)が比較的大きな間隔を あけて開設される。 連結部材(90)の断面形状は、2つのシルクハットが押しつぶされ、一方が他方 の上に上下逆さまにして重ねられた形に似ており、Iビームにやや似た形である 。連結部材は、矩形の中央板(92)を具えており、該中央板は、保持具(80)の要素 が係合する際、物品側ブラケット(82)と壁側ブラケット(83)の細長い板(85)と平 行に配置される。所定の間隔を有する矩形板(93)(94)は、中央板の両縁部にて中 央板と直交しており、その中央位置にて中央板に繋がっている。間隔を存して設 けられた夫々の矩形板は、中央板から最も遠く離れた2つの縁部にて90度屈曲 し、該矩形板から遠ざかる方向へ、中央板と平行に延びて、突部又は舌部(95)を 形成している。この舌部(95)は、物品側ブラケットと壁側ブラケットの夫々の溝 (86)(87)の中にぴったりと嵌まる。連結部材には、連結部材を掴むための丸孔(9 8)が開設されている。 図4は、保持すべき物品(16)の壁側に対して、水平位置に取り付けられた保持 具(80)を示している。垂直表面へ取り付ける間、係止用タブ(89)は壁側ブラケッ ト(83)の上に配置されて床に面しており、これによって、連結部材(90)が、物品 側ブラケット(82)と壁側ブラケット(83)の夫々の溝(86)(87)から滑り出るのを防 止している。連結部材の取付け又は取外しを容易にするために、孔(98)を設ける ことが好ましい。連結部材がIビームの形状 であるので、物品側と壁側の両ブラケットを取り付けるのに使用された機械的締 結具に当たることなく、連結部材を取り付けることができる。 図5は、他の実施例の保持具(110)を示しており、該保持具は、物品側ブラケ ット(112)、壁側ブラケット(113)及び連結部材(114)を具えており、連結部材は 、蝶番(115)により物品側ブラケットに繋がっている。物品側ブラケットは、細 長い矩形の取付板(117)から形成され、該取付板は、締結要素(15)を通すための 複数の取付孔(55)を有している。壁側ブラケットはまた、細長い矩形の取付板(1 18)を具えており、壁側取付板に対して直角に形成されたフランジ(120)を含んで いる。長さがフランジ及び取付板よりも短い保持用突出片(121)は、壁側取付板 の壁側から反対方向に延びて最も遠く離れた縁部にて、直角に形成さている。そ れゆえ、壁側ブラケットの断面形状は、大文字の「Z」の形と似ている。壁側取 付板は、締結要素を通すための取付孔を複数個含んでいる。 連結部材(114)は細長い矩形板(125)から形成され、該矩形板は、壁側ブラケッ ト(113)のフランジの上に上向きに屈曲形成された突出片(121)を入れるためのス ロット状開口が形成されている。図5に示された連結部材は蝶番を用いて、要素( 51)に固定された物品側ブラケット(112)に接合されるけれども、蝶番に限らず、 フック、ループ、スイベル、ピボット、摺動式機械的締結具等のように回 動可能な任意のジョイントでも構わない。物品側ブラケットと壁側ブラケットを 揃えて取り付けられると、連結部材は壁側ブラケットの上で回転し、壁側ブラケ ットの突出片が連結部材のスロットの中に入れられ、これによって、物品が壁か ら軸方向に移動するのを防止している。 このように、改良された本発明の保持具は、比較的単純で効果的な手段により 、偶発的に物品が移動するのをより効果的に防止できる。本発明の追加の利点と して、製造の容易さがあり、孔明けと成形工程を、迅速かつ経済的に1つの工程 で行なうことができる。同じように、保持具が簡素な構成であることから、熱間 又は冷間スタンピングの他に、射出成形、鋳造、押出しなどの種々の製造形態を とることができる。また、単純で簡単な構造であるから、多くの場合、専門家の 作業や電動工具を必要とせず、数分以内で迅速かつ簡単に取り付けることができ る。家具又は電気器具の数多くの物品だけでなく、機械的な音響壁のようなどん な構造に対しても効果的に取り付けることができる。 一旦取り付けられると、幾つかの実施例の保持具は、事実上、視野に入ること はないから、外見にうるさい需用者にも歓迎されるであろう。連結要素を用いる ことにより、取付け時、保持されるべき物品を持ち上げる必要はなくなる。保持 される物品を移動させる必要が生じたときも、連結要素があるので、工具又は道 具を一切用い ることなく、迅速かつ容易に保持具を取り外すことができる。取り付けた後、保 持具が物品から取り外されても、物品の上部、前部又は側部にある目障りな痕跡 が後に残ることはないだろう。それゆえ、物品の最も目に留まる領域に跡形が残 って、物品の外観が損なわれるようなことはない。 本発明の幾つかの具体的形態を開示したが、発明の精神及び範囲から逸脱する ことなく、種々の変形をなし得るだろう。例えば、構成材料及び具体的寸法に関 しては、どのようであれ、限定するものと解されるべきでなく、発明の精神及び 範囲内でその他材料の使用及び寸法の変更は可能である。それゆえ、本発明は添 付の請求の範囲の記載以外については、発明を限定するものと解されるべきでな い。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年6月24日 【補正内容】 [明細書第7頁〜第9頁] 両ブラケットを機械的に固定する。ブラケットを分離したい場合、連結部材から 上向きに突出する突出片(23)を利用して分離することができる。更に、物品をそ の様な保持具で固定する方法は、熟練を要しない幾つかのステップで行なうこと ができる。この取付けステップは、全くの素人でも、家庭や作業場にある通常の 工具を用いて行なうことができる。 より具体的に説明すると、図1は本発明の第1実施例の保持具(10)を示してお り、これは、保持すべき物品(16)、例えば家具又は機器の一部を、垂直表面(図示 せず)、例えば建物の壁に取り付けるために使用される。保持具は、物品側ブラ ケット(12)、壁側ブラケット(13)及び連結部材(14)を具えている。連結部材は、 断面が略U字形で大きなヘアピンの形に似ている。連結部材は、連結要素(25)が 、第1の脚(19)と第2の脚(20)を形成する2枚の平行な矩形板に接合されている 。連結要素は、平らで、前記矩形板に対して直角に形成されているが、円弧状に 形成して、より丸い形状にしてもよい。必要に応じて、連結要素を手で掴むため に、連結部材の連結要素の上に突出片(23)を設けてもよい。突出片は、連結部材 の取付け、取外し作業を手助けする。 望ましい実施例に於いて、物品側ブラケット(12)と壁 側ブラケット(13)は、略同一の2つの要素として形成される。ブラケットは両方 とも、その断面形状は、シルクハットを押し潰した形に似ている。例えば、壁側 ブラケットは、頑丈な材料、例えば金属又は強化プラスチック等から細長い矩形 板(27)へ形成される。矩形板は、屈曲され、矩形板の両端部に、第1の取付け用 矩形フランジ(28)と第2の取付け用矩形フランジ(29)が同じように形成される。 屈曲部は、壁側ブラケットの取付け用フランジを形成するもので、前記屈曲部は 、細長い板の内面に凹部(22)を形成し、取り付けられたブラケットと壁との間に 空間が作られるようにしている。 壁側ブラケット(13)を、壁の如き垂直表面に固定するために、取付け用の各フ ランジ(28)(29)に、1又は2以上の取付孔(30)が形成される。取付孔は、2つの 小さな孔と、様々な機械的締結具(15)を使用可能にするための大きな1つの孔を 含んでいる。締結具は、例えば14番の1−1/2インチの自動タッピングねじ 又は適当な「トグル」型中空壁アンカー及び連結用機械ねじを挙げることができ る。特に最適な締結要素は、ニューヨーク州エルムスフォードのメカニカル・プ ラスチックス・コーポレイションが商標名「toggler」として販売するトグラー ボルトである。 物品側ブラケット(12)は、保持すべき物品(16)と、その近傍の壁又は同様な垂 直構造物との間で、保持すべき 物品(16)の上部又はその近傍に取り付けられる。物品側ブラケットは、壁側ブラ ケット(13)に関して軸方向に180度回転した位置である。壁側ブラケットと同 じ様に、物品側ブラケットは、細長い矩形板(32)から形成され、該矩形板は、そ れぞれの端部で屈曲され、取付け用の一対の矩形フランジ(33)(34)を形成し、物 品とブラケットの間に凹部(21)を形成している。適切に揃えられると、物品側ブ ラケット板(32)と壁側ブラケット板(27)は、互いに接近した位置に置かれる。こ の様に、物品側ブラケットの凹部(21)と壁側ブラケットの凹部(22)は、ブラケッ ト板によって分離され、その間に連結部材(14)が跨っている。 保持具(10)の各要素を互いに近接した位置に置くことにより、機械的にロック される。最初に、物品側ブラケット(12)は、締結要素(15)を用いて、物品の上部 近傍の所望位置にて、保持すべき物品に固定される。次に、壁側ブラケット(13) が取り付けられるべき壁又は同様な垂直表面の上に、物品側ブラケットの高さが マークされる。壁側ブラケットは、次に前記マーク位置に揃えられ、締結要素を 用いて垂直表面に取り付けられる。次に、物品は、壁に近接する位置に移動させ られる。壁側ブラケット板(27)が物品側ブラケット板(32)と略同じ高さに置かれ ると、連結部材の第1の脚(19)を、物品側ブラケットの凹部(21)の中に滑り込ま せる。同時に、連結部材の第 2の脚(20)を壁側ブラケットの凹部(22)の中に滑り込ませる。連結部材は、それ ぞれの凹部にきっちりと嵌まる形状に作られ、要素(25)は、2枚のブラケット板 の上に載せられる。連結部材の脚は、物品側ブラケット板と壁側ブラケット板が 、軸方向に移動するのを防ぐ。このため、連結部材が取り除かれるまでは、物品 は、壁に固定されている。 保持具(10)は、家庭又は事務所の家具の如き物品のサイズ及び重量を考慮して 、保持すべき様々な物品(16)に適合できる寸法に形成されている。壁側の細長い 板(27)と物品側の細長い板(32)は、例えば、長さ8インチ、幅1−3/4インチ 、厚さ1/16インチの金属シートから作ることができるが、本発明の範囲をこ れに限定するものではない。連結部材(14)は、長さ約4−3/4インチ、連結要 素(25)は、幅約1/2インチであり、材料の厚さは、約1/16インチである。 連結部材(19)(20)の脚の長さは、連結要素から約2インチ延びているが、要素が 係合されたとき、しっかりと機械的に固定するのに少なくとも十分な距離を有し ておればよい。 図2は、他の実施例の保持具(40)を示しており、これは、保持すべき物品(16) の突出部又は壁(42)が比較的短いときに使われるもので、前述したブラケットを 取り付けるには不適切である。この保持具も、壁側ブラケット(13)と連結部材(1 4)は、前述したブラケットと同じ形状 を用いる。しかしながら、物品側ブラケット(45)が、「L」字形状に作られるてい る点が異なる。平板ブラケットを物品側ブラケットとして用いることもできる。 物品側ブラケット(45)は、平らな矩形板(46)から形成され、該矩形板は、一方 の縁部に沿って、矩形の係止用フランジ(47)が直角に屈曲している。係止用フラ ンジは、保持すべき物品(16)が壁又は同様な垂直構造(図示せず)に近接する位置 にあるとき、壁側ブラケット板(27)に対してしっかりと押圧できる十分な大きさ に形成される。物品側のブラケット板は、連結部材を通す孔(50)を含んでおり、 [明細書第12頁] この実施例における保持具の構成では、背の低い物品に取り付けられるとき、同 一視線にすることができるけれども、保持具は、物品を壁から実質的には全く動 かすことなく、物品や壁に取り付けることができる利点がある。 図3Aに示されるように、物品側ブラケットを支持するために、取付台(130) を別個に配備してもよい。取付台には、取付用の矩形フランジ(132)が形成され 、該フランジは取付台の基部を形成している。図2及び図3に示されるように、 取付用フランジは、保持すべき物品(16)の上表面(133)に取付台を取り付けるた めの取付孔を含んでいる。取付台は、把持部材(135)をさらに含んでおり、該把 持部材は、金属の一体構造から屈曲させるのが望ましいが、取付用フランジに溶 接してもよい。 把持手段(135)は、望ましくはU字状に形成され、矩形の支持部材(137)が取付 台フランジ(132)と直角に形成され、矩形の付勢部材(138)が前記支持部材と平行 に形成されている。支持部材と付勢部材は、繋ぎ部(139)によって接続されるが 、単一構造のU字状に形成されてもよい。物品側の取付フランジが把持部材の中 へ摺動可能に配備される際、付勢部材が物品側ブラケット(12)の取付フランジ(3 3)(34)をしっかりと把持できるように、支持部材と付勢部材は、把持部材の中に スロット(140)を形成して いる。或はまた、把持部材は押出成形により、取付台用のスロットを形成しても よいし、付勢部材は取付台フランジの上に折り重ねて、強度を高めるための取付 用孔を形成してもよい。 取付台(130)は、把持部材(135)を物品の内側突出部(42)に隣接させて、下向き かつ平行となるように、物品(16)に取り付けられる。その要領で取り付けられる と、取付台は、図2に示される実施例における保持具(40)の平板及び係止フラン ジと同じ役割を果たす。連結部材(14)を用いて、次に、物品の上表面(43)に取り 付けられた一対の取付台の各スロット(140)の中に設けられた物品側ブラケット( 12)と、垂直表面に取り付けられた壁側ブラケット(13)とを機械的にロックする 。 [明細書第15頁] 壁側ブラケットの断面形状は、大文字の「Z」の形と似ている。壁側取付板は、 締結要素を通すための取付孔を複数個含んでいる。 連結部材(114)は細長い矩形板(125)から形成され、該矩形板は、壁側ブラケッ ト(113)のフランジの上に上向きに屈曲形成された突出片(121)を入れるためのス ロット状開口が形成されている。図5に示された連結部材は蝶番を用いて、物品 側ブラケット(112)に連結されるけれども、蝶番に限らず、フック、ループ、ス イベル、ピボット、摺動式機械的締結具等のように回動可能な任意のジョイント でも構わない。物品側ブラケットと壁側ブラケットを揃えて取り付けられると、 連結部材は壁側ブラケットの上で回転し、壁側ブラケットの突出片が連結部材の スロットの中に入れられ、これによって、物品が壁から軸方向に移動するのを防 止している。 このように、改良された本発明の保持具は、比較的単純で効果的な手段により 、偶発的に物品が移動するのをより効果的に防止できる。本発明の追加の利点と して、製造の容易さがあり、孔明けと成形工程を、迅速かつ経済的に1つの工程 で行なうことができる。同じように、保持具が簡素な構成であることから、熱間 又は冷間スタンピングの他に、射出成形、鋳造、押出しなどの種々の 製造形態をとることができる。また、単純で簡単な構造であるから、多くの場合 、専門家の作業や電動工具を必要とせず、数分以内で迅速かつ簡単に取り付ける ことができる。家具又は電気器具の数多くの物品だけでなく、機械的な音響壁の ようなどんな構造に対しても効果的に取り付けることができる。 一旦取り付けられると、幾つかの実施例の保持具は、事実上、視野に入ること はないから、外見にうるさい需用者にも歓迎されるであろう。連結要素を用いる ことにより、取付け時、保持されるべき物品を持ち上げる必要はなくなる。保持 される物品を移動させる必要が生じたときも、連結要素があるので、工具又は道 具を一切用いることなく、迅速かつ容易に保持具を取り外すことができる。 請求の範囲 1. 物品を垂直表面に固定するための保持具であって: 物品に取付け可能な形状に形成された第1のブラケット; 垂直表面に取付け可能な形状に形成され、物品が垂直表面に近接した位置に あるとき、第1のブラケットに近接した位置に配備される第2のブラケット;及 び U字状の脚を有し、第1のブラケットを第2のブラケットに固定できる形状 に形成された連結部材、を具えており、 第1のブラケットと第2のブラケットに形成された凹部の中に、連結部材の 脚が摺動可能に配備されて、物品を垂直表面に固定できるようにしており、連結 部材を凹部から取り除くことにより、物品を垂直表面から離れる方向に移動させ ることができるようにしている、保持具。 2. 連結部材は、該連結部材を掴んで取り外すときに使用される突出片をさら に具えている請求項1の保持具。 3. 第1のブラケット、第2のブラケット及び連結部材は、物品の上表面より も下方に配置される請求項2の保持具。 4. 締結手段をさらに具え、第1のブラケットと第2のブラケットは、前記締 結手段を通す取付孔を複数個有している請求項1の保持具。 5. 一対の取付台をさらに具え、各取付台は、取付用フランジと、該取付用フ ランジに対して略直角に形成された把持部材を有しており、第1のブラケットは 、一対の取付台の中へ摺動可能に配備される請求項1の保持具。 6. 物品を垂直表面に固定するための保持具であって: 垂直表面に取付け可能な形状に形成され、凹部を有する第1のブラケット; 物品の上表面に取付け可能な形状に形成され、細長いスロットを有する第2 のブラケット;及び 第1の脚と第2の脚をU字状に形成し、第2のブラケットのスロット及び第 1のブラケットの凹部に保持される形状に形成された連結部材、を具えており、 連結部材の第1の脚は第2のブラケットのスロットの中に摺動可能に配備さ れ、連結部材の第2の脚は第1のブラケットの凹部の中に摺動可能に配備されて 、物品を垂直表面に固定できるようにしており、連結部材をスロットと凹部から 取り除くことにより、物品を垂直表面から離れる方向に移動させることができる ようにしている、保持具。 7. 連結部材は、該連結部材を掴んで取り外すのに使用される突出片を具えて いる請求項6の保持具。 8. 締結手段をさらに具え、第1のブラケットと第2のブラケットは、締結手 段を挿入するための取付孔を複数個含んでいる請求項7の保持具。 9. 第1のブラケットは、物品の上部とほぼ同じ高さに配置され、第2のブラ ケットは第1のブラケットに係合させるための係止用フランジを含んでいる請求 項6の保持具。 10.物品を垂直構造物に取り付けるための保持具であって: 第1の板を有し、垂直構造物に取付け可能な形状に形成された第1のブラケ ット; 物品の上表面に取付け可能な形状に形成された第2のブラケットであって、 第1のブラケットの第1の板とほぼ同じ高さに取付け可能な形状で、物品の上表 面に直交する方向に形成された第2の板を有する第2のブラケット; U字状の脚を有し、第1のブラケットの第1の板及び第2のブラケットの第 2の板の上で摺動可能な形状に形成された連結部材、を具えており、 連結部材の脚は、第1及び第2のブラケットに形成された凹部の中へ摺動可 能に配備され、物品を垂直構造物に固定できるようにしており、連結部材を凹部 か ら取り除くことにより、物品を垂直構造物から離れる方向に移動させることがで きるようにしている、保持具。 11.第2のブラケットの第2の板は、第1の端部に第1のガセットと第1の取 付用フランジを有しており、第2の板は、第2の端部に第2のガセットと第2の 取付用フランジを有している請求項10の保持具。 12.連結部材は、該連結部材を掴んで取り外すのに使用される突出片を具えて いる請求項11の保持具。 13.物品を垂直表面に取り付けるための保持具であって: 垂直表面に取付け可能な形状に形成され、2以上の溝を形成する複数のフラ ンジを有する第1のブラケット; 物品に取付け可能な形状に形成され、2以上の溝を形成する複数のフランジ を有する第2のブラケット; 第1のブラケットの溝と第2のブラケットの溝の中へ摺動可能に配置される 4以上のフランジが形成された連結部材、 を具えている保持具。 14.第1のブラケットは、第1の端部に係止用タブが取り付けられており、係 止用タブは、連結部材が第1のブラケットの第1の端部から脱落するのを防止し ている請求項13の保持具。 15.物品を垂直表面に取り付けるための保持具であって: 物品の第1の側部に、物品の上部水平面とほぼ同じ高さで取付け可能な形状 に形成された第1のブラケット; 細長いスロットが開設された細長い板; 第1のブラケットと細長い板を回転可能に連結する回動手段;及び 水平フランジと、該水平フランジに対して直交する垂直フランジを有し、垂 直表面に取付け可能な形状に形成された第2のブラケットであって、物品が垂直 表面に接近して配置され、細長い板が第2のブラケットの水平フランジの近傍で 回転させられたとき、垂直フランジは細長い板の細長いスロットの中に配置され ている第2のブラケット、 を具えている保持具。 16.回動手段は蝶番を含んでいる請求項15の保持具。 17.物品を垂直表面に固定する方法であって: 第1の凹部を有する第1のブラケットを、物品の垂直表面に固定するステッ プ; 第2の凹部を有する第2のブラケットを、物品の一ではない垂直表面に固定 するステップ;及び ほぼU字の形状であって、第1のブラケットの第1の凹部と第2のブラケッ トの第2の凹部の中で摺動可 能な形状に形成された連結部材を用いて、第1のブラケットを第2のブラケット に固定するステップ、からなり、 連結部材を第1及び第2の凹部から取り除くことにより、物品を垂直表面か ら離れる方向に移動させることができるようにしている、物品の垂直表面への固 定方法。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 物品を垂直表面に取り付けるための保持具であって: 物品に取付け可能な形状に形成された第1のブラケット; 垂直な表面に取付け可能な形状に形成され、物品が垂直表面に近接した位置 にあるとき、第1のブラケットに近接した位置に配備される第2のブラケット; 及び 第1のブラケットを第2のブラケットに固定するための連結部材、 を具えている保持具。 2. 連結部材はU字状の脚を含んでおり、第1のブラケットと第2のブラケッ トには凹部が形成され、該凹部の中に連結部材の脚が摺動可能に配備されるよう にしている請求項1の保持具。 3. 連結部材は、該連結部材を掴んで取り外すときに使用される突出片をさら に具えている請求項2の保持具。 4. 第1のブラケット、第2のブラケット及び連結部材は、物品の上表面より も下方に配置される請求項3の保持具。 5. 締結手段をさらに具え、第1のブラケットと第2 のブラケットは、前記締結手段を通す取付孔を複数個有している請求項1の保持 具。 6. 一対の取付台をさらに具え、各取付台は、取付用フランジと、該取付用フ ランジに対して略90度の角度に形成された把持部材を有しており、第1のブラ ケットは、一対の取付台の中へ摺動可能に配備される請求項1の保持具。 7. 物品を垂直表面に取り付けるための保持具であって: 垂直な表面に取付け可能な形状に形成され、凹部を有する第1のブラケット ; 物品の上表面に取付け可能な形状に形成され、細長い孔を有する第2のブラ ケット;及び 第2のブラケットのスロットの中及び第1のブラケットの凹部に保持される 形状に形成された連結部材、 を具えている保持具。 8. 連結部材は第1の脚と第2の脚を含んでおり、連結部材の第1の脚は第2 のブラケットのスロットの中へ摺動可能に配備され、連結部材の第2の脚は第1 のブラケットの凹部に摺動可能に配備される請求項7の保持具。 9. 連結部材は、該連結部材を掴んで取り外すのに使用される突出片を具えて いる請求項8の保持具。 10.締結手段をさらに具え、第1のブラケットと第2 のブラケットは、締結手段を挿入するための取付孔を複数個含んでいる請求項9 の保持具。 11.第1のブラケットは、物品の上部とほぼ同じ高さに配置され、第2のブラ ケットは第1のブラケットに係合させるための係止用フランジを含んでいる請求 項7の保持具。 12.物品を垂直構造物に取り付けるための保持具であって: 第1の板を有し、垂直構造物に取付け可能な形状に形成された第1のブラケ ット; 物品の上表面に取付け可能な形状に形成された第2のブラケットであって、 第1のブラケットの第1の板とほぼ同じ高さに取付け可能な形状で、物品の上表 面に直交する方向に形成された第2の板を有する第2のブラケット; 第1のブラケットの第1の板及び第2のブラケットの第2の板の上を摺動可 能な形状に形成された連結部材、 を具えている保持具。 13.第2のブラケットの第2の板は、第1の端部に第1のガセットと第1の取 付用フランジを有しており、第2の板は、第2の端部に第2のガセットと第2の 取付用フランジを有している請求項12の保持具。 14.連結部材はU字状の脚を含んでおり、第1及び第 2のブラケットには凹部が形成され、連結部材の脚は凹部の中へ摺動可能に配置 される請求項13の保持具。 15.連結部材は、該連結部材を掴んで取り外すのに使用される突出片を具えて いる請求項14の保持具。 16.物品を垂直表面に取り付けるための保持具であって: 2以上の溝を形成する複数のフランジを有し、垂直表面に取付け可能な形状 に形成された第1のブラケット; 2以上の溝を形成する複数のフランジを有し、物品に取付け可能な形状に形 成された第2のブラケット; 第1のブラケットの溝と第2のブラケットの溝の中へ摺動可能に配置される 4以上のフランジが形成された連結部材、 を具えている保持具。 17.第1のブラケットは、第1の端部に係止用タブが取り付けられており、係 止用タブは、連結部材が第1のブラケットの第1の端部から脱落するのを防止し ている。 18.物品を垂直表面に取り付けるための保持具であって: 物品の第1の側部に、物品の上部水平面とほぼ同じ高さで取付け可能な形状 に形成された第1のブラケッ ト; 細長いスロットが開設された細長い板; 第1のブラケットと細長い板を回転可能に連結する回動手段;及び 水平フランジと、該水平フランジに対して直交する垂直フランジを有し、垂 直表面に取付け可能な形状に形成された第2のブラケットであって、物品が垂直 表面に接近して配置され、細長い板が第2のブラケットの水平フランジの近傍で 回転させられたとき、垂直フランジは細長い板の細長いスロットの中に配置され ている第2のブラケット、 を具えている保持具。 19.回動手段は蝶番を含んでいる請求項18の保持具。 20.物品を垂直表面に固定する方法であって: 第1の凹部を有する第1のブラケットを、物品の垂直表面に固定するステッ プ; 第2の凹部を有する第2のブラケットを、物品の一部ではない垂直表面に固 定するステップ; 第1のブラケットの第1の凹部と第2のブラケットの第2の凹部の中で摺動 可能な形状に形成された連結部材を用いて、第1のブラケットを第2のブラケッ トに固定するステップ、 からなる、物品の垂直表面への固定方法。
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