JPH1050821A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH1050821A
JPH1050821A JP20733596A JP20733596A JPH1050821A JP H1050821 A JPH1050821 A JP H1050821A JP 20733596 A JP20733596 A JP 20733596A JP 20733596 A JP20733596 A JP 20733596A JP H1050821 A JPH1050821 A JP H1050821A
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JP
Japan
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film
protective
insulating film
forming
semiconductor device
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JP20733596A
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Takayo Hachitani
貴世 蜂谷
Hiroyuki Kamijo
浩幸 上条
So Yabuki
宗 矢吹
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、素子分離用の埋め込み絶縁膜をCM
P法により平坦化する場合において、平坦化後の埋め込
み絶縁膜の表面までの高さに起因する、ゲート配線間シ
ョートを防止できるなど、良好な平坦性を確保できるよ
うにすることを最も主要な特徴とする。 【解決手段】たとえば、Si基板11の凸部17の上面
に、SiN膜13と多結晶Si膜14とを積層してなる
保護膜を形成する。まずは、その上層の多結晶Si膜1
4をストッパ層として用いて、1回目のCMP処理を行
って、凹部15,16内に埋め込まれた埋め込み絶縁膜
18の表面を研磨する。次いで、下層のSiN膜13を
ストッパ層として用いて、2回目のCMP処理を行う。
こうして、埋め込み絶縁膜18の表面を繰り返し研磨す
ることにより、Si基板11上の埋め込み絶縁膜18の
表面までの段差を小さく抑えるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば半導体
装置の製造方法に関するもので、特に、素子間に埋め込
み型の絶縁領域を設けて素子分離を行う埋め込み素子分
離などに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、半導体装置の素子分離の
方法として、素子間に埋め込み型の絶縁領域を設けてな
る埋め込み素子分離がある。この方法では、半導体基板
上に素子分離用の溝内を埋め込むための絶縁膜を形成し
た後、溝以外に残る絶縁膜を除去して半導体基板の表面
を平坦化する必要がある。
【0003】この半導体基板の表面の平坦化には、近
年、CMP(Chemical Mechanical Polishing )が用い
られている。このCMP法は、半導体基板の表面を選択
的に研磨することによって、凹凸をなくす技術である。
【0004】さて、従来の埋め込み素子分離において、
上記のCMP法により半導体基板の表面を平坦化する場
合、基板表面の凸部上に形成された第1の保護膜および
広域の凹部に対応する絶縁膜上に形成された第2の保護
膜をストッパ層として、CMP処理を行うものであっ
た。
【0005】図10は、上記したCMPによる、半導体
基板の表面の平坦化にかかる従来の処理について示すも
のである。すなわち、半導体基板1の表面の凸部(素子
形成予定領域)1aの保護と、広域にわたる凹部(素子
分離形成予定領域)1bでの埋め込み絶縁膜2の膜べり
を防止する目的で、凸部1a上には第1の保護膜3を、
また、凹部1bの絶縁膜2上には第2の保護膜4を、そ
れぞれ形成する(同図(a)参照)。
【0006】そして、これら第1,第2の保護膜3,4
をそれぞれストッパ層とする、1度のCMP処理によっ
て、絶縁膜2の平坦化を行うようになっている(同図
(b)参照)。
【0007】この場合、上記凹部1bを含む溝の形成、
上記埋め込み絶縁膜2の形成、および、上記CMP処理
の各工程におけるばらつきなどのプロセスマージンを考
慮して、第1の保護膜3の膜厚を充分に厚く設定すれ
ば、半導体基板1の表面の凸部1aを完全に保護するこ
とができる。
【0008】しかしながら、第1の保護膜3が薄く残る
ように、CMP処理を終了させるように制御することは
難しい。しかも、パターンの多様化などにより、半導体
基板1の面内において、埋め込み絶縁膜2を均一に平坦
化するのは困難なため、たとえば同図(c)に示すよう
に、第1の保護膜3が厚く残った部分では、第1の保護
膜3を除去した後の埋め込み絶縁膜2の表面までの高さ
aが大きくなるという問題があった。
【0009】これは、たとえば後工程において、埋め込
み絶縁膜2上にデポしたゲート材料(図示していない)
をRIによって加工してゲート配線を形成する際に、埋
め込み絶縁膜2の側壁部分でのゲート材料のエッチング
残りを招き、ゲート配線間ショートを引き起こす原因と
なる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、第1の保護膜を厚く形成することによって
半導体基板の表面の凸部を完全に保護することができる
ものの、第1の保護膜が薄く残るようにCMP処理を制
御することは難しいため、埋め込み絶縁膜の表面までの
高さが大きくなって、後のゲート材料の加工工程などに
支障をきたす原因となるという問題があった。
【0011】そこで、この発明は、平坦化後の絶縁膜の
表面までの段差を小さくでき、後工程を良好に行えるよ
うにすることが可能な半導体装置の製造方法を提供する
ことを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の半導体装置の製造方法にあっては、半
導体基板上に、第1,第2の保護膜を順に形成する工程
と、前記第1,第2の保護膜の一部をそれぞれ除去した
後、前記半導体基板の表面に溝を形成する工程と、前記
溝の形成された前記半導体基板上に、その表面の凹凸に
沿って絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜の表面を、
前記第2の保護膜を第1のストッパ層として研磨する工
程と、前記第2の保護膜を除去した後、前記第1の保護
膜を第2のストッパ層に、再度、前記絶縁膜の表面を研
磨する工程とからなっている。
【0013】また、この発明の半導体装置の製造方法に
あっては、半導体基板上に第1の保護膜を形成する工程
と、前記第1の保護膜上に第2の保護膜を形成する工程
と、前記第1,第2の保護膜の一部をそれぞれ除去した
後、前記半導体基板の表面に狭域の第1の溝および広域
の第2の溝を形成する工程と、前記第1,第2の溝の形
成された前記半導体基板上に、その表面の凹凸に沿って
絶縁膜を形成する工程と、前記第2の溝に対応する、前
記絶縁膜上に第3の保護膜を形成する工程と、前記第
2,第3の保護膜を第1のストッパ層として、前記絶縁
膜の表面を研磨する工程と、前記第2,第3の保護膜を
除去した後、前記第1の保護膜を第2のストッパ層に、
再度、前記絶縁膜の表面を研磨する工程とからなってい
る。
【0014】さらに、この発明の半導体装置の製造方法
にあっては、半導体基板上に第1の保護膜を形成する工
程と、前記第1の保護膜上に第2の保護膜を形成する工
程と、前記第1,第2の保護膜の一部をそれぞれ除去し
た後、前記半導体基板の表面に狭域の第1の溝および広
域の第2の溝を形成する工程と、前記第1,第2の溝の
形成された前記半導体基板上に、その表面の凹凸に沿っ
て絶縁膜を形成する工程と、前記第2の溝に対応する、
前記絶縁膜上に第3の保護膜を形成する工程と、前記第
2,第3の保護膜を第1のストッパ層として、前記絶縁
膜の表面を研磨する工程と、少なくとも前記第2の保護
膜を除去した後、前記第1,第3の保護膜を第2のスト
ッパ層に、再度、前記絶縁膜の表面を研磨する工程とか
らなっている。
【0015】この発明の半導体装置の製造方法によれ
ば、絶縁膜の表面を多段階的に平坦化できるようにな
る。これにより、半導体基板上の絶縁膜の表面までの段
差を小さく抑えることが可能となるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて図面を参照して説明する。図1〜図8は、本発明
にかかる、半導体装置の製造方法を概略的に示すもので
ある。なお、ここでは、素子間に埋め込み型の絶縁領域
を設けて素子分離を行う、いわゆる、埋め込み素子分離
を例に説明する。
【0017】まず、半導体基板としてのSi基板11上
に、たとえば、熱酸化により形成された200オングス
トローム程度の膜厚のSi酸化膜(SiO2 膜)12を
介して、LP−CVD法によって、1000オングスト
ローム程度の膜厚のSiN膜(第1の保護膜)13、お
よび、3000オングストローム程度の膜厚の第1の多
結晶Si膜(第2の保護膜)14を、それぞれ形成する
(図1参照)。
【0018】次に、図示していないレジスト膜などをパ
ターニングしてマスクを形成した後、そのマスクにした
がって、素子分離領域となる部分の、上記第1の多結晶
Si膜14、上記SiN膜13、および、上記Si酸化
膜12をそれぞれ含んで、その下のSi基板11を除去
することにより、狭域の凹部(第1の溝)15と広域の
凹部(第2の溝)16とを形成する(図2参照)。
【0019】この凹部15,16の形成は、たとえば、
HBrガスを用いたRIE(Reactive Ion Etching)法
により、Si基板11に3000オングストローム程度
の深さの溝を異方的に形成することで行われる。
【0020】このようにして、Si基板11の表面に凹
部15,16が選択的に形成されることにより、その上
面に、上記Si酸化膜12を介して、上記SiN膜13
および上記第1の多結晶Si膜14がそれぞれ積層され
てなる凸部(素子形成領域)17が形成される。
【0021】次に、上記Si基板11上の全面にわたっ
て、上記凹部15,16を埋め込むための埋め込み絶縁
膜18を形成する(図3参照)。この埋め込み絶縁膜1
8は、たとえば、TEOS膜などのSi酸化膜からな
り、LP−CVD法により5000オングストローム程
度の膜厚で形成される。
【0022】次に、上記埋め込み絶縁膜18の表面の、
たとえば、広域にわたって比較的大きい面積をもって形
成された上記凹部16に対応する部分にのみ、第3の保
護膜としての第2の多結晶Si膜19を選択的に形成す
る(図4参照)。
【0023】この第2の多結晶Si膜19は、たとえ
ば、上記埋め込み絶縁膜18の全面にLP−CVD法に
より多結晶Siを形成した後、それを、RIE法などに
よって上記凹部16の表面にのみ残すようにパターニン
グすることで形成される。
【0024】次に、CeO2 などの研磨剤を用いたCM
P(Chemical Mechanical Polishing )処理を行って、
上記第1,第2の多結晶Si膜14,19を、それぞれ
第1のストッパ層とする第1の研磨工程を実施する(図
5参照)。
【0025】この第1の研磨工程では、上記埋め込み絶
縁膜18の表面の凹凸を緩和するようにして、研磨が行
われる。そして、上記埋め込み絶縁膜18の表面が研磨
され、ある程度、たとえば上記第1,第2の多結晶Si
膜14,19のすべてが研磨される前に、第1の研磨工
程は終了される。
【0026】この後、上記第1,第2の多結晶Si膜1
4,19を選択的に除去し、上記第1の多結晶Si膜1
4の下のSiN膜13の表面を露出させる(図6参
照)。次いで、CeO2 などの研磨剤を用いたCMP処
理を行って、今度は、上記SiN膜13を第2のストッ
パ層とする第2の研磨工程を実施する(図7参照)。
【0027】この第2の研磨工程では、上記Si基板1
1における凸部17の表面から、上記凹部15,16内
にそれぞれ埋込まれた埋め込み絶縁膜18の表面までの
高さがより小さくなるように、上記埋め込み絶縁膜18
の表面のさらなる研磨が行われる。
【0028】これにより、素子分離領域となる凹部1
5,16内にそれぞれ埋め込み絶縁膜18を埋め込んで
なる埋め込み型の絶縁領域が形成されて、素子形成領域
である凸部17の相互が素子分離される。
【0029】そして、最後に、上記埋め込み絶縁膜18
の表面に露出する上記SiN膜13を選択的に除去し、
平坦化処理を終了する(図8参照)。しかる後、上記凸
部17に対する半導体素子の作成工程などを経ることに
より、素子間を埋め込み型の絶縁領域により素子分離し
てなる埋め込み素子分離構造(STI)を有する半導体
装置が形成される。
【0030】このとき、平坦化後の上記埋め込み絶縁膜
18の表面までの段差を小さく、しかも、Si基板11
の面内においてほぼ均一化することが可能となる。した
がって、埋め込み絶縁膜18上にデポしたゲート材料
(図示していない)をRIによって加工してゲート配線
を形成する際に、表面までの高さが大きい埋め込み絶縁
膜18の側壁部分にゲート材料が残ってゲート配線間シ
ョートを引き起こすといった不具合を容易に改善できる
など、何ら支障をきたすことなく、後工程を良好に行え
るようになるものである。
【0031】上記したように、埋め込み絶縁膜の表面を
多段階的に平坦化するようにしている。すなわち、Si
基板上にSiN膜と多結晶Si膜とを積層して保護膜を
形成し、まずは、保護膜の上層にあたる多結晶Si膜を
ストッパとしたCMPを行って埋め込み絶縁膜の表面の
凹凸を緩和させた後、再度、保護膜の下層にあたるSi
N膜をストッパとしたCMPを行って埋め込み絶縁膜の
さらなる平坦化を実施するようにしている。これによ
り、Si基板上の保護膜が薄く残るようにCMP処理を
制御できるようになるため、パターンの多様化などによ
らず、Si基板上の埋め込み絶縁膜の表面までの段差を
小さく抑えることが可能となる。したがって、平坦化後
の埋め込み絶縁膜の表面までの高さに起因する、ゲート
配線間ショートを防ぐことが可能となるなど、後工程を
何ら支障なく良好に行い得るようになるものである。
【0032】なお、上記した本発明の実施の一形態にお
いては、埋め込み絶縁膜の表面の、広域の凹部に対応す
る部分に第3の保護膜として多結晶Si膜を形成するよ
うにした場合について説明したが、これに限らず、上記
埋め込み絶縁膜よりも研磨されにくく、しかも、上記S
iN膜に対して選択的に除去することが可能な材質の
膜、たとえば、カーボン膜、または、チタン(Ti)
膜、TiN(チタンナイトライド)膜、W(タングステ
ン)膜、WSi(タングステンシリサイド)膜、およ
び、Al(アルミニウム)膜などの金属膜を用いること
も可能である。
【0033】また、第1の保護膜としてSiN膜を、第
2の保護膜として多結晶Si膜をそれぞれ用いる場合に
限らず、たとえば、第1の保護膜に多結晶Si膜を、第
2の保護膜にSiN膜を用いるようにしてもよい。
【0034】この場合、上記第3の保護膜としてはSi
N膜を用いるか、もしくは、カーボン膜または上記した
各種の金属膜を用いるようにすればよい。また、CeO
2 以外の研磨剤を用いることも可能であり、その場合に
も、第1,第2,第3の保護膜にそれぞれ埋め込み絶縁
膜よりも研磨されにくい材質の膜を用いるとともに、第
2,第3の保護膜を第1の保護膜に対して選択的に除去
できるような材質の膜を選択すればよい。
【0035】さらに、第1の研磨工程が終了した後に、
第1,第2の多結晶Si膜(第2,第3の保護膜)を共
に除去するようにした場合に限らず、たとえば図9に示
すように、第1の多結晶Si膜14のみを除去した後、
その下層のSiN膜(第1の保護膜)13と第2の多結
晶Si膜19とをそれぞれストッパ層として第2の研磨
工程を実施するようにしてもよい。
【0036】この場合、埋め込み絶縁膜18の表面の、
広域の凹部16に対応する部分に存在する第2の多結晶
Si膜19により、さらに、広域の凹部16に対応する
部分での埋め込み絶縁膜18の膜べりをより効果的に防
止できる。
【0037】ただし、この方法の場合、第1,第2,第
3の保護膜として、第2の保護膜(14)が第1,第3
の保護膜(13,19)に対して選択的に除去できるよ
うな材質の膜を、それぞれ選択する必要がある。その
他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々変形
実施可能なことは勿論である。
【0038】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、平坦化後の絶縁膜の表面までの段差を小さくでき、
後工程を良好に行えるようにすることが可能な半導体装
置の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態にかかる、半導体装置
の製造方法を概略的に示す要部の断面図。
【図2】同じく、半導体装置の製造方法を概略的に示す
要部の断面図。
【図3】同じく、半導体装置の製造方法を概略的に示す
要部の断面図。
【図4】同じく、半導体装置の製造方法を概略的に示す
要部の断面図。
【図5】同じく、半導体装置の製造方法を概略的に示す
要部の断面図。
【図6】同じく、半導体装置の製造方法を概略的に示す
要部の断面図。
【図7】同じく、半導体装置の製造方法を概略的に示す
要部の断面図。
【図8】同じく、半導体装置の製造方法を概略的に示す
要部の断面図。
【図9】この発明の実施の他の形態にかかる、半導体装
置の製造方法を概略的に示す要部の断面図。
【図10】従来技術とその問題点を説明するために示
す、半導体装置の製造方法の概略断面図。
【符号の説明】
11…Si基板 12…Si酸化膜 13…SiN膜 14…第1の多結晶Si膜 15,16…凹部 17…凸部 18…埋め込み絶縁膜 19…第2の多結晶Si膜。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、第1,第2の保護膜を
    順に形成する工程と、 前記第1,第2の保護膜の一部をそれぞれ除去した後、
    前記半導体基板の表面に溝を形成する工程と、 前記溝の形成された前記半導体基板上に、その表面の凹
    凸に沿って絶縁膜を形成する工程と、 前記絶縁膜の表面を、前記第2の保護膜を第1のストッ
    パ層として研磨する工程と、 前記第2の保護膜を除去した後、前記第1の保護膜を第
    2のストッパ層に、再度、前記絶縁膜の表面を研磨する
    工程とからなることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第2の保護膜は、前記第1の保護膜
    に対して選択的に除去することが可能な材質の膜により
    形成されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1,第2の保護膜は、前記絶縁膜
    より研磨の速度が遅い材質の膜により形成されることを
    特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記絶縁膜はSiO2 膜により、前記第
    1の保護膜はSiN膜により、前記第2の保護膜は多結
    晶Si膜により、それぞれ形成されることを特徴とする
    請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に第1の保護膜を形成する
    工程と、 前記第1の保護膜上に第2の保護膜を形成する工程と、 前記第1,第2の保護膜の一部をそれぞれ除去した後、
    前記半導体基板の表面に狭域の第1の溝および広域の第
    2の溝を形成する工程と、 前記第1,第2の溝の形成された前記半導体基板上に、
    その表面の凹凸に沿って絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の溝に対応する、前記絶縁膜上に第3の保護膜
    を形成する工程と、 前記第2,第3の保護膜を第1のストッパ層として、前
    記絶縁膜の表面を研磨する工程と、 前記第2,第3の保護膜を除去した後、前記第1の保護
    膜を第2のストッパ層に、再度、前記絶縁膜の表面を研
    磨する工程とからなることを特徴とする半導体装置の製
    造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2,第3の保護膜は、前記第1の
    保護膜に対して選択的に除去することが可能な材質の膜
    により形成されることを特徴とする請求項5に記載の半
    導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1,第2,第3の保護膜は、前記
    絶縁膜より研磨の速度が遅い材質の膜により形成される
    ことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 前記絶縁膜はSiO2 膜により、前記第
    1の保護膜はSiN膜により、前記第2の保護膜は多結
    晶Si膜により、前記第3の保護膜は多結晶Si膜、カ
    ーボン膜、Ti膜、TiN膜、W膜、WSi膜、また
    は、Al膜のいずれかにより、それぞれ形成されること
    を特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記絶縁膜はSiO2 膜により、前記第
    1の保護膜は多結晶Si膜により、前記第2の保護膜は
    SiN膜により、前記第3の保護膜はSiN膜、カーボ
    ン膜、Ti膜、TiN膜、W膜、WSi膜、または、A
    l膜のいずれかにより、それぞれ形成されることを特徴
    とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 半導体基板上に第1の保護膜を形成す
    る工程と、 前記第1の保護膜上に第2の保護膜を形成する工程と、 前記第1,第2の保護膜の一部をそれぞれ除去した後、
    前記半導体基板の表面に狭域の第1の溝および広域の第
    2の溝を形成する工程と、 前記第1,第2の溝の形成された前記半導体基板上に、
    その表面の凹凸に沿って絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の溝に対応する、前記絶縁膜上に第3の保護膜
    を形成する工程と、 前記第2,第3の保護膜を第1のストッパ層として、前
    記絶縁膜の表面を研磨する工程と、 少なくとも前記第2の保護膜を除去した後、前記第1,
    第3の保護膜を第2のストッパ層に、再度、前記絶縁膜
    の表面を研磨する工程とからなることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の保護膜は、前記第1,第3
    の保護膜に対して選択的に除去することが可能な材質の
    膜により形成されることを特徴とする請求項10に記載
    の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1,第2,第3の保護膜は、前
    記絶縁膜より研磨の速度が遅い材質の膜により形成され
    ることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製
    造方法。
  13. 【請求項13】 前記絶縁膜はSiO2 膜により、前記
    第1の保護膜はSiN膜により、前記第2の保護膜は多
    結晶Si膜により、前記第3の保護膜はSiN膜、カー
    ボン膜、Ti膜、TiN膜、W膜、WSi膜、または、
    Al膜のいずれかにより、それぞれ形成されることを特
    徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記絶縁膜はSiO2 膜により、前記
    第1の保護膜は多結晶Si膜により、前記第2の保護膜
    はSiN膜により、前記第3の保護膜は多結晶Si膜、
    カーボン膜、Ti膜、TiN膜、W膜、WSi膜、また
    は、Al膜のいずれかにより、それぞれ形成されること
    を特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方
    法。
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JP (1) JPH1050821A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100399986B1 (ko) * 2001-03-20 2003-09-29 삼성전자주식회사 셸로우트렌치 소자분리방법
US10121677B2 (en) 2015-04-28 2018-11-06 Toshiba Memory Corporation Manufacturing method of semiconductor device

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